JPH0528576A - 光磁気情報記録再生装置 - Google Patents
光磁気情報記録再生装置Info
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- JPH0528576A JPH0528576A JP20717691A JP20717691A JPH0528576A JP H0528576 A JPH0528576 A JP H0528576A JP 20717691 A JP20717691 A JP 20717691A JP 20717691 A JP20717691 A JP 20717691A JP H0528576 A JPH0528576 A JP H0528576A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 光変調記録方式の光磁気ディスクと磁界変調
記録方式の光磁気ディスクに対し互換性がある光磁気デ
ィスク装置を提供する。 【構成】 微小磁気ヘッドを有する浮上スライダー15
と、バイアスマグネットを有するバイアス磁界発生装置
27とを備えており、前記磁気ヘッドが光スポットの形
成される光磁気ディスク領域に対し所要磁界を印加する
ための作動領域とそれ以外の不作動位置との間でA方向
に移動可能であり、前記バイアスマグネットが前記光磁
気ディスク領域に対し所要磁界を印加するための作動位
置とそれ以外の不作動位置との間でB方向に移動可能で
あり、光磁気ディスクの記録方式に応じて前記磁気ヘッ
ド及び前記バイアスマグネットのうちの一方を前記作動
位置または作動領域に配置させ且つ他方を前記不作動位
置に配置させる。
記録方式の光磁気ディスクに対し互換性がある光磁気デ
ィスク装置を提供する。 【構成】 微小磁気ヘッドを有する浮上スライダー15
と、バイアスマグネットを有するバイアス磁界発生装置
27とを備えており、前記磁気ヘッドが光スポットの形
成される光磁気ディスク領域に対し所要磁界を印加する
ための作動領域とそれ以外の不作動位置との間でA方向
に移動可能であり、前記バイアスマグネットが前記光磁
気ディスク領域に対し所要磁界を印加するための作動位
置とそれ以外の不作動位置との間でB方向に移動可能で
あり、光磁気ディスクの記録方式に応じて前記磁気ヘッ
ド及び前記バイアスマグネットのうちの一方を前記作動
位置または作動領域に配置させ且つ他方を前記不作動位
置に配置させる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は光磁気ディスク装置等の
光磁気情報記録再生装置に関するものであり、特に光変
調記録方式の光磁気情報記録媒体と磁界変調記録方式の
光磁気情報記録媒体等の異種の記録媒体に対する記録再
生(本明細書では、記録、消去及び再生の少なくとも1
つを指すものとする)が可能な、いわゆる媒体互換性の
ある光磁気情報記録再生装置に関する。
光磁気情報記録再生装置に関するものであり、特に光変
調記録方式の光磁気情報記録媒体と磁界変調記録方式の
光磁気情報記録媒体等の異種の記録媒体に対する記録再
生(本明細書では、記録、消去及び再生の少なくとも1
つを指すものとする)が可能な、いわゆる媒体互換性の
ある光磁気情報記録再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】光磁気
ディスク装置においては、光磁気情報記録媒体たる光磁
気ディスクに対し磁界を印加した状態でレーザー光をス
ポット照射して、光スポットの形成される光磁気ディス
クの領域を加熱し、該光スポットを走査しながら情報の
記録または消去を行う。
ディスク装置においては、光磁気情報記録媒体たる光磁
気ディスクに対し磁界を印加した状態でレーザー光をス
ポット照射して、光スポットの形成される光磁気ディス
クの領域を加熱し、該光スポットを走査しながら情報の
記録または消去を行う。
【0003】この記録方式の1つとして、印加磁界の強
度及び極性を一定に維持しつつレーザー光を記録情報に
より変調して適時点滅することにより記録する光変調記
録方式がある(ISO標準光磁気ディスク等)。この方
式によると、記録ピットの中心位置から再生信号を得
る、いわゆるピットポジション記録が可能である。
度及び極性を一定に維持しつつレーザー光を記録情報に
より変調して適時点滅することにより記録する光変調記
録方式がある(ISO標準光磁気ディスク等)。この方
式によると、記録ピットの中心位置から再生信号を得
る、いわゆるピットポジション記録が可能である。
【0004】図4により光変調記録方式に関し説明す
る。41は光磁気ディスクであり、42,43はそれぞ
れその情報記録膜及び保護膜である。44は光学ヘッド
の対物レンズであり、不図示の光源からのレーザー光を
ディスクの記録膜42に対し集光するためのものであ
る。45は対物レンズ44からの出射光を示し、記録膜
42上に光スポットを形成する。46は光磁気ディスク
に対し一定強度の磁界を印加するバイアスマグネットで
ある。
る。41は光磁気ディスクであり、42,43はそれぞ
れその情報記録膜及び保護膜である。44は光学ヘッド
の対物レンズであり、不図示の光源からのレーザー光を
ディスクの記録膜42に対し集光するためのものであ
る。45は対物レンズ44からの出射光を示し、記録膜
42上に光スポットを形成する。46は光磁気ディスク
に対し一定強度の磁界を印加するバイアスマグネットで
ある。
【0005】情報記録の際には、先ず、光磁気ディスク
41に対しバイアスマグネット46により一定の極性で
且つ一定の強度の磁界を印加し、同時に記録パワーのレ
ーザー光45を記録膜42に対し照射し、該記録膜に記
録されていた情報を消去する。次に、上記極性と反対の
極性の一定の強度の磁界を光磁気ディスクに対し印加
し、レーザー光を記録情報で変調して、記録膜42に磁
化反転を生じさせ情報を記録する。
41に対しバイアスマグネット46により一定の極性で
且つ一定の強度の磁界を印加し、同時に記録パワーのレ
ーザー光45を記録膜42に対し照射し、該記録膜に記
録されていた情報を消去する。次に、上記極性と反対の
極性の一定の強度の磁界を光磁気ディスクに対し印加
し、レーザー光を記録情報で変調して、記録膜42に磁
化反転を生じさせ情報を記録する。
【0006】ところが、近年、記録容量の拡大のため
に、記録ピットの両端部から再生信号を得る、いわゆる
ピットエッジ記録の採用が望まれている。このピットエ
ッジ記録のためには、一定強度のレーザー光を照射しな
がら、微小磁気ヘッドにより印加する磁界の向き(極
性)を適時反転させ、この反転を短時間に行う様にした
磁界変調記録方式が一般的である。
に、記録ピットの両端部から再生信号を得る、いわゆる
ピットエッジ記録の採用が望まれている。このピットエ
ッジ記録のためには、一定強度のレーザー光を照射しな
がら、微小磁気ヘッドにより印加する磁界の向き(極
性)を適時反転させ、この反転を短時間に行う様にした
磁界変調記録方式が一般的である。
【0007】図5により磁界変調記録方式に関し説明す
る。51は光磁気ディスクであり、52,53はそれぞ
れその情報記録膜及び保護膜である。55は不図示の微
小な磁気ヘッドを搭載した浮上スライダーであり、56
は該浮上スライダーを支持する支持部材である。44は
光学ヘッドの対物レンズであり、不図示の光源からのレ
ーザー光をディスクの記録膜42に対し集光するための
ものである。45は対物レンズ44からの出射光を示
し、記録膜42上に光スポットを形成する。
る。51は光磁気ディスクであり、52,53はそれぞ
れその情報記録膜及び保護膜である。55は不図示の微
小な磁気ヘッドを搭載した浮上スライダーであり、56
は該浮上スライダーを支持する支持部材である。44は
光学ヘッドの対物レンズであり、不図示の光源からのレ
ーザー光をディスクの記録膜42に対し集光するための
ものである。45は対物レンズ44からの出射光を示
し、記録膜42上に光スポットを形成する。
【0008】情報記録の際には、光磁気ディスクの記録
膜52に記録パワーの一定強度のレーザー光を集光させ
る。同時に浮上スライダー55内の磁気ヘッドにより極
性を記録情報で変調した磁界を生ぜしめ、記録膜52に
対し印加する。これにより、記録膜52に既に記録され
ている情報を消去しながら記録する重ね書き(オーバー
ライト)が可能となり、前記光変調方式に比べて記録容
量が大きくなり且つ転送レートを向上させることができ
る。
膜52に記録パワーの一定強度のレーザー光を集光させ
る。同時に浮上スライダー55内の磁気ヘッドにより極
性を記録情報で変調した磁界を生ぜしめ、記録膜52に
対し印加する。これにより、記録膜52に既に記録され
ている情報を消去しながら記録する重ね書き(オーバー
ライト)が可能となり、前記光変調方式に比べて記録容
量が大きくなり且つ転送レートを向上させることができ
る。
【0009】ところで、浮上スライダー55は光磁気デ
ィスクの保護膜53に対し5〜10μm程度浮上して走
行するため、光磁気ディスクの保護膜53としては平滑
度(面精度)に優れ、摩擦係数が低く、耐摩耗性に優れ
るものが使用されている。前記光変調記録方式の光磁気
ディスクの保護膜43は、この様な厳しい要求がないの
で、一般的には磁界変調記録方式の光磁気ディスクの保
護膜53ほどの良好な平滑度、摩擦係数及び耐摩耗性を
有してはいない。このため、光変調記録方式の光磁気デ
ィスクを浮上スライダー方式を用いて記録再生しようと
すると、浮上スライダーが保護膜に対し良好にスライド
せず、光磁気ディスク及び浮上スライダーの双方が損傷
を受けるおそれがある。
ィスクの保護膜53に対し5〜10μm程度浮上して走
行するため、光磁気ディスクの保護膜53としては平滑
度(面精度)に優れ、摩擦係数が低く、耐摩耗性に優れ
るものが使用されている。前記光変調記録方式の光磁気
ディスクの保護膜43は、この様な厳しい要求がないの
で、一般的には磁界変調記録方式の光磁気ディスクの保
護膜53ほどの良好な平滑度、摩擦係数及び耐摩耗性を
有してはいない。このため、光変調記録方式の光磁気デ
ィスクを浮上スライダー方式を用いて記録再生しようと
すると、浮上スライダーが保護膜に対し良好にスライド
せず、光磁気ディスク及び浮上スライダーの双方が損傷
を受けるおそれがある。
【0010】従って、従来は、光変調記録方式の光磁気
ディスク及び磁界変調記録方式の光磁気ディスクは、そ
れぞれ専用の記録再生装置により記録再生されていた。
しかしながら、この様に2種類の記録方式の記録媒体が
ある場合において、これら2つの方式に対応して記録再
生装置も別々の装置とする(即ち、媒体互換性がない)
ことは、好ましいことではない。
ディスク及び磁界変調記録方式の光磁気ディスクは、そ
れぞれ専用の記録再生装置により記録再生されていた。
しかしながら、この様に2種類の記録方式の記録媒体が
ある場合において、これら2つの方式に対応して記録再
生装置も別々の装置とする(即ち、媒体互換性がない)
ことは、好ましいことではない。
【0011】そこで、本発明は、異なる2つの記録方式
の媒体に対し互換性がある光磁気情報記録再生装置を提
供することを目的とするものである。
の媒体に対し互換性がある光磁気情報記録再生装置を提
供することを目的とするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、上記目
的を達成するものとして、光磁気情報記録媒体に対し光
をスポット照射するための光学ヘッドと、光スポットの
形成される光磁気情報記録媒体領域に対し磁界を印加し
得る磁気ヘッドと、前記光スポットの形成される光磁気
情報記録媒体領域に対し一定強度のバイアス磁界を印加
し得るバイアスマグネットとを備えた光磁気情報記録再
生装置であって、前記磁気ヘッド及び前記バイアスマグ
ネットがそれぞれ前記光スポットの形成される光磁気情
報記録媒体領域に対し所要磁界を印加するための作動位
置または作動領域とそれ以外の不作動位置との間で移動
可能であり、光磁気情報記録媒体の記録方式に応じて前
記磁気ヘッド及び前記バイアスマグネットのうちの一方
を前記作動位置または作動領域に配置させ且つ他方を前
記不作動位置に配置させる様にしてなることを特徴とす
る、光磁気情報記録再生装置、が提供される。
的を達成するものとして、光磁気情報記録媒体に対し光
をスポット照射するための光学ヘッドと、光スポットの
形成される光磁気情報記録媒体領域に対し磁界を印加し
得る磁気ヘッドと、前記光スポットの形成される光磁気
情報記録媒体領域に対し一定強度のバイアス磁界を印加
し得るバイアスマグネットとを備えた光磁気情報記録再
生装置であって、前記磁気ヘッド及び前記バイアスマグ
ネットがそれぞれ前記光スポットの形成される光磁気情
報記録媒体領域に対し所要磁界を印加するための作動位
置または作動領域とそれ以外の不作動位置との間で移動
可能であり、光磁気情報記録媒体の記録方式に応じて前
記磁気ヘッド及び前記バイアスマグネットのうちの一方
を前記作動位置または作動領域に配置させ且つ他方を前
記不作動位置に配置させる様にしてなることを特徴とす
る、光磁気情報記録再生装置、が提供される。
【0013】本発明において、前記バイアスマグネット
は前記光スポットの移動範囲全体に対して磁界を印加し
得るものであり得る。また、前記バイアスマグネットの
前記作動位置と前記不作動位置との間の移動は前記光磁
気情報記録媒体の面に垂直な方向の移動であり得る。
は前記光スポットの移動範囲全体に対して磁界を印加し
得るものであり得る。また、前記バイアスマグネットの
前記作動位置と前記不作動位置との間の移動は前記光磁
気情報記録媒体の面に垂直な方向の移動であり得る。
【0014】更に、本発明において、前記磁気ヘッドの
前記作動領域は前記光スポットの移動範囲に対応してい
る領域であり得る。また、前記磁気ヘッドの前記作動領
域と前記不作動位置との間の移動は前記光磁気情報記録
媒体の面にほぼ平行な方向の移動であり得る。
前記作動領域は前記光スポットの移動範囲に対応してい
る領域であり得る。また、前記磁気ヘッドの前記作動領
域と前記不作動位置との間の移動は前記光磁気情報記録
媒体の面にほぼ平行な方向の移動であり得る。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づき説明す
る。
る。
【0016】図1は本発明装置の一実施例を示す一部省
略斜視図である。
略斜視図である。
【0017】図1において、1はキャリッジであり、2
はベアリングである。キャリッジ1はベアリング2及び
不図示の他のベアリングを介してガイドール3,4によ
り支持されており、該ガイドレールに沿ってキャリッジ
1は矢印A方向(光磁気ディスクの半径方向)に移動可
能である。また、5はトラッキング及びアクセス用のコ
イル(トラッキングコイル)であり、キャリッジ1に固
定されている。6はレンズホルダーであり、キャリッジ
1に対し不図示の2枚の板バネで支持されている。該板
バネは平行板バネであり、不図示の対物レンズをフォー
カシング方向(矢印B方向)に平行移動させることがで
きる。7,8はフォーカシングコイルである。前記対物
レンズ及びレンズホルダー6を含んで光学ヘッドが構成
されている。
はベアリングである。キャリッジ1はベアリング2及び
不図示の他のベアリングを介してガイドール3,4によ
り支持されており、該ガイドレールに沿ってキャリッジ
1は矢印A方向(光磁気ディスクの半径方向)に移動可
能である。また、5はトラッキング及びアクセス用のコ
イル(トラッキングコイル)であり、キャリッジ1に固
定されている。6はレンズホルダーであり、キャリッジ
1に対し不図示の2枚の板バネで支持されている。該板
バネは平行板バネであり、不図示の対物レンズをフォー
カシング方向(矢印B方向)に平行移動させることがで
きる。7,8はフォーカシングコイルである。前記対物
レンズ及びレンズホルダー6を含んで光学ヘッドが構成
されている。
【0018】また、9はフォーカシング用磁石であり、
10,11はトラッキング用磁石であり、12,13は
バックヨーク、14はセンターヨークである。尚、各磁
石、各ヨーク、及びトラッキングコイルは、それぞれA
−B面(A方向とB方向とを含む平面)に関して対称に
2組配置されており、ここではその1組の図示が省略さ
れている。
10,11はトラッキング用磁石であり、12,13は
バックヨーク、14はセンターヨークである。尚、各磁
石、各ヨーク、及びトラッキングコイルは、それぞれA
−B面(A方向とB方向とを含む平面)に関して対称に
2組配置されており、ここではその1組の図示が省略さ
れている。
【0019】トラッキングコイル5、トラッキング用磁
石10,11、バックヨーク12,13、及びセンター
ヨーク14を含み、更に不図示の中継ヨークをも含ん
で、光学ヘッドをトラッキング方向に駆動する駆動力を
発生する第1のボイスコイルモーターが構成されてい
る。また、フォーカシングコイル7,8、フォーカシン
グ用磁石9、及びバックヨーク12を含んで、光学ヘッ
ドをフォーカシング方向に駆動する駆動力を発生する第
2のボイスコイルモーターが構成されている。
石10,11、バックヨーク12,13、及びセンター
ヨーク14を含み、更に不図示の中継ヨークをも含ん
で、光学ヘッドをトラッキング方向に駆動する駆動力を
発生する第1のボイスコイルモーターが構成されてい
る。また、フォーカシングコイル7,8、フォーカシン
グ用磁石9、及びバックヨーク12を含んで、光学ヘッ
ドをフォーカシング方向に駆動する駆動力を発生する第
2のボイスコイルモーターが構成されている。
【0020】15は光磁気ディスクの光スポット照射領
域に対し磁界を印加するための微小磁気ヘッドを有する
浮上スライダーであり、該浮上スライダーは支持部材1
6を介して第2のキャリッジ17に固定されている。1
8は第2のトラッキングコイルであり、19は第2のト
ラッキング用磁石であり、20は第2のバックヨークで
ある。第2のトラッキング用磁石19及び第2のバック
ヨーク20も、それぞれA−B面に関して対称に2組配
置されており、ここではその1組の図示が省略されてい
る。
域に対し磁界を印加するための微小磁気ヘッドを有する
浮上スライダーであり、該浮上スライダーは支持部材1
6を介して第2のキャリッジ17に固定されている。1
8は第2のトラッキングコイルであり、19は第2のト
ラッキング用磁石であり、20は第2のバックヨークで
ある。第2のトラッキング用磁石19及び第2のバック
ヨーク20も、それぞれA−B面に関して対称に2組配
置されており、ここではその1組の図示が省略されてい
る。
【0021】また、21,22は第2のガイドレールで
あり、ベアリング23,24,25を介して第2のキャ
リッジ17を支持するとともに、第2のキャリッジ17
の移動を矢印A方向に規制している。第2のトラッキン
グコイル18、第2のトラッキング用磁石19、及び第
2のバックヨーク20を含んで、浮上スライダー15を
トラッキング方向に駆動する駆動力を発生する第3のボ
イスコイルモーターが構成されている。
あり、ベアリング23,24,25を介して第2のキャ
リッジ17を支持するとともに、第2のキャリッジ17
の移動を矢印A方向に規制している。第2のトラッキン
グコイル18、第2のトラッキング用磁石19、及び第
2のバックヨーク20を含んで、浮上スライダー15を
トラッキング方向に駆動する駆動力を発生する第3のボ
イスコイルモーターが構成されている。
【0022】26は前記キャリッジ1に対し固定されて
いる発光素子であり、第2のキャリッジ17の下方に固
定された不図示の受光素子とともに、対物レンズと浮上
スライダー15との相対位置を検出する検出手段を構成
している。
いる発光素子であり、第2のキャリッジ17の下方に固
定された不図示の受光素子とともに、対物レンズと浮上
スライダー15との相対位置を検出する検出手段を構成
している。
【0023】27は光スポットのA方向移動範囲をカバ
ーするバイアスマグネットを備えているバイアス磁界発
生装置である。28はバイアス磁界発生装置27を支持
する支持部である。29,30は不図示の基台に固定さ
れた固定部である。31はソレノイドである。該ソレノ
イドのオンオフにより、支持部28のてこ作用で、バイ
アス磁界発生装置27は上下方向(B方向)に移動可能
である。
ーするバイアスマグネットを備えているバイアス磁界発
生装置である。28はバイアス磁界発生装置27を支持
する支持部である。29,30は不図示の基台に固定さ
れた固定部である。31はソレノイドである。該ソレノ
イドのオンオフにより、支持部28のてこ作用で、バイ
アス磁界発生装置27は上下方向(B方向)に移動可能
である。
【0024】次に、本実施例の動作を説明する。図2は
磁界変調記録方式の光磁気ディスクに対し情報記録する
場合の説明図であり、図3は光変調記録方式の光磁気デ
ィスクに対して情報記録する場合の説明図である。
磁界変調記録方式の光磁気ディスクに対し情報記録する
場合の説明図であり、図3は光変調記録方式の光磁気デ
ィスクに対して情報記録する場合の説明図である。
【0025】図2において、32は磁界変調記録方式の
光磁気ディスクである。不図示の光源からのレーザー光
は折り曲げミラー33で反射し、対物レンズ34で集光
され、光磁気ディスク32の記録膜に光スポットを形成
する。また、光スポットの周辺には浮上スライダー15
内の不図示の磁気ヘッドにより磁界が印加され、この磁
界の極性に対応して光磁気ディスク32に情報が記録さ
れる。対物レンズ34と浮上スライダー15とは対応し
て位置する様に制御される。即ち、キャリッジ1のA方
向移動にともなって第2のキャリッジ17もA方向に移
動せしめられ、この際に発光素子26と受光素子35と
を用いて検出される対物レンズ34と浮上スライダー1
5とのA方向相対位置にずれが生じない様に第1のボイ
スコイルモーター及び第3のボイスコイルモーターが制
御される。
光磁気ディスクである。不図示の光源からのレーザー光
は折り曲げミラー33で反射し、対物レンズ34で集光
され、光磁気ディスク32の記録膜に光スポットを形成
する。また、光スポットの周辺には浮上スライダー15
内の不図示の磁気ヘッドにより磁界が印加され、この磁
界の極性に対応して光磁気ディスク32に情報が記録さ
れる。対物レンズ34と浮上スライダー15とは対応し
て位置する様に制御される。即ち、キャリッジ1のA方
向移動にともなって第2のキャリッジ17もA方向に移
動せしめられ、この際に発光素子26と受光素子35と
を用いて検出される対物レンズ34と浮上スライダー1
5とのA方向相対位置にずれが生じない様に第1のボイ
スコイルモーター及び第3のボイスコイルモーターが制
御される。
【0026】尚、ソレノイド31のバー31aは支持部
28を押し下げた状態に維持され、固定部30の回動ピ
ン30aを支点とした「てこ」の作用で、バイアス磁界
発生装置27を上方位置(バイアスマグネットの不作動
位置)に保持している。この位置では、バイアスマグネ
ットは不作動とされる。
28を押し下げた状態に維持され、固定部30の回動ピ
ン30aを支点とした「てこ」の作用で、バイアス磁界
発生装置27を上方位置(バイアスマグネットの不作動
位置)に保持している。この位置では、バイアスマグネ
ットは不作動とされる。
【0027】これにより、浮上スライダー15が光磁気
ディスク32とバイアス磁界発生装置27との間で、光
磁気ディスク32の全記録領域に対応するA方向領域
(磁気ヘッドの作動領域)内で移動することができ、対
物レンズ34から照射するレーザー光の強度を一定に維
持しつつ、磁気ヘッドにより変調磁界を発生させて、磁
界変調記録を行うことができる。
ディスク32とバイアス磁界発生装置27との間で、光
磁気ディスク32の全記録領域に対応するA方向領域
(磁気ヘッドの作動領域)内で移動することができ、対
物レンズ34から照射するレーザー光の強度を一定に維
持しつつ、磁気ヘッドにより変調磁界を発生させて、磁
界変調記録を行うことができる。
【0028】図3において、36は光変調記録方式の光
磁気ディスクである。ソレノイド31のバー31aが上
方へと移動しており、支持部28を所定の位置に維持し
て、バイアス磁界発生装置27を光磁気ディスク36か
ら所定距離の位置(バイアスマグネットの作動位置)に
保持している。
磁気ディスクである。ソレノイド31のバー31aが上
方へと移動しており、支持部28を所定の位置に維持し
て、バイアス磁界発生装置27を光磁気ディスク36か
ら所定距離の位置(バイアスマグネットの作動位置)に
保持している。
【0029】尚、浮上スライダー15は、光磁気ディス
ク36の半径方向(A方向)に該ディスク外方の位置
(磁気ヘッドの不作動位置)まで移動せしめられてい
る。もちろん、磁気ヘッドは不作動とされ、浮上スライ
ダー15と対物レンズ34とのA方向位置の合致制御は
解除されている。
ク36の半径方向(A方向)に該ディスク外方の位置
(磁気ヘッドの不作動位置)まで移動せしめられてい
る。もちろん、磁気ヘッドは不作動とされ、浮上スライ
ダー15と対物レンズ34とのA方向位置の合致制御は
解除されている。
【0030】これにより、バイアスマグネットにより光
磁気ディスク36に対し一定強度のバイアス磁界を印加
しながら、光磁気ディスク32の全記録領域に対応する
A方向領域内で対物レンズ34を移動させて、該対物レ
ンズから変調されたレーザー光を照射して、光変調記録
を行うことができる。
磁気ディスク36に対し一定強度のバイアス磁界を印加
しながら、光磁気ディスク32の全記録領域に対応する
A方向領域内で対物レンズ34を移動させて、該対物レ
ンズから変調されたレーザー光を照射して、光変調記録
を行うことができる。
【0031】尚、本実施例装置には、図示されてはいな
いが、ローディングされる光磁気ディスクの種類(磁界
変調記録方式のものか光変調記録方式のものか)を判別
する手段が設けられている。即ち、磁界変調記録方式の
ディスク及び光変調記録方式のディスクのカートリッジ
に互いに他の方式のものと区別され得る標識が付されて
おり、本実施例装置には該標識を検出する手段と、該手
段からのディスク種類検出信号を受けて、ディスク種類
に応じて図2の状態となす(図3の状態を図2の状態と
なすか、あるいは図2の状態を維持する)か、または図
3の状態となす(図2の状態を図3の状態となすか、あ
るいは図3の状態を維持する)様に、前記ソレノイド3
1や前記第2のトラッキングコイル18を含んでなる第
3のボイスコイルモーターに対し指令を発する手段とが
備えられている。そして、光磁気ディスクのローディン
グ開始時に、一旦ローディングを停止し、前記ディスク
種類の検出と該検出結果に基づく図2または図3に示さ
れる浮上スライダー15及びバイアス磁界発生装置27
の状態の実現とを実行し、しかる後にローディングを再
開し、最終的位置までのローディングを行う。
いが、ローディングされる光磁気ディスクの種類(磁界
変調記録方式のものか光変調記録方式のものか)を判別
する手段が設けられている。即ち、磁界変調記録方式の
ディスク及び光変調記録方式のディスクのカートリッジ
に互いに他の方式のものと区別され得る標識が付されて
おり、本実施例装置には該標識を検出する手段と、該手
段からのディスク種類検出信号を受けて、ディスク種類
に応じて図2の状態となす(図3の状態を図2の状態と
なすか、あるいは図2の状態を維持する)か、または図
3の状態となす(図2の状態を図3の状態となすか、あ
るいは図3の状態を維持する)様に、前記ソレノイド3
1や前記第2のトラッキングコイル18を含んでなる第
3のボイスコイルモーターに対し指令を発する手段とが
備えられている。そして、光磁気ディスクのローディン
グ開始時に、一旦ローディングを停止し、前記ディスク
種類の検出と該検出結果に基づく図2または図3に示さ
れる浮上スライダー15及びバイアス磁界発生装置27
の状態の実現とを実行し、しかる後にローディングを再
開し、最終的位置までのローディングを行う。
【0032】
【発明の効果】以上の様に、本発明によれば、異なる2
つの変調記録方式の光磁気情報記録媒体に対し互換性の
ある光磁気記録再生装置が提供される。
つの変調記録方式の光磁気情報記録媒体に対し互換性の
ある光磁気記録再生装置が提供される。
【図1】本発明装置の一実施例を示す一部省略斜視図で
ある。
ある。
【図2】図1の実施例において、磁界変調記録方式の光
磁気ディスクに対し情報記録する場合の説明図である。
磁気ディスクに対し情報記録する場合の説明図である。
【図3】図1の実施例において、光変調記録方式の光磁
気ディスクに対して情報記録する場合の説明図である。
気ディスクに対して情報記録する場合の説明図である。
【図4】光変調記録方式の説明図である。
【図5】磁界変調記録方式の説明図である。
1 キャリッジ
3,4 ガイドレール
5 トラッキングコイル
6 対物レンズホルダー
7,8 フォーカシングコイル
9 フォーカシング用磁石
10,11 トラッキング用磁石
15 浮上スライダー
16 浮上スライダー支持部材
17 第2のキャリッジ
18 第2のトラッキングコイル
19 第2のトラッキング用磁石
21,22 第2のガイドレール
26 発光素子
27 バイアス磁界発生装置
31 ソレノイド
32 磁界変調記録方式の光磁気ディスク
34 対物レンズ
35 受光素子
36 光変調記録方式の光磁気ディスク
Claims (5)
- 【請求項1】 光磁気情報記録媒体に対し光をスポット
照射するための光学ヘッドと、光スポットの形成される
光磁気情報記録媒体領域に対し磁界を印加し得る磁気ヘ
ッドと、前記光スポットの形成される光磁気情報記録媒
体領域に対し一定強度のバイアス磁界を印加し得るバイ
アスマグネットとを備えた光磁気情報記録再生装置であ
って、前記磁気ヘッド及び前記バイアスマグネットがそ
れぞれ前記光スポットの形成される光磁気情報記録媒体
領域に対し所要磁界を印加するための作動位置または作
動領域とそれ以外の不作動位置との間で移動可能であ
り、光磁気情報記録媒体の記録方式に応じて前記磁気ヘ
ッド及び前記バイアスマグネットのうちの一方を前記作
動位置または作動領域に配置させ且つ他方を前記不作動
位置に配置させる様にしてなることを特徴とする、光磁
気情報記録再生装置。 - 【請求項2】 前記バイアスマグネットは前記光スポッ
トの移動範囲全体に対して磁界を印加し得るものであ
る、請求項1に記載の光磁気情報記録再生装置。 - 【請求項3】 前記バイアスマグネットの前記作動位置
と前記不作動位置との間の移動は前記光磁気情報記録媒
体の面に垂直な方向の移動である、請求項2に記載の光
磁気情報記録再生装置。 - 【請求項4】 前記磁気ヘッドの前記作動領域は前記光
スポットの移動範囲に対応している、請求項1に記載の
光磁気情報記録再生装置。 - 【請求項5】 前記磁気ヘッドの前記作動領域と前記不
作動位置との間の移動は前記光磁気情報記録媒体の面に
ほぼ平行な方向の移動である、請求項4に記載の光磁気
情報記録再生装置。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20717691A JPH0528576A (ja) | 1991-07-25 | 1991-07-25 | 光磁気情報記録再生装置 |
EP92306815A EP0524839B1 (en) | 1991-07-25 | 1992-07-24 | Magnetooptical information record/reproducing method employing floating slider supporting magnetic head, and apparatus therefor |
DE69228576T DE69228576T2 (de) | 1991-07-25 | 1992-07-24 | Methode zur magnetooptischen Datenaufzeichnung bzw. -wiedergabe mit einem schwebenden Schlotten zum Tragen eines Magnetkopfes sowie Vorrichtung dazu |
ES92306815T ES2128338T3 (es) | 1991-07-25 | 1992-07-24 | Metodo de grabacion/reproduccion de informaciones magnetoopticas que utiliza un patin flotante que soporta un cabezal magnetico y aparato para el mismo. |
US08/364,425 US5604719A (en) | 1991-07-25 | 1994-12-27 | Magnetooptical information recording/reproducing method and apparatus employing a floating slider supporting a magnetic head |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20717691A JPH0528576A (ja) | 1991-07-25 | 1991-07-25 | 光磁気情報記録再生装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0528576A true JPH0528576A (ja) | 1993-02-05 |
Family
ID=16535499
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20717691A Pending JPH0528576A (ja) | 1991-07-25 | 1991-07-25 | 光磁気情報記録再生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0528576A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5594708A (en) * | 1992-03-06 | 1997-01-14 | Canon Kabushiki Kaisha | Magnetooptical disc apparatus with magnetic head |
-
1991
- 1991-07-25 JP JP20717691A patent/JPH0528576A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5594708A (en) * | 1992-03-06 | 1997-01-14 | Canon Kabushiki Kaisha | Magnetooptical disc apparatus with magnetic head |
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