JP3351472B2 - 光磁気ディスク記録再生装置 - Google Patents

光磁気ディスク記録再生装置

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JP3351472B2 JP32381291A JP32381291A JP3351472B2 JP 3351472 B2 JP3351472 B2 JP 3351472B2 JP 32381291 A JP32381291 A JP 32381291A JP 32381291 A JP32381291 A JP 32381291A JP 3351472 B2 JP3351472 B2 JP 3351472B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気光学的にディスク
に情報を記録し、これを再生する光磁気ディスク記録再
生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、GdFeCo,TbFeCo
等のアモルファス合金からなる光磁気ディスク(ディス
ク)に磁気光学的に情報を記録し、これを再生する光磁
気ディスク記録再生装置が知られている。
【0003】かかるディスクへの記録方式は垂直磁化方
式とも呼ばれ、キュリー点以上のエネルギーを与えた部
分のディスク厚み方向の磁界がバイアス磁界の方向に応
じて決定されることを利用している。そして再生時にお
いては、直線偏光のレーザ光を照射した場合に、ディス
クの磁化の方向に応じて反射光の偏光面が回転するカー
効果を利用して、記録された情報を読み取る。このた
め、光磁気ディスク記録再生装置は、ディスクの一方の
面においてレーザ光線を照射するための光ヘッドと、デ
ィスクの他方の面においてバイアス磁界を発生するため
の磁気ヘッドとがそれぞれ対向して設けられている。
【0004】図2は、従来の光磁気ディスク記録再生装
置の一例の構成を示す概略図であり、ディスク1の一方
の面(図の下方)には図示しないレーザ光源からの出射
光をディスク1上に集光する対物レンズ21、及び対物
レンズ21を光軸方向に駆動するフォーカスアクチュエ
ータ22を含む光ヘッド2が設けられている。光ヘッド
2には、ディスク1で反射された反射光を受光する受光
素子23が設けられており、受光素子23の受光出力は
フォーカスエラー信号を生成するフォーカスサーボ回路
24に供給されている。そしてフォーカスアクチュエー
タ22はフォーカスサーボ回路24にて生成されたフォ
ーカスエラー信号に応じて対物レンズ21を光軸方向に
駆動し、ディスク1と対物レンズ21との距離を一定の
状態に維持する。尚、トラッキングサーボ回路やその他
の光学系については特に図示するものではないが、周知
の構成のものが用いられるものである。
【0005】一方、ディスク1の他面(図の上方)には
バイアス磁界を発生するためのマグネットからなる磁気
ヘッド3が設けられている。
【0006】磁気ヘッド3は保持部材4により保持され
ており、、保持部材4はアクチュエータ7によりディス
ク記録面に直交する方向に駆動される。保持部材4のデ
ィスク1に対向する部分にはLED等からなる発光部材
5と、発光部材5から発せられる光の反射光を受光する
一対の受光素子6a,6bが設けられている。各受光素
子6a,6bの出力は差動増幅器8の入力となり、差動
増幅器8の出力に応じてアクチュエータ7が駆動され、
磁気ヘッド3とディスク1との距離が所定の距離になる
ように制御される。
【0007】すなわち磁気ヘッド3のディスク1に対す
る距離と、各受光素子6a,6bの出力との関係は図3
に示すようになるため、差動増幅器8の出力は距離d1
の時に0となるS字状のエラー信号となる。そこで各受
光素子6a,6bの少なくとも一方のゲインを制御し
て、磁気ヘッド3とディスク1とが最適な距離の時に差
動増幅器8の出力が0となるようにすれば、磁気ヘッド
3のディスク1に対する最適な位置制御がなされる。
【0008】尚、ディスク1の記録方式には光変調方式
と磁界変調方式とが知られており、光変調方式はディス
ク1に形成すべきピットに応じて、照射されるレーザ光
のパワーを切換え、バイアス磁界は記録モードと消去モ
ードとに応じていずれか一方の磁界がディスク1に選択
的に与えられるようになされる。また磁界変調方式にお
いては記録モード、消去モードいずれの場合にもハイパ
ワーのレーザ光を照射しながらバイアス磁界の極性を記
録すべきピットに応じて変化させる。
【0009】よって、いずれの記録方式においても磁気
ヘッド3により発生される磁界を変化させることが必要
となる。このため磁気ヘッド3を永久磁石にて構成する
場合には、磁気ヘッド3の発生磁界の向きをモードに応
じて変えるためのアクチュエータが必要であり、磁気ヘ
ッド3を電磁石にて構成する場合には磁気ヘッド3を構
成するコイルに供給する電流の向きを変化させる手段が
必要となるが、ここでは説明及び図示を省略している。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】従来の光磁気ディスク
記録再生装置においては、磁気ヘッド3のディスク1に
対する距離を検出するための発光部材5と受光素子6
a,6b、及び差動増幅器8からなるギャップセンサ
や、光ヘッド2のフォーカスサーボ機構とは独立したサ
ーボ機構が必要であり、コストアップの要因となるとと
もに小型化を図ることが困難であった。
【0011】また、磁気ヘッド3が対向するディスク1
の面に例えばレーベル等の非反射領域が存在すると、反
射率のバラツキ等からギャップセンサが誤動作し、磁気
ヘッド3の正しい位置制御が不可能になる欠点を有して
いた。
【0012】本発明は上述した従来の技術の欠点を克服
するためになされたものであり、ギャップセンサや独立
したサーボ機構を不要とし、かつ精度の高い磁気ヘッド
の位置制御を行なうことのできる光磁気ディスク記録再
生装置を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の光磁気ディスク
記録再生装置は、光ヘッドと磁気ヘッドとを光磁気ディ
スクを介して対向して設けた光磁気ディスク記録再生装
置であって、光ヘッドから照射される光の光軸方向に移
動自在になされ、光ヘッドと磁気ヘッドとを一体的に保
持する保持部材と、光ヘッドと光磁気ディスクの記録面
との距離に応じたフォーカスエラー信号に応じて保持部
材を光軸方向に駆動することで、光ヘッドと磁気ヘッド
とを一体的に光軸方向に駆動するアクチュエータとを備
えたことを特徴とする。
【0014】
【作用】上記構成の光磁気ディスク記録再生装置におい
ては、光ヘッドと磁気ヘッドが保持部材により一体的に
保持され、この保持部材が光ヘッドのフォーカスエラー
信号に応じて駆動されるので、磁気ヘッドに対するギャ
ップセンサが不要であり、また磁気ヘッドに対向する光
磁気ディスク面に非反射領域が存在していても、確実に
磁気ヘッドの位置制御がなされる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例について図面を
参照して説明する。図1は、本発明の光磁気ディスク記
録再生装置の一実施例の構成を示す概略図であり、従来
と対応する部分には同一の符号を付与してその説明は適
宜省略する。図において、光ヘッド2と磁気ヘッド3と
は断面コ字状の保持部材9により一体的に保持されてい
る。なお本実施例においては磁気ヘッド3は電磁石によ
り構成されるものとし、電磁石を構成するコイルへの電
流を制御するドライブ回路10が磁気ヘッド3に連結さ
れている。保持部材9の端部近傍には、光磁気ディスク
1の記録面に垂直な方向に延在するシャフト11が遊挿
されており、保持部材9はシャフト11の軸方向に沿っ
て摺動自在となるように軸受12により保持されてい
る。
【0016】また保持部材9は移動ベース13に固着さ
れており、移動ベース13は図示しないモータによって
ディスク半径方向(矢印B方向)に移動自在になされて
いる。さらに保持部材9の端部にはラック14が形成さ
れており、ラック14にはアクチュエータとしてのモー
タ15に連動して回動するウォームギア16が噛合して
いる。モータ15はフォーカスサーボ回路24から供給
されるフォーカスエラー信号によって回転駆動されるも
のであり、モータ15が回転すると、ウォームギア1
6、ラック14を介して保持部材9に動力が伝わり、保
持部材9はスピンドルモータ17によって回転駆動され
るディスク1の記録面に垂直な方向に駆動される。すな
わち、光ヘッド2から得られるフォーカスエラー信号に
よって光ヘッド2及び磁気ヘッド3が一体的に駆動され
るのである。
【0017】次に動作について説明する。例えば、光磁
気ディスク1が光ヘッド2に接近した場合を考えると、
磁気ヘッド3は逆にディスク1から遠ざかることにな
る。このときフォーカスサーボ回路24は、光ヘッド2
をディスク1から遠ざけるようなフォーカスエラー信号
をモータ15に供給する。すると保持部材9が駆動され
て、光ヘッド2はディスクから遠ざかり、磁気ヘッド3
はディスクに近付くことになり、両ヘッド共に正しいデ
ィスクとの位置関係が保たれることになる。
【0018】尚、モータ15は一般的に高い周波数帯域
での制御が困難であるため、光ヘッド2のフォーカスサ
ーボに用いることは困難である。よって光ヘッド2には
保持部材9内において高精度のフォーカスアクチュエー
タを併用してもよい。この場合、保持部材9はフォーカ
スエラー信号の低域成分(フォーカスオフセット)を除
去する作用を有することになるので、フォーカスアクチ
ュエータは略中立状態から対物レンズを駆動することに
なり、フォーカスサーボのダイナミックレンジを確保す
ることに役立つ。
【0019】一方、磁気ヘッド3はフォーカスサーボ程
の帯域は必要としないため、モータ15による精度があ
れば十分である。その上、従来のギャップセンサに比較
して高い精度のフォーカスエラー信号に応じてディスク
1との距離が制御されるので、十分に高精度の位置制御
が可能となるのである。
【0020】また、アクチュエータとして速応性のリニ
アモータを用いれば、さらに高精度な磁気ヘッドの位置
制御を行なうことが可能である。
【0021】
【発明の効果】以上のように本発明の光磁気ディスク記
録再生装置によれば、光ヘッドと磁気ヘッドを保持部材
により一体的に保持し、これを光ヘッドから得られるフ
ォーカスエラー信号に応じて一体的に駆動するアクチュ
エータを備えたので、磁気ヘッドとディスクとの距離を
検出するギャップセンサ、及びサーボ回路が不要とな
り、装置の小型化を図ることができる。
【0022】また、従来のギャップセンサに比較して高
い精度のフォーカスエラー信号によって磁気ヘッドが駆
動されるので、より一層高い精度での磁気ヘッドの位置
制御が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光磁気ディスク記録再生装置の一実施
例の構成を示す概略図である。
【図2】従来の光磁気ディスク記録再生装置の一例の構
成を示す概略図である。
【図3】図2の受光素子の出力とディスクとの距離との
相関関係を示すグラフである。
【符号の説明】
1 ディスク 2 光ヘッド 3 磁気ヘッド 4,9 保持部材 14 ラック 15 モータ 16 ウォームギア 24 フォーカスサーボ回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 11/105 G11B 7/09 - 7/095

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ヘッドと磁気ヘッドとを光磁気ディス
    を介して対向して設けた光磁気ディスク記録再生装置
    であって、 前記光ヘッドから照射される光の光軸方向に移動自在に
    なされ、前記光ヘッドと前記磁気ヘッドとを一体的に保
    持する保持部材と、 前記光ヘッドと前記光磁気ディスクの記録面との距離に
    応じたフォーカスエラー信号に応じて前記保持部材を前
    記光軸方向に駆動することで、前記光ヘッドと前記磁気
    ヘッドとを一体的に前記光軸方向に駆動するアクチュエ
    ータとを備えたことを特徴とする光磁気ディスク記録再
    生装置。
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