JPH0636384A - 光磁気ディスク記録装置 - Google Patents
光磁気ディスク記録装置Info
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- JPH0636384A JPH0636384A JP21375092A JP21375092A JPH0636384A JP H0636384 A JPH0636384 A JP H0636384A JP 21375092 A JP21375092 A JP 21375092A JP 21375092 A JP21375092 A JP 21375092A JP H0636384 A JPH0636384 A JP H0636384A
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- disk
- sided
- magnetic head
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Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【目的】 両面光ディスクと、磁界変調方式オーバライ
ト機能の片面光ディスクに対して記録再生可能とする。 【構成】 レール２上を動く光学ヘッド１とレール１１
上を動く磁気ヘッド部５があり、磁気ヘッド部は、記録
用浮上磁気ヘッド８と固定磁気ヘッド９から成る。複数
の位置センサ信号に対応し光スポット位置と浮上磁気ヘ
ッド、固定磁気ヘッドの消去用磁極１０ａ、記録用磁極
１０ｂの磁界位置が一致するようサーボを掛ける。浮上
磁気ヘッドで片面ディスクに対し磁界変調方式オーバラ
イト記録を行い、固定磁気ヘッドで両面ディスクに対し
て光変調方式による消去・記録を行う。片面ディスク両
面ディスクの識別は、ディスク記録コードを解読判別す
る。磁気ヘッドはレールごと光ディスクと垂直方向に動
き、片面ディスクの場合浮上磁気ヘッドがディスクに接
触し、両面ディスクの場合固定磁気ヘッドがディスクに
対向した位置に固定する。
ト機能の片面光ディスクに対して記録再生可能とする。 【構成】 レール２上を動く光学ヘッド１とレール１１
上を動く磁気ヘッド部５があり、磁気ヘッド部は、記録
用浮上磁気ヘッド８と固定磁気ヘッド９から成る。複数
の位置センサ信号に対応し光スポット位置と浮上磁気ヘ
ッド、固定磁気ヘッドの消去用磁極１０ａ、記録用磁極
１０ｂの磁界位置が一致するようサーボを掛ける。浮上
磁気ヘッドで片面ディスクに対し磁界変調方式オーバラ
イト記録を行い、固定磁気ヘッドで両面ディスクに対し
て光変調方式による消去・記録を行う。片面ディスク両
面ディスクの識別は、ディスク記録コードを解読判別す
る。磁気ヘッドはレールごと光ディスクと垂直方向に動
き、片面ディスクの場合浮上磁気ヘッドがディスクに接
触し、両面ディスクの場合固定磁気ヘッドがディスクに
対向した位置に固定する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、デジタル信号を記録す
るための光磁気ディスク記録装置に関するものである。
るための光磁気ディスク記録装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来の光磁気記録装置は、信号の記録に
際して消去・記録の両方向に対応する固定磁界の下で、
記録信号に応じたレーザ光を光学ヘッドから光磁気記録
媒体に向けて照射する光変調方式によるものが一般的で
あった。この方式の光磁気記録装置に於ては、既に信号
が記録されている光磁気記録媒体に新たな信号を記録し
ようとすると、一旦消去を行った後に新たな信号を記録
する必要があることから、信号記録に２倍以上の時間を
要することになり、装置全体の実質的な作動速度が低下
するという問題があった。
際して消去・記録の両方向に対応する固定磁界の下で、
記録信号に応じたレーザ光を光学ヘッドから光磁気記録
媒体に向けて照射する光変調方式によるものが一般的で
あった。この方式の光磁気記録装置に於ては、既に信号
が記録されている光磁気記録媒体に新たな信号を記録し
ようとすると、一旦消去を行った後に新たな信号を記録
する必要があることから、信号記録に２倍以上の時間を
要することになり、装置全体の実質的な作動速度が低下
するという問題があった。
【０００３】このような問題点を解決する手段、即ちオ
ーバーライト記録の機能を獲得するための手段を提供す
るものとして、レーザー光の照射は一定とし、記録信号
によって磁界を反転させる磁界変調方式が特公昭６０−
４８８０６号公報に提案されている。
ーバーライト記録の機能を獲得するための手段を提供す
るものとして、レーザー光の照射は一定とし、記録信号
によって磁界を反転させる磁界変調方式が特公昭６０−
４８８０６号公報に提案されている。
【０００４】ところが、この磁界変調方式に於ては、高
速変調を行うために磁気コイルのインダクタンスを低く
する必要があるため、得られる磁界強度を十分に大きく
できないことから、光ディスクの記録面にコイルを近付
ける必要がある。このための１つの方法として、片面デ
ィスクの記録面上にエアクッションによる浮上磁気ヘッ
ドを接近させることにより、所定の磁界強度を記録面に
得るようにする手法が採られてきた（特開平１−２１１
３０２号公報参照）。
速変調を行うために磁気コイルのインダクタンスを低く
する必要があるため、得られる磁界強度を十分に大きく
できないことから、光ディスクの記録面にコイルを近付
ける必要がある。このための１つの方法として、片面デ
ィスクの記録面上にエアクッションによる浮上磁気ヘッ
ドを接近させることにより、所定の磁界強度を記録面に
得るようにする手法が採られてきた（特開平１−２１１
３０２号公報参照）。
【０００５】また磁気ヘッドと光学ヘッドとの位置を合
わせる方法としては、特開平１−１７４７１２号公報に
示されているように、光ディスクを挟んで相対する２個
のアクチュエータに両ヘッドを搭載し、両アクチュエー
タに搭載された位置センサによって各ヘッドの相対位置
が一定となるようにサーボを掛けるようにする手法が提
案されている。
わせる方法としては、特開平１−１７４７１２号公報に
示されているように、光ディスクを挟んで相対する２個
のアクチュエータに両ヘッドを搭載し、両アクチュエー
タに搭載された位置センサによって各ヘッドの相対位置
が一定となるようにサーボを掛けるようにする手法が提
案されている。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ＩＳＯ規格
では、例えば直径１３０ミリメートルの光磁気ディスク
で標準化が行われ（ＩＳＯ／ＩＥＣ１００８６）、両面
ディスクを用いることが前提とされている。従って、オ
ーバライト記録の機能を獲得しようとして上記した片面
ディスクに対する浮上磁気ヘッドを用いる形式の光記録
装置を製作し、これにＩＳＯ規格の両面ディスクを挿入
しようとすると、両面ディスクと片面ディスクとの厚み
の違いにより、浮上磁気ヘッドが両面ディスクに接触
し、ディスク並びに磁気ヘッドが破損する虞れがあっ
た。そこでこのようなことがないようにするために、浮
上磁気ヘッドと光ディスクとの距離を大きくするための
機構を設けて両面ディスクに対応可能なようにすること
も考えられる。ところが、浮上磁気ヘッドは、高速変調
を達成するためにコア形状が小さいため、距離が離れる
のでより強力な磁界が必要となるにも関わらず、磁気飽
和によって両面ディスクの記録に十分な磁界強度が確保
できず、ＩＳＯ規格で標準化された両面ディスクには記
録ができないという問題があった。
では、例えば直径１３０ミリメートルの光磁気ディスク
で標準化が行われ（ＩＳＯ／ＩＥＣ１００８６）、両面
ディスクを用いることが前提とされている。従って、オ
ーバライト記録の機能を獲得しようとして上記した片面
ディスクに対する浮上磁気ヘッドを用いる形式の光記録
装置を製作し、これにＩＳＯ規格の両面ディスクを挿入
しようとすると、両面ディスクと片面ディスクとの厚み
の違いにより、浮上磁気ヘッドが両面ディスクに接触
し、ディスク並びに磁気ヘッドが破損する虞れがあっ
た。そこでこのようなことがないようにするために、浮
上磁気ヘッドと光ディスクとの距離を大きくするための
機構を設けて両面ディスクに対応可能なようにすること
も考えられる。ところが、浮上磁気ヘッドは、高速変調
を達成するためにコア形状が小さいため、距離が離れる
のでより強力な磁界が必要となるにも関わらず、磁気飽
和によって両面ディスクの記録に十分な磁界強度が確保
できず、ＩＳＯ規格で標準化された両面ディスクには記
録ができないという問題があった。
【０００７】本発明は、このような従来技術の問題点に
対処するべく案出されたものであり、その主な目的は、
浮上磁気ヘッドと片面ディスクによる磁界変調方式とを
採用して光磁気記録装置にオーバライト機能を獲得し、
かつＩＳＯ規格の両面ディスクに対してもオーバライト
機能はないものの、通常の記録・再生が可能なように光
磁気記録装置を構成することにある。
対処するべく案出されたものであり、その主な目的は、
浮上磁気ヘッドと片面ディスクによる磁界変調方式とを
採用して光磁気記録装置にオーバライト機能を獲得し、
かつＩＳＯ規格の両面ディスクに対してもオーバライト
機能はないものの、通常の記録・再生が可能なように光
磁気記録装置を構成することにある。
【０００８】
【課題を解決するための手段】このような目的は、本発
明によれば、磁界変調方式で記録が行われる光ディスク
および光変調方式で記録が行われる光ディスクの双方に
ついてデータの記録が可能な光磁気ディスク記録装置の
構成を、磁界変調方式で記録を行うための第１の磁気ヘ
ッドと、光変調方式で記録を行うための第２の磁気ヘッ
ドと、光学ヘッドと、前記第１および第２の磁気ヘッド
と前記光学ヘッドとの光ディスクに対する位置を検出す
る位置検出手段と、記録方式が光変調か磁気変調かの違
いに応じて前記位置検出手段の検出情報に基づいて前記
光学ヘッドと前記第１および第２の磁気ヘッドとの相対
位置を互いに対応させる調整手段とを有するものとする
ことによって達成される。
明によれば、磁界変調方式で記録が行われる光ディスク
および光変調方式で記録が行われる光ディスクの双方に
ついてデータの記録が可能な光磁気ディスク記録装置の
構成を、磁界変調方式で記録を行うための第１の磁気ヘ
ッドと、光変調方式で記録を行うための第２の磁気ヘッ
ドと、光学ヘッドと、前記第１および第２の磁気ヘッド
と前記光学ヘッドとの光ディスクに対する位置を検出す
る位置検出手段と、記録方式が光変調か磁気変調かの違
いに応じて前記位置検出手段の検出情報に基づいて前記
光学ヘッドと前記第１および第２の磁気ヘッドとの相対
位置を互いに対応させる調整手段とを有するものとする
ことによって達成される。
【０００９】
【作用】上記構成により、磁界変調方式の光ディスク及
び光変調方式の光ディスクの両方式について、それぞれ
の記録方式に合わせてディスクの違いに対応して位置検
出手段の検出情報に基づいて光学ヘッドの位置が調整さ
れ、両方式の記録・再生が可能となる。
び光変調方式の光ディスクの両方式について、それぞれ
の記録方式に合わせてディスクの違いに対応して位置検
出手段の検出情報に基づいて光学ヘッドの位置が調整さ
れ、両方式の記録・再生が可能となる。
【００１０】
【実施例】以下、本発明の好適実施例について添付の図
面を参照して詳細に説明する。
面を参照して詳細に説明する。
【００１１】図１に於て、光学ヘッド１は、アクチュエ
ータ（図示せず）によってレール２上を移動可能であ
り、対物レンズ３は、ディスクの記録面上に光が常時収
束するようにファインアクチュエータ４によってサーボ
が掛けられ、またトラッキングのためのサーボも掛けら
れている。
ータ（図示せず）によってレール２上を移動可能であ
り、対物レンズ３は、ディスクの記録面上に光が常時収
束するようにファインアクチュエータ４によってサーボ
が掛けられ、またトラッキングのためのサーボも掛けら
れている。
【００１２】磁気ヘッド部５は、板ばね６で支持された
スライダー７に搭載された記録用浮上磁気ヘッド８及び
永久磁石９からなり、永久磁石９の各磁極１０ａ・１０
ｂにより、ディスクの消去方向並びに記録方向に対応す
る両方向に印加する磁界を光ディスク面に対して垂直方
向に発生する。
スライダー７に搭載された記録用浮上磁気ヘッド８及び
永久磁石９からなり、永久磁石９の各磁極１０ａ・１０
ｂにより、ディスクの消去方向並びに記録方向に対応す
る両方向に印加する磁界を光ディスク面に対して垂直方
向に発生する。
【００１３】磁気ヘッド部５全体は、アクチュエータ
（図示せず）によってレール１１上を移動可能であり、
かつレール１１を含む全体が光ディスク面に対して接離
移動する機構を有している。
（図示せず）によってレール１１上を移動可能であり、
かつレール１１を含む全体が光ディスク面に対して接離
移動する機構を有している。
【００１４】光学ヘッド１と磁気ヘッド部５との相対位
置を検出するためのセンサとして、磁気ヘッド部５に
は、３個の発光ダイオード１２・１３・１４が取り付け
られており、光学ヘッド部１には、発光ダイオードの光
を受光するための２個のフォトダイオード１５・１６が
取り付けられている。そして磁気ヘッド部５と光学ヘッ
ド１との間に光ディスクカートリッジ１７が挿入されて
いる。また光ディスクは、マグネットチャック１８に吸
着されてモータ１９によって回転駆動される。
置を検出するためのセンサとして、磁気ヘッド部５に
は、３個の発光ダイオード１２・１３・１４が取り付け
られており、光学ヘッド部１には、発光ダイオードの光
を受光するための２個のフォトダイオード１５・１６が
取り付けられている。そして磁気ヘッド部５と光学ヘッ
ド１との間に光ディスクカートリッジ１７が挿入されて
いる。また光ディスクは、マグネットチャック１８に吸
着されてモータ１９によって回転駆動される。
【００１５】次に本実施例に於ける動作手順を図に従っ
て以下に説明する。
て以下に説明する。
【００１６】先ず、本装置に於ける記録データの読み取
りについて説明する。両面ディスクのデータを読み取る
場合、図２に示されるように、光ディスクカートリッジ
１７が矢印方向に動いて両面ディスク２０がモータ１９
にマウントされた状態にて所定の回転数に達したところ
で光学ヘッド１からレーザ光２１を両面ディスク２０の
記録面に照射し、ＰＥＰゾーンに記録された光ディスク
の認識コードを読み取る。なお、この手順は片面ディス
クの場合も同様である。
りについて説明する。両面ディスクのデータを読み取る
場合、図２に示されるように、光ディスクカートリッジ
１７が矢印方向に動いて両面ディスク２０がモータ１９
にマウントされた状態にて所定の回転数に達したところ
で光学ヘッド１からレーザ光２１を両面ディスク２０の
記録面に照射し、ＰＥＰゾーンに記録された光ディスク
の認識コードを読み取る。なお、この手順は片面ディス
クの場合も同様である。
【００１７】片面ディスクにデータを書き込む場合に
は、図３に示したように、磁気ヘッド部５全体を片面デ
ィスク２２に向かって降下させ、片面ディスク２２の記
録面にエアークッションを介して接する位置で浮上磁気
ヘッド８を固定する。そして左端の発光ダイオード１２
を発光させて２つのフォトダイオード１５・１６の出力
が常に等しくなるように磁気ヘッド部５の駆動アクチュ
エータにサーボを掛けることにより、レーザー光２１の
スポット位置及び浮上磁気ヘッド８による磁界の位置を
常に一致させることが可能である。
は、図３に示したように、磁気ヘッド部５全体を片面デ
ィスク２２に向かって降下させ、片面ディスク２２の記
録面にエアークッションを介して接する位置で浮上磁気
ヘッド８を固定する。そして左端の発光ダイオード１２
を発光させて２つのフォトダイオード１５・１６の出力
が常に等しくなるように磁気ヘッド部５の駆動アクチュ
エータにサーボを掛けることにより、レーザー光２１の
スポット位置及び浮上磁気ヘッド８による磁界の位置を
常に一致させることが可能である。
【００１８】図３に示した構成に於ける記録信号と、浮
上磁気ヘッド８の電流と、光学ヘッド１からの光出力と
の関係を図４に示す。バイナリーコードによる記録信号
２６に従い、浮上磁気ヘッド８による磁界２７は正負に
変調される。一方、光学ヘッド１の光出力２８は一定に
保たれる。これによって片面ディスク２２に記録信号に
応じた磁化が行われ、信号の記録が行われる。
上磁気ヘッド８の電流と、光学ヘッド１からの光出力と
の関係を図４に示す。バイナリーコードによる記録信号
２６に従い、浮上磁気ヘッド８による磁界２７は正負に
変調される。一方、光学ヘッド１の光出力２８は一定に
保たれる。これによって片面ディスク２２に記録信号に
応じた磁化が行われ、信号の記録が行われる。
【００１９】両面ディスク２０にデータを書き込む場合
には、まず、データの消去動作を行う。この場合は、図
５に示すように、両面ディスク２０のＰＥＰゾーンに書
き込まれた識別符号によって両面ディスクと認識される
と、磁気ヘッド部５全体が光ディスク面に向かって降下
し、光ディスクに接触しない位置で浮上磁気ヘッド８が
停止する。この状態で中央の発光ダイオード１３を発光
させ、２つのフォトダイオード１５・１６の検出出力が
常に等しくなるように磁気ヘッド部５の駆動アクチュエ
ータにサーボを掛けることにより、レーザー光２１のス
ポット位置と、永久磁石９の消去用磁極１０ａによる磁
界の位置とを一致させることができる。
には、まず、データの消去動作を行う。この場合は、図
５に示すように、両面ディスク２０のＰＥＰゾーンに書
き込まれた識別符号によって両面ディスクと認識される
と、磁気ヘッド部５全体が光ディスク面に向かって降下
し、光ディスクに接触しない位置で浮上磁気ヘッド８が
停止する。この状態で中央の発光ダイオード１３を発光
させ、２つのフォトダイオード１５・１６の検出出力が
常に等しくなるように磁気ヘッド部５の駆動アクチュエ
ータにサーボを掛けることにより、レーザー光２１のス
ポット位置と、永久磁石９の消去用磁極１０ａによる磁
界の位置とを一致させることができる。
【００２０】図５に示した構成に於ける永久磁石９によ
る磁界と光ヘッド１の光出力との関係を図６に示す。永
久磁石９による磁界３３が常に消去方向で、かつ光学ヘ
ッド１の光出力３４も一定にすることでデータの消去が
行われることとなる。
る磁界と光ヘッド１の光出力との関係を図６に示す。永
久磁石９による磁界３３が常に消去方向で、かつ光学ヘ
ッド１の光出力３４も一定にすることでデータの消去が
行われることとなる。
【００２１】この構成で記録を行う場合には、図７に示
す状態で右端の発光ダイオード１４を発光させ、２つの
フォトダイオード１５・１６の検出出力が常に等しくな
るように磁気ヘッド部５の駆動アクチュエータにサーボ
を掛けることにより、レーザー光２１のスポット位置と
永久磁石９の記録用磁極１０ｂによる磁界の位置とを一
致させることができる。
す状態で右端の発光ダイオード１４を発光させ、２つの
フォトダイオード１５・１６の検出出力が常に等しくな
るように磁気ヘッド部５の駆動アクチュエータにサーボ
を掛けることにより、レーザー光２１のスポット位置と
永久磁石９の記録用磁極１０ｂによる磁界の位置とを一
致させることができる。
【００２２】図７の構成に於ける記録信号と光学ヘッド
１からの光出力との関係を図８に示す。バイナリーコー
ドによる記録信号３９に対し、永久磁石９による磁界４
０は常に記録方向であり、光学ヘッド１の光出力４１は
記録信号に対応して断続される。この場合、事前にディ
スクの磁化方向が消去によって一方向に揃えられていれ
ば、光照射部の磁化方向が記録方向に反転して信号の記
録が行われる。
１からの光出力との関係を図８に示す。バイナリーコー
ドによる記録信号３９に対し、永久磁石９による磁界４
０は常に記録方向であり、光学ヘッド１の光出力４１は
記録信号に対応して断続される。この場合、事前にディ
スクの磁化方向が消去によって一方向に揃えられていれ
ば、光照射部の磁化方向が記録方向に反転して信号の記
録が行われる。
【００２３】図９に本発明の第２の実施例を示す。本実
施例に於ては、両面ディスク用記録用の磁界発生のため
に電磁石４２を用いている。そしてコイル４３に流す電
流の方向によって消去と記録との選択が行われる。この
場合、コイル４３の電流の方向を変えることで前記第１
の実施例の永久磁石９の磁極位置１０ａ・１０ｂの位置
を交換したのと同様な効果を得ることが可能であり、位
置検出用の素子としては、両面用と片面用として各１個
の発光ダイオード４４・４５を用いている。
施例に於ては、両面ディスク用記録用の磁界発生のため
に電磁石４２を用いている。そしてコイル４３に流す電
流の方向によって消去と記録との選択が行われる。この
場合、コイル４３の電流の方向を変えることで前記第１
の実施例の永久磁石９の磁極位置１０ａ・１０ｂの位置
を交換したのと同様な効果を得ることが可能であり、位
置検出用の素子としては、両面用と片面用として各１個
の発光ダイオード４４・４５を用いている。
【００２４】上記各実施例に於ては、磁気ヘッド部５と
光学ヘッド１との相対位置の検出のためにフォトダイオ
ードと発光ダイオードとを用いた光学式センサを用いて
いるが、これは磁気センサ、静電容量センサ等の他の形
式のセンサを用いることも可能である。
光学ヘッド１との相対位置の検出のためにフォトダイオ
ードと発光ダイオードとを用いた光学式センサを用いて
いるが、これは磁気センサ、静電容量センサ等の他の形
式のセンサを用いることも可能である。
【００２５】また、磁気ヘッド部５と光学ヘッド部１と
の相対位置を検出してサーボを掛けるものとしたが、各
アクチュエータの相対位置を検出することでも上記実施
例と同様な機能を達成することが可能である。
の相対位置を検出してサーボを掛けるものとしたが、各
アクチュエータの相対位置を検出することでも上記実施
例と同様な機能を達成することが可能である。
【００２６】さらにディスクの種類の識別は、ＰＥＰゾ
ーンの識別符号によって行うものとしたが、装置本体に
設けた切換スイッチ（図示せず）によって手動切換にて
行っても良い。
ーンの識別符号によって行うものとしたが、装置本体に
設けた切換スイッチ（図示せず）によって手動切換にて
行っても良い。
【００２７】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
片面ディスクを用いた磁界変調記録方式によるオーバー
ライト機能と、ＩＳＯ規格の両面ディスクを用いた記録
・再生機能が１台の装置で可能となる。従って、従来の
標準光ディスクとの互換性は保ちつつ、オーバーライト
記録による大幅な機能並びに性能の向上を達成すること
ができる。
片面ディスクを用いた磁界変調記録方式によるオーバー
ライト機能と、ＩＳＯ規格の両面ディスクを用いた記録
・再生機能が１台の装置で可能となる。従って、従来の
標準光ディスクとの互換性は保ちつつ、オーバーライト
記録による大幅な機能並びに性能の向上を達成すること
ができる。
【図１】本発明の一実施例を示す構成図。
【図２】同実施例に於て光ディスクカートリッジがモー
タに装着され、光学ヘッドによってディスク記録内容が
読み取られている状況を示す説明図。
タに装着され、光学ヘッドによってディスク記録内容が
読み取られている状況を示す説明図。
【図３】片面ディスクの場合の磁気ヘッドと光学ヘッド
との相対関係図。
との相対関係図。
【図４】片面ディスクの場合の記録信号、磁界強度、光
学ヘッド光出力の関係図。
学ヘッド光出力の関係図。
【図５】両面ディスクの場合の消去動作に於ける磁気ヘ
ッドと光学ヘッドとの相対関係図。
ッドと光学ヘッドとの相対関係図。
【図６】両面ディスクの場合の消去動作に於ける磁界強
度、光学ヘッド光出力の関係図。
度、光学ヘッド光出力の関係図。
【図７】両面ディスクの場合の記録動作に於ける磁気ヘ
ッドと光学ヘッドとの相対関係図。
ッドと光学ヘッドとの相対関係図。
【図８】両面ディスクの場合の記録動作に於ける記録信
号、磁界強度、光学ヘッド光出力の関係図。
号、磁界強度、光学ヘッド光出力の関係図。
【図９】本発明の第２の実施例を示す構成図。
１ 光学ヘッド ２ レール ３ 対物レンズ ４ ファインアクチュエータ ５ 磁気ヘッド部 ６ 板ばね ７ スライダ ８ 記録用浮上磁気ヘッド ９ 永久磁石 １０ａ・１０ｂ 磁極 １１ レール １２・１３・１３ 発光ダイオード １５・１６ フォトダイオード １７ 光ディスクカートリッジ １８ マグネットチャック １９ モータ ２０ 両面光ディスク ２１ 光学ヘッドからのレーザ光 ２２ 片面光ディスク ２６ 記録信号 ２７ 磁気ヘッドの電流 ２８ 光学ヘッドの光出力 ３３ 磁気ヘッドによる磁界 ３４ 光学ヘッドの光出力 ３９ 記録信号 ４０ 磁気ヘッドによる磁界 ４１ 光学ヘッドの光出力 ４２ 電磁石 ４３ コイル ４４・４５ 発光ダイオード
Claims (6)
- 【請求項１】 磁界変調方式で記録が行われる光ディス
クおよび光変調方式で記録が行われる光ディスクの双方
についてデータの記録が可能な光磁気ディスク記録装置
であって、 磁界変調方式で記録を行うための第１の磁気ヘッドと、 光変調方式で記録を行うための第２の磁気ヘッドと、 光学ヘッドと、 前記第１および第２の磁気ヘッドと前記光学ヘッドとの
光ディスクに対する位置を検出する位置検出手段と、 記録方式が光変調か磁気変調かの違いに応じて前記位置
検出手段の検出情報に基づいて前記第１および第２の磁
気ヘッドと前記光学ヘッドとの相対位置を互いに対応さ
せる調整手段とを有することを特徴とする光磁気ディス
ク記録装置。 - 【請求項２】 磁界変調方式で記録が行われる光ディス
クは片面ディスクであり、光変調方式で記録が行われる
光ディスクは両面ディスクであることを特徴とする請求
項１に記載の光磁気ディスク記録装置。 - 【請求項３】 前記位置検出手段は、前記第１および第
２の磁気ヘッドと前記光学ヘッドとの相対位置あるいは
後退位置で位置検出を行うことを特徴とする請求項１に
記載の光磁気ディスク記録装置。 - 【請求項４】 前記位置検出手段は、前記磁気ヘッド用
のアクチュエータと、前記光学ヘッド用のアクチュエー
との位置を検出することを特徴とする請求項１に記載の
光磁気ディスク記録装置。 - 【請求項５】 前記片面ディスクと前記両面ディスクと
の判別を、ＰＥＰゾーンに記録した特定の符号で行うこ
とを特徴とする請求項２に記載の光磁気ディスク記録装
置。 - 【請求項６】 前記片面ディスクと前記両面ディスクと
の判別を、光ディスクカートリッジに設けた突起または
切欠きによって行うことを特徴とする請求項２に記載の
光磁気ディスク記録装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21375092A JPH0636384A (ja) | 1992-07-17 | 1992-07-17 | 光磁気ディスク記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21375092A JPH0636384A (ja) | 1992-07-17 | 1992-07-17 | 光磁気ディスク記録装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0636384A true JPH0636384A (ja) | 1994-02-10 |
Family
ID=16644411
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21375092A Withdrawn JPH0636384A (ja) | 1992-07-17 | 1992-07-17 | 光磁気ディスク記録装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0636384A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| USRE40072E1 (en) | 2001-04-13 | 2008-02-19 | Vlt Corporation | Loss and noise reduction in power converters |
| US8963617B1 (en) | 2013-09-20 | 2015-02-24 | Linear Technology Corporation | Switching topology for connecting two nodes in electronic system |
| US9787179B1 (en) | 2013-03-11 | 2017-10-10 | Picor Corporation | Apparatus and methods for control of discontinuous-mode power converters |
-
1992
- 1992-07-17 JP JP21375092A patent/JPH0636384A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| USRE40072E1 (en) | 2001-04-13 | 2008-02-19 | Vlt Corporation | Loss and noise reduction in power converters |
| US9787179B1 (en) | 2013-03-11 | 2017-10-10 | Picor Corporation | Apparatus and methods for control of discontinuous-mode power converters |
| US8963617B1 (en) | 2013-09-20 | 2015-02-24 | Linear Technology Corporation | Switching topology for connecting two nodes in electronic system |
| KR20160044551A (ko) * | 2013-09-20 | 2016-04-25 | 리니어 테크놀러지 코포레이션 | 전자 시스템에서 2개의 노드를 연결하기 위한 스위칭 토폴러지 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19991005 |