JP3532205B2 - 成型製品製造装置および方法 - Google Patents

成型製品製造装置および方法

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JP3532205B2 JP51928994A JP51928994A JP3532205B2 JP 3532205 B2 JP3532205 B2 JP 3532205B2 JP 51928994 A JP51928994 A JP 51928994A JP 51928994 A JP51928994 A JP 51928994A JP 3532205 B2 JP3532205 B2 JP 3532205B2
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    • DTEXTILES; PAPER
    • D21PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
    • D21JFIBREBOARD; MANUFACTURE OF ARTICLES FROM CELLULOSIC FIBROUS SUSPENSIONS OR FROM PAPIER-MACHE
    • D21J5/00Manufacture of hollow articles by transferring sheets, produced from fibres suspensions or papier-mâché by suction on wire-net moulds, to couch-moulds
    • DTEXTILES; PAPER
    • D21PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
    • D21JFIBREBOARD; MANUFACTURE OF ARTICLES FROM CELLULOSIC FIBROUS SUSPENSIONS OR FROM PAPIER-MACHE
    • D21J7/00Manufacture of hollow articles from fibre suspensions or papier-mâché by deposition of fibres in or on a wire-net mould

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
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  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Moulding By Coating Moulds (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 発明の分野 本発明は、リサイクルされた紙製品に含まれている繊
維などの繊維を成型することによって、梱包およびその
他の構造物を形成するようにとくに適合された、改良型
の機械装置、およびその機械装置を用いる製造方法に関
するものである。
発明の背景 出荷される商品の内部梱包クッション用には主にプラ
スチック材料が用いられている。そのようなプラスチッ
ク・クッション材料には、様々なポリエチレン・フォー
ム、成型可能なポリエチレン共重合体フォーム、発泡ポ
リエチレン・ビーズ・フォーム、スチレン・アクリロニ
トリル共重合体フォーム、ポリスチレン・フォーム、ポ
リウレタン・フォーム等がある。そのようなプラスチッ
ク材料およびプラスチック・フォームは適所で成型で
き、または特定の内部梱包クッション構造物に成型でき
る。プラスチックは断片に形成して、「スチロフォーム
・ピーナッツ」などの、ゆるい詰め物(loose fill)を
構成することもできる。
しかし、プラスチック・クッション材料およびプラス
チック内部梱包クッション構造物には2つの大きな欠点
がある。まず、使い捨て梱包材は国の自治体における固
体廃棄物の大きな部分を占めている。梱包材は、固体の
都市ゴミ全体の体積でおよそ3分の1を占め、その8%
がクッション材料からなる。第2に、プラスチック・ク
ッション材料は一般に生分解性でもなければ堆肥化可能
でもなく、したがって、固体廃棄物堆積問題の長期的要
素であり続ける。
更に、プラスチック分子の性質上、プラスチック内部
梱包クッション構造物は、製品のクッション作用を減
じ、かつ機械的衝撃および震動からの防護を減ずる、削
減可能なばね定数パラメータを有する。プラスチック・
フォーム材料は、はね返り、反発係数、および弾性に関
して達成できる削減が本質的に制限されていることがあ
る。その結果、プラスチック・クッション材料は、梱包
システムの衝撃増倍率を増大し、衝撃の加速度と速度変
化および外部梱包の変位を内部に含まれる製品に結び付
ける、共振状態に巻き込まれることがある。同様に、プ
ラスチック・クッション材料のそれらの特性が、共振状
態の下における震動の伝達および増倍(magnificatio
n)に寄与することがあり、衝撃や震動を減衰するため
の重要な構造を達成する障害となることも判明してい
る。
それらの理由から、発明者は、好ましくは成型した紙
繊維から製造された新規の改良された梱包構造物を得る
ことが望ましいと判断した。それらの梱包構造物は、リ
サイクルした新聞紙またはその他のリサイクルされた紙
製品から製造し、構造物自体もリサイクルできることが
好ましい。発明者が開発した新規の改良された繊維梱包
構造物は、1992年8月6日出願の本発明者の「Molded P
ulp Fiber Interior Package Cushioning Structures」
という名称の本願とともに係属中の米国特許出願第07/9
27,061号に開示されている。そこに開示されている新規
の改良された梱包構造物は、リブ、アンチヒンジリブ、
さや(単独または並べたもの)、さや付きリブ、フィレ
ット、ポスト、たな、波形にしたまたは補強した縁部、
積み重ねたリブおよびさや、圧搾リブ(crush ribs)、
サスペンジョン・ポケット、リブ・ケージ、およびその
他の複雑な構造を含めて複雑な形状に形成できる。
スーパーマーケットで見られる果物カートンや卵カー
トンなど、従来の紙繊維梱包構造物を製造できるように
設計された機械が、長年にわたって使用されてきた。妥
当な価格で入手できる1つのそのような機械は、英国の
Rochdale所在のTomlinson's Ltd.の垂直運動型(vertic
al motion−type)小容量真空成型機である。この機械
は希望の成型繊維製品を連続製造できるように設計され
ている。
Hornbostelらに付与された米国特許第3,850,793号
は、隔壁によって2つの室に分けられた真空プレナムを
有する、パルプ製品を製造するための成型機を開示して
いる。各室には1つ金型が取り付けられる。しかし、こ
の機械はダッシュボードの製造用に設計されており、本
発明の方式で様々な紙繊維梱包構造物を形成ずるように
はなされていない。
Wellsに付与された米国特許第3,005,491号は、成型ホ
イールの周縁部に固定されて、真空分配の支援を行うア
ダプタ・プレートを含む、高速ロータリ型真空成型機を
開示している。しかし、Wellsの設計は単一の金型を固
定することだけを意図している。
Leitzelに付与された米国特許第3,046,187号は、成型
される製品に通気孔を設けるために、追加の圧力ポート
(pressure port)および導管を設けた果物トレー成型
機を開示している。
Mayneに付与された米国特許第3,306,815号は、伸縮式
真空供給管から「フランジ連結器」によって懸垂された
成型立体を備えた垂直作動式(vertical action moldin
g)成型装置を開示している。Palmerに付与された米国
特許第773,671号は、パルプ・スラリから浮き出しパネ
ルを加圧成型するための垂直移動式成型装置を示す。成
型フレームの最終圧縮動作は、成型床に係合するカム面
を有する受けレバーによって手動で行う。Schavoirに付
与された米国特許第1,409,591号は、プレス型の2つの
金型部分を一緒にロックするためにアーム面付きのカム
を使用することを開示している。Thuneに付与された米
国特許第4,306,851号は、射出前に外部型穴cavitiesに
内部のモールドコアを希望の整列状態に固定するため
の、カム動作機構を備えた自動車型バッテリ用射出成型
装置を記述している。Salvadoriに付与された米国特許
第4,883,415号は、タイヤ金型の部品を固定するための
迅速結合(rapid coupling)/引き離しバヨネット機構
(releasing bayonet mechanism)を備えたダイヤ成型
器を開示している。Relfersに付与された米国特許第3,3
06,813号は、金型にボルト留めされ、成型品に滑らかな
周縁部表面を形成する周辺環を開示している。それらの
参照文献のいずれも、カム装置を用いてプラテンに金型
を固定すること、または様々な金型をプラテン上で迅速
に交換できるようにするための迅速切り離し(quick re
lease)機構を設けることは開示していない。
本発明者の同時係属の出願に関連して上述した新規の
改良された梱包構造物は、普通のスーパーマーケットの
カートンより複雑であるために、製造工程も一層複雑に
なる傾向がある。更に、たとえば、卵は自然に画一的に
なっているので、カートンを標準化することが可能であ
り、したがって、機械をカートン製造専用にでき、多少
とも連続運転できる。しかし、本発明によれば、本発明
者の同時係属の出願に教示されているように、様々なよ
り複雑な梱包構造物が様々な製品のために提供される。
所与の梱包の必要量は、専用機械のコストに引き合わな
い可能性がある。更に、機械装置に対する投資が引き合
うとしても、その機械の運転を開始するごとに時間およ
び原材料に関してかなりの固定費用がかかる。比較的少
量の製品を製造するために機械を間欠的に使用するだけ
であるならば、単位当たりのコストは増化する。このた
め、製品をほぼ連続して製造するために運転する場合に
は、繊維成型機は効率が最も高い。最後に、並列組立て
ラインで製造される製品を箱詰めおよび出荷するため製
品の梱包を「ジャスト・イン・タイム」で行うために、
梱包材を製品の製造速度に類似する速度で提供すること
が多くの場合に望ましい。このようにすると、出荷場所
に大量の梱包材料を在庫する必要が減少する。
それらの理由の全てから、様々な成型繊維製品に独自
の機械を専用することは望ましくないことがある。した
がって、機械をかたづけ再起動させることなしに、新し
い種類の梱包形状に容易に切り替えることができる、様
々な梱包形状を製造できる機械が必要とされている。
発明の概要 したがって、本発明の全般的な一目的は、複雑な梱包
形状を成型できる、成型繊維製品製造用の新規な改良さ
れた装置を提供することである。
本発明の別の全般的な目的は、様々な複雑な梱包形状
を順次成型するために、迅速に切替えが行える、成型繊
維製品製造用の新規な改良された装置を提供することで
ある。
本発明の具体的な目的は、様々な金型寸法および形状
構造に対処するために、多数の金型取付けサイト(金型
サイトということあり)を有する新規な改良された真空
成型機を提供することである。
本発明の別の目的は、製品に対する損傷を避けるた
め、トランスファ・サイクルと射出サイクルを精密に制
御できるように、各金型における持続時間と圧力、した
がって空気流量が個々に制御される、新規な改良された
装置を提供することである。
本発明の別の目的は、様々な成型繊維梱包製品の製造
を容易にするために、Tomlinson往復式小容量真空成型
機(reciprocating low volume vacuum molding machin
e)の新規な改良された変形を提供することである。
本発明の別の目的は、金型を装着する多数のポートが
利用できる、真空成型機用の新規な改良されたアダプタ
・プレートを提供することである。
本発明の別の目的は、使用中に金型を交換することに
よって、製品を迅速に切り替えることができる、真空成
型機用の新規な改良された迅速切離し金型アタッチメン
ト機構を提供することである。
本発明の別の目的は、成型品をトランスファ金型へ送
っている間に、トランスファ金型と成形用金型の間に一
定の距離をとるための、往復式真空成型機用の新規な改
良されたプラテン停止機構を提供することである。
本発明の別の目的は、様々なトランスファ金型取付け
サイト(トランスファ金型サイトということあり)に別
々の管を設けた、真空成型機用の新規な改良された正圧
空気(positiveair)供給装置を提供することである。
本発明の別の目的は、トランスファ金型から製品を放
出させるために供給される空気の量を制御するための、
真空成型機用の新規な改良された空気流量制御法を提供
することである。
本発明の別の目的は、空気の体積流量と、正圧空気の
選択した体積流量の持続時間を制御するための、真空成
型機用の新規な改良された空気流量制御装置を提供する
ことである。
本発明の別の目的は、上側プラテンのトランスファ金
型から落下してきた成型された内部梱包クッション構造
物およびその他の製品を受けるための、真空成型機用の
新規な可変高さコンベヤ装置を提供することである。
本発明の別の目的は、様々な成型製品形状に対処する
ために乾燥工程の調整が行える、真空成型機の多段空気
乾燥機中の乾燥空気流量の新規な改良された制御を提供
することである。
本発明の別の目的は、付随する補助容器を設けること
によって、容量が増加したパルプ原料容器を備えた真空
成型機を提供することである。
本発明のその他の目的は、図面、明細書、および本発
明の請求の範囲を検討することによって、当業者には明
らかになるであろう。
上記の目的は、本発明の好適な実施例においては、To
mlinson往復式小容量真空成型機を改造することによっ
て達成される。金型を装着するのに利用できる多数のポ
ートを設けるために新規なアダプタ・プレートが設けら
れ、使用中の金型を交換することによって製品を迅速に
切り換えることができる、迅速切り離し型アタッチメン
トがアダプタ・プレートに設けられる。製品を成形用金
型からトランスファ金型へ送る位置にトランスファ金型
と成形用金型がある時に、新規なダイストップ(プラテ
ンストップということあり)が、それらの金型の間に一
定の間隔を設ける。
様々な複雑な構造物を同時に製造できるようにするた
めに、様々なトランスファ金型取付けサイト(トランス
ファ金型サイトということあり)に別々に正圧空気供給
管が設けられる。それらの別々の管を用いて、トランス
ファ金型から製品を放すために加えられる空気の量を制
御する、新規な空気流量制御法が提供される。この空気
量制御は空気の体積流量と、正圧空気の選択した体積流
量の持続時間を制御する。
上側プラテンまたは圧力ヘッドのトランスファ金型か
ら落下する、成型した内部梱包クッション構造物および
その他の製品を受けるために、高さ可変コンベヤが設け
られる。製造のこの段階における材料は含水率が高く、
軟らかい状態にあるので、成型された内部梱包クッショ
ン製品は速すぎるスピードでコンベヤに当たると損傷を
受けやすく、変形しやすい。コンベヤに当たる速さはト
ランスファ金型とコンベヤの間の距離によって決定さ
れ、それに重力の加速度が作用する。本発明の様々な成
型した内部梱包クッション製品の幅や深さは広く異なる
ので、コンベヤまでの落下距離はかなり変化することが
ある。したがって、本発明によれば、高さが調整可能な
コンベヤを用いて特定の製品の製造における製品の幅ま
たは深さに対処する。
本発明は、様々な形状の成型品に対処するために乾燥
過程を調整できる、多段空気乾燥機における乾燥空気流
の量の新規な独立した制御も提供する。また、補助容器
を設けることによって、パルプ原料容器の容量を増大さ
せる。
図面の簡単な説明 第1図は、本発明の好適な実施例において使用するTo
mlinsonパルプ成型装置のブロック図である。
第2図は、第1図のパルプ成型装置の従来技術の成型
機の線図である。
第3図は、本発明の改良した成型機の線図である。
第4図は、第3図に示す本発明の上側プラテン空気流
装置の組立て図である。
第5a図は、複数の複雑で変化する金型で使用できるよ
うに従来技術の成型機を適合させるための本発明のアダ
プタ・プレートの図であり、第5b図は第5a図のアダプタ
・プレートの側面断面図である。
第6a図は、本発明の迅速引き離しカムブロックを示す
断面図であり、第6b図はそのようなカムブロックを2個
用いた金型の取り付けを示す平面図である。
第7図は、本発明のダイストップを示す組立て図であ
る。
第8図は、本発明に従って原料容器の容量を増加する
ための装置の平面図である。
好適な実施例の詳細な説明 本発明は、英国Rochdale所在のTomlinson's Ltd.によ
って製造されたTN1型垂直移動式小容量真空成型機の基
本構造を基にして製造することが好ましい。この機械
は、主として比較的小容量の卵容器などを成型するため
に設計され、発展途上国で使用するのに適した技術レベ
ルを持つものとして市販されてきたものである。それら
の機械は市販の大容量のロータリ真空成型機と比較して
比較的安価である。
本発明の装置のブロック図を第1図に示す。第1図に
示すように、装置100はパルパ(pulper)102と、水/パ
ルプ貯蔵タンク104と、計量ポンプ105と、真空分離器11
2と、成形部116と、コンベヤ118と、5段階乾燥機120と
を備えている。パルパ102へは原材料をスクリューコン
ベヤ(図示せず)によって、または原材料をパルパ102
へ運ぶための適切な任意の手段によって供給できる。パ
ルパ102は原材料をパルプにする働きをする。パルプは
パイプ103を通じて水/パルプ貯蔵タンク104へ送られ
る。計量ポンプ105が必要に応じてパルプ材料を貯蔵タ
ンク104からパイプ107を通じて抜き出す。パイプ107中
の流れはゲート弁108によって制御できる。その後でパ
ルプは計量ポンプ105によってパイプ109を通じて真空分
離器112へ送られる。第1図から分かるように、パイプ1
07と109は添加剤供給ニップル110を含む。パルプに別の
物質を添加したい場合に供給ニップル110を使用でき
る。たとえば、パルプ原料に供給ニップル110を通じて
着色剤または結合剤を添加する。
その後でパルプ混合物は真空分離器112に入る。真空
分離器はパルプ混合物から過剰な水分を除去する。除去
した水をパイプ113を通じて貯蔵タンク104に戻す。パイ
プ113は白水濾過器white water filter106を含む。次に
パルプ混合物は通路114の下を成形部116まで送られる。
成形部116はパルプを希望の形に成形する働きをする。
成形部116の動作については下で第3図を参照して詳し
く説明する。適当な形に形成されると、成型されたパル
プフォームがコンベヤ118上に放出され、5段乾燥機120
を通って運ばれて乾燥され硬化される。
第2図は、Tomlinson往復式小容量真空成型機におい
て現在使用されている成形部200の略図である。第2図
に示すように、成形部200は下側プラテン202と上側プラ
テン204との2つの真空プラテンを含む。それら2つの
プラテンと、最大4個の金型206と、マッチング・トラ
ンスファ金型208とをそれに取付けることができる。プ
ラテン202とプラテン204を結合した時、それぞれ真空お
よび圧縮空気を加えるためのポート(port)を含む、下
側プラテン202上の金型サイト210と、上側プラテン204
上の金型サイト212が整列する。同様に、プラテン202と
プラテン204を結合した時、主金型206とトランスファ金
型208が整列する。パルプ繊維のスラリから製品を成型
するための主金型206は下側プラテン202上の金型サイト
210に固定される。主金型206は一般に雄型である。成型
したパルプ繊維製品を送るためのトランスファ金型208
は上側プラテン204上の金型サイト212に固定される。ト
ランスファ金型208は一般に雌型である。
主金型206を支持する下側プラテン202は駆動チェーン
216上を垂直方向に往復する。駆動チェーンは、パルプ
繊維スラリ230を含んでいるスラリタンク218中に主金型
206を下ろす。主金型206がスラリ230中に留まっている
時間は、プログラム可能な論理制御装置(programable
logic controller)220によって設定される。リミット
スイッチ222と223が下側プラテン202の往復垂直運動の
範囲を制御する。また、リミットスイッチ222と223は圧
力減224によって通路226を通じて供給される負または正
の空気圧の加圧も制御する。上側プラテン204は、成型
された構造物を乾燥器コンベヤ118まで送る目的で、水
平方向のみに前後に往復運動する。リミットスイッチ22
8と229が水平運動の範囲と、上側プラテン204への負ま
たは正の空気圧の加圧も同様に制御する。
下側真空プラテン202の通路226を圧力源224を介して
真空管に選択的に結合して、負空気圧の選択した真空を
加えることができる。この元の機械では同じ負の空気圧
が各ポートと金型サイト210に供給される。下側プラテ
ン202が下側リミットスイッチ222に達すると真空が加え
られる。上記のように、下側プラテン202の主金型206が
タンク218からのパルプ繊維スラリ230の中に留まる時間
は、プログラム可能な論理制御装置220によって制御さ
れる。それと一緒に、加えられる真空の大きさとパルプ
繊維スラリ中の滞留時間が、成型された製品の厚さ、す
なわち「ゲージ(gauge)」を決定する。下側プラテン2
02がスラリ230の上の上側リミットスイッチ223まで上昇
した後で、短い休止があり、その間に、通路226を通じ
て真空を加えることによって、成型された構造物から水
分が更に抜き出される。下側プラテン202は、圧力減224
を適切に制御することによって、通路226を通じて正の
空気圧管に選択的に結合することもできる。正の空気圧
は各場所210のポートへ、したがって、主金型206へも同
様に加えられる。正の空気圧は通路226を通じて加えら
れ、成型された製品をそれぞれの主金型206から放出さ
せる。
下側プラテン202の移動範囲の上限において、上側プ
ラテン204は成型された製品が主金型206から放出された
時に、それらの製品を形成して受ける位置に置かれる。
上側真空プラテン204は通路232を介して圧力源224に同
様に結合される。その圧力源224によって負空気圧をト
ランスファ金型サイト212に加えることができる。成型
された繊維は、近接するトランスファ金型サイト212に
加えられた真空によって、主金型206から「取り出され
る」。
その後で、上側プラテン204は水平方向に乾燥器コン
ベヤ118の上の位置まで移動する。この場所において、
リミットスイッチ228が作動され、正空気圧が、圧力源2
24によって通路232を通じてトランスファ金型サイト212
に加えられ、成型された製品を放してそれらの製品をコ
ンベヤ118の上に落下させる。コンベヤ118は乾燥器120
(第1図に示す)の一連の乾燥段階を通る。成型された
繊維製品はその乾燥器において乾燥されて、上記の完成
品を形成する。
本発明のこのTomlinson往復式小容量真空成型機の作
動および構造を変更することによって、様々な複雑な構
造、とくに、1992年8月6日に出願された「Molded Pul
p Fiber Interior Package Cushioning Structures」と
いう名称の、本発明者の同時係属の米国特許出願第07/9
27,061号に記載されている“内部梱包クッション構造
物”を成型するようにとくに適合された新しい種類の機
械が、妥当な価格で製造される。本発明は成型されたパ
ルプ繊維製品を成型し送るための新規な改良された方
法、ならびに成型された繊維製品、とくに内部梱包クッ
ションに使用するための製品を成形するための新規な改
良された装置を提供するものである。
以下第3図を参照して本発明の好適な実施例について
説明する。第3図は本発明の成形部116の略図を示す。
本発明の第1の態様においては、金型取付けサイト210
と212の数を増加して、様々な寸法および複雑さの製品
を同時に成型できるようにする。好適な実施例において
は、それはトランスファプラテン手段としての上側真空
プラテン(上側プラテンということあり)成型・プラテ
ン手段としての下側真空プラテン(下側プラテンという
ことあり)202の両方に新たなアタプタ・プレート306を
装着することによって行われる。これらのアタプタ・プ
レート306については、第5図に関連して以下に一層詳
しく説明するが、金型の装着においてより大きい適応性
をもたらす。
本発明の他の重要な態様は、様々なトランスファ金型
サイト212と、成形用金型取付けサイト(成形用金型サ
イトということあり)210にそれぞれ別々の空気供給管3
12、313を設けることである。
この空気供給装置を、以下に説明する第4図により詳
しく示す。機械が作動すると、上側プラテン204は成型
された製品を金型206から拾いあげ、それらを乾燥器コ
ンベヤ118まで動かし、正空気圧と空気流を加えること
によって、成型された製品をコンベヤ118上に分配す
る。複数の金型サイト210と212において製品を新規な方
式で放出するために加えられる空気の流量と流れの持続
時間を個々に制御するために、空気量制御装置311が設
けられる。この空気流の制御は、寸法と複雑さが広範に
変動する製品を、損傷なしにコンベヤ118上に適切に放
出するために重要であることが判明している。
本発明の空気量制御装置311は流量制御弁314とソレノ
イド弁316を含む。したがって、制御弁314を通る空気の
流量用と、各金型サイトにソレノイド弁316を通じて供
給される正圧空気の選択された流量の持続時間用の制御
装置が設けられる。空気圧は、圧力源224の作動の制御
によっても制御可能である。したがって、一緒に動作す
る2つの弁314と316は金型サイト212に供給される空気
の総量を制御し、所望の空気量を各成型製品の寸法と複
雑さに合わせることができる。
具体的には、共通空気圧力源224から別々の空気流れ
管312が設けられる。別々の各空気流れ管312中に弁手段
である別々のソレノイド弁316と流量制御弁314が設けら
れる。それらの弁は制御手段である機械のプログラム可
能な論理制御装置220に接続され、かつその制御装置に
よって別々に制御できる。プログラム可能な論理制御装
置220は、特定の金型および特定の製品に適した空気流
量と持続時間を提供するようにプログラムされる。簡明
にするために第3図には空気流れ管312を2本だけ示し
たが、本発明の好適な実施例では空気流れ分岐が4本あ
る。
それぞれそれ自体のソレノイド弁316と流量制御弁314
を有する、上側真空プラテン204の領域に別々の空気供
給管312をこのように配置することの重要性は、金型の
別々の領域への空気流量と、選択した空気流量の持続時
間とを、各金型サイト212で別々に制御できることであ
る。その結果、各金型サイト212に供給される空気の総
量が制御されることになる。トランスファ金型サイト21
2からコンベア118上への内部梱包クッション構造物の放
出は、空気の流量と流れの持続時間のパラメータに非常
に敏感であることが判明している。
単一の金型サイト212で成型される小型製品の場合
は、製品を損傷なしにコンベア上に放出するのに、比較
的小さな空気流量と比較的小さな空気総量が適してい
る。たとえば、4か所の金型サイト212にわたって延び
る大きな成型された内部梱包クッション製品の場合に
は、成型製品を放出するのにより高い空気流量、したが
ってより大きい総量を必要とする。したがって、空気の
流量と、空気の流れの持続時間と、空気の総量を成型製
品の寸法と複雑さに合わせなければならない。その目的
は、トランスファ金型から成型製品を一様にかつ過大な
力なしに放出し、製品が重力によって損傷なしにコンベ
ヤ118上に落ちることができるようにすることである。
前記装置に使用する各金型セットごとに適切なレベル
が、金型セットによって製造される製品の形と複雑さに
応じて、実験的に決定される。特定の金型サイト212へ
の流量が過大であると、湿っている製品に孔があくこと
があり、または製品に形成される複雑なリブ、さや、ひ
れがこわれたり変形したりすることがある。流量が小さ
すぎると、製品の引き離しが不完全で、引き離された部
分と付着している部分の間が裂けて、同様に製品に損傷
を与えることがある。供給される空気の総量を調整する
ことに加えて、金型に対する空気の流れの持続時間を流
量とともに調整して、部品に損傷を加えることなしに良
好な引き離しを行わなければならない。ある製品は極め
て短い、高圧空気吹き付けによってより良好に引きはが
される。他の製品は、持続時間がより長い、より低い圧
力の吹き付けによって最も効果的に引きはがされる。
この整合のために、適切な流量の空気をそれぞれの金
型サイト212に送ることができるように、最初に流量制
御弁314を第1の各正空気供給管312内で設定する。空気
圧は装置全体にわたって同じ、たとえば、85〜110psiの
範囲、典型的には95〜100psiの範囲のままである。流量
制御弁314は、それぞれの成型製品を放出するための要
件に合うように流量を設定する。その後で、常閉ソレノ
イド弁316がプログラム可能な制御装置によって自動的
に制御され、必要とされる空気量に応じて、それぞれの
期間、たとえば0.1秒ないし1秒の間開く。流量制御弁3
14と自動ソレノイド弁316の組合わせが、体積流量と流
れの持続時間を制御する。したがって、一緒に動作する
2個の弁314と316は、金型サイト212に供給される空気
の総量を制御し、空気の量を各成型製品の寸法と複雑さ
に合わせることができる。
金型サイト210と成形用金型(主金型ということあ
り)206を含んでいる下側プラテン202に同様な空気量制
御装置を希望によって使用できる。第3図から分かるよ
うに、別々の空気供給管313が、通路226と流れ制御弁32
0およびソレノイド弁322を介して、圧力源224に接続さ
れる。流れ制御弁320は金型サイト210への空気流量を制
御する働きをし、ソレノイド弁322は金型サイト210への
空気の流れの持続時間を制御する働きをする。流れ制御
弁320およびソレノイド弁322はともに、金型サイト210
へ供給される空気の総量を制御するように作動する。ト
ランスファ金型208に関連する類似の問題(たとえば、
成型製品の引き裂きや穴あき)が、主金型206からトラ
ンスファ金型208への送り動作中に起きることがある。
この理由から、金型サイト210への空気の流れの制御を
維持することが有利なことがある。自動制御のために流
れ制御弁320およびソレノイド弁322はプログラム可能な
論理制御装置220に接続される。あるいは、流れ制御弁3
20およびソレノイド弁322は手動制御できる。
本発明の別の新規な特徴は、上側プラテン204のトラ
ンスファ金型208から落下した成型された構造物と製品
を受けるための可変高さコンベヤ118である。成型製品
がトランスファ金型208から放出された時の材料は含水
率が高く、軟らかい状態にあるために、成型製品は速す
ぎるスピードでコンベヤ118に当たると、損傷を受けた
り変形したりしやすい。したがって、合理的に可能なこ
とであるが、コンベヤ118を、上側プラテン204における
成型製品にできるだけ近く配置することが望ましい。様
々な成型製品の幅は広範に異なるために、落下距離はか
なり変わることがある。上側プラテン204の高さ位置は
容易には変更できず、上側プラテン204の往復運動は水
平方向のみである。たとえば、アジャスター318によっ
てコンベヤ118の高さを可変することが好ましい。アジ
ャスター318は自動ジャッキまたは手動ジャッキ、圧力
によって作動されるシリンダ、電気式ソレノイド、機械
式ターンバックル、または成型製品を受けるために効果
的な位置にコンベヤがくるように、金型208の位置に対
してコンベヤ118の位置を調整する手段となるその他の
任意の機構とすることができる。ただ1つのアジャスタ
ーを示したが、コンベヤ118の高さを調整するには2つ
またはそれ以上のアジャスターを使用することが望まし
い。小容量真空成型機における他の改良点は、乾燥手段
である空気乾燥器(第1図に示す)における乾燥空気の
流れの独立制御である。コンベヤ118は、順次結合され
ている5段階乾燥器を通る。各乾燥器はコンベヤ上への
空気の下向きの流れと、排出口への側に戻る上向きの流
れ用の空気流れ装置を組み込んでいる。それぞれの乾燥
段階に流れ込む乾燥器の空気は本発明では別々に制御す
ることが好ましい。これは、Tomlinson真空成型機では
従来利用できなかった機能である。これは、好適な実施
例においては、各乾燥器部への空気通路内部に可変バッ
クル(baffle)を設けることによって達成される。各バ
ッフルを調整して、その特定の乾燥段階に吹き込まれる
空気の量を選択的に制限することができる。好適な実施
例においてはバッフルは手動調整できるが、バッフルを
サーボモータに取り付けて、プログラム可能な論理制御
装置220によって機械の運転プログラムの一部として、
自動的に制御することもできる。
小容量真空成型機における別の改良点は、第3図に示
すダイストップ手段であるダイストップ(die stop)32
4を追加することを含む。改造していないTomlinson小容
量真空成型機を操作する際には、主金型206とトランス
ファ金型208の分離間隔を正確に制御する必要はなかっ
た。というのは、前記機械は卵容器などの製造用に主と
して設計されたものだからである。それらの製品は厚さ
の誤差を小さくする必要はない。しかし、繊維パルプス
ラリは粘稠性があるため、本発明に従ってより複雑な成
型された繊維梱包製品を製造する場合に、指定された製
品厚さが確実に維持されるようにするために、ダイスト
ップ324が必要なことが判明している。ダイストップ324
がないと、主金型206がトランスファ金型208に近付きす
ぎて、成型された繊維製品を過度に圧縮することがあ
る。この問題を軽減するために、ダイストップ324を用
いて、上側プラテン204から適切な距離において下側プ
ラテン202の上向き移動を停止させる。本発明の好適な
実施例においては、ダイストップ324の高さは5.875イン
チであり、そのため下側プラテン202と上側プラテン204
の間の標準間隔である最小分離間隔は5.875インチであ
る。ダイストップ324のこれ以上の詳細については、下
記で第7図を参照して説明する。
次に第4図を参照する。この図には空気量制御装置31
1の組立図が示されている。第4図から分かるように、
空気量制御装置311は流量(rate)制御弁314と、ソレノ
イド弁316と、可撓性パイプ402と、共通供給パイプ406
と、入力パイプ404を備えている。流量制御弁314と、ソ
レノイド弁316と、入力パイプ404は上側プラテン204上
に離隔されてin spaced apart relationship配置され
る。この間隔によって、製造している成型された製品に
応じて、変化する圧力を様々な金型サイト212に加える
ことができる。圧力源224から通路232を通じて可撓性パ
イプ402に空気が供給される。次いで可撓性パイプ402か
ら、上側プラテン204に固定された共通供給パイプ406に
空気が供給される。可撓性パイプ402は、成型作業中の
上側プラテン204の横運動を補償するために設けられた
ものである。ここでは4本の入力パイプを示している
が、所与の機械について使用する入力パイプの数を、同
時に成型する異なる製品の数に応じて、希望に従って増
減できる。
次に、アダプタ・プレート306の詳細図を示す第5a図
と第5b図を参照する。第5a図はアダタ・プレート306の
平面図を示し、第5b図は、第5a図の断面線A−Aに沿っ
て切断したアダプタ・プレート306の断面図を示す。ア
ダプタ・プレート306は第5図の図面に従って構成し、
各真空金型サイト210と212の数を4から24へ増加するこ
とが好ましい。
第5a図と第5b図から分かるように、アダプタ・プレー
ト306はバッフル502と、空気入口504と、圧力開口部506
を含む。第5a図に示すように、各アダプタ・プレート30
6は6個のモジュール508で構成できる。各モジュール50
8は4つの空気バッフル502と、1つの空気入口504と、
4つの圧力開口部506を有する。空気バッフル502および
圧力開口部506の構成は、空気入口504から金型サイト21
0と212へ空気の流れを分配する働きをする。
本発明の迅速切り離し取付け手段は、第6a図及び第6b
図によって定義される。第6a図に示すように、アダプタ
・プレート306上に設けられた金型サイト210と212に
は、カム固定機構604などからなる迅速切り離し取付け
手段である迅速切り離し交換可能取付け具(quick−rel
ease interchangeable mounting)を設けることが好ま
しい。これによって、任意の特定の金型サイト210と212
で用いる金型206または208を迅速に交換できるようにな
る。より大型の製品、またはとくに複雑な製品を製造す
る場合は、単一の金型206または208を複数の金型サイト
210と212に取り付けることもできる。したがって、迅速
切り離し取付け具は、2か所またはそれより多くの金型
サイトにより大きい金型を取り付けることができるよう
に設計される。図示のように、金型206と208には傾斜し
たカム面602をその側面に機械加工して設けることが好
ましい。それらのカム面は迅速切り離しカム固定機構60
4と協働し、その機構は金型206、208をアダプタ・プレ
ート306に取付ける。カム固定機構604はカム606を含
む。そのカムはアレンボルト(Allen bolt)608の周囲
に回転可能に取り付けられる。アレンボルト608を少
し、たとえば約1回転緩めると、カム606を金型206また
は208に対して90度回転でき、それによってカム固定機
構604は別のカウンタ206、208を受ける位置でアダプタ
・プレート306に取り付けたままにして、金型206と208
がアダプタ・プレート306から離れる。金型を取り付け
るには、金型206、208をアダプタ・プレート306に接す
る位置に置き、カム606を90度回す。その後でアレンボ
ルト608を締め付けてカム606のカム面610を金型206また
は208のカム面602に強く押し付ける。
第6b図は金型206と208をアダプタ・プレート306に接
する位置に保持する2つのカム固定機構604を示す平面
図である。
第7図は、第3図を参照して先に説明したダイストッ
プ324の好適な実施例の詳細図を示す。ダイストップ324
はステンレス鋼またはその他の適当な材料から製造さ
れ、たとえば、ボルトを用いて下側プラテン202に装着
される。第7図は下側プラテン202の1つの隅を示す。
本発明の好適な実施例においては、下側プラテン202の
4つの隅にそれぞれダイストップ324がある。
上記のように、ダイストップ324の目的は、下側プラ
テン202が上側プラテン204に近付きすぎて、成型された
繊維製品が過度に圧縮されるのを防止することである。
ダイストップ324は、下側プラテン202と上側プラテン20
4が、たとえば5.875インチの標準間隔である最小分離間
隔を確実に維持するように働く。本発明で用いるパルプ
スラリは粘調性があるため、ダイストップ324の上部702
の平らな表面が広い結果、パルプ材料の層が上部702と
上側プラテン204の間に捕捉され、ダイストップ324の上
部702が上側プラテン204に接触するのが防止される。下
側プラテン202と上側プラテン204の間のこの過大な分離
の結果として、厚さが大幅に変動する成型された繊維製
品が得られることになり、また、さや、リブなどの複雑
な形成された梱包形状が変形することもある。金型20
6、208の反復可能な相対的配置は、寸法が一貫している
本発明の梱包材料の形成にとって重要である。このた
め、ダイストップ324の上部702が、その上部702と上側
プラテン204の間に捕捉されるある変化する量のパルプ
材料からの妨害なしに、上側プラテン204に確実に強く
押し付けられるようにすることが望ましい。これは、本
発明においては、分配チャネル手段である排出スロット
704を用いて行われる。排出スロット704はダイストップ
324の上部702を被覆しているパルプ材料を除去し、それ
によって、ダイストップ324と上側プラテン204を確実に
強く接触させる手段となる。図示のように、ダイストッ
プ324の上部702内でスロット704を垂直方向と水平方向
に切断できる。また、過剰なパルプ材料から生ずる分離
を一層減少するために、拡大した中央排出領域706が設
けられる。上部702の表面積に応じて、これより多いま
たは少ないスロットおよび排出区域を設けるのが望まし
いこともある。
操作時には、下側プラテン202は、したがってダイス
トップ324は上側プラテン204に接近し、過剰のスラリ物
質が上部702と上側プラテン204の間から、排出スロット
704を通じて押し出され、スラリタンク218(第3図に示
す)に戻る。
排出スロット704はダイストップ324に対するDdAの積
分を実効的に小さくする。ただし、Aは上部702におけ
る小さい面積、Dは面積Aの中心からその上を材料が圧
力の下に流れることができる上部702の最も近い縁部ま
での距離である。この減少の結果、上部702に存在する
パルプ材料は全て上部702と上側プラテン204の間から一
層容易に流れ出すようになる。このようにして、ダイス
トップ324は上側プラテン204上に強く押し付けられ、製
造された成型製品の厚さは正確で極めて一定である。
第8図は装置100の原材料容器を改造したものの平面
図である。Tomlinson装置を用いてその元来の設計に従
って卵容器を製造するときは、必要なパルプ材料の量は
一定で、既存のパルパ102供給原材料容器802によって既
存の供給管804を通じて供給できる。しかし、本発明に
おいては、変化する寸法の多種類の成型製品が製造でき
る。このため、本発明に従って装置を改造すると、パル
プの使用率が一層可変になる。したがって、成型機に供
給する原料の容器をより大きくすることが、状況によっ
ては必要になる。
好適な実施例においては、ゲート弁808を有する追加
の4インチ供給管806がパルパ102から補助原材料容器81
0まで設けられる。補助原材料容器810は42立方フィート
の公称容量を持つことが好ましい。補助原材料容器810
は、ゲート弁814を持つ3インチ供給管812によって原材
料容器802に接続する。手動でまたは自動的に制御でき
る、ゲート弁808と814を適切に制御することによって、
オペレータはパルパ102から補助原材料容器810に充填で
き、かつ補助原材料容器810から原材料容器802をも充填
できる。このようにして、大量のパルプを使用する製品
を製造するために、パルパ102によって生成された大量
のパルプ原料を「バンク」(bank)することが可能であ
る。
以上、改良型の真空成型機、およびその機械を使用す
る製造方法をここで開示した。本発明の範囲および趣旨
から逸脱することなしに、本発明の装置に種々変更およ
び改造が可能なことが当業者には明らかであろう。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) D21J 3/00 - 7/00

Claims (43)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】1つまたは複数の成形用金型を受けるため
    の複数の成形用金型取付けサイト(site)を提供し、か
    つ所望の製品を形成するために湿ったパルプ材料を前記
    成形用金型に導入するための垂直方向に往復する成型プ
    ラテン手段と、 前記成形用金型に対応する1つまたは複数のトランスフ
    ァ金型を受けるための複数のトランスファ金型取付けサ
    イトを提供し、成形された製品を前記成形用金型から後
    続処理のために送るための水平方向にのみ往復するトラ
    ンスファ・プラテン手段と、 前記トランスファ・プラテン手段の各トランスファ金型
    取付けサイトに動作可能に接続され、前記トランスファ
    金型取付けサイトに別々に圧力を発生させて、前記成形
    された製品が前記トランスファ金型から除去されるよう
    にするための空気圧力源手段と、 この空気圧力源手段と複数の前記トランスファ金型取付
    けサイトの間に接続され、前記複数のトランスファ金型
    取付けサイトに生ずる流量および流れ持続時間を変化さ
    せる弁手段と、 この弁手段に接続され、前記複数のトランスファ金型取
    付けサイトに生じた流れの持続時間と体積流量を個々に
    (differentially)制御し、各前記トランスファ金型取
    付けサイトで形成されている製品の特性に応じて前記ト
    ランスファ金型取付けサイトに様々な所望の流れ持続時
    間および流量を提供する制御手段と を備えるパルプ製品用の真空成型装置。
  2. 【請求項2】トランスファ・プラテン手段に近接して配
    置され、前記形成された製品を前記トランスファ・プラ
    テン手段から受け取り、前記製品を乾燥するための乾燥
    手段を更に含むことを特徴とする、請求の範囲第1項に
    記載の真空成型装置。
  3. 【請求項3】前記乾燥手段が順次配置された複数の空気
    乾燥段階を備え、それらの空気乾燥段階中を成型された
    製品が通り、空気乾燥段階が独立して制御可能な空気流
    量を有することを特徴とする、請求の範囲第2項に記載
    の真空成型装置。
  4. 【請求項4】前記乾燥手段が、前記成型された製品を前
    記トランスファ金型から連続して受け取るためのコンベ
    ヤ手段を備え、前記成型された製品が前記トランスファ
    金型から前記コンベヤに落下する距離を変化させるため
    に、前記コンベヤ手段の垂直位置を調整できることを特
    徴とする、請求の範囲第2項に記載の真空成型装置。
  5. 【請求項5】前記トランスファ金型取付けサイトおよび
    前記成形用金型取付けサイトに、前記トランスファ金型
    および前記成形用金型をそれぞれ取り付けるための迅速
    切り離し取付けることのできるカム固定機構がそれぞれ
    設けられ、前記取付けサイトにおけるそれぞれの金型を
    異なる製品用の金型と交換することによって、前記装置
    の製品出力をいつでも交換できることを特徴とする、請
    求の範囲第1項に記載の真空成型装置。
  6. 【請求項6】前記トランスファ金型取付けサイトおよび
    前記成形用金型取付けサイトがそれぞれ圧力ポート(pr
    essure port)を備え、前記トランスファ金型の寸法お
    よび前記成形用金型の寸法に応じて各金型が1つまたは
    複数の前記圧力ポートを占めることを特徴とする、請求
    の範囲第1項に記載の真空成型装置。
  7. 【請求項7】前記制御手段が装置の作動を制御するため
    のプログラム可能な論理制御装置を備え、このプログラ
    ム可能な論理制御装置が前記弁手段を自動的に制御し
    て、圧力流れをスタートおよびストップさせ、複数の前
    記トランスファ金型取付けサイトへの圧力流れの持続時
    間を独立に制御するように働くことを特徴とする、請求
    の範囲第1項に記載の真空成型装置。
  8. 【請求項8】前記成型プラテン手段と前記トランスファ
    ・プラテン手段が、形成された前記製品を前記成形用金
    型から前記トランスファ金型に送るためのトランスファ
    位置において、相互に近接位置にインデックスされ、前
    記トランスファ位置において前記成型プラテン手段と前
    記トランスファ・プラテン手段の間に所定の標準間隔を
    設定するためのダイストップ手段を更に備えることを特
    徴とする、請求の範囲第1項に記載の真空成型装置。
  9. 【請求項9】前記ダイストップ手段が、前記成型プラテ
    ン手段または前記トランスファ・プラテン手段の一方か
    ら延び、前記トランスファ位置において前記成型プラテ
    ン手段と前記トランスファ・プラテン手段のうちの他方
    に接触する、少なくとも1つのストップ部を備えること
    を特徴とする、請求の範囲第8項に記載の真空成型装
    置。
  10. 【請求項10】前記トランスファ位置において、前記ス
    トップ部と前記プラテン手段の間の前記接触を前記パル
    プ材料が妨害するのを防止するための分配チャネル手段
    が、前記ストップ部の端部に設けられることを特徴とす
    る、請求の範囲第9項に記載の真空成型装置。
  11. 【請求項11】成形用金型の厚さと、トランスファ金型
    の厚さと、所望の製品厚さの和が前記所定の標準間隔に
    等しくなるように、前記トランスファ金型と前記成形用
    金型が対として構成されることを特徴とする、請求の範
    囲第8項に記載の真空成型装置。
  12. 【請求項12】パルプ製品を成型するための装置であっ
    て、圧力ポートを備える成形用金型取付けサイトを少な
    くとも12か所提供し、複数の異なる成形用金型を受け、
    かつ湿ったパルプ材料を前記成形用金型に導入して所望
    の製品を形成するための垂直方向に往復する成型プラテ
    ン手段と、圧力ポートを備えるトランスファ金型取付け
    サイトを少なくとも12か所提供し、前記成形用金型に対
    応する複数の異なるトランスファ金型を備え、前記形成
    された製品を前記成形用金型から後続処理のために送る
    ための水平方向にのみ往復するトランスファ・プラテン
    手段と、 この成型プラテン手段の各成型用金型取付けサイトに作
    動可能に接続され、前記成型用金型取付けサイトに圧力
    を別々に発生して、前記成形された製品が前記成形用金
    型から除去されるようにするための空気圧力源手段と、 各成形金型取付けサイトおよびトランスファ金型取付け
    サイトにあって、前記トランスファ金型および前記成形
    用金型を取り付け、前記取付けサイトにおけるそれぞれ
    の金型を、異なる製品を製造するための異なる寸法の金
    型と交換することによって、前記装置の製品出力をいつ
    でも変更できる迅速切り離し取り付け手段と を備え、 各前記金型が1つまたは複数の前記圧力ポートを占める
    ように、前記成形用金型の寸法を変化でき、各前記金型
    が1つまたは複数の前記圧力ポートを占めるように、前
    記トランスファ金型の寸法を変化できる装置。
  13. 【請求項13】前記空気圧力源手段と複数の前記トラン
    スファ金型取付けサイトの間に接続され、前記複数のト
    ランスファ金型取付けサイトにおいて生ずる流量および
    流れ持続時間を変化させる弁手段と、 この弁手段に接続され、複数の前記トランスファ金型取
    付けサイトにおいて生ずる流れ持続時間および体積流量
    を個別に制御し、前記トランスファ金型取付けサイトに
    おいて形成される製品の特性に応じて、前記トランスフ
    ァ金型取付けサイトにおいて様々な所望の流れ持続時間
    および流量を提供する制御手段と を更に備えることを特徴とする、請求の範囲第12項に記
    載の装置。
  14. 【請求項14】トランスファ・プラテン手段に近接して
    配置され、前記形成された製品を前記トランスファ・プ
    ラテン手段から受け取り、前記製品を乾燥する乾燥手段
    を更に含むことを特徴とする、請求の範囲第12項に記載
    の装置。
  15. 【請求項15】前記乾燥手段が順次配置された複数の空
    気乾燥段階を備え、それらの空気乾燥段階を成型された
    製品が通り、前記空気乾燥段階が独立して制御可能な空
    気流量を有することを特徴とする、請求の範囲第14項に
    記載の装置。
  16. 【請求項16】前記乾燥手段が、前記トランスファ金型
    から成型された製品を連続して受け取るコンベヤ手段を
    備え、前記成型された製品が前記トランスファ金型から
    前記コンベヤ手段まで落下する距離を変化させるため
    に、前記コンベヤ手段の垂直位置を調整できることを特
    徴とする、請求の範囲第14項に記載の装置。
  17. 【請求項17】前記制御手段が装置の動作を制御するた
    めのプログラム可能な論理制御装置を備え、このプログ
    ラム可能な論理制御装置が前記弁手段を自動的に制御し
    て、圧力の流れをスタートおよびストップさせ、複数の
    前記トランスファ金型取付けサイトへの圧力の流れの持
    続時間を独立に制御するように動作することを特徴とす
    る、請求の範囲第13項に記載の装置。
  18. 【請求項18】前記成型プラテン手段と前記トランスフ
    ァ・プラテン手段が、形成された前記製品を前記成形用
    金型から前記トランスファ金型に送るためのトランスフ
    ァ位置において相互に近接位置にインデックスされ、前
    記トランスファ位置において前記成型プラテン手段と前
    記トランスファ・プラテン手段の間に所定の標準間隔を
    設定するためのダイストップ手段を更に備える請求の範
    囲第12項に記載の装置。
  19. 【請求項19】前記ダイストップ手段が、前記成型プラ
    テン手段と前記トランスファ・プラテン手段の一方から
    延び、前記トランスファ位置において前記成型プラテン
    手段と前記トランスファ・プラテン手段のうちの他方に
    接触する、少なくとも1つのストップ部を備えることを
    特徴とする、請求の範囲第18項に記載の装置。
  20. 【請求項20】前記トランスファ位置において、前記ス
    トップ部と前記プラテン手段の間の前記接触を前記パル
    プ材料が妨害するのを防止するための分配チャネル手段
    が、前記ストップ部の端部に設けられることを特徴とす
    る、請求の範囲第19項に記載の真空成型装置。
  21. 【請求項21】成形用金型の厚さと、トランスファ金型
    の厚さと、所望の製品厚さの和が前記所定の標準間隔に
    等しくなるように、前記トランスファ金型と前記成形用
    金型が対として構成されることを特徴とする、請求の範
    囲第18項に記載の真空成型装置。
  22. 【請求項22】1つまたは複数の金型を受けるようにな
    された複数の金型取付けサイトと、各金型取付けサイト
    に動作可能に接続され、選択された流量で、かつ金型取
    付けサイトにおいて選択された持続時間を有する圧力を
    選択的に生ずる空気圧力源とを有し、垂直方向に往復す
    る成型プラテンと水平方向にのみ往復するトランスファ
    ・プラテンとを有する往復式小容量真空成型機を提供す
    る第1の工程と、 複数の金型取付けサイトにおいて生じる圧力と流量を個
    別に制御し、形成された製品を前記金型から取り出すた
    めに複数の金型取付けサイトにおいて所望の様々な真空
    圧と様々な流量を提供する第2の工程と を含むパルプ繊維製品を成型する方法。
  23. 【請求項23】前記第1の工程において、所望の成型さ
    れたパルプ製品を成形するための成形用金型を保持し、
    トランスファ・プラテンは前記成型されたパルプ製品を
    成形用金型から後続の処理装置まで送るためのトランス
    ファ金型を保持し、各成型プラテンおよびトランスファ
    ・プラテンがそれと関連する複数の金型取付けサイトを
    有し、各金型取付けサイトが関連するプラテン内の開口
    部によって画定され、その開口部が前記金型取付けサイ
    トに取り付けられている金型に圧力を提供するために、
    空気圧力源に別々に接続されることを特徴とする、請求
    の範囲第22項に記載の方法。
  24. 【請求項24】前記トランスファ金型から取り出した後
    で、前記成型された製品を、前記トランスファ・プラテ
    ンから受け取るように配置された乾燥機を用いて乾燥す
    る別の工程を含むことを特徴とする、請求の範囲第23項
    に記載の方法。
  25. 【請求項25】乾燥工程で、順次配置されている複数の
    空気乾燥段階を有する乾燥機を使用し、空気乾燥段階を
    成型された製品が通り、前記空気乾燥段階が独立して制
    御可能な空気流量を有することを特徴とする、請求の範
    囲第24項に記載の方法。
  26. 【請求項26】前記乾燥工程で、前記トランスファ金型
    から前記成型された製品を連続して受け取るためのコン
    ベヤを有する乾燥機を使用し、前記成型された製品が前
    記トランスファ金型から前記コンベヤまで落下する距離
    を変化させるためにそのコンベヤ手段の垂直位置を調整
    することができることを特徴とする、請求の範囲第24項
    に記載の方法。
  27. 【請求項27】前記トランスファ金型取付けサイトおよ
    び前記成形用金型取付けサイトに、それぞれ前記トラン
    スファ金型および前記成形用金型を取り付けるための迅
    速切り離し取付け手段が設けられ、前記取付けサイトに
    おけるそれぞれの金型を異なる製品用金型と交換するこ
    とによって、前記装置の製品出力をいつでも交換できる
    ことを特徴とする、請求の範囲第23項に記載の方法。
  28. 【請求項28】前記成形用金型取付けサイトおよび前記
    トランスファ金型取付けサイトがそれぞれ圧力ポートを
    備え、各前記金型が1つまたは複数の前記圧力ポートを
    占めるように、前記トランスファ金型の寸法および前記
    成形用金型の寸法を変化させることを特徴とする、請求
    の範囲第23項に記載の方法。
  29. 【請求項29】圧力のスタートおよびストップを自動的
    に制御することによって、複数の前記トランスファ金型
    取付けサイトへの圧力の流れの持続時間を、したがっ
    て、空気量を独立に制御する工程を更に含むことを特徴
    とする、請求の範囲第23項に記載の方法。
  30. 【請求項30】前記成型プラテンと前記トランスファ・
    プラテンが、形成された前記製品を前記成形用金型から
    前記トランスファ金型に送るためのトランスファ位置に
    おいて相互に近接する位置にインデックスされ、前記ト
    ランスファ位置において前記トランスファ・プラテンと
    前記成型プラテンの間に所定の標準間隔を設定するため
    のインデックス・ストップ手段を更に備えることを特徴
    とする、請求の範囲第23項に記載の方法。
  31. 【請求項31】提供されたインデックス・ストップ手段
    が前記成型プラテンと前記トランスファ・プラテンの一
    方から延び、前記トランスファ位置において前記成型プ
    ラテンと前記トランスファ・プラテンのうちの他方に接
    触する少なくとも1つのストップ部を備えることを特徴
    とする、請求の範囲第30項に記載の方法。
  32. 【請求項32】前記ストップ部の端部に、前記トランス
    ファ位置における前記ストップ部と前記プラテン手段の
    間の前記接触を前記パルプ材料が妨害するのを防止する
    ための分配チャネル手段を設ける別の工程を含むことを
    特徴とする、請求の範囲第31項に記載の方法。
  33. 【請求項33】成型用金型の厚さと、トランスファ金型
    の厚さと、所望の製品厚さの和が前記所望の標準間隔に
    等しくなるように、前記トランスファ金型と前記成形用
    金型を対として構成する別の工程を含むことを特徴とす
    る、請求の範囲第30項に記載の方法。
  34. 【請求項34】トランスファ金型に関連する複数のトラ
    ンスファ金型取付けサイトを有する水平に往復する上側
    プラテンと、成形用金型に関連する複数の成型用金型取
    付けサイトを有し、上側プラテンに対して相対的に動く
    ことが可能な垂直に往復する下側プラテンとを有し、各
    金型取付けサイトがそれに関連するプラテン内の開口部
    によって画定され、前記金型取付けサイトに取り付けら
    れている金型に圧力を供給するために、開口部が空気圧
    力源に別々に接続されている、往復式小容量真空成型機
    を設ける工程と、 前記上側プラテンと前記下側プラテンのそれぞれにアダ
    プタ・プレートを設けて、前記プラテンに関連する金型
    取付けサイトの数を増加させる工程と、 前記別々に空気圧力源に接続された開口部の圧力が、前
    記各金型取付けサイトにおいて前記金型に所定の時間だ
    け所定の流量で加えられるように、個別に可変である空
    気流量制御装置および持続時間制御装置を設ける工程と を含む複雑な成型された繊維製品を製造するのに適した
    パルプ成型機を製造する方法。
  35. 【請求項35】成型の後で成型された製品が通る、順次
    配置された複数の空気乾燥段階を設ける別の工程を含
    み、空気乾燥段階が独立して制御可能な空気流量を有す
    ることを特徴とする、請求の範囲第34項に記載の方法。
  36. 【請求項36】前記成型された製品を前記トランスファ
    金型から連続して受け取るためのコンベヤを設ける別の
    工程を含み、前記成型された製品が前記トランスファ金
    型から前記コンベヤまで落下する距離を変化させるため
    に前記コンベヤ手段の垂直位置が調整できることを特徴
    とする、請求の範囲第34項に記載の方法。
  37. 【請求項37】前記各金型取付けサイトに前記金型を取
    り付けるための迅速切り離し取付け手段がそれぞれに設
    けられ、前記各取付けサイトにおいてそれぞれの金型を
    異なる製品用の金型と交換することによって、前記装置
    の製品出力をいつでも交換できることを特徴とする、請
    求の範囲第34項に記載の方法。
  38. 【請求項38】前記金型取付けサイトがそれぞれ圧力ポ
    ートを備え、各前記金型が1つまたは複数の前記圧力ポ
    ートを占めるように、前記金型の寸法を変化させること
    を特徴とする、請求の範囲第34項に記載の方法。
  39. 【請求項39】圧力のスタートおよびストップを自動的
    に制御することによって、複数の前記取付けサイトへの
    圧力の流れの持続時間を、したがって、空気量を独立に
    制御する工程を更に含むことを特徴とする、請求の範囲
    第34項に記載の方法。
  40. 【請求項40】前記上側プラテンと前記下側プラテン
    が、形成された前記製品を金型間で送るためのトランス
    ファ位置において相互に近接する位置にインデックスさ
    れ、前記トランスファ位置において前記上側プラテンと
    前記下側プラテンの間に所定の標準間隔を設定するため
    のダイストップ手段を設ける別の工程を含むことを特徴
    とする、請求の範囲第34項に記載の方法。
  41. 【請求項41】ダイストップ手段が、前記上側プラテン
    と前記下側プラテンの一方から延び、前記トランスファ
    位置において前記上側プラテンと前記下側プラテンのう
    ちの他方に接触する、少なくとも1つのストップ部を備
    えることを特徴とする、請求の範囲第40項に記載の方
    法。
  42. 【請求項42】前記トランスファ位置において前記スト
    ップ部と前記プラテン手段の間の前記接触を前記パルプ
    材料が妨害するのを防止するための分配チャネル手段
    を、前記ストップ部の端部に設ける別の工程を含むこと
    を特徴とする、請求の範囲第41項に記載の方法。
  43. 【請求項43】成形用金型の厚さと、トランスファ金型
    の厚さと、所望の製品厚さの和が前記所定の標準間隔に
    等しくなるように、前記トランスファ金型と前記成形用
    金型を対として構成する別の工程を含むことを特徴とす
    る、請求の範囲第40項に記載の方法。
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