JP3530837B2 - キャビン付きトラクター - Google Patents

キャビン付きトラクター

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JP3530837B2
JP3530837B2 JP2001218101A JP2001218101A JP3530837B2 JP 3530837 B2 JP3530837 B2 JP 3530837B2 JP 2001218101 A JP2001218101 A JP 2001218101A JP 2001218101 A JP2001218101 A JP 2001218101A JP 3530837 B2 JP3530837 B2 JP 3530837B2
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hydraulic cylinder
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tractor
valve
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斉 青山
克己 柳原
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Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、キャビン付きのト
ラクターに関する。 【0002】 【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明のキ
ャビン付きトラクターは、ミッションケースの後部上面
にリフトアーム駆動用の油圧シリンダを縦向き姿勢で装
着し、前記油圧シリンダがキャビン外の後方で、かつ、
キャビン内の後部に備えた運転座席よりも後方に位置す
るようにキャビンを配備するとともに、キャビン内の前
記運転座席をミッションケースの後部上面に接近して配
置し、運転キャビンにおける左右運転ステップ部を、ト
ラクター本機の機体構成部材における下端近傍の高さ位
置に設定してあることを特徴とする。 【0003】 【発明の実施の形態】図1に示すように、左右一対の前
車輪1,1及び後車輪2,2を駆動自在に備える自走機
体に、この自走機体の後部を形成するミッションケース
3の上方に位置する運転座席4、この運転座席4などを
覆う運転キャビン5、自走機体の後部に位置する動力取
出し軸6及び左右一対のリフトアーム7,7を備えさせ
て、トラクターを構成してある。このトラクターの機体
後部にロータリ耕耘装置8を前記リフトアーム7によっ
て昇降操作するように連結するとともに、前記動力取り
出し軸6から回転軸9によって耕耘装置8に動力伝達す
るように構成し、もって、乗用型耕耘機を構成してあ
る。 【0004】図2〜図4に明示するように、前記一対の
リフトアーム7,7の基端側を一体回転するように連結
している1本の支軸10が回転自在に貫通するリフトア
ーム支持筒11と、このリフトアーム支持筒11の上端
側に立設するように配置したシリンダチューブ12aと
を同時に鋳造することによって一体部品に成型した鋳造
ブロック体を、前記ミッションケース3のうちの運転座
席4よりも機体後方側に位置するケース部分の上面側に
ボルト連結することにより、左右一対のリフトアーム
7,7を前記支軸10の機体横向きの軸芯まわりで上下
に揺動するようにミッションケース3に支持させるとと
もに、前記シリンダチューブ12aと、このシリンダチ
ューブ12aの内部に摺動自在に支持されるピストン1
2bと、このピストン12bに一端側が回動自在に当接
するピストンロッド12cとで成る単動式油圧シリンダ
12を、運転座席4の後側のミッションケース上にピス
トン12bが機体上下方向に摺動する縦向きの取り付け
姿勢で取り付けてある。前記ピストンロッド12cの球
形端部と、前記支軸10から機体前方向きに一体回転自
在に延出しているリフトレバー13の延出端部とを相対
回転自在に連結し、油圧シリンダ12をリフトレバー1
3及び支軸10を介して左右のリフトアーム7,7を上
下に揺動操作するように両リフトアーム7,7に連動さ
せてある。 【0005】図1及び図3に示すように、前記ミッショ
ンケース3の下端側と耕耘装置8とを連結するロワーリ
ンク14をミッションケース3の両横側に設けるととも
に、左側のロワーリンク14をリフトロッド15によっ
て左側のリフトアーム7に、右側のロワーリンク14を
ローリングシリンダ16によって右側のリフトアーム7
にそれぞ連結してある。 【0006】これにより、油圧シリンダ12は、圧油供
給されると、伸長側に駆動されて左右のリフトアーム
7,7を上昇側に揺動操作し、両ロワーリンク14,1
4を共にミッションケース3に対してこれに連結する軸
芯まわりで上昇するように揺動操作して耕耘装置8を自
走機体に対して上昇操作する。そして、排油操作される
と、ロワーリンク14からリフトレバー13に作用する
耕耘装置8の荷重のために短縮側に作動して左右のリフ
トアーム7,7を下降側に揺動操作し、両ロワーリンク
14,14を共にミッションケース3に対して下降する
ように揺動操作して耕耘装置8を自走機体に対して下降
操作する。 【0007】前記油圧シリンダ12の制御弁17を、油
圧シリンダ12の上方側から保守管理しやすいようにシ
リダチューブ12aの上端部の横側に付設するととも
に、運転座席4の横側に位置する揺動操作自在な昇降レ
バー31を備える制御弁17のための操作装置30を図
5に示す如く構成してある。 【0008】図5に示すように、制御弁17は、油圧シ
リンダ12に速度調節弁18を備える油路19を介して
接続する第1制御弁17aと、この第1制御弁17aを
パイロット圧制御によって切り換え操作する第1電磁弁
17bと、前記油路19に排油路20を介して接続する
第2制御弁17cと、この第2制御弁17cをパイロッ
ト圧制御によって切り換え操作する第2電磁弁17dと
によって構成してあり、第1電磁弁17bと第2電磁弁
17dとに所定の操作信号を付与して両電磁弁17b,
17dの切り換え操作を行うことにより、油圧ポンプ2
1からフロープライオリティバルブ22の余剰流ポート
を介して供給される圧油を油路19を介して油圧シリン
ダ12に供給してこの油圧シリンダ12を伸長側に駆動
操作したり、油圧シリンダ12に速度調節弁18及び排
油路20を介して排油させて油圧シリンダ12を短縮側
に操作したりする。そして、前記操作装置30は、前記
昇降レバー31の操作位置を検出する回転式の第1ポテ
ンショメータ32と、リフトアーム7の操作位置を検出
する回転式の第2ポテンショメータ33と、両ポテンシ
ョメータ32,33による検出結果に基づいて前記第1
電磁弁17bと第2電磁弁17dとに所定の操作信号を
付与して両電磁弁17b,17dの切り換え操作を行う
マイクロコンピュータでなる制御機構34とを備えてお
り、昇降レバー31が揺動操作されると、その操作位置
に対応する操作位置にリフトアーム7を操作させるべく
制御弁17を自動的に切り換え操作する。 【0009】つまり、昇降レバー31を揺動操作する
と、このレバー操作に基づいて操作装置30が制御弁1
7を自動的に上昇又は下降側に操作して油圧シリンダ1
2を伸長側又は短縮側に作動させる。これにより、リフ
トアーム7を上昇揺動させて耕耘装置8を上昇操作した
り、リフトアーム7を下降揺動させて耕耘装置8を下降
操作したりできる。そして、耕耘装置8が昇降レバー3
1の操作スロトークに比例したストロークだけ上昇又は
下降すると、操作装置30が制御弁17を自動的に中立
位置に操作して油圧シリンダ12の作動を停止させ、耕
耘装置8の上昇又は下降が停止する。 【0010】前記ローリングシリンダ16を駆動操作す
ると、このローリングシリンダ16は左右一対のロワー
リンク14,14のうちのローリングシリンダ16が連
結している方のロワーリンク14のみをミッションケー
ス3に対して上下に揺動操作することにより、耕耘装置
8を自走機体に対してローリング操作する。 【0011】ローリングシリンダ16の電磁制御弁23
を、油圧シリンダ12の上方側から保守管理しやすいよ
うにシリダチューブ12aの上端部の横側に付設すると
ともに、図5に示す如く前記フロープライオリティバル
ブ22の制御流ポートに接続し、フロープライオリティ
バルブ22の作用によって油圧ポンプ21からの圧油の
うちの一定量の圧油が優先的に供給されてローリングシ
リンダ16を操作するように構成してある。図5に示す
ように、耕耘装置8の左右傾斜の方向と角度とを検出す
るように耕耘装置8に付設した傾斜角センサー24を前
記制御機構34に連係させるとともに、この制御機構3
4は、傾斜角センサー24からの情報に基づいて電磁制
御弁23を自動的に切り換え操作することにより、耕耘
装置8の地面に対する姿勢を制御機構34に予め入力し
てある設定姿勢に維持させるべくローリングシリンダ1
6を自動的に操作するように構成してある。 【0012】したがって、自走機体が左右に傾斜して
も、傾斜角センサー24からの情報に基づく制御機構3
4によるローリングシリンダ16の自動制御により、耕
耘装置8の対地姿勢を設定姿勢に維持しながら作業でき
る。 【0013】前記速度調節弁18は、図2及び図3に示
すように、前記油圧シリンダ12のシリンダチューブ1
2aの上端部に一体成型したバルブケースと、このバル
ブケースの内部に設けた弁体とで成り、油圧シリンダ1
2がリフトアーム7を下降操作する際に油圧シリンダ1
2から流出する圧油の流量を変更する可変絞り弁に構成
してある。これにより、速度調節弁18は、油圧シリン
ダ12の上方から容易に調節操作できるように油圧シリ
ンダ12の上端部に付設しており、バルブケースから機
体上方向きに延出する操作軸18aを操作ノブ18bに
よって回転操作することにより調節操作できる。そし
て、この調節を行うことにより、速度調節弁18はリフ
トアーム7が油圧シリンダ12によって下降操作される
際の作動速度を変更し、耕耘装置8を下降操作する際の
下降速度を高速側に調節したり、低速側に調節したりで
きる。 【0014】図2に示すように、前記油圧シリンダ12
と運転座席4との間に、仕切り壁材26を配置してあ
る。この仕切り壁材26は、左後輪フェンダー25と右
後輪フェンダー25との間の全幅にわたる横幅を備える
とともに前記速度調節弁18の操作軸18aが挿通する
操作軸孔26aを備える板金で作成し、運転キャビン5
の内部空間のうちの運転座席4が位置する上部分をミッ
ションケース3などの機体が位置する下部分と仕切ると
ともに運転座席4を支持する底壁板27の後端部と、運
転キャビン5の後フレーム28とにわたって取り付けて
ある。これにより、運転キャビン5の後窓5aから作業
状況を見るなどの際、腕とか肘が座席後方側に向けて動
くことがあっても、衣服などが油圧シリンダ12とか制
御弁17,23に接触することを仕切り壁材26で回避
しながら行える。
【図面の簡単な説明】 【図1】乗用型耕耘機全体の側面図 【図2】油圧シリンダ配設部の側面図 【図3】油圧シリンダ配設部の後面図 【図4】油圧シリンダの断面図 【図5】油圧回路図 【符号の説明】 ミッションケース 運転座席 5 運転キャビン12 油圧シリンダ
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B62D 49/00

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 ミッションケースの後部上面にリフトア
    ーム駆動用の油圧シリンダを縦向き姿勢で装着し、前記
    油圧シリンダがキャビン外の後方で、かつ、キャビン内
    の後部に備えた運転座席よりも後方に位置するようにキ
    ャビンを配備するとともに、キャビン内の前記運転座席
    をミッションケースの後部上面に接近して配置し、運転
    キャビンにおける左右運転ステップ部を、トラクター本
    機の機体構成部材における下端近傍の高さ位置に設定し
    てあることを特徴とするキャビン付きトラクター。
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