JP3528835B2 - 光ピックアップ装置のデフォーカス調整機構 - Google Patents

光ピックアップ装置のデフォーカス調整機構

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JP3528835B2
JP3528835B2 JP2001397746A JP2001397746A JP3528835B2 JP 3528835 B2 JP3528835 B2 JP 3528835B2 JP 2001397746 A JP2001397746 A JP 2001397746A JP 2001397746 A JP2001397746 A JP 2001397746A JP 3528835 B2 JP3528835 B2 JP 3528835B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ディスクの記録
/再生を行う光ピックアップ装置における光検知器のレ
ンズに対する高さ位置を調整するデフォーカス調整機構
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、光ピックアップ装置において
は、組立て作業や調整作業を容易にするために様々な技
術がある。一例を挙げれば、光ディスクからの反射レー
ザ光を検知する光検知器と光ピックアップの制御を司る
制御部との接続にフレキシブルプリント基板(以下、F
PCと記す)を用い、このFPCを板バネによって本体
(ホルダ)側に付勢するようにした光ピックアップが知
られている(例えば、特開平9−198689号公報参
照)。また、光検知器を実装したプリント基板を係合す
る係合爪をホルダに設け、プリント基板の取付けを容易
にした光ピックアップ装置が知られている(例えば、特
開2000−293879号公報参照)。
【0003】ところで、光ピックアップ装置において
は、光検出器の検出感度を良好にするため、反射レーザ
光の集光位置に対応させて光検出器の受光面を位置さ
せ、かつ、反射レーザ光の光軸と受光面とのなす角を略
垂直とすることが望ましい。そのため、光ディスクドラ
イブ装置の製造時に、光検知器の位置及び傾斜をより正
確に微調整できるようにしたデフォーカス調整機構を備
えた光ピックアップ装置もある。一例を挙げれば、光検
知器が実装されたプリント基板を反射レーザ光の光軸方
向に付勢する断面U字形状の取付け部材と、上記プリン
ト基板の一端を係合し、ホルダに螺着される調整ビスと
を備え、調整ビスの締結/弛緩における取付け部材のバ
ネ効果を利用して、デフォーカスを調整できるようにし
た光ピックアップ装置も知られている(例えば、特開平
7−235059号公報参照)。
【0004】また、図4及び図5に示されるようなデフ
ォーカス調整用の板バネ及び調整ビスを備えた光ピック
アップ装置100がある(非公知)。この光ピックアッ
プ装置100は、レーザ光を出射するレーザダイオード
44と、レーザダイオード44が出射したレーザ光を光
ディスクDに向けて反射/集光させるハーフミラー45
及びレンズ46a,46bと、光ディスクDのデータ記
録面によって反射された反射レーザ光L’を検知する光
検知器47とを備えている。この光検知器47は、フレ
キシブルプリント基板(以下、FPCと記す)48上に
実装され、光検知器47の端子47aがFPC48の配
線に接続される。このFPC48は、光検知器47のレ
ンズ46a,46bに対する高さ調整を行うための板バ
ネに接着され、この板バネ101は、その一端101a
がホルダ102の結合面102aに結合される。板バネ
101は、その他端101bが、調整ビス51によりホ
ルダ102に螺着され、これにより、ホルダ102に対
する高さ位置調整される。
【0005】ホルダ102の結合面102aは、反射レ
ーザ光の光軸L’に対して略垂直に形成されている。ま
た、板バネ101は、一端101aと光検知器47との
間に屈曲部101cを有するようにプレス加工された金
属板等によって形成されている。いま、板バネ101の
一端101aがビス52によって結合面102aに結合
されると、板バネ101は、点線で示したように、反射
レーザ光L’の光軸に対して予め所定の姿勢角が付与さ
れた状態となる。ここで、調整ビス51を締め込むこと
により、実線で示したように板バネ101の屈曲を矯正
し、光検出器47の受光面47bは反射レーザ光L’に
対して略垂直に対向し、反射レーザ光L’の検出に適し
た姿勢となる。
【0006】このとき、板バネ101は、調整ビス51
の締結に抗して荷重を発生し、デフォーカスの調整のた
めに適度なバネ効果を生ずる。従って、調整ネジ51を
過度に締め過ぎた場合には、この調整ネジ51を緩める
ことにより、上記板バネ101のバネ効果によって受光
面47bの高さ及び傾きを復元させることができ、これ
により、光検知器47のデフォーカスの微調整が行え
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記特
開平9−198689号公報及び特開2000−293
879号公報に示された光ピックアップにおいては、受
光面の高さ/傾きを容易に調整するデフォーカス調整機
構が存在しないので、その調整は困難なものとなる。ま
た、上記特開平7−235059号公報に示された光ピ
ックアップ装置においては、断面U字形状を有する取付
け部材の屈曲部の曲げ角度が該部材の製造時におけるば
らつきにより変動し易い。この曲げ角度に変動が生ずる
と、取付け部材のバネ効果も安定しなくなり、デフォー
カスの調整に手間がかかり光ピックアップ装置の量産に
は適さない。
【0008】また、図4及び図5に示した光ピックアッ
プ装置においても、屈曲部を有する板バネの曲げ角度が
板バネの製造時におけるばらつきにより変動し易い。こ
の曲げ角度に変動が生ずると、板バネが調整ネジの締結
に抗して発生する荷重によるバネ効果も安定しなくな
り、上記と同様に、板バネ部材のバネ効果も安定しなく
なり、デフォーカスの調整に手間がかかり光ピックアッ
プ装置の量産には適さない。また、屈曲部を有する板バ
ネは、FPCの接着工程において熱圧着ローラによって
FPCを熱圧着させることができないので、板バネとF
PCとの接着強度は安定しなかった。
【0009】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、光検知器が実装される基板が接
着される板バネの曲げ角度のばらつきをなくして安定し
た光検知器の高さ調整を可能とし、迅速にデフォーカス
調整を行うことができると共に、板バネとFPCの接着
強度を安定化することができる光ピックアップ装置のデ
フォーカス調整機構を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1の発明は、レーザ光を出射するレーザ光源
と、このレーザ光源が出射したレーザ光を光ディスクに
向けて反射させるハーフミラーと、このハーフミラーに
よって反射されたレーザ光を光ディスクのデータ記録面
に集光させるレンズと、光ディスクのデータ記録面によ
って反射された反射レーザ光を検知して電気信号に変換
する光検知器と、この光検知器が実装され、該検知器の
端子が接続される配線がプリントされているフレキシブ
ルプリント基板(以下、FPCと記す)と、このFPC
が接着され、光検知器のレンズに対する高さ調整を行う
ための板バネ部材と、板バネ部材の一端側が結合される
結合面を有するホルダ部材と、板バネ部材の他端側を係
合し、ホルダ部材に螺着されることにより、該他端側の
ホルダ部材に対する高さ位置を調整可能とする調整ビス
とを備え、調整ビスの締結/弛緩により、板バネ部材及
びFPCのホルダ部材に対する姿勢を調整することによ
り、光検知器の受光面の高さ及び反射レーザ光の光軸に
対する傾きを微調整可能とした光ピックアップ装置のデ
フォーカス調整機構であって、板バネは、平板状に形成
されると共に、FPCが熱圧着により接着され、ホルダ
部材の結合面は、反射レーザ光の光軸方向に対して、板
バネ部材及びFPCに所定の姿勢角を与えるための傾斜
面とされており、平板状の板バネの一端が傾斜面に結合
されていることにより、光検知器の高さ調整時にバネ効
果が得られ、高さ調整が可能となるようにしたものであ
る。
【0011】この構成においては、板バネ部材の一端が
結合される結合面が、反射レーザ光の光軸方向に対して
傾斜する傾斜面となるように形成されているので、板バ
ネ部材が平板状であっても、調整ビスを締め込んで光検
出器の受光面を反射レーザ光に対して垂直に対向するよ
うに調整するときに、適度なバネ効果が得られる。この
とき、板バネ部材が平板状であることから、その寸法精
度は良好なものとなり、調整ビスの締結に抗して板バネ
部材が発生する荷重によるバネ効果は安定する。これに
より、デフォーカスの調整を迅速に行うことができる。
また、この平板状の板バネ部材は、FPCの接着工程に
おいて、熱圧着ローラによる圧着を可能とし、これによ
り、板バネ部材とFPCとの接着力の安定化を図ること
ができる。
【0012】また、請求項2の発明は、レーザ光を出射
するレーザ光源と、このレーザ光源が出射したレーザ光
を光ディスクに向けて照射するレンズを含む光学素子
と、光ディスクのデータ記録面によって反射された反射
レーザ光を検知して電気信号に変換する光検知器と、こ
の光検知器が実装され、該検知器の端子が接続される配
線がプリントされているフレキシブルプリント基板(以
下、FPCと記す)と、このFPCが接着され、光検知
器のレンズに対する高さ調整を行うための板バネ部材
と、板バネ部材の一端側が結合される結合面を有するホ
ルダ部材と、板バネ部材の他端側を係合し、ホルダ部材
に螺着されることにより、該他端側のホルダ部材に対す
る高さ位置を調整可能とする調整ビスとを備え、調整ビ
スの締結/弛緩により、板バネ部材及びFPCのホルダ
部材に対する姿勢を調整することにより、光検知器の受
光面の高さ及び反射レーザ光の光軸に対する傾きを微調
整可能とした光ピックアップ装置のデフォーカス調整機
構であって、板バネは、平板状に形成され、ホルダ部材
の結合面は、反射レーザ光の光軸方向に対して、板バネ
部材及びFPCに所定の姿勢角を与えるための傾斜面と
されており、平板状の板バネの一端が傾斜面に結合され
ていることにより、光検知器の高さ調整時にバネ効果が
得られ、高さ調整が可能となるようにしたものである。
【0013】この構成においては、請求項1と同様に、
板バネ部材の一端が結合される結合面が、反射レーザ光
の光軸方向に対して傾斜する傾斜面となるように形成さ
れているので、板バネ部材が平板状であっても、調整ビ
スを締め込んで光検出器の受光面を反射レーザ光に対し
て垂直に対向するように調整するときに、適度なバネ効
果が得られる。このとき、板バネ部材が平板状であるこ
とから、その寸法精度は良好なものとなり、調整ビスの
締結に抗して板バネ部材が発生する荷重によるバネ効果
は安定する。これにより、デフォーカスの調整を迅速に
行うことができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態による
光ピックアップ装置を用いた光ディスクドライブ装置に
ついて図面を参照して説明する。図1乃至図3におい
て、光ディスクドライブ装置1は、装填された光ディス
クDを回転駆動するモータ2を含む回転駆動機構3と、
回転中の光ディスクDにレーザ光Lを照射し、この反射
光を受光して電気信号に変換するための光ピックアップ
装置4とを有している。光ピックアップ装置4は、モー
タ2とは別のモータ(図示せず)から駆動を受け、光デ
ィスクDの半径方向にスライド移動可能とされている。
この光ディスクドライブ装置1には、光ディスクDにレ
ーザ光Lを照射するレンズ46bを駆動し、トラッキン
グを調整するためのトラッキングサーボ機構及びフォー
カシングを調整するためのフォーカシングサーボ機構が
備えられている。また、図2及び図3に示されるよう
に、光ピックアップ装置4は、光ディスクドライブ装置
1の製造時において、光ディスクDに反射された反射レ
ーザ光L’を受光する光検知器47の取付け位置を調整
するためのデフォーカス調整機構を有している。
【0015】光ピックアップ装置4は、レーザ光を出射
するレーザダイオード(レーザ光源)44と、このレー
ザダイオード44が出射したレーザ光を光ディスクDに
向けて反射させるハーフミラー45と、ハーフミラー4
5によって反射されたレーザ光を光ディスクDのデータ
記録面に集光させるレンズ46a,46bと、光ディス
クDのデータ記録面によって反射された反射レーザ光
L’を検知して電気信号に変換する光検知器47とを備
えている。光検知器47は、FPC48に実装され、光
検知器47の端子47aが配線に接続される。FPC4
8は、光検知器47のレンズ46a,46bに対する高
さ調整を行うための板バネ49に接着される。板バネ4
9は、その一端49aがホルダ50の結合面50aに結
合され、他端49bがホルダ50に調整ビス51により
螺着される。これにより、板バネ49の他端49bはホ
ルダ50に対して高さ位置を調整可能とされている。ま
た、光ピックアップ装置4は、その本体41に軸穴42
及びラックギア43が設けられており、軸穴42を貫通
するシャフトによって光ディスクドライブ装置1のシャ
ーシに支持され、ラックギア43を介して駆動を受け、
光ディスクDの半径方向にスライド移動する。
【0016】板バネ49は、金属板等により平板状に形
成され、光検知器47が実装される位置に対応させて反
射レーザ光を透過するための開口49cが設けられてい
る。同様に、FPC48にも、開口48cが設けられて
いる。板バネ49とFPC48とは、熱硬化型のテープ
により接着される。このとき、板バネ49は平板状に形
成されているので、板バネ49とFPC48は熱圧着ロ
ーラによってしっかりと圧着される。
【0017】本光ピックアップ装置4のデフォーカス調
整機構は、結合面50aを有するホルダ50と、FPC
48が熱圧着されている板バネ49と、調整ビス51と
により構成され、調整ビス51の締結/弛緩により、板
バネ49及びFPC48の反射レーザ光L’に対する姿
勢を調整することにより、デフォーカスを微調整可能と
している。
【0018】ホルダ50の結合面50aは、反射レーザ
光L’の光軸方向に対して、板バネ49及びFPC48
に予め所定の姿勢角を与えるための傾斜面とされてい
る。いま、平板状の板バネ49の一端49aがビス52
によって結合面50aに結合されると、板バネ49は、
点線で示したように、反射レーザ光L’の光軸に対して
予め所定の姿勢角が付与された状態となる。ここで、調
整ビス51を締め込むことにより、板バネ49は実線で
示したように湾曲し、これにより、光検出器47の受光
面47bは反射レーザ光L’に対して略垂直に対向し、
反射レーザ光L’の検出に適した姿勢となる。このと
き、板バネ49は、調整ビス51の締結に抗して荷重を
発生し、デフォーカス調整のために適度なバネ効果を生
ずる。従って、調整ビス51を過度に締め過ぎた場合に
は、調整ビス51を緩めるだけで、板バネ49のばね効
果により、光検出器47の高さ及び傾きを復元させるこ
とができ、光検出器47のデフォーカス調整が行える。
【0019】このデフォーカスの調整後の光検知器47
は、FPC48、板バネ49及び調整ビス51を介して
ホルダ50に仮止めされた状態である。そこで、上記デ
フォーカスの調整が完了した後は、光検知器47と、ホ
ルダ50に立設した支持片50bとの間に接着剤(図示
せず)を滴下し硬化させることにより、光検知器47は
X,Y,Z方向においてホルダ50に固定される。
【0020】この光ピックアップ装置4においては、上
述のごとく板バネ49が平板状であることから、プレス
工程が不要になると共に、その寸法精度は良好となり、
調整ビス51の締結に抗して板バネ49が発生する荷重
によるバネ効果は安定する。これにより、デフォーカス
の調整を迅速に行うことができる。従って、光ピックア
ップ装置4の量産時において、デフォーカスの調整作業
の効率化を図ることができる。また、平板状の板バネ4
9は、熱圧着ローラによる熱圧着を妨げることはなく、
この熱圧着により、板バネ49とFPC48との接着を
確実に行うことができる。
【0021】なお、本発明は上記実施形態の構成に限ら
れることなく種々の変形が可能であり、例えば、光ピッ
クアップ装置4に用いられる光学素子は、図2に示した
ようなハーフミラー45及びレンズ46a,46bによ
って構成されるものに限られない。例えば、レーザダイ
オード44から出射したレーザ光をハーフミラー45及
びレンズ46a,46bを介して光ディスクDに照射
し、その反射レーザ光L’をハーフミラー45によって
光検知器47に向けて反射させるように構成してもよ
い。また、板バネ49とFPC48の接着は、熱圧着に
限られることはなく、その他の接着方法を適用してもよ
い。また、レーザ光源は、レーザダイオード44に限ら
れることなく、同等の特性を有する光源を適用してもよ
い。
【0022】
【発明の効果】以上のように請求項1の発明によれば、
板バネ部材の結合面に傾斜を設けることにより、平板状
の板バネ部材を用いても、光検知器の高さ調整時に適度
なバネ効果が得られ、光検知器の高さ調整が可能とな
る。そして、この平板状の板バネ部材を用いることによ
り、板バネ部材の曲げを抹消することができ、板バネ部
材の部品寸法の安定化が図れ、板バネ部材が調整ビスの
締結に抗して発生する荷重によるバネ効果の安定化を図
ることができる。従って、デフォーカスの調整を迅速に
行うことができ、光ピックアップ装置の量産時におい
て、デフォーカスの調整作業の効率化を図ることができ
る。また、平板状の板バネ部材とFPCとを熱圧着ロー
ラによって接着しているので、板バネ部材とFPCとの
接着力の安定化を図ることができる。
【0023】請求項2の発明によれば、請求項1と同様
に、板バネ部材の結合面に傾斜を設けることにより、平
板状の板バネ部材を用いても、光検知器の高さ調整時に
適度なバネ効果が得られ、光検知器の高さ調整が可能と
なる。そして、この平板状の板バネ部材を用いることに
より、板バネ部材の曲げを抹消することができ、板バネ
部材の部品寸法の安定化が図れ、板バネ部材が調整ビス
の締結に抗して発生する荷重によるバネ効果の安定化を
図ることができる。従って、デフォーカスの調整を迅速
に行うことができ、光ピックアップ装置の量産時におい
て、デフォーカスの調整作業の効率化を図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態による光ディスクドライ
ブ装置の構成を示した図。
【図2】 同装置に適用される光ピックアップ装置の側
面図。
【図3】 同装置のホルダを示し、(a)は図2の矢視
Aによる底面図、(b)は(a)の矢視Bによる側面
図。
【図4】 従来の光ピックアップ装置の側面図。
【図5】 同装置のホルダを示し、(a)は図4の矢視
Aによる底面図、(b)は(a)の矢視Bによる側面
図。
【符号の説明】
4 光ピックアップ装置 44 レーザダイオード(レーザ光源) 45 ハーフミラー(光学素子) 46a,46b レンズ(光学素子) 47 光検知器 48 フレキシブルプリント基板 49 板バネ(板バネ部材) 50 ホルダ(ホルダ部材) 50a 結合面 51 調整ビス D 光ディスク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 7/08 - 7/085 G11B 7/12 - 7/22

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レーザ光を出射するレーザ光源と、この
    レーザ光源が出射したレーザ光を光ディスクに向けて反
    射させるハーフミラーと、このハーフミラーによって反
    射されたレーザ光を光ディスクのデータ記録面に集光さ
    せるレンズと、光ディスクのデータ記録面によって反射
    された反射レーザ光を検知して電気信号に変換する光検
    知器と、この光検知器が実装され、該検知器の端子が接
    続される配線がプリントされているフレキシブルプリン
    ト基板(以下、FPCと記す)と、このFPCが接着さ
    れ、前記光検知器のレンズに対する高さ調整を行うため
    の板バネ部材と、前記板バネ部材の一端側が結合される
    結合面を有するホルダ部材と、前記板バネ部材の他端側
    を係合し、前記ホルダ部材に螺着されることにより、該
    他端側の前記ホルダ部材に対する高さ位置を調整可能と
    する調整ビスとを備え、 前記調整ビスの締結/弛緩により、前記板バネ部材及び
    前記FPCの前記ホルダ部材に対する姿勢を調整するこ
    とにより、前記光検知器の受光面の高さ及び前記反射レ
    ーザ光の光軸に対する傾きを微調整可能とした光ピック
    アップ装置のデフォーカス調整機構であって、 前記板バネは、平板状に形成されると共に、前記FPC
    が熱圧着により接着され、 前記ホルダ部材の結合面は、前記反射レーザ光の光軸方
    向に対して、前記板バネ部材及び前記FPCに所定の姿
    勢角を与えるための傾斜面とされており、 前記平板状の板バネの一端が前記傾斜面に結合されてい
    ることにより、前記光検知器の高さ調整時にバネ効果が
    得られ、高さ調整が可能となるようにしたことを特徴と
    する光ピックアップ装置のデフォーカス調整機構。
  2. 【請求項2】 レーザ光を出射するレーザ光源と、この
    レーザ光源が出射したレーザ光を光ディスクに向けて照
    射するレンズを含む光学素子と、光ディスクのデータ記
    録面によって反射された反射レーザ光を検知して電気信
    号に変換する光検知器と、この光検知器が実装され、該
    検知器の端子が接続される配線がプリントされているフ
    レキシブルプリント基板(以下、FPCと記す)と、こ
    のFPCが接着され、前記光検知器のレンズに対する高
    さ調整を行うための板バネ部材と、前記板バネ部材の一
    端側が結合される結合面を有するホルダ部材と、前記板
    バネ部材の他端側を係合し、前記ホルダ部材に螺着され
    ることにより、該他端側の前記ホルダ部材に対する高さ
    位置を調整可能とする調整ビスとを備え、前記調整ビス
    の締結/弛緩により、前記板バネ部材及び前記FPCの
    前記ホルダ部材に対する姿勢を調整することにより、前
    記光検知器の受光面の高さ及び前記反射レーザ光の光軸
    に対する傾きを微調整可能とした光ピックアップ装置の
    デフォーカス調整機構であって、 前記板バネは、平板状に形成され、 前記ホルダ部材の結合面は、前記反射レーザ光の光軸方
    向に対して、前記板バネ部材及び前記FPCに所定の姿
    勢角を与えるための傾斜面とされており、 前記平板状の板バネの一端が前記傾斜面に結合されてい
    ることにより、前記光検知器の高さ調整時にバネ効果が
    得られ、高さ調整が可能となるようにしたことを特徴と
    する光ピックアップ装置のデフォーカス調整機構。
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