JPH0323527A - 光ピックアップ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は光検出器を有する光ピックアップ装置、特に光
検出器と光ピックアップ本体との接続構造に関する。

［従来の技術〕 ＣＤ（コンパクトディスク）から光学的に非接触で信号
読出し・再生を行う光ピックアップ装置が開発されてい
る。

第３図は、従来の光ピックアップ装置の特に光検出器、
ＦＰＣ　（フレキシブル印刷配線基板）、可動板及び光
学部品を収納した筐体を示す。また、第４図ＦＰＣを貼
着した可動板に光検出器を取り付け、この可動板を更に
、光学部品を収納した筐体に接着固定した状態を断面図
で示したものである。

図において、側方にリード線（１ａ）が導出された光検
出器（１）は半導体を用いて形成され、この半導体は圭
導体レーザや発光ダイオードとは逆に光が照射されると
電流を流す動作を行う。

前記光検出器１は、これを収納するために対応ずる穴（
２Ｃ）が形成されたＦＰＣ　（２）上に！＼ンダ（４）
にて装着固定されており、このＦＰＣが更に可動板（３
）上に貼着されている。前記ＦＰＣ　（２）は、その表
面に印刷１じ成れた導体（２ａ）をａし、またその底面
には絶緑フィルム（２ｂ）が形成されており、光検出器
（１）のリード線（】ａ）はＦＰＣ　（２）の導体（２
ａ）とハンダ（４）を介して接続されている。

そして、このような可動体（３）が接着剤（６）により
その内部に所定の光学部品が収められた筐体（５）上に
固定され、図で示すように該筐体（５）の下方から照射
される反射光（７）は筺体（５）及び可動板（３）内に
それぞれ形成された穴（８）及び（３ａ）を通過して光
検出器（１）に導かれる。

次に動作について説明する。光検出器（１）が不図示の
ＣＤからの反’ＩＩ光（７）を受け取ると、この光の強
度に応じた電流をリード線（１ａ）からＦＰＣ　（２）
の導体（２ａ）を介して出力する。

各リード線（１ａ）は光検出器（１）のパッケージによ
り個別に絶縁されているので、別個の電流を独立的に出
力できるよう構成されている。

前記光検出器（１）が取り付けられている可動板（３）
は、不図示のＣＤからの反射光（７）が光検出器（１）
の所定部位に適正に照射されるよう光軸方向及び該光軸
方向と垂直な面内において７凋整が行われた後に、光学
部品を収めた先ピックアップ本体としての筐体（５）上
に接着剤（６）にて固定されることになる。

［発明が解決しようとする課題］ ところが、従来の光ピックアップ装置によれば、一枚の
幅広状に平仲したＦＰＣ　（２）が接着された可動板（
３）を筐体（５）上に少量の接着剤にて固定するよう構
成しており、この拮果ＦＰＣ（２）に該可動板（３）の
筐体（５）への固定時にＦＰＣ　（２）のテンションに
よって接着剤（６）に応力が加わり、低温や高温使用時
にこの応力が角ｑ放される方向に可動板（３）が動いて
しまうという１ｊ１１題があった。

可動板（３）に装着されている光検出器（１）は、反射
光（７〉を精度良く受光するために０．００１　ｔｉＩ
１オーダーで位置決めされているものであり、たとえ僅
かであっても可動板（３）の位置変動により光ピックア
ップの特性を著しく劣化されてしまうという問題があっ
た。

本発明は上記従来の課題に鑑みなされたものであり、そ
の目的は簡単な構成でＦＰＣをｔ！１持するｉ”ｉＪ　
ｉ板の位置変動を光学的に抑制可能な光ピックアップ装
置を提供することにある。

［課題を解決するための手段］ 上記目的を達成するために本発明は、光検出器のリード
線と電気的に接続されたＦＰＣの余長部を一部切欠き除
去することによりＦＰＣの夫質重量を低減させたもので
ある。

［作用］ 以上の如く構成される本発明によれば、実質的作用を果
すことのないＦＰＣの余長部を除去するだけで可動板を
接着固定している接着剤に加わる応力を効果的に低減で
き、低温や高温使用を行っても可動板の不必要な位置変
動を引き起すことはない。

［実施例コ 以下、図面に基づき本発明の好適な実施例を説明する。

第１図及び第２図に本発明に係る光ビツクア・ソプ装置
の先検出器と、ＦＰＣ、ｉｉＪ動板及び筺体の構戊をそ
れぞれ外観斜視図及び断面図で示す。なお、図中前記第
３図及び第４図に係る従来装置と同等の構成要素には同
一符号を付し、その説明を省略する。

本発明において特徴的なことは、先検出′ｒｉ（１）が
装着されるＦＰＣ　（９）の余長部を切欠き除太し、結
果として２本の脚部に分割されるように＋ト１成したこ
とである。

この粘果、光検出器（１）が装着されるＦＰＣ（９）の
電気的機能は何等損うことな＜　Ｆ　Ｐ　Ｃ　＋：ｔ体
の重量を低減し、これによって可動板（３）は筺体（５
）上へ接着固定している接着剤（６）へ加わる応力を最
小限に抑制し、環填の温度変化が少々激しくとも光検出
器（１）のずれを引き起すことなく高精度の信号読取り
作用を保持ｉ”＋Ｊ能となる。

なお、上記実施例ではＦＰＣ　（９）の余長部の中央を
切り取って２本の脚部上に分割形成した構成を示したが
、これに限らず例えば脚部が３本あるいは４本に分割し
ても同等の効果が得られる。

［発明の効果］ 以上説明したように本発明によれば、光検出器のリード
線と電気的に接続されるＦＰＣの余長部を一部除去して
分割形成することによって可動板を固定するための接着
剤に加わる応力を低減可能であり、低温や高温使用時に
おいても可動板の位置変動のない安定した特性の光ピッ
クアップ装置を実現できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す光ピックアップ装置の
光検出器を示す図、ＦＰＣ、可動板及び筐体を示す斜視
図、第２図は光検出器が装着されたＦＰＣを貼着した可
動板を筐体上に接着剤で固定した状態を示す断面図、第
３図及び第４図は従来装置の構成図である。 図において、（１）は光検出器、（９）はＦＰＣ，（３
）は可動板、（５）は筐体、（６）は接着剤である。 なお、図中、同一符号は同一、又は相当部分を示す。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 　リード線を有し、光ディスクからの反射光を検出して
   電気的信号を出力する光検出器と、 該光検出器のリード線と電気的に接続されるＦＰＣ（フ
   レキシブル印刷配線基板）と、 該ＦＰＣが貼着され前記反射光の光軸方向及び光軸方向
   と垂直な方向に位置調整されて光ピックアップ本体に接
   着取付けされる可動板と、 を含む光ピックアップ装置において、 前記可動板上に貼着されたＦＰＣには前記光ピックアッ
   プ本体に向けて伸長する余長部を形成すると共に、該余
   長部は複数本に分割形成されていることを特徴とする光
   ピックアップ装置。