JP3527692B2 - 装飾部材及びその製造方法 - Google Patents

装飾部材及びその製造方法

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JP3527692B2
JP3527692B2 JP2000206900A JP2000206900A JP3527692B2 JP 3527692 B2 JP3527692 B2 JP 3527692B2 JP 2000206900 A JP2000206900 A JP 2000206900A JP 2000206900 A JP2000206900 A JP 2000206900A JP 3527692 B2 JP3527692 B2 JP 3527692B2
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広 中村
成弥 田山
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、装飾部材及びその
製造方法に関する。さらに詳しくは、本発明は、宝石を
保持具により固定した装飾部材において、固定された宝
石が脱落するおそれがなく、美観に優れ、アレルギー性
炎症のおそれもない装飾部材、及び、宝石に損傷を与え
ることなく容易に固定することができる該装飾部材の製
造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ダイヤモンドなどの宝石を固定したピア
ス、イヤリング、ペンダント、指輪、ブローチなどの装
飾部材は、古来より根強い人気を維持して広く愛好さ
れ、宝石を固定する方法についてもさまざまな試みがな
されている。図1は、従来の装飾部材の一例の説明図で
ある。本例の装飾部材は、宝石1が石座2に収められ、
爪3の先端がAに示す状態から矢印の方向に曲げられて
Bに示す状態となり、宝石が固定される。本例の装飾部
材は、宝石の固定が容易であり、宝石に損傷を与えるお
それも少ないが、宝石のパビリオン部と保持具、特に石
座が離れ、宝石の側面が石座によって覆い隠されるため
に、側面から見ると爪及び石座が目立ち、肝心の宝石部
分が隠れて見えにくく、装飾部材としての美観が損なわ
れる。図2は、従来の装飾部材の他の例の説明図であ
る。本例の装飾部材は、立爪指輪などに通常用いられる
方式であり、爪3の先端がCに示す状態から矢印の方向
にかしめられてDに示す状態となり、宝石1が固定され
る。本例の装飾部材は石座がなく、宝石を側面からも眺
めることができるので美観は良好である。しかし、爪の
かしめのみによって宝石を保持するので、宝石が脱落す
る危険を見越して過大な力を加えて爪をかしめると宝石
に傷をつけるおそれがあり、宝石の損傷をおそれて弱め
にかしめると宝石が脱落するおそれがある。また、セッ
ティングのとき、かなりの強度を要求されるので、保持
具の形状を太くしなければならず、結果としてどうして
もゴツくなってしまう。また、本方法によって宝石を固
定するためには、高度なテクニックを必要とする。従来
より、宝石をロウ付けにより保持具に固定した装飾部材
が製造されている。宝石をロウ付けした装飾部材は、爪
がないので宝石の全体を側面からも眺めることができ、
美観には優れている。しかし、宝石をロウ付けにより固
定する際には、宝石が高温にさらされるので、宝石の表
面粗れを生ずるおそれがある。また、ロウ付け部分が破
損して宝石が脱落するおそれもある。このような支障を
防ぐために、溶融温度の異なる数種のロウを用いて、宝
石の中心部を高温ロウでロウ付けし、その周縁を中温ロ
ウてロウ付けし、さらにその外周部を低温ロウでロウ付
けすることも行われている。しかし、このようにロウ付
けを複数回に分けて行うためには多大な手間がかかり、
必然的に装飾部材の製造コストが高くなる。また、宝石
の固定にロウ材を用いると、ピアスなどのように肌に密
着して着用する場合には、着用者の体質によっては、ロ
ウ材によるアレルギー性炎症を起こすおそれもある。こ
のために、固定された宝石が脱落するおそれがなく、し
かも美観に優れ、アレルギー性炎症を起こすことのない
装飾部材、及び、宝石に損傷を与ずに容易に固定するこ
とができ、しかも美観に優れ、アレルギー性炎症のおそ
れのない装飾部材の製造方法が求められていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、宝石を保持
具により固定した装飾部材において、固定された宝石が
脱落するおそれがなく、美観に優れ、アレルギー性炎症
のおそれもない装飾部材、及び、宝石に損傷を与えるこ
となく容易に固定することができる該装飾部材の製造方
法を提供することを目的としてなされたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記の課
題を解決すべく鋭意研究を重ねた結果、宝石を挿入して
固定する前には、宝石のパビリオン部の側面に相当する
面よりも内側に位置し、ガードルを超える曲げしろを有
する爪を備えた保持具を用い、爪を拡径方向に弾性変形
させつつ宝石を押圧挿入し、爪をガードルにおいて内側
に折り曲げて宝石を固定し、爪の先端側の余剰部を切断
することにより、宝石に損傷を与えることなく、固定さ
れた宝石が脱落するおそれが少なく、爪が宝石のクラウ
ン部及びパビリオン部に線接触により密接し、美観に優
れた装飾部材を製造し得ることを見いだし、この知見に
基づいて本発明を完成するに至った。すなわち、本発明
は、 (1)錐台形のクラウン部と錐形のパビリオン部からな
る宝石を保持具により固定したピアス、イヤリング、ペ
ンダント、指輪又はブローチにおいて、3本以上の爪に
より構成される保持具の爪が、挿入前は3本以上の爪が
宝石のキューレットを頂点として、パビリオン部の側面
が形成する立体角よりも該3本以上の爪が形成する立体
角の方が小さく、キューレットからクラウン部及びバピ
リオン部に向けて、連続的して線状に接触する線接触に
より密接することを特徴とする装飾部材、 (2)宝石のクラウン部又はクラウン部とパビリオン部
の表面であって、保持具の爪が線接触する位置に切られ
た溝に、保持具の爪が嵌装されてなる第1項記載の装飾
部材、 (3)クラウン部の溝が保持具の爪と同一の形状を有
し、クラウン部において、宝石の表面と爪の表面が連続
した滑らかな面を形成する第2項記載の装飾部材、 (4)装飾部材がピアスであり、保持具とポストが組み
立て方式により固定されてなる第1項記載の装飾部材、 (5)3本以上の爪が互いに接する保持具の底部に孔を
設け、ポストの一端を孔に嵌入し、孔内においてロウ付
けすることにより組み立てた第4項記載の装飾部材、 (6)3本以上の爪が互いに接する保持具の底部に雌ネ
ジ、ポストの一端に雄ネジを設け、保持具の底部にポス
トを螺入することにより組み立てた第4項記載の装飾部
材、 (7)3本以上の爪が互いに接する保持具の底部に貫通
孔を設け、ポストの一端に拡径部を設け、爪の上方向か
らポストを貫通孔に貫装し、拡径部が貫通孔の上端に接
した状態でかしめることにより組み立てた第4項記載の
装飾部材、 (8)錐台形のクラウン部と錐形のパビリオン部からな
る宝石を保持具により固定したピアス、イヤリング、ペ
ンダント、指輪又はブローチの製造方法において、3本
以上の爪により構成され、宝石のキューレットを頂点と
してパビリオン部の側面が形成する立体角よりも、該3
本以上の爪が形成する立体角の方が小さく、爪が宝石を
挿入したときに爪の先端がガードルを超えてクラウン部
側に達する曲げしろを有する保持具に、爪を拡径方向に
弾性変形させつつ宝石を押圧挿入し、爪を宝石のガード
ルにおいて内側に折り曲げて宝石を固定し、爪の宝石固
定部を残して爪の先端側の余剰部を切断することを特徴
とする装飾部材の製造方法、 (9)宝石のクラウン部又はクラウン部とパビリオン部
の表面であって、保持具の爪が線接触する位置に切られ
た溝に保持具の爪を嵌装する第8項記載の装飾部材の製
造方法、 (10)クラウン部の溝が保持具の爪と同一の形状を有
し、クラウン部において、宝石の表面と爪の表面が連続
した滑らかな面を形成する第9項記載の装飾部材の製造
方法、 (11)装飾部材がピアスであり、保持具とポストを組
み立て方式により固定する第8項記載の装飾部材の製造
方法、 (12)3本以上の爪が互いに接する保持具の底部に孔
を設け、ポストの一端を孔に嵌入し、孔内においてロウ
付けすることにより組み立てる第11項記載の装飾部材
の製造方法、 (13)3本以上の爪が互いに接する保持具の底部に雌
ネジ、ポストの一端に雄ネジを設け、保持具の底部にポ
ストを螺入することにより組み立てる第11項記載の装
飾部材の製造方法、 (14)3本以上の爪が互いに接する保持具の底部に貫
通孔を設け、ポストの一端に拡径部を設け、爪の上方向
からポストを貫通孔に貫装し、拡径部が貫通孔の上端に
接した状態でかしめることにより組み立てる第11項記
載の装飾部材の製造方法、 (15)保持具の3本以上の爪が、宝石のパビリオン部
を挿入支持する環状部材にロウ付けされてなる第8項記
載の装飾部材の製造方法、及び、 (16)装飾部材がペンダントであり、ペンダントのヘ
ッドに2本の爪にチェーン架け具が設けられてなる第1
5項記載の装飾部材の製造方法、を提供するものであ
る。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明の装飾部材は、錐台形のク
ラウン部と錐形のパビリオン部からなる宝石を保持具に
より固定した装飾部材において、3本以上の爪により構
成される保持具の爪が、宝石のクラウン部及びパビリオ
ン部に線接触により密接する。本発明に用いる宝石に特
に制限はなく、例えば、ダイヤモンド、ルビー、サファ
イア、エメラルド、アクアマリン、スピネル、ジルコ
ン、オパール、ヒスイ、アメジスト、トルコ石、ガーネ
ット、真珠、琥珀などのほか、各種の人造宝石、模造宝
石などを挙げることができる。図3(a)は、本発明の装
飾部材の一態様の平面図であり、図3(b)は、その部分
側面図であり、図3(c)は、その説明図である。本態様
の装飾部材はピアスであり、錐台形のクラウン部4と錐
形のパビリオン部5からなる宝石が3本の爪3により構
成される保持具により固定され、保持具とポスト6が固
定されている。3本の爪は宝石のクラウン部及びパビリ
オン部に密接し、保持具と宝石が離れず一体化し、宝石
の面に保持具の爪が透き間なく線接触している。このた
めに、ポストを耳の孔に通してピアスを耳にまとうと、
爪が耳朶に埋まって非常に見えにくくなり、宝石のみが
際立って輝いて見える。図4(a)は、本発明の装飾部材
の他の態様の平面図であり、図4(b)は、その部分側面
図であり、図4(c)、図4(d)及び図4(e)は、その説
明図である。本態様の装飾部材はピアスであり、保持具
の爪3が、宝石のクラウン部又はクラウン部とパビリオ
ン部に切られた溝7に嵌装されている。図4(c)に示す
態様においては、溝7は主としてクラウン部4に切られ
ている。図4(d)に示す態様においては、溝7はクラウ
ン部4からパビリオン部5の半ばまで切られている。図
4(e)に示す態様においては、溝7は、クラウン部4か
らパビリオン部5の全体にわたって切られている。本態
様のピアスにおいては、図4(b)に示されるように、爪
3の先端はクラウン部4の表面に突き出ているが、宝石
に溝が切られた部分では、爪が溝に嵌装されるので、爪
がいっそう見えにくくなり、ピアスを着用したときの美
観がさらに向上する。また、爪が宝石に切られた溝に嵌
装されるので、宝石の保持性も向上する。
【0006】図5(a)は、本発明の装飾部材の他の態様
の平面図であり、図5(b)は、その部分側面図であり、
図5(c)、図5(d)及び図5(e)は、その説明図であ
る。本態様の装飾部材はピアスであり、保持具の爪3
が、宝石のクラウン部又はクラウン部とパビリオン部に
切られた溝7に嵌装され、クラウン部の溝が保持具の爪
と同一の形状を有し、クラウン部4において、宝石の表
面と爪の表面が連続した滑らかな面を形成している。図
5(c)に示す態様においては、溝7は主としてクラウン
部4に切られている。図5(d)に示す態様においては、
溝7はクラウン部4からパビリオン部5の半ばまで切ら
れている。図5(e)に示す態様においては、溝7は、ク
ラウン部4からパビリオン部5の全体にわたって切られ
ている。本態様のピアスにおいては、図5(b)に示され
るように、爪3の表面はクラウン部4の表面と連続した
滑らかな面を形成し、宝石に溝が切られた部分では、爪
が溝に嵌装されるので、爪がほとんど目立たなくなり、
ピアスを着用したときの美観が格段に向上する。また、
爪が宝石に切られた溝に嵌装されるので、宝石の保持性
も向上する。本発明の装飾部材がピアスであるとき、保
持具とポストが組み立て方式により固定されることが好
ましい。従来のピアスには、保持具とポストがロウ付け
により固定されているものが多かった。しかし、保持具
とポストの固定部は、ピアスを着用したとき耳朶にずっ
と密着しているので、着用者の体質によってはロウ材に
よるアレルギー性炎症を起こし、せっかく購入した高価
なピアスであっても、着用をあきらめざるを得ない場合
もあった。本発明の装飾部材であるピアスは、保持具と
ポストを組み立て方式により固定し、ロウ材が皮膚に直
接触れることのない形態とすることにより、アレルギー
性炎症の心配がなく、安心して購入し、着用することが
できる。
【0007】本発明の装飾部材であるピアスにおいて、
保持具とポストを組み立て方式により固定する方法に特
に制限はなく、例えば、3本以上の爪が互いに接する保
持具の底部に孔を設け、ポストの一端を孔に嵌入し、孔
内においてロウ付けすることにより、保持具とポストを
組み立てることができる。孔は、貫通孔であっても、上
部が閉塞した非貫通孔であってもよい。孔内においてロ
ウ付けすると、ピアスの皮膚に触れる部分にはロウ材が
露出しないので、ロウ材によるアレルギー性炎症を起こ
すおそれがない。また、3本以上の爪が互いに接する保
持具の底部に雌ネジ、ポストの一端に雄ネジを設け、保
持具の底部にポストを螺入することにより、保持具とポ
ストを組み立てることもできる。さらに、保持具の底部
にポストを螺入したのち、ネジ部分をかしめることによ
り、保持具とポストの固定をいっそう強固で確実にする
ことができる。あるいは、3本以上の爪が互いに接する
保持具の底部に貫通孔を設け、ポストの一端に拡径部を
設け、爪の上方向からポストを貫通孔に貫装し、拡径部
が貫通孔の上端に達した状態でかしめることにより、保
持具とポストを組み立てることもできる。
【0008】本発明の装飾部材の製造方法は、錐台形の
クラウン部と錐形のパビリオン部からなる宝石を保持具
により固定した装飾部材の製造方法において、3本以上
の爪により構成され、宝石のキューレットを頂点として
パビリオン部の側面が形成する立体角よりも、該3本以
上の爪が形成する立体角の方が小さく、爪が宝石を挿入
したときに爪の先端がガードルを超えてクラウン部側に
達する曲げしろを有する保持具に、爪を拡径方向に弾性
変形させつつ宝石を押圧挿入し、爪を宝石のガードルに
おいて内側に折り曲げて宝石を固定し、爪の宝石固定部
を残して爪の先端側の余剰部を切断するものである。本
発明方法は、錐台形のクラウン部と錐形のパビリオン部
からなる宝石を備えた装飾部材に適用することができ
る。図6(a)は、本発明方法を適用し得る宝石の一例の
側面図であり、図6(b)は、その平面図である。本例の
宝石は、ほぼ円錐台形のクラウン部4とほぼ円錐形のパ
ビリオン部5からなり、クラウン部の上面はテーブル8
を形成し、パビリオン部の頂点はキューレット9を形成
し、クラウン部の側面とパビリオン部の側面はガードル
10において接している。本発明方法を適用し得る宝石
の形状は、ほぼ円錐台形のクラウン部とほぼ円錐形のパ
ビリオン部からなる宝石に限られず、ほぼ楕円錐台形の
クラウン部とほぼ楕円錐形のパビリオン部からなる宝
石、ほぼ四角錐台形のクラウン部とほぼ四角錐形のパビ
リオン部からなる宝石、ほぼ六角錐台形のクラウン部と
ほぼ六角錐形のパビリオン部からなる宝石、錐台形のク
ラウン部と錐形のパビリオン部の中心軸に垂直な断面の
形状がハート形である宝石など、任意の形状の錐台形の
クラウン部と錐形のパビリオン部からなる宝石に適用す
ることができる。
【0009】本発明方法においては、3本以上の爪によ
り構成された保持具を使用する。図7は、本発明方法に
使用する保持具の一態様の側面図である。本態様の保持
具は、3本の爪3により構成されている。ほぼ円錐台形
のクラウン部とほぼ円錐形のパビリオン部からなる宝石
に対しては、多くの場合3本の爪により構成された保持
具を好適に用いることができるが、ほぼ四角錐台形のク
ラウン部とほぼ四角錐形のパビリオン部からなる宝石に
対しては、4本の爪により構成された保持具を用いるこ
とが好ましく、さらに、装飾部材のデザイン上の要求
や、宝石の傷を覆う必要性などに応じて、本発明方法に
用いる保持具の爪の数は任意に選定することができる。
本発明方法においては、宝石のキューレットを頂点とし
てパビリオン部の側面が形成する立体角よりも、3本以
上の爪が形成する立体角の方が小さい保持具を使用す
る。宝石の立体角は、キューレットを頂点とする錐が、
キューレットを中心とする単位球面上に切り取る面積と
して求めることができる。3本以上の爪が形成する立体
角は、互いに隣接する各2本の爪を含む平面により形成
される角錐の立体角ではなく、3本以上の爪が固定する
宝石のパビリオン部に対応する形状の錐の立体角であ
る。すなわち、図7に示す態様の保持具を用いて図6に
示す宝石を固定する場合、図6に示す宝石はほぼ円錐形
のパビリオン部を有するので、3本の爪が形成する立体
角は、3本の爪を母線とする円錐の立体角である。本発
明方法においては、宝石のキューレットを頂点としてパ
ビリオン部の側面が形成する立体角よりも、3本以上の
爪が形成する立体角の方が小さい保持具を使用し、保持
具に宝石を押圧挿入したとき、爪は拡径方向に弾性変形
し、宝石を固定して装飾部材としたとき、爪の弾性変形
の復原力で宝石を保持するので、宝石に無理な力がかか
ることがなく、しかも宝石を安定に保持することができ
る。
【0010】本発明方法においては、宝石を挿入したと
きに爪の先端がガードルを超えてクラウン部側に達する
曲げしろを有する爪を備えた保持具を使用する。図7に
示す態様の保持具を用いて図6に示す宝石を固定する場
合、宝石を保持具に押圧挿入し、宝石のキューレットが
3本の爪の接点に達したとき、爪の先端はガードルを超
えてクラウン部側に達し、爪の先端とガードルに接して
いる点との間は曲げしろとなるので、曲げしろを利用し
て爪をガードルにおいて内側に折り曲げ、宝石に無理な
力をかけることなく固定することができる。内側に折り
曲げられた曲げしろは、宝石固定部を残して先端側の余
剰部を切断し、切断部を仕上げ加工して装飾部材を完成
する。本発明方法において、3本以上の爪を有する保持
具の製造方法に特に制限はなく、例えば、3本以上の爪
を宝石のキューレットに接する点において互いにロウ付
けして保持具とすることができ、3本以上の爪を宝石の
キューレットに接する点において互いに溶接して保持具
とすることもでき、あるいは、機械加工により3本以上
の爪を有する保持具を作製することもできる。保持具の
爪が宝石を締め付ける力は、爪の材質と太さが同一の場
合、キューレットを頂点としてパビリオン部の側面が形
成する立体角と、3本以上の爪が形成する立体角の差に
よって決まるので、3本以上の爪が形成する立体角を調
整することにより、締め付け力を容易に調節することが
できる。図8は、本発明の装飾部材の製造方法の一態様
の説明図である。本態様においては、図8(a)に示すよ
うに、保持具の爪を拡径方向に弾性変形させつつ宝石を
押圧挿入する。保持具の3本以上の爪3が形成する立体
角は、宝石のキューレット9を頂点としてパビリオン部
5の側面が形成する立体角よりも小さいので、宝石を押
圧挿入することにより、保持具の爪は拡径方向に弾性変
形し、その復元力により宝石のパビリオン部の側面を圧
しつける。宝石のキューレットが3本以上の爪の接点に
達したとき、図8(b)に示すように、爪3はパビリオン
部5の側面と線接触により密接し、爪の先端11はガー
ドル10を超えてクラウン部4の側に達する曲げしろ1
2が形成される。そこで、爪の曲げしろをガードルにお
いて内側に折り曲げて宝石を固定し、図8(c)に示すよ
うに、爪の宝石固定部を残して先端側の余剰部を切断
し、切断部を仕上げて装飾部材を完成する。
【0011】本発明方法によりピアスを製造する場合
は、3本以上の爪を有する保持具とポストを組み立て方
式により固定することが好ましい。保持具とポストを組
み立て方式により固定することにより、保持具とポスト
の材質をそれぞれ独立に選定することができ、例えば、
保持具の爪には美観に優れたロジウムめっき白金を使用
し、ポストにはアレルギー性炎症を起こすことの少ない
金を使用することができる。したがって、保持具とポス
トをロウ付けしたときのように、ロウ材によるアレルギ
ー性炎症を起こすおそれがなく、また、保持具にポスト
を確実に固定することができる。さらに、宝石を限りな
く低く、また、皮膚に近く、宝石の本体と皮膚の距離を
短縮してセットすることができる。宝石の位置は、デザ
イン上、低ければ低いほど、スマートに美しく見える。
保持具とポストを組み立て方式により固定したピアス
は、耳朶に装着したとき爪が外部からほとんど見えない
ので、宝石のみを耳にまとったような可憐な装飾とな
る。図9は、本発明方法によるピアスの製造の一態様の
説明図である。本態様においては、図9(a)に示すよう
に、3本の爪3が互いに接する保持具の底部に孔13を
設け、孔内に銀ロウなどのロウ材を入れたのちポスト6
の一端を孔に挿入し、加熱することによって保持具とポ
ストをロウ付けする。孔内においてロウ付けすることに
より、アレルギー性炎症を起こしやすいロウ材が外面に
現れず、安全性に優れたピアスとなる。本態様において
は、保持具とポストをロウ付けしたのち、図9(b)に示
すように、3本の爪を拡径方向に弾性変形させつつ宝石
を押圧挿入する。キューレットが3本の爪3の接点に達
したとき、爪の先端11はガードル10を超えてクラウ
ン部4の側に達する曲げしろ12が形成される。そこ
で、爪の曲げしろをガードルにおいて内側に折り曲げて
宝石を固定し、爪の宝石固定部を残して先端側の余剰部
を切断し、切断部を仕上げてピアスを完成する。
【0012】図10は、本発明方法によるピアスの製造
の他の態様の説明図である。本態様においては、図10
(a)に示すように、3本以上の爪3が互いに接する保持
具の底部に雌ネジ14、ポスト6の一端に雄ネジ15を
設け、保持具の底部にポストを螺入する。さらに、必要
に応じて、ポストを螺入したのちにネジ部をかしめるこ
とができる。ネジ部をかしめることにより、保持具とポ
ストをいっそう確実に固定することができる。本態様に
おいては、保持具による宝石の固定と、保持具の底部へ
のポストの螺入の順序に制限はなく、保持具により宝石
を固定したのちにポストを螺入することができ、あるい
は、保持具にポストを螺入したのちに宝石を固定するこ
ともできる。本態様においては、宝石に溝が切られてい
るので、図10(a)に示すように、爪の位置と溝の位置
を合わせて、爪を拡径方向に弾性変形させつつ宝石を押
圧挿入する。キューレットが3本以上の爪3の接点に達
したとき、爪の曲げしろをガードルにおいて内側に折り
曲げ、図10(b)に示すように、宝石の表面と爪の表面
が滑らかな面を形成するように仕上げて宝石を固定す
る。図11は、本発明方法によるピアスの製造の他の態
様の説明図である。本態様においては、図11(a)に示
すように、3本以上の爪3が互いに接する保持具の底部
に貫通孔16を設け、ポスト6の一端に拡径部17を設
け、爪の上方向からポストを貫通孔に貫装し、拡径部が
貫通孔の上端に接した状態でかしめる。次いで、図11
(a)に示すように、爪の位置と溝の位置を合わせて、爪
を拡径方向に弾性変形させつつ宝石を押圧挿入する。キ
ューレットが3本以上の爪3の接点に達したとき、爪の
曲げしろをガードルにおいて内側に折り曲げ、図11
(b)に示すように、宝石の表面と爪の表面が滑らかな面
を形成するように仕上げて宝石を固定する。図12(a)
は、本発明方法により製造されたピアスの一態様の平面
図であり、図12(b)は、その側面図であり、図12
(c)は、その斜視図である。図13は、本発明方法によ
り製造されたピアスの一態様の説明図である。本発明方
法により製造されたピアスは、バネ式にセッティングさ
れている。本態様のピアスは、図13(a)に示すよう
に、宝石が3本の爪3により、バランスよく保持されて
いる。また、図13(b)に矢印で示すように、宝石のパ
ビリオン部と爪3が線接触により密接し、宝石の下部方
向にもバネが効いている。また、ピアスのポスト6と保
持具の爪3とが一体化し、耳朶に装着したときに爪が見
えにくいので、美観に優れている。
【0013】本発明方法においては、3本以上の爪が、
宝石のパビリオン部を挿入支持する環状部材にロウ付け
された保持具を用いることができる。図14(a)は、本
発明方法に用いる保持具の他の態様の斜視図である。本
態様の保持具は、宝石のパビリオン部を挿入支持する環
状部材18に3本の爪3がロウ付けされている。本態様
の保持具は、ペンダントヘッドの製造に好適に用いるこ
とができる。本態様の装飾部材をペンダントヘッドに用
いる場合は、保持具の2本の爪にチェーン架け具19を
設けることが好ましい。本態様の保持具においても、3
本の爪を拡径方向に弾性変形させつつ宝石を押圧挿入す
る。パビリオン部の側面が環状支持部に接して支持され
たとき、爪の先端はガードルを超えてクラウン部側に達
する曲げしろが形成される。そこで、爪の曲げしろをガ
ードルにおいて内側に折り曲げて宝石を固定し、爪の宝
石固定部を残して先端側の余剰部を切断し、切断部を仕
上げてペンダントヘッドを完成する。図14(b)は、こ
の保持具を用いて製造されたペンダントヘッドの正面図
であり、チェーン架け具19にチェーン20が架けら
れ、使用時に宝石のテーブルはほぼ垂直となって正面を
向く。図14(c)は、このペンダントヘッドの側面図で
ある。本発明の装飾部材の製造方法は、宝石のパビリオ
ン部と保持具が離れず一体化して、パビリオンの面に保
持具が透き間なく線接触により密接していることを最大
の特徴とする。本発明の装飾部材の製造方法に用いる保
持具は、最小限の地金を使用して製造することができ
る。本発明方法により製造された装飾部材は、3本以上
の爪が宝石のパビリオン部の側面を線接触により密接し
て固定しているので、宝石の一点に集中した力が加わる
ことがなく、宝石を傷つけるおそれがない。また、3本
以上の爪で固定しているので、バランスが安定し、宝石
の脱落を効果的に防止することができる。本発明方法に
より製造された装飾部材は、身につけたとき宝石がぶつ
かりにくく邪魔にならない。本発明方法により製造され
た装飾部材は、爪が非常に見えにくいために、宝石のみ
が際立って見える。さらに、本発明方法により製造され
たピアスは、装着したときに爪が見えにくいために、装
飾効果が極めて高い。
【0014】
【発明の効果】本発明の装飾部材は、固定された宝石が
脱落するおそれがなく、しかも美観に優れ、ピアスとし
てもアレルギー性炎症を生ずるおそれがない。本発明の
装飾部材の製造方法によれば、宝石に損傷を与えること
なく、保持具に宝石を容易に固定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、従来の装飾部材の一例の説明図であ
る。
【図2】図2は、従来の装飾部材の他の例の説明図であ
る。
【図3】図3は、本発明の装飾部材の一態様の平面図、
部分側面図及び説明図である。
【図4】図4は、本発明の装飾部材の他の態様の平面
図、部分側面図及び説明図である。
【図5】図5は、本発明の装飾部材の他の態様の平面
図、部分側面図及び説明図である。
【図6】図6は、本発明方法を適用し得る宝石の一例の
側面図及び平面図である。
【図7】図7は、本発明方法に使用する保持具の一態様
の側面図である。
【図8】図8は、本発明の装飾部材の製造方法の一態様
の説明図である。
【図9】図9は、本発明方法によるピアスの製造の一態
様の説明図である。
【図10】図10は、本発明方法によるピアスの製造の
他の態様の説明図である。
【図11】図11は、本発明方法によるピアスの製造の
他の態様の説明図である。
【図12】図12は、本発明方法により製造されたピア
スの一態様の平面図、側面図及び斜視図である。
【図13】図13は、本発明方法により製造されたピア
スの一態様の説明図である。
【図14】図14は、本発明方法に用いる保持具の他の
態様の斜視図、該保持具を用いたペンダントヘッドの正
面図及び側面図である。
【符号の説明】
1 宝石 2 石座 3 爪 4 クラウン部 5 パビリオン部 6 ポスト 7 溝 8 テーブル 9 キューレット 10 ガードル 11 爪の先端 12 曲げしろ 13 孔 14 雌ネジ 15 雄ネジ 16 貫通孔 17 拡径部 18 環状部材 19 チェーン架け具 20 チェーン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開2000−236922(JP,A) 特開2000−102406(JP,A) 実開 平4−136112(JP,U) 実開 昭60−128523(JP,U) 実公 平6−8730(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A44C 17/02

Claims (16)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】錐台形のクラウン部と錐形のパビリオン部
    からなる宝石を保持具により固定したピアス、イヤリン
    グ、ペンダント、指輪又はブローチにおいて、3本以上
    の爪により構成される保持具の爪が、挿入前は3本以上
    の爪が宝石のキューレットを頂点として、パビリオン部
    の側面が形成する立体角よりも該3本以上の爪が形成す
    る立体角の方が小さく、キューレットからクラウン部及
    びバピリオン部に向けて、連続的して線状に接触する
    接触により密接することを特徴とする装飾部材。
  2. 【請求項2】宝石のクラウン部又はクラウン部とパビリ
    オン部の表面であって、保持具の爪が線接触する位置に
    切られた溝に、保持具の爪が嵌装されてなる請求項1記
    載の装飾部材。
  3. 【請求項3】クラウン部の溝が保持具の爪と同一の形状
    を有し、クラウン部において、宝石の表面と爪の表面が
    連続した滑らかな面を形成する請求項2記載の装飾部
    材。
  4. 【請求項4】装飾部材がピアスであり、保持具とポスト
    が組み立て方式により固定されてなる請求項1記載の装
    飾部材。
  5. 【請求項5】3本以上の爪が互いに接する保持具の底部
    に孔を設け、ポストの一端を孔に嵌入し、孔内において
    ロウ付けすることにより組み立てた請求項4記載の装飾
    部材。
  6. 【請求項6】3本以上の爪が互いに接する保持具の底部
    に雌ネジ、ポストの一端に雄ネジを設け、保持具の底部
    にポストを螺入することにより組み立てた請求項4記載
    の装飾部材。
  7. 【請求項7】3本以上の爪が互いに接する保持具の底部
    に貫通孔を設け、ポストの一端に拡径部を設け、爪の上
    方向からポストを貫通孔に貫装し、拡径部が貫通孔の上
    端に接した状態でかしめることにより組み立てた請求項
    4記載の装飾部材。
  8. 【請求項8】錐台形のクラウン部と錐形のパビリオン部
    からなる宝石を保持具により固定したピアス、イヤリン
    グ、ペンダント、指輪又はブローチの製造方法におい
    て、3本以上の爪により構成され、宝石のキューレット
    を頂点としてパビリオン部の側面が形成する立体角より
    も、該3本以上の爪が形成する立体角の方が小さく、爪
    が宝石を挿入したときに爪の先端がガードルを超えてク
    ラウン部側に達する曲げしろを有する保持具に、爪を拡
    径方向に弾性変形させつつ宝石を押圧挿入し、爪を宝石
    のガードルにおいて内側に折り曲げて宝石を固定し、爪
    の宝石固定部を残して爪の先端側の余剰部を切断するこ
    とを特徴とする装飾部材の製造方法。
  9. 【請求項9】宝石のクラウン部又はクラウン部とパビリ
    オン部の表面であって、保持具の爪が線接触する位置に
    切られた溝に保持具の爪を嵌装する請求項8記載の装飾
    部材の製造方法。
  10. 【請求項10】クラウン部の溝が保持具の爪と同一の形
    状を有し、クラウン部において、宝石の表面と爪の表面
    が連続した滑らかな面を形成する請求項9記載の装飾部
    材の製造方法。
  11. 【請求項11】装飾部材がピアスであり、保持具とポス
    トを組み立て方式により固定する請求項8記載の装飾部
    材の製造方法。
  12. 【請求項12】3本以上の爪が互いに接する保持具の底
    部に孔を設け、ポストの一端を孔に嵌入し、孔内におい
    てロウ付けすることにより組み立てる請求項11記載の
    装飾部材の製造方法。
  13. 【請求項13】3本以上の爪が互いに接する保持具の底
    部に雌ネジ、ポストの一端に雄ネジを設け、保持具の底
    部にポストを螺入することにより組み立てる請求項11
    記載の装飾部材の製造方法。
  14. 【請求項14】3本以上の爪が互いに接する保持具の底
    部に貫通孔を設け、ポストの一端に拡径部を設け、爪の
    上方向からポストを貫通孔に貫装し、拡径部が貫通孔の
    上端に接した状態でかしめることにより組み立てる請求
    項11記載の装飾部材の製造方法。
  15. 【請求項15】保持具の3本以上の爪が、宝石のパビリ
    オン部を挿入支持する環状部材にロウ付けされてなる請
    求項8記載の装飾部材の製造方法。
  16. 【請求項16】装飾部材がペンダントであり、ペンダン
    トのヘッドに2本の爪にチェーン架け具が設けられてな
    る請求項15記載の装飾部材の製造方法。
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