JP6078168B2 - 嵌め込みによって製造される装飾用部品 - Google Patents

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Description

本発明は装飾用部品に関する。この装飾用部品は、少なくとも1つの意匠要素が嵌め込まれた支持体を備える。
従来技術において、腕時計又は宝飾品等の携帯型物品に付加されるよう構成された装飾用部品が公知であり、このような装飾用部品は、支持体として機能する上記携帯型物品の一部分上に意匠要素を嵌め込むことからなる。
この目的のために、金属合金で上記部分を作製し、これを機械加工してハウジングを形成する。この機械加工中に、フックの形状を有する把持手段が作製される。これらのフックは一般に、上記物品を形成する材料と一体として作製され、即ち上記物品と単一の部品として作製される。宝石等の意匠要素を嵌め込まなければならない場合、意匠要素をハウジングに配置して把持手段を折り曲げ、これによって上記意匠要素をハウジング内に保持する。金属は有利な塑性変形能力を有するため、この嵌め込み方法は金属支持体に宝石を嵌め込むために広く使用されている。金等の貴金属は展性を有し、容易に成形できるため、上記能力はこれらの貴金属において更に有利である。結晶性金属の冷間塑性変形は、結晶格子内での格子転位運動によって可能となる。結晶性合金の弾性限界、即ちそれを超えると物質が塑性変形を始める応力は、結晶性合金の構成元素及び合金の熱力学的履歴に左右される。従来の嵌め込みでは一般に、嵌め込みを実行する者の作業を容易にするために比較的低い弾性限界を有する合金が選択される。把持手段を破損することなく折り曲げるために、合金は比較的低い弾性限界に加えて、破断するまでに十分な伸度を有する必要がある。弾性限界と同様、この伸度は、合金中に存在する元素及び合金の熱力学的履歴の結果である。例えば、時計学の分野で使用される金合金は、200〜400MPa程度の弾性限界及び20〜40%の破断伸度を有する。1.4435タイプのステンレス鋼は、200〜300MPaの弾性限界及び25〜45%の破断伸度を有する。
それにもかかわらず、この方法の1つの欠点は、展性を有する金属又は金属合金製の支持体に限定されることである。現在、例えばセラミック、シリコン、化合物又は金属間合金でさえある剛性及び/又は脆性材料であることが多い塑性変形しない材料で製造される時計が増えている。
従って、例えば宝石等の意匠要素を嵌め込むための現行の方法はもはや使用できない。
従って、このような嵌め込み作業は接着剤結合作業に取って代わられている。接着剤結合の欠点は、上記嵌め込みとは違って接着剤結合技術が石の機械的保持をもたらさないため、石の100%の保持を保証できないことである。実際、結合領域は殆どの場合外部環境(湿気、汗、UV、大気汚染等)に曝露されているため、長期間に亘る結合耐性は困難となる。従って石の保持は保証されず、これは高品質な製品に関して許容し難い。
本発明は、十分な塑性変形能力を有さない材料製の部分上に意匠要素を嵌め込むことができるようにする装飾用部品及びその製造方法を提案することによって、従来技術の上述の欠点を克服する、装飾用部品に関する。
本発明はこの目的のために、塑性変形能力を有さない材料製の、少なくとも1つの窪みが作製された支持体を含む装飾用部品に関する。この装飾用部品は:上記窪みが、少なくとも1つのハウジングが配設された基材を形成する第1の材料で充填され;上記少なくとも1つのハウジングが、少なくとも1つの意匠要素を格納できるよう配設され;上記基材が更に、塑性変形することによって上記少なくとも1つのハウジング内に上記少なくとも1つの意匠要素を保持できる、少なくとも1つの把持手段を含み;上記把持手段が更に、少なくとも1つの嵌め込み要素を含むことを特徴とする。
第1の有利な実施形態では、上記少なくとも1つの嵌め込み要素はスタッド又はビードの形態を取る。
第2の有利な実施形態では、上記少なくとも1つの窪みは、支持体内における各意匠要素の保持を改善するために、垂直フランクを含む。
第3の有利な実施形態では、上記少なくとも1つの窪みは、窪みの深さと共に窪みの表面が増加するよう配設されたフランクを含む。
第4の有利な実施形態では、上記少なくとも1つの窪みは、窪みの深さと共に窪みの表面が減少するよう配設されたフランクを含む。
別の有利な実施形態では、上記少なくとも1つの窪みは、上記窪み内に第1の材料を保持するために窪みの壁のうちの1つから延伸する、保持手段を含む。
別の有利な実施形態では、保持手段は少なくとも1つの凹部の形態を取る。
別の有利な実施形態では、保持手段は少なくとも1つの貫通孔の形態を取る。
別の有利な実施形態では、保持手段は少なくとも1つの隆起部の形態を取る。
別の有利な実施形態では、第1の材料は金属材料である。
別の有利な実施形態では、第1の材料は少なくとも部分的に非晶質の金属材料である。
別の有利な実施形態では、第1の材料はその全体が非晶質の金属材料である。
第1の有利な実施形態では、第1の材料は、金、白金、パラジウム、レニウム、ルテニウム、ロジウム、銀、イリジウム又はオスミウムを含むリストに含まれる種類の貴金属である、少なくとも1つの元素を含む。
別の有利な実施形態では、意匠要素と窪みの縁部との間の距離は少なくとも0.01mmである。
別の有利な実施形態では、ハウジングの高さは意匠要素のキュレットの高さと少なくとも等しい。
本発明はまた、支持体上に少なくとも1つの意匠要素を嵌め込むための方法にも関し、この方法は:
a)少なくとも1つの窪みが設けられた脆性材料製の支持体を準備するステップ;
b)少なくとも1つの意匠要素を準備するステップ;
c)上記窪みを第1の金属材料で充填するステップ;
d)少なくとも1つのハウジング及び把持手段を第1の材料内に作製するステップ;並びに
e)上記少なくとも1つの意匠要素を、上記少なくとも1つのハウジング内にこれを配置し、これを保持するために把持手段を変形させることによって嵌め込むステップ
を含む。
本発明はまた、支持体上に少なくとも1つの意匠要素を嵌め込むための方法にも関し、この方法は:
a)少なくとも1つの窪みが設けられた支持体を準備するステップ;
b)少なくとも1つの意匠要素を準備するステップ;
c)上記窪みを第1の、少なくとも部分的に非晶質の材料で充填するステップ;
d)上記第1の材料を、少なくともそのガラス転移温度まで局所的に加熱するステップ;及び
e)上記少なくとも1つの意匠要素を第1の材料内に挿入し、その後冷却するステップ
を含む。
本発明はまた、支持体上に少なくとも1つの意匠要素を嵌め込むための方法にも関し、この方法は:
a)少なくとも1つの窪みが設けられた支持体を準備するステップ;
b)少なくとも1つの意匠要素を準備するステップ;
c)上記窪みを第1の、少なくとも部分的に非晶質の材料で充填するステップ;
d)上記少なくとも1つの意匠要素を、少なくとも上記第1の材料のガラス転移温度まで局所的に加熱するステップ;及び
e)上記少なくとも1つの意匠要素を第1の材料内に挿入し、冷却するステップ
を含む。
第1の有利な実施形態では、嵌め込みステップe)は把持手段の塑性変形からなる。
第2の有利な実施形態では、嵌め込みステップe)は把持手段の弾性変形からなる。
第3の有利な実施形態では、嵌め込みステップe)は、上記少なくとも1つの意匠要素を上記少なくとも1つのハウジング内に嵌め込むための、支持体及び第1の材料の熱膨張からなる。
別の有利な実施形態では、第1の材料は金属材料である。
別の有利な実施形態では、第1の材料は少なくとも部分的に非晶質の金属材料である。
別の有利な実施形態では、第1の材料はその全体が非晶質の金属材料である。
第1の有利な実施形態では、第1の材料は、金、白金、パラジウム、レニウム、ルテニウム、ロジウム、銀、イリジウム又はオスミウムを含むリストに含まれる種類の貴金属である、少なくとも1つの元素を含む。
別の有利な実施形態では、充填ステップc)は、電鋳によって上記第1の材料を堆積させることからなる。
別の有利な実施形態では、充填ステップc)は、鋳造によって窪みを充填することからなる。
別の有利な実施形態では、充填ステップc)は、熱間形成によって窪みを充填することからなる。
別の有利な実施形態では、充填ステップc)は、基材を金属元素中へと押し込むことによって窪みを充填することからなる。
別の有利な実施形態では、押し込みによって窪みを充填するよう構成されたステップc)は、支持体を加熱して熱膨張させ、窪みの寸法を増大させ、基材を窪み内に配置して、最後に支持体を冷却して収縮させることからなる。
別の有利な実施形態では、充填ステップc)は、粉体緻密化によって窪みを充填することからなる。
本発明はこのようにして、公知の嵌め込み方法を使用できる可能性、従って本方法を複雑化させない可能性を提案する。
本解決法の別の利点は、いずれのタイプの材料を嵌め込むことができることである。実際、本解決法で使用する原理は、追加材料の原理であり、これは即ち、変形可能な材料製の基材を塑性変形できない材料内に挿入することにより、嵌め込みを可能とすると共に、嵌め込まれているものが塑性変形できない材料であるかのような印象を与えるという原理である。
本発明による装飾用部品及び方法の目的、利点及び特徴は、単なる非限定的な例として挙げる、添付の図面に図示した少なくとも1つの実施形態に関する以下の詳細な説明において、より明らかになるであろう。
図1は、本発明を用いた例示的な装飾用部品の概略図である。 図2は、本発明を用いた例示的な装飾用部品の概略図である。 図3は、本発明の一例による製造方法のステップの概略図である。 図4は、本発明の一例による製造方法のステップの概略図である。 図5は、本発明の一例による製造方法のステップの概略図である。 図6は、本発明の一例による製造方法のステップの概略図である。 図7は、本発明の一例による製造方法のステップの概略図である。 図8は、本発明の一例による製造方法のステップの概略図である。 図9は、本発明の一例による製造方法のステップの概略図である。 図10は、本発明の一例による製造方法のステップの概略図である。 図11は、本発明の一例による製造方法のステップの概略図である。 図12は、本発明による、嵌め込まれた状態の意匠要素の上面図である。 図13は、本発明による、嵌め込まれていない状態の意匠要素の上面図である。 図14は、本発明による保持手段の断面図である。 図15は、本発明による方法の代替例を示す。 図16は、本発明による方法の代替例を示す。 図17は、本発明による方法の別の代替例を示す。 図18は、本発明による方法の別の代替例を示す。
以下の説明において、当該技術分野の当業者に公知である装飾用部品の全ての部品については、簡単にしか説明しない。
図1、2に示すように、本発明は装飾用部品1である。これは第1の部分2及び第2の部分3で形成される。これら2つの部分2、3は互いに接合されるよう配設される。より具体的には、第2の部分3は第1の部分2に嵌め込まれるよう構成される。例えば第1の部分は支持体2であってよく、第2の部分は1つ又は複数の意匠要素3であってよい。この1つ又は複数の意匠要素3は、ダイヤモンド若しくはルビー等の宝石、又はジルコン等の宝石でない石、又はその他の考えられるいずれの意匠要素であってよい。
図1、2は、本発明の例示的実施形態を示す。装飾用部品1は例えば、図1に示すように記号を象嵌した腕時計用ベゼル10、又は図2に示すような腕時計用風防ガラス11、又は腕時計の文字盤22若しくはいずれの外側部品であってよい。文字盤の例では、この文字盤は意匠要素3が嵌め込まれる支持体2を形成する円盤状本体を含む。この文字盤は例えばセラミック材料製であってよい。使用できる材料はセラミックだけではないことを理解されたい。従って、例えばサファイア、シリコン、ガラス又は焼入れ鋼でさえある、十分な塑性変形能力を有さないか又は嵌め込みを実施できないほど高い弾性限界を有するいずれの材料を使用してよい。サファイア製のクリスタルの場合、上記クリスタルの嵌め込みには、時針円又は針上のロゴ等、3次元的な視覚効果を可能とするという利点がある。装飾用部品1がペン又はカフリンクス又は指輪若しくはイヤリング等の宝飾品であってよいことは理解されるだろう。そして、嵌め込まれる支持体2の表面は平面又は曲面、即ち凹面若しくは凸面であってよい。
本発明によると有利には、この支持体2は図4に示す少なくとも1つの窪み4を含み、これは上記支持体2上に、少なくとも1つの意匠要素3の嵌め込みを可能とするように配設される。そして各窪み4は1つのモチーフの形態を取り、好ましくは視認面に対して実質的に垂直であるフランク7を有する。これらの窪み4を用いて、基材6を嵌め込みのために使用できる。実際、本発明は上記窪み4をより容易に変形できる第1の材料で充填することによって、上記少なくとも1つの意匠要素3を嵌め込むことができるようにすることを提案する。これはセラミック又はシリコン製の支持体では不可能である。従って上記窪み4を充填するために、本発明では金属材料である第1の材料を用いることが考えられる。
図3に示す第1のステップは、塑性変形しない材料製の支持体2を準備することからなる。
従って図4に示す第2のステップは、支持体2に窪み4を形成することからなる。この窪み4は例えば機械加工、レーザアブレーションによって製造でき、更には支持体の鋳造中に直接製造でき、又はいずれの他の技術によって製造できる。
第3のステップは上記窪みを第1の材料で充填することからなる。この第1の材料は、基材6として機能するように使用される。第3のステップにより、図6に示すような支持体2を得ることができる。
部分的に非晶質であってもなくてもよい金属又は金属合金を、第1の材料として使用する。用語「部分的に非晶質である(partially amorphous)」は、材料のブロックについて、上記ブロックの材料のうち非晶質状態を有する割合が、このブロック自体が非晶質金属及び非晶質金属合金に固有の特徴を有するために十分なものであることを意味する。非晶質材料は、成形が容易であるという利点を有する。同様に、上記装飾用部品に高級感のある外観を付与するために、貴金属又はそれらの合金のうちの1つを用いることもできる。よって、この貴金属又はそれらの合金のうちの1つは、金、白金、パラジウム、レニウム、ルテニウム、ロジウム、銀、イリジウム又はオスミウムからなるリストに含まれる。
窪み4を充填するための方法の1つは、電鋳の使用からなる。この充填を達成するために使用される原理は、非導電性材料のために、例えば物理蒸着(physical vapour deposition:PVD)、化学蒸着(chemical vapour deposition:CVD)、無電解めっき又はその他の技術といった公知の技術によって、第1の導電性接着層を蒸着することからなる。導電性材料に関してはこの接着層は必ずしも必要ではない。接着層を蒸着すると、電鋳によって窪み4に金属を充填する。続いて、特徴形成されることになる部品を、金属イオンを含有する浴に浸漬すると、この金属イオンが電流によって上記部品上に堆積する。そして窪み4は金属で充填され、これによって上記特徴部分を製造できる。
窪みを充填するための第2の方法は、押し込み組み立て方法の使用からなる。この方法は、窪み4よりも僅かに大きい寸法及び形状の金属合金のブロックを作製すること、及びこのブロックを上記窪み4の内部に押し込むことからなる。有利には、この組み立てステップは熱膨張を用いて実施してよい。この目的のために、支持体2を加熱し、これにより支持体2は加熱の影響で熱膨張する。支持体2の寸法は増大する。この寸法の増大は窪み4にも同様に発生する。その結果、窪み4の寸法とブロックの寸法との間の差異が変化し、これによって窪み4の寸法はブロックの寸法より大きくなる。従って、ブロックを窪み4に容易に挿入できる。支持体2を冷却すると、支持体2は初期寸法に戻り、ブロックが上記窪み4の内部に閉じ込められる。
窪みを充填するための第3の方法は、熱間形成の使用からなる。図5、6は、窪み4を充填するステップを簡単に示す。まず、一方で図3に示すような支持体2を作製し、他方で非晶質金属合金製の予備成形物6aを作製する必要がある。この予備成形物6aは、例えば鋳型内への射出、Tgを超える温度での熱間形成、ストリップからの打抜き加工、又は機械加工でさえある、様々な技術によって製造できる。この予備成形物6aを作製した後、図5に示すようにこれを支持体2上の、上記窪み4が開いている面上に配置することにより、熱間形成によって上記窪みを充填する。次にこの組立体を、ガラス転移温度Tgを超える温度まで加熱すると、予備成形物の粘度を低下させることができ、その後これに圧力を印加する。これらの条件を組み合わせると、粘性の予備成形物に印加される圧力によって、図6に示すように粘性の非晶質金属合金で窪み4を充填できる。続いて、図6に示すように窪み4が充填されたら、組立体を冷却して合金の非晶質状態を維持する。
このタイプの材料は、このように窪み4の全容積を容易に充填できるため極めて適切である。冷却後、垂直フランク7は摩擦によってこの非晶質材料を保持できる。当然、窪み4の底部の水平面の表面を狭めるために、又はその反対にこれを広げるために、フランク7を傾斜させてよい。窪み4の底部表面が最大であれば、非晶質金属合金を窪み4内に自然に保持できるため、これが最も有利な場合である。反対に、この傾斜によって支持体2の表面においてより大きな断面が形成される場合、窪み4内での非晶質材料の保持はもはや最適ではない。別の利点は、この粘度の低下によって、非晶質金属合金で窪み4を充填するために印加しなければならない応力が低減されることである。このため、脆性材料製の支持体2は、加圧動作を実施しても破損する危険がない。
例えば鋳造又は射出成形等の、他のタイプの成形も当然可能であり、この鋳造又は射出成形は、金属予備成形物をその融点を超える温度に加熱すること、及びその後このようにして得られた液体金属を支持体2の窪み4内へと注入又は射出することからなる。
粉体緻密化方法を使用してもよく、この粉体緻密化方法は、金属粉体を支持体2の窪み4に導入すること、及び溶鉱炉、レーザビーム、イオンビーム又は他のいずれの手段等を用いてエネルギを印加することによってこれを圧縮することからなる。窪み4を充填したら、Tg未満の温度に冷却するステップを実行して合金の結晶化を防止し、非晶質又は半非晶質金属合金で充填された窪み4を得る。
窪みを充填した後、第4の準備ステップを実施する。このステップは、意匠要素3を配置する嵌め込み用ハウジング又は孔8を作製すること、及び把持手段を作製することからなる。このステップは、機械加工、フライス加工、穿孔等の従来の方法、又は熱間変形等の、従来は比較的使用されなかった方法、又はこれら2つの組合せによって達成してよい。熱間変形方法は、孔及び嵌め込み要素の雌型構造を有するツールを使用すること、並びに非晶質金属のTgを超える温度において、窪み4を充填した非晶質金属合金上にこのツールをある力で適用することからなる。このようにして、使用する非晶質金属合金によっては困難であり得る機械加工ステップを用いることを回避できる。
把持手段5は、少なくとも1つの嵌め込み要素9の形態を取る。この嵌め込み要素9は、例えばビードによる嵌め込みの場合、各嵌め込み用孔8の周囲に配設されたスタッド又はビードからなる。図8、10に示すように、これらのスタッド9は機械加工によって作製され、嵌め込み用孔8を穿孔する前又は後に形成される。実際、孔の機械加工中に、基材6の材料即ち第1の材料の一部を除去して、これらの嵌め込み用ビード9を形成する。ビードによる嵌め込みの場合、好ましくは、図10に示すように、各嵌め込み用孔8の近傍に理想的には4つの嵌め込み用ビード9を設ける。
他のタイプの嵌め込みも考えられることは特に明らかであろう。従って、クローズドセッティング、バゲットセッティング、レールセッティング、又は不可視セッティングが考えられる。例えば閉鎖タイプの嵌め込みは、意匠要素3の周縁に亘って延在する単一の嵌め込み要素9からなる。バゲットタイプの嵌め込みは、バゲットカットされた意匠要素3を嵌め込むために使用される。この嵌め込みは、意匠要素3の各辺に平行に延在する、意匠要素3上に折り畳まれる嵌め込み要素9を設けることからなる。不可視タイプの嵌め込みについては、嵌め込み要素9は嵌め込み用孔8内に配設された突出部分である。これら突出部分は上記意匠要素3上に作製された少なくとも1つの溝と協働し、これにより、突出部分が上記少なくとも1つの溝に挿入されるまで意匠要素3を孔8に挿入することによって嵌め込みが行われる。
ビードによる嵌め込みの場合、好ましくは、図10に示すように、各嵌め込み用孔8の近傍に理想的には4つの嵌め込み用ビード9を設ける。
図10に示す特定の例示的実施形態では、意匠要素3は、複数の切子面及びクラウン3cがカットされたキュレット3bを含むダイヤモンドの形態を取り、上記複数の切子面及びクラウン3cは、同様に切子加工され、図15に示すように頂部にテーブル3dを形成する。この意匠要素は上から見るとほぼ円形である。支持体2の材料内に嵌め込まれているという錯覚を維持するために、窪み4の幅は理想的には意匠要素3の幅と等しいものとする。好ましくは、支持体2内の意匠要素3の視覚効果を最適とするため、即ち意匠要素3が金属内でなくセラミック製支持体2内に埋め込まれて保持されているという印象を与えるためには、意匠要素3と窪み4の縁部との間の距離は少なくとも0.01mmでなければならないことを理解されたい。意匠要素3と窪み4の縁部との間の最大距離は、意匠要素3の寸法及び形状に左右されることになる。例えば直径1mmの意匠要素3においては、意匠要素3と窪み4の縁部との間の距離は0.45mmとなる。
別の例では、意匠要素3と窪み4の縁部との間の距離は、「機械加工」領域と呼ばれる領域、即ち嵌め込み用ビードを作製した領域(この領域は中空とすることができる)、及び視覚的意匠領域である「非機械加工」領域を含むように定義される。この場合、この非機械加工領域は少なくとも0.01mm及び最大0.20mmである。好ましくは0.10mmである。
同様に、孔8の高さは、意匠要素3のキュレットの高さと少なくとも等しいことを理解されたい。これにより、意匠要素3を嵌め込んだ場合に、基材6を形成する第1の材料をできる限り見えないようにすることができる。この場合、4つの設置用ビード9を、斜辺が凸状となった直角三角形の形状を有するように作製する。好ましくは斜辺の凸形状は、上から見た場合の意匠要素3の斜辺の湾曲と同一である。
第4の準備ステップが終了すると、図7に示す支持体2が得られ、続いて第5の嵌め込みステップを実行できる。
従来の嵌め込みステップは変形からなる。図9〜13に示すように、この技術は、孔8内に意匠要素3を配置すること、並びに基材及び/又は嵌め込み要素9を変形させて、これらを上記意匠要素3上に押圧することからなる。その結果、意匠要素3は嵌め込み用孔8内に保持される。
変形は同様に弾性変形であってよく、又は熱膨張によって得られるものであってもよい。弾性変形の場合、把持手段5内に意匠要素をスナップ嵌合することによって嵌め込みが得られる。この場合、把持手段5の僅かな塑性変形が起こり得ることは明らかである。熱膨張による変形の場合、力を加えることなく意匠要素3を支持体2の孔8内に象嵌加工するのに十分な高温まで支持体2を加熱することによって嵌め込みが得られる。その後冷却することにより材料を収縮させることができ、これにより、意匠要素3を把持手段5で保持できる。
従って本発明による方法は:
a)少なくとも1つの窪み4が設けられた脆性材料製の支持体2を準備するステップ;
b)少なくとも1つの意匠要素3を準備するステップ;
c)上記窪みを第1の材料で充填するステップ;
d)少なくとも1つの嵌め込み用孔8及び少なくとも1つの嵌め込み要素9を第1の材料内に作製するステップ;並びに
e)上記少なくとも1つの意匠要素を、上記少なくとも1つの孔内にこれを配置し、これを保持するために把持手段を変形させることによって、嵌め込むステップ
からなる。
結晶性金属とは異なり、非晶質金属は格子転位を有さず、従って格子転位運動によって塑性変形できない。従って非晶質金属は一般に脆性の挙動を示し、即ち弾性限界を超えると突然破断する。しかしながら、いくつかの非晶質金属は、微視的スケールにおいてある程度の摺動ストリップを生成することによって巨視的スケールでの恒常的な変形が可能であることが観察されている。非晶質合金のタイプに左右される以外に、非晶質金属の恒常的な変形を可能とする能力は、部品の寸法に大いに左右される。従って、応力が印加される領域の寸法が小さくなればなるほど、恒常的な変形を大きくすることができる。例えば、非晶質合金Pt57.5Cu14.7Ni5.3P22.5製の厚さ100μmのストリップは、破損することなく90°を超える角度まで恒常的に折り曲げることができ、その一方で非晶質合金Fe56Co7Ni7Zr8Ta8B20製の同一の寸法のストリップは一切の恒常的な変形が不可能である。
その結果、様々な嵌め込み方法が考案されてきた。
第1の嵌め込み方法は塑性変形である。塑性変形は、ビーディングツールと呼ばれるツール100を用いて達成され、このビーディングツール100を用いて各嵌め込み要素9を変形させて、図13のように嵌め込まれた意匠要素3を得ることができる。
非晶質合金に関しては、恒常的に変形でき、かつ典型的には1500MPa未満という高過ぎない弾性限界を有する非晶質合金は、塑性変形が可能である。
第2の嵌め込み方法は、典型的には1500MPa超の、冷間塑性変形には高過ぎる弾性限界を有する非晶質合金に対して使用される。この嵌め込み方法は、ビード9を非晶質金属合金のガラス転移温度Tgを超える温度まで加熱することにより、粘度及びこれに伴って変形に必要な力を大きく低下させることからなる。ビードは、加熱された嵌め込みツールを用いて、又は嵌め込みツールとビードとの間に電流を通過させることにより、又はビード上にレーザビームを集束させることにより、又は他のいずれの方法で加熱してよい。ビード9が適切な温度になると、ビード9は変形して設置を実行することができる。Tg未満への冷却によってビードを再び固化でき、これによって嵌め込みを実行できる。この解決法は、非晶質金属合金と意匠要素3との間の密接な接触を可能とし、これによって意匠要素3の保持を改善できるという利点を有する。実際、冷間塑性変形の場合、結晶性金属及び非晶質金属両方に関して、ビード9に印加された力を放出する間に跳ね返りが発生する。この跳ね返りは、ビード9と意匠要素3との間に不可避的な僅かな分離を発生させ、これは保持に関する問題を引き起こし得る。熱間変形を使用すると、これは跳ね返りと無縁であり、従って力の放出は起こらない。
第3の嵌め込み方法は、冷間又は熱間塑性変形によって合金を嵌め込むのが困難な場合に使用される。この方法は、典型的には2%である非晶質合金の高い弾性変形、又は典型的には0.5%である結晶性合金の弾性変形を利用することからなる。本方法は、意匠要素3を基材6の嵌め込み用孔8内に押し込むことからなる。基材6の金属合金は加圧下で塑性変形し、これによって意匠要素3を挿入できるようになる。把持手段5が嵌め込み用凹部の形態を取り、かつ意匠要素3のガードル又は端部又は縁部3aが互いに対向する場合、跳ね返りが発生する。意匠要素3に対するこの把持手段5の跳ね返りにより、図15、16に示すように意匠要素3を恒常的に保持できる。
同様に第4の嵌め込み方法が考えられる。この方法では、支持体2を加熱して、この支持体全体即ち支持体2及び非晶質合金製の基材6を膨張させる。その結果、設置用孔8も膨張する。従って意匠要素3を嵌め込み用孔8内に配置できる。続いて支持体2を冷却した後、図17、18に示すように把持手段5によって意匠要素3を孔8内に保持する。これら把持手段5は、意匠要素3のガードル又は端部又は縁部3aが挿入される嵌め込み用凹部の形態を取る。
特に非晶質金属に関して、第4のステップd)及び第5のステップe)を同時に行う第5の嵌め込み方法が考えられる。この方法は、意匠要素を第1の材料のガラス転移温度Tgを超える温度まで加熱した後これを第1の材料、即ち非晶質金属合金に圧入することからなる。上記意匠要素から放出される熱によって基材6がTgを超える温度へと局所的に加熱され、これによって非晶質金属合金の粘性を大幅に低下させることができ、これによって挿入が容易になる。続いて、意匠要素を挿入した後、合金の非晶質状態を維持するために基材6を冷却し、余剰の材料を切り取る。従ってこのステップは、意匠要素3の輪郭に適合するように成形できる非晶質金属合金の能力によって、基材6内での意匠要素3の保持を改善できる。
第3のステップc)、第4のステップd)、第5のステップe)を同時に行う第6の嵌め込み方法が考えられる。この変形例は、意匠要素3を窪み4内に直接配置した後、上記窪み4を第1の材料で充填するステップを行うことからなる。従って窪み4の充填は、鋳造、熱間形成、電鋳又は緻密化によって実行され、これらについては既に詳細に説明した。この技術によって、意匠要素3の良好な保持を保証しながら、より迅速な嵌め込み方法を得ることができる。
本発明の1つの利点は、本発明によっていずれのタイプの材料を嵌め込むことができることである。実際、本発明で使用する原理は、挿入部品の原理であり、これは即ち、変形可能な材料製の基材を塑性変形できない材料内に挿入することにより、嵌め込みを可能とすると共に、嵌め込まれるものがこの塑性変形できない材料であるかのように錯覚させるという原理である。
図14に示す第1の変形例では、保持手段50を用いて第1の材料の保持を改善する。これらの保持手段50は、少なくとも1つの凹部51及び/又は少なくとも1つの隆起部52を含む。保持手段50は、窪み4を充填する前に作製される。従って上記窪みの充填中、第1の材料は凹部5aを充填するか、又は隆起部5bが上記第1の材料で包まれる。その結果第1の材料は窪み4を充填して固化する際に、完全に上記窪み4内に保持される。
第1の材料が非晶質金属合金である場合、非晶質材料の低い粘度により、窪み4を適切に充填できる。また同様に、非晶質材料のこの低い粘度により、凹部51を良好に充填でき、又は隆起部52を良好に包むことができる。
これら凹部51又は隆起部52は、窪み4の垂直フランク7上に、又は窪み4の基部7a上に配置してよい。同様に、凹部51は貫通孔であってもよく、そうでなくてもよい。
以上で記載した本発明の様々な実施形態に対して、添付の請求項で定義する本発明の範囲から逸脱することなく、当業者に明らかである様々な改変及び/又は改良及び/又は組合せを実施することができることは明らかであろう。
1 装飾用部品
2 支持体
3 意匠要素
4 窪み
5 把持手段
6 基材
7 垂直フランク
8 ハウジング、嵌め込み用孔
9 嵌め込み要素
50 保持手段
51 凹部
52 隆起部

Claims (12)

  1. a)少なくとも1つの窪み(4)が設けられ、塑性変形を有さない材料製の支持体(2)を準備するステップ;
    b)少なくとも1つの意匠要素(3)を準備するステップ;
    c)前記窪みを第1の、少なくとも部分的に非晶質の材料で充填するステップ;
    d)前記第1の材料を、少なくともガラス転移温度まで局所的に加熱するステップ;及び
    e)前記少なくとも1つの意匠要素を前記第1の材料内に挿入し、その後冷却するステップ
    を含む、支持体(2)上に少なくとも1つの意匠要素(3)を嵌め込むための方法。
  2. a)少なくとも1つの窪み(4)が設けられ、塑性変形を有さない材料製の支持体(2)を準備するステップ;
    b)少なくとも1つの意匠要素(3)を準備するステップ;
    c)前記窪みを第1の、少なくとも部分的に非晶質の材料で充填するステップ;
    d)前記少なくとも1つの意匠要素(3)を、少なくとも前記第1の材料のガラス転移温度まで局所的に加熱するステップ;及び
    e)前記少なくとも1つの意匠要素を前記第1の材料内に挿入し、その後冷却するステップ
    を含む、支持体(2)上に少なくとも1つの意匠要素(3)を嵌め込むための方法。
  3. 前記第1の材料は金属材料であることを特徴とする、請求項1または2に記載の嵌め込み方法。
  4. 前記第1の材料は、金、白金、パラジウム、レニウム、ルテニウム、ロジウム、銀、イリジウム又はオスミウムを含むリストに含まれる種類の貴金属である、少なくとも1つの元素を含むことを特徴とする、請求項3に記載の嵌め込み方法。
  5. 前記第1の材料は少なくとも部分的に非晶質であることを特徴とする、請求項3または4に記載の嵌め込み方法。
  6. 前記第1の材料は全体が非晶質であることを特徴とする、請求項3または4に記載の嵌め込み方法。
  7. 前記ステップc)は、電鋳によって前記第1の材料を堆積させることからなることを特徴とする、請求項1〜6のいずれか1項に記載の嵌め込み方法。
  8. 前記ステップc)は、鋳造によって前記窪みを充填することからなることを特徴とする、請求項1〜6のいずれか1項に記載の嵌め込み方法。
  9. 前記ステップc)は、熱間形成によって前記窪みを充填することからなることを特徴とする、請求項1〜6のいずれか1項に記載の嵌め込み方法。
  10. 前記ステップc)は、基材への押し込みによって前記窪みを充填することからなることを特徴とする、請求項1〜6のいずれか1項に記載の嵌め込み方法。
  11. 押し込みによって前記窪みを充填するよう構成された前記ステップc)は、前記支持体(2)を加熱して熱膨張させ、前記窪みの寸法を増大させ、その後前記基材(6)を前記窪み内に配置して、最後に前記支持体(2)を冷却して収縮させることからなることを特徴とする、請求項10に記載の嵌め込み方法。
  12. 前記ステップc)は、粉体緻密化によって前記窪みを充填することからなることを特徴とする、請求項1〜6のいずれか1項に記載の嵌め込み方法。
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