JP5876878B2 - 時計の針 - Google Patents

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Description

本発明は時計の針に関し、上記針は、軸の周りを枢動し、1つの情報を示すように取り付けられている。
本発明の技術分野は、精密機械学分野である。
時計には針があることが知られている。これらの針は、長さが幅よりもはるかに大きいバーからなり、幅自体厚さよりもはるかに長い。これらの針は、これらを枢動するように取り付けるために、針を軸の上に押し付けるための開口部を備える。繊細で強い針を有するために、針を鋼、黄銅、金等の結晶性金属、又はケイ素若しくはセラミックからも形成することが提供される。これらの針は、機械加工する、又はレーザ若しくは水の噴流によって薄板から切り出すことができる。また、針は、材料を伸ばす又は材料を付着させることによって成形する、焼結する、又は形成することもできる。これらの針は、次いで、例えば時、分、及び秒を示すために使用されるが、クロノグラフ機能又はカレンダー機能等の特定の機能を実行するためにも使用される。
これらの針は、実際、数多くの応力にさらされる。これらの応力の内の1つが針自体の重量である。実際には、針は、その端部の内の1つでその軸の上に押し付けられるのが一般的である。針の寸法が小さいことを考えると、その結果として、針が自重を受け、たとえわずかでも曲がることはごく普通のことである。また、この重量による応力は、針の平衡力として働く不平衡にもかかる。
針は、加速応力にもさらされる。第1に、これらの応力は、時計のムーブメントが制御する変位に起因することがある。この変位は、時間表示に、又はクロノグラフ機能等の上記時計の機能に結び付いており、逆行することができる。レトログラード表示の場合、又はクロノグラフ機能の使用中に、針の原点復帰が起こる。この原点復帰とは、針がその初期位置に突然戻ることである。この原点復帰動作中、針の加速は1.106ラジアン秒-2に達することがある。かかる加速は、針の加速中だけではなく、減速中及び停止中にも針にかかる高い応力を伴う。
第2に、加速に関連する応力は、腕時計にかかる衝撃に起因することがある。実際に、例えば腕時計が落下すると、腕時計は加速にさらされる。この落下中に蓄積されるエネルギーが、上記腕時計が地面に接触するときに針に伝えられる。これらの衝撃は、次いで針又は不平衡を変形させることがあり、その結果針の変位中に問題を引き起こすことがある。
結晶性金属から作製される針の欠点は、高い応力がかかる場合に、機械抵抗が低い点である。実際、各材料は、弾性係数とも呼ばれるヤング率E(一般にGPaで表される)によって特徴付けられ、これは、変形に対する抵抗力の特性を示す。また、各材料は、弾性限界σe(一般にGPaで表される)によっても特徴付けられ、これは、それを超えると材料が塑性的に変形される応力を表す。従って、材料ごとに弾性限界とヤング率の比率σe/Eを確立することによって、所与の寸法において複数の材料を比較することが可能であり、上記比率は、各材料の弾性変形を表す。従って、この比率が高いほど、材料の弾性変形も大きくなる。典型的には、Cu−Be等の合金の場合、ヤング率Eは130GPaに等しく、弾性限界σeは1GPaに等しく、これはほぼ0.007程度のσe/E比率、つまり低い比率を示す。結晶性金属又は合金から作製される針の弾性変形は、結果的に限られたものとなる。その結果、原点復帰中又は衝撃中、上記針にかかる応力は、針が塑性的に変形する、つまり、針が湾曲するほど高くなることがある。従って、この変形は情報の可読性及び信頼性の問題を引き起こす。
この変形現象は、結晶性の貴金属の場合に更に顕著である。実際、これらの貴金属はなお更に低い機械特性を有する。貴金属は、針の生産で古くから使用されている結晶質合金の場合の約1GPaと比較して、Au、Pt、Pd及びAgの合金の場合にほぼ0.5GPa程度の特に低い弾性限界しか有さない。これらの貴金属の弾性係数がほぼ120GPaであることを考えると、結果としてσe/E比率は約0.004となり、即ち、卑合金のσe/E比率よりも更に低い数字である。従って、原点復帰中等の大幅な加速の間に応力がかかる結果として生じる変形のリスクは高まる。結果的に、時計の針の生産にこれらの貴金属を使用することは、当業者には推奨されるものではない。しかしながら、これらの貴金属には重要かつ特別な美的価値があり、優れた品質感を醸し出すため、高い需要がある。
更に、スタンピング、レーザカット、又は付着成長等の現在の方法は限られている。それらの方法では、三次元的な針を形成することができない。実際、スタンピング又はレーザカットの場合、針は薄板から形成される。LIGAタイプの材料成長による針の生産の場合の欠点は、針の壁がまっすぐである点、従って角のある傾斜のタイプが可能ではない点である。
本発明の目的は、正確な可読性及び有意な耐久性を有するよう、変位中に変形しない急加速用の金属針を提供することを提案することにより、先行技術の欠点を克服することである。
これに基づき、本発明は、金、プラチナ、パラジウム、レニウム、ルテニウム、ロジウム、銀、イリジウム又はオスミウムで形成される群から選択される少なくとも1つの金属要素を含む、全体が非晶質の合金から作製されることを特徴とする上述の針に関する。
本発明の第1の利点は、衝撃又は急加速に耐え得る貴金属で作製された針の形成を可能にする点である。従って、卑金属材料又は結晶性の貴金属材料で作製された針と同様の寸法を有する、大幅な加速中に針が変形するリスクのない、貴金属材料で作製された針を形成することが可能になる。実際、驚くべきことに、非晶質貴金属はその結晶性の同等物よりも更に興味深い弾性特性を有する。弾性限界σeが増加し、割合σe/Eが上昇することを可能にするため、それを超えると材料がその初期の形状に戻らなくなる応力が材料について増加する。
本発明の別の利点は、成形加工を非常に容易に達成できるようにして、複雑な形状を有する部分をより高い精度で作製することを可能にする点である。実際、非晶質貴金属には、各合金に特定の所与の温度範囲[Tg−Tx](Tx:結晶化温度及びTg:ガラス転移温度)において、一定期間非晶質を維持しつつ軟化する特定の特徴がある。従って、相対的に低い圧力応力の下で、及び中温で非晶質貴金属を成形加工することができ、よって、簡略化された工程を使用できる。更に、温度範囲[Tg−Tx]内における温度に応じて、合金の粘度は大きく減少し、従って合金は雌型のあらゆる細部の形状まで再現するので、かかる材料の使用によって、更に、緻密な幾何学形状を高い精度で再生することが可能になる。雌型とは、所望の構成部品の輪郭に相補的である輪郭を空洞内に有する鋳型を意味すると理解される。その結果、これによって、先行技術では可能にならない、又は困難を伴ってしか可能にならない三次元での針の形成が可能になる。
この針の有利な実施形態は、従属請求項の主題である。
第1の有利な実施形態では、上記針は、日の裏装置によってその軸に固定される。
第2の有利な実施形態では、上記針と上記日の裏装置は、単一の部分を形成する。
第3の有利な実施形態では、上記針は、逆行移動によって駆動されるように配置される。
本発明は、本発明に係る少なくとも1本の針を備えるクロノグラフを提供することも提案する。
本発明は、所与の瞬間に、上記針が、少なくとも250000ラジアン秒 -2 の加速、及び好ましくはほぼ1.106 ラジアン秒 -2 の加速にさらされる応用例のために、本発明に係る針の使用を提供することも提案する。
本発明は、本発明に係る針を生産するための工程を提供することも提案し、上記工程は、
a)形成される針の雌型を提供するステップと、
b)少なくとも1つの金属要素を含み、非晶質相で少なくとも部分的に固体化できる合金を提供するステップと、
c)上記針を得るために雌型内で上記合金を成形加工するステップと、
d)上記雌型から上記針を分離するステップと
を含む。
第1の有利な実施形態では、ステップc)は、
−上記材料で予備成型品を形成して、ここで上記合金は少なくとも部分的に非晶質相で固体化し、予備成型品を雌型の上に配置するステップと、
−上記合金のガラス転移温度と結晶化温度との間の範囲の温度まで上記予備成型品を加熱するステップと、
−雌型を上記合金で充填するために予備成型品に対して圧力をかけるステップと、
−上記合金が少なくとも部分的に非晶質相を維持するように、上記合金を冷却するステップと
を含む。
第2の有利な実施形態では、ステップc)は、
−上記合金をその融点を超えて加熱するステップと、
−上記雌型の中に上記合金を注ぎ込むステップと、
−上記合金が少なくとも部分的に非晶質相で固体化するように全体を冷却するステップと
を含む。
第3の有利な実施形態では、この工程は、上記材料を冷却するステップの前に、余分な材料を除去することからなるステップを含む。
別の有利な実施形態では、上記針は、日の裏装置によってその軸の上に固定され、上記針と上記日の裏装置は、成形加工ステップc)の間に形成される単一の部分である。
別の有利な実施形態では、上記針は、日の裏装置によってその軸の上に固定され、上記針は、成形加工ステップc)の間に上記日の裏装置に固定される。
別の有利な実施形態では、上記少なくとも1つの貴金属要素は、金、プラチナ、パラジウム、レニウム、ルテニウム、ロジウム、銀、イリジウム又はオスミウムで形成される群から選択される。
本発明に係る針の目的、利点、特徴は、単なる非限定的な例として挙げられ、添付の図面に図示されている、本発明の少なくとも1つの実施形態に関する以下の詳細な記載からより明らかになるであろう。
図1は、クロノグラフ機能付き時計を示す概略図である。 図2は、時計の針の断面図を示す概略図である。 図3は、時計の針の断面図を示す概略図である。 図4は、時計の針の断面図を示す概略図である。 図5は、結晶性物質及び非晶質材料の変形曲線を示す図である。 図6は、本発明に係る工程を示す概略図である。 図7は、本発明に係る工程を示す概略図である。 図8は、本発明に係る工程を示す概略図である。 図9は、本発明に係る工程を示す概略図である。 図10は、本発明に係る工程の変形例を示す概略図である。 図11は、本発明に係る工程の変形例を示す概略図である。 図12は、本発明に係る工程の変形例を示す概略図である。 図13は、本発明に係る工程の変形例を示す概略図である。 図14は、本発明に係る工程の変形例を示す概略図である。 図15は、本発明に係る針の変形例の平面図である。
図1は、上記時計の文字盤上に情報を示す複数の針2を含む時計1を示す。これらの針2は、時、分、又は秒を示す針であってよい。これらの針は、連続的な変位又は逆行の変位によって駆動することができ、上記変位は急加速を含んでよい。急加速とは、それが予測可能か否かにかかわらず、限られた時間の間に発生し、非常に大きな規模となる突然の加速を意味すると理解され、上記加速はゼロの変位、一定の加速、又は低加速に続いて起こる。耐え得る急加速は、最小250000ラジアン秒-2、及び好ましくは1.106ラジアン秒-2である。これらの針2は、クロノグラフ又はカレンダー又は他の針であってもよい。図2に示すかかる針2はバー3からなり、このバー3の長さはバー3の幅よりもはるかに大きく、この幅自体は厚さよりもはるかに大きい。バーの第1の端部31は、1つの情報を指す働きをする。この第1の端部31は、好ましくは最も細い端部である。開口部4を、針をその軸10の上に押し付けることを可能にするために設ける。この開口部4を、針2を形成するバーの第2の端部32の近くに配置する。この第2の端部32を、針2の変位中にその優れたバランスを保証するための不平衡として働くよう配置できる。また、図1から分かるように、第2の端部32を円形とし、針をその軸10の上に押し付けることを可能にする開口部4を含むように配置することも考えられる。
針2は、図2に示すように、上記軸10の上に直接押し付けられることによって、又は図4に示すように、それ自体が軸10の上に押し付けられる日の裏装置5に接続されることによって、軸10の上に取り付けられている。図3に示すように、日の裏装置5を、針2を有する単一の部分から直接的に構成することも考えられる。
有利なことに、針2の少なくとも1つは、少なくとも1つの金属要素を含む少なくとも部分的に非晶質の材料から作製される。この金属要素は、金、プラチナ、パラジウム、レニウム、ルテニウム、ロジウム、銀、イリジウム又はオスミウム等、貴金属であり得る。少なくとも部分的に非晶質の合金とは、材料が少なくとも部分的に非晶質形態で固体化できる、つまり材料が少なくとも局所的にすべてのその結晶構造を失うことができることを意味すると理解される。
実際、これらの非晶質合金の利点は、その形成中に、これらの非晶質材料を形成する原子が、結晶性物質での場合のように特定の構造に従って配列されていないという事実から生じる。従って、たとえある結晶性金属のヤング率Eと非晶質金属のヤング率が実質的に同一であっても、弾性限界σeは異なる。従って、非晶質金属は、図5に示すように、本質的に2に等しい係数分、結晶性金属の弾性限界σecよりも高い弾性限界σeAで区別される。この図は、非晶質金属(点線)の、及び結晶性金属(実線)の変形εの関数として応力σの曲線を示す。更に、弾性的に蓄積できる最大エネルギーは、弾性限界σeの二乗とヤング率Eとの間の割合として計算される。従って、弾性限界が実質的に2に等しい係数分高い場合、非晶質金属が弾性的に蓄えることができるエネルギーは、実質的に4に等しい係数よりも高くなる。つまり、非晶質金属は、弾性限界σeに達する前により高い応力にさらされることがある。
第1に、非晶質金属から作製される針2は、結晶性金属から作製されるその同等物と比較してその信頼性を向上させることができる。実際、針2にかけられる応力は、質量と長さに依存する、針2の慣性モーメントに結び付いている。従って、針が長いほど、又は針2の端部での質量が高いほど、針2の慣性モーメントは高くなる。原点復帰又は衝撃の後に続く針2の変位中に蓄積される運動エネルギーは、慣性モーメントに依存する。この運動エネルギーが、原点復帰移動中又は衝撃中に針2にかかる応力を決定する。高い運動エネルギーは高い応力、ひいてはかなりの変位リスクを生じさせる。
非晶質金属の場合、弾性限界σeは結晶性金属の場合よりも高いので、塑性変形を得るためにかけられる応力は高くなる。従って、運動エネルギーが同等の場合、非晶質金属から作製される針2は、結晶性金属から作製される針よりも塑性変形するリスクが少なくなる。
材料は、弾性限界対密度の割合であるその比強度も特徴としてもよい。一方では、同種の合金の場合、非晶質金属は約2倍高い弾性限界を有し、他方では所与の組成の場合、非晶構造の密度は結晶構造の密度よりも約10%低いため、非晶質金属の比強度は結晶性金属よりも高い。この結果、非晶質合金又は非晶質金属から作製される針は、同じ組成の合金から作製されるが、結晶構造を有する同じ寸法の針よりも軽くなる。従って、慣性モーメントは質量と結び付いているので、非晶質金属から作製される針の場合、慣性モーメントはより低くなる。運動エネルギー、ひいては非晶質金属から作製される針にかけられる応力は、針が塑性変形する前により高い応力に耐え得るように低くなる。
この密度の利点と、塑性変形する前により高い応力に耐えることができる非晶質金属の能力とを組み合わせることで、非晶質貴合金の使用が可能となる。実際、非晶質貴合金の弾性限界は、その結晶性の同等物に比較してほぼ2に等しい係数分、高くなる。従って、上記非晶質貴合金は、塑性変形する前にその結晶性の同等物よりも高い応力に耐えることができる。応力は、それ自体が質量と長さに依存する慣性モーメントに結び付いた運動エネルギーに結び付いている。その結果、それが貴金属であるかどうかにかかわらず、非晶質合金の密度はその結晶性の同等物よりも低くなるので、その変位はより低い運動エネルギー、ひいてはより低い応力を示す。従って、結晶性貴合金から作製される針と同じ寸法の非晶質貴合金から作製される針は、より低い質量を有し、その変位はより低い応力を生じさせる。応力がより低く、耐えられる最大応力がより高くなるので、大幅な急加速に耐えなければならない針を形成するために非晶質貴合金を使用することは、当業者の先入観に反して、可能である。
第2に、非晶質金属の特性により、より多様な形状の針2を考えることができる。実際、慣性モーメントは、針の運動エネルギー、及び針が原点復帰中にさらされる応力を決定するために使用される。この慣性モーメントは、針2の質量と長さに依存する。従って、これらのパラメータは、針2の塑性変形のリスクを制限するために計算される。
非晶質金属はより高い応力、つまりより高い運動エネルギー、ひいてはより高い慣性モーメントに耐え得るので、塑性変形のリスクを冒さずに針2の質量と長さを増加させることができる。具体的には、針2の第1の端部での質量を増加させ、針2の形状をより大きくする可能性を生み出す。従って、例えば、発光体を使用できるようにする、又はクロノグラフの秒針がブレゲの針2の形を取る等、この第1の端部がより大きな区域を含むことを実現できる。また、不平衡として働くことがある第2の端部32の質量を増加することも考えられる。
非晶質金属の特性によって、針2の寸法を拡大できるようになる一方、より小さい寸法の針2を形成することも可能になる。実際、応力が同等な場合、針2は、塑性変形せずに長さが小さくなる、及び/又は質量が低くなり、これは弾性限界がより高いことから生じる。この寸法の縮小は、上記針2の平衡を保つ働きをする針2の不平衡にも適用できる。
従って、貴金属であるか否かにかかわらず、非晶質金属には、塑性変形のリスクを高めずに針2のサイズの拡大又は縮小を可能にするという二重の利点がある。針のサイズ及び/又は質量の削減は、図15から明らかであるように、針2の上に、通路であることもあれば、通路ではないこともある凹み11を配列することによって達成できる。これらの凹み11は、興味深い視覚的な効果を与えながら、材料を除去することで針2の質量を削減できるようにし、従って慣性モーメントを削減できるようにする。
非晶質金属から針2を生産するためのいくつかの方法が考えられる。
第1に、スタンピング又は切断の従来の方法を使用することができる。従って、非晶質金属を、最初に薄い板の形で配置する。続いて、これらの薄い板を、押圧によって打ち抜く、又は水の噴流若しくはレーザによって切り出す。
しかし、成形加工のために非晶質貴金属の特性を使用することができる。実際、非晶質金属は、成形加工を非常に容易に達成できるようにして、複雑な形状を有する部分をより高い精度で作ることを可能にする。これは、各合金(例えば、合金Zr41.24Ti13.75Cu12.5Ni10Be22.5、Tg=350℃及びTx=460℃の場合)に特有の所与の温度範囲[Tg−Tx]で一定期間に亘って非晶質を維持しつつ軟化できる、非晶質金属の特定の特性に起因する。従って、相対的に低い応力で、及び中温で非晶質金属を成形加工することが可能であり、このようにして熱間成形等の簡略化された工程が使用できるようになる。更に、温度範囲[Tg−Tx]内における温度に応じて合金の粘度は大きく減少し、従って合金は雌型のあらゆる細部の形状まで再現するので、かかる材料の使用によって、更に、緻密な幾何学形状を高い精度で再生することが可能になる。例えばプラチナを基にした材料の場合、成形加工は、温度Tgでの1012の粘度の代わりに、1MPaの力で103パスカル秒(Pa.s)に達する粘度で、約300℃で行われる。金型の使用には、切断又はスタンピングでは不可能な、三次元で高精度の部分を作成するという利点がある。
使用される工程は、非晶質予備成型品の熱間成形である。この非晶質予備成型品7は、炉内で非晶質合金を形成することを目的とする金属要素を融解することによって得られる。この融解は、合金の酸素によるどのような汚染も可能な限り低くなるように制御された大気中で実施される。これらの要素はいったん融解すると、例えば針の寸法に近い寸法のバー等の半製品の形で鋳造され、次いで急速に冷却され、少なくとも部分的に非晶質の状態を維持する。いったん予備成型品7が作製されると、最終部分を得るために熱間成形が実施される。この熱間成形は、所定の期間、そのガラス転移温度Tgとその結晶化温度Txとの間の温度範囲で押圧して、全体に又は部分的に非晶質の構造を維持することによって実施される。これは、非晶質貴金属に典型的な弾性特性を維持するために行われる。従って、針2の最終的な成形加工の異なるステップは、
a)図6に示すように、針2の雌型の形状を有する金型8を、選択された温度まで加熱するステップと、
b)図7に示すように、熱間金型の間に非晶質金属予備成型品7を挿入するステップと、
c)図8に示すように、金型8に閉じる力をかけ、非晶質貴金属予備成型品7上に金型の幾何学形状を複製するステップと、
d)選択された最大期間、待機するステップと、
e)金型8を開けるステップと、
f)材料がその少なくとも部分的に非晶質の状態を維持するように、針2をTg未満に急速に冷却するステップと、
g)図9に示すように、金型8から針2を取り除くステップと
である。熱間成形によって、上記針2の形成は、特に図15に示す針の凹み11の形成について簡略化される。
更に、図6から図9で明らかなように、熱間成形技法を使用して直接的にその日の裏装置5を備えた針2を形成することができる。従って、これは、日の裏装置5及び針2が、図3に明らかなように、まさに同じ部分からだけ作製されることを意味する。従って、鋳型を形成する金型8は、針2の雌型とその統合された日の裏装置5を成形加工するように配置される。次に、上述のステップa)からg)を実行して、上記針2を形成する。単一の部分の中に針2とその日の裏装置5がこのように配置されるため、上記針2とその日の裏装置5との間に固定の問題はない。
日の裏装置5に直接的に固定される針2を形成することは、変形例で実現される。図4に示す日の裏装置5は、上に日の裏装置5が押し付けられるシャフト10の直径に等しい内径dを有する円筒形の部分からなる。日の裏装置5は、内径dよりも大きい外径Dを有し、外径Dは日の裏装置5の全体で不均一である。この日の裏装置5の輪郭には、中に針2が配置される環状の凹部6がある。内径と外径との間の直径を有するこの凹部によって、軸に沿って針2を保持することが可能になる。日の裏装置5は、図11に示すように、針2が中に形成される金型8の間に配置される。上述されたステップa)からg)が次いで実行され、図12、図13、及び図14に示す。結果的に、針2は、日の裏装置5の上に直接的に成形され、このようにして日の裏装置5の上に直接的に固定される。環状の凹部の壁が、日の裏装置5の中、及び特に角のある置き場の中での針2の保持を改善するための隆起部分又は他の手段を備えることが実現される。
当業者に明らかである様々な変形及び/又は改良及び/又は組み合わせを、添付の請求項に定義した本発明の範囲から逸脱することなく、上に記載した本発明の様々な実施形態に適用することができることは、明らかであろう。
言うまでもなく、針2又は日の裏装置5と針2を形成する部分が、鋳造によって又は射出によって形成できることが理解される。この工程は、最終部品の形状を有する鋳型内で金属要素を融解させることによって得られる合金を鋳造することからなる。鋳型は、いったん充填されると、Tgよりも低い温度まで急速に冷却されて、合金の結晶化を妨げ、従って非晶質貴金属又は部分的に非晶質の貴金属から作製された針2が得られる。

Claims (12)

  1. 最小250000ラジアン秒-2の急加速中に変形しない針であって、前記針(2)は、情報の項目を示すことができるようにシャフト(10)の周りに取り付けられるように配置され、
    前記針(2)は、金、プラチナ、パラジウム、レニウム、ルテニウム、ロジウム、銀、イリジウム又はオスミウムで形成される群から選択される、少なくとも1つの金属要素を備える、全体が非晶質の合金から作製されることを特徴とする、針。
  2. 前記針(2)は、日の裏装置(5)によって前記シャフト(10)に固定されることを特徴とする、請求項1に記載の針。
  3. 前記針(2)及び前記日の裏装置(5)は、単一の部分を形成することを特徴とする、請求項2に記載の針。
  4. 前記針(2)は、逆行移動によって駆動されるように配置されることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項に記載の針。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の針(2)を備えるクロノグラフ。
  6. 応用例のための、請求項1〜5のいずれか1項に記載の前記針(2)の使用方法であって、前記針(2)は、所与の瞬間に少なくとも1・106 ラジアン秒 -2 の加速にさらされる、使用方法。
  7. 請求項1に記載の針を製造する方法であって、前記方法は以下のステップ:
    a)形成される前記針(2)の前記雌型(8)を提供するステップと、
    b)少なくとも1つの貴金属要素を備え、少なくとも部分的に非晶質相で固体化できる合金を提供するステップと、
    c)前記針を取得するように前記雌型(8)内で前記合金を成形加工するステップと、
    d)前記雌型(8)から前記針(2)を分離するステップと
    を含む、製造方法。
  8. ステップc)は、以下のステップ:
    −前記合金で予備成型品(7)を形成して、前記合金が少なくとも部分的に非晶質相で固体化し、前記予備成型品(7)を前記雌型(8)の上に配置するステップと、
    −前記合金のガラス転移温度と結晶化温度との間の範囲の温度まで前記予備成型品(7)を加熱するステップと、
    −前記雌型(8)を前記合金で充填するために前記予備成型品(7)に対して圧力をかけるステップと、
    −前記合金がその少なくとも部分的に非晶質相を維持するように、上記合金を冷却するステップと
    を含むことを特徴とする、請求項7に記載の製造方法。
  9. ステップc)は、以下のステップ:
    −前記合金をその融点を超えて加熱するステップと、
    −前記雌型(8)の中に前記合金を注ぎ込むステップと、
    −前記合金が少なくとも部分的に非晶質相で固体化するように全体を冷却するステップと
    を含むことを特徴とする、請求項7に記載の製造方法。
  10. 前記製造方法は、前記材料を冷却する前記ステップの前に、前記余分な材料を除去することからなるステップを含むことを特徴とする、請求項8又は9に記載の製造方法。
  11. 前記針(2)は、日の裏装置(5)によってその軸上に固定され、前記針(2)及び前記日の裏装置(5)は、前記成形加工ステップc)の間に形成される単一の部分であることを特徴とする、請求項7〜10のいずれか1項に記載の製造方法。
  12. 前記針(2)は、日の裏装置(5)によってその軸の上に固定され、前記針(2)は、前記成形加工ステップc)の間に前記日の裏装置(5)に固定されることを特徴とする、請求項9〜11のいずれか1項に記載の製造方法。
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