JP2001141842A - 指針式時計の輪列保持構造 - Google Patents

指針式時計の輪列保持構造

Info

Publication number
JP2001141842A
JP2001141842A JP32805899A JP32805899A JP2001141842A JP 2001141842 A JP2001141842 A JP 2001141842A JP 32805899 A JP32805899 A JP 32805899A JP 32805899 A JP32805899 A JP 32805899A JP 2001141842 A JP2001141842 A JP 2001141842A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wheel
plate
held
base plate
pinion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP32805899A
Other languages
English (en)
Inventor
Minoru Kobayashi
稔 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Citizen Watch Co Ltd
Original Assignee
Citizen Watch Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Citizen Watch Co Ltd filed Critical Citizen Watch Co Ltd
Priority to JP32805899A priority Critical patent/JP2001141842A/ja
Publication of JP2001141842A publication Critical patent/JP2001141842A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electromechanical Clocks (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 地板に代表される板状部品に挟持され、上下
に中心軸を持たない円板状の歯車部品を保持する際、従
来は板状部品に凹部を形成し、その凹部の底面で歯車部
品の底面を保持していたため、部品形状が複雑となると
共に、各部品の面状態や加工精度によって保持性が不安
定になる問題があった。 【解決手段】 付加機能として小秒針機構を有する指針
式電子時計モジュールにおいて、従来は第二地板6の浚
い加工面で保持していた下五番カナ3にフランジ部3a
を配設し、フランジ部3aを第二地板6と地板5で挟持
する構造とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、指針式時計の輪列
保持構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より時計は、その時刻の表示形態と
して、2本或いは3本の指針によって時刻を表示するア
ナログ方式と、液晶やLEDに代表される電子光学的表
示装置によって時刻を表示するデジタル方式、或いは両
者を組み合わせたコンビネーション方式に大別できるこ
とは周知である。また、このうちアナログ方式の時計の
中でも、例えば秒針やカレンダーの有無、さらにはタイ
マー機能、アラーム機能やクロノグラフ機能、月齢表示
機能等に代表される付加機能の有無を、消費者がそれぞ
れの嗜好に合わせて選択できることも周知である。
【0003】これらの付加的機能のうち、時、分、秒の
各指針が通常の時刻表示以外に機能的な運動を必要とす
る場合、例えばアナログ式のクロノグラフ機能にて秒針
で計時時間を表示する製品や、水深計を付加し、秒針を
水深表示計として使用する製品については、時刻表示以
外に各指針を独立させて動かす必要があるため、駆動用
のモータは複数個使用するのが一般的である。
【0004】これに対して、単一モータで全ての指針を
運針させる指針式電子時計モジュールの基本構造として
は、まずはベースとなる時、分、秒の三種類の指針で時
刻を表示する、いわば基本のモジュールを開発し、その
基本モジュールに小秒針やカレンダーなど、ユーザの求
める機能を適宜追加していく構造が一般的である。この
ような構造を採用することによって、例えば減速輪列類
や巻真による時刻修正機構である裏回り部品など、時計
製品の基礎となる構成要素を最大限に共通使用し、自動
組立ラインの汎用化や、部品の総種類点数を削減する事
による合理化が可能となる。
【0005】以下に、これら付加機能のうち、分針、時
針とは同心でない位置に装飾的に丈の短い秒針を配設し
た小秒針タイプを例に挙げて指針式時計モジュールの輪
列保持構造を図を用いて説明する。図4は従来の小秒針
タイプの指針式電子時計モジュールの要部断面図であ
る。図4において、11は図示しないステップモータの
一部品であるロータと噛み合う減速輪列である五番車、
2は図示しない小秒針を固定する秒車、12は五番車1
1の地板下面側の軸部11aに押込固定され、五番車1
1の回転を秒車2に伝達する下五番カナ、13は前記減
速輪列類や裏回り部品など、時計製品の基礎となる構成
部品を保持する母材部品である地板、7は文字板、8及
び9は下五番カナ12の回転力を秒車2に伝達する中間
車、14は地板12と文字板7によって挟持され、前記
小秒針駆動用の輪列類を保持する第二地板、10は五番
車11に代表される、基礎モジュールの減速輪列類の保
持を行う板状部品である輪列受である。
【0006】図4に示す小秒針タイプの時計モジュール
の場合、五番車11をベースとなる三針式の時計モジュ
ールと非共通化し、新規設定としている。即ち、五番車
11の中心軸を文字板7側に延伸し、延伸部11aに下
五番カナ12を押込固定し、中間車8および9を介して
秒車2に駆動力を伝達する構造としている。下五番カナ
12は地板13の下面に配設した浚い加工による凹部1
3a、更に第二地板14に配設した浚い加工による凹部
14aによって形成した空間に収納する構造となってい
る。
【0007】即ち、図4の場合、小秒針用の駆動輪列で
ある下五番カナ12、中間車8、中間車9及び秒車2を
地板13と文字板7の間に配設し、減速輪列の一つであ
る五番車11を非共通化して、駆動力を文字板7側に伝
達する構造としている。
【0008】ここで、五番車11に代表される基礎モジ
ュールの減速輪列類と、下五番カナ12に代表される小
秒針駆動用の輪列類は、地板13に対して互いに反対の
方向から組み立てる構造となっている。即ち、この小秒
針付指針式時計モジュールは、基礎モジュールに小秒針
を付加した構造となっているため、五番車11は基礎モ
ジュールの組立工程内において、地板13の上方向より
組み立てる。その後、基礎モジュールを完成してから文
字板7側の方向より下五番カナ12、中間車8、中間車
9及び秒車2を組み立て、最後に第二地板14でこれら
小秒針輪列を挟持する構造となっている。
【0009】即ち、五番車11と下五番カナ12は、組
立の方向が異なるため、予め一体で形成しておくのは困
難であり、それぞれの部品を単独で、地板13や第二地
板14といった板状部品で挟持することによって保持す
る必要がある。
【0010】この場合、五番車11のように、上下に中
心軸が形成されている減速歯車類は、中心軸を段付形状
1bとし、段付部1bを地板13及び輪列受10で挟持
する事によって保持するのが一般的である。これに対し
て下五番カナ12は中心軸がないため、その端面を第二
地板14に配設した浚い加工による凹部14aで受ける
事によって保持している。
【0011】即ち、中心軸が形成されない円板状の歯車
部品の場合、その端面を板状部品の面全体で受ける事で
保持するのが一般的である。この例としては、図4に示
した小秒針用の下五番カナ12以外には、時刻修正の
際、巻真の回転を減速輪列に伝達する歯車である小鉄車
が具体例として挙げられる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】このように、基礎モジ
ュールに小秒針機能を付加機能として追加した構造の指
針式時計モジュールの場合、上下に中心軸を持たない円
板状の歯車部品である下五番カナ12を基礎モジュール
が完成した後に組み込み、保持する必要がある。
【0013】これに対し、前述したように、従来は下五
番カナ12の下面を第二地板14の受け面14bで受け
る構造としていた。しかしながら、第二地板14bに小
秒針輪列類を収納するための浚い加工による凹部14a
を配設する必要があり、加工工程の増加によるコスト増
の原因となっていた。
【0014】また、第二地板14の凹部14aの底面1
4bで下五番カナ12を保持する構造となっているた
め、浚い加工後の面状態によっては下五番カナ12に摺
動抵抗が加わり、運針時の消費電流が部品単体の面状態
に左右されて不安定になりやすい危険性があった。
【0015】また、部品の製造コストの低減のため、下
五番カナ12を金属の切削による加工ではなく、高分子
素材による成形加工で形成する場合、金型から安定して
部品を抜き出すためのエジェクタピンが当接するための
面が必要となるが、このような微小な軸対称の部品の場
合、この当接面が上記摺動面に形成される場合もある。
この場合、部品の成形時にエジェクタピンの当接面に生
成する微小なバリ形状が摺動面に残ってしまうと、摺動
抵抗が加わる可能性があった。
【0016】また、部品を高分子素材で成形加工する場
合、図4に示すように、軸対称形状の部品の外周部全体
にカナが形成される形状となり、取り扱い上でキズがつ
きやすい、作業者がピンセットで部品をつまんだ時に誤
ってカナを変形させやすいといった問題もあった。
【0017】本発明はこれらの課題を解決すべく、地板
及び別の板状部品によって挟持される、上下に中心軸を
持たない円板状の歯車部品において、各部品単体の面精
度や加工精度に左右されない、安定した部品の保持構造
を提供するものである。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明の構成は、地板と、板状部品と、地板と板状部
品によって挟持される歯車とを有する指針式時計モジュ
ールにおいて、歯車にフランジ部を一体で成形し、フラ
ンジ部を地板と板状部品で挟持することにより歯車を回
転可能に支持した事を特徴とするものである。
【0019】また、歯車は、そのフランジ部がない側の
端面が他の部材から離間するように保持されていること
を特徴とするものである。
【0020】
【発明の実施の形態】以下に本発明の一実施形態を、小
秒針による秒表示機能を具備した指針式電子時計モジュ
ールを例に挙げて説明する。
【0021】図1〜2はいずれも本発明の一実施形態で
あり、図1は本発明を適用した小秒針タイプの指針式電
子時計モジュールの五番車周辺の要部断面図、図2は図
1に示した五番車周辺を文字板を外した状態で文字板側
から見た要部平面図である。なお図4と同一構造には、
同一名称を付してその説明を省略する。
【0022】図1及び図2において、4は図示しない時
針を固定する歯車である筒車である。
【0023】図には明記していないが、下五番カナ3は
従来例と同じく、地板5の軸受穴から延伸した五番車1
の中心軸1aに押込固定しているが、本実施例において
は中心軸1aの一部にDカット形状を配設し、下五番カ
ナ3の中心穴も同形状に加工し、このDカット形状を下
五番カナ3を五番車中心軸1aに対する回転止めとする
事により、下五番カナ3と五番車1が滑らずに同期回転
する構造としている。
【0024】従来は図4に示すように、第二地板14に
浚い加工を行う事で凹部14aを配設し、この凹部の底
面14bで下五番カナ12の断面方向の保持を行ってい
た。これに対し、本発明の一実施形態では、図1及び図
2に示すように、従来は外周部が全て歯車となっていた
下五番カナ3に対して、フランジ部3aを一体で形成し
た。このフランジ部3aを地板5に配設した浚い加工に
よる凹部5a及び第二地板6の上面6aで挟持すること
により、下五番カナ3の断面方向の保持を行っているの
が特徴である。
【0025】ここで、下五番カナ3のカナ部3bを収納
するための形状は、従来のような凹部ではなく、図2に
示すような穴6bとなっているのが特徴である。このよ
うに、従来は浚い加工による凹部を配設し、下五番カナ
3を収納すると共に、凹部の底面で下五番カナ3を保持
する構造になっていたのが、より加工の簡単なプレス加
工による穴部によって下五番カナ3の収納部を形成する
ことが可能となり、部品単体の工数を削減し、製造コス
トを低減することが可能となった。
【0026】本発明の一実施形態の場合、図1及び図2
に示すように筒車4の歯車部4aが大径である。これに
伴い、筒歯車4aと下五番カナ3が平面的に重なった位
置に配設されている。この場合、従来の構造だと、第二
地板6の地板2側から下五番カナ3の収納用の凹部を浚
い加工によって配設し、更に文字板7側から筒歯車4a
の収納用の凹部6cを浚い加工によって配設する必要が
あった。これらの浚い加工で形成される面を下五番カナ
3の断面方向の保持面として使用するためには、浚い加
工時の保持面の変形を防止するためにある程度の残肉厚
が必要となり、これが時計モジュールの薄型化を阻害す
る一要因となっていた。
【0027】これに対して、本発明の一実施形態では、
下五番カナ3を収納するための穴を丸穴でなく、図2に
示すような異形穴6bとしてあるのが特徴である。即
ち、第二地板6には、筒歯車4aを収納するための凹部
6cを文字板7側から、下五番カナ3を収納するための
凹部及び中間車8及び中間車9を収納するための凹部6
dを地板5側から配設する必要があるが、これら上下面
からの浚い加工により薄肉となる部分を、浚い加工と比
較して加工が容易なプレス加工によって、全て異形穴6
bとして形成してある。このような構造を採用すること
により、上下面からの浚い加工によって残肉部が極端に
薄くなる部分を廃止し、下五番カナ3の安定保持と第二
地板6の形状を簡潔化する事を両立している。また、こ
れによって第二地板6の総厚を薄くし、時計モジュール
の総厚の薄型化に寄与している。
【0028】本実施形態の場合、図2に示すように、下
五番カナ3のフランジ部3aを受けている第二地板6の
受け面6aは、フランジ部3aを全周保持しているので
はなく、その一部が中間車8と係合するための異形穴6
bとして欠けている形状となっている。ここで、受け面
6aをフランジ部3aに対して可能な限り広く設定する
ことにより、運針時に下五番カナ3が傾いて摺動抵抗が
発生し、運針の安定性を低下させることを防止してい
る。
【0029】また、本発明の一実施形態では、図1及び
図2に示すように、第二地板6の地板5側の面6aをそ
のまま下五番カナ3の保持面として使用している。ま
た、下五番カナ3のエジェクタピンの当接する面は保持
面としては使用せず、第二地板6に形成した穴形状6b
で逃がす構造となっている。これにより、エジェクタピ
ンの当接面と、その下に位置する文字板は常に接触する
ことなく隙間が存在し、エジェクタピンの当接面に発生
するバリが運針に悪影響を及ぼす事を防止することが可
能となった。
【0030】以上のような構造とすることにより、下五
番カナ3や第二地板6の部品単体の加工精度、摺動面の
面粗度による運針への影響を最小限にし、部品性に左右
されない安定した下五番カナ3の保持構造を実現してい
る。
【0031】また、従来の構造と比較して、各部品の形
状を単純化し、部品の加工工数を低減すると同時に、安
定した下五番カナ3の保持構造を実現することが可能と
なった。
【0032】本発明では、基礎モジュールに小秒針機能
を付加した指針式電子時計モジュールを、その一実施形
態として例示して説明を行ったが、本発明を適用した他
の実施形態を以下に示す。図3は、通常の時針に追加し
て、24時間表示機能を追加した指針式電子時計モジュ
ールの中心回りの概略図である。図3において、15は
12時間表示用の筒車16の回転を減速し、24時間表
示用の筒車17に駆動力を伝達する中間車である。
【0033】中間車15は、図1及び図2における下五
番カナ3と同様に、上下に中心軸を持たない円板状の歯
車であるが、フランジ部15aを一体成形し、このフラ
ンジ部15aを地板18及び第二地板19で挟持してい
るのが特徴である。
【0034】詳細な構造は図1及び図2と異なるもの
の、本発明の概念を適用すれば、中間車15のエジェク
タピンの当接面が文字板7と摺動することなく、安定し
た歯車の保持が可能となる。
【0035】
【発明の効果】以上のように、本発明では、地板と、板
状部品と、地板と板状部品によって挟持される歯車とを
有する指針式時計モジュールにおいて、歯車にフランジ
部を一体で成形し、フランジ部を地板と板状部品で挟持
することにより歯車を回転可能に支持した。また、歯車
はそのフランジ部がない側の端面が他の部材から離間す
るように保持する構造とした。これにより、各部品の加
工精度、面状態に左右されずに安定して保持する構造を
提供することが可能となった。
【0036】具体的には、小秒針タイプの指針式電子時
計モジュールにおいて、減速輪列である五番車に文字板
側から組み込む部品である下五番カナについて、第二地
板に浚い加工によって配設した凹部で断面方向の保持を
行うのではなく、下五番カナにフランジ部を形成し、こ
のフランジ部を地板と第二地板で挟持することによっ
て、第二地板の浚い加工数を削減し、第二地板の製造コ
ストを低減しながらも安定した下五番カナの保持構造を
提供することが可能となった。
【0037】また、下五番カナを高分子樹脂で成形した
際に発生する加工上のバリや、第二地板の浚い面の面粗
度など、部品単体の加工精度に左右されない安定した下
五番カナの保持構造を提供することが可能となった。
【0038】また、従来構造と比較して、筒車が大径で
あり、下五番カナと平面的に干渉する場合には、下五番
カナの保持面を廃止してフランジ形状で保持することに
より、時計モジュールの総厚をより薄型化する事が可能
となった。
【0039】また、従来の下五番カナの場合、柔らかい
高分子樹脂で成形されている上に外周部に全周カナが形
成されており、組立の際にピンセットで保持した場合に
誤って変形してしまう危険性があった。これに対し、本
発明では、下五番カナにフランジ部を形成する事によ
り、作業者が部品をピンセット等で単独で持つ場合に
も、フランジ部を保持できる形状とすることにより、取
り扱い上のミスによる部品変形等の部品不良を低減させ
ることが可能となった。
【0040】また、前述したように、本構造は小秒針タ
イプ以外にも、中心軸形状を持たない円板状の歯車部品
を、その上下を板状部品によって挟持する構造の時計モ
ジュールには全て応用可能であり、その効果は極めて大
きいといえる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す、小秒針タイプの指
針式電子時計モジュールの五番車周辺の要部断面図であ
る。
【図2】本発明の一実施形態を示す、小秒針タイプの指
針式電子時計モジュールの五番車周辺の、文字板側から
見た要部平面図である。
【図3】本発明の別の一実施形態を示す、24時間表示
針付の指針式電子時計モジュールの、中心回りの要部断
面図である。
【図4】従来の小秒針タイプの指針式電子時計モジュー
ルの、五番車周辺の要部断面図である。
【符号の説明】
1 五番車 1a 五番車中心軸 2 秒車 3 下五番カナ 3a フランジ部 3b カナ部 4 筒車 4a 筒歯車部 5 地板 5a 下五番カナ収納用の凹部 6 第二地板 6a 下五番カナのフランジ部との摺動面 6b 異形穴 6c 筒歯車収納用凹部 6d 中間車収納用凹部 7 文字板 8 小秒針輪列の中間車 9 小秒針輪列の中間車 10 輪列受

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 地板と、板状部品と、該地板と該板状部
    品によって挟持される歯車とを有する指針式時計モジュ
    ールにおいて、該歯車にはフランジ部が一体で成形され
    ており、該歯車は該地板と該板状部品によって該フラン
    ジ部を挟持することにより回転可能に支持されることを
    特徴とする指針式時計の輪列保持構造。
  2. 【請求項2】 前記歯車は、そのフランジ部がない側の
    端面が他の部材から離間するように保持されていること
    を特徴とする請求項1に記載の指針式時計の輪列保持構
    造。
  3. 【請求項3】 地板と、文字板と、地板の軸受穴と輪列
    受によって挟持される減速輪列と、前記地板の軸受穴を
    貫通する該減速輪列の中心軸に文字板側から固定された
    減速歯車と、該地板と文字板の間に配設され、該文字板
    側から固定される減速歯車を保持する第二地板から構成
    される指針式時計モジュールにおいて、前記減速歯車に
    はフランジ部が一体で形成されており、該地板と該第二
    地板によって該フランジ部を挟持することを特徴とする
    指針式時計の輪列保持構造。
  4. 【請求項4】 前記減速輪列は、そのフランジ部がない
    側の端面が他の部材から離間するように保持されている
    ことを特徴とする請求項3に記載の指針式時計の輪列保
    持構造。
JP32805899A 1999-11-18 1999-11-18 指針式時計の輪列保持構造 Pending JP2001141842A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32805899A JP2001141842A (ja) 1999-11-18 1999-11-18 指針式時計の輪列保持構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32805899A JP2001141842A (ja) 1999-11-18 1999-11-18 指針式時計の輪列保持構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001141842A true JP2001141842A (ja) 2001-05-25

Family

ID=18206054

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP32805899A Pending JP2001141842A (ja) 1999-11-18 1999-11-18 指針式時計の輪列保持構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001141842A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006234677A (ja) * 2005-02-25 2006-09-07 Seiko Instruments Inc 小針表示機構付き時計
CN107015472A (zh) * 2010-06-22 2017-08-04 斯沃奇集团研究和开发有限公司 钟表指针

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006234677A (ja) * 2005-02-25 2006-09-07 Seiko Instruments Inc 小針表示機構付き時計
CN107015472A (zh) * 2010-06-22 2017-08-04 斯沃奇集团研究和开发有限公司 钟表指针

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7215602B2 (en) Multifunction timepiece capable of constituting plural fan shape moving hand train wheel layouts
JP4692968B2 (ja) 第一日車と第二日車とを有するカレンダ機構付き時計
JP3081992B2 (ja) カレンダ付き腕時計
US4540291A (en) Horology module comprising an electronic circuit and a calendar device
JP5135514B2 (ja) 月車及び日車を有するカレンダ機構付き時計
EP3084530B1 (fr) Dispositif de reglage pour montre
JP4737637B2 (ja) 複数のムーブメントレイアウトを実現できる多機能時計
JP2001141842A (ja) 指針式時計の輪列保持構造
JPH0277680A (ja) 多機能電子時計
JP2015175718A (ja) 輪列機構、ムーブメント及び時計
JP4957407B2 (ja) 指針式電子時計、およびその運針制御方法
JP4721188B2 (ja) 複数タイプの運針輪列を含む多機能時計
US8284632B2 (en) Calendar mechanism equipped timepiece including two date indicators
JP2015081866A (ja) 輪列機構、ムーブメント、及び時計
US4461580A (en) Watch, the back cover of which constitutes a plate
JP4647231B2 (ja) アナログクロノグラフ時計
JP2501052Y2 (ja) 指針表示式多針時計
EP1290505B1 (fr) Montre munie d'un indicateur de cycles hebdomadaires
JP2018004440A (ja) 時計
CN206057827U (zh) 一种结构简单的机芯及设有该机芯的石英表
JPH0517585U (ja) 薄型時計用目安表示構造
JPH0326474Y2 (ja)
JP5777427B2 (ja) 時計及び時計の組み立て方法
JP2024006205A (ja) 時計
JPH0731194Y2 (ja) 扇形表示輪列修正機構