JP3526795B2 - 自動車の窓用換気装置 - Google Patents
自動車の窓用換気装置Info
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Description
装置に関する。
て公知のものでは、着脱式自動車用換気装置であって、
プラスチック等から一体成形され、複数の換気口を備え
たウィンドーパネルを自動車のドアサッシ枠とウィンド
ーガラスの上端縁との間に嵌めて外気との自然の換気を
行わせるもの(特開平2−220924号公報)や、自
動車の窓用換気装置であって、自動車のドアサッシ枠と
ウィンドーガラスの上端縁との間の僅かな隙間に排気フ
ァンのみを設けるもの(実開平6−55818号公報)
等が公知である。
は、ウィンドーパネルの四周を自動車のドアサッシ枠及
びウィンドーガラスの上端縁との間に調整不可能に装着
する形式のものであるため、窓の大きさや形状が異なる
場合や異なる車種に対する適用性に欠けるという欠点が
あり、またファンによる排気だけで外気との間の自然の
換気も利用しないことは換気量が不十分となる場合が生
じる等の欠点を伴うものである。
れも一重のフィルタであるため、砂埃や雨水の侵入とい
う不都合が発生する。また、外部からいたずらされ易い
構成であった。更に従来の換気部材の通気孔の形状で
は、外部から通気孔を通じて車内に物の投入が行われ得
る等の危険が存在した。
車の窓用換気装置を、窓の大きさや形状が異なる場合や
異なる車種に対する適用性に富む構成としかつユーザー
のオプションにフレキシブルに対応できるように、外部
から車内に砂塵や雨水等の直接の侵入が生じないように
かつ通気部材を通る通気量を調整可能にする換気装置を
案出することである。
6において特定された発明によって解決される。
装置において、外気に対する自然の換気機能のみの場
合、ファンユニットも使用して強制的に換気させる場
合、ハウジングに日除け兼風雨除け用ひさしを設ける場
合と設けない場合、ファンユニットの駆動のためにソー
ラーバッテリーを使用する場合と自動車に備えつけのバ
ッテリーを使用する場合等について、それぞれユーザー
の選択に対応できる他、常に同一の本体ハウジングを使
用しかつ自動車の窓枠及び窓ガラスの上端縁との接続部
分であるふさぎ板(窓ガラスと同程度の厚さの調整可能
なすきまふさぎ板を言う、以下同様)を透明アクリル樹
脂等の一定の厚さのふさぎ板材を単に所定の輪郭に切断
することによって、窓の大きさや形状が異なる場合や異
なる車種に対しても汎用的に使用し得るものであって、
従来技術による場合のように高価な成形型を利用して製
造されかつ特定の一車種にしか使用できない専用品では
ないため、種々の自動車に好適に取付け可能となる。し
かしふさぎ板の加工は通常のユーザーが行うことはでき
ず、ふさぎ板の最終的な輪郭加工は、自動車の窓用換気
装置のメーカや自動車修理工場等に設置された切断機械
によって行われることは勿論である。また、通気部材の
取付けられた蓋枠に全通気部材を通る通気量の調整を可
能にする蓋板を開閉可能に付設したことにより、自動車
の窓にその通気量が調整可能な換気機能が付与されるこ
とができる。
下に示す実施例においては自動車のサイドドアに装着さ
れるような形で記載されているが、勿論同様な構成によ
って自動車の後部の窓にも適用することが可能である。
の第1実施例としてのファンユニットを備えていない構
成が表されており、図2及び図3には、本発明による自
動車の窓用換気装置の第2実施例としてのファンユニッ
トを備えた構成が表されており、図4には、最も内方の
通気部材が取付けられる蓋枠が表わされ、図5には蓋枠
に付設されて全通気部材を通る通気量を調整可能にする
ための蓋板が表されており、図6には窓ガラスロック用
のガラスおさえが表されておりそして図7は、本発明に
よる自動車の窓用換気装置の第2実施例のファン駆動シ
ステムをソーラーバッテリーにより駆動する場合の駆動
システムを示すブロック図である。
実施例の中心断面を示す図3の構成は、ファンユニット
を除いては、図1に表わす本発明の自動車の窓用換気装
置の第1実施例においても同様に適用される。
の引き込み位置に、即ち窓ガラス6の上縁6aが図1に
示す位置に下げられた位置で、本発明による自動車の窓
用換気装置が装着された状態が表されている。1は、窓
枠の上縁、2は、窓枠の下側縁、3は、窓枠の後側縁、
4は窓枠の傾斜縁、そして5は、窓枠の前側縁を表わ
す。
気用窓11aがあけられ、後側にはふさぎ板A(13)
用溝11b、前側縁には、ふさぎ板B(14′)用溝1
1c、下側縁には、窓ガラス6用溝11d、そして本体
ハウジング11の、前方に窓枠の傾斜縁の輪郭に相応し
てこれと略平行に延びる前方部分11′の傾斜縁には、
ふさぎ板B(14′)用溝11′eが、また水平の下縁
には窓ガラス6用溝11′dが形成されている。それに
よって前方部分11′を含めて本体ハウジング11は、
全体としておたまじゃくし状又は眼鏡の半分に相当する
ような形状を呈する。その際本体ハウジング11の下側
縁は、自動車の窓枠の下側縁2に対してかなり上方に位
置するように、自動車の窓枠の下側縁2に対して間隔を
隔てられている。これは、図1に示す窓枠輪郭の窓とは
その大きさや形状の相違があっても、ふさぎ板A(1
3)及びふさぎ板B(14′)の外形輪郭を変更するだ
けで本体ハウジング11を何ら変形する必要なしに、種
々の窓枠に対して本発明による自動車の窓用換気装置を
装着できるようにするためである。
窓枠の後側縁3に形成された窓ガラス6用の引き込み溝
に嵌入され、その右端は、ふさぎ板A(13)の後側の
溝11bに係入しており、図1(c)からわかるよう
に、溝11b中に、好ましくはふさぎ板A(13)との
係合範囲に段部を有するストッパが嵌入されることがで
き、それによって好ましくはストッパとの係合範囲に段
部を有するふさぎ板A(13)の先端と溝11bの底と
の間の間隔が調整されることができ、即ちふさぎ板A
(13)の先端とストッパとの間は寸法Sの範囲内で調
整されることができる。調整は、本体ハウジング11の
溝11b、従ってストッパに対してふさぎ板A(13)
を図1に矢印A及びBで示す方向に揺動させ及び出没さ
せることにより行われる。ふさぎ板A(13)の全体形
状は直角三角形状である。ふさぎ板A(13)は、本体
ハウジング11に対しては、固定ねじ15、15によっ
て座ぐり11fに埋設された詳しく図示しないナットと
の結合によって座ぐり11f′中で工具を操作して最終
的に固定される。その際最終的なすきまふさぎ用部材と
して溝11b、従ってストッパとふさぎ板A(13)と
の間にふさぎシム13aが嵌入されることができる。
左端を本体ハウジング11の前側の溝11cに係入され
ており、その右端は窓枠の傾斜縁4の窓ガラス用溝、窓
枠の前側縁5の窓ガラス用溝、及び本体ハウジング11
の水平−及び傾斜溝11′e中に係入しており、図1
(d)からわかるように、後側のふさぎ板B(14′)
の左端の本体ハウジング11の前側の溝11cへの係入
は、溝11c中に好ましくはふさぎ板B(14′)との
係合範囲に段部を有するストッパが嵌入されることがで
き、それによって好ましくはストッパとの係合範囲に段
部を有するふさぎ板B(14′)の先端と溝11cの底
との間の間隔が調整されることができ、即ちふさぎ板B
(14′)の先端とストッパとの間は寸法S′の範囲内
で調整されることができる。調整は、本体ハウジング1
1の溝11c、従ってストッパに対してふさぎ板B(1
4′)を図1に矢印A′及びB′で示す方向に揺動させ
及び出没させることにより行われる。ふさぎ板B(1
4′)の全体形状は刃物の柄状である。ふさぎ板B(1
4′)は、本体ハウジング11に対しては、固定ねじ1
5′、15′によって座ぐり11fに埋設された詳しく
図示しないナットとの結合によって座ぐり11f′中で
工具を操作して最終的に固定される。その際最終的なす
きまふさぎ用として溝11cとふさぎ板B(14′)と
の間にふさぎシム14′aが嵌入されることができる。
g′が図1で見てその上方で閉じていて下方で開いてい
るのは、固定ねじ15、15′を僅かに弛めて本体ハウ
ジング11に対してふさぎ板A(13)及びふさぎ板B
(14′)を調整する際に、本体ハウジング11に対し
てふさぎ板A(13)及びふさぎ板B(14′)の係合
状態を保持するためである。
の下部の溝11dとの係合は、自動車の窓ガラス6を窓
枠の下側縁2の溝中に完全に引き込んだ状態で、溝11
d中に予めゴムシール17を嵌入された本体ハウジング
11と共に(仮組状態で)、ふさぎ板A(13)及びふ
さぎ板B(14′)を、窓枠の後側縁3、窓枠の上側縁
1の窓ガラス用溝、窓枠の傾斜縁4及び窓枠の前側縁5
に係入させた後、上記固定ねじ15及び15′を、座ぐ
り穴11f、11g中に埋設された詳しく図示しないナ
ットに対して締付けることにより、本体ハウジング11
に対してふさぎ板A(13)とふさぎ板B(14′)を
最終的に完全に固定した後、自動車の窓ガラス用の開閉
ハンドルを操作して自動車の窓ガラス6を窓枠の下側縁
から上方に繰り出し、その窓ガラス6の上側縁を本体ハ
ウジング11の下方の溝11d中のゴムシール17を圧
着させる。この状態で前方のふさぎ板B(14′)を含
めて本体ハウジング11の前方部分11′(図1、図
2、図6)と窓ガラス6との間の万一の振動等の障害の
発生を阻止するために、図1、図2及び図6に示すよう
に本体ハウジング11の前方部分11′に装着された窓
ガラスロック用のガラス押え35が操作され、それによ
ってガラス押え35のクランプ部材37が圧縮ばね38
の力によって窓ガラス6を本体ハウジング11の前方部
分11′にロックすることとなる。図1及び図2に示す
ように、窓ガラスロック用のガラス押え35は、更に本
体ハウジング11に複数箇所、図1及び図2によれば2
ヶ所に、そして本体ハウジング11の前方部分11′に
は図1及び図2によれば1ヵ所に設けられることができ
る。図1(e)によれば、窓ガラス6に溝11′dによ
って跨がる本体ハウジング11の前方部分11′の上縁
の溝11′eに前方のふさぎ板B(14′)が嵌入し、
1箇所に設けられているねじ11′Aによって前方部分
11′は前方のふさぎ板B(14′)に固定されている
(図1、図2)。
換気装置は、本体ハウジング11の換気開口11aに対
して段部を介して続く換気開口11aよりも大きな開口
横断面積の内壁11a ′によって取り囲まれた内室を形
成し、内壁11a ′によって案内されてパンチメタルか
ら成る通気部材21が交換可能に装着され、通気部材2
1に続いて間隔部材22を介して別の、即ち同じくパン
チメタルから成る通気部材20が交換可能に装着され、
通気部材20の多数の通気孔20aは、図1で見て前記
通気部材21の多数の通気孔21aに対して同列となら
ないように、従って前記通気孔21aと20aとは、パ
ンチメタル21及び20の全面に渡って互いに中心をず
らして配列され、それによって、更に間隔部材22を介
して装着される通気部材としての網板19に車外から直
接砂塵や雨水が達することがないようになっている。網
板19の代わりに通気性のある紙フィルタ、合成繊維フ
ィルタ等が交換可能に装着されることができる。更に蓋
ユニット51を構成するために、間隔部材22を介して
内壁11a′に案内されて蓋枠52が本体ハウジング1
1に取付けられ、蓋枠52には、例えば通気部材21、
20、19に続いて位置する金網等から成る通気部材5
5が取付けられ、蓋枠52には開口54が中央にあけら
れ、この開口54を塞ぐように蓋板56が蓋枠52に付
設されており、蓋板56はつまみ62を操作して蓋枠5
2の段部53上をスライドして開閉可能である。蓋板5
6が任意の開放位置で蓋枠52に摩擦係合されるため
に、蓋板56の左右の側面上の穴57、57中にはそれ
ぞればね61によって押圧付勢されたピン60が付設さ
れており、それによって該ピン60が蓋枠52の段部5
3の側壁に摩擦係合しており、蓋板56は蓋板56の内
側のシール溝59中に嵌入したシールリング58によっ
て内部に対してシールされつつ蓋枠52の段部53上を
スライド可能にかつ任意の位置に固定可能にされ、蓋板
56をその下部のつまみ62を掴んで操作し、換気基板
18に設けられ、その先端が蓋板56に達するロックボ
ルト65の締付けによって蓋板56は蓋枠52にロック
され、その結果蓋枠52の開口54、従って全通気部材
21、20、19、55を通る通気量を通気量ゼロを含
んで任意の値に調整可能になる。
れている。更に網板19の内方に、換気基板18が配置
され、換気基板18はねじ23によって本体ハウジング
11に固定して取付けられる。換気基板18も通気機能
を有する必要があるため、多数の通気開口18bを有す
る。勿論換気基板18は、本体ハウジング11の換気開
口11aと同様な大きさ・形状の換気開口18aを有す
る。前記多数の通気開口18bは、通気用として役立つ
他に換気基板18を本体ハウジング11に対して組付
け、分解又は自動車の窓用換気装置全体を持ち上げたり
する場合に使用される図示しない数個の操作ノブをそれ
ぞれ対応する図示しないナットに締付けることによって
換気基板18に固定するためにも使用され得る。
く内壁11a′によって取り囲まれる内室から、窓への
取付け状態で本体ハウジング11の下方領域には、内壁
11a′に穿孔されて本体ハウジング11の外側に開口
する水抜き孔26、26′を備える(図1〜図3)。
個々のひさし要素12a、12b、12c、12d、1
2eから成る日除け兼風雨除け用ひさし12が設けられ
ている点及び強制的換気装置としてのファンユニット3
0が設けられている点で、図1に示す自動車の窓用換気
装置の第1実施例とは相違する。しかし、明細書の冒頭
で述べたように、本発明ではユーザーのオプションによ
り換気装置構成部材の種々の組み合わせを可能にする点
に特徴を有するので、第1実施例及び第2実施例として
説明する以外にも換気装置構成部材の種々の組み合わせ
が可能であることは勿論である。
12は、複数のひさし要素12a〜12eから成る。日
除け兼風雨除け用ひさし12は、図6にも部分的に表さ
れている。図2に表された構成は図1とは日除け兼風雨
除け用ひさし12の有無及びファンユニット30が示さ
れているか否かの相違しかない。図2には更にファンユ
ニット30が表されている。ファンユニットは本体ハウ
ジング11の内側に取付けられた換気基板18の通気開
口18bを利用して図示しない複数の操作ノブが図示し
ない複数のナットによって換気基板18に取付けられ得
る他、換気基板18の内側にファンユニット30が取付
けられている。ファンユニット30は、換気基板18に
取付けられるハウジング31の内端に通気板兼ファン取
付け板33が固定されており、通気板兼ファン取付け板
33には羽根車32が主軸に回転可能に取付けられてい
る。ファンユニット30はオプションであり、ユーザー
の要望により取付けられる。
るファンユニット30の駆動システムを示すブロック図
である。自動車の前面ガラスの内側に取付けられること
ができるソーラーパネル41において光電変換された電
流がコンデンサ42に供給され、そこで逆流阻止されて
電流が切換スイッチ43に流れる。切換スイッチ43か
ら充電可能な電池であるバッテリー44に電流が流れ、
必要以上の電力はバッテリー44に充電される。そこか
ら温度センサー(例えばサーモスタット)45を経て作
動時間設定可能なタイマ46からタイマ46によって設
定された時間の間ファンユニット30に電流が流れる。
温度センサー45において予めセットされた温度以下に
自動車内室が冷却された場合には、温度センサー45か
らの信号を切換スイッチ43に戻して、切換スイッチ4
3から自動車のシガーライタコンセント等に切換スイッ
チ43から接続された導線を介して切換スイッチ43を
操作することにより、ソーラーパネルによって発生した
電力を自動車の窓用換気装置の運転以外の目的に、従っ
て自動車用に元々備えられたバッテリー47を充電し
て、自動車用バッテリーの電力を補うことも可能であ
る。
1実施例を表わす図であり、(a)は、その正面図、
(b)は、図1(a)のG−G断面矢視図、(c)は、
図1(a)のH−H断面矢視図、そして(d)は図1
(a)のI矢視図、そして(e)は図1(a)のK−K
断面矢視図である。
2実施例を表わす図であり、(a)は、その正面図、
(b)は、図2(a)のG−G断面矢視図、(c)は、
図2(a)のH−H断面矢視図、そして(d)は図2
(a)のI矢視図、そして(e)は図2(a)のK−K
断面矢視図である。
面図であり、(a)は、図2(a)のIII−III線
に沿う断面図であり(なお図1のIII−III線に沿
う断面図もファンユニットの無い点を除いては図3と同
様である)、(b)は、図2(a)の部分拡大図、
(c)は、図1aのZ矢視図でありそして(d)は、図
2aのZ′矢視図である。
枠の図であり、(a)は、その正面図、そして(b)
は、その側面断面図である。
枠に嵌入される蓋の図であり、(a)は、その正面図、
そして(b)は、その側面断面図である。
換気装置の第2実施例を、図2の右方から見た図であ
る。
2実施例のファン駆動システムを示すブロック図であ
る。
Claims (6)
- 【請求項1】 自動車の窓用換気装置において、本体ハ
ウジング(11)と、ふさぎ板A(13)及びふさぎ板
B(14′)と、通気部材(18、19、20、21、
55)とから成り、 本体ハウジング(11)は、その周縁の溝と、中央の換
気開口(11a)とを備え、周縁の溝として少なくとも
自動車の窓領域の後側の溝(11b)と、前側の溝(1
1c)と、下側の溝(11d)とが形成されており、前
記後側の溝(11b)にふさぎ板A(13)の右端が、
前記前側の溝(11c)にはふさぎ板B(14′)の左
端がそれぞれ着脱可能かつ調整可能に係入されており、
そして下側の溝(11d)には自動車の窓枠の下縁
(2)に対して部分的に引き込まれた窓ガラス(6)が
出没可能に係入され、その際ふさぎ板A(13)及びふ
さぎ板B(14′)の残った周縁が、それぞれ自動車の
窓枠の後側の縁(3)、上側の縁(1)、傾斜した縁
(4)及び前側の縁(5)に係入され、 そして本体ハウジング(11)の前記換気開口(11
a)に対して段部を介して続き換気開口(11a)より
も大きな開口横断面積の内壁(11a ′)によって取り
囲まれた内室に、複数の通気部材(18、19、20、
21、55)が、網板又は紙フィルタ又は繊維フィルタ
又は金網又はこれらの組み合わせから成るものを層状に
重ねて装着されており、その際前記通気部材(20)の
多数の通気孔(20a)は、隣接する他の前記通気部材
(21)の多数の通気孔(21a)に対して前後方向に
おいて同列とならないように互いに各通気孔の中心をず
らして配列されており、 最も内方の通気部材(55)の取付けられた蓋枠(5
2)に、前記全通気部材(18、19、20、21、5
5)を通る通気量を無段階に調整可能にするための1つ
の開閉可能な蓋板(56)が、任意の開閉位置に固定可
能に付設されており、さらに、自動車の窓の通気量を増
大させるためにファンユニット(30)が付設されてお
り、そして 本体ハウジング(11)の換気開口(11a)に続く内
室から本体ハウジング(11)の外面に開口する水抜き
孔(26、26′)が設けられていることを特徴とする
前記自動の窓用換気装置。 - 【請求項2】 ファンユニット(30)の駆動用電源と
して自動車にソーラーパネル(41)が取付けられた、
請求項1に記載の自動車の窓用換気装置。 - 【請求項3】 自動車に取付けられたソーラーパネル
(41)から供給される電力を、自動車に付設された固
有のバッテリー(47)に供給するために、ソーラーパ
ネル(41)からバッテリー(47)に導線が接続して
いる、請求項1又は2に記載の自動車の窓用換気装置。 - 【請求項4】 自動車に取付けられたソーラーパネル
(41)からファンユニット(30)への導電システム
に、自動車の窓用換気装置の運転・停止の温度条件を設
定するための温度センサー(45)が付設されている、
請求項3又は4に記載の自動車の窓用換気装置。 - 【請求項5】 本体ハウジング(11)が、その換気開
口(11a)の領域に日除け兼雨除け用ひさし(12)
を備える、請求項1から4までのうちのいずれか一項記
載の自動車の窓用換気装置。 - 【請求項6】 自動車の後部の窓に適用される、請求項
1から5までのうちのいずれか一項記載の自動車の窓用
換気装置。
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JP (1) | JP3526795B2 (ja) |
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