JP3519720B2 - 電子デバイス - Google Patents
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Description
スタなどを減圧雰囲気又は不活性ガス雰囲気内に封入し
て構成される電子デバイスに関する。
スタなど、真空雰囲気(又は減圧雰囲気)中で高い性能
を発揮する電子デバイスは、一般的に、ハーメチックシ
ールやセラミックなどの容器内に封入されて用いられて
いる。このような真空パッケージされた電子デバイスに
は、単独のセンサが配置されたいわゆるディスクリート
型デバイスと、多数のセンサやトランジスタがアレイ状
に配置された集積型デバイスとがある。
配置したものを、セラミック等の特別の容器を利用する
のではなく、半導体デバイスの製造プロセスを利用した
実装方法により真空雰囲気中に封入して、小型化,高集
積化された電子デバイスを得るための提案もなされてい
る。例えば、国際公開WO95/17014号公報に
は、第1のウェハに赤外線等の検出器又は放射素子のセ
ルアレイを形成した後、第1のウェハ上に第2のウェハ
を所定の間隔で配置して、両ウェハ間を真空状態に保持
しつつ、セルアレイの周囲をはんだを用いて接合するこ
とにより、セルアレイが配置されている領域を真空雰囲
気中に封入する方法が開示されている。
報の技術においては、以下のような不具合があった。
アレイ状に配置すると、セルアレイ周囲の接合部全体を
完全に平坦にすることが困難なため、おのずと熱圧着に
要する押圧力が過大になり、接合中のウェハの破損や残
留応力による真空状態の悪化,デバイス動作の不良など
を引き起こすおそれがある。
真空状態に保持するための接合部の一部に接合不良が生
じた場合には、セルアレイ全体の真空状態が破壊される
ので、デバイス全体が不良になり、不良率が高くなる。
ペーストに含まれている有機材料の脱ガス化により、セ
ルアレイが配置されている内部空間における真空度があ
る程度以上には高くならないことから、例えば赤外線セ
ンサなどの感度の向上が望めないおそれがあった。
や電子放出素子が配置された領域単位で減圧雰囲気又は
不活性ガス雰囲気中に封入する手段を講ずることによ
り、小型化,集積化に適した電子デバイス,その製造方
法などを提供することにある。
されている内部空間における真空度を高める手段を講ず
ることにより、赤外線センサなどの電子デバイスの機能
の向上を図ることにある。
は、少なくとも1つの素子が配置された複数のセル領域
を有する本体基板と、上記本体基板上に載置されたキャ
ップ体と、上記複数のセル領域のうち少なくとも1つの
セル領域の上記素子が配置された部位に設けられ、上記
本体基板と上記キャップ体とに囲まれて減圧雰囲気又は
不活性ガス雰囲気に維持された空洞部と、上記本体基板
と上記キャップ体との間に設けられ、上記空洞部を外部
空間から遮断するための環状接合部とを備えている電子
デバイスであって、上記電子デバイスは、熱電変換素子
と、上記熱電変換素子を支持するための支持部材と、上
記支持部材の下方に形成された第2の空洞部とを有する
赤外線検出用センサである。
気など、外部空間から遮断された雰囲気を必要とする素
子,例えば赤外線センサ,電子放出素子などを個別に空
洞部に配置することができるので、ディスクリート型電
子デバイスや、多数の素子を配置した集積型電子デバイ
スの双方に適した構造が得られる。
記支持部材から延びる柱又は壁が設けられていないこと
により、赤外線の検知感度のいっそうの向上と、検知精
度の向上とを図ることができる。
連通されていることにより、赤外線の検知感度の向上
と、検知精度の向上とを図ることができる。
囲む第1の環状膜と、上記キャップ体の上に形成された
第2の環状膜とをさらに備え、上記環状接合部は、上記
第1及び第2の環状膜との間に形成されており、上記第
1,第2の環状膜の材料は、Al,In,Cu,Au,
Ag,Ti,W,Co,Ta,Al−Cu合金,酸化膜
のうち少なくともいずれか1つから選ばれる材料であ
り、上記第1,第2の環状膜の材料は、互いに同一の材
料であることが好ましい。
板と、該Si基板の上に設けられた1.1eVよりも小
さいバンドギャップを有する半導体層とを有することに
より、可視光に近い光による背景信号の重畳を回避する
ことができるため、赤外線検出のためのダイナミックレ
ンジを大きく確保することが可能となり、その結果、動
物や人の検出に適した電子デバイスが得られる。
レネルレンズとなる回折パターンが形成されたSi層に
より構成されていることにより、赤外線センサの熱電変
換素子に赤外線を集光させることができ、赤外線の検出
効率の向上を図ることができる。
の素子が配置された複数のセル領域を有する本体基板
と、上記本体基板上に載置されたキャップ体と、上記複
数のセル領域のうち少なくとも1つのセル領域の上記素
子が配置された部位に設けられ、上記本体基板と上記キ
ャップ体とに囲まれて減圧雰囲気又は不活性ガス雰囲気
に維持された第1の空洞部と、上記本体基板と上記キャ
ップ体との間に設けられ、上記第1の空洞部を外部空間
から遮断するための環状接合部とを備え、上記素子を支
持するための支持部材と、上記支持部材の下方に形成さ
れた第2の空洞部とを有し、上記第2の空洞部は、上記
第1の空洞部に連通されている。
造例を概略的に示す断面図である。なお、図1(a)〜
(d)に示される電子デバイスのセル領域11に配置さ
れる素子の具体的な構造については、後に説明する。
ている領域は、キャップ体によって減圧雰囲気に保持さ
れている。セル領域に設けられる素子としては、赤外線
センサ,圧力センサ,加速度センサ,流速センサ,真空
トランジスタなどがある。
ンサ,サーモパイルなどの熱形と、PbS,InSb,
HgCdTeなどを用いた量子形とに大別される。ボロ
メータには、ポリシリコン,Ti,TiON,VOx
などの抵抗変化を利用したものがある。サーモパイルに
は、PN接合部に生じるゼーペック効果を利用したも
の、さらにはPNダイオードなどの順方向電流の過渡特
性を利用したものがある。焦電型赤外線センサには、P
ZT,BST,ZnO,PbTiO3 などの材料の誘
電率変化を利用したものがある。量子型赤外線センサ
は、電子励起によって流れる電流を検出するものであ
る。これらの赤外線センサは、おしなべてキャップ体中
で真空雰囲気又は不活性ガス雰囲気中に封入すると特性
が向上する特性を有している。
性抵抗を減少させると感度が向上するので、キャップ体
中で真空雰囲気又は不活性ガス雰囲気に封入すると特性
が向上することが知られている。
配置される素子の数は単体でも複数でもよい。さらに、
セル領域には、必要に応じて、スイッチング素子(トラ
ンジスタ)も、上記真空度を高めると特性が向上する素
子と共に設けられていてもよい。
イスは、Siウェハから形成された本体基板10と、本
体基板10の所望の領域を減圧雰囲気に封着するため
の,Siウェハから形成されたキャップ体20Aとを備
えている。本体基板10には、赤外線センサなどの単体
の素子と、素子に信号を供給するための回路などとが配
置されたセル領域11が設けられている。一方、キャッ
プ体20Aは、シリコンからなる基板部21と、減圧雰
囲気に保持される空洞部23となる凹部を囲む筒部22
とを備えている。つまり、後述する各種接合方法を利用
して、減圧雰囲気中で本体基板10のセル領域の一部と
キャップ体20Aの筒部22とを互いに結合させて、減
圧雰囲気に保持される空洞部23を封止するための環状
接合部15を形成する。これにより、セル領域11内の
素子が所望の機能を発揮することができるように構成さ
れている。
の一部をある深さまでエッチングにより除去することに
より形成された空間と、平坦な基板上に閉ループ状の壁
である筒部が存在することにより筒部によって囲まれる
空間とがある。図1(a)には、筒部22によって囲ま
れる空間である凹部のみが開示されているが、本発明に
おいて、空洞部を形成する前に本体基板又はキャップ用
基板あるいはその双方に形成される凹部の構造は、図1
(a)に示される形態に限定されるものではない。以下
の各基本構造例や、各実施形態においても同様である。
は、平坦な基板の閉ループ状の領域を残して他の領域を
ある深さまで除去することにより、凹部を囲む筒部を形
成する方法と、平坦な基板上に閉ループ状の壁を積み上
げることにより凹部を囲む筒部を形成する方法とがあ
り、いずれを用いてもよいものとする。
イスにおけるキャップ体20Bは、基板部21と、減圧
雰囲気に保持される空洞部23となる凹部を囲む筒部2
2とに加えて、厚み3μm程度のGeからなるGeフィ
ルタ部24を備えている。第2の基本構造例における本
体基板10の構造は第1の基本構造例における本体基板
10と同じである。この場合、基板部21が波長約0.
8μm以上の光(赤外線)を容易に透過するのに対し
て、Geフィルタ部24は、波長約1.4μm以上の光
(赤外線)のみを透過し、波長約1.4μm以下の可視
光に近い波長領域の光を遮蔽する。
域11に赤外線センサを内蔵するデバイスに適用するこ
とにより、可視光に近い光が入射することによる電子回
路中のトランジスタの電流量変化などに起因する誤検知
を防止することができる。特に、赤外線センサは、夜間
における人体や動物などの検出に用いられるが、車や照
明などの可視光に近い光は、電子回路のトランジスタの
活性領域のキャリアを励起して、背景信号の重畳による
赤外線成分の検出マージンの減少を招くおそれがあるか
らである。
タキシャル成長させるには、シリコンウェハの上にSi
1−x Gex 層をGe成分比xが0から1まで変化す
るようにエピタキシャル成長させた後、Ge層を所定の
厚みだけエピタキシャル成長させればよい。
をGe成分比xが1から0まで変化するようにエピタキ
シャル成長させた後、Si層を所定の厚みだけエピタキ
シャル成長させてもよい。Ge層を露出させた状態でそ
の後の工程を進めると、製造装置がGeで汚染されるお
それがあること、表面層がSi層によって構成されてい
ると次のフレネルレンズ形成のための加工に電子デバイ
スの製造プロセスをそのまま利用することができること
などの点で、Ge層を最表面に露出させておかないこと
が好ましい。
外の元素を含む材料によって構成されていてもよい。特
に、Siのバンドギャップ1.1eVよりも小さいバン
ドギャップを有する材料は、0.8μmよりも長波長領
域の光(主として近赤外線)を吸収するので、セル内に
配置されるトランジスタなどの不純物拡散層のキャリア
を励起させることによって生じる不具合を回避すること
ができる。
イスにおけるキャップ体20Cは、基板部21と、減圧
雰囲気に保持される空洞部23となる凹部を囲む筒部2
2とに加えて、Geフィルタ部24と、凸レンズ機能を
有するフレネルレンズとなる格子パターン27がその表
面に刻み込まれたSi層25とを備えている。第3の基
本構造例における本体基板10の構造は第1の基本構造
例における本体基板10と同じである。第3の基本構造
例では、第2の基本構造例と同様の理由で、赤外線セン
サを内蔵するデバイスに適しており、特に、表面の格子
パターンの凸レンズ機能によって光を抵抗体の存在位置
に効果的に集中させることができるので、小型化,高性
能化に適した電子デバイスが得られる。
と8μm〜10μmとに「大気の窓」と呼ばれる赤外線
の透過率の高い部分があり、その帯域は赤外線が通過し
てくるが、その大気の窓以外の部分では赤外線が擾乱ノ
イズによって検出困難な領域となる。そして、人体や動
物の体から放射される赤外線の波長領域は3μm〜10
μmであるので、Geフィルタ層24を設けることによ
り、可視光に近い領域0.8μm〜1.4μmの範囲の
光による誤検知を回避しつつ、赤外線センサの目的とす
る人や動物の検知を精度よく行なうことができる。
フィルタ層(組成Si1−x Gex )を設けてもよ
い。その場合、Geの成分比xによって遮断できる赤外
線の周波数帯域が、0.8μm〜1.4μmの範囲で変
動する。そのために、SiGeフィルタ層を設けること
により、目的に応じて遮断周波数域を調整できるという
利点がある。
イスは、Siからなる本体基板10と、本体基板10の
所望の領域を減圧雰囲気中に封着するためのSiからな
るキャップ体20Dとを備えている。本体基板10に
は、赤外線センサなどの1つの素子と、素子に信号を供
給するための回路などとが配置された多数のセル領域1
1が設けられている。一方、キャップ体20Dは、基板
部21と、減圧雰囲気に保持される空洞部23となる凹
部を囲む多数の筒部22とを備えている。つまり、後述
する各種接合方法を利用して、減圧雰囲気中で本体基板
10の各セル領域11の一部とキャップ体20Dの各筒
部22とを互いに結合させて閉ループ状の環状接合部1
5を形成することにより、各空洞部23を減圧雰囲気に
保持して各セル領域11の素子が所望の機能を発揮する
ことができるように構成されている。
ル領域ごとに区画するための切り込みが入っており、接
合時又は接合後に切り込み部で各セル領域ごとに分割さ
れる。ただし、切り込み部で分割されていなくてもよ
い。その場合にも、各キャップ体の接合厚さやウェハの
変形などによって、セルごとに押圧力(圧着力)に微妙
な差が生じようとしても、切り込み部で弾性変形するこ
とにより、各セルにおける接合の押圧力をできるだけ均
一化しうるように構成されている。
20Dは基板部21のみを有しているが、Geキャップ
部を備えていてもよいし、さらに、表面にフレネルレン
ズなどのレンズ機能を備えていてもよい。
とキャップ体との接合をSi同士の接合によって実現し
た状態を示している。しかし、一般的には、Si同士の
接合よりも金属同士の接合を利用した方が、製造プロセ
スが容易である。そこで、以下、接合部の構造の例につ
いて説明する。
持のための接合部の構造例を概略的に示す断面図であ
る。
を利用した接合、金属結合を利用した接合、及び常温接
合に意味について説明する。
の低真空状態までの範囲で行なわれ、水素結合には、非
加熱の場合と加熱する場合とがある。金属結合は、10
00Pa程度に加圧して行なう場合もあれば、10−8
よりも低圧の超真空状態までの範囲で行なう場合もあ
り、さらに、高温に加熱する場合と非加熱の場合とがあ
る。常温接合とは、非加熱で原子レベルで被接合部材同
士を直接接合させる方法であって、10−4Pa程度の
比較的低真空状態から10−8Paよりも低圧の超真空
状態までの範囲で行なわれる。常温接合により、金属同
士や、セラミック同士やシリコン同士など金属以外の材
料からなる被接合部材同士を接合させることができる。
また、常温接合には、原子レベル直接接合(10−6〜
10−9Paの範囲で行なわれる)や金属結合を利用し
た接合もある。
本体基板10の上に接合用材料である金属(例えばアル
ミニウム(Al))からなる環状膜12が設けられてお
り、キャップ体20の筒部22の先端に接合用材料であ
る金属(例えばAl)などからなる環状膜26が設けら
れている。そして、減圧雰囲気中で各環状膜12,26
同士を水素結合などにより結合させて環状接合部15を
形成することにより、セル領域11上の空洞部23を減
圧雰囲気に封止する。
第2〜第4の接合部の構造例において、接合用材料であ
る金属としては、Alの他に、In,Cu,Au,A
g,Ti,W,Co,Ta,Al−Cu合金などの金属
又は合金があり、これらの金属同士の間、金属と合金と
の間又は合金同士の間の金属結合を利用することができ
る。さらに、接合用材料として、金属以外の材料を用い
ることも可能である。例えば、シリコン酸化膜同士の間
や、シリコン酸化膜とSiとの間,あるいはSi同士の
間の水素結合を利用することが可能である。
接合、あるいは常温接合を行なう場合、低温かつ低真空
雰囲気下での接合が容易である点で、本発明に適してい
るといえる。
第2〜第4の接合部の構造例において、Si同士の間の
水素結合を利用する場合には、各環状膜12,26を設
ける必要はない。
本体基板10の上に、絶縁膜からなる環状突起部14が
設けられており、セル領域11の環状突起部14内側の
領域上に環状膜12が設けられている。一方、キャップ
体20の筒部22の先端に環状膜26が設けられてい
る。そして、減圧雰囲気中で、筒部22を環状突起部1
4に嵌入した状態で、各環状膜12,26同士を結合さ
せて環状接合部15を形成することにより、セル領域1
1上の空洞部23を減圧雰囲気に封止する。つまり、環
状突起部14は、筒部22と係合する係合部として機能
する。ただし、本体基板10に筒部22の外側面と係合
する内側面を有する凹部が係合部として設けられている
が、筒部22の内側面と本体基板の係合部の外側面とを
係合させてもよい。
20を本体基板10上に確実に固定することができるの
で、この接合部の構造例は、複数のセル領域11を有す
る電子デバイスに特に適した構造である。
本体基板10の上に、内側面がテーパ面である絶縁体か
らなる環状突起部14が設けられており、セル領域11
の環状突起部14内側の領域上に環状膜12が設けられ
ている。一方、キャップ体20の筒部22の外側面も環
状突起部14の内側面のテーパ面とほぼ同じ傾斜を持っ
たテーパ面となっており、筒部22の先端に環状膜26
が設けられている。そして、減圧雰囲気中で、環状突起
部14の内側面と筒部22の外側面とをはめ合わせた状
態で、各環状膜12,26同士を結合させて環状接合部
15を形成することにより、セル領域11上の空洞部2
3を減圧雰囲気に封止する。この場合にも、環状突起部
14は、筒部22と係合する係合部として機能する。た
だし、本体基板10に筒部22の外側面と係合する内側
面を有する凹部を係合部として設けてもよい。また、筒
部22の内側面と本体基板の係合部の外側面とを係合さ
せてもよい。
20を本体基板10上に位置合わせすることが容易であ
り、この接合部の構造例は、複数のセル領域11を有す
る電子デバイスに特に適した構造である。
本体基板10の上に、内側面が段付き面である絶縁体か
らなる環状突起部14が設けられており、セル領域11
の環状突起部14よりも内側の領域上に環状膜12が設
けられている。一方、キャップ体20の筒部22の外側
面は環状突起部14の内側面の段付き面と係合する段付
き面となっており、筒部22の先端に環状膜26が設け
られている。そして、減圧雰囲気中で、環状突起部14
の内側面と筒部22の外側面とをはめ合わせた状態で、
各環状膜12,26同士を結合させて環状接合部15を
形成することにより、セル領域11上の空洞部23を減
圧雰囲気に封止する。
2と係合する係合部として機能する。ただし、筒部22
に段付きの外側面を設け、本体基板10にこれと係合す
る段付きの内側面を有する凹部を係合部として設けても
よい。また、筒部22に段付きの内側面を設け、本体基
板に段付きの外側面を有する係合部を設けてもよい。
20を本体基板10上に位置合わせすることが容易であ
り、この接合部の構造例は、複数のセル領域11を有す
る電子デバイスに特に適した構造である。
バイスに適した電気的接続構造の例を示す平面図及び断
面図である。ただし、図3(a)は、キャップ体を除い
た状態での電子デバイスの平面構造を示している。
板10とキャップ体20とは、環状膜12,26同士の
接合によって互いに機械的に接続されて、両者間には真
空状態に保持された空洞部23が形成されている。ま
た、本体基板10の上には、例えば破線で示すボロメー
タなどの素子40と、ゲート電極31,ソース領域32
及びドレイン領域33を有するNチャネル型のスイッチ
ングトランジスタ30とが設けられている。このスイッ
チングトランジスタ30により、素子40と外部回路と
の電気的接続が制御される。そして、キャップ体20に
よって封止されている領域に配置されている素子40と
外部回路との電気的接続のオン・オフが制御される。こ
のスイッチングトランジスタ30のドレイン領域33及
びゲート電極31はキャップ体20によって囲まれる領
域内に設けられている。ソース領域32は、図3(a)
に示すように、基板本体10内で各環状膜12,26を
横断するように形成されている。また、キャップ体20
の筒部の直下方に位置する領域に、基板本体10内で各
環状膜12,26を横断するように形成され、配線とし
て機能する不純物拡散層(N+ 型拡散層)32,35,
36が設けられている。
グトランジスタ30及び本体基板10の上を覆う酸化シ
リコンからなる層間絶縁膜41と、層間絶縁膜41の上
を覆うパッシベーション膜42とが形成されている。さ
らに、スイッチングトランジスタ30のゲート電極31
と不純物拡散層36とを接続するコンタクト31aと、
スイッチングトランジスタ30のソース領域32と外部
回路(図示せず)とを互いに接続する第1配線51a
と、不純物拡散層36と外部回路(図示せず)とを互い
に接続する第2配線51bと、スイッチングトランジス
タ30のドレイン領域33と素子40とを接続する第3
配線51cと、素子40と不純物拡散層35とを互いに
接続する第4配線51dと、不純物拡散層35と外部回
路(図示せず)とを互いに接続する第5配線51eとが
設けられている。すなわち、素子40とスイッチングト
ランジスタ30とは、第3配線51c及びドレイン領域
33を介して接続されている。また、素子40は、第4
配線51d,不純物拡散層35及び第5配線51eを介
して、外部回路に接続されている。
り、キャップ体20の環状膜26とと本体基板10の環
状膜12との間に存在する環状接合部15の直下方に金
属配線が存在しないので、環状膜同士を接続する際の押
圧力(圧着力)によって配線が破断されて断線したり、
一部の破断によって接続の信頼性が悪化するのを有効に
防止することができる。また、空洞部23内では、パッ
シベーション膜42によって層間絶縁膜41を覆うこと
が容易となるので、層間絶縁膜41から発生するガス等
が空洞部23内に侵入するのを阻止することができ、空
洞部23の真空状態を良好に保持することができる。
ャップ体20によって覆われていない領域に形成されて
いてもよいし、赤外線センサとは別の部分に設けられて
いてもよい。
イスの構造においては、セル領域中の素子40とスイッ
チングトランジスタ30(特にドレイン領域33)とを
囲むようにキャップ体20が設けられている。このよう
に、キャップ体20にフィルタ機能を有するGe層を設
けることにより、セル領域中のスイッチングトランジス
タ30のドレイン領域に励起されるキャリアによる不具
合の発生を回避することができる。また、Ge層をキャ
ップ体20に設けなくても、光が少なくともスイッチン
グトランジスタ30に入射するのを妨げる位置にGeな
どからなるフィルタを設けてもよい。さらに、キャップ
体20にGe層などのフィルタ部を設けないのであれ
ば、スイッチングトランジスタ30(特にドレイン領
域)をキャップ体20によって囲む必要はない。
線センサに適用した例である第1の実施形態について説
明する。
施形態に係る赤外線センサの断面図及び電気回路図であ
る。
外線センサは、厚みが約300μmのSi基板110
と、Si基板110の上に設けられた抵抗素子(ボロメ
ータ)120と、Si基板110の上に形成され、抵抗
素子120への電流をオン・オフするためのスイッチン
グトランジスタ130と、抵抗素子120が搭載されて
いる領域を減圧雰囲気に保持するためのキャップ体14
0とを備えている。この赤外線センサ全体の大きさは、
数mm程度である。Si基板110の上には、つづら折
り状にパターニングされた抵抗体111と、抵抗体11
1を支持するシリコン窒化膜112及びシリコン酸化膜
113と、抵抗体111の上を覆うBPSG膜116及
びパッシベーション膜(シリコン窒化膜)117とが設
けられている。シリコン酸化膜113,BPSG膜11
6及びシリコン窒化膜112は、抵抗体111と共につ
づら折り状にパターニングされており、かつ、Si基板
110の上まで延びている。つづら折り状の抵抗体11
1,シリコン酸化膜113,BPSG膜116及びパッ
シベーション膜117の下方及び上方には、それぞれ真
空に保持された空洞部119,143が設けられ、空洞
部119,143は、シリコン酸化膜113,BPSG
膜116及びシリコン窒化膜112の一体化された部分
の間隙及び側方を通じて互いにつながっている。そし
て、空洞部119の上に、抵抗体111,シリコン酸化
膜113,BPSG膜116,パッシベーション膜11
7及びシリコン窒化膜112の全体がつづら折り状で架
設された状態となっている。
リシリコン,Ptなどがあり、いずれを用いても構わな
い。
ャップ体140の筒部142の下方に位置する部分には
軟質金属材料(アルミニウムなど)からなる環状膜11
8が設けられ、筒部142の先端にも軟質金属材料(ア
ルミニウムなど)からなる環状膜144が設けられてい
て、両接合部118,142同士の間に形成された環状
接合部15により、キャップ体140とSi基板110
との間に存在する空洞部119,143が減圧雰囲気
(真空状態)に保持されている。すなわち、空洞部11
9,143が存在することにより、抵抗体111がSi
基板110と熱絶縁され、赤外線から熱への変換効率を
高く維持するように構成されている。
は、厚み約300μmのシリコン基板上に、厚み約3μ
mのGe層と、表面にフレネルレンズが形成された厚み
約1μmのSi層とをエピタキシャル成長させた構造と
なっている。キャップ体140の筒部142によって深
さ数μm以上の空洞部が形成される。なお、窓部となる
部分をエッチングなどにより薄くしてもよい。
は、ソース領域131,ドレイン領域132及びゲート
電極133を備えている。そして、ドレイン領域132
がキャップ体140の筒部142の下方に形成されてお
り、ドレイン領域132が真空状態に封止された抵抗体
111と外部の部材との間の信号をつなぐ配線として機
能するように構成されている。
が、Si基板110の下面には、抵抗素子を冷却するた
めのペルチェ素子が取り付けられている。このペルチェ
素子は、ショットキー接触部を通過するキャリアの移動
に伴う熱の吸収作用を利用した素子であり、本実施形態
においては、周知の構造を有する各種ペルチェ素子を用
いることができる。
一端は電源電圧Vddを供給する配線135に接続され、
抵抗体111の他端はスイッチングトランジスタ130
のドレイン領域132に接続されている。また、スイッ
チングトランジスタ130のゲートには、配線136を
介してオン・オフ切り替え用信号が入力され、スイッチ
ングトランジスタ130のソースは、他端に標準抵抗が
設けられた配線138を介して抵抗体111が受けた赤
外線量を検知するための検出部(図示せず)に接続さ
れ、スイッチングトランジスタ130の基板領域は、配
線137を介して接地電圧Vssを供給する接地に接続さ
れている。すなわち、赤外線量に応じて抵抗体111の
温度が変化して抵抗値が変化すると、配線138の電位
が変化することから、この電位の変化から赤外線量が検
出される。
いては、ボロメータなどからの出力を増幅するオペアン
プをも基板上に設けることがある。その場合、本実施形
態のボロメータ,スイッチングトランジスタに加えて、
オペアンプをキャップ体によって封止される領域に配置
することができる。
製造工程の一例について説明する。図5(a)〜(f)
は、本発明の第1の実施形態(図4(a),(b)参
照)に係る赤外線センサの製造工程を示す断面図であ
る。また、図6(a)〜(e)は、ボロメータ及びその
周辺領域の形成工程を示す平面図である。そして、図5
(a)は図6(c)に示すVa−Va線における断面図、図
5(b)は図6(d)に示すVb−Vb線における断面図、
図5(d)は図6(e)に示すVd−Vd線における断面図
である。
の全体構造を示す断面図である。同図に示すように、赤
外線センサは、ボロメータ等の抵抗素子やスイッチング
トランジスタを有するセル領域をアレイ状に配置してな
るセンサ領域Rsensと、各セル領域の電流や動作の制御
を行なうためのトランジスタを配置してなる周辺回路領
域Rperi(制御回路)とを備えている(図9参照)。た
だし、本実施形態においては、製造工程におけるセンサ
領域Rsensにおける構造の変化のみを説明する。製造工
程中における周辺回路領域Rperiの構造の変化について
は、本発明の特徴とは無関係であり、周知の各種CMO
S工程を利用することができる。
110上に、図6(a)に示すような多数の孔112x
を有する平板状のシリコン窒化膜112を形成する。次
に、このシリコン窒化膜112をマスクとして、Si基
板110のドライエッチングを行なって、孔112xの
直下方に底付き孔を形成した後、ウエットエッチングに
より孔を横方向及び縦方向に拡大して、図6(b)に示
すような深さ約1μmの空洞部119xを形成する。こ
のとき、図5(a)では小さな空洞部119x同士の間
に必ず壁部110xが存在しているように描かれている
が、接近した孔112x同士の下方においては、空洞部
119xが互いに結合して比較的大きな空洞部となって
いてもよい。
リシリコン膜113を形成すると、ポリシリコン膜11
3は完全に孔112xの上を覆うのではないので、図6
(c)に示すように、ポリシリコン膜113にも小さな
孔113xが形成される。
コン膜113を熱酸化するとシリコン酸化膜113aが
形成され、このシリコン酸化膜113aによって、孔1
13xがふさがれる。さらに、シリコン酸化膜113a
の上に、Ti等の導体からなる抵抗体膜を堆積した後、
これをパターニングして、図6(d)に示すようなつづ
ら折り状のパターンを有する抵抗体111を形成する。
た後、ポリシリコン膜をパターニングしてゲート電極1
33を形成する。そして、Si基板110のうちゲート
電極133の両側方に位置する領域に不純物(例えば砒
素,リンなどのn型不純物)を注入して、ソース領域1
31及びドレイン領域132を形成する。
スタ領域(図示せず)のMISトランジスタも同時に形
成する。その後、図示しないが、基板上に、センサ領域
及び周辺トランジスタ領域の既に形成されている部材を
覆う何層かの層間絶縁膜と配線層(つまり多層配線層)
を形成する。ただし、本実施形態においては、この工程
では、配線層を形成せずに、何層かの層間絶縁膜だけが
センサ領域に堆積される。
域の層間絶縁膜上に、ゲート電極133及び抵抗体11
1を含む基板の上面全体を覆うシリコン酸化膜116を
堆積する。
程で、シリコン酸化膜116のうち抵抗体111の間隙
部に位置する部分を除去する。このとき、シリコン酸化
膜116の一部は残存していて、抵抗体111を覆って
いる。その後、基板上に、窒化シリコンからなるパッシ
ベーション膜117を堆積する。このパッシベーション
膜117は、抵抗体111やスイッチングトランジスタ
130に水分,湿気などが侵入するのを防止するための
ものである。その後、パッシベーション膜117,シリ
コン酸化膜113及びシリコン窒化膜112のうち,抵
抗体111の間隙部に位置する部分を除去する。これに
より、抵抗素子(ボロメータ)120の形成が終了す
る。このとき、空洞部119x同士の間に存在する壁部
110xも除去され、広い空洞部119が形成される。
そして、このエッチングにより形成された孔Hetによ
り、空洞部119は外部空間と連通する。また、抵抗体
111は、シリコン酸化膜113,シリコン酸化膜11
6及びパッシベーション膜117によって包まれた状態
となる。
おいても、このパッシベーション膜117を多層配線の
最上層を覆うように形成しておくことができる。このパ
ッシベーション膜は、LSIの製造工程においては、極
めて一般的に形成されるものである。本実施形態におい
ては、センサ領域のパッシベーション膜117を周辺ト
ランジスタ領域を覆うパッシベーション膜と共通の窒化
膜により共通の工程で形成することができる。
ーション膜117のうち抵抗体111の周囲の領域上
に、抵抗体111及びスイッチングトランジスタ130
を環状に囲む厚み約600nmの金属(アルミニウム
(Al))からなる環状膜118を形成する。このと
き、環状膜118の一部はスイッチングトランジスタ1
30のソース領域131の上方に位置している。
が、図3(a),(b)に示すような配線51a〜51
eを形成する。すなわち、パッシベーション膜117及
びシリコン酸化膜116を貫通して不純物拡散層(ソー
ス・ドレイン領域を含む)やボロメータの抵抗体111
に到達するコンタクトホールを形成した後、コンタクト
ホールを埋めてパッシベーション膜上に延びる配線を形
成するのである。
基板の上に、1.4μm以上の波長領域の赤外線を通過
させる窓となる基板部141と、凹部を囲む筒部142
と、筒部142の先端上に設けられたAlからなる環状
膜144とを有するキャップ体140を準備する。そし
て、キャップ体140上の環状膜144と、Si基板1
10上の環状膜118とを位置合わせして、両者を互い
に結合させて環状接合部15を形成する。このとき、セ
ル領域全体は、図3(a),(b)に示されるとほぼ同
じ平面形状及び回路構造を有している。
のスパッタリングにより形成されたAl膜をパターニン
グすることにより形成される。そして、環状膜118,
144にFAB(First Atom Beam )処理,つまりAr
原子を照射する処理を施して、Alの表面にダングリン
グボンドを露出させてから、両者を圧着により接合す
る。この接合工程の詳細については、後述する。
呼ばれる抵抗体を利用した赤外線センサの製造工程につ
いて説明したが、本発明に利用しうるボロメータの形成
方法は、この製造工程に限定されるものではない。ま
た、他のタイプの赤外線センサを利用することもでき
る。その場合には全く異なる製造工程を行なうことにな
るが、いずれにしても、本発明の特徴はボロメータその
ものの構造ではないので、本発明を他のタイプの赤外線
センサや、圧力センサ,加速度センサに適用する場合の
製造工程の説明は省略する。
により、以下のような2つの効果が得られる。
工程で、空洞部119x同士の間に存在する壁部110
xも除去され、広い空洞部119を形成しているので、
空洞部119内には、上方の抵抗素子120と下方の基
板領域とを接続する柱や壁が存在しなくなるので、抵抗
素子120の熱放散をできるだけ少なくすることがで
き、赤外線センサの検出感度や検出精度の向上を図るこ
とができる。
下方に形成された空洞部119がキャップ141内の空
間と連通しているので、空洞部119の雰囲気はキャッ
プ141内の雰囲気と同じ真空度を有している。すなわ
ち、空洞部119が孤立している場合には、空洞部11
9が図5(b)に示す酸化工程での雰囲気の状態で封入
されるので、空洞部119をあまり高い真空度に維持す
ることができない。それに対し、本実施形態では、空洞
部119の真空度がキャップ体140内の真空度,つま
り,キャップ体140の環状接合部15を形成するとき
の真空度(例えば、10−2Pa〜10−4Pa程度の
真空度)になる。したがって、赤外線センサの熱放射を
抑制することができ、赤外線センサの検出感度や検出精
度の向上を図ることができる。
を除去せずに、部分的に壁部や柱を残すようにしてもよ
い。その場合にも、環状接合部15を金属結合や水素結
合を利用して形成することによる効果や、各セル領域個
別にキャップ体を設けることの効果は発揮することがで
きる。
体140内の空間とが互いに連通していなくてもよい。
その場合にも、環状接合部15を金属結合や水素結合を
利用して形成することによる効果や、各セル領域個別に
キャップ体を設けることの効果は発揮することができ
る。
いられるキャップ体の形成方法を示す断面図である。
ウェハの上にGe層とSi層とを順次エピタキシャル成
長させてなるキャップ用ウェハ150を準備する。シリ
コンウェハの上に厚み約3μmのGe層をエピタキシャ
ル成長させるには、上述のように、シリコンウェハの上
にSi1−x Gex 層をGe成分比xが0から1まで
変化するようにエピタキシャル成長させた後、Ge層を
所定の厚みだけエピタキシャル成長させる。また、その
後、Ge層の上にSi1−x Gex 層をGe成分比x
が1から0まで変化するようにエピタキシャル成長させ
た後、厚み約1μmのSi層をエピタキシャル成長させ
る。そして、Si層の表面に各赤外線センサに赤外線を
集光させるための凸レンズとなるフレネルレンズを形成
する。
ルレンズが形成された面を下方にした状態で、図7
(a)に示すように、キャップ用ウェハ150のGe層
及びSi層とは対向する面上に、蒸着法,スパッタリン
グ法などにより、厚さ約600nmのAl膜151を形
成する。
51上にレジストパターン(図示せず)を形成し、レジ
ストパターンをマスクとして、Al膜151をエッチン
グし、環状膜144を形成する。
44をマスク(ハードマスク)として、あるいはレジス
トパターンを残したままでドライエッチング(RIE)
を行なって、キャップ用ウェハ150に、各赤外線セン
サの空洞となる凹部を囲む筒部142を形成する。この
とき、キャップ用ウェハ150は、シリコンウェハの残
部,Ge層,Si層及びフレネルレンズなどを有する基
板部141と、筒部142とにより構成され、筒部14
2の高さつまり凹部の深さは、数μm以上である。
クSi基板に代えて、酸化絶縁層(例えばいわゆるBO
X層)を有するSOI基板を用いることもできる。その
場合、絶縁層とSi基板とのエッチング選択比が高い条
件でSi基板をエッチングすることができるので、絶縁
層の部分で凹部の形成を確実に停止させることが可能に
なる。
用ウェハ150の基板部141を上に向けた状態で、I
CP−RIEを用いたドライエッチングにより、キャッ
プ用ウェハ150の基板部141に、基板部141を分
離して各赤外線センサのキャップ体を個別に形成するた
めの切り込み部152を形成する。そして、図5(f)
や図3(a)に示すような構造を有する本体基板100
を準備し、本体基板100の上に図5(f)や図3
(a)に示す形状を有する,Alからなる環状膜118
を形成する。
5(a)〜(e)に示す工程を経て赤外線センサが形成
された本体ウェハ100の上に、キャップ用ウェハ15
0を載置して、環状膜118,144同士を結合させる
ことにより、図5(f)に示すような環状接合部15を
形成するための圧着による接合工程を行なう。
用ウェハ150の切り込み部152でキャップ用ウェハ
を各赤外線センサごとに割るとともに、本体ウェハ10
0を各赤外線センサごとにダイシングによって切り出す
ことにより、Si基板110とキャップ体140からな
るディスクリート型赤外線センサ(図5(f)参照)が
得られる。
面図である。同図に示すように、チャンバー160に
は、圧着用の圧力を印加するための支持部材161と、
チャンバー160内を真空に保持するための広帯域ロー
タリーポンプ162と、Arを照射するための照射装置
163,164とが取り付けられている。そして、本体
ウェハ100を上方に、キャップ用ウェハ150を下方
に配置した状態で、照射装置163,164から各環状
膜118,144(図7(d)参照)にそれぞれAr原
子ビームを照射する。この処理により、環状膜118,
144を構成するAl表面の汚染物質や酸化膜が除去さ
れる。その後、チャンバー160内の真空度を10−4
Paレベルに保持した状態で、常温(例えば30℃程
度)で、0.5MPa〜20MPaの圧力を両環状膜1
18,144間に印加することにより、各環状膜11
8,144を互いに接合する。
144を約150℃に加熱することにより、表面に吸着
しているArの追い出しを行なってもよい。
や、他の中性原子を照射しても、Alなどの金属の表面
にダングリングボンドを露出させることができるので、
本実施形態と同様の効果を得ることができる。
属(合金を含む)を用いることができるが、特に、融点
の低いIn,Cu,Au,Ag,Al−Cu合金など
は、常温又は常温に近い低温での接合が可能である。こ
れらの金属は同種同士の金属を用いてもよいし、互いに
異なる種類の金属同士を用いてもよい。
形成しておき、加圧すると、In膜の表面がつぶれてI
n膜の表面部に存在する自然酸化膜がつぶれて、In同
士の金属結合が行なわれる。このような圧着を用いるこ
ともできる。
音波接合を用いる方法や、常温で組成変形を与えて接合
する方法などがあり、いずれを用いてもよい。さらに、
Si同士の間,Si−酸化膜間,酸化膜同士の間などに
おける水素結合を利用した接合も可能である。
真空度で接合させることにより、内部空間の真空度を高
くして赤外線センサ等の機能をある程度高く維持しつ
つ、高真空状態を保持するための困難性を回避すること
ができるので、実用的かつ量産に適した接合を行なうこ
とができる。
のごとく、多くのセンサ,放射素子などの素子を含むセ
ルアレイ全体を真空状態に保持するものではなく、多数
の赤外線センサが形成されたウェハを用いつつ、各赤外
センサを個別に真空状態に封止することができるので、
ディスクリート型素子にも容易に適用することができ
る。
プロセス,特に、CMOS用プロセスをそのまま利用す
ることができるので、実用に適した製造方法である。
合によって形成するのではなく、封止部をアルミニウム
などの軟質金属同士の接合を利用して形成するので、赤
外線センサなどの素子の小型化にも適用が容易となる。
ェハに多数のディスクリート型赤外線センサを形成する
場合にも、各赤外線センサ個別にキャップ体を接合する
ことができる。特に、図7(d)に示すように、基板部
141に切り込み部152を形成することにより、各セ
ルごとに接合部に加わる応力を均一化することができる
ので、接合時に局部的に大きな応力が作用せず、接続部
の信頼性の向上を図ることができる。
ンサの構成を説明するための電気回路図である。本実施
形態の赤外線エリアセンサの具体的な構造は、図13に
示すとおりである。
ータ201とスイッチングトランジスタ202とを有す
る多数のセルA1〜E5が行列状に配置されたセルアレ
イが設けられている。1つのセルの大きさは、例えば4
0μm〜50μm程度であるが、検知する赤外線のほぼ
波長の2倍に当たる20μm以上であればよい。各セル
のスイッチングトランジスタ202のゲート電極は、縦
方向走査回路209(V−SCAN)から延びる選択線
SEL-1〜SEL-5に接続されている。各セルのボロメータ
201の一端は電源供給ライン205に接続され、スイ
ッチングトランジスタ202のソースは、接地から基準
抵抗Ra〜Reを介して延びるデータライン204a〜
204eに接続されている。また、データライン204
a〜204eは、それぞれスイッチングトランジスタS
Wa〜SWeを経て出力アンプ206に接続されてい
る。各スイッチングトランジスタSWa〜SWeのゲー
ト電極には、横方向走査回路208(H−SCAN)か
ら延びる信号線207a〜207eが接続されている。
サの制御方法を示すタイミングチャートである。縦方向
走査回路(V−SCAN)の制御により、選択線SEL-1
が駆動されると、各セルA1〜E1のスイッチングトラ
ンジスタ202がオンになり、ボロメータ201に基準
抵抗Ra〜Reを経た電圧がそれぞれ供給される。一
方、横方向走査回路(H−SCAN)により、スイッチ
ングトランジスタSWa〜SWeが順次駆動されて、各
セルA1〜E1のデータDa1〜De1が出力アンプ206
から出力される。次に、縦方向走査回路(V−SCA
N)の制御により、選択線SEL-2が駆動されると、横方
向走査回路(H−SCAN)の制御により、スイッチン
グトランジスタSWa〜SWeが順次駆動されて、各セ
ルA2〜E2のデータDa2〜De2が出力アンプ206か
ら出力される。同様に、縦方向走査回路(V−SCA
N),横方向走査回路(H−SCAN)の制御によっ
て、各セルA3〜E3のデータDa3〜De3、各セルA4
〜E4のデータDa4〜De4、各セルA5〜E5のデータ
Da5〜De5が出力アンプ206から順次出力される。
いるセルにおける赤外線の入力レベルが集計されて、検
出対象に関する2次元の情報が得られる。
ルアレイを有する赤外線エリアセンサの製造工程を示す
斜視図である。
記第1の実施形態における図7(a)〜(e)に示す工
程と同じ処理を行なう。
ャップ用ウェハ150を切り込み部152で割ることに
より、セルアレイの各セルごとにキャップ体140を搭
載した赤外線エリアセンサが得られる。
のための圧着力が加わった時点で自然に行なわれるよう
に切り込み部152における残存部の厚みを設定しても
よいし、圧着による接合が終了してから分割のための押
圧力を切り込み部152に別途加えることにより、行な
ってもよい。
図7(a)〜(f)に示す赤外線エリアセンサの構造と
基本的に類似しているので、同じ符号を付しているが、
ディスクリート型デバイス中のセルと集積型デバイス中
のセルとは、一般には大幅に大きさが異なる。
数百μm以下の真空ドームを有する電子デバイスは、従
来の技術ではまだ実現することができなかったが、本実
施形態によると、かかる電子デバイスの形成が可能にな
った。この場合、キャップ体の筒部の壁厚は数十μm以
下であり、天井部の厚みは数百μm以下である。特に、
寸法が径(又は1辺)数十μm以下で深さ数μm以下の
真空ドームを「μ真空ドーム」と呼ぶことができる。ま
た、このような真空ドームを形成するための技術は、サ
ブミクロンの厚みを有する環状膜同士の接合を必要とす
るので、「ナノ接合μ真空ドーム」と称することができ
る。
ンサの場合、本体ウェハ100には、ボロメータ、各セ
ル同士を接続する配線、電気回路などが設けられている
が、図11(a)〜(f)においてはそれらの図示が省
略されている。さらに、セルアレイを有する赤外線エリ
アセンサは、一般的には1つのウェハ上に複数個形成さ
れるので、図11(f)に示す工程の後に、本体ウェハ
100を各チップに分割するためのダイシングなどが行
なわれる。
ることができる。
含む大面積の領域を1つのキャップ体で覆うものでは、
接合のための圧着時に接合部に局所的に大きな圧着力が
加わることがあり、接合部の破壊や基板の割れを生じる
おそれがある。それに対し、本実施形態のように、各セ
ル個別にキャップ体を接合する場合には、図11に示す
ごとく、キャップ用ウェハ150に切り込み部152を
設けることにより、圧着による接合の際に各接合部に加
わる応力を均一化することができる。その際、接合の圧
着力によって切り込み部で自然にキャップ用ウェハが分
割されるようにしてもよい。すなわち、局所的に過大な
応力が生じるのを防止することができるので、接合時,
その後の工程あるいは実使用時における信頼性の向上を
図ることができる。
ルアレイ全体を1つのキャップ体により封入する場合に
は、接合部の一部に接合不良が生じた場合にはセルアレ
イ全体が不良になり、救済を施すことがほとんど不可能
になる。それに対し、本実施形態によると、センサ等の
素子を配置した多数のセルをアレイ状に設けた電子デバ
イスにおいて、各セルごとに真空封止用のキャップ体を
装着する構造としたので、一部のセルの接合部が接合不
良により正常な真空状態に維持されないときにも、その
セルに隣接するセルの情報を利用するなどの手段を講ず
ることにより不良救済を図ることができる。
含む大面積の領域を1つのキャップ体で覆う構造のもの
では、セルアレイの面積が特に大きい場合や、キャップ
体の窓部の厚みが薄い場合には、外部の大気とキャップ
内の減圧雰囲気との圧力差によって窓部にたわみが生じ
て、窓部の割れや窓部とセルとの接触が生じるおそれが
ある。それに対し、本実施形態においては、セルごとに
小面積のキャップ体が設けられているので、このような
不具合は生じない。そのため、窓部の厚みを薄くして赤
外線の検知感度を上げたり、デバイスの小型化を図るこ
とができる。
造を有する微小真空トランジスタの例を示す断面図であ
る。本実施形態の微小真空トランジスタは、サファイア
基板201と、サファイア基板201の上に設けられた
電子供給層として機能するn−GaN層202と、n−
GaN層202の上に設けられ、組成がほぼ連続的に変
化する組成傾斜層からなる電子移動層として機能するA
lxGa1−xN層203と、AlxGa1−xN層2
03の上に設けられ、表面層として機能するAlN層2
04と、n−GaN層202の上に設けられた下部電極
205と、AlN層204の上に設けられ、AlN層2
04とショットキー接触する表面電極206と、AlN
層204の上に形成され、開口部を有する第1の絶縁膜
207とが設けられている。そして、第1の絶縁膜20
7の開口部の底面に露出するAlN層204の表面から
第1の絶縁膜207の開口部の側面を経て、第1の絶縁
膜207の上面に至る領域に、表面電極206の薄膜部
206aが形成されている。表面電極206の薄膜部2
06aは厚みが5〜10nm程度の薄い金属(Cuな
ど)からなり、薄膜部206aのうち開口部内でAlN
層204のショットキー接触する部分が電子放出部とな
っている。そして、表面電極206の厚膜部206b
は、第1の絶縁膜207の上の設けられた厚みが100
nm以上の金属からなり、厚膜部206bは薄膜部20
6aに接続されて配線の接続用パット部として機能す
る。
ドーム210を囲む円筒部を有するキャップ体208が
設けられ、キャップ体208の天井部の内面上には、電
子収集用の上部電極209aが設けられ、キャップ体2
08の天井部の外面上には外部電極209bが設けられ
ていて、上部電極209aと外部電極209bとはキャ
ップ体210の天井部を貫通するスルーホールを介して
互いに接続されている。また、表面電極206を覆う窒
化シリコンからなるパッシベーション膜211と、パッ
シベーション膜211の上に形成されたAlからなる環
状膜212と、キャップ体208の円筒部の先端に形成
された環状膜213が設けられていて、各環状膜21
2,213は互いに圧着により接合されて環状接合部1
5が形成されている。そして、真空ドーム210は、内
径が約10μmで、圧力が10−4Pa程度の減圧状態
となっている。
部においてはGaに対するAl含有比がほぼ0であり
(x=0)、逆に上端部においてはAl含有比がほぼ1
である傾斜組成を有している。
と下部電極205の間に印加された信号に対応して放出
される電子を、減圧された電子走行室210で加速し
て、上部電極209で受けるものであり、電子走行領域
を真空としているため、絶縁性が高く、内部損失が小さ
く、温度依存性も小さい増幅素子又はスイッチング素子
として機能する。
体を設ける構造について説明したが、本発明は、かかる
実施形態に限定されるものではない。
赤外線センサの全体構造を示す断面図である。同図に示
すように、本実施形態においては、キャップ体が1つの
セル単位で各セル領域を覆うのではなく、センサ領域R
sensの複数のセル領域を覆っている。そして、環状接合
部は、複数のセル領域を囲んでいる。キャップ体の材質
や、環状接合部を構成する材料及び形成方法は、上記第
1の実施形態と同様である。
例に係る赤外線センサの全体構造を示す断面図である。
同図に示すように、本実施形態においては、各セル領域
を個別に覆うのではなく、センサ領域Rsensのすべての
セル領域を覆っている。そして、環状接合部は、センサ
領域Rsens全体を囲んでいる。キャップ体の材質や、環
状接合部を構成する材料及び形成方法は、上記第1の実
施形態と同様である。
接合部が、従来のはんだを利用したものとは異なり、金
属結合又は水素結合を利用した接合、あるいは常温接合
により形成されているので、抵抗素子が封入される空間
の真空度を高く維持することができ、キャップ体内に封
入される各種センサの検出感度のいっそうの向上や検出
精度の向上を図ることができる。
素子がボロメータや真空トランジスタである場合につい
て説明したが、本発明は係る実施形態に限定されるもの
ではない。例えば、ボロメータ以外のPN接合ダイオー
ドなどの熱電変換素子や、波長40μm〜50μmのテ
ラ波を検出又は放出する素子など、減圧雰囲気又は不活
性ガス雰囲気を必要とする素子全般に適用することがで
きる。
プ体のみに空洞部となる凹部とこれを囲む閉ループ状の
筒部を設けたが、本発明は係る実施形態に限定されるも
のではなく、キャップ体及び本体基板の双方に、空洞部
となる凹部とこれを囲む閉ループ状の筒部とがあっても
よい。また、本体基板のみに、空洞部となる凹部とこれ
を囲む閉ループ状の筒部とがあってもよく、その場合に
は、キャップ体が平板状であってもよい。
円筒状でも、四角筒状などの多角筒状等であってもよ
い。ただし、空洞部を減圧雰囲気に維持するためには、
閉ループの環状の構造を有していることを要する。
られていて筒部が存在していないものを利用することも
可能である。その場合には、キャップ用基板が、平板状
であってもよいし、凹部を有するものであってもよい。
が設けられていて筒部が存在していないものを利用する
ことも可能である。その場合には、本体基板が、平板状
であってもよいし、凹部を有するものであってもよい。
プ体によって封止される空洞部が真空ドームである場合
を想定している。その場合、空洞部内の圧力は、製造工
程中の圧着による環状膜の接合の容易性を考慮すると、
10−2Pa〜10−4Pa程度が好ましいが、10−
4Pa以下で10−7Paに達する真空雰囲気下におけ
る接合も可能である。
用が可能である。圧力が133Pa以下の減圧雰囲気
で、ある特定のガス(例えばヘリウムガス,アルゴンガ
ス,ネオンガス,キセノンガス,クリプトンガス,水素
ガス,酸素ガス,窒素ガスなど)が含まれた特定雰囲気
にあるものについても、圧着による接合を利用した封止
が可能である限り、適用が可能である。
発明のキャップ体は、半導体以外の材料によって構成さ
れていてもよい。例えば、酸化膜,窒化膜などの透明性
材料によりキャップ体を構成することにより、可視光を
発光する発光素子を減圧雰囲気などに封入したデバイス
を得ることができる。その構成を採る場合、Si基板上
に透明性絶縁膜などを堆積した後、透明性絶縁膜にSi
基板までは到達しない凹部を囲む筒部(外側面はSi基
板まで達していてもよい)を形成しておき、上記各実施
形態において説明した接合方法によって、本体基板上の
セルごとにキャップ体を封着し、さらに、Si基板のみ
をドライエッチングなどによって除去する手順により、
各セルの上に透明性キャップ体を搭載することができ
る。
が配置された少なくとも1つのセル領域を減圧雰囲気又
は不活性ガス雰囲気に保持するためのキャップ体を設け
たので、既存の電子デバイスの製造プロセスを利用しつ
つ、ディスクリート型,集積型いずれの構造にも適した
信頼性の高い電子デバイス及びその製造方法の提供を図
ることができる。
本構造例を概略的に示す断面図である。
空保持のための接合部の構造例を概略的に示す断面図で
ある。
子デバイスに適した電気的接続構造の例を示す平面図及
び断面図である。
係る赤外線センサの断面図及び電気回路図である。
係る赤外線センサの製造工程を示す断面図である。
域の形成工程を示す平面図である。
ンサに用いられるキャップ体の形成方法を示す断面図で
ある。
面図である。
ンサの構成を説明するための電気回路図である。
方法を示すタイミングチャートである。
レイを有する赤外線エリアセンサの製造工程を示す斜視
図である。
造を有する微小真空トランジスタの例を示す断面図であ
る。
線センサの全体構造を示す断面図である。
の全体構造を示す断面図である。
線センサの全体構造を示す断面図である。
Claims (7)
- 【請求項1】 少なくとも1つの素子が配置された複数
のセル領域を有する本体基板と、 上記本体基板上に載置されたキャップ体と、 上記複数のセル領域のうち少なくとも1つのセル領域の
上記素子が配置された部位に設けられ、上記本体基板と
上記キャップ体とに囲まれて減圧雰囲気又は不活性ガス
雰囲気に維持された空洞部と、 上記本体基板と上記キャップ体との間に設けられ、上記
空洞部を外部空間から遮断するための環状接合部とを備
えている電子デバイスであって、 上記電子デバイスは、熱電変換素子と、上記熱電変換素
子を支持するための支持部材と、上記支持部材の下方に
形成された第2の空洞部とを有する赤外線検出用センサ
であることを特徴とする 電子デバイス。 - 【請求項2】 請求項1に記載の電子デバイスにおい
て、 上記第2の空洞部内は、上記支持部材から延びる柱又は
壁が設けられていないことを特徴とする電子デバイス。 - 【請求項3】 請求項1又は2に記載の電子デバイスに
おいて、 上記第2の空洞部は、上記空洞部に連通されていること
を特徴とする電子デバイス。 - 【請求項4】 請求項1に記載の電子デバイスにおい
て、上記本体基板の上に形成され、上記素子を囲む第1の環
状膜と、 上記キャップ体の上に形成された第2の環状膜とをさら
に備え、 上記環状接合部は、上記第1及び第2の環状膜との間に
形成されており、 上記第1,第2の環状膜の材料は、Al,In,Cu,
Au,Ag,Ti,W,Co,Ta,Al−Cu合金,
酸化膜のうち少なくともいずれか1つから選ばれる材料
であり、 上記第1,第2の環状膜の材料は、互いに同一の材料で
あることを特徴とする電子デバイス。 - 【請求項5】 請求項1に記載の電子デバイスにおい
て、 上記キャップ体は、Si基板と、該Si基板の上に設け
られた1.1eVよりも小さいバンドギャップを有する
半導体層とを有することを特徴とする電子デバイス。 - 【請求項6】 請求項1又は5に記載の電子デバイスに
おいて、 上記キャップ体の最上層は、フレネルレンズとなる回折
パターンが形成されたSi層により構成されていること
を特徴とする電子デバイス。 - 【請求項7】 少なくとも1つの素子が配置された複数
のセル領域を有する本体基板と、 上記本体基板上に載置されたキャップ体と、 上記複数のセル領域のうち少なくとも1つのセル領域の
上記素子が配置された部位に設けられ、上記本体基板と
上記キャップ体とに囲まれて減圧雰囲気又は不活性ガス
雰囲気に維持された第1の空洞部と、 上記本体基板と上記キャップ体との間に設けられ、上記
第1の空洞部を外部空間から遮断するための環状接合部
とを備え、 上記素子を支持するための支持部材と、上記支持部材の
下方に形成された第2の空洞部とを有し、 上記第2の空洞部は、上記第1の空洞部に連通されてい
ることを特徴とする電子デバイス。
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