JP3518831B2 - 画像形成装置における電力制御装置 - Google Patents
画像形成装置における電力制御装置Info
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Description
ミリ、プリンタなどの画像形成装置における電力制御装
置に関する。
置においては、帯電チャージャや転写・分離チャージャ
用の高圧電源、露光ランプ用電源、定着ヒータ用電源、
搬送駆動系のモータ用電源など消費電力が大きい電源が
多く使用される。そこで従来より、以下の節電モードが
提案され、かつ実際に使用されている。 (1)一定時間、機械が使用されない場合は余熱モード
になる(自動的に操作部の表示を消すと共に、定着器の
温度を下げる)。この場合は制御部の電源を切ることは
実施していない。 (2)人体検知センサを備え、コピー終了後、一定時
間、機械の前に人がいない場合は余熱モードになる。 (3)制御部に時計機能を備え、使用しないとき(例え
ば、PM6:00〜翌日のAM9:00)は制御部以外
のパワーをオフし、節電する(ウイークリィータイマ機
能)。 (4)省エネ用の制御部とメイン制御用の制御部を備
え、電源は共通にし、省エネモード時はメイン制御部へ
の電源供給を開放する。 (5)消費電力の少ない別電源と、省エネ用の制御部を
備えている。
を有する電力制御装置のブロック図である。AC入力部
1からAC入力するためのメインスイッチ2の後段側
に、電源3、制御部4、電力制御部5を備え、制御部4
がリレー6を制御し、リレー6の接点6aをオン、オフ
するようになっている。リレー6の接点6aは、メイン
スイッチ2と電力制御部5との間に設けてあり、制御部
4によりリレー6を制御し、リレー6の接点6aをオフ
することで、電力制御部5をオフし、制御部4以外のパ
ワーをオフして節電する。
技術のうち、(1),(2)に示すものは、余熱モード
に移行するようになっており、余熱モードと言えども、
制御部、定着部において電力消費しているので、大きな
節電にはならない。また、(3)に示すものは、電力制
御部のリレーをオフして節電しているが、制御部には電
源が常に供給されているため、制御部に電力が消費され
る。さらに、(4),(5)に示すものは、回路も複雑
になり、コストも高くなる。
るためになされたものであり、簡単な回路構成により電
力消費を最小にし、かつ節電動作が可能な、画像形成装
置における電力制御装置を提供することを目的とするも
のである。
に、請求項1記載の発明は、AC入力部とDC電源の間
に備えられた第1の開閉手段と、前記第1の開閉手段の
出力側に直接接続された第1のDC電源と、前記第1の
開閉手段の出力側に接続された第2の開閉手段と、前記
第2の開閉手段の出力側に接続された第2のDC電源
と、前記第1のDC電源に接続されてなるスイッチ手段
と、前記第2のDC電源に接続されてなる制御手段とを
備え、前記スイッチ手段をオンすると、前記第2の開閉
手段がオンし、前記第2のDC電源に電力が供給され、
前記スイッチ手段をオフすると、所定時間経過後に前記
制御手段が前記第2の開閉手段をオフし、前記第2のD
C電源をオフすることを特徴とする。
の発明において、第1のDC電源は、ゼロクロス信号を
発生する電源であることを特徴とする。
の発明において、第1のDC電源と、前記第2の開閉手
段をオン、オフさせる前記制御手段は、節電状態を節電
状態表示部に表示する制御を行うことを特徴とする。
図面を参照しながら説明する。図1は本発明の一実施の
形態を示す画像形成装置における電力制御装置の回路図
である。AC入力部11は、ブレーカ12を通してノイ
ズフィルタ13に接続されている。ノイズフィルタ13
の出力が第1の開閉手段(メインスイッチ)14に接続
され、その出力は直接、第1のDC電源15のトランス
16に接続される。第1の開閉手段14がオンされた状
態の場合は、常に、第1のDC電源15には電力が供給
されることになる。
手段17に接続されている。第2の開閉手段17の出力
は、第2のDC電源18と、定着ヒータ、光学系のラン
プ、モータ等の電力制御回路19に接続される。第2の
開閉手段17がオフ(開放)された状態の場合は、第1
のDC電源15と、第1のDC電源15に接続された回
路(ゼロクロス信号発生回路)20で消費される電力が
節電モード時の電力になる。
0Vは、第1のDC電源15とトランス16により数V
に変換され、全波整流回路21によりDC化される。D
C化された信号は、ヒステリシス付き反転コンパレータ
22の反転入力端子に入力される。非反転入力の端子電
圧(抵抗R1とR2により分圧された電圧)と反転入力
端子の電圧が比較され、コンパレータ22の出力は決ま
る。
があるので、一番電圧の低い部分(ゼロクロスの部分)
が反転されて、信号として出力される。この信号は、さ
らにコンパレータ23の非反転入力に接続され、電圧変
換され、制御手段24に供給される。
イオードD1を通して、平滑用コンデンサC1に供給さ
れる。この電源により、節電状態表示部(LED)25
及び第2の開閉手段17は制御される。節電状態表示部
25を構成するLEDには、抵抗Rを通して電流が流
れ、LEDは点灯する。第2の開閉手段17をオンさせ
るスイッチ手段26は、第1のDC電源15に接続され
ており、このスイッチ手段26がオンされると、抵抗R
を通してトランジスタTr1にベース電流が流れ、トラ
ンジスタTr1はオンする。
ードリレー27がオンし、第2の開閉手段17がオンす
る。第2の開閉手段17がオンすると、第2のDC電源
18、電力制御回路19に電力が供給される。第2のD
C電源18が立ち上がり、制御手段24に電源が供給さ
れ、制御手段24のCPU28が動作を開始する。CP
U28はポート0にハイ信号を出力する。
流が流れるが、このとき、Tr1は既にオンしている。
しかし、スイッチ手段26がオフ後も、CPU28のポ
ート0からのハイ信号でTr1はオンされ続ける。また
CPU28からポート0にハイ信号が出力されると、ト
ランジスタTr2がオンし、LED25には電流が流れ
なくなり、LED25は消灯する。これにより、節電モ
ードは解除されたことになる。
タ23から出力されるゼロクロス信号は、CPU28の
割り込み端子INTに接続され、定着ヒータのオン、オ
フ制御に使用される。
28及び電力制御回路19により一連のコピー動作制御
され、コピー終了後の一定時間後に節電モードにする場
合、CPU28はポート0をローにする。ポート0がロ
ーになると、LED25のカソードにはハイ信号がなく
なるので、LED25は点灯する。またポート0がロー
になると、トランジスタTr1のベース電流も流れなく
なるので、Tr1はオフする。Tr1がオフすると、第
2の開閉手段17もオフされ、第2のDC電源18には
電力が供給されなくなり、節電モードになる。
外部に知らせることができる。即ち、LED25が点灯
している場合は節電モードであり、消えている場合は使
用状態にある。節電モード解除はスイッチ手段26をオ
ンすることにより行われる。具体的には、スイッチ手段
26がオンすると、リレー27がオンし、第2の開閉手
段17がオンする。すると、第2のDC電源18が立ち
上がり、CPU28に電源が供給され、節電モードが解
除される。
ャートである。(1)は第1の開閉手段14のオンタイ
ミング、(2)は手動によるスイッチ手段26のオン、
オフタイミング、(3)はトランジスタTr1のオン、
オフタイミング、(4)は第2のDC電源18のオン、
オフタイミング、(5)はCPU28のポート0のオ
ン、オフ(ハイレベル、ローレベル)タイミングをそれ
ぞれ示す。図1の説明と重複するが、各タイミングを以
下説明する。
ッチ手段26をオンすると、トランジスタTr1がオン
し、節電モードリレー27に通電されるので、第2の開
閉手段17が閉じ、第2のDC電源18がオンする。こ
の時点でトランジスタTr1のポート0からハイレベル
信号が出力され、スイッチ手段26のオフ後は、このト
ランジスタTr1の出力により第2のDC電源18はオ
ンし続ける。そして、コピー動作終了後、CPU28の
内部タイマが所定時間カウント後、CPU28のポート
0がローレベルになると、トランジスタTr1がオフ
し、節電モードリレー27に電流が流れなくなるので、
第2の開閉手段17もオフする。この結果、第2のDC
電源18がオフし、この時点で節電モードとなる。
1と第1のDC電源15の間に備えられた第1の開閉手
段14を手動によりオンし、次にスイッチ手段26を手
動によりオンすると、機械に電力が供給される。節電モ
ード時は、第2の開閉手段17をオン、オフさせる制御
手段24により第2の開閉手段17を開放し、制御手段
24が自ら供給されている第2のDC電源18を開放
し、最小の電力使用状態、即ち、第1のDC電源15の
消費電力だけにする。再び使用するときは、第1のスイ
ッチ手段14を手動によりオンする。
る電力節電モードは、例えば、機械が使用されなくなっ
たら15分後に100W以下にし、節電力モードはさら
に45分過ぎたら10W以下になるようにしている。
した実際の電力制御モードを以下に説明する。図3は電
力制御モードの一実施の形態を示すフローチャート、図
4は電力状態を時系列に示す説明図である。図3におい
て、まず第1の開閉手段14及びスイッチ手段26を手
動でオンする(パワーオン)。すると、第2の開閉手段
17もオンするので、第1のDC電源15、第2のDC
電源18は共にオンし、制御手段24がバックアップさ
れる。
ライズされる(S1)。CPU28のポート0がハイレ
ベルになり、トランジスタTr1はスイッチ手段26が
オフになってもオンされており、節電状態を表示するL
ED25のカソードがハイレベルになり、LED25は
消灯する(S2)。
(S3)。コピースイッチがオンされると(S4で
Y)、コピー動作を実行する(S5)。コピーが終了す
ると(S6でY)、次のコピースイッチがオンかどうか
判断し、オンでなければ(S7でN)、コピー終了後の
待機モードになり、タイマ1をカウントする(S8)。
なお、この待機モード時も、定着制御、異常検知等の待
機モード動作は行う。
分経過したら(S9でY)、余熱モード(ローパワーモ
ード)になり、操作表示部はオフとし、定着の温度は下
げられる(S10)。このとき、図4に示すように、電
力は100Wに設定される。
れるか(S11でY)、あるいはタイマ2のカウント値
が所定値である45分(15分経過後の45分)になる
まで(S12、S13でN)継続される。タイマ2のカ
ウント値が45分経過したら(S13でY)、CPU2
8のポート0をローレベルとし、トランジスタをオフす
ることで、前述のごとく第2のDC電源18をオフして
節電モードに移行する(S14)。このとき、LED2
5のカーソドがローレベルになり、点灯することで、節
電モードになったことをオペレータに知らせることがで
きる。
10Wに設定される。図4においてT1は手動により第
1の開閉手段14とスイッチ手段26をオンする、即ち
節電モードを解除するタイミングを示す。またT2は制
御手段24により節電モードになるタイミングを示す。
ないDC電源と、専用に備えた制御回路でない、通常画
像形成装置に備わっている制御回路により、電力供給動
作を行うスイッチを制御することにより、節電用の複雑
な回路を使用しないで、節電時の消費電力を最小にする
ことができる。
ない、他の目的で使用するDC電源を共通使用すること
で、簡単な回路構成で、低コストの節電用電源を供給す
ることができる。
定、解除の状態をオペレータに知らせることができるの
で、使い勝手に優れたものとなる。
ける電力制御装置の回路図である。
る。
ャートである。
置のブロック図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 AC入力部とDC電源の間に備えられた
第1の開閉手段と、前記第1の開閉手段の出力側に直接
接続された第1のDC電源と、前記第1の開閉手段の出
力側に接続された第2の開閉手段と、前記第2の開閉手
段の出力側に接続された第2のDC電源と、 前記第1のDC電源に接続されてなるスイッチ手段と、 前記第2のDC電源に接続されてなる制御手段とを備
え、 前記スイッチ手段をオンすると、前記第2の開閉手段が
オンし、前記第2のDC電源に電力が供給され、前記スイッチ手段をオフすると、所定時間経過後に前記
制御手段が 前記第2の開閉手段をオフし、前記第2のD
C電源をオフすることを特徴とする画像形成装置におけ
る電力制御装置。 - 【請求項2】 前記第1のDC電源は、ゼロクロス信号
を発生する電源であることを特徴とする請求項1記載の
画像形成装置における電源制御装置。 - 【請求項3】 前記第1のDC電源と、前記第2の開閉
手段をオン、オフさせる前記制御手段は、節電状態を節
電状態表示部に表示する制御を行うことを特徴とする請
求項1記載の画像形成装置における電力制御装置。
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---|---|---|---|
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JPH1066257A JPH1066257A (ja) | 1998-03-06 |
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Family
ID=16994170
Family Applications (1)
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JP23598996A Expired - Fee Related JP3518831B2 (ja) | 1996-08-19 | 1996-08-19 | 画像形成装置における電力制御装置 |
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JP (1) | JP3518831B2 (ja) |
-
1996
- 1996-08-19 JP JP23598996A patent/JP3518831B2/ja not_active Expired - Fee Related
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