JPH11270884A - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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Publication number
JPH11270884A
JPH11270884A JP10075311A JP7531198A JPH11270884A JP H11270884 A JPH11270884 A JP H11270884A JP 10075311 A JP10075311 A JP 10075311A JP 7531198 A JP7531198 A JP 7531198A JP H11270884 A JPH11270884 A JP H11270884A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air conditioner
sensor
smoke sensor
power
power supply
Prior art date
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Pending
Application number
JP10075311A
Other languages
English (en)
Inventor
Mamoru Konya
守 紺谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 煙センサを搭載した空気調和機においては、
空気中の煙の状態を常時検知するために、空気調和機の
運転状態には関係なく、煙センサに対して電源を供給し
ていた。そのため、たとえ運転を停止させていても、数
百mVの電力が消費される。 【解決手段】 センサ回路4への電源の供給は、スイッ
チSWによって制御されており、このスイッチSWのO
N,OFFは、制御部であるマイコン3からの電源供給
のON/OFF制御信号の出力により制御される。これ
によって、ヒータ2に供給する電源をマイコン3によっ
て制御することにより、換気運転を行っていない時は、
電源供給そのものを停止させるため、待機時の消費電力
を削減することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空気調和機に関
し、より詳細には、煙センサを備えた空気調和機の待機
時の消費電力削減に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、煙センサを搭載した空気調和機に
おいては、空気中の煙の状態を常時検知するために、空
気調和機の運転状態には関係なく、煙センサに対して電
源を供給していた。
【0003】煙センサを備えた空気調和機としては、例
えば、特開昭61−91552号公報、特開平2−10
6642号公報等に開示されている。
【0004】図4は、従来の煙センサを搭載した空気調
和機の電源回路図である。まず家庭用電源100Vをト
ランス5で降下させ、ダイオードブリッジ6で全波整流
させる。次に、レギュレータ7にてDC12Vを作り、
さらに、ツェナーダイオード8にてDC5Vを作る。こ
の5Vがマイコン3やセンサ回路4に供給させる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前述のような煙センサ
を備える空気調和機においては、煙センサ1に対して常
時電源を供給しているため、たとえ運転を停止させてい
ても、数百mVの電力が消費されることとなり、電気料
金がかかっていた。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の空気調和機は上
記課題を解決するものであり、請求項1記載の発明は、
換気運転時に、室内空気の汚れ度合いを検出する煙セン
サを備える空気調和機において、上記換気運転に伴っ
て、上記煙センサに電源を供給することを特徴とする空
気調和機である。
【0007】請求項2記載の発明は、上記換気運転を行
う際に、上記煙センサへの電源をON、OFFするスイ
ッチをONすることを特徴とする請求項1記載の空気調
和機である。
【0008】請求項3記載の発明は、上記煙センサへの
電源を制御部の電源と共通とすることを特徴とする請求
項1又は2記載の空気調和機である。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の空気調和機の各実施の形
態を図1乃至図4に基づき説明する。なお、上記従来例
と、同一部分には同一符号を付す。
【0010】本発明の実施の形態は、空気調和機の制御
部であるマイコンによる煙センサの電源供給のカットを
行うものである。図1に本実施の形態の煙センサの概略
回路図を示す。
【0011】図1において、センサ回路4は、煙センサ
1と負荷抵抗Rとから構成されており、煙センサ1は、
センサ抵抗Rsと、このセンサ抵抗Rsに並列に接続さ
れセンサ抵抗Rsを一定の温度に加熱するヒータ2とか
ら構成されている。また、負荷抵抗Rはセンサ抵抗Rs
と直列に接続されている。
【0012】そして、煙などの汚れが発生するとセンサ
抵抗Rsが変化し、負荷抵抗Rとその分圧(V)の値が
変化する。また、このセンサ抵抗Rsにはヒータ2が取
付けられており、センサ抵抗Rsにより煙を検知するた
めには、ヒータ2に常時電源を供給して常にヒータ2を
暖めておく必要がある。なお、ヒータ2により暖めてお
かないと正確な汚れ度合いが判定できない。
【0013】また、換気運転中は、マイコン3がセンサ
抵抗Rsの値(分圧V)の変化を検知し、検知したセン
サ抵抗Rsの値が所定値になったら、室内空気の汚れ度
が低下したと判断して換気を停止する。なお、換気運転
には、ユーザーがリモコンに設けた換気スイッチにより
換気運転を支持すると換気運転が行われる。
【0014】しかし、実際にはこのような煙の検知が必
要なのは、換気運転中のみであり、それ以外の時、即
ち、冷房、暖房、加湿、除湿等の運転時でも、センサ回
路4に電源を供給し続けると常に消費電力が数百mV程
度発生している状態となっていた。
【0015】図2に、実施の形態の制御回路の概略図を
示す。センサ回路4への電源の供給は、スイッチSWに
よって制御されており、このスイッチSWのON,OF
Fは、制御部であるマイコン3からの電源供給のON/
OFF制御信号の出力により制御される。このようにし
ていれば、必要のない時は、煙センサ回路4への電源供
給をカットできる。
【0016】なお、ヒータ2への電源の供給からセンサ
抵抗Rsが安定して、煙等の汚れを検出可能となるまで
には、ほぼ5分程度必要となっているが、通常換気運転
には5分以上必要なことが多いため、本実施の形態のよ
うに通電制御を行っても問題は生じない。
【0017】そこで、換気運転開始から5分経過した時
点から、煙の検知を行うものとする。また、センサ抵抗
Rsのヒータ2による加熱中は、煙検知ができないこと
を表示しておいてもよい。
【0018】図3に、本実施の形態に用いる電源回路図
を示す。図3では煙センサ1の電源を電源回路内より直
接供給させようとするものである。
【0019】図3において、まず家庭用電源100Vを
トランス5で降下させ、ダイオードブリッジ6で全波整
流させる。次に、レギュレータ7にてDC12Vを作
り、さらに、ツェナーダイオード8にてDC5Vを作
る。この5Vがマイコン3やセンサ回路4に供給させ
る。
【0020】そして、センサ回路4を図3の12Vと5
Vとの間に割り込ませている。この間に流れる電流は、
5Vを作るにあたり絶対に必要とされるもので、この電
流を煙センサ4のヒータ2の部分に流せば余分な電力を
消費させなくて済む。
【0021】また、ヒータ2の余熱を行ってもよい。自
動換気運転の動作のタイミングに先立って通電してお
く。冷暖房運転と換気運転を併用する場合にも、同様に
制御することができる。
【0022】以上のように本実施の形態では、ヒータ2
に供給する電源をマイコン3によって制御することによ
り、換気運転を行っていない時は、電源供給そのものを
停止させるため、待機時の消費電力を削減することがで
きる。
【0023】
【発明の効果】本発明の請求項1及び2によれば、運転
待機時に煙センサが電力を消費しないため、空気調和機
の消費電力を最小限にすることができる。
【0024】また、請求項3によれば、常時電源を供給
するために必要な制御部と電源を共通としたため、余分
な電力を消費させずに、煙センサを動作させることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に用いる煙センサの概略回路図である。
【図2】本発明の制御部の峡略回路図である。
【図3】本発明の空気調和機の電源回路図である。
【図4】従来の空気調和機の電源回路図である。
【符号の説明】
1 煙センサ 2 ヒータ 3 マイコン 4 センサ回路 5 トランス 6 ダイオードブリッジ 7 レギュレータ 8 ツェナーダイオード

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 換気運転時に、室内空気の汚れ度合いを
    検出する煙センサを備える空気調和機において、 上記換気運転に伴って、上記煙センサに電源を供給する
    ことを特徴とする空気調和機。
  2. 【請求項2】 上記換気運転を行う際に、上記煙センサ
    への電源をON、OFFするスイッチをONすることを
    特徴とする請求項1記載の空気調和機。
  3. 【請求項3】 上記煙センサへの電源を制御部の電源と
    共通とすることを特徴とする請求項1又は2記載の空気
    調和機。
JP10075311A 1998-03-24 1998-03-24 空気調和機 Pending JPH11270884A (ja)

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JP10075311A JPH11270884A (ja) 1998-03-24 1998-03-24 空気調和機

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109245273A (zh) * 2018-09-04 2019-01-18 珠海格力电器股份有限公司 一种控制电路及用电设备
CN109253103A (zh) * 2018-09-13 2019-01-22 奥克斯空调股份有限公司 一种风机驱动电路、风机驱动装置及空调器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109245273A (zh) * 2018-09-04 2019-01-18 珠海格力电器股份有限公司 一种控制电路及用电设备
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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040413