JPH0447636Y2 - - Google Patents
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- JPH0447636Y2 JPH0447636Y2 JP9142986U JP9142986U JPH0447636Y2 JP H0447636 Y2 JPH0447636 Y2 JP H0447636Y2 JP 9142986 U JP9142986 U JP 9142986U JP 9142986 U JP9142986 U JP 9142986U JP H0447636 Y2 JPH0447636 Y2 JP H0447636Y2
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- Japan
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- temperature
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- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
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- 101000629921 Homo sapiens Translocon-associated protein subunit delta Proteins 0.000 description 1
- 102100026226 Translocon-associated protein subunit delta Human genes 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
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- 239000007787 solid Substances 0.000 description 1
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- Fixing For Electrophotography (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔考案の技術分野〕
本考案は、電子写真複写機、液晶プリンタ等に
配設される熱定着器において、温度検出素子の断
線を検出する断線検知装置に関する。
配設される熱定着器において、温度検出素子の断
線を検出する断線検知装置に関する。
従来、電子写真複写機等に使用される熱定着器
としては、サーミスタ等の温度検出素子を用いて
定着用ロールの表面温度を検出し、この温度検出
素子の出力に基づいて例えばヒータへの通電が制
御される。ところで、電子写真複写機等の装置の
小型化に伴つて定着器も小型化され、温度検出素
子もリード線が極めて細い小型のものが使用され
ている。しかしながら、温度検出素子はリード線
が細くなると、長期間使用した場合に断線事故の
恐れがある。温度検出素子が断線した場合、定着
用ロールの表面温度を検出し得ず、ヒータに電力
を供給しつづけるため、定着用ロールの温度が異
常に上昇し、定着用ロール或いはその近傍の部品
が熱変形を生じる。
としては、サーミスタ等の温度検出素子を用いて
定着用ロールの表面温度を検出し、この温度検出
素子の出力に基づいて例えばヒータへの通電が制
御される。ところで、電子写真複写機等の装置の
小型化に伴つて定着器も小型化され、温度検出素
子もリード線が極めて細い小型のものが使用され
ている。しかしながら、温度検出素子はリード線
が細くなると、長期間使用した場合に断線事故の
恐れがある。温度検出素子が断線した場合、定着
用ロールの表面温度を検出し得ず、ヒータに電力
を供給しつづけるため、定着用ロールの温度が異
常に上昇し、定着用ロール或いはその近傍の部品
が熱変形を生じる。
そこで、温度制御と同時に温度検出素子の断線
も検知できる装置として、第4図に示すような装
置が提案されている。
も検知できる装置として、第4図に示すような装
置が提案されている。
サーミスタ(温度検出素子)THは、抵抗器R1
及びツエナーダイードZDに直列に接続され、抵
抗器R1とサーミスタTHの接続点の電圧VFがサ
ーミスタTHの温度検出出力として比較器Qaの非
反転端子に入力されている。比較回路Qaは、定
着用ロールの温度制御用の比較器であり、反転端
子に基準電圧として入力された電圧VGと前記サ
ーミスタTHの出力VFを比較する。これにより、
比較器Qaは、サーミスタTHの出力に応じてハイ
またはローレベルの信号をヒータの通電制御信号
として出力する。また、前記基準電圧VGは、電
圧設定用の抵抗器R3〜R5により設定される。
及びツエナーダイードZDに直列に接続され、抵
抗器R1とサーミスタTHの接続点の電圧VFがサ
ーミスタTHの温度検出出力として比較器Qaの非
反転端子に入力されている。比較回路Qaは、定
着用ロールの温度制御用の比較器であり、反転端
子に基準電圧として入力された電圧VGと前記サ
ーミスタTHの出力VFを比較する。これにより、
比較器Qaは、サーミスタTHの出力に応じてハイ
またはローレベルの信号をヒータの通電制御信号
として出力する。また、前記基準電圧VGは、電
圧設定用の抵抗器R3〜R5により設定される。
一方、サーミスタTHとツエナーダイオード
ZDの接続点の電圧VHは、サーミスタ断線検出用
の比較器Qbの非反転端子に入力され、反転端子
には前記電圧設定用の抵抗器R3〜R5により設定
された電圧VIが入力されている。サーミスタTH
が正常である場合は、ツエナーダイオードZDの
電圧VHがVIよりも高いため、比較器Qbの出力は
ハイレベルとなり、この信号がサーミスタの正常
信号として出力される。他方、サーミスタTHが
断線した場合は、VH<VIとなるように抵抗器R2
の定数が設定されているので、比較器Qbの出力
はローレベルに反転し、この信号がサーミスタの
断線信号として出力される。
ZDの接続点の電圧VHは、サーミスタ断線検出用
の比較器Qbの非反転端子に入力され、反転端子
には前記電圧設定用の抵抗器R3〜R5により設定
された電圧VIが入力されている。サーミスタTH
が正常である場合は、ツエナーダイオードZDの
電圧VHがVIよりも高いため、比較器Qbの出力は
ハイレベルとなり、この信号がサーミスタの正常
信号として出力される。他方、サーミスタTHが
断線した場合は、VH<VIとなるように抵抗器R2
の定数が設定されているので、比較器Qbの出力
はローレベルに反転し、この信号がサーミスタの
断線信号として出力される。
しかしながら、前述のような装置では、サーミ
スタTHにツエナーダイオードZDを直列に接続
した構成であるため、ツエナーダイオードZDの
電圧変動によつて、サーミスタTHの出力電圧VF
が変化する。ツエナーダイオードZDは、温度特
性を有するため、特に定着用ロールの近傍に置か
れた場合は、温度変化によりその傾向が著しい。
そのため、ヒータへの通電制御が影響を受け、定
着用ロールの表面温度を正確に所定温度に維持で
きない問題があつた。
スタTHにツエナーダイオードZDを直列に接続
した構成であるため、ツエナーダイオードZDの
電圧変動によつて、サーミスタTHの出力電圧VF
が変化する。ツエナーダイオードZDは、温度特
性を有するため、特に定着用ロールの近傍に置か
れた場合は、温度変化によりその傾向が著しい。
そのため、ヒータへの通電制御が影響を受け、定
着用ロールの表面温度を正確に所定温度に維持で
きない問題があつた。
本考案は上記問題点に鑑み、温度制御に影響を
与えることなく、温度検出素子の断線を検知でき
るようにした温度検出素子の断線検知装置を提供
することを目的とする。
与えることなく、温度検出素子の断線を検知でき
るようにした温度検出素子の断線検知装置を提供
することを目的とする。
上記目的は、本考案によれば、一方の端子に所
定電位が印加され、定着部の温度に応じて抵抗値
が変化する温度検出素子と該温度検出素子の他端
子と接地電極間に直列に接続されたスイツチ素子
と、該スイツチ素子を所定の周期でスイツチング
させる駆動回路と、前記スイツチ素子の前記温度
検出素子側端子に所定周期のパルス信号が出力さ
れない場合に前記定着部の加熱用ヒータへの通電
を停止する制御回路とを備えたことを特徴とする
温度検出素子の断線検知装置を提供することによ
り達成される。
定電位が印加され、定着部の温度に応じて抵抗値
が変化する温度検出素子と該温度検出素子の他端
子と接地電極間に直列に接続されたスイツチ素子
と、該スイツチ素子を所定の周期でスイツチング
させる駆動回路と、前記スイツチ素子の前記温度
検出素子側端子に所定周期のパルス信号が出力さ
れない場合に前記定着部の加熱用ヒータへの通電
を停止する制御回路とを備えたことを特徴とする
温度検出素子の断線検知装置を提供することによ
り達成される。
以下、本考案の実施例を図面を参照して詳細に
説明する。第1図は本考案の一実施例の回路を示
す回路図である。
説明する。第1図は本考案の一実施例の回路を示
す回路図である。
第1図において、1はサーミス等よりなる温度
検出素子であつて、図示しない定着ロールの表面
に接触した状態で取り付けている。温度検出素子
1は、トランジスタQ1のコレクタに抵抗器R2と
共に直列に接続され、その抵抗器R2と温度検出
素子1の接続点の電圧VFが温度検出素子1の出
力として比較回路2の反転端子に入力されてい
る。一方、比較回路2の非反転端子には、抵抗器
R3,R4,R5により電源電圧(+5V)を分圧した
電圧VSが基準電圧として入力されている。比較
回路2は、定着ロールの温度制御用の比較回路で
あつて、前記温度検出素子1の出力VFと基準電
圧VSを比較し、比較結果を温度制御信号として
インバータ回路3を介してヒータ駆動用のトラン
ジスタQ2に送出する。また、トランジスタQ1の
ベースには、詳しくは後述するが、図示しない駆
動回路からパルス信号が入力されるため、トラン
ジスタQ1はスイツチング動作を行う。従つて、
温度検出素子の出力VFも矩形波となるので、比
較回路2の出力信号を抵抗器R9とコンデンサC2
により積分してインバータ回路3に送出する。
検出素子であつて、図示しない定着ロールの表面
に接触した状態で取り付けている。温度検出素子
1は、トランジスタQ1のコレクタに抵抗器R2と
共に直列に接続され、その抵抗器R2と温度検出
素子1の接続点の電圧VFが温度検出素子1の出
力として比較回路2の反転端子に入力されてい
る。一方、比較回路2の非反転端子には、抵抗器
R3,R4,R5により電源電圧(+5V)を分圧した
電圧VSが基準電圧として入力されている。比較
回路2は、定着ロールの温度制御用の比較回路で
あつて、前記温度検出素子1の出力VFと基準電
圧VSを比較し、比較結果を温度制御信号として
インバータ回路3を介してヒータ駆動用のトラン
ジスタQ2に送出する。また、トランジスタQ1の
ベースには、詳しくは後述するが、図示しない駆
動回路からパルス信号が入力されるため、トラン
ジスタQ1はスイツチング動作を行う。従つて、
温度検出素子の出力VFも矩形波となるので、比
較回路2の出力信号を抵抗器R9とコンデンサC2
により積分してインバータ回路3に送出する。
インバータ回路3を介して入力された温度制御
信号は、トランジスタQ2のベースに入力される。
トランジスタQ2のコレクタにはSSR(ソリツドス
テートリレー)4が接続されているので、前記温
度制御信号によりトランジスタQ2をオン,オフ
制御することで、SSR4もオン,オフ制御する構
成である。そして、SSR4に直列にヒータ5及び
交流電源6を接続しているため、SSR4がオンす
ると、交流電源6からヒータ5に通電され、オフ
したときはヒータ5の通電は停止される。ヒータ
5は前記定着ロールに内蔵され、前述の如く、温
度検出素子1の検出値に基づいて通電を制御する
ことで、定着ロールの表面温度を所定温度に維持
するものである。
信号は、トランジスタQ2のベースに入力される。
トランジスタQ2のコレクタにはSSR(ソリツドス
テートリレー)4が接続されているので、前記温
度制御信号によりトランジスタQ2をオン,オフ
制御することで、SSR4もオン,オフ制御する構
成である。そして、SSR4に直列にヒータ5及び
交流電源6を接続しているため、SSR4がオンす
ると、交流電源6からヒータ5に通電され、オフ
したときはヒータ5の通電は停止される。ヒータ
5は前記定着ロールに内蔵され、前述の如く、温
度検出素子1の検出値に基づいて通電を制御する
ことで、定着ロールの表面温度を所定温度に維持
するものである。
一方、前記トランジスタQ1のコレクタの電圧
は、断線検知用の比較回路7の反転端子にコンデ
ンサC1を介して入力されている。比較回路7の
非反転端子には、前記抵抗器R4とR5の接続点の
電圧が入力され、比較回路7は双方の入力電圧を
比較する構成である。また、8はモノステーブル
マルチバイブレータ回路(以下、MMB回路とい
う)であつて、B端子にトリガパルスが入力され
ると、その出力は抵抗器R12及びコンデンサC3の
時定数により定まる時間ローレベルとなるように
構成されている。一方、トランジスタQ1に入力
されるパルス信号の周期は、MMB回路8の設定
時間よりも短くなつており、定常状態ではMMB
回路8に周期的にパルス信号が入力されるので、
その出力はローレベルを維持し、トランジスタ
Q3をオフ状態に保持するようになつている。
は、断線検知用の比較回路7の反転端子にコンデ
ンサC1を介して入力されている。比較回路7の
非反転端子には、前記抵抗器R4とR5の接続点の
電圧が入力され、比較回路7は双方の入力電圧を
比較する構成である。また、8はモノステーブル
マルチバイブレータ回路(以下、MMB回路とい
う)であつて、B端子にトリガパルスが入力され
ると、その出力は抵抗器R12及びコンデンサC3の
時定数により定まる時間ローレベルとなるように
構成されている。一方、トランジスタQ1に入力
されるパルス信号の周期は、MMB回路8の設定
時間よりも短くなつており、定常状態ではMMB
回路8に周期的にパルス信号が入力されるので、
その出力はローレベルを維持し、トランジスタ
Q3をオフ状態に保持するようになつている。
他方、温度検出素子1が断線した場合は、比較
回路7の反転端子にパルス信号が入力されないの
で、MMB回路8にパルス信号が入力されないこ
とになる。これにより、MMB回路8の出力はハ
イレベルに反転し、トランジスタQ3をオンさせ、
このオン信号によりトランジスタQ2をオフさせ
る。トランジスタQ2がオフすると、前述の如く、
SSR4がオフするので、ヒータ5への通電が停止
される。
回路7の反転端子にパルス信号が入力されないの
で、MMB回路8にパルス信号が入力されないこ
とになる。これにより、MMB回路8の出力はハ
イレベルに反転し、トランジスタQ3をオンさせ、
このオン信号によりトランジスタQ2をオフさせ
る。トランジスタQ2がオフすると、前述の如く、
SSR4がオフするので、ヒータ5への通電が停止
される。
第2図は上記回路の各部の波形を示すタイムチ
ヤートである。以下、同図を参照しながら本考案
の作用を更に詳細に説明する。
ヤートである。以下、同図を参照しながら本考案
の作用を更に詳細に説明する。
第2図aは図示しない駆動回路からトランジス
タQ1のベースに抵抗器R1を介して入力される信
号波形であつて、一定周期のパルス信号である。
このパルス信号が入力されると、温度検出素子1
の出力電圧VFは、第2図bに示す如くトランジ
スタQ1がオンしたときは抵抗器R2と温度検出素
子1との分割電圧となる。温度制御用の比較回路
2は、この入力信号VFと基準電圧VSを比較し、
第2図fに示す温度制御信号を出力する。即ち、
温度検出素子1の出力VFがVSよりも高い場合は
ローレベルとなり、VFがVSよりも低くなるとハ
イレベル信号となる。この温度制御信号は、抵抗
器R9とコンデンサC2により積分れ、インバータ
回路3に入力される。インバータ回路3の出力
は、第2図gに示すように、前記第2図fを反転
しパルス成分を除去した波形となり、トランジス
タQ2に入力れる。これにより、比較回路2の出
力がローレベルのとき、即ち定着ロールの表面温
度が低く、温度検出素子1の抵抗値が高い場合
は、第2図hに示す如く、トランジスタQ2をオ
ンさせてヒータ5に通電する。また、比較回路2
の出力がハイレベルのとき、即ち定着ロールの表
面温度が高く、温度検出素子1の抵抗値が低くな
つたときはトランジスタQ2をオフさせてヒータ
5への通電を停止する。
タQ1のベースに抵抗器R1を介して入力される信
号波形であつて、一定周期のパルス信号である。
このパルス信号が入力されると、温度検出素子1
の出力電圧VFは、第2図bに示す如くトランジ
スタQ1がオンしたときは抵抗器R2と温度検出素
子1との分割電圧となる。温度制御用の比較回路
2は、この入力信号VFと基準電圧VSを比較し、
第2図fに示す温度制御信号を出力する。即ち、
温度検出素子1の出力VFがVSよりも高い場合は
ローレベルとなり、VFがVSよりも低くなるとハ
イレベル信号となる。この温度制御信号は、抵抗
器R9とコンデンサC2により積分れ、インバータ
回路3に入力される。インバータ回路3の出力
は、第2図gに示すように、前記第2図fを反転
しパルス成分を除去した波形となり、トランジス
タQ2に入力れる。これにより、比較回路2の出
力がローレベルのとき、即ち定着ロールの表面温
度が低く、温度検出素子1の抵抗値が高い場合
は、第2図hに示す如く、トランジスタQ2をオ
ンさせてヒータ5に通電する。また、比較回路2
の出力がハイレベルのとき、即ち定着ロールの表
面温度が高く、温度検出素子1の抵抗値が低くな
つたときはトランジスタQ2をオフさせてヒータ
5への通電を停止する。
第2図cはトランジスタQ1のコレクタ電圧で
あつて、第2図aの入力信号と逆位相の波形とな
る。断線検知用の比較回路7は、この信号と基準
電圧を比較し、第2図dに示すように、前記入力
信号に同期したトリガーパルスを出力する。この
トリガーパルスは、MMB回路8のB端子に入力
され、これにより、第2図eに示す如く、定常状
態では、MMB回路8の出力はローレベルを維持
する。従つて、トランジスタQ3はオフ状態を保
持するので、前述の如くトランジスタQ2は前記
温度制御用の比較回路2の出力により動作が制御
される。一方、温度検出素子1が断線した場合
は、比較回路7からトリガーパルスが出力されな
くなるので(第2図d)、MMB回路8の出力は
ハイレベルに反転する(第2図e)。これにより、
トランジスタQ3をオンさせ、且つトランジスタ
Q2を強制的にオフさせる。このオフ信号により
SSR4がオフするので、ヒータ5への通電は停止
され、しかも比較回路7の出力は、ハイレベルを
維持し、MMB回路8はハイレベル信号を出力し
つづけるので、この通電停止状態が保持される。
あつて、第2図aの入力信号と逆位相の波形とな
る。断線検知用の比較回路7は、この信号と基準
電圧を比較し、第2図dに示すように、前記入力
信号に同期したトリガーパルスを出力する。この
トリガーパルスは、MMB回路8のB端子に入力
され、これにより、第2図eに示す如く、定常状
態では、MMB回路8の出力はローレベルを維持
する。従つて、トランジスタQ3はオフ状態を保
持するので、前述の如くトランジスタQ2は前記
温度制御用の比較回路2の出力により動作が制御
される。一方、温度検出素子1が断線した場合
は、比較回路7からトリガーパルスが出力されな
くなるので(第2図d)、MMB回路8の出力は
ハイレベルに反転する(第2図e)。これにより、
トランジスタQ3をオンさせ、且つトランジスタ
Q2を強制的にオフさせる。このオフ信号により
SSR4がオフするので、ヒータ5への通電は停止
され、しかも比較回路7の出力は、ハイレベルを
維持し、MMB回路8はハイレベル信号を出力し
つづけるので、この通電停止状態が保持される。
第3図は他の実施例を示したもので、前記断線
検知用の比較器7及びMMB回路8の代わりに
CPU(プロセツサ回路)9を使用したものであ
る。なお、この実施例は、CPU以外の回路は前
記実施例と全く同様である。
検知用の比較器7及びMMB回路8の代わりに
CPU(プロセツサ回路)9を使用したものであ
る。なお、この実施例は、CPU以外の回路は前
記実施例と全く同様である。
CPU9は、P1端子に入力される信号がローレ
ベルであれば、P3端子からハイレベル信号を出
力する。これにより、トランジスタQ2、SSR4
をオンさせてヒータ5に通電する。また、P1端
子にハイレベル信号が入力されると、P3端子の
出力はローレベルとなり、トランジスタQ2、
SSR4をオフさせてヒータ5への通電を停止す
る。従つて、前記と同様に温度制御用の比較回路
2の出力により、ヒータ5への通電が制御され
る。なお、前記実施例と同様に、比較回路2の出
力段に積分回路を設けて交流成分を除去してもよ
いが、トランジスタQ1に入力されるパルス信号
のパルス幅に対してヒータ5のオン時間が充分長
いため、全体の温度制御に影響を与えることがな
い。従つて、本実施例では積分回路を省略した構
成となつている。
ベルであれば、P3端子からハイレベル信号を出
力する。これにより、トランジスタQ2、SSR4
をオンさせてヒータ5に通電する。また、P1端
子にハイレベル信号が入力されると、P3端子の
出力はローレベルとなり、トランジスタQ2、
SSR4をオフさせてヒータ5への通電を停止す
る。従つて、前記と同様に温度制御用の比較回路
2の出力により、ヒータ5への通電が制御され
る。なお、前記実施例と同様に、比較回路2の出
力段に積分回路を設けて交流成分を除去してもよ
いが、トランジスタQ1に入力されるパルス信号
のパルス幅に対してヒータ5のオン時間が充分長
いため、全体の温度制御に影響を与えることがな
い。従つて、本実施例では積分回路を省略した構
成となつている。
一方、CPU9のP2端子にはトランジスタQ1の
コレクタ電圧は入力される。このコレクタ電圧
は、前述の如く、定常状態では一定周期のパルス
信号である。CPU9は、このパルス信号が入力
されているときは、前記P1端子に入力される信
号に基づいて動作し、パルス信号が入力されなく
なつたときのみP3端子からローレベル信号を出
力する。これにより、トランジスタQ2を強制的
にオフさせてヒータ5への通電を停止する。
コレクタ電圧は入力される。このコレクタ電圧
は、前述の如く、定常状態では一定周期のパルス
信号である。CPU9は、このパルス信号が入力
されているときは、前記P1端子に入力される信
号に基づいて動作し、パルス信号が入力されなく
なつたときのみP3端子からローレベル信号を出
力する。これにより、トランジスタQ2を強制的
にオフさせてヒータ5への通電を停止する。
以上説明したように本考案によれば、温度検出
素子に直列に接続されたスイツチ素子を駆動して
スイツチングさせると共に、そのスイツチング出
力により温度検出素子の断線を検知するようにし
たので、ヒータの制御と完全に分離して温度検出
素子の断線を検知することができる。従つて、従
来のように、ヒータの通電制御に影響を与えるこ
とがないため、正確に温度制御を行うことができ
る効果がある。
素子に直列に接続されたスイツチ素子を駆動して
スイツチングさせると共に、そのスイツチング出
力により温度検出素子の断線を検知するようにし
たので、ヒータの制御と完全に分離して温度検出
素子の断線を検知することができる。従つて、従
来のように、ヒータの通電制御に影響を与えるこ
とがないため、正確に温度制御を行うことができ
る効果がある。
第1図は本考案の一実施例の回路図、第2図a
〜hは第1図の実施例の各部の波形を示すタイム
チヤート、第3図は他の実施例の回路図、第4図
は従来例の定着器の温度制御装置を示す回路図で
ある。 1……温度検出素子、2,7……比較回路、4
……SSR、5……ヒータ、8……MMB回路、9
……CPU、Q1、Q2,Q3……トランジスタ。
〜hは第1図の実施例の各部の波形を示すタイム
チヤート、第3図は他の実施例の回路図、第4図
は従来例の定着器の温度制御装置を示す回路図で
ある。 1……温度検出素子、2,7……比較回路、4
……SSR、5……ヒータ、8……MMB回路、9
……CPU、Q1、Q2,Q3……トランジスタ。
Claims (1)
- 一方の端子に所定電位が印加され、定着部の温
度に応じて抵抗値が変化する温度検出素子と該温
度検出素子の他端子と接地電極間に直列に接続さ
れたスイツチ素子と、該スイツチ素子を所定の周
期でスイツチングさせる駆動回路と、前記スイツ
チ素子の前記温度検出素子側端子に所定周期のパ
ルス信号が出力されない場合に前記定着部の加熱
用ヒータへの通電を停止する制御回路とを備えた
ことを特徴とする温度検出素子の断線検知装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9142986U JPH0447636Y2 (ja) | 1986-06-16 | 1986-06-16 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9142986U JPH0447636Y2 (ja) | 1986-06-16 | 1986-06-16 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62203427U JPS62203427U (ja) | 1987-12-25 |
JPH0447636Y2 true JPH0447636Y2 (ja) | 1992-11-10 |
Family
ID=30952204
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9142986U Expired JPH0447636Y2 (ja) | 1986-06-16 | 1986-06-16 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0447636Y2 (ja) |
-
1986
- 1986-06-16 JP JP9142986U patent/JPH0447636Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62203427U (ja) | 1987-12-25 |
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