JP3515807B2 - 自動車の乗員区画で使用するコンソール組立体 - Google Patents

自動車の乗員区画で使用するコンソール組立体

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JP3515807B2
JP3515807B2 JP11090294A JP11090294A JP3515807B2 JP 3515807 B2 JP3515807 B2 JP 3515807B2 JP 11090294 A JP11090294 A JP 11090294A JP 11090294 A JP11090294 A JP 11090294A JP 3515807 B2 JP3515807 B2 JP 3515807B2
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フレデリック ドウーティ ジョン
エス．クレメンツ クリストファー
エム．ナウジョカス ジョセフ
エイ．カシリア シャビアー
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フォード モーター カンパニー
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    • B60—VEHICLES IN GENERAL
    • B60N—SEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60N2/00—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
    • B60N2/75—Arm-rests
    • B60N2/79—Adaptations for additional use of the arm-rests
    • B60N2/793—Adaptations for additional use of the arm-rests for use as storage compartments
    • B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • B60N2/00—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
    • B60N2/75—Arm-rests
    • B60N2/753—Arm-rests movable to an inoperative position
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  • Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)
  • Chairs For Special Purposes, Such As Reclining Chairs (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は一般的に自動車の前部座
席装置において使用するコンソールに関する。特に、本
発明は自動車の運転者座席と主乗員（又は乗客）座席
（若しくは主助手座席）との間に配置されるコンソール
組立体と、補助乗員（又は乗客）座席（若しくは補助助
手座席）とに選択的に変換可能（ｃｏｎｖｅｒｔｉｂｌ
ｅ）であるコンソールに関する。
【０００２】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】食物
および飲物およびその他の小さい物品の比較的安定した
支持を可能にするため自動車の乗員区画にトレーまたは
その他の受容器を取付けることは自動車技術においてよ
く知られている。そのようなトレーは本発明の被譲渡者
に譲渡された米国特許第４４５３７５９号に示されるよ
うな床コンソールに典型的に取付けられている。そのよ
うなコンソールは物品の収納を達成するが、該コンソー
ルは前部座席の連続性を中断し、その結果として、運転
者座席は主乗員座席（若しくは主助手座席）から離隔さ
れて遠くなる。第２の若しくは補助の前部助手座席（若
しくは乗員座席）を設けるために、車両の全幅に亙って
延びている連続的ベンチ型座席、または２つの助手座席
部分によって一つの座席連続部分を形成するスプリット
型座席が使用された。しかし、これら座席装置の何れに
おいても上に説明されたような機能的コンソールを構成
することは可能でない。
【０００３】米国特許第４６８５７２９号は前部座席か
ら車両計器盤へ延びた区画化コンソールと、運転者座席
と主助手座席との間の第２助手座席と、に変換可能であ
るコンソール組立体を提案している。該米国特許のコン
ソールは、選択的に延びてコンソールを設けるため座席
フレームに対してコンソールフレームをリトラック（ｒ
ｅｔｒａｃｋ）するコンソールフレームと組合わされた
軌道に取付けられた可逆モータ駆動式ねじを使用してお
り、それによって、コンソール組立体を設け、しかも補
助即ち第２助手座席を提供できるようにしている。しか
し、モータ駆動式コンソール組立体の使用はしばしばコ
ンソール組立体のコスト、組立体の重量を増すととも
に、装置の作動効率を悪化する。従って、先行技術にお
けるこれら欠点を克服する選択的に変換可能であるコン
ソール組立体／補助助手座席複合体を提供することは有
利である。
【０００４】
【課題を解決するための手段】先行技術における前記欠
点に応答して、本発明は、おのおのがほぼ直交する関係
に在る座席クッションと背もたれとを有する一対の座席
を車体の長手方向軸線を通る垂直面を中心として横方向
離間関係に取付けるための床を有する自動車の乗員区画
において使用するためのコンソール組立体を提供する。
前記コンソール組立体は、前記一対の座席の間に配置さ
れ、後端に一対の上方に突出している後柱を有しかつ前
端に一対の上方に突出している前柱を有しており、それ
によって内部収納空間を画成しているハウジング部材を
有する。前記コンソール組立体は、さらに、前記後柱に
枢動自在に結合され、前記背もたれに隣接してその背も
たれを補足するほぼ垂直の第１の位置から前記ハウジン
グ部材上方のほぼ水平の第２の位置まで枢動するように
なっている肘掛け部材を有し、且つ前記前柱に枢動自在
に結合された底部材をも有する。前記底部材は前記ハウ
ジング部材を覆って前記座席クッションに隣接してその
座席クッションを補足するほぼ水平の第１の位置から前
記ハウジング部材の前記内部収納空間を露出するため前
記コンソール組立体の長手方向前方の第２の位置まで枢
動する。前記肘掛け部材と前記底部材が前記第１の位置
に在るとき、前記コンソール組立体は運転者座席と主乗
員座席（若しくは主助手座席）との間に配置された補助
乗員座席（若しくは補助助手座席）を形成する。前記肘
掛け部材と前記底部材とがいずれも第２の位置に在ると
きに、前記肘掛け部材の前端部が前記底部材の後端部に
当接する。一実施例において、前記底部材が前記第２の
位置に在るとき、その底面に形成された物品受トレーは
露出される。
【０００５】本発明のこれらおよびその他の諸目的、諸
特徴および諸利点は添付図面、詳細な説明および前掲諸
請求項から明らかになるであろう。
【０００６】
【実施例】次ぎに図面を参照すると、図１および図２は
自動車の長手方向軸線を通る垂直面を中心として横方向
に離された関係に車両床１６に取付けられた運転者座席
１２および主乗員座席若しくは主乗客座席１４を有する
自動車の乗客区画若しくは乗員区画１０を示している。
前記座席１２、１４は車両床１６に直接取付けられ得る
が、代替的に車両床１６に取付けられた座席フレームに
取付けられ得る。前記座席１２、１４のおのおのは大体
において直交する関係に在る座席クッション１８および
座席背もたれ２０を有する。本発明によるコンソール組
立体２２は運転者座席１２と主乗員座席１４との間に配
置されている。図１に示されるように、コンソール組立
体２２は座席１２と座席１４との間の肘掛けとして機能
するが、図２においては、コンソール組立体２２は座席
１２と座席１４との間の補助乗員座席若しくは補助乗客
座席として機能している。
【０００７】図３および図４に示されるように、コンソ
ール組立体２２は、ねじ棒ファスナのような任意の取付
け手段によって車両床１６に固定された大体において矩
形のハウジング部材２４を有する。ハウジング部材２４
は鍛造または鋳造作業によって金属合金のような高強度
剛性材料から製作される。ハウジング部材２４は車両の
長手方向軸線に対して概ね平行に配置された一対の側壁
２６を有する。さらに、ハウジング部材２４は、それか
ら上方に突出する一対の前柱３０を有する前横壁２８お
よび上方に突出する一対の後柱３４を有する後横壁３２
を有する。前横壁２８および後横壁３２は側壁２６に対
して概ね垂直に配置され、これらの壁が内部収納空間３
６を画成している。内部収納空間３６はその内部に地
図、小さな財布およびその他のそのような品物を収容す
るのに十分な寸法にされている。代替的に、ハウジング
部材２４は、前記座席１２、１４を車両床１６に固定す
る座席フレーム部材に取付けられ得る。この実施例にお
いては、コンソール組立体２２は車両の長手方向軸線に
平行の方向への前記座席１２、１４の往復動に従って軸
方向に往復動し得る。
【０００８】さらに、コンソール組立体２２はクッショ
ン面４０および後面４２を有する肘掛け部材３８を有す
る。肘掛け部材３８はヒンジ手段によって後柱３４に枢
動自在に結合されており、従って、肘掛け部材３８は前
記クッション面４０が運転者座席１２および主乗員座席
１４の背もたれ２０に概ね隣接してそれらを補足する
（即ち、背もたれの追加部分となる）第１の概ね垂直の
位置（図２）から肘掛け部材３８が前記座席１２、１４
間で肘掛けとして機能する第２の概ね水平の位置（図
１）まで枢動できる。前記ヒンジ手段は多くの既知形式
のピボット組立体のうちの任意のものであり得る。図示
されるように、肘掛け部材３８は細長い棒４６が貫通し
て支持される穴４４を有する。棒４６は肘掛け部材３８
をハウジング部材２４に回転自在に結合するため後柱３
４のおのおのに回転自在に結合されている。肘掛け部材
３８は、また、それを前記第１および第２の位置にロッ
ク若しくは固定する止め部材若しくはストッパーのよう
な当接手段を有する。一代替実施例においては、肘掛け
部材３８の後面４２は灰皿などのような小物品を保持す
るための複数の収納区域を有する物品受トレーを有し得
る。さらに、肘掛け部材３８は、より大きい収納空間を
画成するようにその水平軸線に沿って開くツーピース組
立体から成っていてもよい。
【０００９】コンソール組立体２２は、さらに、上に説
明されたそれと同様の方式で前柱３０に枢動自在に結合
された底部材４８を有する。底部材４８は穴５２を貫通
して支持された細長い棒５４によって枢動自在に結合さ
れそして前柱３０のおのおのに回転自在に結合されてい
る。底部材４８はクッション面５０を有しそしてハウジ
ング部材２４を覆ってその上に配置された第１の概ね水
平の位置（図１−図３）から枢動する。前記第１の位置
において、底部材４８は運転者座席１２および主乗員座
席１４の座席クッション１８と接触してそれらを補足す
る（即ち座席クッションの追加部分となる）。このよう
にして、底部材４８と肘掛け部材３８が、それぞれ、第
１の位置に在るとき、コンソール組立体２２は図２に示
されるように運転者座席１２と主乗員座席１４との間に
位置される補助乗員座席を画成する。
【００１０】底部材４８は前記第１の位置からコンソー
ル組立体２２の長手方向前方の第２の位置（図４）へ枢
動し、それにより、内部収納空間３６を露出し得る。前
記第２の位置において、底部材４８はその下側若しくは
裏側に形成された物品受トレー５８を露出する。物品受
トレー５８は硬貨、カセットテープ、移動電話、カップ
保持具、灰皿などのごとき多くの小物品の任意のものを
受けるように形づくられ得る。物品受トレー５８は底部
材４８と一体に成形され得または事後の製造過程におい
てそれに結合される挿入物として個別に形成され得る。
底部材４８がコンソール組立体２２の長手方向前方に配
置される第２の位置に在るとき、肘掛け部材３８は第１
の位置に配置されてそれによりハウジング部材２４の内
部収納空間３６を露出し得（図５の仮想線で示す）、ま
たは、第２の位置に枢動されて運転者座席１２と主乗員
座席１４との間に肘掛けを画成し得る（図４）。このよ
うにして、本発明のコンソール組立体は、補助乗員座席
を提供することもできる。
【００１１】図５に示されるように、肘掛け部材３８お
よび底部材４８のそれぞれは、これら各部材の回転量を
制限するための当接手段４７を有する。肘掛け部材３８
は垂直位置に対して約９０度回転し、一方、底部材４８
はハウジング部材２４から長手方向前方へ約１４０〜１
６０度回転する。この機能を遂行する様々の既知形式の
止め機構若しくはストッパー機構が知られている。
【００１２】本発明の様々の修正形式が当業者によって
考えつかれるであろう。例えば、肘掛け部材および底部
材は運転者座席および乗員座席組立体に適合する多くの
既知の方法によっても製作され得る。さらに、前記コン
ソール組立体は車両床に直接結合され得または、代替的
に、前記運転者座席および主乗員、若しくは主乗客座席
の長手方向運動が、形成された補助乗員座席の長手方向
運動を生じさせるように、座席フレームに結合され得
る。本発明の範囲はすべての同等のものを含む前掲諸請
求項によって限定される。
【図面の簡単な説明】
【図１】自動車の乗客区画に据付けられた本発明のコン
ソール組立体の斜視図。
【図２】補助乗員座席を画成する本発明のコンソール組
立体の斜視図。
【図３】肘掛け部材が第１の位置に在るときの本発明の
コンソール組立体の斜視図。
【図４】他位置における本発明のコンソール組立体の分
解部品配列斜視図。
【図５】図４の矢印５の方向において描かれた本発明の
側面図。
【符号の説明】
１０ 乗員区画 １２ 運転者座席 １４ 主乗員座席 １６ 車両床 １８ 座席クッション ２０ 背もたれ ２２ コンソール組立体 ２４ ハウジング部材 ３６ 内部収納空間 ３８ 肘掛け部材 ４８ 底部材 ５８ 物品受トレー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 シャビアー エイ．カシリア アメリカ合衆国ミシガン州ウエスト ブ ルームフィールド，ウィンフォード ド ライブ 6258 (56)参考文献 特開 平４−169336（ＪＰ，Ａ) 実開 昭50−17522（ＪＰ，Ｕ) 実開 平４−49540（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭57−62959（ＪＰ，Ｕ) 実開 平３−112049（ＪＰ，Ｕ) 実開 平３−93248（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭61−109352（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭56−163043（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭64−36240（ＪＰ，Ｕ) 米国特許5096152（ＵＳ，Ａ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) B60R 7/04

Claims (19)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 おのおのがほぼ直交する関係に在る座席
    クッションと背もたれとを有する一対の座席を、車体の
    長手方向軸線を通る垂直面を中心として横方向離間関係
    に取付けるための床を有する自動車の乗員区画において
    使用するコンソール組立体であって： 前記一対の座席の間に配置され、後端に一対の上方に突
    出している後柱を有しかつ前端に一対の上方に突出して
    いる前柱を有しており、それによって内部収納空間を画
    成しているハウジング部材； 前記後柱に枢動自在に結合され、前記背もたれに隣接し
    てその背もたれを補足するほぼ垂直の第１の位置から前
    記ハウジング部材上方のほぼ水平の第２の位置まで枢動
    するようになっている肘掛け部材；および 前記前柱に枢動自在に結合されていて、前記ハウジング
    部材を覆って前記座席クッションと隣接してその座席ク
    ッションを補足するほぼ水平の第１の位置から前記ハウ
    ジング部材の前記内部収納空間を露出するため前記コン
    ソール組立体の長手方向前方の第２の位置まで枢動する
    ようになっている底部材；を有し、 前記肘掛け部材と前記底部材が第１の位置に在るとき
    に、前記コンソール組立体が前記一対の座席の間に配置
    された補助乗員座席を形成し、 前記肘掛け部材と前記底部材が第２の位置に在るとき
    に、前記肘掛け部材の前端部が前記底部材の後端部に当
    接するように構成されている コンソール組立体。
  2. 【請求項２】 請求項１によるコンソール組立体であっ
    て、さらに、前記座席の間に形成された軸方向に延びて
    いる空間内で前記床に前記コンソール組立体を取付ける
    ための取付手段を有するコンソール組立体。
  3. 【請求項３】 請求項１によるコンソール組立体におい
    て、前記ハウジング部材が、前記車両の長手方向軸線に
    対しほぼ平行に配置された一対の側壁と前記側壁に対し
    ほぼ垂直に配置された前横壁および後横壁とを有するほ
    ぼ矩形のフレームを備えているコンソール組立体。
  4. 【請求項４】 請求項３によるコンソール組立体におい
    て、前記前柱および後柱が、それぞれ、前記前横壁およ
    び後横壁に形成されているコンソール組立体。
  5. 【請求項５】 請求項１によるコンソール組立体におい
    て、前記肘掛け部材が第１の表面および第２の表面を有
    し、前記第１の表面がクッション面になっていて、前記
    肘掛け部材が前記第１の位置に在るとき前記背もたれと
    隣接してその背もたれを補足するようになっているコン
    ソール組立体。
  6. 【請求項６】 請求項１によるコンソール組立体におい
    て、前記肘掛け部材が前記後柱と係合するためのヒンジ
    手段を有し、前記ヒンジ手段が前記肘掛け部材を前記第
    １および第２の位置にロックするように構成されている
    コンソール組立体。
  7. 【請求項７】 請求項６によるコンソール組立体におい
    て、前記ヒンジ手段が、前記肘掛け部材を貫通して支持
    されていて前記後柱のおのおのと回転自在に係合する細
    長い棒を有するコンソール組立体。
  8. 【請求項８】 請求項１によるコンソール組立体におい
    て、前記底部材が前記前柱と係合するためのヒンジ手段
    を有し、前記ヒンジ手段が前記底部材を前記第１および
    第２の位置にロックするように構成されているコンソー
    ル組立体。
  9. 【請求項９】 請求項６によるコンソール組立体におい
    て、前記ヒンジ手段が、前記底部材を貫通して支持され
    ていて前記前柱のおのおのと回転自在に係合する細長い
    棒を有するコンソール組立体。
  10. 【請求項１０】 請求項１によるコンソール組立体にお
    いて、前記底部材がさらに頂面および底面を有し、その
    頂面がクッション面になっていて、該底部材が前記第１
    の位置に在るときに、該頂面が前記座席クッションと隣
    接してそれを補足するようになっており、また前記底面
    に物品受トレーが形成されているコンソール組立体。
  11. 【請求項１１】 請求項１によるコンソール組立体にお
    いて、前記ハウジング部材が金属合金から製作されてい
    るコンソール組立体。
  12. 【請求項１２】 請求項１０によるコンソール組立体に
    おいて、前記物品受トレーが合成重合体材料から製作さ
    れているコンソール組立体。
  13. 【請求項１３】 おのおのがほぼ直交する関係に在る座
    席クッションと背もたれとを有する一対の座席を、車体
    の長手方向軸線を通る垂直面を中心として横方向離間関
    係に取付けるための床を有する自動車の乗員区画におい
    て使用するコンソール組立体であって： 前記座席の間に形成された軸方向に延びている空間内で
    前記床に前記コンソール組立体を取付けるための取付手
    段； 前記一対の座席の間において前記床にハウジング部材を
    固定するため前記取付手段と係合するように構成され、
    前記車両の長手方向軸線に対しほぼ平行に配置された一
    対の側壁と前記側壁に対しほぼ垂直に配置された前横壁
    および後横壁とを有するほぼ矩形のフレームを備えてい
    るハウジング部材であって、前記前横壁および後横壁の
    おのおのが、それぞれ、一対の上方に突出する前柱およ
    び一対の上方に突出する後柱を有していて内部に内部収
    納空間が画成されているハウジング部材； 前記後横壁の前記後柱に枢動自在に結合され、前記背も
    たれに隣接してその背もたれを補足するほぼ垂直の第１
    の位置から前記ハウジング部材上方のほぼ水平の第２の
    位置まで枢動するようになっている肘掛け部材；および 前記前横壁の前記前柱に枢動自在に結合されていて、前
    記ハウジング部材を覆って前記座席クッションと隣接し
    てその座席クッションを補足するほぼ水平の第１の位置
    から前記ハウジング部材の前記内部収納空間を露出する
    ため前記コンソール組立体の長手方向前方の第２の位置
    まで枢動するようになっている底部材；を有し、 前記肘掛け部材と前記底部材が第１の位置に在るとき
    に、前記コンソール組立体が前記一対の座席の間に配置
    された補助乗員座席を形成し、 前記肘掛け部材と前記底部材が第２の位置に在るとき
    に、前記肘掛け部材の前端部が前記底部材の後端部に当
    接するように構成されている コンソール組立体。
  14. 【請求項１４】 請求項１３によるコンソール組立体に
    おいて、前記肘掛け部材が前記後柱と係合するためのヒ
    ンジ手段を有し、前記ヒンジ手段が前記肘掛け部材を前
    記第１および第２の位置にロックするように構成されて
    いるコンソール組立体。
  15. 【請求項１５】 請求項１４によるコンソール組立体に
    おいて、前記ヒンジ手段が、前記肘掛け部材を貫通して
    支持されていて前記後柱のおのおのと回転自在に係合す
    る細長い棒を有するコンソール組立体。
  16. 【請求項１６】 請求項１５によるコンソール組立体に
    おいて、前記底部材が、前記前柱と係合するためのヒン
    ジ手段を有し、前記ヒンジ手段が前記底部材を前記第１
    および第２の位置にロックするようになっているコンソ
    ール組立体。
  17. 【請求項１７】 請求項１６によるコンソール組立体に
    おいて、前記ヒンジ手段が、前記底部材を貫通して支持
    されていて前記前柱のおのおのと回転自在に係合する細
    長い棒を有するコンソール組立体。
  18. 【請求項１８】 請求項１７によるコンソール組立体に
    おいて、前記底部材がさらに頂面および底面を有し、そ
    の頂面がクッション面になっていて、該底部材が前記第
    １の位置に在るときに、該頂面が前記座席クッションと
    隣接してそれを補足するようになっており、また前記底
    面に物品受トレーが形成されているコンソール組立体。
  19. 【請求項１９】 おのおのがほぼ直交する関係に在る座
    席クッションと背もたれとを有する一対の座席を、車体
    の長手方向軸線を通る垂直面を中心として横方向離間関
    係に取付けるための床を有する自動車の乗員区画におい
    て使用するコンソール組立体と補助乗員座席との複合体
    であって： 前記一対の座席の間において前記床に固定されていて、
    前記車両の長手方向軸線に対しほぼ平行に配置された一
    対の側壁と前記側壁に対しほぼ垂直に配置された前横壁
    と後横壁とを有するほぼ矩形のフレームを備えているハ
    ウジング部材であって、前記前横壁及び後横壁のおのお
    のが、それぞれ、一対の上方に突出する前柱および一対
    の上方に突出する後柱を有していて内部に内部収納空間
    が画成されているハウジング部材； 前記後横壁の前記後柱に枢動自在に結合され、前記背も
    たれに隣接してその背もたれを補足するほぼ垂直の第１
    の位置から前記ハウジング部材上方のほぼ水平の第２の
    位置まで枢動するようになっている肘掛け部材であっ
    て、前記後柱のおのおのと回転自在に係合するため肘掛
    け部材を貫通して支持された細長い棒を有している肘掛
    け部材；および 前記前横壁の前記前柱に枢動自在に結合されていて、前
    記ハウジング部材を覆って前記座席クッションと隣接し
    てその座席クッションを補足するほぼ水平の第１の位置
    から前記ハウジング部材の前記内部収納空間を露出する
    ため前記コンソール組立体の長手方向前方の第２の位置
    まで枢動するようになっている底部材；を有し、 該底部材は、前記前柱と回転自在に係合するために底部
    材を貫通して支持された細長い棒を有するとともに、底
    部材の底面には物品受トレーが形成されていて、その物
    品受トレーが前記第２の位置において露出されるように
    なっており、 前記肘掛け部材と前記底部材が第１の位置に在るとき
    に、前記コンソール組立体が前記一対の座席の間に配置
    された補助乗員座席を形成し、 前記肘掛け部材と前記底部材が第２の位置に在るとき
    に、前記肘掛け部材の前端部が前記底部材の後端部に当
    接するように構成されている コンソール組立体と補助助
    手座席との複合体。
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