JP3515298B2 - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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JP3515298B2
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    • H01L29/66Types of semiconductor device ; Multistep manufacturing processes therefor
    • H01L29/68Types of semiconductor device ; Multistep manufacturing processes therefor controllable by only the electric current supplied, or only the electric potential applied, to an electrode which does not carry the current to be rectified, amplified or switched
    • H01L29/70Bipolar devices
    • H01L29/72Transistor-type devices, i.e. able to continuously respond to applied control signals
    • H01L29/739Transistor-type devices, i.e. able to continuously respond to applied control signals controlled by field-effect, e.g. bipolar static induction transistors [BSIT]
    • H01L29/7393Insulated gate bipolar mode transistors, i.e. IGBT; IGT; COMFET
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、縦型MOS構造
の半導体装置に関するもので、特に、複数の主電流セル
と少なくとも1つの電流検出セルとを有してなる電流検
出機能付きのIGBT(Insulated Gate Bipolar Trans
istor )に用いられるものである。
【0002】
【従来の技術】従来、電流検出機能付きのIGBTで
は、主電極と電流検出電極との間に外部抵抗を接続し、
その間の電位差を検出することによって電流検出を行う
方法が一般的となっている。
【0003】図9は、従来の電流検出機能付きIGBT
の構成を概略的に示すものである。このIGBTにおい
ては、たとえば、N型半導体層101の一主面上に、そ
れぞれゲート酸化膜102を介して、複数のゲート電極
103が配置されている。これらゲート電極103間
の、上記N型半導体層101の表面にはP型ベース領域
104が形成されている。
【0004】各P型ベース領域104内の表面部には、
エミッタ領域105がそれぞれ設けられている。また、
上記N型半導体層101の他主面側には、コレクタ領域
となるP型半導体層106が設けられている。
【0005】そして、上記各ゲート電極103を覆うよ
うにして設けられた層間絶縁膜107を介して、上記N
型半導体層101の一主面上に、主電極108および電
流検出電極109がそれぞれ形成されて、主電流セル領
域110と電流検出セル領域111とが隣接して設けら
れた構成となっている。
【0006】このIGBTの場合、各セルにおけるゲー
ト電極103の幅は一定であり、ゲート電極103間の
間隔も一定とされている。このような構成のIGBTに
おいては、通常の電流検出状態であるゲート電極103
に正のバイアスが加えられた状態では、MOSゲートの
チャンネル(ゲート電極103下のP型ベース領域10
4)がN型に反転する。このため、隣接する主電流セル
と電流検出セルとが、Nドリフト領域を介して接続され
た状態になっている。
【0007】したがって、本来、外部抵抗(図示してい
ない)に流れるべき電流検出セル領域111側の電流の
一部が、内部の寄生抵抗(図示、N型半導体層101の
抵抗成分RN-)を介して、主電流セル領域110に流れ
込んでいる。
【0008】ここで、上記寄生抵抗は、シリコンで形成
されるバルク抵抗である。このため、寄生抵抗は温度特
性をもっており、温度が高くなると抵抗値が大きくな
る。したがって、温度の上昇にともなって外部抵抗に流
れる電流が増加し、検出電圧(外部抵抗間の電位差)が
大きくなるという問題があった。なお、図に示すRchは
チャンネルの抵抗成分である。
【0009】このような問題を解決するものとして、寄
生抵抗の温度特性による影響を緩和するように構成して
なるIGBTが考案されている。図10は、寄生抵抗の
温度特性による影響を緩和するために、寄生抵抗の抵抗
値が外部抵抗よりも大きくなるように構成してなるIG
BTの概略構成を示すものである。
【0010】このIGBTの場合、隣接する、主電流セ
ルのP型ベース領域104と電流検出セルのP型ベース
領域104との間の間隔aを、他のP型ベース領域10
4間の間隔bに比べて広くした構造となっている。
【0011】すなわち、主電流セル領域110と電流検
出セル領域111との間のゲート電極103の幅を、他
のゲート電極103の幅よりも拡張(各ゲート電極10
3間の間隔は一定)し、隣接する、主電流セルと電流検
出セルとを接続するNドリフト領域の幅を広くする。
【0012】このことによって、寄生抵抗(N型半導体
層101の抵抗成分RN-)の温度特性を改善するように
なっている。しかしながら、このような構成のIGBT
によれば、寄生抵抗の抵抗値を大きくすることで、寄生
抵抗の温度特性は改善されるものの、その改善の程度は
小さい。
【0013】しかも、P型ベース領域104間の間隔を
広くした領域での空乏層101´の曲率がきつくなるた
め、耐圧の劣化を招くという問題があった(たとえば、
文献名「Modern Power Device」,
B.J.Baliga著、pp.272〜pp.274 参照)。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、従来
においては、寄生抵抗の抵抗値を大きくすることで、寄
生抵抗の温度特性は改善されるものの、その改善の程度
は小さく、しかも、耐圧の劣化を招くという問題があっ
た。
【0015】そこで、この発明は、耐圧の劣化を生じる
ことなく、温度の上昇にともなう内部の寄生抵抗の増大
によって検出電圧が大きくなるのを防止でき、電流検出
の温度特性に優れた半導体装置を提供することを目的と
している。
【0016】
【課題を解決するための手段】本願発明の一態様によれ
ば、複数の主電流セルと少なくとも1つの電流検出セル
とを有してなる縦型MOS構造の半導体装置において、
前記電流検出セルおよび前記主電流セルは、半導体層上
にゲート絶縁膜を介して形成されたゲート電極をそれぞ
れ有し、かつ、前記ゲート電極の幅、および、前記電流
検出セルと前記主電流セルとのチャンネル長は一定で、
前記ゲート電極間の間隔が前記電流検出セルと前記主電
流セルとで異なることを特徴とする半導体装置が提供さ
れる
【0017】また、本願発明の一態様によれば、複数の
主電流セルと少なくとも1つの電流検出セルとを有して
なる縦型MOS構造の半導体装置において、前記電流検
出セルおよび前記主電流セルは、半導体層上にゲート絶
縁膜を介して形成されたゲート電極をそれぞれ有し、か
つ、前記ゲート電極間の間隔が一定で、前記ゲート電極
の幅、および、前記電流検出セルと前記主電流セルとの
チャンネル長が異なることを特徴とする半導体装置が提
供される
【0018】また、本願発明の一態様によれば、第1導
電型の半導体層と、この半導体層上にそれぞれ等間隔に
配置された複数の第1のゲート電極と、この第1のゲー
ト電極の間隔よりも広い間隔を有して、前記半導体層上
に形成された少なくとも1つの第2のゲート電極と、前
記第1のゲート電極の相互の前記半導体層の表面にそれ
ぞれ選択的に形成された第2導電型の第1のベース領域
と、前記第1,第2のゲート電極の相互の前記半導体層
の表面に、前記第1のベース領域よりも大きく形成され
た第2導電型の第2のベース領域と、これら第1,第2
のベース領域内にそれぞれ選択的に形成された第1導電
型のソース領域と、前記第1のベース領域内に形成され
たソース領域にそれぞれ共通に接続されたソース電極
と、前記第2のベース領域内に形成されたソース領域に
それぞれ接続された電流検出用電極とを具備したことを
特徴とする半導体装置が提供される
【0019】また、本願発明の一態様によれば、第1導
電型の半導体層と、この半導体層上にそれぞれ等間隔に
配置された複数の第1のゲート電極と、この第1のゲー
ト電極と同じ間隔を有し、かつ、前記第1のゲート電極
とは異なる幅で、前記半導体層上に形成された少なくと
も1つの第2のゲート電極と、前記第1のゲート電極の
相互の前記半導体層の表面にそれぞれ選択的に形成され
た第2導電型の第1のベース領域と、前記第1,第2の
ゲート電極の相互の前記半導体層の表面に、前記第1の
ベース領域よりも大きく形成された第2導電型の第2の
ベース領域と、これら第1,第2のベース領域内にそれ
ぞれ選択的に形成された第1導電型のソース領域と、前
記第1のベース領域内に形成されたソース領域にそれぞ
れ共通に接続されたソース電極と、前記第2のベース領
域内に形成されたソース領域にそれぞれ接続された電流
検出用電極とを具備したことを特徴とする半導体装置
提供される
【0020】また、本願発明の一態様によれば、第1導
電型の半導体層と、この半導体層の一主面上の主電流セ
ル領域に、ゲート絶縁膜を介して、それぞれ等間隔に配
置された複数の第1のゲート電極と、前記半導体層の一
主面上の電流検出セル領域に、ゲート絶縁膜を介して、
前記第1のゲート電極の間隔よりも広い間隔を有して形
成された少なくとも1つの第2のゲート電極と、前記第
1のゲート電極の相互の前記半導体層の表面にそれぞれ
選択的に形成された第2導電型の第1のベース領域と、
前記第1,第2のゲート電極の相互の前記半導体層の表
面に、前記第1のベース領域よりも大きく形成された第
2導電型の第2のベース領域と、これら第1,第2のベ
ース領域内にそれぞれ選択的に形成された第1導電型の
エミッタ領域と、前記第1のベース領域内に形成された
エミッタ領域にそれぞれ共通に接続された主電極と、前
記第2のベース領域内に形成されたエミッタ領域にそれ
ぞれ接続された電流検出用電極と、前記半導体層の他主
面上に形成された第2導電型のコレクタ層とを具備した
ことを特徴とする半導体装置が提供される。さらに、
願発明の一態様によれば、第1導電型の半導体層と、こ
の半導体層の一主面上の主電流セル領域に、ゲート絶縁
膜を介して、それぞれ等間隔に配置された複数の第1の
ゲート電極と、前記半導体層の一主面上の電流検出セル
領域に、ゲート絶縁膜を介して、前記第1のゲート電極
と同じ間隔を有し、かつ、前記第1のゲート電極とは異
なる幅で形成された少なくとも1つの第2のゲート電極
と、前記第1のゲート電極の相互の前記半導体層の表面
にそれぞれ選択的に形成された第2導電型の第1のベー
ス領域と、前記第1,第2のゲート電極の相互の前記半
導体層の表面に、前記第1のベース領域よりも大きく形
成された第2導電型の第2のベース領域と、これら第
1,第2のベース領域内にそれぞれ選択的に形成された
第1導電型のエミッタ領域と、前記第1のベース領域内
に形成されたエミッタ領域にそれぞれ共通に接続された
主電極と、前記第2のベース領域内に形成されたエミッ
タ領域にそれぞれ接続された電流検出用電極と、前記半
導体層の他主面上に形成された第2導電型のコレクタ層
とを具備したことを特徴とする半導体装置が提供され
【0021】上記のような構成によれば、主電流セルよ
りも電流検出セルの方がオン電圧の増加率が大きくなる
ようにしている。これにより、装置の温度が上昇した場
合にも、電流検出セルから取り出される電流を一定に維
持できるようになるものである。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて図面を参照して説明する。図1は、本発明の実施の
第一の形態にかかる、電流検出機能付きIGBT(Insu
lated Gate Bipolar Transistor )の概略構成を示すも
のである。なお、同図(a)はIGBTの要部の断面
図、同図(b)はIGBTにおけるベース領域の配置パ
ターンを取り出して示す平面図である。
【0023】このIGBTにおいては、たとえば、N型
半導体層11の一主面上に、それぞれゲート酸化膜12
を介して、複数のゲート電極13が配置されている。こ
れらゲート電極13間の、上記N型半導体層11の表面
には、たとえば、上記各ゲート電極13をマスクとする
二重拡散によりP型ベース領域14a,14bが形成さ
れている。
【0024】各P型ベース領域14a,14b内の表面
部には、エミッタ領域15がそれぞれ選択的に設けられ
ている。また、上記N型半導体層11の他主面側には、
コレクタ領域となるP型半導体層16が設けられてい
る。
【0025】そして、上記各ゲート電極13を覆うよう
にして設けられた層間絶縁膜17を介して、上記N型半
導体層11の一主面上に、主電極18および電流検出電
極19がそれぞれ形成されて、主電流セル領域21と電
流検出セル領域22とが隣接して設けられた構成となっ
ている。
【0026】このIGBTの場合、主電流セル領域21
におけるセルのゲート電極(第1のゲート電極)13、
および、電流検出セル領域22におけるセルのゲート電
極(第2のゲート電極)13は、その幅が一定となって
いる。
【0027】一方、ゲート電極13間の間隔は、主電流
セル領域21のセルと電流検出セル領域22のセルとで
は異なっている。すなわち、隣接する、主電流セル領域
21のセルに比べ、電流検出セル領域22のセルの方が
ゲート電極13間の間隔が広くとられている。
【0028】また、これらゲート電極13をマスクにし
て形成される各P型ベース領域14a,14bの幅は、
当然、マスクの開孔幅、つまり、ゲート電極13間の間
隔に応じて異なり、主電流セル領域21のセルのP型ベ
ース領域14aに比べ、電流検出セル領域22のセルの
P型ベース領域14bの方が広くなっている。
【0029】このような構成のIGBTにおいては、隣
接する、主電流セルと電流検出セルとの間のNドリフト
領域に寄生抵抗(N型半導体層11の抵抗成分)RN-が
形成されるため、寄生抵抗RN-の温度特性の影響が若干
は残るものの、その主電流セルと電流検出セルとの間の
寄生抵抗RN-の温度特性が電流検出におよぼす影響をほ
とんど打ち消すことが可能となる。
【0030】すなわち、P型ベース領域14a,14b
の幅を変えることで、主電流セル領域21におけるセル
のオン電圧(主電流セルの縦方向の電位差)の温度特性
と、電流検出セル領域22におけるセルのオン電圧(電
流検出セルの縦方向の電位差)の温度特性とを異ならせ
ることができる。
【0031】これにより、温度が上昇した場合の、電流
検出セルを流れる電流の抵抗成分を主電流セルに比べて
大きくすることが可能となるため、寄生抵抗RN-の温度
特性による電流検出セルにおける電流の増加を抑制でき
るようになる。
【0032】したがって、装置の温度が上昇した場合に
も、電流検出セルから取り出される電流を一定に維持す
ることが可能となり、外部抵抗31間での電流検出の温
度特性を改善できるものである。
【0033】しかも、本構成の装置の場合、P型ベース
領域14a,14b間の間隔(L)は、どのセルに関し
ても一定となるようにしている(図1(b)参照)。こ
のため、空乏層の曲率がきつくなるところがなく、耐圧
の劣化を生じることもない。
【0034】図2は、主電流セルでの電流密度とオン電
圧との関係を示すものである。この図からも明らかなよ
うに、主電流セルを上記の構造とした場合、主電流セル
は常温(たとえば、Ta=25℃)のときも高温(たと
えば、Ta=125℃)のときでも、オン電圧が増加す
る割合が小さく、オン電圧はあまり悪化しない。
【0035】図3は、電流検出セルでの電流密度とオン
電圧との関係を示すものである。この図からも明らかな
ように、電流検出セルを上記の構造とした場合、電流検
出セルは常温時に対する高温時の、オン電圧の増加する
割合が主電流セルに比べて大きい。このことからも、電
流検出セルの、電流検出セルを流れる電流の抵抗成分は
大きくなりやすいことが分かる。
【0036】これは、主電流セルの方が、電流検出セル
よりも単位面積辺りのMOSゲートのチャンネル幅(P
型ベース領域のゲート電極と重なる部分)が大きく、そ
の分、PNPトランジスタに供給されるベース電流が多
くなり、この結果、高温で、しかも、電流密度が高い状
態でも、オン電圧の増加する割合が抑えられるためであ
る。
【0037】このように、本例では、主電流セルと電流
検出セルとの構造を変え、主電流セルおよび電流検出セ
ル間の寄生抵抗RN-の温度特性の影響をほとんど打ち消
すことができるようにしている。
【0038】具体的には、電流検出セルのオン電圧が零
となる温度を、主電流セルのそれよりも高くなるように
している。これにより、温度が上昇し、かつ、電流密度
が大きい状態では、電流検出セルの方がオン電圧の増加
率が大きくなる。
【0039】したがって、温度が上昇した場合には、電
流検出セルの方が電流の減少する割合が大きくなるた
め、上述したように、寄生抵抗RN-の温度特性による電
流検出セルにおける電流の増加を抑制できるようになる
ものである。
【0040】図4は、本発明装置(本発明の実施の第一
の形態にかかる装置)における検出電圧の温度依存性
を、従来装置と比較して示すものである。このように、
本発明装置の場合、主電流セルおよび電流検出セル間の
寄生抵抗RN-の温度特性が、検出電流におよぼす影響を
ほとんど打ち消すことが可能なセル構造としている。
【0041】しかも、P型ベース領域間の間隔Lを、ど
のセルに関しても一定とするようにしている。これによ
り、本発明装置によれば、装置の温度が上昇した場合に
も、従来装置のような内部の寄生抵抗RN-の増大によっ
て検出電圧が大きくなるのを防止でき、かつ、耐圧の劣
化を生じることのない、電流検出の温度特性に優れた装
置とすることができる。
【0042】なお、上記した本発明の実施の第一の形態
においては、ゲート電極13間の間隔を、主電流セル領
域21のセルと電流検出セル領域22のセルとで異なら
せ、これらゲート電極13をマスクにして二重拡散によ
り形成される各P型ベース領域14a,14bの幅を、
主電流セル領域21のセルのP型ベース領域14aに比
べ、電流検出セル領域22のセルのP型ベース領域14
bの方が広くなるように構成した場合を例に説明した
が、これに限らず、たとえば電流検出セル領域22のセ
ルのチャンネル長を、主電流セル領域21のセルのチャ
ンネル長よりも長くなるように構成することによっても
同様の効果が期待できる。
【0043】図5は、本発明の実施の第二の形態にかか
る、電流検出機能付きIGBTの概略構成を示すもので
ある。この第二の形態にかかる装置は、主電流セル領域
21および電流検出セル領域22における各セルのゲー
ト電極13の幅ならびに間隔は共に一定とし、主電流セ
ル領域21のセルと電流検出セル領域22のセルとでチ
ャンネル長が異なった構成となっている(P型ベース領
域14a,14bの深さは一定)。
【0044】すなわち、主電流セル領域21のセルのチ
ャンネル長xよりも、電流検出セル領域22のセルのチ
ャンネル長yの方が長くなっている。この場合、各P型
ベース領域14a,14bの形成において、主電流セル
領域21および電流検出セル領域22の各セルのチャン
ネル表面における不純物のピーク濃度がほぼ一定となる
ようにするために、たとえば、ゲート電極13の形成前
に、チャンネルを長く形成するN型半導体層11の部分
にあらかじめ不純物を注入しておき、それを、各ゲート
電極13をマスクにして二重拡散により各P型ベース領
域14a,14bを形成する際に同時に拡散させるよう
にすることで容易に実現できる。
【0045】このような構成によれば、主電流セルの方
が、電流検出セルよりもPNPトランジスタに供給され
るベース電流が多くなるため、主電流セル領域21側の
PNPトランジスタが支配的となる結果、高温で、しか
も、電流密度が高い状態でのオン電圧の増加する割合が
抑えられる。
【0046】しかし、この構成によっては、電流検出セ
ル領域22のセルのチャンネル長yが長くなる分だけ寄
生抵抗RN-が小さくなるため、電流検出におよぼす影響
が若干は懸念されるものの、上記した第一の形態にかか
る装置とほぼ同様に、電流検出の温度特性に優れた装置
とすることができる。
【0047】図6は、本発明の実施の第三の形態にかか
る、電流検出機能付きIGBTの概略構成を示すもので
ある。この第三の形態にかかる装置は、各P型ベース領
域14a,14bの深さを含んで、両者のチャンネル長
が異なった構成となっている。
【0048】すなわち、電流検出セル領域22のセルの
チャンネル長yが、主電流セル領域21のセルのチャン
ネル長xよりも長くなるように、P型ベース領域14b
が深く大きく形成されている。
【0049】この場合、主電流セル領域21および電流
検出セル領域22の各セルのチャンネル表面における不
純物のピーク濃度がほぼ一定となるようにするために、
たとえば、各ゲート電極13をマスクにして行われるP
型ベース領域14a,14bの形成を、注入する不純物
の量を変えて別々に実行するようにすることで容易に実
現できる。
【0050】このような構成によっても、上記した第二
の形態にかかる装置とほぼ同様の効果が期待できる。つ
まり、寄生抵抗RN-が小さくなることによる影響が若干
は懸念されるものの、電流検出の温度特性に優れた装置
とすることができる。
【0051】図7は、本発明の実施の第四の形態にかか
る、電流検出機能付きIGBTの概略構成を示すもので
ある。この第四の形態にかかる装置は、主電流セル領域
21と電流検出セル領域22との間のゲート電極13の
幅を、他のゲート電極13よりも拡張した構成となって
いる(主電流セル領域21および電流検出セル領域22
における各セルのゲート電極13間の間隔は一定)。
【0052】そして、そのゲート電極13の直下の、隣
接する、主電流セルと電流検出セルとを接続するNドリ
フト領域の、上記ゲート電極13の拡張により広がった
部分にまで、P型ベース領域14bを延在させて形成し
た構成となっている。
【0053】すなわち、主電流セル領域21のセルのチ
ャンネル長xよりも、電流検出セル領域22のセルのチ
ャンネル長yの方を長くし、これにより、P型ベース領
域14a,14b間の間隔が一定となるようにしてい
る。
【0054】この場合、各P型ベース領域14a,14
bの形成は、たとえば、上記した第二の形態にかかる装
置の場合と同様に、ゲート電極13の形成前に、チャン
ネルを長く形成するN型半導体層11の部分にあらかじ
め不純物を注入しておき、それを、各ゲート電極13を
マスクにして二重拡散により各P型ベース領域14a,
14bを形成する際に同時に拡散させるようにすること
で、主電流セル領域21および電流検出セル領域22の
各セルのチャンネル表面における不純物のピーク濃度を
ほぼ一定にできる。
【0055】このような構成によっては、上記した第二
の形態にかかる装置と同様に、主電流セルの方が、電流
検出セルよりもPNPトランジスタに供給されるベース
電流が多くなるため、主電流セル領域21側のPNPト
ランジスタが支配的となる結果、高温で、しかも、電流
密度が高い状態でのオン電圧の増加する割合が抑えられ
る。
【0056】さらに、寄生抵抗RN-は、第二,第三の形
態にかかる装置のように小さくなることはなく、上記し
た第一の形態にかかる装置とほぼ同様の効果が期待でき
る。すなわち、装置の温度が上昇した場合にも、電流検
出セルから取り出される電流を一定に維持することが可
能となり、外部抵抗31間での電流検出の温度特性を改
善できる。
【0057】しかも、P型ベース領域14a,14b間
の間隔が一定のため、空乏層11´の曲率がきつくなる
ところがなく、耐圧の劣化を生じることもない。図8
は、本発明の実施の第五の形態にかかる、電流検出機能
付きIGBTの概略構成を示すものである。
【0058】この第五の形態にかかる装置は、主電流セ
ル領域21と電流検出セル領域22との間のゲート電極
13の幅(ゲート電極13間の間隔は一定)を拡張する
とともに、そのゲート電極13の直下の、電流検出セル
領域22のセルのチャンネル長yが、主電流セル領域2
1のセルのチャンネル長xよりも長く、しかも、P型ベ
ース領域14a,14b間の間隔が一定となるように、
P型ベース領域14a,14bを配設するようにしたも
のである。
【0059】すなわち、隣接する、主電流セルと電流検
出セルとを接続するNドリフト領域の、上記ゲート電極
13の拡張により広がった部分にまで延在するように、
P型ベース領域14bを深く大きく形成した構成となっ
ている。
【0060】この場合、たとえば、上記した第三の形態
にかかる装置の場合と同様に、各ゲート電極13をマス
クにして行われるP型ベース領域14a,14bの形成
を、注入する不純物の量を変えて別々に実行するように
することで、主電流セル領域21および電流検出セル領
域22の各セルのチャンネル表面における不純物のピー
ク濃度をほぼ一定にできる。
【0061】このような構成によっても、上記した第四
の形態にかかる装置とほぼ同様の効果が期待できる。つ
まり、寄生抵抗RN-が小さくなることはなく、電流検出
の温度特性に優れた装置とすることができる。
【0062】上記した本発明の実施の第一ないし第五の
形態においては、いずれも電流検出機能付きのIGBT
を例に説明したが、これに限らず、たとえば通常の縦型
MOS構造を有する各種の半導体装置に適用可能であ
る。
【0063】また、電流検出セルは1つに限らず、複数
のセルが形成されてなる構成としても良い。その他、こ
の発明の要旨を変えない範囲において、種々変形実施可
能なことは勿論である。
【0064】
【発明の効果】以上、詳述したようにこの発明によれ
ば、耐圧の劣化を生じることなく、温度の上昇にともな
う内部の寄生抵抗の増大によって検出電圧が大きくなる
のを防止でき、電流検出の温度特性に優れた半導体装置
を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の第一の形態にかかる、電流検
出機能付きのIGBTを概略的に示す要部の構成図。
【図2】同じく、主電流セルでの電流密度とオン電圧と
の関係を示す温度特性図。
【図3】同じく、電流検出セルでの電流密度とオン電圧
との関係を示す温度特性図。
【図4】同じく、検出電圧の温度依存性を従来装置と比
較して示す特性図。
【図5】この発明の実施の第二の形態にかかる、電流検
出機能付きIGBTの要部を示す概略断面図。
【図6】この発明の実施の第三の形態にかかる、電流検
出機能付きIGBTの要部を示す概略断面図。
【図7】この発明の実施の第四の形態にかかる、電流検
出機能付きIGBTの要部を示す概略断面図。
【図8】この発明の実施の第五の形態にかかる、電流検
出機能付きIGBTの要部を示す概略断面図。
【図9】従来技術とその問題点を説明するために示す、
電流検出機能付きIGBTの概略断面図。
【図10】同じく、従来の電流検出機能付きIGBTの
他の構成例を示す概略断面図。
【符号の説明】
11…N型半導体層 11´…空乏層 12…ゲート酸化膜 13…ゲート電極 14a,14b…P型ベース領域 15…エミッタ領域(ソース領域) 16…P型半導体層 17…層間絶縁膜 18…主電極(ソース電極) 19…電流検出電極 21…主電流セル領域 22…電流検出セル領域 31…外部抵抗
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−240516(JP,A) 特開 平6−224436(JP,A) 特開 平5−235363(JP,A) 特開 平3−270274(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 29/78 H01L 21/336 H01L 29/739 H01L 21/331

Claims (24)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の主電流セルと少なくとも1つの電
    流検出セルとを有してなる縦型MOS構造の半導体装置
    において、前記電流検出セルおよび前記主電流セルは、半導体層上
    にゲート絶縁膜を介して形成されたゲート電極をそれぞ
    れ有し、かつ、前記ゲート電極の幅、および、前記電流
    検出セルと前記主電流セルとのチャンネル長は一定で、
    前記ゲート電極間の間隔が前記電流検出セルと前記主電
    流セルとで異なる ことを特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】 前記電流検出セルおよび前記主電流セル
    は、ベース領域間の間隔が一定であることを特徴とする
    請求項に記載の半導体装置。
  3. 【請求項3】 複数の主電流セルと少なくとも1つの電
    流検出セルとを有してなる縦型MOS構造の半導体装置
    において、前記電流検出セルおよび前記主電流セルは、半導体層上
    にゲート絶縁膜を介して形成されたゲート電極をそれぞ
    れ有し、かつ、前記ゲート電極間の間隔が一定で、前記
    ゲート電極の幅、および、前記電流検出セルと前記主電
    流セルとのチャンネル長が異なる ことを特徴とする半導
    体装置。
  4. 【請求項4】 前記電流検出セルおよび前記主電流セル
    は、ベース領域間の間隔が一定であることを特徴とする
    請求項に記載の半導体装置。
  5. 【請求項5】 第1導電型の半導体層と、 この半導体層上にそれぞれ等間隔に配置された複数の第
    1のゲート電極と、 この第1のゲート電極の間隔よりも広い間隔を有して、
    前記半導体層上に形成された少なくとも1つの第2のゲ
    ート電極と、 前記第1のゲート電極の相互の前記半導体層の表面にそ
    れぞれ選択的に形成された第2導電型の第1のベース領
    域と、 前記第1,第2のゲート電極の相互の前記半導体層の表
    面に、前記第1のベース領域よりも大きく形成された第
    2導電型の第2のベース領域と、 これら第1,第2のベース領域内にそれぞれ選択的に形
    成された第1導電型のソース領域と、 前記第1のベース領域内に形成されたソース領域にそれ
    ぞれ共通に接続されたソース電極と、 前記第2のベース領域内に形成されたソース領域にそれ
    ぞれ接続された電流検出用電極とを具備したことを特徴
    とする半導体装置。
  6. 【請求項6】 前記第1のベース領域内に形成されたソ
    ース領域にそれぞれ共通に前記ソース電極が接続され
    て、複数の主電流セルが形成されてなることを特徴とす
    る請求項に記載の半導体装置。
  7. 【請求項7】 前記第2のベース領域内に形成されたソ
    ース領域にそれぞれ前記電流検出用電極が接続されて、
    少なくとも1つの電流検出セルが形成されてなることを
    特徴とする請求項に記載の半導体装置。
  8. 【請求項8】 前記第1,第2のゲート電極の幅が一定
    であることを特徴とする請求項に記載の半導体装置。
  9. 【請求項9】 前記電流検出セルと前記主電流セルとの
    チャンネル長が一定であることを特徴とする請求項6ま
    たは7に記載の半導体装置。
  10. 【請求項10】 前記第1,第2のベース領域間の間隔
    が一定であることを特徴とする請求項に記載の半導体
    装置。
  11. 【請求項11】 第1導電型の半導体層と、 この半導体層上にそれぞれ等間隔に配置された複数の第
    1のゲート電極と、 この第1のゲート電極と同じ間隔を有し、かつ、前記第
    1のゲート電極とは異なる幅で、前記半導体層上に形成
    された少なくとも1つの第2のゲート電極と、 前記第1のゲート電極の相互の前記半導体層の表面にそ
    れぞれ選択的に形成された第2導電型の第1のベース領
    域と、 前記第1,第2のゲート電極の相互の前記半導体層の表
    面に、前記第1のベース領域よりも大きく形成された第
    2導電型の第2のベース領域と、 これら第1,第2のベース領域内にそれぞれ選択的に形
    成された第1導電型のソース領域と、 前記第1のベース領域内に形成されたソース領域にそれ
    ぞれ共通に接続されたソース電極と、 前記第2のベース領域内に形成されたソース領域にそれ
    ぞれ接続された電流検出用電極とを具備したことを特徴
    とする半導体装置。
  12. 【請求項12】 前記第1のベース領域内に形成された
    ソース領域にそれぞれ共通に前記ソース電極が接続され
    て、複数の主電流セルが形成されてなることを特徴とす
    る請求項11に記載の半導体装置。
  13. 【請求項13】 前記第2のベース領域内に形成された
    ソース領域にそれぞれ前記電流検出用電極が接続され
    て、少なくとも1つの電流検出セルが形成されてなるこ
    とを特徴とする請求項11に記載の半導体装置。
  14. 【請求項14】 前記電流検出セルと前記主電流セルと
    のチャンネル長が異なることを特徴とする請求項12ま
    たは13に記載の半導体装置。
  15. 【請求項15】 第1導電型の半導体層と、 この半導体層の一主面上の主電流セル領域に、ゲート絶
    縁膜を介して、それぞれ等間隔に配置された複数の第1
    のゲート電極と、 前記半導体層の一主面上の電流検出セル領域に、ゲート
    絶縁膜を介して、前記第1のゲート電極の間隔よりも広
    い間隔を有して形成された少なくとも1つの第2のゲー
    ト電極と、 前記第1のゲート電極の相互の前記半導体層の表面にそ
    れぞれ選択的に形成された第2導電型の第1のベース領
    域と、 前記第1,第2のゲート電極の相互の前記半導体層の表
    面に、前記第1のベース領域よりも大きく形成された第
    2導電型の第2のベース領域と、 これら第1,第2のベース領域内にそれぞれ選択的に形
    成された第1導電型のエミッタ領域と、 前記第1のベース領域内に形成されたエミッタ領域にそ
    れぞれ共通に接続された主電極と、 前記第2のベース領域内に形成されたエミッタ領域にそ
    れぞれ接続された電流検出用電極と、 前記半導体層の他主面上に形成された第2導電型のコレ
    クタ層とを具備したことを特徴とする半導体装置。
  16. 【請求項16】 前記第1のベース領域内に形成された
    エミッタ領域にそれぞれ共通に前記主電極が接続され
    て、複数の主電流セルが形成されてなることを特徴とす
    る請求項15に記載の半導体装置。
  17. 【請求項17】 前記第2のベース領域内に形成された
    エミッタ領域にそれぞれ前記電流検出用電極が接続され
    て、少なくとも1つの電流検出セルが形成されてなるこ
    とを特徴とする請求項15に記載の半導体装置。
  18. 【請求項18】 前記第1,第2のゲート電極の幅が一
    定であることを特徴とする請求項15に記載の半導体装
    置。
  19. 【請求項19】 前記電流検出セルと前記主電流セルと
    のチャンネル長が一定であることを特徴とする請求項
    6または17に記載の半導体装置。
  20. 【請求項20】 前記第1,第2のベース領域間の間隔
    が一定であることを特徴とする請求項15に記載の半導
    体装置。
  21. 【請求項21】 第1導電型の半導体層と、 この半導体層の一主面上の主電流セル領域に、ゲート絶
    縁膜を介して、それぞれ等間隔に配置された複数の第1
    のゲート電極と、 前記半導体層の一主面上の電流検出セル領域に、ゲート
    絶縁膜を介して、前記第1のゲート電極と同じ間隔を有
    、かつ、前記第1のゲート電極とは異なる幅で形成さ
    れた少なくとも1つの第2のゲート電極と、 前記第1のゲート電極の相互の前記半導体層の表面にそ
    れぞれ選択的に形成された第2導電型の第1のベース領
    域と、 前記第1,第2のゲート電極の相互の前記半導体層の表
    面に、前記第1のベース領域よりも大きく形成された第
    2導電型の第2のベース領域と、 これら第1,第2のベース領域内にそれぞれ選択的に形
    成された第1導電型のエミッタ領域と、 前記第1のベース領域内に形成されたエミッタ領域にそ
    れぞれ共通に接続された主電極と、 前記第2のベース領域内に形成されたエミッタ領域にそ
    れぞれ接続された電流検出用電極と、 前記半導体層の他主面上に形成された第2導電型のコレ
    クタ層とを具備したことを特徴とする半導体装置。
  22. 【請求項22】 前記第1のベース領域内に形成された
    エミッタ領域にそれぞれ共通に前記主電極が接続され
    て、複数の主電流セルが形成されてなることを特徴とす
    る請求項21に記載の半導体装置。
  23. 【請求項23】 前記第2のベース領域内に形成された
    エミッタ領域にそれぞれ前記電流検出用電極が接続され
    て、少なくとも1つの電流検出セルが形成されてなるこ
    とを特徴とする請求項21に記載の半導体装置。
  24. 【請求項24】 前記電流検出セルと前記主電流セルと
    のチャンネル長が異なることを特徴とする請求項22ま
    たは23に記載の半導体装置。
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