JP3515249B2 - 射出成形方法および射出成形用金型 - Google Patents

射出成形方法および射出成形用金型

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    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/0053Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor combined with a final operation, e.g. shaping
    • B29C45/006Joining parts moulded in separate cavities
    • B29C45/0062Joined by injection moulding

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  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、移動金型と固定金
型とにより1次成形品を成形し、次いで移動金型を固定
金型に対して移動して1次成形品を突き合わせ、そして
突き合わせた部分に溶融樹脂を射出して1次成形品を一
体化して成形品を得る射出成形方法およびこの方法の実
施に使用される射出成形用金型に関するものである。
【0002】
【従来の技術】合成樹脂性の中空成形品の製造方法とし
て射出成形機による製造法が知られている。射出成形機
により中空成形品を製造する場合は、1次成形において
中空成形品を二つ割の半中空成形品あるいは分割体とし
て成形し、2次成形においてその分割面を突き合わせ、
そして加熱あるいは溶着して1個の中空成形品を製造し
ている。この射出成形方法の実施には、図4の(イ)に
模式的に示されているように、固定金型50、スライド
金型60等から構成されている金型が使用される。スラ
イド金型60は、固定金型50に対して図において上下
方向にスライド可能に設けられ、そのパーティングライ
ン側には、所定の間隔をおいて2個のコア61、62が
形成され、これらのコア61、62の下方には、同様に
所定の間隔をおいて2個の凹部63、64が形成されて
いる。固定金型50には、スライド金型60のコア6
1、62に対応して凹部51、52が、またスライド金
型60の凹部63、64に対応してコア53、54が形
成されている。したがって、これらのコア61、62お
よび53、54と、凹部51、52、63、64とによ
り4個のキャビティ71〜74が形成されている。そし
てこれらのキャビティ71〜74にはスプル75〜78
がそれぞれ連通している。
【0003】したがって、図4の(イ)に示されている
状態で型締めし、溶融樹脂を固定金型50のスプル75
〜78からキャビティ71〜74に射出すると、これら
のキャビティ71〜74により1次成形品である半中空
成形品a、b、a’、b’が成形される。図には示され
ていないが可動盤を開いてスライド金型60をピストン
シリンダ機構65により上方へスライドさせ、そして図
4の(ロ)に示されているように、半中空成形品a、
b、a’、b’のフランジ部を突き合わせ、そして型締
めしてスプル79、80から溶融樹脂を射出すると、半
中空成形品a、b、a’、b’はフランジ部において接
合され、中空成形品が成形される。可動金盤を開いて、
エジェクタピンを突き出すことにより中空成形品が得ら
れる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記射出成形方法によ
ると、スライド金型60を可動金型50に対してスライ
ドさせて、1次成形で成形された半中空成形品a、b、
a’、b’を突き合わせ、そして2次成形により溶融樹
脂を射出することにより、中空成形品を得ることができ
るので、各工程が自動化でき中空成形品を量産できると
いう利点がある。また、一対の半中空成形品a、b、
a’、b’が射出成形により成形されるので、複雑な形
状の中空成形品も製造できる等の特徴も有する。しかし
ながら、固定金型50、スライド金型60等に偏荷重が
作用する欠点がある。すなわち、図4の(イ)に示され
ている1次成形位置で、型締力および射出圧力が固定金
型50およびスライド金型60に均一に作用するように
すると、スライド金型60を可動金型50に対して上方
へスライドさせた2次成形位置では、図4の(ロ)に示
されているように、下方のコア53、54は遊んだ状態
になりバランスしない。これとは逆に2次成形位置でバ
ランスを持たせると、1次成形状態では偏荷重が作用す
ることになる。このように、固定金型50とスライド金
型60にアンバランスな荷重が作用すると、金型50、
60自体にも、さらには成形品にも問題が生じるように
なる。例えば、アンバランスな荷重が作用すると、金型
50、60等に故障、型締装置の偏摩耗等が生じ、金型
50、60等が早期に使用不可能になる。また、偏摩耗
が生じると、精密な成形品が得られなくなる。さらに
は、従来のスライド金型60は、スライド距離が長く、
広い設置スペースを必要とする欠点もある。本発明は、
上記したような問題点を解決した射出成形方法およびこ
の方法の実施に直接使用される射出成形用金型を提供す
ようとするもので、具体的には型締時にも、また射出時
にも金型等に略均一な力が作用すると共に、狭いスペー
スでも成形できる射出成形方法および射出成形用金型を
提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、固定金型と略等分に分割された移動金型
とに形成されているキャビティに溶融樹脂を射出して1
次成形品を成形する1次成形工程と、前記1次成形工程
後、前記移動金型を前記固定金型に対してそれぞれ移動
させて1次成形品を互いに突き合わせ、そして突き合わ
せた部分に溶融樹脂を射出して1次成形品を一体化する
2次成形工程とからなり、前記1次成形工程時には、前
記固定金型の略中心軸部を対称の中心とした位置で偶数
個の1次成形品を成形し、前記2次成形工程時にも、前
記固定金型の略中心軸部を対称の中心とした位置で成形
するように構成される。請求項2記載の発明は、固定金
型と、略等分に分割され移動金型とからなる金型であっ
て、前記移動金型は、前記固定金型に対して1次成形す
る第1位置と、2次成形する第2位置とを採るように移
動可能に設けられていると共に、前記固定金型と移動金
型とにより形成されるキャビティは、前記固定金型の略
中心軸部を対称の中心として偶数個配置されている。そ
して請求項3記載の発明は、請求項2記載の略等分に分
割され移動金型は、パーティングラインに平行にスライ
ドする第1、2のスライド金型であるように構成され
る。したがって、成形に際しては固定金型と略等分に分
割され移動金型とを使用する。移動金型を固定金型に対
して1次成形する第1位置にして、偶数個のキャビティ
に溶融樹脂を射出して偶数個の1次成形品例えば中空品
を成形する。このとき偶数個のキャビティは、固定金型
の略中心軸部を対称の中心として配置されているので、
偏荷重は作用しない。冷却固化を待って、例えば固定金
型と移動金型に1次成形品を残した状態で、移動金型を
それぞれ移動させ第2位置にする。これにより、固定金
型の1次成形品と移動金型の1次成形品同は突き合わさ
れる。この第2位置で2次成形をして、1次成形品を一
体化して成形品を得る。この第2位置も固定金型の略中
心軸部を対称の中心とした位置であるので、偏荷重は作
用しない。移動金型を開いて成形品を取り出す。以上の
操作を繰り返しながら成形する。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を中空成形
品を成形する金型およびこの金型を使用した成形方法に
ついて説明する。図1の(イ)に示されているように、
本実施例に係わる金型は、図において左方に位置する固
定盤1、この固定盤1に固定的に取り付けられている固
定金型20、略等分に分割され、そして図において上下
方向にスライド的に駆動されるようになっている第1、
2のスライド金型40、40’、これらのスライド金型
40、40’を型開き方向に駆動する可動盤46等から
概略構成されている。
【0007】固定盤1の略中心軸部には、この固定盤1
を横切るようにしてスプル2が設けられている。また、
固定盤1には、図1の(ロ)に示されているように、ス
プル2を中心にして図において上下方向にバランスして
対称的に延びた第1および第2のランナ3、4が形成さ
れている。さらには、固定盤1にはスプル2を第1およ
び第2のランナ3、4に切り換えるためのスプル切換装
置5が設けられている。スプル切換装置5は、図1の
(イ)において紙面に垂直方向に形成されている、断面
が半円のシリンダ6と、このシリンダ6にスライド的に
案内される弁体7と、この弁体7を駆動するピストンシ
リンダ装置8とから概略構成されいる。
【0008】弁体7は、図2の(イ)に示されているよ
うに、全体は円柱を軸方向に2つ割にした形状をしてい
る。そして、その下面7’が固定金型20のパーティン
グ面に接して摺動するようになっている。弁体7の下面
7’には、弁体7を横切るようにして所定深さに切り欠
いた第1、2の樹脂路9’、12が所定の間隔で形成さ
れている。そして、第1樹脂路9’に第1の透孔9があ
けられている。第2の樹脂路12から軸方向に同じ深さ
の凹溝11が延び、この凹溝11の端部に第2の透孔1
0があけられている。したがって、弁体7を図2の
(ロ)、(ハ)に示されている第1位置にすると、固定
盤1のスプル2は第1の透孔9と整合し、第1の透孔9
は第1のランナ3と連通する。ピストンシリンダ装置8
により弁体7を鎖線方向に駆動し、図2の(ニ)、
(ホ)に示されているように、スプル2が第2の透孔1
0と整合する第2位置にすると、スプル2は第2の透孔
10、凹溝11および第1の樹脂路12を介して第2の
ランナ4と連通する。このように、弁体7は円柱を軸方
向に2つ割にした形状をし、第1、2の樹脂路9’、1
2は下方が開いているので、固定金型20を開くとラン
ナを取り出すことができる。なお、ホットランナにすれ
ば、スプル切換装置5は簡単に構成することができる。
【0009】固定金型20の、上下方向の中心位置すな
わちスプル2よりも上方位置には第1のコア21と第1
の凹部22とが所定の間隔をおいて設けられている。ま
た、スプル2よりも下方位置には第2のコア23と第2
の凹部24とが同様に所定の間隔をおいて設けられてい
る。上記の第1のコア21と第2のコア23は、スプル
2が設けられている中心位置から等距離の位置に形成さ
れ、第1、2の凹部22、24も同様に等距離の位置に
形成されている。なお、図には現れていないが、これら
のコア21、23と凹部22、24は、左右方向にもバ
ランスしている。このように対称的に設けられているの
で、型締めするときも、また1、2次成形するときも
と、固定金型20等には偏荷重は作用しない。
【0010】第1のコア21の頂面には、第1のランナ
3に連通した第1のスプル25が開口し、第1の凹部2
2の底部には、同様に第1のランナ3に連通した第2の
スプル26が開口している。同様に、第2のコア23の
頂面には、第1のランナ3に連通した第3のスプル27
が開口し、第2の凹部24の底部には、同様に第1のラ
ンナ3に連通した第4のスプル28が開口している。固
定金型20には、さらに2次成形用の第1、2のスプル
29、30が設けられている。これらの2次成形用の第
1、2のスプル29、30は、第2のランナ4に連通し
ている。
【0011】スライド金型は、上下方向の略中央部で分
割された第1、2のスライド金型40、40’から構成
されている。そして上方に位置する第1のスライド金型
40には固定金型20の第1のコア21および第1の凹
部22と対をなす第1の凹部41と、第1のコア42と
が形成されている。これにより固定金型20と第1のス
ライド金型40との間に、第1、2の半中空成形品A、
Bを成形するための第1、2のキャビテイ44、45が
形成されている。また、下方に位置する第2のスライド
金型40’にも、固定金型20の第2のコア23および
第2の凹部24と対をなす第2の凹部41’と、第4の
コア42’とがそれぞれ形成されている。これにより、
同様に第3、4の半中空成形品A’、B’を成形するた
めの第3、4のキャビテイ44’、45’が形成されて
いる。
【0012】なお、第1のスライド金型40は、駆動装
置であるピストンシリンダ装置45により上下方向に駆
動され、第2のスライド金型40’は、ピストンシリン
ダ装置45’により同様に下上方向に駆動されるように
なっている。また第1、2の凹部41、41’の底部に
は周知のエジェクタピン50、50’が臨み、これらの
エジェクタピン50、50’は、エジェクタプレート5
10、51’により第1、3のキャビテイ44、44’
内へ突き出されるようになっている。
【0013】次に、上記固定金型20および第1、2の
スライド金型40、40’を使用して、1次成形により
第1〜4の半中空成形品A、B、A’、B’を成形し、
そしてその周縁に溶融樹脂を射出する2次成形法により
中空成形品を成形する成形法について説明する。第1、
2のスライド金型40、40’を、図1の(イ)に示さ
れている第1位置にスライドさせて型締めする。また、
スプル切換装置5の弁体7も図2の(ロ)、、(ハ)に
示されている第1位置に切り換える。そうして、固定金
型1のスプル2から従来周知のようにして、1次成形用
の溶融樹脂を射出する。溶融樹脂は、固定盤1のスプル
2からスプル切換装置5の弁体7の第1の透孔9、第1
のランナ3および第1〜4のスプル25〜28を通って
第1〜4のキャビテイ44〜45’に射出充填される。
これにより、第1〜4の1次半中空成形品A、B、
A’、B’が成形される。1次成形が終わった状態は図
3の(イ)に示されている。
【0014】冷却固化を待って、可動盤46と第1、2
のスライド金型40、40’とを所定間隔だけ開く。そ
うして、第1のスライド金型40は、ピストンシリンダ
装置45により上方へスライドさせ、第1の半中空成形
品Aの開口部が第2の半中空成形品Bの開口部に整合す
る第2の位置へ移動させる。第2のスライド金型40’
は、ピストンシリンダ装置45’により下方へスライド
させ、第3の半中空成形品A’の開口部が第4の半中空
成形品B’の開口部に整合する第2の位置へ移動させ
る。そうして型締めする。第2の位置で型締めされた状
態は、図3の(ロ)に示めされている。この状態では、
第1〜の1次半中空成形品A〜B’の開放端部は互いに
突き合わされている。また、スプル切換装置5の弁体7
を第2位置へ切り換える。
【0015】射出機から2次成形用の溶融樹脂を射出す
る。溶融樹脂は、固定盤1のスプル2、スプル切換装置
5の弁体7の第2の透孔10、凹溝11、第2の樹脂路
12を通って、第2のランナ4に達し、そして2次成形
用の第1、2のスプル29、30から突き合わせ部に射
出される。これにより、第1〜4の1次半中空成形品
A、BおよびA’、B’はそれぞれ一体化される。一体
化された状態は図3の(ロ)に示されている。冷却固化
を待って可動盤46と第1、2のスライド金型40、4
0’を開く。1次半中空成形品A〜B’の表面積には、
図には正確に示されていないが、差があり可動金盤46
を開くと、一体化された成形品は、第1、2のスライド
金型40、40’の方に付いて開かれる。エジェクタピ
ン50、50’により成形品が突き出される。上記操作
を繰り返して成形する。
【0016】本発明は、上記実施例に限定されることな
く色々な形で実施できる。例えば上記実施例では、スラ
イド金型40、40’は上下方向にスライドして第1位
置と第2位置とを採るようになっているが、スライドす
る代わりにスライド金型40、40’をそれぞれ回転し
ても第1、2位置を採るようにすることもできる。ま
た、上記実施例では、1次中空成形品A〜B’の開口周
縁部にはフランジがないように成形されているが、フラ
ンジを有するように成形するのが望ましい。フランジを
一体的に成形すると、2次成形においてフランジとフラ
ンジとの間に溶融樹脂射出することができるので、接合
強度の大きい成形品を得ることができる。なお、上記実
施例では第1〜4の1次半中空成形品A〜B’から中空
の成形品を得る例について説明したが、中空成形品以外
の成形品も同様にして成形できることも明らかである。
【0017】
【発明の効果】以上のように、本発明によると、固定金
型と略等分に分割された移動金型とに形成されているキ
ャビティに溶融樹脂を射出して1次成形品を成形する1
次成形時には、固定金型の略中心軸部を対称の中心とし
た位置で偶数個の1次成形品を成形するので、固定金
型、移動金型等に成形時に均等な荷重が作用するとい
う、本発明特有の効果が得られる。また、移動金型を固
定金型に対してそれぞれ移動させて1次成形品を互いに
突き合わせ、そして突き合わせた部分に溶融樹脂を射出
して1次成形品を一体化する2次成形も、固定金型の略
中心軸部を対称の中心とした位置で行うので、2次成形
時も偏荷重は作用しない。したがって、本発明による
と、金型等に故障が発生する確率も低くなり、また型締
装置の偏摩耗等も生じにくくなる。それゆえ、金型等が
早期に使用不可能になることも、また、成形品の精度が
落ちるようなこともない。移動金型が第1、2のスライ
ド金型から構成されていれている他の発明によると、従
来のスライド距離に比較して、2個の分かれてスライド
するのでスライド距離が短く、狭い設置スペースにも配
置できる効果がさらに得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の金型の実施の形態の例を示す図で、
その(イ)は全体を示す模式的断面図、その(ロ)はス
プル部分を示す平面図である。
【図2】 スプル切換装置を示す図で、その(イ)は弁
体の斜視図、その(ロ)は弁体が第1位置にあるときの
平面図、その(ハ)はその側断面図、その(ニ)は弁体
が第2位置にあるときの平面図、その(ホ)はその側断
面図である。
【図3】 図1に示されている金型を使用した成形状態
を示す図で、その(イ)は1次成形を終わった状態を、
そしてその(ロ)は2次成形を終わった状態を示す断面
図である。
【図4】 従来の金型による成形状態を示す図で、その
(イ)は1次成形を、その(ロ)は2次成形状態を示す
断面図である。
【符号の説明】
1 固定盤 20 固定金型 25〜28 第1〜4のスプル 40、40’ 第1、2のスライド金型 44、45、44’45’ 第1〜4のキャビテイ A、B、A’、B’ 第1〜4の半中空成形品
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B29C 45/00 - 45/84

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定金型(20)と略等分に分割された
    移動金型(40、40’)とに形成されているキャビテ
    ィ(44、45、44’、45’)に溶融樹脂を射出し
    て1次成形品(A、B、A’、B’)を成形する1次成
    形工程と、 前記1次成形工程後、前記移動金型(40、40’)を
    前記固定金型(20)に対してそれぞれ移動させて1次
    成形品(A、B、A’、B’)を互いに突き合わせ、そ
    して突き合わせた部分に溶融樹脂を射出して1次成形品
    (A、B、A’、B’)を一体化する2次成形工程とか
    らなり、 前記1次成形工程時には、前記固定金型(20)の略中
    心軸部を対称の中心とした位置で偶数個の1次成形品
    (A、B、A’、B’)を成形し、 前記2次成形工程時にも、前記固定金型(20)の略中
    心軸部を対称の中心とした位置で成形することを特徴と
    する、射出成形方法。
  2. 【請求項2】 固定金型(20)と、略等分に分割され
    移動金型(40、40’)とからなる金型であって、 前記移動金型(40、40’)は、前記固定金型(2
    0)に対して1次成形する第1位置と、2次成形する第
    2位置とを採るように移動可能に設けられていると共
    に、前記固定金型(20)と移動金型(40、40’)
    とにより形成されるキャビティ(44、45、44’、
    45’)は、前記固定金型(20)の略中心軸部を対称
    の中心として偶数個配置されていることを特徴とする、
    射出成形用金型。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の略等分に分割され移動金
    型(40、40’)は、パーティングラインに平行にス
    ライドする第1、2のスライド金型(40、40’)で
    ある射出成形用金型。
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