JP3515158B2 - ガンドリル - Google Patents

ガンドリル

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JP3515158B2
JP3515158B2 JP02854394A JP2854394A JP3515158B2 JP 3515158 B2 JP3515158 B2 JP 3515158B2 JP 02854394 A JP02854394 A JP 02854394A JP 2854394 A JP2854394 A JP 2854394A JP 3515158 B2 JP3515158 B2 JP 3515158B2
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    • Y10T408/9095Having peripherally spaced cutting edges with axially extending relief channel

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、鋼などの深穴加工に用
いられるガンドリルに係り、特に、一層の高送り加工に
適したガンドリルに関するものである。 【0002】 【従来の技術】この種のガンドリルにおいて、特に高送
り加工に適したものとしては、本発明と同一出願人がか
つて出願した、実開平4−70418号公報に記載され
るガンドリルがある。このガンドリルにおいては、シャ
ンクにろう付けされた切刃チップの先端に設けられる切
刃が、ドリル回転方向に向けて凸となる回転中心側の曲
線状切刃と、ドリルの回転軸線を含む仮想平面上に位置
する外周側の直線状切刃と、これら曲線状切刃と直線状
切刃の間に設けられる凹状切刃とから構成されており、
さらにこの凹状切刃は、上記直線状切刃の回転中心側に
連なり、この直線状切刃に対してドリル回転方向後方に
傾斜する傾斜部と、この傾斜部の内周側端部から凹曲線
状をなして上記凸曲線状切刃に連続する凹曲線部とから
構成されている。そして、特に上記仮想平面に対する凸
曲線状切刃の高さを、上記直線状切刃の外周端の回転直
径、すなわち当該ガンドリルの直径Dに対して0.03
×D〜0.06×Dとし、また上記凸曲線切刃が上記仮
想平面よりもドリル回転方向前方に突出する部分の径方
向の幅を0.25×D〜0.35×Dとし、さらに上記凹
状切刃の傾斜部が上記仮想平面に対してなす角度を5゜
〜30゜とすることにより、切削抵抗を抑制しつつ切屑
の分断を促して高送りへの対応を図ろうとしている。 【0003】ここで、表1は、この公報に記載されたガ
ンドリルによる穴明け加工試験の結果を示すものであ
り、図中○印は何等支障なく良好な切削が行なわれたこ
とを、また△印は切削可能ではあるものの振動や切屑焼
け等により切削が不安定であったことを、さらに×印は
切屑詰まりや切削抵抗の著しい増大により切削が不可能
であった場合を示している。ただし、この際の被削材は
SCM440(HB260)であり、また切削速度は7
0m/minであった。 【0004】 【表1】 【0005】この表1から分かるように、上記公報に記
載されたガンドリルでは切刃径(ガンドリル直径D)が
12mmの場合には0.12mm/revの送りでも良好な切削
を行なうことができ、また切刃径が6mmと小さい場合で
も0.06mm/revの送りを確保することができている。
しかるに、この公報のガンドリル以前の従来品では、切
刃径が12mm程度であっても送りが0.06mm/revを越
えると切削が不安定になっており、これと比べると明ら
かな切削性能の向上が認められる。 【0006】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ここ最
近の加工効率の一段の高能率化や加工速度の高速化に対
する要求に伴い、より一層高い送りで穴明け加工を行な
うことが可能なガンドリルを要望する声が急速に高まっ
てきた。そこで、本発明の発明者らが、上記公報に記載
された従来のドリルを基礎として、このようなより高い
送りを実現するために種々の実験を試みたところ、特に
切屑をより効率的に分断するとともにその流出方向を制
御することにより、一層の高送り加工において生成、流
出する切屑を円滑に処理して、かかる切屑の詰まりに起
因する切削抵抗の増大や加工穴内の高温化に伴う切屑焼
けを防ぎ、上述のような高送り切削を促すことができる
との結果を得るに至った。本発明は、このような背景の
下になされたものであって、切屑処理性能の一層の向上
を図って上記従来のガンドリルよりもさらに高送り加工
が可能なガンドリルを提供することを目的としている。 【0007】 【課題を解決するための手段】ここで、本発明の発明者
らは、上記の実験に際して特に切刃の回転中心側のドリ
ル回転方向に向かって凸となる曲線状切刃の形状に着目
した。そして、様々な形状の曲線状切刃について実験し
た結果、この曲線状切刃をドリルの軸線方向先端視にお
いて円弧状に形成するとともに、この円弧の半径を切刃
の回転直径、すなわち当該ガンドリルの外径Dに対して
0.4×D以下とすることにより、切屑分断効果の一層
の向上が図られるとの知見を得るに至った。 【0008】本発明は、このような知見に基づき、軸線
回りに回転させられる軸状のシャンクの先端部に切刃チ
ップがろう付けされ、この切刃チップの側部に先端部か
ら基端側へ延在する切屑排出溝が設けられるとともに、
この切屑排出溝の回転方向を向く壁部と先端逃げ面との
交差稜線部に切刃が設けられてなるガンドリルにおい
て、上記切刃の回転中心側に、軸線方向先端視にドリル
回転方向側へ向けて凸となる曲線状切刃を設けるととも
に、上記切刃の最も外周側には、上記軸線を含む仮想平
面上に位置する直線状切刃を設け、さらにこの直線状切
刃と上記凸曲線状切刃との間には、上記直線状切刃に連
なり回転中心側に向かうに従いドリル回転方向後方側に
傾斜する傾斜部とこの傾斜部の内周側端部から上記凸曲
線状切刃に連なる凹曲線部とからなる凹状切刃を設け、
上記曲線状切刃を上記軸線方向先端視において円弧状に
形成するとともに、この円弧の半径を当該ガンドリルの
外径Dに対して0.1×D〜0.4×Dの範囲内に設定
し、上記直線状切刃が設けられる仮想平面に直交する方
向からの側面視において、上記切刃を回転中心側から外
周側に向かうに従い漸次先端側に突出した後、頂部を経
て基端側に後退する山型に形成するとともに、上記頂部
の位置を、上記仮想平面と当該切刃との交点の位置と略
一致せしめ、かつ上記頂部を通り上記軸線に直交する仮
想直線に対して上記切刃の外周側の部分がなす角度を、
該切刃の回転中心側の部分がなす角度の2倍以上に設定
し、さらに上記直線状切刃が設けられる仮想平面から、
上記凹状切刃の底部までの深さを、上記外径Dに対して
0.01×D〜0.05×Dの範囲内に設定したことを特
徴とする。 【0009】 【作用】このような構成のガンドリルによれば、切刃の
回転中心側の曲線状切刃が円弧状に形成され、かつこの
円弧の半径がガンドリルの外径Dに対して0.4×D以
下に設定されているので、一層の切屑分断効果の向上が
図られる。これは、曲線状切刃を円弧状に形成すること
により、例えばこの曲線状切刃を楕円形状等の他の凸曲
線とした場合に比べ、当該曲線状切刃により生成される
切屑に等方的に分断応力を与えることができることによ
るものと考えられる。すなわち、曲線状切刃を楕円形状
等の凸曲線とした場合には、該曲線状切刃に曲率半径の
大きな部分と小さな部分とが生じてしまい、曲率半径の
小さな部分で生成される切屑は応力が集中して分断され
るものの、曲率半径に大きな部分では相対的に切屑が偏
平した形状で生成されて分断が促されなくなる。これに
対して曲線状切刃を円弧状とした場合には、該曲線状切
刃にこのような部分的な曲率半径の相違が生じることは
なく、このため切屑はすべての方向に等しい応力を受け
て速やかに分断されるのである。 【0010】ここで、上記曲線状切刃のなす円弧の半径
がガンドリル外径Dに対して0.4×Dを上回ると、曲
線状切刃のすべての部分が相対的に曲率半径の大きな状
態となり、すなわち曲線状切刃全体が偏平した形状とな
ってしまって、切屑が受ける応力自体が小さくなり、分
断効果が極端に低下して切屑処理性が著しく損なわれて
しまう。また、上記円弧の半径がガンドリル外径Dに対
して0.1×Dを下回ると、切刃全体に占める曲線状切
刃の部分が小さくなり過ぎて、曲線状切刃を設けること
自体の意味が損なわれてしまうとともに、該曲線状切刃
が鋭利になりすぎて、特に最もドリル回転方向に突き出
した頂部の近傍において欠損等が生じ易くなってしま
う。 【0011】 【実施例】図1ないし図3は、本発明の一実施例を示す
ものである。これらの図において符号1で示すのは当該
ガンドリルのドリル本体であり、また図1に符号10で
示すのは、切削加工装置の回転部分に取り付けられてド
リル本体1の軸線O回りに回転させられる取付部であ
る。取付部10の先端部には、シャンク11が嵌合固着
され、シャンク11の先端部には超硬チップ12がろう
付けされている。シャンク11の側部には、断面V字状
の切屑排出溝13が形成され、またシャンク11の内部
には、断面形状がシャンクのそれとほぼ相似形の給油孔
14が形成されている。一方、超硬チップ12の内部に
は、その先端面15と上記給油孔14に連通する油穴1
6が形成され、側部には上記切屑排出溝13と連続する
切屑排出溝17が形成されている。そして、この切屑排
出溝17の回転方向を向く壁面17Aと超硬チップの先
端面15との交差稜線部には、所定の切刃角、逃げ角が
付された切刃18が形成されている。 【0012】この切刃18は、以下のように構成されて
いる。すなわち、切刃18の最も外周側の位置には、軸
線Oを含む仮想平面P上に位置する直線状切刃19が形
成されている。この直線状切刃19の長さfは、該直線
状切刃19の外周端の軸線O回りの回転直径、すなわち
当該ガンドリルの外径Dに対して、約0.05×Dとさ
れている。また、直線状切刃19と隣接した内周側、す
なわちドリルの回転中心側には、軸線O方向先端視に直
線状切刃19に対して回転中心側に向かうに従いドリル
回転方向(図2において反時計回り方向)の後方側に向
かって略直線的に傾斜する傾斜部20が形成されてい
る。さらに、この傾斜部20と隣接した内周側には、ド
リル回転方向後方に湾曲して凹む凹曲線部21が形成さ
れており、この凹曲線部21と傾斜部20とによって凹
状切刃22が構成されている。 【0013】なお、本実施例では、この凹状切刃22に
おける傾斜部20と凹曲線部21とは滑らかに連続する
ように形成されており、両者の交接点Xが上記仮想平面
Pから最も離間して当該凹状切刃22の底部とされてい
る。ここで、上記仮想平面Pからこの凹状切刃22の底
部の交接点Xまでの深さSは、上記ガンドリル外径Dに
対して0.01×D〜0.05×Dの範囲内に設定されて
いる。また、この凹状切刃22の傾斜部20が軸線O方
向先端視において上記仮想平面Pに対してなす角度α
は、本実施例では5゜〜30゜に設定されている。 【0014】さらに、この凹状切刃22の凹曲線部21
と隣接した回転中心側には、ドリル回転方向へ向かって
突出する曲線状切刃23が形成されており、この凸曲線
状切刃23と凹状切刃22とは滑らかに連続されてい
る。ここで、この曲線状切刃23は、軸線Oを含み直線
状切刃19が延設される上記仮想平面Pよりもその中央
部がドリル回転方向側に突出するように形成されてお
り、この仮想平面Pに対して最も突出した部分の高さH
は、ガンドリル外径Dに対して0.03×D〜0.06×
Dに設定されている。また、この凸曲線切刃23が仮想
平面Pを越えてドリル回転方向に突出する部分の径方向
の幅Wは、同じくガンドリル外径Dに対して0.25×
D〜0.35×Dとされている。さらに、この曲線状切
刃23の内周側の軸線Oに最も近接した部分は、該軸線
Oから径方向に0.05mm〜0.15mm離間させられてい
る。そして、本実施例ではこのような条件を満たした上
で、曲線状切刃23は軸線O方向先端視において円弧状
を呈するように形成されており、かつ、この円弧の半径
Rは、上記ガンドリル外径Dに対して0.1×D〜0.4
×Dの範囲内とされている。 【0015】一方、この切刃18は、上記仮想平面Pに
直交する方向からの側面視においては、内周側のドリル
回転中心から外周側に向かうに従い、図3に示すように
漸次直線的に傾斜して一旦ドリル先端側に突出した後、
頂部Yを経て、再び直線的に傾斜して基端側に後退する
ように形成されており、すなわち頂部Yが最も先端側に
突出した山形に形成されている。しかして、本実施例で
はこの頂部Yの位置は、軸線O方向先端視において切刃
18の曲線状切刃23と仮想平面Pとが交差する外周側
の交点の位置と一致せしめられている。また、上記側面
視において上記頂部Yを通り軸線Oに直交する仮想直線
Lを想定した場合、切刃18の頂部Yよりも外周側の部
分(直線状切刃19および凹状切刃22の部分)が上記
側面視に呈する直線と上記仮想直線Lとの交差角θ
1は、切刃18の頂部Yよりも内周側の部分(曲線状切
刃23の部分)が上記側面視に呈する直線と上記仮想直
線Lとの交差角θ2の2倍以上になるように設定されて
いる。すなわち、両交差角θ1,θ2の間には、θ1≧2
×θ2なる関係が成り立っている。 【0016】なお、このように構成された切刃18に連
続するすくい面、すなわち切屑排出溝17のドリル回転
方向を向く上記壁面17Aは、その先端から基端部側へ
向けてガンドリル外径Dに対し0.2×D〜3.0×Dの
範囲までは、軸線Oに直交する断面の形状が切刃18と
同一形状となるように形成されている。そして、これよ
りも基端側の部分では曲線状切刃23に連なる円筒面状
の部分が切り欠かれて平坦になるように形成されてお
り、これによって基端部側では切屑排出溝17の断面積
が大きくなっている。ただし、上記0.2×D〜3.0×
Dの範囲よりも基端部側において、曲線状切刃23に連
続する円筒面の部分が基端部側へ向かってその断面積が
漸次減少するように形成してもよく、また、断面形状が
切刃18と同一形状のまま先端から基端部まで延在する
ように形成してもよい。なお、図中に符号24で示すの
はガンドリルの回転ガイドの役割を果たすパッドであ
り、このパッド24と上記直線状切刃19のドリル回転
方向後方に形成される外周マージン25とによって、当
該ガンドリルの外径Dが決定される。 【0017】このように構成されたガンドリルにおいて
は、まずドリル回転方向に凸となる曲線状切刃23の外
周側に凹状切刃22を設けているため、凹状切刃22の
底部から見ると曲線状切刃23が相対的に高くなり、こ
れによって曲線状切刃23の突出量Hを上述のように小
さくして切削抵抗の増加を抑えつつも、高い切屑分断効
果を得ることができる。また、凹状切刃22が外周側の
傾斜部20と内周側の凹曲線部21とから構成されてい
るため、凹曲線部21の曲率半径を小さくすることがで
き、外周側の切刃部分で生成された切屑をこの凹曲線部
21に連続する壁面によって急激にカールせしめること
で、分断効果がさらに高められる。そして、本実施例で
は、軸線O方向先端視において上記曲線状切刃23が円
弧状に形成され、かつ、その半径Rがガンドリル外径D
の0.1×D〜0.4×Dの範囲内とされているので、上
述の知見に基づき、特に高送り加工の際にも安定的かつ
優れた切屑分断効果を発揮する。 【0018】ここで、表2は、表1に示した従来のガン
ドリルによる穴明け加工試験と同様の試験条件におい
て、本実施例のガンドリルにより穴明け加工試験を行な
った結果を示すものである。従って、被削材はSCM4
40(HB260)であり、また切削速度は70m/min
である。また、切削の評価を示す記号も、表1の場合と
同様とされている。 【0019】 【表2】【0020】この表2の結果と上述した表1の結果とを
比べると、切刃径が比較的大きく、また送りが比較的小
さな領域においては、両者のガンドリルとも略良好な切
削結果が得られている。しかしながら、送りが大きくな
ると、表1の従来のガンドリルでは円滑な切屑処理が阻
害されてしまい、加工穴内に切屑が滞留して切屑焼けを
生じたり、振動が発生したりして、切削が不安定になっ
てしまう。そして、さらに送りを大きくすると、比較的
早い段階で切屑詰まりにまで至り、切削が不可能となっ
てしまう。これに対して表2に示すように本実施例のガ
ンドリルでは、送りを大きくしてゆくと切削が不安定と
なってついには切削不能となる過程は同じであるもの
の、その限界が従来のガンドリルに比べて数段高く、よ
り一層高い送りに対しても十分に対応可能であることが
分かる。この結果は、本発明の効果を十分に立証するも
のと考えられる。 【0021】なお、本実施例のガンドリルでは、上述の
ように軸線O方向先端視において切刃18の回転中心側
の曲線状切刃23を円弧状に形成した上で、その半径R
をガンドリル外径Dに対して0.1×D〜0.4×Dの範
囲内に設定したが、この半径Rが0.4×Dを上回る
と、同じ切刃径であっても比較的小さな送りで極端に切
削が不安定となり初め、また切屑詰まりにより切削不可
能となるのも早い段階であった。そして、排出された切
屑を比べてみたところ、半径Rが上記範囲内にあるガン
ドリルでは切屑が細かく分断されていたのに対し、この
範囲を越えたものでは十分に分断されていない切屑がめ
だち、このような切屑によって詰まりが生じたものと見
受けられた。一方、上記半径Rが0.1×Dを下回るガ
ンドリルについても同様の試験を行なったところ、やは
り比較的小さな送りにおいて、曲線状切刃に欠損が生じ
てしまい、その時点で穴明けを中止せざるを得ない事態
となってしまった。さらに切屑を比べても、曲線状切刃
により十分に分断されたものは少なかった。 【0022】また、本実施例のガンドリルでは、上記仮
想平面Pから凹状切刃22の底部までの深さSが、上記
ガンドリル外径Dに対して0.01×D〜0.05×Dの
範囲内に設定されており、これによって穴明け加工時に
作用する切削抵抗の低減を図ることができる。すなわ
ち、上記凹状切刃22を構成する傾斜部20は、直線状
切刃19側から内周側に向かうに従い上記仮想平面Pに
対してドリル回転方向後方側に傾斜することにより、正
のラジアルレーキ角αが与えられる。そして、この角度
αは上記深さSと傾斜部20の径方向の長さとによって
決定され、深さSが深くなるほど角度αは正角側に大き
くなって切削抵抗の低減が図られる。 【0023】しかしながら、この深さSが大きくなりす
ぎると、凹状切刃22の底部から凹曲線部21を経て曲
線状切刃23に至る部分の立ち上がりが急になってしま
い、この部分に連なる切屑排出溝17の壁面17Aに切
屑が強く摺接することとなる。このような場合、高速切
削の領域では特に問題となることはないが、低速域では
切屑生成速度が低いため、上述のように立ち上がりが急
であると切屑が曲線状切刃23の部分を乗り越えるまで
には至らず、この結果、切屑分断はおろか、この部分で
切屑詰まりを起こしてしまい、却って切削抵抗の増大を
招いてしまう。その一方で、深さSが小さすぎると、こ
れとは逆に高速域において高い速度で生成される切屑の
制動(ブレーキング)を十分に行なうことができなくな
り、切屑分断効果の低下を招くおそれが生じる。そこ
で、本発明の発明者らがこの点についても実験を重ねた
結果、上記深さSをガンドリルの外径Dに対して0.0
1×D〜0.05×Dの範囲とすることにより、ある程
度の角度αを確保して切削抵抗の低減を図りつつ、凹状
切刃22の凹曲線部21近傍の立ち上がりが急になり過
ぎるのを防いで切屑詰まりを防止するとともに、高速域
でも十分な切屑の制動効果を得ることができるという結
論を得るに至ったのである。 【0024】一方、本実施例では、上記仮想平面Pに直
交する方向からの側面視における切刃18の形状は、上
述のように頂部Yが最もドリル先端側に突出した山型と
されており、しかもこの頂部Yの位置が、上記仮想平面
Pと切刃18の曲線状切刃23との交点と一致されてい
る。このため、頂部Yの内周側で生成された切屑は外周
側に向けて流出し、逆に頂部Yの外周側で生成された切
屑は内周側に向けて流出する。しかも、軸線O方向先端
視において頂部Yの内周側に連なる曲線状切刃23の部
分は外周側を向いており、逆に頂部Yの外周側に凹曲線
部21を介して連なる凹状切刃22の傾斜部20は内周
側を向いているので、この傾向はより顕著なものとな
る。 【0025】そして、このように頂部Yを挟んで切刃1
8の両側で生成された切屑は、互いに反対側に向けて流
出して干渉し合い、この結果、切屑の分断が一層促進さ
れることとなる。すなわち、こうして切屑の流出を制御
することにより、切屑処理性能をさらに向上させること
ができるのである。従って、本実施例によれば、特に切
屑が分断されずに流出し易い高送り加工時においても、
確実かつ安定的に切屑分断効果を維持することが可能と
なるので、上記効果とも相俟って、より高い送りにも対
応し得るガンドリルを提供することができる。 【0026】これに加えて本実施例では、同じく上記仮
想平面Pに直交する方向からの側面視において、上記頂
部Yを通り軸線Oに直交する仮想直線Lに対し、切刃1
8の外周側の部分がなす角度θ1が、頂部Yの回転中心
側の部分がなす角度θ2の2倍以上に設定されている。
従って、切刃18の頂部Yの外周側で生成された切屑
は、より大きな角度で内周側に向けて流出して頂部Yの
内周側で生成された切屑と干渉し合い、また曲線状切刃
23に連なる切屑排出溝17の壁面17Aのうち外周側
を向く部分によりカールされて、その分断が促される。
従って、本実施例によれば、より確実に切屑の流出を制
御して切屑分断効果の維持および向上を図ることがで
き、上述したそれぞれの効果とも相俟って一層高い切屑
処理性能を得ることができる。 【0027】しかも、切刃18の外周側においては内周
側に比べて軸線O回りの回転半径が大きく、このためド
リルの1回転当りでは外周側の方がより多くの切屑を生
成することとなるが、上記構成を採ることにより、この
ような切屑を内周側に案内して速やかに分断することが
できるので、一層効果的な切屑処理を促すことが可能と
なる。なお、切刃18の外周側の部分の角度θ1が内周
側の部分の角度θ2の2倍を下回ると、特に切屑同士の
干渉による分断効果の向上が十分になされなくなるおそ
れが生じ、好ましくない。 【0028】 【発明の効果】以上説明したように、本発明は、切刃の
回転中心側に軸線方向先端視にドリル回転方向側へ向け
て凸となる曲線状切刃を設けるとともに、切刃の最も外
周側に軸線を含む仮想平面上に位置する直線状切刃を設
け、さらにこの直線状切刃と上記凸曲線状切刃との間に
は、上記直線状切刃に連なり回転中心側に向かうに従い
ドリル回転方向後方側に傾斜する傾斜部とこの傾斜部の
内周側端部から上記凸曲線状切刃に連なる凹曲線部とか
らなる凹状切刃を設け、上記曲線状切刃を上記軸線方向
先端視において円弧状に形成するとともに、この円弧の
半径を当該ガンドリルの外径Dに対して0.1×D〜0.
4×Dの範囲内に設定したものであるから、切屑分断効
果の一層の向上を図って切屑詰まりの発生や切削抵抗の
増大を確実に防ぎ、最近のより高い送りに対する要求を
満足することのできるガンドリルを提供することができ
る。 【0029】そして、さらに、上記仮想平面に直交する
方向からの側面視において、切刃を、回転中心側から外
周側に向かうに従い漸次先端側に突出した後、頂部を経
て基端側に後退する山型に形成するとともに、上記頂部
の位置を、上記仮想平面と切刃との交点の位置と略一致
せしめることにより、頂部の内周側で生成された切屑は
外周側に向けて流出し、逆に頂部の外周側で生成された
切屑は内周側に向けて流出し、しかも、軸線方向先端視
において頂部の内周側に連なる曲線状切刃の部分は外周
側を向いており、逆に頂部の外周側に凹曲線部を介して
連なる凹状切刃は内周側を向いているので、この傾向は
より顕著なものとなり、このように頂部を挟んで切刃の
両側で生成された切屑が、互いに反対側に向けて流出し
て干渉し合い、この結果、切屑の分断が一層促進される
こととなって、こうして切屑の流出を制御することによ
り、切屑処理性能をさらに向上させることができ、従っ
て、特に切屑が分断されずに流出し易い高送り加工時に
おいても、確実かつ安定的に切屑分断効果を維持するこ
とが可能となるので、上記効果とも相俟って、より高い
送りにも対応し得るガンドリルを提供することができ
る。また、上記仮想平面から上記凹状切刃の底部までの
深さを、上記外径Dに対して0.01×D〜0.05×D
の範囲内に設定することにより、このような切屑分断効
果を確実かつ安定的に奏功しつつ、切削抵抗の低減を図
ることができる。さらに、側面視において、上記頂部を
通り軸線に直交する仮想直線に対して上記切刃の外周側
の部分がなす角度を、切刃の回転中心側の部分がなす角
度の2倍以上に設定することにより、切屑の流出を制御
して切屑同士の干渉等により一層円滑な分断を促すこと
が可能となる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の一実施例を示す側面図である。 【図2】図1に示す実施例の軸線O方向先端視の拡大図
である。 【図3】図1に示す実施例の仮想平面Pに直交する方向
からの拡大側面図である。 【符号の説明】 1 ガンドリル本体 11 シャンク 12 切刃チップ 13,17 切屑排出溝 18 切刃 19 直線状切刃 20 傾斜部 21 凹曲線部 22 凹状切刃 23 曲線状切刃 O ガンドリル本体1の回転軸線 P 軸線Oを含み直線状切刃19が形成される仮想平面 D ガンドリル直径 R 軸線O方向先端視において曲線状切刃23がなす円
弧の半径 S 仮想平面Pから凹状切刃22の底部までの深さ Y 仮想平面Pに直交する方向からの側面視に切刃18
がなす山型の頂部 L 仮想平面Pに直交する方向からの側面視に頂部Yを
通り軸線Oに直交する仮想直線 θ1,θ2 仮想平面Pに直交する方向からの側面視に、
切刃18の頂部Yよりも外周側の部分および内周側の部
分が仮想直線Lに対してなす角度
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松本 勝則 岐阜県安八郡神戸町大字横井字中新田 1528番地 三菱マテリアル株式会社 岐 阜製作所内 (72)発明者 中村 伸一 岐阜県安八郡神戸町大字横井字中新田 1528番地 三菱マテリアル株式会社 岐 阜製作所内 (56)参考文献 実開 平4−70418(JP,U) 実開 平2−114411(JP,U) 実公 昭61−35371(JP,Y2) 実公 昭61−10887(JP,Y2)

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 軸線回りに回転させられる軸状のシャン
    クの先端部に切刃チップがろう付けされ、この切刃チッ
    プの側部に先端部から基端側へ延在する切屑排出溝が設
    けられるとともに、この切屑排出溝の回転方向を向く壁
    部と先端逃げ面との交差稜線部に切刃が設けられてなる
    ガンドリルにおいて、 上記切刃の回転中心側には、軸線方向先端視にドリル回
    転方向側へ向けて凸となる曲線状切刃が設けられるとと
    もに、上記切刃の最も外周側には、上記軸線を含む仮想
    平面上に位置する直線状切刃が設けられ、さらにこの直
    線状切刃と上記曲線状切刃との間には、上記直線状切刃
    に連なり回転中心側に向かうに従いドリル回転方向後方
    側に傾斜する傾斜部とこの傾斜部の内周側端部から上記
    曲線状切刃に連なる凹曲線部とからなる凹状切刃が設け
    られており、上記曲線状切刃は上記軸線方向先端視にお
    いて円弧状に形成されるとともに、この円弧の半径が当
    該ガンドリルの外径Dに対して0.1×D〜0.4×Dの
    範囲内に設定され、 上記直線状切刃が設けられる仮想平面に直交する方向か
    らの側面視において、上記切刃が回転中心側から外周側
    に向かうに従い漸次先端側に突出した後、頂部を経て基
    端側に後退する山型に形成されるとともに、上記頂部の
    位置が、上記仮想平面と当該切刃との交点の位置と略一
    致せしめられ、かつ上記頂部を通り上記軸線に直交する
    仮想直線に対して上記切刃の外周側の部分がなす角度
    が、該切刃の回転中心側の部分がなす角度の2倍以上に
    設定され、 さらに上記直線状切刃が設けられる仮想平面から、上記
    凹状切刃の底部までの深さが、上記外径Dに対して0.
    01×D〜0.05×Dの範囲内に設定され ていること
    を特徴とするガンドリル。
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US5443585A (en) 1995-08-22
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