JPH08229720A - ガンドリル - Google Patents

ガンドリル

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Publication number
JPH08229720A
JPH08229720A JP3742195A JP3742195A JPH08229720A JP H08229720 A JPH08229720 A JP H08229720A JP 3742195 A JP3742195 A JP 3742195A JP 3742195 A JP3742195 A JP 3742195A JP H08229720 A JPH08229720 A JP H08229720A
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JP
Japan
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tip
drill
chip discharge
cutting
cutting edge
Prior art date
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Application number
JP3742195A
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English (en)
Inventor
Hideki Yamada
秀樹 山田
Michio Maruki
三千男 丸木
Katsunori Matsumoto
勝則 松本
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Aisin AW Co Ltd
Mitsubishi Materials Corp
Original Assignee
Aisin AW Co Ltd
Mitsubishi Materials Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 軸線O回りに回転されるドリル本体21の軸
状のシャンク23の先端に切刃チップ24が接合されて
いる。この切刃チップ24の先端からシャンク23にか
けては、軸線Oを挟んでドリル本体21の周方向に互い
に反対側に一対の切屑排出溝25,25が形成されてお
り、これらの切屑排出溝25,25は、シャンク23の
部分にあっては軸線Oに平行に形成されているととも
に、切刃チップ24の部分にあってはドリル本体21の
基端側に向かうに従いドリル回転方向後方側に捩れるよ
うに形成されている。 【効果】 加工時に生成された切屑は、ドリル本体21
の回転に伴い順次基端側に送り出されて強制的に排出さ
れるので、流れ形の切屑が生成される加工等であって
も、切屑詰まりが生じるのを防止し、ドリル本体21に
折損等が生じるのを確実に防いで安定かつ円滑な加工を
行うことが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、先端に一対の切刃が形
成されて深穴加工等に用いられる2枚刃のガンドリルに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】このような深穴加工においては、高送り
による加工効率の向上等を図るため、近年2枚刃のガン
ドリルが用いられることが多くなってきている。図4な
いし図6は、従来のこの種の2枚刃ガンドリルの一例を
示すものであり、このガンドリルのドリル本体1は、円
筒状のドライバ2の先端に嵌挿された軸状のシャンク3
と、このシャンク3の先端にろう付けにより接合された
超硬合金より成る切刃チップ4とから構成されている。
【0003】この切刃チップ4の先端からシャンク3の
基端部にかけては、ドリル本体1の回転軸線Oを挟んで
ドリル本体1の周方向に互いに反対側に一対の切屑排出
溝5,5が形成されており、これらの切屑排出溝5,5
は、ドリル回転方向(図5において白抜き矢線方向)側
を向く略平面状の壁面5Aと、この壁面5Aに鈍角に交
差してドリル回転方向後方側を向く略平面状の壁面5B
とから画成されていて、上記軸線Oに平行に延びるよう
に形成されている。そして、これら切屑排出溝5,5の
上記壁面5A,5Aと切刃チップ4の先端逃げ面6との
交差稜線部に2枚の切刃7,7が形成されている。
【0004】一方、シャンク3の切屑排出溝5,5間の
部分には上記軸線Oに平行に一対の中空部が形成されて
いて、切削油剤の供給路8,8とされている。これによ
り、シャンク3の切屑排出溝5,5が形成された部分の
断面は図4に示すように略「8」の字状を呈することと
なる。これらの供給路8,8は、シャンク3の基端部に
おいて円筒状のドライバ2の内周部に連通せしめられて
いる。また、切刃チップ4の切屑排出溝5,5間の部分
にも軸線Oに平行に一対の中空部が形成されており、そ
れぞれ上記シャンク3の中空部と連通して上記供給路
8,8を構成している。そして、これらの供給路8,8
は、切刃チップ4の先端逃げ面6において、切刃7,7
のドリル回転方向後方側にそれぞれ開口せしめられてい
る。
【0005】なお、切刃チップ4の外周には、切屑排出
溝5,5の壁面5Aの外周側縁部に沿ってマージン部
9,9が、また壁面5B,5Bの外周側縁部に沿ってパ
ット部10,10が、それぞれ軸線Oに平行に延びるよ
うに形成されている。また、上記切刃7は、上記壁面5
Aに直交する側面方向視において、図6に示すようにド
リル回転中心C側から外周側に向かうに従い基端側に向
けて傾斜した後、外周部においてさらに基端側に傾斜す
るように曲折して形成されている。さらに、上記壁面5
Aの先端部分には、この切刃7に沿うようにして凹溝状
のチップブレーカ11が形成されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このような構成のガン
ドリルでは、2枚の切刃7,7を備えているため、ドリ
ル本体1の1回転当たりの切削量を大きくすることがで
き、これにより上述のように高送りによる加工効率の向
上を図ることが可能ではあるが、その反面、切刃チップ
4に2枚の切刃7,7およびこれらの連なる一対の切屑
排出溝5,5を形成しなければならないことから、切屑
排出溝5,5の断面の大きさおよび形状は自ずと制限さ
れざるを得ない。このため、かかる従来のガンドリル
は、主として鋳鉄やアルミニウムなど、排出が比較的容
易な亀裂形の切屑が生成される被削材の穴加工にしか適
さず、例えばスチール系の被削材など、流れ形の切屑が
生成される被削材の穴加工においては、円滑な切屑の処
理および排出が困難となって切屑詰まりが発生し、これ
によってドリル本体1に過大な負荷が作用して折損等が
生じてしまうという問題があった。
【0007】また、たとえ亀裂形の切屑が生成される被
削材の穴加工であっても、当該ガンドリルの外径が例え
ば8mm以下と小径の場合には、上記切屑排出溝5,5の
断面積が絶対的に小さくなってしまうため、如何に排出
され易い亀裂形の切屑といえども切屑排出溝5,5内に
詰まりを生じて折損を引き起こす事態が多かった。さら
に、この切屑排出溝5に沿って切刃チップ4の外周に形
成される上記マージン部9およびパット部10は、切刃
7によって加工された穴の内周に摺接して切刃チップ4
を案内するものであるが、上記構成のガンドリルではこ
れらマージン部9およびパット部10の長さは当該切刃
チップ4の長さより長くなることはなく、このため切刃
チップ4の案内性を向上させるにも限度があった。さら
にまた、上記ガンドリルでは、切刃7が軸線Oに平行に
延びる切屑排出溝5の壁面5Aの交差稜線部に形成され
ているため、その軸方向すくい角は自ずと0°に設定さ
れてしまう。このため、切削時に切刃7から切刃チップ
4に作用する切削抵抗を低減するにも限度があり、これ
が当該ガンドリルの折損を引き起こす要因となることも
あった。
【0008】一方、一般的な穴明け加工に用いられる工
具として、円柱状のドリル本体の外周に、このドリル本
体の基端側に向かうに従いドリル回転方向後方に向け
て、その全長に亙ってドリル本体の軸線回りに捩れる切
屑排出溝が形成された、いわゆるツイストドリルが知ら
れており、このようなツイストドリルでは切屑排出溝が
上述のような捩れ溝状に形成されることにより、ドリル
本体先端の切刃により生成された切屑が順次基端側に押
し出されて強制的に排出されるとともに、切刃の軸方向
すくい角を正角側に設定して切削抵抗の低減を図ること
ができる。しかしながら、かかるツイストドリルでは、
このように切屑排出溝が捩れ溝状に形成されているがた
めに、この切屑排出溝の捩れに沿った実際の長さが、そ
の上記軸線方向の長さよりも長くなることは避けられな
い。このため、上記ガンドリルのように深穴加工を行う
ドリルにおいて、ツイストドリルのように切屑排出溝を
捩れ溝状に形成した場合には、切屑排出溝の全長が大幅
に長くなってしまい、この結果却って切屑の排出が阻害
されて、特にドリル本体の基端側において切屑詰まりが
発生してしまうという問題が生じる。
【0009】本発明は、このような背景の下になされた
ものであって、特に深穴加工に用いられる2枚刃のガン
ドリルにおいて、流れ形の切屑が生成される被削材であ
っても、あるいは当該ガンドリルが小径の場合であって
も、切屑の詰まり等による折損等を防いでドリル寿命の
延長を図り、安定して精度の高い穴加工を行うことが可
能なガンドリルを提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決してかか
る目的を達成するために、本発明は、軸線回りに回転さ
れるドリル本体の軸状のシャンクの先端に切刃チップが
接合され、この切刃チップの先端に一対の切刃が形成さ
れてなるガンドリルにおいて、上記切刃チップの先端か
ら上記シャンクにかけて、上記切刃に連なるように、上
記軸線を挟んで上記ドリル本体の周方向に互いに反対側
に一対の切屑排出溝を形成し、これらの切屑排出溝を、
上記シャンクの部分にあっては上記軸線に平行に形成す
るとともに、上記切刃チップの部分にあってはドリル本
体の基端側に向かうに従いドリル回転方向後方側に捩れ
るように形成したことを特徴とするものである。
【0011】
【作用】このような構成のガンドリルによれば、切屑排
出溝が切刃チップの部分でドリル本体の基端側に向かう
に従いドリル回転方向後方側に捩れているので、切刃に
よって生成された切屑は、ドリル本体の回転に伴い、切
屑排出溝のドリル回転方向側を向く壁面によって基端側
へと押し上げられてゆくこととなる。このため、たとえ
円滑な処理および排出が困難な流れ形の切屑が生成され
る場合や、切屑排出溝の断面積が絶対的に不足がちとな
る小径のガンドリルの場合であっても、切屑は強制的か
つ速やかに基端側へと送り出されて排出されてしまうた
め、切屑詰まり等の発生を効果的に防止することが可能
となる。また、このように切屑排出溝が捩れることに伴
い、そのドリル回転方向側を向く壁面も同方向に捩れて
形成され、従ってこの壁面の先端に形成される切刃には
正の軸方向すくい角が与えられることとなるので、上記
構成のガンドリルでは、切削時に切刃に作用する切削抵
抗の低減を図ることができる。
【0012】その一方で、シャンクにおける切屑排出溝
は軸線に平行に形成されており、これによって該シャン
クにおける剛性を確保して、ドリル本体全体における剛
性が損なわれるのを防ぐことができるので、切屑詰まり
の防止と相俟って加工時のドリル本体の折損等を未然に
防止することが可能となる。しかも、切屑排出溝が捩れ
て形成されるのは上記切刃チップの部分だけであって、
他のシャンクの部分においては軸線に平行とされるた
め、上述のツイストドリルのように切屑排出溝の全長が
その軸線方向の長さに対して大幅に長くなるようなこと
はなく、従って特にドリル本体の基端側において切屑排
出性が損なわれるのを防いで、切屑詰まりの発生をより
確実に防止することが可能となる。
【0013】なお、このような構成のガンドリルにおい
て、切刃チップの外周の上記切屑排出溝のドリル回転方
向後方側に、該切屑排出溝に沿って捩れるようにマージ
ン部を形成したり、あるいはこれに加えて切屑排出溝の
ドリル回転方向側にパット部を形成したりした場合に
は、これらマージン部やパット部は切屑排出溝と同様に
ドリル本体の軸線の周りに捩れて切刃チップの外周に形
成されるため、その全長は切刃チップの長さよりも長く
なる。このため、該マージン部あるいはパット部と加工
穴内周との摺接面積も大きくなって、切刃チップの案内
性の向上を図ることが可能となる。
【0014】また、上記切屑排出溝を、上記切刃チップ
の部分において、ドリル回転方向後方側を向き、かつ上
記軸線に直交する断面においてドリル回転方向側に凹曲
する壁面を備えるように形成することにより、このドリ
ル回転方向後方側を向く壁面が凹曲する分だけ切屑排出
溝の断面積を増大させることができ、これにより切屑の
排出を一層速やかに促し得て、切屑詰まりの発生をより
効果的に防止することが可能となる。
【0015】一方、このような軸線回りに捩れた切屑排
出溝を有するドリルにおいて、ドリル本体に切削油剤の
供給路を形成する場合には、例えば上述のツイストドリ
ル等ではドリル本体の芯厚部に軸線に沿って1本の供給
路を先端近傍にまで穿設し、これをドリル本体の先端部
分で2つに分岐させて先端逃げ面に開口せしめるのが一
般的である。ところが、本発明のようなガンドリルにあ
っては、切刃チップからシャンクにかけての芯厚の大き
さを大きくすることが困難であり、このような芯厚部に
軸線に沿って供給路を形成したのでは、ドリル本体の剛
性劣化を招いたり、十分な大きさの供給路を形成するこ
とができなくなったりする。
【0016】そこで、上記構成のガンドリルにおいて切
削油剤の供給路を形成するには、切刃チップの先端から
シャンクにかけて、ドリル本体の周方向に上記一対の切
屑排出溝の間の部分に供給路を形成するようにして、こ
の供給路を、シャンクの部分にあっては上記軸線に平行
に形成するとともに、上記切刃チップの部分にあっては
切屑排出溝の捩れに合わせて捩れるように形成するのが
望ましい。なお、切刃チップが超硬合金のような硬質焼
結材料から成る場合において、この切刃チップに上述の
ような捩れた供給路を形成するには、切刃チップを焼結
する前の素材を押出成形する際に、上記供給路の部分に
穴を残しつつ該素材を軸線回りに捻るようにして成形
し、しかる後これらの供給路の間に切屑排出溝を形成す
るようにすればよい。
【0017】
【実施例】図1ないし図3は、本発明の一実施例を示す
ものである。これらの図に示す実施例において、ドリル
本体21は、鋼材より成る略円筒状のドライバ22の先
端に軸状のシャンク23が嵌合され、このシャンク23
のさらに先端に超硬合金等の硬質材料より成る略円柱状
の切刃チップ24がろう付けにより同軸的に接合された
構成とされている。なお、シャンク23の外径は、切刃
チップ24の外径(後述する切刃の外径)よりも僅かに
小さくなるように形成されている。
【0018】また、この切刃チップ24の先端からシャ
ンク23の基端部にかけては、ドリル本体21の回転軸
線Oを挟んで該ドリル本体21の周方向に互いに反対側
に、この軸線Oについて軸対称となるように一対の切屑
排出溝25,25が形成されている。そして、これらの
切屑排出溝25,25は、シャンク23の部分にあって
は軸線Oに平行に形成されているとともに、切刃チップ
24の部分にあってはドリル本体21の基端側に向かう
に従いドリル回転方向(図2において白抜き矢線方向)
の後方側に捩れるように螺旋状に形成されており、シャ
ンク23の先端と切刃チップ24の基端とのろう付け接
合部において互いに連通して、それぞれ一の切屑排出溝
25を形成するようになされている。
【0019】また、本実施例ではこれらの切屑排出溝2
5,25は、ドリル回転方向側を向く壁面25Aと、ド
リル回転方向後方側を向く壁面25Bとから画成されて
おり、切刃チップ24における切屑排出溝25,25の
上記壁面25Aと該切刃チップ24の先端逃げ面26と
の交差稜線部に、ドリル回転中心Cから外周側に向かう
に従い基端側に向かうように切刃27,27が形成され
ている。なお、本実施例ではこの切刃27,27の先端
角θは130°〜150°と、一般的なツイストドリル
等の先端角よりもやや大きめに設定されている。また、
これらの切刃27,27は図2に示されるように芯上が
りに形成され、またドリル回転中心C部分にはクロスシ
ンニングが施されている。
【0020】さらに本実施例では、上記切屑排出溝2
5,25は、シャンク23の部分においては上記壁面2
5A,25Bが互いに鈍角に交差して軸線Oに平行に延
びるように形成されている一方、切刃チップ24の部分
においてはドリル回転方向後方側を向く壁面25Bが、
軸線Oに直交する断面においてドリル回転方向側に凹む
略円弧状を呈する凹曲面となるように形成されている。
なお、この切刃チップ24の部分においてドリル回転方
向を向く壁面25Aは、軸線Oに直交する断面が上記壁
面25Bの断面に滑らかに連なる直線状となるように形
成されている。ただし、切屑排出溝25が上述のように
軸線O回りに捩れていることから、この壁面25Aも軸
線O回りに捩れる捩れ面状に形成されることとなる。
【0021】一方、切刃チップ24の外周には、切屑排
出溝25,25のドリル回転方向後方側にマージン部2
8が、また切屑排出溝25,25のドリル回転方向側に
はパット部29が、それぞれ切屑排出溝25,25の上
記壁面25A,25Bの外周側の稜線部に沿うようにし
て形成されている。これらマージン部28およびパット
部29は、その外周面が切刃27の外径Dと等しい径の
円筒面となるように形成されており、切屑排出溝25,
25が捩れて形成されるのに伴い、切刃チップ24の先
端から基端側に向かうに従いドリル回転方向後方に捩れ
るように形成されることとなる。なお、この切刃チップ
24の外周には、その先端から基端側に向けて0.06
/100〜0.08/100のバックテーパが与えられ
ている。
【0022】これらに加えて本実施例では、切刃チップ
24の先端からシャンク23にかけて、ドリル本体21
の周方向において上記一対の切屑排出溝25,25の間
の部分に、切削油剤の供給路30,30が形成されてい
る。これらの供給路30,30は、ドリル本体21の基
端から軸線Oに沿って延びるドライバ22の内周部に連
通し、シャンク23の基端部において分岐するものであ
り、シャンク23の部分にあっては軸線Oに平行に延び
るように形成されている一方、切刃チップ24の部分に
あっては切屑排出溝25,25の捩れに合わせて軸線O
回りに捩れるように形成されており、その先端は切刃チ
ップ24の先端逃げ面26において切屑排出溝25,2
5のドリル回転方向後方側に開口するようになされてい
る。
【0023】このような構成のガンドリルでは、まず切
屑排出溝25,25が切刃チップ24の先端から基端に
向かうに従いドリル回転方向後方側に捩れるように軸線
O回りに螺旋状に形成されているため、切削時に切刃2
7,27によって生成された切屑は、ドリル本体21の
回転に伴い、該切屑排出溝25,25のドリル回転方向
を向く壁面25A,25Aに沿って基端側へと押し上げ
られてゆき、シャンク23の切屑排出溝25,25を通
って排出されることとなる。従って、例えばスチール系
の被削材の加工のように、処理および排出が困難な流れ
形の切屑が生成される場合や、あるいは当該ガンドリル
の外径(切刃27の外径)Dが小径であって切屑排出溝
25の断面積が絶対的に不足しがちとなる場合であって
も、上記構成のガンドリルによれば、切屑を強制的かつ
速やかに基端側に送り出して排出することができるた
め、かかる切屑によって切屑排出溝25内に詰まりが生
じるような事態を未然に防止することが可能となる。
【0024】その一方で、シャンク23の部分において
は切屑排出溝25,25は従来のガンドリルと同様、軸
線Oに平行に真っ直ぐに形成されているので、かかる切
屑排出溝25,25を形成することによってドリル本体
21のドライバ22から突き出した部分の剛性が損なわ
れるのを抑えることができる。しかも、切屑排出溝2
5,25を切刃チップ24の部分において上述のように
螺旋状に形成することにより、切刃27に連なる上記壁
面25Aも基端側に向かうに従いドリル回転方向後方側
に向かうように傾斜して形成されることとなり、これに
よって該切刃27には正の軸方向すくい角が与えられる
ため、切削時に切刃27から作用する切削抵抗の低減を
図ることができる。
【0025】さらに、このシャンク23の部分において
は、切屑排出溝25,25は軸線Oに平行に延びるよう
に形成されているので、例えばツイストドリルのように
切屑排出溝がその全長に亙って捩れて形成されている場
合などに比べ、切屑排出溝25,25に沿ったその実際
の長さが、軸線O方向の長さに対して必要以上に長くな
るようなことはない。このため、かかる切屑排出溝25
の長さの増大により、特にドリル本体21の基端側にお
いて却って切屑の排出が阻害されるような事態を防ぐこ
とができ、切刃チップ24の部分における上述の切屑の
送り出し効果とも相俟って、切屑排出溝25の全長に亙
って切屑詰まりの発生を確実に防止することができる。
そして、これらの相乗効果により、切刃チップ24に過
大な負荷が作用するのを防ぐことができ、ドリル本体2
1に折損等が生じるのを防止することが可能となるので
ある。従って、上記構成のガンドリルによれば、その寿
命の延長を図って安定かつ円滑な加工を行うことが可能
となる。
【0026】また、本実施例では、切刃チップ24の外
周に切屑排出溝25,25に沿ってマージン部28およ
びパット部29が形成されており、切屑排出溝25,2
5が捩れて形成されるのに伴い、これらマージン部28
およびパット部29も上述のように軸線Oの回りに捩れ
るように形成されているため、これらマージン部28お
よびパット部29の長さを、切刃チップ24の長さより
も長くすることができる。このため、本実施例によれ
ば、該マージン部28およびパット部29と切刃27に
より加工された穴との摺接面積を大きく確保することが
可能となり、これによって切刃チップ24の案内性、直
進安定性の向上を図ることができるので、高精度の穴加
工を行うことが可能となるという利点を得ることもでき
る。
【0027】しかも、本実施例ではこの切刃チップ24
の外周に0.06/100〜0.08/100という比
較的大きめのバックテーパが与えられているので、この
ような切刃チップ24の案内性の向上を図りつつも、マ
ージン部28やパット部29の摺接によるバニシングト
ルクが過大に増加するのを抑えて、切刃チップ24に作
用する負荷を軽減できるという利点も奏している。な
お、本実施例では、切屑排出溝25のドリル回転方向後
方側にマージン部28を、ドリル回転方向側にパット部
29を形成しているが、これらと加工穴内周との摺接面
積が大きくなり過ぎると、両者の摩擦による上記バニシ
ングトルクが増大して、切刃チップ24に作用する負荷
が大きくなるおそれが生じるので、そのような場合には
マージン部28のみを形成するようにしてもよい。
【0028】一方、本実施例では、上記切屑排出溝2
5,25が、切刃チップ24の部分において、ドリル回
転方向後方側を向き、かつ軸線Oに直交する断面におい
てドリル回転方向側に凹曲する壁面25Bを備えてい
る。このため、両壁面が鈍角に交差する平面状に形成さ
れた従来のガンドリルの切屑排出溝に比べ、溝幅が同じ
ならば上記壁面25Bが凹曲する分だけ切屑排出溝25
の断面積を大きくし得て、その容量の増大を図ることが
できる。従って本実施例によれば、切屑排出溝25が螺
旋状に形成されることとも相俟って、切屑詰まりの発生
をより効果的に防止することができ、ドリル本体21の
折損等を一層確実に防ぐことが可能となる。
【0029】なお、本実施例では切屑排出溝25のドリ
ル回転方向後方側を向く壁面25Bのみを凹曲面に形成
したが、切屑排出溝25のさらなる容量増大を図るに
は、これに加えてドリル回転方向を向く壁面25Aをも
ドリル回転方向後方側に凹む凹曲面に形成してもよい。
また、このように壁面25Bが凹曲面状に形成されるこ
とと、切屑排出溝25が捩れて形成されることにより、
切刃チップ24の外形の大きさに占める切屑排出溝2
5,25の容積は大きくなり、逆に切刃チップ24自体
の体積は小さくなってしまうが、上記ガンドリルではこ
の切刃チップ24が超硬合金等の硬質材料から形成され
ているため、かかる切屑排出溝25,25の容積の増大
によって切刃チップ24の剛性が失われてしまうような
ことはない。
【0030】その一方で、上記ガンドリルではシャンク
23は鋼材より形成されていて、超硬合金製の切刃チッ
プ24よりも靱性に富んでいるため、たとえ切削時にド
リル本体21に過大な捻りや曲げのモーメントが作用し
たとしても、かかるモーメントをシャンク23の部分で
ある程度吸収することができる。このように、シャンク
23の材質を切刃チップ24の材質よりも靱性に富む材
質とすることにより、本実施例では、切刃27が形成さ
れる切刃チップ24の強度は確保しつつも、ドリル本体
21の折損をさらに効果的に防止することができる。
【0031】ここで、このような効果をより確実に奏功
するには、切刃チップ24の部分における切屑排出溝2
5,25の捩れ角αは10°〜30°の範囲に設定され
るのが望ましく、また切刃チップ24の軸線O方向の長
さL24は、切刃27,27の外径Dに対して7×D〜1
0×D程度に設定されるのが望ましい。すなわち、上記
捩れ角αが上記範囲を下回ると、切屑排出溝25が軸線
Oに平行な状態に近くなって切屑を基端側に押し上げる
作用が不十分となるおそれがあり、逆に上記範囲を上回
ると、切刃チップ24における切屑排出溝25の全長が
長くなり過ぎて、却って切屑の排出を阻害するおそれが
生じる。また、上記長さL24が上記範囲を下回るほど短
いと、軸線Oに平行なシャンク23における切屑排出溝
25の長さが長くなって切屑排出性の向上が図られなく
なるおそれがあり、逆に上記範囲を上回ると、切屑排出
溝25の捩れた部分が長くなってやはり切屑排出性を阻
害するおそれが生じる。
【0032】また、本実施例では、ドリル本体21の切
刃チップ24からシャンク23にかけて、該ドリル本体
21の周方向において一対の切屑排出溝25,25同士
の間の部分に切削油剤の供給路30,30が形成されて
いる。そして、シャンク23基端側のドライバ22の内
周部を通して工作機械側から供給された切削油剤を、こ
の供給路30,30を介してドリル本体21の先端から
被削材の加工部位や切刃27に供給可能とし、これら加
工部位や切刃27の冷却や潤滑、あるいはさらに効果的
な切屑排出が促されるように図られている。
【0033】ところで、上記切刃チップ24と同じよう
に超硬合金製で、かつ軸線回りに捩れた切屑排出溝を有
する一般的なツイストドリルなどでは、このような供給
路を形成する場合、通常はドリル本体の芯厚部に軸線に
沿って1本の供給路を先端部分近傍にまで形成し、この
供給路をドリル本体の先端部分で2つに分岐させて先端
逃げ面に開口するようにしている。しかしながら、深穴
加工に用いられる本実施例のガンドリルのように、切刃
27の外径に対してドリル本体21の全長が長いドリル
においては、一般的なツイストドリルのようにドリル本
体21の芯厚をあまり大きくすることはできないため、
このような芯厚部に切削油剤の供給路を形成した場合に
は、ドリル本体21の剛性の劣化を招いて折損の危険性
が生じたり、あるいは所望の大きさの供給路を形成でき
なくなって切削油剤の供給が不十分となってしまうおそ
れがある。この問題は、特に小径のドリルほど顕著であ
る。
【0034】しかるに、本実施例ではこのような構成を
採らずに、ドリル本体21の切屑排出溝25,25同士
の間の肉厚を十分に確保し得る部分に供給路30を形成
するようにしているので、比較的大きな内径の供給路3
0,30をドリル本体21の剛性を損なうことなく形成
することが可能であり、上述の効果とも相俟ってドリル
本体21の折損等を確実に防止しつつも、効率的な切削
油剤の供給を促すことが可能となる。なお、超硬合金製
の切刃チップ24に捩れて形成された切屑排出溝25,
25の間にこのような供給路30,30を形成するに
は、当該切刃チップ24を焼結する前の素材を押出成形
する際に、上記供給路30,30の部分に穴を残しつつ
該素材を軸線回りに捻るようにして成形し、しかる後こ
れらの供給路30,30の間に切屑排出溝25,25を
形成するようにすればよい。
【0035】さらにまた、本実施例では、切刃27,2
7の先端角θが130°〜150°と、従来の一般的な
2枚刃のガンドリルの先端角に対して大きめに設定され
ている。このため、加工時のドリル本体21の送りに伴
い、切刃27,27の先端(ドリル回転中心C部分)が
被削材に喰い付いてから、切刃27,27の肩部(切刃
27,27の外周側の部分)が喰い付いて、切刃チップ
24が被削材に埋没するまでの距離を短くすることが可
能となる。すなわち、本実施例によれば、切刃27,2
7全体が完全に被削材に喰い付くまでの間の切刃チップ
24が不安定となる距離を短く抑えることが可能となる
ので、かかる不安定な切削によって加工穴に芯ずれが生
じたりするような事態を防ぐことができ、一層精度の高
い穴加工を行うことが可能となる。これは、被削材に形
成された段部にかけて加工穴を穿設する場合などに、特
に有効である。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
切刃チップにおいて切屑排出溝が軸線回りに捩れるよう
に形成されており、加工時に生成された切屑はドリル本
体の回転に伴い、順次基端側に送り出されて強制的に排
出されるので、たとえ流れ形の切屑が生成される被削材
の加工や小径のドリルの場合であっても、かかる切屑に
よって切屑排出溝に詰まりが生じるような事態を未然に
防止することができる。また、切屑排出溝を捩れるよう
に形成することにより、切刃に正の軸方向すくい角を与
えて切削抵抗の低減を図ることもできる。その一方で、
シャンクにおける切屑排出溝は軸線に平行に形成されて
いて、ドリル本体全体としての剛性が損なわれるのを防
ぐことができるとともに、この切屑排出溝の全長がその
軸線方向の長さに対して大幅に長くなることがないの
で、切屑詰まりをさらに確実に防止することができる。
そして、これらにより、加工時にドリル本体に折損等が
生じるのを確実に防いで、安定かつ円滑な穴明け加工を
行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す側面図である。
【図2】図1に示す実施例の先端側からの正面図であ
る。
【図3】図2におけるX方向視の側面図である。
【図4】従来の2枚刃ガンドリルを示す側面図である。
【図5】図4に示す従来例の先端側からの正面図であ
る。
【図6】図4に示す従来例の切刃チップ4の先端部分の
拡大側面図である。
【符号の説明】
21 ドリル本体 23 シャンク 24 切刃チップ 25 切屑排出溝 25A,25B 切屑排出溝25の壁面 27 切刃 28 マージン部 29 パット部 30 切削油剤の供給路 O ドリル本体21の回転軸線 θ 切刃27の先端角 α 切刃チップ24における切屑排出溝25の捩れ角 L24 切刃チップ24の軸線O方向の長さ D 切刃27の外径
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松本 勝則 岐阜県安八郡神戸町大字横井字中新田1528 番地 三菱マテリアル株式会社岐阜製作所 内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軸線回りに回転されるドリル本体の軸状
    のシャンクの先端に切刃チップが接合され、この切刃チ
    ップの先端に一対の切刃が形成されてなるガンドリルに
    おいて、上記切刃チップの先端から上記シャンクにかけ
    ては、上記切刃に連なり、上記軸線を挟んで上記ドリル
    本体の周方向に互いに反対側に一対の切屑排出溝が形成
    されており、これらの切屑排出溝は、上記シャンクの部
    分にあっては上記軸線に平行に形成されているととも
    に、上記切刃チップの部分にあっては上記ドリル本体の
    基端側に向かうに従いドリル回転方向後方側に捩れるよ
    うに形成されていることを特徴とするガンドリル。
  2. 【請求項2】 上記切刃チップの外周には、上記切屑排
    出溝のドリル回転方向後方側に、該切屑排出溝に沿って
    捩れるようにマージン部が形成されていることを特徴と
    する請求項1に記載のガンドリル。
  3. 【請求項3】 上記切屑排出溝は、上記切刃チップの部
    分において、ドリル回転方向後方側を向き、かつ上記軸
    線に直交する断面においてドリル回転方向側に凹曲する
    壁面を備えていることを特徴とする請求項1または請求
    項2に記載のガンドリル。
  4. 【請求項4】 上記切刃チップの先端から上記シャンク
    にかけては、上記ドリル本体の周方向に上記一対の切屑
    排出溝の間の部分に切削油剤の供給路が形成されてお
    り、この供給路は、上記シャンクの部分にあっては上記
    軸線に平行に形成されているとともに、上記切刃チップ
    の部分にあっては上記切屑排出溝の捩れに合わせて捩れ
    るように形成されていることを特徴とする請求項1ない
    し請求項3のいずれかに記載のガンドリル。
  5. 【請求項5】 上記切刃チップの部分における上記切屑
    排出溝の捩れ角が、10°〜30°の範囲内に設定され
    ていることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいず
    れかに記載のガンドリル。
  6. 【請求項6】 上記切刃チップの上記軸線方向の長さL
    24が、上記切刃の外径Dに対して7×D〜10×Dの範
    囲内に設定されていることを特徴とする請求項1ないし
    請求項5のいずれかに記載のガンドリル。
  7. 【請求項7】 上記切刃の先端角が、130°〜150
    °の範囲内に設定されていることを特徴とする請求項1
    ないし請求項6のいずれかに記載のガンドリル。
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