JP3514797B2 - 菓子等の食品用の包装機 - Google Patents

菓子等の食品用の包装機

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JP3514797B2 JP00855194A JP855194A JP3514797B2 JP 3514797 B2 JP3514797 B2 JP 3514797B2 JP 00855194 A JP00855194 A JP 00855194A JP 855194 A JP855194 A JP 855194A JP 3514797 B2 JP3514797 B2 JP 3514797B2
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アジオナリア コスツルジオニ マッキネ オートマティケ エー・シー・エム・エー・ エス・ピー・エー
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  • Engineering & Computer Science (AREA)
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  • Basic Packing Technique (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、包装機に関し、特に菓
子等の食品用の包装機に関する。
【０００２】詳細には、本発明は、横方向にヒートシー
ルされるか或いは開いたままの管状包装体を第１部分が
各製品の周りに形成し、製品の周りの管状包装体の軸線
方向両端を閉じて、端部が折畳まれた及び／又はヒート
シールされた又は捩じられた周知の閉鎖包装を第２部分
が形成する包装機に関する。
【０００３】
【従来の技術】上述の種類の周知の装置は、一般に、移
動方向に関して任意の方向に配向された製品を包装機に
規則正しく連続的に等間隔で供給する供給装置を有す
る。移動方向に関する製品（通常は多かれ少なかれ細長
い形状を有する）の配向は、包装機の設計を決定する上
で決定的な要因であり、そのため、上述の種類の周知の
包装機は、一般に「特製」即ち、専ら、所与の方向に配
向された状態で包装機に供給される所与の製品を包装す
るように設計されている。
【０００４】そのため、上述の種類の周知の包装機は、
製造に必ず費用がかかり、融通性がなく、すぐに旧式に
なってしまう。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上述
の種類の実質的に「汎用型の」、即ち、製品、詳細には
細長い製品、を包装機にどのような配向で供給されるの
かに関わらず包装できる包装機を提供することである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、食品が
所与の方向で規則正しく連続的に供給される入力ステー
ションと、前記食品を包装するための装置と、前記食品
を包装装置に装填するための装填ステーションと、前記
連続的に供給された食品を入力ステーションから装填ス
テーションへ移送するための移送装置とを有し、該移送
装置は、少なくとも、入力ステーションと装填ステーシ
ョンとの間で移動する把持装置を有し、把持装置は、夫
々の食品を入力ステーションで把持するため所定の平面
内で移動するジョー手段を有する、菓子等の食品用の包
装機において、前記把持装置は、前記平面を、前記入力
ステーションで、前記移動方向に対し、第１位置で実質
的に平行に第２位置で実質的に垂直に選択的に位置決め
するため、第１軸線を中心として回転する、ことを特徴
とする包装機が提供される。
【０００７】上述の包装機は、好ましくは、前記平面を
前記第１及び第２位置に選択的に位置決めするため、把
持装置に連結された第１作動手段を有する。
【０００８】本発明の非限定的実施例を添付図面を参照
して例として説明する。
【０００９】
【実施例】図１及び図２における参照番号１は、図示の
例では菓子２であるが、チョコレート、チョコレートバ
ー、等でもよい好ましくは細長い食品用の包装機を示
す。食品は、必ずしも細長くなくてもよい。
【００１０】包装機１は、垂直前壁４を持つフレーム３
を有し、菓子２を規則正しく連続的に供給するための供
給装置５が垂直前壁４と隣接して配置されている。
【００１１】図１及び図２に示すように、装置５は、イ
タリア特許出願第BO92A 000384号に記載され且つ例示さ
れた種類の装置であり、菓子２の軸線８とほぼ平行な方
向７で菓子２を供給するための円形コンベヤ６を有し
（図５参照）、菓子２は、コンベヤ６に関して長手方向
に配置されている。
【００１２】変形例では（図８参照）、前記供給装置
は、円形コンベヤ６に関して半径方向に配置された菓子
２の軸線８に垂直な方向７でコンベヤ６が菓子２を供給
する周知の装置９からなるか、或いは、壁４と平行で菓
子２の軸線８に垂直な方向７に移動する真っ直ぐなほぼ
水平方向のコンベヤ１１を有する装置１０からなる（図
８参照）。
【００１３】図１に示すように、包装機１は、移送ステ
ーション１５のところで互いに接触した第１及び第２の
包装ドラム１３及び１４を持つ包装装置１２を有し、こ
の包装機は、各菓子２を包装材料でできた夫々のシート
１６と関連させ、シート１６を菓子２に巻き付けて管状
包装体を形成する。装置１２は、菓子２を供給装置５か
らピックアップステーション即ち入力ステーション１８
のところで連続的に取り出し、これらの菓子を装填ステ
ーション１９のところで連続的に且つ所与の配向で包装
ステーション１２のドラム１３へ供給するための移送装
置１７を更に有する。
【００１４】ドラム１３は、実質的に周知の種類の装置
であり、壁４の外面に面し且つ壁４に対して垂直な水平
軸線２１を中心として（図１で）時計廻り方向にほぼ一
定の角速度で回転するように壁４に装着された円筒形ロ
ーラ２０を有する。ローラ２０は、ローラ２０から外方
に突出し且つローラ２０の周囲に亘って等間隔に間隔を
隔てられた多数の把持装置２２を有し、これらの把持装
置は、壁４に向いたローラ２０の端面とは反対側の端面
に設けられている。図６及び図７に示すように、各装置
２２は、ローラ２０に関して半径方向に配置され且つ壁
４に対して垂直なヘッド２３を有し、壁４に対してほぼ
垂直な方向２５で互いに向かって移動できる二つのジョ
ー２４が、軸線８が壁４に対して垂直な状態でステーシ
ョン１９に配置された菓子２の長手方向両端と協働する
（図６参照）ように、ヘッドの両横端から突出してい
る。各装置２２は、ローラ２０に関して夫々の軸線２６
を中心として揺動するように、及びステーション１９及
び１５を通って移動するときにジョー２４が移動し、ス
テーション１９、１５を通り且つローラに対して接線方
向の平面に対してできるだけ垂直に維持されるように、
周知の方法でローラ２０に装着されている。
【００１５】図１に示すように、各装置２２は、菓子２
を装置１７から受け取った後、装填ステーション１９を
離れるとき、菓子２を別の装填ステーション２７に通
し、装置２２は、このステーションでローラ２０の回転
方向でステーション１９とステーション１５との間にあ
るローラ２０の周囲に向いた装置２８で包装材料のシー
ト１６が供給される。図６及び図７に示すように、夫々
のシート１６を把持するため、各装置２２にはシート１
６の第１部分を菓子２に当てた状態に把持するための別
のジョー２９が周知の方法で設けられており、シート１
６の第２部分は、菓子２の半径方向外方に突出したまま
であり、ローラ２０の回転方向でステーション２７とス
テーション１５との間にあるローラ２０の周囲に向いた
固定プレート３０と接触したとき、菓子２に対し周知の
方法でＬ字形状に折畳まれる。
【００１６】ドラム１４は実質的に周知の種類の装置で
あり、壁４の外面に面し且つ壁４に対して垂直な水平軸
線３２を中心として（図１で見て）反時計廻り方向にほ
ぼ一定の角速度で回転するように壁４に装着された円筒
形ローラ３１を有する。ローラ３１は、ローラ３１から
外方に突出し且つローラ３１の周囲に亘って等間隔に間
隔を隔てられた多数の把持装置３３を有し、これらの装
置は、壁４に向いたローラ３１の端面とは反対側の端面
に設けられている。図１及び図７に示すように、各装置
３３は、軸線８が壁４に対して垂直な状態でステーショ
ン１５にあり且つ夫々の把持装置２２のジョー２４間に
保持された菓子２の横面と協働する（図７参照）よう
に、壁４とほぼ平行な方向３５で互いに向かって移動で
きる二つのジョー３４を有する。各装置３３は、ローラ
３１に関して夫々の軸線３６を中心として揺動するよう
に、及びステーション１５及びローラ３１が出力ローラ
（図示せず）に対してほぼ接線方向の出力ステーション
３７を通って移動するときにジョー３４が移動し、ステ
ーション１５、３７を通り且つローラ３１に対して接線
方向の平面に対してできるだけ垂直に維持されるよう
に、周知の方法でローラ３１に装着されている。
【００１７】図７に示すように、ステーション１５で
は、各装置３３は、ジョー３４間に構成されたキャビテ
ィ３８内に夫々の菓子２を夫々のシート１６の部分と一
緒に、シート１６が菓子２の周りにＵ字形状をなして巻
付けられ（図１参照）てキャビティ３８の半径方向外方
に突出した二つの横方向部分を構成するように把持す
る。次いで、装置３３は菓子２及びシート１６を巻付け
ステーション３９に供給し、このステーションでは、図
１に示すように、菓子２の周りでの管状包装体の形成を
完了するための、ローラ３１の周囲をステーション３７
まで延びるプレートからなる固定折畳み装置４１との接
触時に前側の突出部分が折り畳まれる前に、周知の可動
巻付け装置４０がシート１６の後側の（後側というの
は、菓子２の移動方向に関して後側ということである）
突出部分と係合してこれを菓子に巻き付ける。
【００１８】特に、図３に示すように、移送装置１７
は、供給装置５の上方で壁４を通して装着され、軸線２
１に平行な水平軸線４３を中心として反時計周り方向
（図１では）に回転する駆動シャフト４２と、このシャ
フト４２と同心で壁４上の所定位置に支持されたドラム
４４とを有する。ドラム４４には、軸受４６を介してシ
ャフト４２と係合する軸線方向通孔４５が形成され、ド
ラムの前側即ちドラムの壁４に面する側とは反対側に
は、シャフト４２が嵌まる中央ハブ４８をドラム４４に
形成する環状キャビティ４７が設けられ、壁４と面する
端には環状外フランジ４９が形成され、このフランジの
外周から前方に軸線４３と同心であり且つハブ４８を取
り囲む環状壁５０が延びている。
【００１９】ハブ４８には、カップ形状本体５１が、そ
の凹部が壁４に向いた状態で装着されている。カップ形
状本体５１は、キャビティ４７の前部分内を軸線４３と
同心に延びる横壁５２を有し、この横壁は軸受５３を介
してハブ４８に回転自在に連結されている。本体５１
は、軸線４３に対して垂直な底壁５４を更に有し、この
底壁は、本体５１をシャフト４２に角度的に連結するた
め、シャフト４２に設けられた軸線方向に延びる二つの
アペンディックス５６と係合する直径方向内溝５５を持
っている。壁５２は、環状溝５９を構成する第１及び第
２の環状外フランジ５７及び５８を有し、これらの外フ
ランジは、軸線４３、第１内側キャビティ４７内に配設
されたフランギジ５７及びキャビティ４７の入口を実質
的に閉じるように配設されたフランジ５８に垂直に延び
る。
【００２０】本体５１は、軸線４３を中心として等間隔
に間隔を隔てられた多数の移送ユニット６０を支持す
る。各移送ユニットは、ピックアップステーション１８
のところで装置５（又は９又は１０）から菓子２をつま
み上げてこの菓子をドラム１３上に設けられた把持装置
２２に装填ステーション１９のところで移動する。
【００２１】図３に各ユニット６０について示すよう
に、フランジ５７及び５８には軸線４３と平行な夫々の
軸線６３と同心の孔６１及び６２が夫々形成され、各ユ
ニット６０は、夫々の軸線６３と同心のスリーブ６４を
有する。このスリーブは、回転するけれども軸線方向に
は移動しないように夫々の孔６１及び６２に支持体６５
を介して取り付けられている。フランジ５８の前方に突
出したスリーブ６４の前端は、多角形形状中空本体６６
と一体になっており、この本体は、軸線６３に関して横
方向に且つ斜め方向に延びる軸線６８を持つ円筒形管状
横アペンディックス６７を有する。
【００２２】アペンディックス６７には、把持装置７０
の回転円筒形本体６９が嵌合しており、この本体の外端
には、実質的にカップ形状のヘッド７１が一体に連結さ
れ、この本体の内端は、本体６９をアペンディックス６
７に関して軸線方向に移動しないように固定するため内
側本体６６内に回転自在に収容されたプレート７３にね
じ７２で装着されている。ヘッド７１は、軸線６８と同
心の横壁７４を有し、この壁には直径方向に向き合った
二つの貫通開口部が設けられ、ヘッド７１に関してほぼ
半径方向の夫々のロッカアーム７５がこれらの開口部内
で枢動し、ロッカアームの第１アームはヘッド７１の内
方に延び、第２アームは軸線６８とほぼ平行な方向で外
方に延びるジョー７６と一体になっている。ロッカアー
ム７５は、ヘッド７１の直径方向平面内で反対方向に揺
動し、その結果、ジョー７６は、前記直径方向平面内で
常閉の位置（図３に実線で示す）から、本体６９の軸線
方向キャビティ７８内でキャビティ７８の端面とロッカ
アーム７５を制御するためのシャフト７９のプレートと
の間で圧縮されたコイルばね７７が及ぼすスラストに抗
して、軸線６８と同心の解放作動位置（図３に破線で示
す）まで揺動する。シャフト７９は、軸線６８と同心で
あり且つ本体６９内の軸線方向孔８０と摺動自在に係合
しており、ばね７７の作用に抗してヘッド７１に向かっ
て軸線方向に移動させるとロッカアーム７５が回転して
ジョー７６が解放される。更に、シャフト７９はプレー
ト７３を貫通しており、端部は内側本体６６内に延びて
いる。
【００２３】作動装置８１によって、各把持装置７０は
夫々の軸線６３を中心として、及び装置７０の本体６９
が軸線４３に関して実質的に半径方向に位置決めされた
中央位置を中心として揺動する。図３に示すように、作
動装置８１は、フランジ５７と５８との間でスリーブ６
４に嵌まったブッシュ８２を有し、このブッシュは、角
度的に食い違った二つの半径方向アペンディックス８３
を両端に有し、これらのアペンディックスは、軸線６３
と平行であり且つ壁５０の内面に形成された固定ドラム
カム８５の夫々と協働する回転するタペットローラ８４
を夫々支持する。カム８５は、各装置７０がコンベヤ６
（又は１１）に近づくとき、これらの装置７０をコンベ
ヤ６（１１）とほぼ垂直に位置決めし、ステーション１
８を通ってこのステーションとほぼ平行に移動し、最初
にコンベヤ６（１１）に向かって軸線方向に移動して菓
子２を把持し、次いで反対方向に移動して菓子を取り出
すように、把持装置７０を夫々の軸線６３を中心として
揺動させるように形成されている。同様に、カム８５
は、菓子２を図６に示すように装置７０から装置２２へ
移送できるように、装置７０及び２２を互いに整合した
状態に維持し、これらの装置をこれらの装置自体に対し
て実質的に横方向に所与の距離移動するように、各装置
７０をステーション１９で同様に作動するように形成さ
れている。
【００２４】更に、各装置７０は、ヘッド７１を、ジョ
ー７６が軸線４３及び図３の平面と平行な平面内にある
第１位置（図３及び図５参照）と、ジョー７６が軸線４
３及び図３の平面に対して垂直な平面内にある第２位置
（図６及び図８参照）との間で軸線６８を中心としてほ
ぼ９０°回転させるための作動装置８６を有する。更
に、各装置７０は、ばね７７の作用に抗してシャフト７
９を軸線方向に押してジョー７６を開くための第３作動
装置８７を有する。
【００２５】作動装置８６及び８７は、スリーブ６４内
に支持体９０を介して回転自在に且つ軸線方向に摺動自
在に取り付けられた軸線６３と同心のシャフト８９から
なる共通の駆動部材８８を有する。シャフト８９は、ス
リーブ６４から前方に突出し、内側本体６６内に収容さ
れた前部分９１、及びフランジ５７の後方で内側キャビ
ティ４７内に収容された後部分９２を有する。シャフト
８９の部分９１には、中間本体９４で離間された二つの
環状プレート９３が嵌まっている。中間本体は、軸線６
３に対して横方向に延び、プレート７３に面する溝９５
をプレート間に構成する。シャフト７９の内端に面した
平らなプレートの形態のアペンディックス９６が本体９
４から横方向に突出しており、このアペンディックス
は、シャフト８９に関して実質的に半径方向であり、遊
動状態では軸線６８に対して実質的に垂直である。
【００２６】図３及び図４に示すように、プレート７３
には軸線６８と平行な偏心ピン９７が設けられており、
このピンは、溝９５と係合するローラ９８を回転自在に
支持する。
【００２７】装置８６は、軸受１００を介してシャフト
８９上に回転自在に取り付けられたリング９９を有し、
このリングはシャフト８９に関して軸線方向に移動しな
いようにばね１０１で軸受１００上に固定されている。
ローラ１０２及び１０３を夫々回転自在に支持する直径
方向反対方向に向いた二つの半径方向ピンがリング９９
から外方に突出している。ローラ１０２は、本体５１に
設けられた軸線方向開口部１０４と係合し、リング９９
が本体５１に関して軸線６３を中心として回転しないよ
うにするためフランジ５７の周囲から後方に延びる軸線
方向アペンディックス１０５に沿って移動する。他方、
ローラ１０３は、ハブ４８の後部に形成された環状溝１
０６が構成するカムと係合するタペットローラであり、
ローラ１０３は、本体５１がハブ４８に関して回転する
とき、環状溝に沿って移動する。溝１０６は、軸線４３
を中心とした本体５１の各回転毎にシャフト８９を前後
に移動するように形成されている。シャフト８９の前後
への移動は、プレート７３及び偏心ローラ９８が構成す
るクランクによって、ヘッド７１及び装置７０を図３の
下側に示す位置から反対方向へ実質的に９０°回転させ
る。更に特定的には、溝１０６は、装置７０がステーシ
ョン１８を通過するときに装置７０を第１位置（図３の
下側に示す）に維持し、ステーション１９に到る前に装
置７０を軸線６８を中心として前記第１位置に関して９
０°回転した第２位置まで回転させ、ステーション１８
に到る前に装置７０を第１位置に戻すように形成されて
いる。図２に示すように、装置７０が前記第１位置に設
定されている場合には、ジョー７６を含むヘッド７１の
直径方向平面は、菓子２の移動方向７に対して垂直であ
り、これに対し、装置７０が前記第２位置に設定されて
いる場合には、方向７と平行である。
【００２８】明らかに、図３の上側に示すバックアップ
位置で、ローラ１０３をなくし、ローラ１０２を開口部
１０４内に係止することによって、ジョー７６が軸線４
３に垂直であり且つ方向７と平行な平面内にある第２位
置に装置７０を永久的に維持することができる。
【００２９】図３に示すように、装置８７はねじ装置１
０８でシャフト８９の端部に角度をなして固定されたク
ランク１０７を有し、ばね１０１用の軸線方向ストップ
を構成する。クランク１０７には、ハブ４８の後部に形
成されたドラムカム１１０と協働する軸線６３と平行な
タペットローラ１０９が回転自在に取り付けられた偏心
ピンが設けられている。カム１１０は、ジョー７６をス
テーション１８に到る前に開き、ステーション１８で閉
じ、ステーション１９で開き、そしてステーション１９
を離れるときに閉じるように、アペンディックス９６が
シャフト７９を軸線方向に移動するように、シャフト８
９及びアペンディックス９６を軸線６３を中心として一
方向に回転させ、次いで他方の方向に回転させるように
形成されている。
【００３０】実際の使用では、供給装置５、９、又は１
０が供給する各菓子２は、夫々の移送ユニット６０と同
時にステーション１８に到達する。移送ユニット６０
は、上文中に説明したように、把持装置７０がコンベヤ
６又は１１に対して垂直であるように、ステーション１
８に到る前に夫々の作動装置８１によって夫々の軸線６
３を中心として反時計周り方向に（図１で）回転され、
前記移送ユニット６０のジョー７６は夫々の作動装置８
７によって開かれ、ステーション１８まで開いたままで
ある。
【００３１】図５に示すように、菓子２が、その軸線８
が方向７と平行な状態で配置されている場合には、前記
ユニット６０のジョー７６の平面を、作動装置８１の作
動前に、夫々の作動装置８６で方向７と実質的に平行な
位置から実質的に垂直な位置までステーション１８で回
転させる。従って、菓子２及び夫々の把持装置７０がス
テーション１８に到ったとき、ジョー７６を菓子２のい
ずれかの側に位置決めし、この菓子を中間部分で横方向
に把持し、菓子を供給コンベヤから取り出す。
【００３２】ひとたび把持すると、菓子２は装置７０に
よってステーション１９に向かって持ち上げられる。菓
子をシート１６で包装できるようにするため、夫々の把
持装置２２のジョー２４が菓子２を軸線方向で把持する
ステーション１９でジョー７６の平面が方向７と再び平
行になるように、装置７０を作動装置８６で軸線６８を
中心として回転する。
【００３３】図８に示すように、菓子２が軸線８が方向
７に対して実質的に垂直な状態でステーション１８に配
置されている場合には、上述のように、図３の上側に示
すように、ローラ１０３をなくし、シャフト８９をバッ
クアップ位置に係止することによって、ユニット６０の
ジョー７６の平面を方向７と常に平行であるように維持
する。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明による包装機の好ましい実施例の正面図
である。
【図２】図１の包装機の側面図である。
【図３】図１の３−３線に沿った拡大断面図である。
【図４】明瞭化のため部品を取り外した図３の細部の斜
視図である。
【図５】図３の細部の一つの作動位置での概略斜視図で
ある。
【図６】図３の細部の一つの作動位置での概略斜視図で
ある。
【図７】所与の作動状態での図１の細部の概略拡大斜視
図である。
【図８】変形例の作動位置での図５の細部を示す図であ
る。
【符号の説明】
１ 包装機 ２ 菓子 １２ 包装装置 １７ 移送装置 １８ 入力ステーション １９ 装填ステーション ４３ 軸線 ５１ カップ形状本体 ６３ 軸線 ６８ 軸線 ６９ 回転円筒形本体 ７０ 把持装置 ７３ クランク ７６ ジョー ７７ コイルばね ７９ シャフト ８１ 第１作動装置 ８６ 第２作動装置 ８７ 第３作動装置 ８８ 共通の駆動部材 ８９ シャフト ９６ アペンディックス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭49−133183（ＪＰ，Ａ) 特開 昭62−79922（ＪＰ，Ａ) 特開 昭59−62410（ＪＰ，Ａ) 特開 昭56−84218（ＪＰ，Ａ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) B65B 11/00 - 11/58 B65B 19/00 - 19/34 B65B 35/00 - 35/58

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 食品（２）が所与の方向（７）で規則正
    しく連続的に供給される入力ステーション（１８）と、
    前記食品（２）を包装するための装置（１２）と、前記
    食品（２）を包装装置（１２）に装填するための装填ス
    テーション（１９）と、前記連続的に供給された食品を
    入力ステーション（１８）から装填ステーション（１
    ９）へ移送するための移送装置（１７）とを有し、該移
    送装置（１７）は、少なくとも、入力ステーション（１
    ８）と装填ステーション（１９）との間で移動する把持
    装置（７０）を有し、把持装置（７０）は、夫々の食品
    （２）を入力ステーション（１８）で把持するため所定
    の平面内で移動するジョー手段（７６）を有する、菓子
    等の食品（２）用の包装機（１）において、前記把持装
    置（７０）は、前記平面を、前記入力ステーション（１
    ８）で、前記移動方向（７）に対し、第１位置で実質的
    に平行に第２位置で実質的に垂直に選択的に位置決めす
    るため、第１軸線（６８）を中心として回転する、こと
    を特徴とする包装機。
  2. 【請求項２】 前記平面を前記第１位置及び第２位置に
    選択的に設定するため、第１作動手段（８６）が把持装
    置（７０）に連結されている、請求項１に記載の包装
    機。
  3. 【請求項３】 前記把持装置（７０）を開くため、第２
    作動手段（８７）が前記把持装置（７０）に連結され、
    前記第１及び第２の作動手段（８６、８７）が共通の駆
    動手段（８８）を有する、請求項２に記載の包装機。
  4. 【請求項４】 前記共通の駆動手段（８８）は、前記第
    １軸線（６８）に関して横方向の第２軸線（６３）に沿
    って延びる第１シャフト（８９）を有し、該第１シャフ
    トは、前記第１作動手段（８６）によって軸線方向に往
    復動し、前記第２作動手段（８７）によって前記第２軸
    線を中心として回転するように前記第１及び第２の作動
    手段（８６、８７）に連結されている、請求項３に記載
    の包装機。
  5. 【請求項５】 前記第２軸線（６３）は前記第１軸線
    （６８）に関して斜め方向に延び、前記第１シャフト
    （８９）は、前記第１軸線（６３）を中心として第１シ
    ャフト（８９）とともに回転する実質的に半径方向に延
    びるアペンディックス（９６）を有し、前記把持装置
    （７０）は前記ジョー手段（７６）を制御するための第
    ２シャフト（７９）を有し、該第２シャフトは、前記ア
    ペンディックス（９６）によって前記第１軸線（６８）
    に沿って移動する、請求項４に記載の包装機。
  6. 【請求項６】 第２シャフト（７９）を前記アペンディ
    ックス（９６）と接触した状態に維持するため、弾性軸
    線方向戻し手段（７７）が前記第２シャフト（７９）に
    連結されている、請求項４又は５に記載の包装機。
  7. 【請求項７】 前記把持装置（７０）は、前記ジョー手
    段（７６）を支持する本体（６９）を有し、前記支持本
    体（６９）は前記第１軸線（６８）を中心として回転
    し、前記第１シャフト（８９）の軸線方向移動に続いて
    前記ジョー手段（７６）を前記第１軸線（６８）を中心
    として前記第１位置と第２位置との間で回転させるた
    め、クランク手段（７３）が前記支持本体（６９）に装
    着されており且つ前記第１シャフト（８９）に連結され
    ている、請求項４、５、又は６に記載の包装機。
  8. 【請求項８】 把持装置（７０）を前記第２軸線（６
    ３）を中心として揺動させるため、第３作動手段（８
    １）が前記把持装置（７０）に連結されている、請求項
    ４乃至７のうちのいずれか一項に記載の包装機。
  9. 【請求項９】 前記作動手段（８１、８６、８７）の各
    々がカム作動手段である、請求項２乃至８のうちのいず
    れか一項に記載の包装機。
  10. 【請求項１０】 多数の前記把持手段（７０）を支持す
    るための手段（５１）を有し、前記支持手段（５１）
    は、前記把持手段（７０）の各々を前記入力ステーショ
    ン（１８）と装填ステーション（１９）との間で移動す
    るため、前記第２軸線（６３）と平行な第３軸線（４
    ３）を中心として回転する、請求項４乃至９のうちのい
    ずれか一項に記載の包装機。
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