JP3510878B1 - 処理液供給装置 - Google Patents

処理液供給装置

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JP3510878B1
JP3510878B1 JP2002215361A JP2002215361A JP3510878B1 JP 3510878 B1 JP3510878 B1 JP 3510878B1 JP 2002215361 A JP2002215361 A JP 2002215361A JP 2002215361 A JP2002215361 A JP 2002215361A JP 3510878 B1 JP3510878 B1 JP 3510878B1
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Abstract

【要約】 【課題】 ボトルを収容した一方のグループと、他方の
グループを用い、所定のタイミングで各ボトルの開封を
行う場合に、コストダウンを実現できる処理液供給装置
の提供。 【解決手段】 複数のボトル29を開封し処理液を処理
部へ供給する処理液供給装置は、第1グループのボトル
を穿孔して開封するカッターを穿孔位置と退避位置との
間で移動させる機構と、第2グループのボトルを穿孔し
て開封するカッターを穿孔位置と退避位置との間で移動
させる機構に駆動力を発生する正転逆転可能なモータ5
8と、一方向クラッチ90、91を備え、モータが正転
する場合には、軸体76に駆動力を伝達し、モータが逆
転する場合には、軸体176に駆動力を伝達する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は処理液供給装置に係
り、特に各ボトルから各処理液を感光材料処理装置の処
理槽に供給する技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】感光材料処理装置の処理槽に対して、ボ
トルに充填された処理液を適宜供給する処理液供給装置
が知られている。この処理液供給装置として、現像用の
原液を充填した複数のボトルを箱体に収容したグループ
と、漂白、定着、安定用の原液を充填した複数のボトル
を箱体に収容したグループを個別に準備しておき、これ
らのグループを、感光材料処理装置の前面に設けられた
収容部に装填し、カッターにより所定のタイミングで各
ボトルの開封をする形式のものがある。
【0003】一方、特開平11−72892号公報によ
れば、傾斜位置と穿孔位置との間で回動自在に設けられ
た収容部に対してボトルをセットし、収容部を穿孔位置
に移動した後に、モータ駆動される穿孔手段により所定
のタイミングでボトルの開封をする技術が開示されてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで上記公報に開示
された技術を、上記のように2つのグループを使用する
処理液供給装置に適用した場合には、各グループのボト
ルを独立して開封するための駆動力を得るように構成さ
れることが必要となる。このために2台のモータが必要
となるので、コストアップを招くこととなる。
【0005】したがって、本発明は上記の問題点に鑑み
て成されたものであり、ボトルを収容した一方のグルー
プと、他方のグループを用い、所定のタイミングで各ボ
トルの開封を行う場合に、コストダウンを実現できる処
理液供給装置の提供を目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決し、
目的を達成するために、本発明によれば、処理液が収容
された複数のボトルを開封し、各々の前記ボトル内の処
理液を処理部へ供給するための処理液供給装置であっ
て、各々の前記ボトルに対応して設けられ、前記ボトル
を穿孔して開封するカッターと、少なくとも1つの前記
カッターを含む第1グループの前記カッターを穿孔位置
と退避位置との間で移動させる第1移動駆動手段と、少
なくとも1つの前記カッターを含む第2グループの前記
カッターを穿孔位置と退避位置との間で移動させる第2
移動駆動手段と、前記第1及び第2移動駆動手段の駆動
力を発生する正転逆転可能なモータと、前記モータの駆
動力を前記第1及び第2移動駆動手段に伝達する伝達手
段と、を備え、前記伝達手段は、前記モータが正転する
場合には、前記第1移動駆動手段に前記駆動力を伝達
し、前記モータが逆転する場合には、前記第2移動駆動
手段に前記駆動力を伝達することを特徴としている。
【0007】また、前記伝達手段は、前記モータの駆動
力を前記第1及び第2移動駆動手段に伝達する2つの一
方向クラッチを備え、一方の前記一方向クラッチは、前
記モータが正転する場合に、前記第1移動駆動手段に前
記駆動力を伝達し、他方の前記一方向クラッチは、前記
モータが逆転する場合に、前記第2移動駆動手段に前記
駆動力を伝達することを特徴としている。
【0008】また、前記第1及び第2移動駆動手段は、
前記伝達手段からの駆動力により回転する軸と、各々の
前記カッターに対応して前記軸に取り付けられ、該軸の
回転により回転して前記カッターを移動させるカムと、
を備えたことを特徴としている。
【0009】また、前記カッターは前記複数のボトルに
対応して各々設けられ、各々の前記カッターに対応する
前記カムは、前記軸の回転により異なるタイミングで前
記カッターを従動して移動させるように前記軸に固定さ
れていることを特徴としている。
【0010】そして、前記第1及び第2移動駆動手段
は、トルクリミッターと、セクターギアと、前記カッタ
ーに退避位置方向の付勢力を与える付勢部材とを更に備
え、前記カッターと前記カムとの従動が解除されたとき
に、前記セクターギアと前記トルクリミッターとが噛合
することで、前記付勢力を制限するように構成されてい
ることを特徴としている。
【0011】
【発明の実施の形態】以下に本発明の好適な一実施形態
について添付の各図面を参照して述べる。
【0012】先ず、図1は感光材料処理装置1(以下、
装置1とも言う)の全体構成の要部を示すために筐体2
に対して着脱自在に設けられるカバーを全て取り外して
示した正面図である。尚、図1では印画紙P(ぺーパー
Pとも呼ぶ)の処理を行なう場合について述べる。
【0013】図1において、装置1は、紙面の表裏方向
に極力偏平となるように構成されており、設置後の占有
面積を極力小さくする一方で、前面側から主要な各部分
に簡単に近づくことができるようにしている。また、装
置1は感光材料であるネガフィルムまたはポジフィルム
の現像処理を行うために、処理液槽と乾燥装置が一体的
に設けられる機種も含まれるが、このように構成される
機種については省略し、感光材料であるペーパーPの処
理を行う機種で代表して以下に述べる。
【0014】先ず、印画形成面となる発色乳剤塗布面を
外側にして巻かれたロールペーパーRPは、所定幅寸法
(例えば、89mm幅)の連続した長尺ロールとしてコ
アに捲回されており、光を完全に遮断した遮光状態でペ
ーパーマガジン3内で回転自在に保持され、かつ暗室内
で簡単に着脱できるように内蔵されている。これらのペ
ーパーマガジン3、3は、装置1を正面から見て左側下
方に位置する左右収納部に図示のように同時あるいはい
ずれか一方の収納部に装填可能に設けられている。この
装填操作のために、各ペーパーマガジン3は、前方から
引き出すことで全体を外部に取り出しできるように不図
示のガイドレール上に装填可能に構成されており、装填
してから奥側に移動することで図示の所定位置にセット
できるように構成されている。また、これらのペーパー
マガジン3、3は図示のように左右収納部のいずれにも
収容できるように、図示のように左右対称の形状に形成
され、表裏面の両方の壁面に取出し及び装填用のハンド
ル(不図示)が夫々設けられている。
【0015】また、内蔵されたロールペーパーRPをマ
ガジン3の外部に向けて矢印方向に排出する際に自動的
に開口部を開く自動開閉機構が設けられており、ペーパ
ーマガジン3の右収納部とペーパーマガジン3の左収納
部のどちらか一方あるいは双方に同時に装填した場合
に、同じように自動開閉するように構成されている。こ
のようにしてペーパーマガジン3の構成部品の共通化を
図るとともに、使用者は左右収納部への装填を意識せず
にサイズの異なるペーパーを使用頻度に応じて使えるよ
うにすることで、使い勝手を向上させている。
【0016】これらのペーパーマガジン3の開口部の近
傍には夫々カッターユニット4が配設されている。これ
らのカッターユニット4は、ペーパーマガジン3の開口
部から送り出された直後のロールペーパーRPを露光す
る前に所望のカットサイズに切断するために設けられて
いる。各カッターユニット4で所定のカットサイズに切
断された印画形成前のペーパーPは、暗箱7の底面部位
に配設された露光テーブル5の露光位置に順次送られ
る。この搬送のために露光テーブル5には切断後のペー
パーPの乳剤面側の裏面を走行面で吸引した状態で搬送
し、かつ図示の露光位置まで搬送するための不図示の吸
着搬送機構が内蔵されている。この吸着搬送機構は、ペ
ーパーPを一時的に露光位置に吸着保持する機能に加え
て90度分の旋回を行う旋回機能を有している。
【0017】以上のようにして、露光の準備が整うと、
露光部6に対してフィルムFを順次駒送りして、ズーム
レンズ等からなる光学系9を自動または手動にて調整し
て所望のサイズの像をペーパーP上に結像して露光を行
う。さらに、上記の旋回機能は、吸引パッドでぺーパー
Pを吸引した後に90度分旋回することで、異なるサイ
ズのペーパーの露光を行なう。
【0018】この露光後に、ペーパーPは搬送部10に
向けて矢印D1方向に搬送され、この搬送途中で、大判
ペーパーであるか否かの判断が行われて、下流方向に搬
送される。ここで、ペーパーサイズが小型(例えば、1
27×89mm)の時は、振り分け装置12により左右
に振り分けて搬送するようにして、下流側の第2の部屋
14に設けられた各処理液槽16内を2列で搬送する。
このように2列で搬送することで、処理速度をアップで
きることになる。また、パノラマ写真(254×89m
m)のように縦長の場合も、同じように2列で搬送でき
る。
【0019】一方、露光部6に装填されるフィルムFの
搬送方向に対して直交するように露光を行いたい場合に
は、上記の旋回機能により吸着保持されているパーパー
Pを90度分旋回してから露光する。このようにして、
同一種類の幅寸法のペーパーのままで、複数の種類の異
なるサイズのペーパーPの露光処理を行えるように構成
されている。
【0020】以上説明した左右収納部と、暗室7と露光
テーブル5と搬送部10は処理液槽16に貯められた各
処理液が温度上昇などで気化して発生したガスの影響を
受けないように形成された第1の部屋13の内部に配設
されている。このために、第1の部屋13は、上記の第
2の部屋14との間に仕切り壁11が設けられており、
この仕切り壁11に設けられた開口部に配設されたシャ
ッター装置15の蓋部材の開閉動作を行うことで、ペー
パーPを図中の矢印D2方向に搬送するときのみ蓋部材
を開くようにして、気化ガスまたは水蒸気が第2の部屋
14から第1の部屋3に向けて進入しないようにしてい
る。また、第1の部屋13の内圧を第2の部屋14以上
に維持することで、シャッター装置15の蓋部材が開い
ている状態でも気化ガスが進入しないようにして万全を
尽くしている。
【0021】なお、以上のカッターユニット4と露光テ
ーブル5と搬送部10はいずれも筐体2の手前に簡単に
引き出せるように構成されており、ペーパージャム解除
及び各種点検作業が簡単に行えるように構成されてい
る。
【0022】シャッター装置15を矢印D2方向に通過
したぺーパーPは、搬送ラック装置17内において破線
図示の搬送路に沿うように搬送される。このために、露
光後のペーパーPの現像処理を行うために処理液槽16
内で矢印D3方向となるように方向転換して送られる。
これらの搬送ラック装置17は、筐体2に開閉自在に設
けられる不図示の天井部材を上方に向けて開いた後に、
図示のように各処理液槽16中に個別に内蔵されてお
り、搬送ラック17の搬送ローラに付着した処理液の固
化成分等を定期的に除去する清掃作業を行うときに、搬
送ラック17を上方に移動して、外部に簡単に取り出す
ことができるように設けられている。また、各搬送ラッ
ク17の搬送ローラは、共通の破線図示の駆動モータ2
0からウォームギアを用いた動力伝達機構を介して動力
伝達されることで、搬送ラック17の全ての搬送ローラ
が同期駆動されるように構成されており、搬送ローラ間
において速度差が発生することなく搬送できるように構
成されている。
【0023】この搬送ラック17による搬送動作によ
り、ペーパーPの先端が各処理液槽間に配設された案内
装置18により案内されて矢印D4方向に向かう方向転
換が行われて、漂白定着を行う次の処理液槽16に送ら
れる。その後、図示のように搬送されて、最後に安定処
理を行う処理液槽16を出てから矢印D5方向に方向転
換するように案内されて、乾燥装置22に送り込まれ
る。この乾燥装置22は、破線図示のように搬送する途
中で、ペーパーPの乳剤面への温風吹き付けをノズルを
介して行ない乾燥させた後に、上方に向けて搬送され
る。また、乾燥装置22の下方の空間を占める筐体2内
には電源部が設けられるとともに、この電源部の上には
上記の各処理液槽16及び後述する種々の制御を行うた
めのプロセッサーの制御部30が配設されている。
【0024】乾燥装置22の上方には、サイズ毎に搬送
する不図示のサイズ分別装置が設けられており、このサ
イズ分別装置により、例えば4つ切りの大型サイズのペ
ーパーPと、8つ切りの大サイズのペーパーPと小サイ
ズのサービス版サイズのペーパーPを分別して排出する
ように構成されている。
【0025】一方、上記の各処理液槽16の下方には、
ボトルの第1グループ用の収容部40と、ボトルの第2
グループ用の収容部140が配設されている。これらの
各収容部140、40は、現像用の原液を充填した3本
のボトル29を箱体に収容した第1グループと、漂白、
定着、安定用の原液を充填した3本のボトル29を箱体
に収容した第2グループを個別に収容するとともに、こ
れらの下方の補充用の補充タンク19、119に対して
ボトルの開封後に各原液を供給するように配管されてい
る。また水タンク21から不図示のポンプ及び配管で水
の供給を行うことで、補充タンク19、119内の処理
液の濃度を一定に保たれるようにしている。
【0026】次に、現像処理液、定着処理液と安定処理
液を貯めた各処理液槽16に対して夫々の処理液を供給
するために、補充タンク19、119との間には不図示
のポンプと電磁弁が配管されており、各処理液槽16に
対する各処理液の供給を可能にしている。また、現像処
理液を貯めた処理液槽16の下方には所定液面レベルか
らの廃液を貯蔵する不図示の廃液タンクが配設されてい
る。同様に定着処理液と安定処理液を貯めた処理液槽1
6も廃液タンクに配管されており所定液面レベルからの
廃液の貯蔵をするように構成されている。
【0027】各処理液槽16には、不図示の冷却手段が
設けられており、各処理液を所望温度に維持するように
制御される。さらに上記の安定処理槽からは一部の水を
再利用するための中間タンクと定着液用補充タンクが配
設されている。
【0028】また、水道栓や人手により供給される各処
理液の希釈液である水は、水タンク21に一時貯めら
れ、ポンプと電磁弁とから構成される水供給手段により
供給するように構成されている。また、図1に図示のよ
うに現像液と定着液と安定液の処理液を個別に貯蔵した
ボトル29は、取り扱いを容易にするために2つのグル
ープの箱体に個別に収納された状態でユーザに配送する
ようにして、これらを装置1の前面から簡単に着脱でき
るようにしている。
【0029】これらのボトル29が装置1の前面からセ
ットされると、後述するカッターが上方に移動されてボ
トル29の各ボトル開口部を封止したシール部材を穿孔
して、チューブを介して各補充タンク19、119内に
各処理液を供給するように構成されている。補充タンク
19、119にはモータで駆動されて内部を攪拌する攪
拌部材(不図示)が設けられている。
【0030】次に、図2は、図1のX−X線矢視断面図
であって、各処理液を個別に貯蔵したボトル29を一つ
の箱体43に収納したものを感光材料処理装置1の前面
に設けられた収容部40にセットした後に装填位置にし
た様子を示している。また、図3は、図2のX−X線矢
視断面図である。
【0031】先ず、図3において、図示のように第1グ
ループ用の収容部40と、第2グループ用の収容部14
0に対して、現像用の原液を充填した3本のボトル29
を箱体43に収容した第1グループと、漂白、定着、安
定用の原液を充填した3本のボトル29を箱体143に
収容した第2グループとが収容されている。これらの箱
体43、143は各処理液を個別に貯蔵したボトル29
を一列に揃えた状態で収納しており、この箱体43はダ
ンボール製であり、これらの箱体43、143を交換単
位としている。
【0032】図2をさらに参照して、これらの箱体4
3、143には開口部43aが形成されており、各ボト
ル小径部29aを、箱体43、143の開口部43aを
介して図示のように下方に向かうように突出させた状態
にして、装置1に対して着脱する。ここで、これらの箱
体43、143に収容することなく個別にボトル29を
交換することもできるように配慮されている。
【0033】このようにして、装置1の前面から箱体4
3、143を交換するために、収容部40は前面におい
て開状態と図示の閉状態になる支持部材41が、筐体2
に固定された一対の蝶番である軸支部144により回動
自在に軸支されている。
【0034】さらに、図2のY−Y線矢視断面図である
図4を参照して、支持部材41の底面には、係止片44
が固定されている。この係止片44は、ボトル29のボ
トル小径部29aに形成されたネック部29bの約半分
の半円形状部分に対して挿入する形状部44aがボトル
29の個数分形成されている。
【0035】このようにして係止片44によりボトルを
係止するために、図2を再度参照して、ボトル29には
ボトル小径部29aの外周面から溝状に半径を少なくし
て形成されたネック部29bが形成されている。このネ
ック部29bの約半分の部分に対して係止片44の各形
状部42aが潜入することで、ボトル小径部29aを筐
体側に固定された当接部材45との間における挟持状態
にすることで不動状態にするように構成されている。ま
た、図4において、支持部材41の左右部位には箱体4
3を収容部40にセットするときに、箱体43の両側面
を案内するための壁体51、52が固定されている。
【0036】以上のようにボトル29を不動状態にする
ことで後述する穿孔動作を行なうときに発生する反力に
よってボトル29が上方に移動しないようにしている。
【0037】図2において、ボトル小径部29aの開口
面29cには表面が樹脂コートされたアルミシート製の
シール部材55(図示では開封後の様子を示す)が接着
されている。このシール部材55は、図示のようにさか
さまにボトル29をセットした状態において、処理液の
重量を支えるための密封状態を維持できる強度を有して
いる。このシール部材55の下方には、図中の実線と二
点鎖線で図示される位置との間で駆動されるカッター6
2が設けられている。このカッター62を二点鎖線で図
示される位置に上昇移動するときに、シール部材55の
一部がボトル小径部29a側に残される円形形状に穿孔
されることで、ボトル29内の各処理液をカッター62
内の流路60に流出させた後に、下方のチューブ39を
介して上記の補充タンク19中に処理液を供給するよう
に構成されている。
【0038】このように穿孔するために、カッター62
には内径部と外周部とが形成されている。この内径部と
外周部とは逃げ角の30度を有しており、かつ先端にお
いて同じ高さの刃部と、浅い浅谷部と、深い深谷部とを
形成している。このように形成されるカッター62を用
いてシール部材55を穿孔することで、シール部材55
が最初に刃部により破られてから、さらに円形に破ら
れ、浅谷部のエッジ部でも破られ、深谷部まで到達する
と一部を開口部29c側に残すようにした状態すること
ができる。
【0039】以上のようにカッター62を構成すること
で、シール部材55の穿孔のための駆動力を小さくで
き、かつまたシール部材55を穿孔した後には大きな円
形開口が形成されることとなる。また、破られたシール
部分はボトル29内側に退避するので、流出抵抗を小さ
くでき流出時間の短縮が可能となる。また、処理液がボ
トル29の内部に殆ど残留することがないので、ボトル
29のリサイクル使用を行う場合には洗浄作業が簡単に
なる。
【0040】カッター62は、流路60を内周壁面に形
成した筒状体63と一体形成しても良いが、別部品とし
て形成しておき、筒状体63に対してパチン嵌合を含む
固定法により固定しても良い。この筒状体63の廻りに
は回収部材であって、自然状態でボトル小径部29aを
取り囲む位置に変形し、ボトル29が図示のようにセッ
トされたときに、下方向に向けて弾性変形するベローズ
体65が設けられている。また、筒状体63の外周面と
ベローズ体65の内周壁面との間には、筒状体63の側
面に穿設された図示しない回収孔部に連通する流路61
がさらに形成されており、カッター62の廻りから漏れ
出た処理液を流路60内に回収できるようにしている。
このために、ベロース体65の下方側は、筒状体63に
固定される受け皿部材69に固定されており、この受け
皿部材69のテーパ面に沿って処理液が上記の回収孔部
に流入できるように構成されている。このようにベロー
ズ体65をボトル小径部29aを取り囲むように設けて
ボトル29内の処理液を正確に補充タンク19、119
に入れることができるようにしている。
【0041】以上説明した流路60、61を形成した筒
状体63を、二点鎖線で示す穿孔位置と実線で示す退避
位置との間で上下駆動する機構としては、種々の形式の
ものが採用可能であるが、筒状体63の外周面に外力を
作用させて上下方向に駆動するカム機構について述べ
る。
【0042】先ず、レバー部材73は一端に貫通孔部7
3aを形成しており、他端は基部257に固定された軸
体82回りに回動自在に保持されている。このレバー部
材73の途中部位には、カム部材75、175のカム面
に摺接しつつ回転するローラ74が軸支されている。筒
状体63の下方の外周面には、カムフォロア部材71固
定されている。このカムフォロア部材71には上記のレ
バー部材73の貫通孔部73aに潜入するピン72が固
定されている。より詳しくは、レバー部材73は図3に
示すように貫通孔部73aと、ローラ74の軸支部が軸
体82の軸支孔部から二股に分岐して形成されており、
カムフォロア部材71の両側に固定されるピン72にレ
バー部材73の貫通孔73aが潜入するようにしてい
る。一方、基部257に固定される摺動軸受68とカム
フォロア部材71との間には付勢部材である圧縮コイル
バネ70が設けられている。
【0043】以上の構成により、モータ58への通電制
御が制御部30からの指示により実施されることで、カ
ム部材が回動され、これに従動するローラ74を設けた
レバー部材73が回動されて、カムフォロア部材71を
圧縮コイルバネ70の圧縮力に抗して移動することで筒
状体63を、穿孔位置と退避位置との間で上下駆動する
ように構成されている。
【0044】なお、図2では一つのボトル29のみが示
されており、一つのシール部材55を開封する様子が示
されているが、他のボトル29については、軸体76、
176に対して異なる取り付け角度で固定されたカム部
材75、175により所定のタイミングで開封できるよ
うに構成されている。このように固定角度に差を持たせ
ることで、モータ58に対して同時に負荷が加わること
を防止してより低トルクのモータを使用可能にしてい
る。
【0045】一方、流路60と回収部材であるベローズ
体65の夫々の内壁面に向けて希釈液を噴射する噴射手
段として上端が封止された中空管66が筒状体63の中
心部の位置に固定されている。この中空管66は、上記
の水タンク21に接続される配管とポンプと電磁弁と柔
軟な配管に開口部が接続されており、中空管の上端近傍
に穿設された複数の噴射孔部を介して流路60、61の
内壁面に向けて勢い良く水を噴射することで、処理液を
洗い流して処理液の付着及び固化の防止を図るようにし
ている。
【0046】この中空管66を筒状体63と同心円上に
配置するために、チューブ39が筒状体63の下方の側
面から延設されるとともに、エルボウ管81が図示のよ
うに接続されており、このエルボウ管81の接続管に対
して柔軟な配管77を接続している。また、筒状体63
の内部に設けられる中空管66の中央部位には流路60
を妨げない形状の不図示のスペーサが設けられており、
中空管66の倒れを防止して中心位置に固定するように
構成されている。また、チューブ39内を流れた処理液
は補充タンク19、119内に流入され、液面レベルセ
ンサにより満杯になるまで水の供給が上記の中空管66
を介して行われることで、現像液と定着液と安定液とを
希釈して個別に貯めるとともに、補充タンク19、11
9の配管とポンプにより上記の各処理液槽16に対して
適宜処理液の供給を行うように構成されている。
【0047】図示しない筐体2に固定された基部257
には正逆回転駆動可能でありかつ所定角度の回転駆動が
できるステッピングモータに代表されるモータ58が固
定されている。このモータ58の出力軸にはモータギア
84が固定されている。このモータギア84には、図3
に示す基部257の一対の固定部材257a、257b
に設けられた軸受により両軸端が夫々回動自在に軸支さ
れた軸体76、176に固定されたギア83、183が
同時に噛合している。これらの軸体76、176にはカ
ム部材75、175が固定されている。図3のX−X線
矢視断面図である図5において、基部257の一対の固
定部材257a、257bには軸受92が設けられてお
り軸体76、176を回動自在に軸支している。また、
モータ58の出力軸に固定されるモータギア84は、各
軸体76、176の端部に設けられたギア83、183
の双方に対して同時に噛合している。各ギア83、18
3には一方の一方向クラッチ90と他方の一方向クラッ
チ91が図示のように内蔵されており、これらのクラッ
チのインナーレース側が各軸体76、176に固定さ
れ、アウターレース側が各ギア83、183に固定され
ている。
【0048】以上の構成により、モータ58が正転駆動
される場合には、一方向クラッチ90を介して軸体76
のみに駆動力が伝達される。また、モータ58が逆転駆
動される場合には、軸体176のみに駆動力が伝達され
ることとなる。このようにして共通のモータ58のみで
第1、第2グループのボトルの開封を行えるようにして
いる。
【0049】以上のように動力伝達を行う一方向クラッ
チ90、91は動力伝達する回転方向にはモータ駆動力
が作用するが、逆転方向には負荷がゼロとなる。このた
め、カム部材75に対するレバー部材73のローラ74
による従動状態が解除されると、圧縮コイルバネ70に
よる戻し力が急激にカム部材75、レバー部材73のロ
ーラ74との間に加わることになる。つまり、大きなギ
ア比を有するギアヘッドを有するモータから直に各軸体
を駆動する場合には、ギアヘッドによるディテントトル
クがあるので、レバー部材73のローラ74による従動
状態が解除されても負荷がゼロにならず特に問題にはな
らないが、一方向クラッチ90、91を使用すること
で、耐久性低下と騒音発生の問題がある。
【0050】このための対策として、図3に示されるよ
うに固定部材257a、257bには、レバー部材73
のローラ74による従動状態が解除されても負荷がゼロ
にならないようにするためのトルクリミッター93、1
93が固定されている。
【0051】図3のZ−Z線矢視断面図である図6(a)
を参照して、軸体176には、部分歯部194aを有し
たセクターギア194が固定されており、図示の状態で
は、部分歯部194aはトルクリミッター193のギア
193aに噛合していない。このとき、軸体176に固
定されたカム部材175の谷部に対してレバー部材73
のローラ74が当接しており、モータ58への通電制御
が制御部30からの指示により実施されると、図6(b)
に示すようにカム部材175が矢印方向に回動され、こ
れに従動するローラ74がカム部材175の山部に乗り
上げることでレバー部材73が上方に回動される。この
結果、ピン72を介してカムフォロア部材71が圧縮コ
イルバネ70の圧縮力に抗して上方に移動されることと
なり、筒状体63が穿孔位置に移動される。この結果、
ボトルの開封が行われる。
【0052】次に、図7において、図6(b)に図示の状
態からさらにモータが同じ方向に駆動されると、レバー
部材73のローラ74は、カム部材175の山部に対す
る従動状態が解除される。このとき、一方向クラッチに
よる逆転方向の負荷がゼロとなるとともに、圧縮コイル
バネ70による破線矢印方向の戻し力が急激にカム部材
175とローラ74との間に加わることになるので、ロ
ーラ74はカム部材175の谷部に対して衝撃的に移動
する。しかし、このタイミングで、軸体176に固定さ
れた部分歯部194aを有したセクターギア194はト
ルクリミッター193のギア193aに噛合する。この
ために、トルクリミッター193のブレーキ力が軸体1
76に作用することとなり、軸体176の急激な回転が
防止されて圧縮コイルバネ70による戻し力により、カ
ム部材175とローラ74との間の衝突が防止される。
【0053】図8は、図3のY−Y線矢視断面図であ
る。図示のように、軸体76にも同様に部分歯部94a
を有したセクターギア94が固定されておりトルクリミ
ッター93のギア93aに噛合するように構成されてお
り、トルクリミッター93のブレーキ力が軸体76に作
用することとなり、軸体76の急激な回転が防止されて
圧縮コイルバネ70による戻し力により、カム部材17
5とローラ74との間の衝突が防止されるようにしてい
る。
【0054】図2に示されるようにボトルのセットが終
了すると不図示のセンサによる装填完了の検出が行われ
る。この後に、不図示のポンプと電磁弁への通電が制御
部30からの指示で行われて、中空管66から水が噴射
されて流路60、61内への「前ぬらし」が実施され
る。この「前ぬらし」によりボトル29に充填された処
理液が内壁面に直に触れることを防止して、処理液の残
留を防止し、固化による成長を確実に防止できるように
なる。
【0055】以上で処理液の吐出のための下準備が整
い、モータ58の正転方向の起動が行われて、カッター
62が上方に移動され、シール部材55の穿孔を行う吐
出位置になるまでモータ58が駆動されて、シール部材
55が破られてボトル内の処理液が流路60中に吐出さ
れる。この後に、さらにモータ58が連続駆動されるこ
とでカッター62が退避位置に戻ることが判断される
と、モータ58が駆動停止される。
【0056】以上で、処理液がチューブ39を介して第
1グループのボトル29から補充タンク19中に処理液
の原液が流出されることになる。次に、不図示のポンプ
と電磁弁がオンされて、中空管66から水が噴射されて
流路60と、ベローズ体65の内側の流路61の洗浄を
行うとともに、補充タンク19に設けられた液面レベル
センサがオンするまで水の供給を行うことで、所定濃度
に希釈された現像処理液を得る。その後、ポンプと電磁
弁がオフされて処理液供給を終了する。
【0057】また、モータ58の逆転方向の起動が行わ
れて、カッター62が上方に移動され、シール部材55
の穿孔を行う吐出位置になるまでモータ58が駆動され
て、シール部材55が破られてボトル内の処理液が流路
60中に吐出される。この後に、さらにモータ58が連
続駆動されることでカッター62が退避位置に戻ること
が判断されると、モータ58が駆動停止されて、第2グ
ループのボトル29から補充タンク119中に処理液の
原液が流出されることになる。次に、不図示のポンプと
電磁弁がオンされて、中空管66から水が噴射されて流
路60と、ベローズ体65の内側の流路61の洗浄を行
うとともに、補充タンク19に設けられた液面レベルセ
ンサがオンするまで水の供給を行うことで、所定濃度に
希釈された漂白、定着、安定用処理液を得る。その後、
ポンプと電磁弁がオフされて処理液供給を終了する。
【0058】以上説明したように、ボトルの第1グルー
プ用の収容部40と、ボトルの第2グループ用の収容部
140を個別に設けた場合において、共通のモータの正
逆方向の駆動により現像用の原液と、漂白、定着、安定
用の原液を任意に供給できるようになる。尚、本実施形
態では、感光材料としてペーパーを用いた処理装置に処
理液を供給する場合について説明したが、フィルムの処
理を行うフィルムプロセッサーに適用しても良いことは
勿論である。この場合ボトルを多く使用した処理液供給
装置となるので、一連の処理を1モータで行うことによ
る効果はさらに大きくなる。
【0059】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ボトルを収容した一方のグループと、他方のグループを
用い、所定のタイミングで各ボトルの開封を行う場合
に、コストダウンを実現できる処理液供給装置を提供で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】装置1の全体構成の要部を示すために筐体2に
対して着脱自在に設けられるカバーを全て取り外して示
した正面図である。
【図2】図1のX−X線矢視断面図であって、各処理液
を個別に貯蔵したボトル29を一つの箱体43に収納し
たものを感光材料処理装置1の前面に設けられた収容部
40にセットした後に装填位置にした様子を示してい
る。
【図3】図2のX−X線矢視断面図である。
【図4】図2のY−Y線矢視断面図である。
【図5】図3のX−X線矢視断面図である。
【図6】(a)、(b) 図3のZ−Z線矢視断面図であ
る。
【図7】図3のZ−Z線矢視断面図である。
【図8】図3のY−Y線矢視断面図である。
【符号の説明】
1 感光材料処理装置 2 筐体 16 処理液槽 17 搬送ラック 19 補充タンク 21 水タンク 22 乾燥装置 29 ボトル 29a ボトル小径部 29b ネック部 33 廃液タンク 40 収容部 41 支持部材 43、143 箱体 44 係止片 45 当接部材 55 シール部材 58 モータ 60、61 流路 62 カッター 76、176 軸体(軸) 84 モータギア 83 ギア 90、91 一方向クラッチ 93、193 トルクリミッター 94、194 セクターギア P ペーパー(印画紙)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開2001−183793(JP,A) 特開2000−2991(JP,A) 特開 平10−239820(JP,A) 特開 平8−248606(JP,A) 特開 平8−220722(JP,A) 特開 平8−211584(JP,A) 特開 平6−82988(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03D 3/06 B67B 7/48

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 処理液が収容された複数のボトルを開封
    し、各々の前記ボトル内の処理液を処理部へ供給するた
    めの処理液供給装置であって、 各々の前記ボトルに対応して設けられ、前記ボトルを穿
    孔して開封するカッターと、 少なくとも1つの前記カッターを含む第1グループの前
    記カッターを穿孔位置と退避位置との間で移動させる第
    1移動駆動手段と、 少なくとも1つの前記カッターを含む第2グループの前
    記カッターを穿孔位置と退避位置との間で移動させる第
    2移動駆動手段と、 前記第1及び第2移動駆動手段の駆動力を発生する正転
    逆転可能なモータと、 前記モータの駆動力を前記第1及び第2移動駆動手段に
    伝達する伝達手段と、を備え、 前記伝達手段は、 前記モータが正転する場合には、前記第1移動駆動手段
    に前記駆動力を伝達し、前記モータが逆転する場合に
    は、前記第2移動駆動手段に前記駆動力を伝達すること
    を特徴とする処理液供給装置。
  2. 【請求項2】 前記伝達手段は、 前記モータの駆動力を前記第1及び第2移動駆動手段に
    伝達する2つの一方向クラッチを備え、 一方の前記一方向クラッチは、前記モータが正転する場
    合に、前記第1移動駆動手段に前記駆動力を伝達し、 他方の前記一方向クラッチは、前記モータが逆転する場
    合に、前記第2移動駆動手段に前記駆動力を伝達するこ
    とを特徴とする請求項1に記載の処理液供給装置。
  3. 【請求項3】 前記第1及び第2移動駆動手段は、 前記伝達手段からの駆動力により回転する軸と、 各々の前記カッターに対応して前記軸に取り付けられ、
    該軸の回転により回転して前記カッターを移動させるカ
    ムと、を備えたことを特徴とする請求項1に記載の処理
    液供給装置。
  4. 【請求項4】 前記カッターは前記複数のボトルに対応
    して各々設けられ、 各々の前記カッターに対応する前記カムは、前記軸の回
    転により異なるタイミングで前記カッターを従動して移
    動させるように前記軸に固定されていることを特徴とす
    る請求項3に記載の処理液供給装置。
  5. 【請求項5】 前記第1及び第2移動駆動手段は、トル
    クリミッターと、セクターギアと、前記カッターに退避
    位置方向の付勢力を与える付勢部材とを更に備え、 前記カッターと前記カムとの従動が解除されたときに、
    前記セクターギアと前記トルクリミッターとが噛合する
    ことで、前記付勢力を制限するように構成されているこ
    とを特徴とする請求項3に記載の処理液供給装置。
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