JP2007041057A - 現像処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 安定処理の改良によって小型化が可能な現像処理装置を構成する。
【解決手段】 先の安定処理槽23Aの安定処理液(STB)の液面から引き上げられた印画紙Pを次の安定処理槽23Bに送り込むクロスオーバラック36に対して印画紙Pに接触するローラユニットRを備える。このローラユニットRをスポンジ等のローラ53と、このローラ53を収容する筒状部材54と、ローラ3と対向する位置の従動ローラ58とを備えている。筒状部材54の内部に安定処理液(STB)を送り込むことにより、このローラ53に接触する印画紙Pの感光面に安定処理液(STB)を供給して、安定処理を継続させる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、現像処理後の感光材料を複数の安定処理槽に順次送り込んで、夫々の安定処理槽において安定処理を行う現像処理装置に関し、詳しくは、安定処理を効率的に行う技術に関する。
上記のように構成された現像処理装置と関連する技術として特許文献1に記載されるものが存在する。この特許文献1は、複数の安定処理槽を備えていない構造であるが、安定処理を効率的に行うために、定着槽の次に安定処理を行うための複数組の圧着型のローラを上下方向に配置し、この複数のローラの上端部からに安定処理液を供給しながら、複数組の圧着ローラで圧着されるように感光材料を下方から上方に搬送することにより、漂白処理後の感光材料の安定処理を行うように構成されている。
特開平11‐30846号公報 (段落番号〔0063〕〜〔0065、〕図1)
特許文献1に記載されるように複数組の圧着型のローラに安定処理液を供給しながら、このローラの部位を感光材料を搬送する現像処理装置は、小型化も可能である。しかしながら、ローラとの接触によって安定処理を行うものではローラとの圧着が不良な状況に陥った場合や、ローラに対する安定処理液の供給が充分でない状況に陥った場合に、処理が不十分になることも考えられる。
DP店に設置されているミニラボと称される印画紙処理用の現像処理装置を例に挙げると、この種の現像処理装置は1つの発色現像槽と、1つの漂白定着槽と、4つの安定処理槽との6槽の処理槽を有しており、この4つの安定処理槽に印画紙を浸漬させることにより確実な処理を実現している。
また、従来からの現像処理装置では、例えば、特開2003−15267号公報にも示されるように、先の処理槽での処理が終了した印画紙を液面から引き上げた後に、次の処理槽に送り込む搬送形態が採用されるため、印画紙を液面から引き上げた状態で処理の進行が停止する。従って、4つの安定処理槽に順次印画紙を搬送する際にも、液面から引き上げられた印画紙における安定処理が停止するものとなり処理の効率が良くないものであった。
また、確実な処理を行うものであっても、安定処理槽の小型化や、装置全体の小型化は従来から望まれているものであり、安定処理槽に感光材料を浸漬させることにより確実な処理を実現すると云う良好な面を損なうことなく、小型化を図りたい面もあった。
本発明の目的は、安定処理を行う部位の改良によって小型化が可能な現像処理装置を合理的に構成する点にある。
本発明の特徴は、現像処理後の感光材料を複数の安定処理槽に順次送り込んで、夫々の安定処理槽において安定処理を行う現像処理装置において、
前記複数の安定処理槽のうち、先の安定処理槽の液面から引き上げた前記感光材料を次の安定処理槽に送り込むターン経路に対して前記感光材料の感光面に接触する状態で回転するローラを備えると共に、このローラの表面に対して安定処理液を供給する供給手段を備えている点にある。
この構成により、安定処理槽に送られた感光材料がターン経路を介して次の安定処理槽に送られる場合には、このターン経路に備えたローラと接触する。このローラは、その表面に対して安定処理液が供給されているので、感光材料がローラに接触することにより、安定処理液による安定処理が行われる。つまり、安定処理槽の液面から引き上げられた感光材料は、安定処理が一時的に抑制されるものであるが、ローラから安定処理液が供給されることにより、ターン経路において安定処理を継続することが可能となる。その結果、従来、安定処理が行われていないターン経路において安定処理を行うことにより、安定処理のために感光材料を安定処理液に浸漬させる距離の短縮が可能となり、安定処理槽の容量を低減することや、現像処理装置の小型化を実現する。
本発明は、前記ローラが、軸芯周りで回転自在で前記安定処理液を含むことが可能な多孔質の柔軟素材を用いており、このローラは、前記感光材料と接触する側が開放する開口を形成した筒状部材に対して、前記軸芯周りで回転自在に収容しても良い。
この構成により、多孔質のローラの素材に安定処理液を含ませておき、このローラが感光材料に接触した際に、ローラに含まれている安定処理液を感光材料に接触させて安定処理を行わせることが可能となる。また、このローラを筒状材に収容しているので、ローラの素材が安定処理液を吸収しきれない場合でも、安定処理液を筒状材の内部に貯留することが可能となり、感光材料に接触させる安定処理液を不足させることもない。
本発明は、前記ローラが、軸芯周りで回転自在で多数の貫通孔を形成した筒状体と、この筒状体の内部において、この筒状体の内壁側において前記軸芯の方向に沿う領域で前記安定処理液を送り出すノズルとを備えており、このノズルの噴出方向を、前記感光材料が筒状体に接触する方向に設定しても良い。
この構成により、筒状体に感光材料が接触した際には、ノズルからの安定処理液が、筒状体の貫通孔を通過させて感光材料に供給して安定処理を行わせることが可能となる。また、ノズルの噴出方向を感光材料が接触する方向に設定しているので、安定処理液を無駄に送り出すこともない。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
〔全体構成〕
図1に示すように、暗箱構造の筐体1の内部に露光ブロックAと現像ブロックBとを配置すると共に、筐体1の端部位置に乾燥ブロックCを配置してペーパープロセッサーが構成されている。このペーパープロセッサーは、デジタルミニラボと称せられる現像処理装置の印画紙自動現像部として構成されたものであり、前記露光ブロックAにおいて感光材料としての印画紙Pに対して画像データの露光を行い、前記現像ブロックBにおいて前記露光ブロックAからの印画紙Pの現像処理を行い、前記乾燥ブロックCにおいて前記現像ブロックBからの印画紙Pの乾燥処理を行い、この乾燥処理後の印画紙Pを筐体上部の排出部2から筐体外のコンベア3上に排出する作動を行う。
図面には示していないが、このペーパープロセッサーは、プリントサイズやプリント枚数等のオーダ情報と画像データとを取得するオペレートユニットに接続している。このオペレートユニットはフィルムスキャナで写真フィルムから取得した画像データ、あるいは、メディアドライブでフラッシュメモリやCD−R等のメディアから取得した画像データに対して必要な補正を行うことや、トリミングを行い、このように補正や加工後の画像データとオーダ情報とをペーパープロセッサーに伝送するように構成されている。
前記露光ブロックAは、下部に2つの印画紙マガジンMを配置すると共に、上部位置に露光ヘッドHと、この露光ヘッドHと制御ユニットGとを配置している。前記制御ユニットGは、このペーパープロセッサーでの前記印画紙Pの搬送と、露光ブロックAでの露光の制御を行う。
この露光ブロックAでは、印画紙マガジンM、Mの一方に収納したロール状の印画紙Pを圧着型のアドバンスローラ11で引き出し、カッターユニット12でプリントサイズに切断し、このように切断された印画紙Pの裏面側に印字ヘッド13によって必要な情報をプリントし、この後、印画紙Pを挟持搬送するチャックユニット14によって露光経路に送り込む。
前記露光経路では、前記チャックユニット14からの印画紙Pを受け取り、複数の露光搬送ローラ15で上方(副走査方向)に搬送しながら露光位置において前記露光ヘッドHからのレーザビームで主走査方向に走査する形態で露光を行う。
この露光ヘッドHとして、レーザビームを走査する形態で露光を行うもの以外に、PLZTシャッタ方式、液晶シャッタ方式、蛍光ビーム方式、FOCRT方式、或いは、DMD方式を用いることができる。
この露光経路で露光を終えた印画紙Pを前搬送経路の複数の圧着ローラ16で搬送方向を水平方向に変換して送り出し、振り分け部の2つのチャッカー17の何れかでチャックし、2列の振り分け経路に振り分けて送り出し、更に、後搬送経路の複数の圧着ローラ18の搬送によって前記現像ブロックBに送り込む。
前記振り分け部では予め設定されたサイズより小さいサイズの印画紙Pを、前述した2列の振り分け経路に振り分ける振り分けモードと、振り分けずに単列で送り出す単列モードとでの搬送を行えるように構成されている。また、前記予め設定されたサイズより大きいサイズの印画紙Pを搬送する際には自動的に単列モードを選択して、前記2つのチャッカー17で印画紙Pの幅方向の両端をチャックして搬送するように制御形態が設定されている。
前記乾燥ブロックCは、現像ブロックBから送り出される印画紙Pに対してヒータで加熱された空気を供給するブロワ5と印画紙Pを圧着して搬送する複数の搬送ローラ6を備えている。
〔処理槽〕
図1及び図2に示すように、前記現像ブロックBは前記印画紙Pの搬送方向で上流側から下流側に向けて、発色現像処理液(CD)を貯留する1つの発色現像処理槽21、漂白定着処理液(BF)を貯留する1つの漂白定着処理槽22、及び、安定処理液(STB)を貯留する4つの安定処理槽23A、23B、23C、23Dを、この順序で備えている。
図面には示していないが、発色現像処理槽21、漂白定着処理槽22、4つの安定処理槽23A、23B、23C、23D夫々の側部位置には、夫々と処理液が循環するサブタンクを備えており、このサブタンクにおいて処理液の液面の管理、処理液の補給、処理液の温度制御を行うように構成されている。
尚、処理液の液面を管理する場合、前記発色現像処理槽21、漂白定着処理槽22については、対応するサブタンクに対して発色現像処理液(CD)、漂白定着処理液(BF)を補充することになるが、4つの安定処理槽23A、23B、23C、23Dについては、印画紙Pの搬送方向で最も下流側の安定処理槽23Dに対応するサブタンクにのみ安定処理液(STB)を補充し、オーバーフローさせる形態で、このサブタンクから搬送方向での上流側のサブタンクに安定処理液(STB)を補充する制御形態となる。
前記発色現像処理槽21、漂白定着処理槽22、4つの安定処理槽23A、23B、23C、23D夫々には処理液中に印画紙Pを搬送するように複数の搬送ローラ31を有した液中ラック32を備えている。また、前記露光ブロックAからの印画紙Pを発色現像処理槽21に送り込むフィードラック34を備えている。
また、発色現像処理槽21での処理を終えて発色現像処理液(CD)の液面から引き上げられた印画紙Pを次の漂白定着処理槽22に送り込む部位、及び、漂白定着処理槽22での処理を終えて漂白定着処理液(BF)の液面から引き上げられた印画紙Pを次の安定処理槽23Aに送り込む部位に第1のクロスオーバラック35を備えている。
また、安定処理槽23Aでの処理を終えて安定処理液(STB)の液面から引き上げられた印画紙Pを次の安定処理槽23Bに送り込む部位、安定処理槽23Bでの処理を終えて安定処理液(STB)の液面から引き上げられた印画紙Pを次の安定処理槽23Cに送り込む部位、安定処理槽23Cでの処理を終えて安定処理液(STB)の液面から引き上げられた印画紙Pを次の安定処理槽23Dに送り込む部位に第2のクロスオーバラック36を備えている。このクロスオーバラック36において印画紙Pを搬送する経路でターン経路が構成されている。
更に、印画紙Pの搬送方向での後端に位置する安定処理槽23Dからの印画紙Pを送り出す位置にスクイズラック37を備えている。尚、前記フィードラック34、2つの第1のクロスオーバラック35、2つの第2のクロスオーバラック36、及び、スクイズラック37は対応する各処理槽に対して着脱自在に備えられている。
前記フィードラック34には前記印画紙Pを搬送する複数の圧着ローラ41を備えており、前記第1のクロスオーバラック35には印画紙Pを案内する円弧状のガイド42と、印画紙Pを搬送する一対の圧着ローラ43とを備えている。また、スクイズラック37には印画紙Pに圧着することにより印画紙Pに付着した安定処理液(STB)をスクイズする形態で取り除くスクイズローラ44を備えている。
この現像ブロックBでは、各処理槽の液中ラック32において搬送される印画紙Pの感光面(乳剤面)が外向き(処理槽の内壁面に向かう側)に設定されているため、前記第1のクロスオーバラック35、及び、第2のクロスオーバラック36で搬送される印画紙Pの感光面が下向きとなる。
前記第2のクロスオーバラック36は、印画紙Pを案内する円弧状のガイド51と、印画紙Pの感光面(乳剤面)側に接触することで印画紙Pの感光面に対して安定処理液(STB)を供給するローラユニットRとを備えている。
〔ローラユニット〕
図2〜図4に示すように、前記ローラユニットRは、印画紙Pの幅方向に沿う姿勢の軸芯X上に配置した駆動軸52と一体回転する多孔質で柔軟なスポンジ等の素材で成るローラ53と、このローラ53のうち前記印画紙Pと接触する側面にスリット状の開口54Aを形成した筒状部材54と、この筒状部材54の端部を覆う位置に配置した端部プレート55とを備えており、筒状部材54の内部にチューブ56を介してポンプ57(供給手段の一例)から安定処理液(STB)が供給される。
前記ローラ53との協働で印画紙Pを圧着するように前記開口54Aに近接する位置に従動ローラ58を備え、前記駆動軸52は電動モータ59で回転駆動される。駆動軸52の両端は前記端部プレート55に軸受等を介して回転自在に支持されている。尚、このローラ53を駆動するために専用の電動モータ59を備える必要はなく、他のクロスオーバラック36に備えたローラ53と同期駆動するようにギヤやチェーン等を介して伝えられる動力で駆動するように構成しても良い。
前記ローラユニットRは3つの第2のクロスオーバラック36に備えられるものであるが、夫々のローラユニットRには印画紙Pの搬送方向で下流側に位置する安定処理槽23(そのクロスオーバラック36が印画紙Pを送り込む安定処理槽23)の安定処理液(STB)が供給されるように、安定処理液(STB)の供給形態が設定されている。
図3に示すように、このローラユニットRでは前記筒状部材54の内部に安定処理液(STB)が供給されることにより、前記開口54Aが形成されたレベルLまで安定処理液(STB)が貯留される状態となり、ローラ53に対して常に充分な量の安定処理液(STB)を供給できるようにしている。尚、筒状部材54に供給された安定処理液(STB)がオーバーフローした場合には、その安定処理液(STB)が下方に位置する安定処理槽23に流れ込むようにしている。
尚、前記液中ラック32の搬送ローラ31と、フィードラック34の圧着ローラ41と、第1のクロスオーバラック35の一対の圧着ローラ43と、ローラユニットRのローラ53と、スクイズラック37のスクイズローラ44とは、印画紙Pを設定速度で搬送するように同期駆動される。
このような構成から、前記露光ブロックAから露光処理済みの印画紙Pが現像ブロックBに供給された場合には、前記フィードラック34の圧着ローラ41が印画紙Pを発色現像処理槽21に送り込む。次に、発色現像処理槽21の液中ラック32の搬送によって現像処理後の印画紙Pは発色現像処理液(CD)の液面から引き上げられ、第1のクロスオーバラック35に受け渡され、更に、このクロスオーバラック35の圧着ローラ43からの搬送力で漂白定着処理槽22に送り込まれる。
次に、漂白定着処理槽22の液中ラック32での搬送によって漂白定着処理が行われた印画紙Pは、漂白定着処理液(BF)の液面から引き上げられ、次の第1のクロスオーバラック35に受け渡され、このクロスオーバラック35の圧着ローラ43が安定処理槽23Aに送り込まれる。
安定処理槽23Aの液中ラック32での搬送によって安定処理が行われた印画紙Pは、安定処理液(STB)の液面から引き上げられ、第2のクロスオーバラック36に受け渡され、この第2のクロスオーバラック36のローラユニットRによって次の安定処理槽23Bに送り込まれる。この第2のクロスオーバラック36では、印画紙Pの感光面(乳剤面)がローラ53と従動ローラ58とに圧着される状態で搬送されると同時に、ローラ53と接触することにより安定処理液(STB)が供給され、この印画紙Pの安定処理が継続する。
このようにローラユニットRのローラ53から安定処理液(STB)が印画紙Pの感光面に供給される処理は、3つの第2のクロスオーバラック36において行われるものであり、前記4つの安定処理槽23A、23B、23C、23Dに順次送られる印画紙Pが安定処理液(STB)の液面から引き上げられた状態でも安定処理を継続させることを可能にしている。
前記安定処理槽23として処理液による安定処理を行うものを説明したが、この安定処理槽23は、安定処理を行うため機能の他に、洗浄としての機能も有するものである。
そして、最終の安定処理槽23Dの液中ラック32での搬送によって安定処理が行われた印画紙Pは、漂白定着処理液(BF)の液面から引き上げられ、スクイズラック37に受け渡され、このスクイズラック37のスクイズローラ44に圧着する状態で送り出される際に、このスクイズローラ44が印画紙Pに付着した漂白定着処理液(BF)はスクイズして最終の安定処理槽23Dに戻される。
このように、本発明によると、印画紙Pが安定処理液(STB)の液面から引き上げられ、クロスオーバラック36のローラユニットRで搬送される際に、スポンジ状のローラから安定処理液(STB)が供給され、安定処理を継続させることが可能となる。このように、安定処理液(STB)の液面より上方位置において、本来、安定処理が抑制される領域で安定処理を積極的に行うので、安定処理のために印画紙Pを安定処理液に浸漬させる距離の短縮が可能となり、安定処理槽23の容量を低減することや、現像処理装置の小型化を実現できるのである。
〔別実施形態〕
本発明は、上記した実施の形態以外に以下のように構成しても良い。
(a)ローラユニットRを図5及び図6に示すように構成する。つまり、印画紙Pの幅方向に沿う姿勢の軸芯X上に配置した駆動軸61と一体回転し、表面に多数の貫通孔62Aが穿設された筒状体62(ローラの一例)と、この筒状体62の内部に配置され、印画紙Pが接触する方向に安定処理液(STB)を噴出するスリット状のノズル63Aを有した供給管63とを備え、前記筒状体62とで印画紙Pを圧着する従動ローラ64を備える。また、駆動軸61に形成したギヤ65に咬合する駆動ギヤ66を駆動する電動モータ67を備えることにより、筒状体62を駆動回転するように構成し、更に、駆動軸61に内嵌する状態で前記供給管63の端部に対してチューブ68を介して安定処理液(STB)を供給するポンプ69(供給手段の一例)を備える。
このようにローラユニットRを構成することにより、ノズル63Aから安定処理液(STB)が筒状体62の貫通孔62Aを通過して印画紙Pの感光面に供給され、安定処理液(STB)を無駄に消費することなく、印画紙Pの安定処理を継続させることが可能となる。尚、この別実施形態の筒状体62は網状の表面を有した構造であっても良い。
(b)感光材料として写真フィルムを用いる現像処理装置に適用しても良い。この写真フィルムの現像行う場合には1つの発色発色現像処理槽、1つの漂白処理槽、2つの定着処理槽、3つの安定処理槽を用いることになる。
ペーパープロセッサーの縦断正面図 フィードラック、第1のクロスオーバラック、第2のクロスオーバラック夫々での印画紙の搬送経路を示す断面図 第2のクロスオーバラックに備えたローラユニットを示す断面図 ローラユニットの一部を切り欠いた斜視図 別実施の形態(a)のローラユニットの断面図 別実施の形態(a)のローラユニットの一部切り欠き側面図
符号の説明
23 安定処理槽
53 ローラ
54 筒状部材
54A 開口
62 ローラ:筒状体
63A ノズル
57 供給手段:ポンプ
69 供給手段:ポンプ
P 感光材料:印画紙
X 軸芯

Claims (3)

  1. 現像処理後の感光材料を複数の安定処理槽に順次送り込んで、夫々の安定処理槽において安定処理を行う現像処理装置であって、
    前記複数の安定処理槽のうち、先の安定処理槽の液面から引き上げた前記感光材料を次の安定処理槽に送り込むターン経路に対して前記感光材料の感光面に接触する状態で回転するローラを備えると共に、このローラの表面に対して安定処理液を供給する供給手段を備えている現像処理装置。
  2. 前記ローラが、軸芯周りで回転自在で前記安定処理液を含むことが可能な多孔質の柔軟素材を用いており、このローラは、前記感光材料と接触する側が開放する開口を形成した筒状部材に対して、前記軸芯周りで回転自在に収容されている請求項1記載の現像処理装置。
  3. 前記ローラが、軸芯周りで回転自在で多数の貫通孔を形成した筒状体と、この筒状体の内部において、この筒状体の内壁側において前記軸芯の方向に沿う領域で前記安定処理液を送り出すノズルとを備えており、このノズルの噴出方向を、前記感光材料が筒状体に接触する方向に設定している請求項1記載の現像処理装置。
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