JP3502932B2 - 車両の加速ペダル装置 - Google Patents
車両の加速ペダル装置Info
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- JP3502932B2 JP3502932B2 JP2001314513A JP2001314513A JP3502932B2 JP 3502932 B2 JP3502932 B2 JP 3502932B2 JP 2001314513 A JP2001314513 A JP 2001314513A JP 2001314513 A JP2001314513 A JP 2001314513A JP 3502932 B2 JP3502932 B2 JP 3502932B2
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- Japan
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- accelerator pedal
- acceleration
- pedal arm
- rack bar
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60K—ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PROPULSION UNITS OR OF TRANSMISSIONS IN VEHICLES; ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PLURAL DIVERSE PRIME-MOVERS IN VEHICLES; AUXILIARY DRIVES FOR VEHICLES; INSTRUMENTATION OR DASHBOARDS FOR VEHICLES; ARRANGEMENTS IN CONNECTION WITH COOLING, AIR INTAKE, GAS EXHAUST OR FUEL SUPPLY OF PROPULSION UNITS IN VEHICLES
- B60K26/00—Arrangements or mounting of propulsion unit control devices in vehicles
- B60K26/02—Arrangements or mounting of propulsion unit control devices in vehicles of initiating means or elements
-
- G—PHYSICS
- G05—CONTROLLING; REGULATING
- G05G—CONTROL DEVICES OR SYSTEMS INSOFAR AS CHARACTERISED BY MECHANICAL FEATURES ONLY
- G05G1/00—Controlling members, e.g. knobs or handles; Assemblies or arrangements thereof; Indicating position of controlling members
- G05G1/30—Controlling members actuated by foot
- G05G1/40—Controlling members actuated by foot adjustable
- G05G1/405—Controlling members actuated by foot adjustable infinitely adjustable
-
- G—PHYSICS
- G05—CONTROLLING; REGULATING
- G05G—CONTROL DEVICES OR SYSTEMS INSOFAR AS CHARACTERISED BY MECHANICAL FEATURES ONLY
- G05G1/00—Controlling members, e.g. knobs or handles; Assemblies or arrangements thereof; Indicating position of controlling members
- G05G1/30—Controlling members actuated by foot
- G05G1/32—Controlling members actuated by foot with means to prevent injury
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T74/00—Machine element or mechanism
- Y10T74/20—Control lever and linkage systems
- Y10T74/20528—Foot operated
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- Transmission Devices (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両の加速ペダル
に関し、より詳しくは、車両の衝突時に加速ペダルが運
転者から遠ざかる方向に移動して、加速ペダルが運転者
のすね部位に衝突することによって生じる傷害を防止で
きるようにした車両の加速ペダル装置に関する。
に関し、より詳しくは、車両の衝突時に加速ペダルが運
転者から遠ざかる方向に移動して、加速ペダルが運転者
のすね部位に衝突することによって生じる傷害を防止で
きるようにした車両の加速ペダル装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、従来技術による車両の加速ペダ
ル装置は、図1に示すように、車体を構成するダッシュ
パネル(10)にマウンティングブラケット(11)が
ボルトなどの固定手段により固定されて装着され、マウ
ンティングブラケット(11)の長手方向に沿う略中央
の突出部には、加速ペダルアーム(12)の所定部位が
ヒンジを介して枢着され、加速ペダルアーム(12)の
下部側の端部には、ペダルパッド(13)が一体に固定
されて取付けられている。また、加速ペダルアーム(1
2)の上部側の端部には、加速ケーブル(14)の一端
部が固定されて連結されている。
ル装置は、図1に示すように、車体を構成するダッシュ
パネル(10)にマウンティングブラケット(11)が
ボルトなどの固定手段により固定されて装着され、マウ
ンティングブラケット(11)の長手方向に沿う略中央
の突出部には、加速ペダルアーム(12)の所定部位が
ヒンジを介して枢着され、加速ペダルアーム(12)の
下部側の端部には、ペダルパッド(13)が一体に固定
されて取付けられている。また、加速ペダルアーム(1
2)の上部側の端部には、加速ケーブル(14)の一端
部が固定されて連結されている。
【0003】さらに、加速ケーブル(14)の他端部
は、ダッシュパネル(10)を通り抜けて絞り弁(図示
せず)に連結されている。これによって、運転者が車両
を加速させる目的でペダルパッド(13)を操作する
と、加速ペダルアーム(12)はヒンジを介して時計方
向に回動され、その加速ペダルアーム(12)の回動に
よって加速ペダルアーム(12)に連結された加速ケー
ブル(14)が引っ張られ、加速ケーブル(14)に連
結された絞り弁が回転して、より多量の混合気が絞り弁
を通してエンジンに流れ込み車両が加速される。
は、ダッシュパネル(10)を通り抜けて絞り弁(図示
せず)に連結されている。これによって、運転者が車両
を加速させる目的でペダルパッド(13)を操作する
と、加速ペダルアーム(12)はヒンジを介して時計方
向に回動され、その加速ペダルアーム(12)の回動に
よって加速ペダルアーム(12)に連結された加速ケー
ブル(14)が引っ張られ、加速ケーブル(14)に連
結された絞り弁が回転して、より多量の混合気が絞り弁
を通してエンジンに流れ込み車両が加速される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のごとき
従来の加速ペダル装置において、車両が走行中に衝突す
ると、その衝撃力は車体に伝達され、車体に伝達された
衝撃力はダッシュパネルにも加わり、図2に示すよう
に、ダッシュパネルは運転者側に突出するとともに、ダ
ッシュパネルに装着された加速ペダルアームも運転者側
に突出して運転者のすね部位と衝突して傷害に見舞われ
るという短所があった。
従来の加速ペダル装置において、車両が走行中に衝突す
ると、その衝撃力は車体に伝達され、車体に伝達された
衝撃力はダッシュパネルにも加わり、図2に示すよう
に、ダッシュパネルは運転者側に突出するとともに、ダ
ッシュパネルに装着された加速ペダルアームも運転者側
に突出して運転者のすね部位と衝突して傷害に見舞われ
るという短所があった。
【0005】そこで、本発明は、上記種々の問題点を解
決するためになされたものであって、本発明の目的は、
車両の衝突時にその衝撃力が加速ペダル側に伝達される
と、加速ペダルアームが運転者から遠ざかる方向に退く
ようにして、運転者の体と衝突しないようにすることに
よって、加速ペダルが運転者のすね部位に衝突すること
によって生じる傷害を防止できるようにした車両の加速
ペダル装置を提供することにある。
決するためになされたものであって、本発明の目的は、
車両の衝突時にその衝撃力が加速ペダル側に伝達される
と、加速ペダルアームが運転者から遠ざかる方向に退く
ようにして、運転者の体と衝突しないようにすることに
よって、加速ペダルが運転者のすね部位に衝突すること
によって生じる傷害を防止できるようにした車両の加速
ペダル装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記のような目的を達成
するために、本発明による車両の加速ペダル装置は、運
転者からの操作力が伝達されて移動可能に設けられた加
速ペダルアームと、その加速ペダルアームの運動を絞り
弁に伝達する加速ケーブルと、車両の衝突時にその衝撃
力が前記加速ケーブルに伝達される際、前記衝撃力を利
用して前記加速ペダルアームの運転者側への突出高さを
減少させる加速ペダルアーム強引移動手段とを備える。
するために、本発明による車両の加速ペダル装置は、運
転者からの操作力が伝達されて移動可能に設けられた加
速ペダルアームと、その加速ペダルアームの運動を絞り
弁に伝達する加速ケーブルと、車両の衝突時にその衝撃
力が前記加速ケーブルに伝達される際、前記衝撃力を利
用して前記加速ペダルアームの運転者側への突出高さを
減少させる加速ペダルアーム強引移動手段とを備える。
【0007】前記加速ケーブルは、前記ダッシュパネル
に衝撃が加わると、ダッシュパネルとともに運転者側に
移動すべくダッシュパネルに装着された外側チューブ
と、その外側チューブ内で前記加速ペダルアームの運動
に応じて引張られるか又は緩められるように設けられた
内側ケーブルとからなる。
に衝撃が加わると、ダッシュパネルとともに運転者側に
移動すべくダッシュパネルに装着された外側チューブ
と、その外側チューブ内で前記加速ペダルアームの運動
に応じて引張られるか又は緩められるように設けられた
内側ケーブルとからなる。
【0008】前記加速ペダルアーム強引移動手段は、前
記内側ケーブルの緊張あるいは弛緩運動に応じて内側ケ
ーブルによって前後に移動するよう、内側ケーブルに連
結されて一側面には歯車部が連結されたラックバーと、
そのラックバーの歯車部に回転可能に歯合されたピニオ
ンと、そのピニオンに歯合されるよう、前記加速ペダル
アームに形成された歯車部とを備える。
記内側ケーブルの緊張あるいは弛緩運動に応じて内側ケ
ーブルによって前後に移動するよう、内側ケーブルに連
結されて一側面には歯車部が連結されたラックバーと、
そのラックバーの歯車部に回転可能に歯合されたピニオ
ンと、そのピニオンに歯合されるよう、前記加速ペダル
アームに形成された歯車部とを備える。
【0009】そして、車両の衝突時に、その衝撃力でダ
ッシュパネルおよびダッシュパネルに支持された前記外
側チューブが運転者側に引っ張られると、前記外側チュ
ーブが前記ラックバーを押して、前記ピニオンを回転さ
せ、前記加速ペダルアームの歯車部に作用して前記加速
ペダルアームの運転者側への突出高さを減少させること
を特徴とする。
ッシュパネルおよびダッシュパネルに支持された前記外
側チューブが運転者側に引っ張られると、前記外側チュ
ーブが前記ラックバーを押して、前記ピニオンを回転さ
せ、前記加速ペダルアームの歯車部に作用して前記加速
ペダルアームの運転者側への突出高さを減少させること
を特徴とする。
【0010】また、前記外側チューブは、所定形状の内
部空間を有するハウジングに設けられたガイドに摺動移
動可能に挟持され、前記ハウジングの内部空間には、前
記加速ペダルアームを嵌入して加速ペダルアームの運動
をガイドするためのガイド溝、及び前記ラックバーを嵌
挿させてラックバーの運動をガイドするためのガイド溝
がそれぞれ形成され、前記ピニオンの両側面には、支持
軸が延長されて前記ハウジングの内壁に枢支されたこと
を特徴とする。
部空間を有するハウジングに設けられたガイドに摺動移
動可能に挟持され、前記ハウジングの内部空間には、前
記加速ペダルアームを嵌入して加速ペダルアームの運動
をガイドするためのガイド溝、及び前記ラックバーを嵌
挿させてラックバーの運動をガイドするためのガイド溝
がそれぞれ形成され、前記ピニオンの両側面には、支持
軸が延長されて前記ハウジングの内壁に枢支されたこと
を特徴とする。
【0011】さらに、前記加速ペダルアームに加えられ
た運転者の操作力が解除される際、前記加速ペダルアー
ムが原位置に戻されるよう、バネが設けられたことを特
徴とする。
た運転者の操作力が解除される際、前記加速ペダルアー
ムが原位置に戻されるよう、バネが設けられたことを特
徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る好ましい一実
施の形態について、添付した図面に基づいて詳細に説明
する。図3は、本発明に係る一実施の形態による加速ペ
ダル装置の概略構成図であり、図4は図3のAーA矢
視、断面図である。車体を構成するフロアパネル(2
0)のダッシュパネル(21)と隣り合う部位には、所
定の内部空間を有するハウジング(22)が固定されて
装着され、ハウジング(22)の内部空間には、ラック
バー(23)がハウジングの底面に載支された状態で前
後に移動可能に配置され、ラックバー(23)の前端部
には、加速ケーブルを構成する内側ケーブル(24)の
一端部が連結されている。
施の形態について、添付した図面に基づいて詳細に説明
する。図3は、本発明に係る一実施の形態による加速ペ
ダル装置の概略構成図であり、図4は図3のAーA矢
視、断面図である。車体を構成するフロアパネル(2
0)のダッシュパネル(21)と隣り合う部位には、所
定の内部空間を有するハウジング(22)が固定されて
装着され、ハウジング(22)の内部空間には、ラック
バー(23)がハウジングの底面に載支された状態で前
後に移動可能に配置され、ラックバー(23)の前端部
には、加速ケーブルを構成する内側ケーブル(24)の
一端部が連結されている。
【0013】さらに、前記加速ケーブルの外側チューブ
(25)は、ハウジング(22)に装着されたホルダー
に摺動移動可能に嵌支されるとともに、ダッシュパネル
(21)を通り抜けて延長されている。
(25)は、ハウジング(22)に装着されたホルダー
に摺動移動可能に嵌支されるとともに、ダッシュパネル
(21)を通り抜けて延長されている。
【0014】さらに、ラックバー(23)の歯車部に
は、ピニオン(26)が枢結され、ピニオン(26)に
は、加速ペダルアーム(27)に削成された歯車部が歯
合されている。加速ペダルアーム(27)は、ハウジン
グ(22)内に削成されたガイド溝(22a)に嵌入さ
れてガイド溝(22a)を伝って移動可能に支持される
とともに、その一端部はハウジング(22)の外側に突
出してペダルパッド(28)が固定されて装着されてい
る。また、前記加速ペダルアーム(27)を弾支するバ
ネ(29)が、ハウジング(22)内の内側面と前記加
速ペダルアーム(27)との間に連結されている。
は、ピニオン(26)が枢結され、ピニオン(26)に
は、加速ペダルアーム(27)に削成された歯車部が歯
合されている。加速ペダルアーム(27)は、ハウジン
グ(22)内に削成されたガイド溝(22a)に嵌入さ
れてガイド溝(22a)を伝って移動可能に支持される
とともに、その一端部はハウジング(22)の外側に突
出してペダルパッド(28)が固定されて装着されてい
る。また、前記加速ペダルアーム(27)を弾支するバ
ネ(29)が、ハウジング(22)内の内側面と前記加
速ペダルアーム(27)との間に連結されている。
【0015】さらに、図4に示すように、ピニオン(2
6)は、その両側面から支持軸(26a)が一体に突出
して形成され、ハウジング(22)の内壁を通り抜けて
枢結されている。ラックバー(23)をハウジング内で
ガイドして移動させるために、ハウジング(22)の底
面にはガイド溝(22b)が形成されている。
6)は、その両側面から支持軸(26a)が一体に突出
して形成され、ハウジング(22)の内壁を通り抜けて
枢結されている。ラックバー(23)をハウジング内で
ガイドして移動させるために、ハウジング(22)の底
面にはガイド溝(22b)が形成されている。
【0016】これによって、運転者が車両を加速させる
目的でペダルパッド(28)を操作すると、加速ペダル
アーム(27)は、ガイド溝(22a)に嵌入された状
態でガイド溝(22a)を伝って移動するとともに、加
速ペダルアーム(27)に形成された歯車部によってピ
ニオン(26)が時計方向に回転し、そのピニオン(2
6)の回転はラックバー(23)の歯車部を通してラッ
クバー(23)に伝達されて、ラックバー(23)が図
における右側に移動して加速ケーブルを引張ることによ
って、絞り弁の開度量が増して車両が加速される。
目的でペダルパッド(28)を操作すると、加速ペダル
アーム(27)は、ガイド溝(22a)に嵌入された状
態でガイド溝(22a)を伝って移動するとともに、加
速ペダルアーム(27)に形成された歯車部によってピ
ニオン(26)が時計方向に回転し、そのピニオン(2
6)の回転はラックバー(23)の歯車部を通してラッ
クバー(23)に伝達されて、ラックバー(23)が図
における右側に移動して加速ケーブルを引張ることによ
って、絞り弁の開度量が増して車両が加速される。
【0017】さらに、運転者がペダルパッド(29)の
操作力を解除させると、リターンバネ(29)の弾性復
元力によって加速ペダルアーム(27)が原位置に戻る
とともに、その加速ペダルアーム(27)の復帰運動に
よって、ピニオン(26)が反時計方向に回転してラッ
クバー(23)も図における左側に移動し、そのラック
バー(23)の運動によって加速ケーブルが緩められて
絞り弁の開度量を減少させる。
操作力を解除させると、リターンバネ(29)の弾性復
元力によって加速ペダルアーム(27)が原位置に戻る
とともに、その加速ペダルアーム(27)の復帰運動に
よって、ピニオン(26)が反時計方向に回転してラッ
クバー(23)も図における左側に移動し、そのラック
バー(23)の運動によって加速ケーブルが緩められて
絞り弁の開度量を減少させる。
【0018】一方で、車両の走行中に車両が他の車両や
障害物などと衝突すると、その衝撃力が、図5に示すよ
うに、ダッシュパネル(21)に加わってダッシュパネ
ル(21)が運転者側に押し出される。これによって、
ダッシュパネル(21)に支持されていた加速ケーブル
の外側チューブ(25)もともに運転者側に引っ張られ
てハウジング(22)内に突出する。かかる外側チュー
ブ(25)の突出運動が内側ケーブルとともに行われ
て、外側チューブ(25)が内側ケーブルに連結されて
いるラックバー(23)を図における右側に押す。
障害物などと衝突すると、その衝撃力が、図5に示すよ
うに、ダッシュパネル(21)に加わってダッシュパネ
ル(21)が運転者側に押し出される。これによって、
ダッシュパネル(21)に支持されていた加速ケーブル
の外側チューブ(25)もともに運転者側に引っ張られ
てハウジング(22)内に突出する。かかる外側チュー
ブ(25)の突出運動が内側ケーブルとともに行われ
て、外側チューブ(25)が内側ケーブルに連結されて
いるラックバー(23)を図における右側に押す。
【0019】上記のごとく、ラックバー(23)が押し
出されると、ラックバー(23)に歯合されたピニオン
(26)が反時計方向に回転し、そのピニオンの運動が
加速ペダルアーム(27)に装着された歯車部を通して
加速ペダルアーム(27)に伝達されて、加速ペダルア
ーム(27)がハウジング内に強引に収納されるととも
に、加速ペダルアーム(27)に装着されたペダルパッ
ド(28)の突出高さを減少させる。これによって、運
転者のすね部位がペダルパッド(28)と加速ペダルア
ーム(27)に衝突して傷害に見舞われる懸念がなくな
る。
出されると、ラックバー(23)に歯合されたピニオン
(26)が反時計方向に回転し、そのピニオンの運動が
加速ペダルアーム(27)に装着された歯車部を通して
加速ペダルアーム(27)に伝達されて、加速ペダルア
ーム(27)がハウジング内に強引に収納されるととも
に、加速ペダルアーム(27)に装着されたペダルパッ
ド(28)の突出高さを減少させる。これによって、運
転者のすね部位がペダルパッド(28)と加速ペダルア
ーム(27)に衝突して傷害に見舞われる懸念がなくな
る。
【0020】
【発明の効果】上述のように、本発明に係る加速ペダル
装置によれば、車両の衝突時に、その衝撃力がダッシュ
パネルを通して加速ペダル装置に伝達されると、加速ペ
ダル装置の加速ペダルアームがピニオンの回転動とラッ
クバーの後退動を通してハウジング内に収納されて、加
速ペダルアームの運転者側への突出高さを減少させるこ
とによって、運転者のすね部位が前記ペダルパッド及び
加速ペダルアームなどに衝突して傷害に見舞われる懸念
がなくなるという優れた効果がある。
装置によれば、車両の衝突時に、その衝撃力がダッシュ
パネルを通して加速ペダル装置に伝達されると、加速ペ
ダル装置の加速ペダルアームがピニオンの回転動とラッ
クバーの後退動を通してハウジング内に収納されて、加
速ペダルアームの運転者側への突出高さを減少させるこ
とによって、運転者のすね部位が前記ペダルパッド及び
加速ペダルアームなどに衝突して傷害に見舞われる懸念
がなくなるという優れた効果がある。
【図1】従来技術による加速ペダルが車体のダッシュパ
ネルに装着された状態の側面図である。
ネルに装着された状態の側面図である。
【図2】従来技術による加速ペダルが車両の衝突によっ
て運転者側へ突出された状態の側面図である。
て運転者側へ突出された状態の側面図である。
【図3】本発明に係る一実施の形態による加速ペダル装
置の概略構成図である。
置の概略構成図である。
【図4】図3のA−A矢視、断面図である。
【図5】車両の衝突時に本発明に係る加速ペダルがハウ
ジング内に収納された状態での動作説明図である。
ジング内に収納された状態での動作説明図である。
20 フロアパネル
21 ダッシュパネル
22 ハウジング
23 ラックバー
24 内側ケーブル
25 外側チューブ
26 ピニオン
27 加速ペダルアーム
28 ペダルパッド
29 バネ
フロントページの続き
(51)Int.Cl.7 識別記号 FI
G05G 1/14 G05G 1/14 E
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
B60K 26/00 - 26/04
B60R 21/02
G05G 1/14
Claims (3)
- 【請求項1】 運転者からの操作力が伝達されて移動可
能に設けられた加速ペダルアームと、前記加速ペダルアームの操作を絞り弁に伝達する内側ケ
ーブルと前記内側ケーブルを収容してダッシュパネルに
支持される外側チューブよりなる加速ケーブルと、 前記内側ケーブルに連結され一側面には歯車部が形成さ
れたラックバーと前記ラックバーの歯車部に回転可能に
歯合されたピニオンと前記ピニオンに歯合されるよう前
記加速ペダルアームに形成された歯車部とからなる加速
ペダルアーム強引移動手段とを備え、 車両の衝突時、その衝撃力でダッシュパネルおよびダッ
シュパネルに支持された前記外側チューブが運転者側に
引っ張られると、前記外側チューブが前記ラックバーを
押して、前記ピニオンを回転させ、前記加速ペダルアー
ムの歯車部に作用して前記加速ペダルアームの運転者側
への突出高さを減少させることを特徴とする車両の加速
ペダル装置。 - 【請求項2】 前記外側チューブは、所定形状の内部空
間を有するハウジングに設けられたガイドに摺動移動可
能に挟持され、前記ハウジングの内部空間には、前記加
速ペダルアームを嵌入して加速ペダルアームの運動をガ
イドするためのガイド溝、及び前記ラックバーを嵌挿し
てラックバーの運動をガイドするためのガイド溝がそれ
ぞれ形成され、前記ピニオンの両側面には、支持軸が延
長されて前記ハウジングの内壁に枢支されたことを特徴
とする請求項1に記載の車両の加速ペダル装置。 - 【請求項3】 前記加速ペダルアームに加えられた運転
者の操作力が解除される際、前記加速ペダルアームが原
位置に戻されるよう、バネが設けられたことを特徴とす
る請求項2に記載の車両の加速ペダル装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
KR10-2000-0080355A KR100401836B1 (ko) | 2000-12-22 | 2000-12-22 | 차량의 가속페달장치 |
KR2000-080355 | 2000-12-22 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002211264A JP2002211264A (ja) | 2002-07-31 |
JP3502932B2 true JP3502932B2 (ja) | 2004-03-02 |
Family
ID=19703470
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001314513A Expired - Fee Related JP3502932B2 (ja) | 2000-12-22 | 2001-10-11 | 車両の加速ペダル装置 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6658964B2 (ja) |
JP (1) | JP3502932B2 (ja) |
KR (1) | KR100401836B1 (ja) |
DE (1) | DE10151181B4 (ja) |
Families Citing this family (18)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE10207006A1 (de) * | 2002-02-19 | 2003-08-28 | Zf Lemfoerder Metallwaren Ag | Vorrichtung zum Öffnen einer Lagerung |
DE10209720A1 (de) * | 2002-03-06 | 2003-09-18 | Zf Lemfoerder Metallwaren Ag | Vorrichtung zum Verstellen eines drehbar gelagerten Anschlussteils |
KR100461808B1 (ko) * | 2002-05-28 | 2004-12-14 | 현대자동차주식회사 | 자동차의 페달 어셈블리 |
JP2005067304A (ja) * | 2003-08-21 | 2005-03-17 | Advics:Kk | ブレーキ操作装置 |
DE102004024897A1 (de) * | 2004-05-19 | 2005-12-15 | Volkswagen Ag | Pedalhebelwerk für ein Kraftfahrzeug |
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