JP3500647B2 - コンバインの刈取部 - Google Patents

コンバインの刈取部

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JP3500647B2
JP3500647B2 JP02730793A JP2730793A JP3500647B2 JP 3500647 B2 JP3500647 B2 JP 3500647B2 JP 02730793 A JP02730793 A JP 02730793A JP 2730793 A JP2730793 A JP 2730793A JP 3500647 B2 JP3500647 B2 JP 3500647B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、コンバイン等の刈取装
置の刈取部に係るものである。 【0002】 【従来技術】従来公知の、実開昭59−16330号公
には、左右側に設けた端側引起装置と、左右の端側引
起装置の間に配置される中間引起装置とを有するコンバ
インの刈取部において、前記各引起装置は操作部材によ
るワイヤの伸縮で、全体的に上下動自在としたものにつ
いて記載されている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】前記公知例は、各引起
装置全体を上下動させているが、メンテナンスの面から
みると、個別の引起装置だけを引揚げた方がよい場合が
ある。 【0004】 【発明の目的】本発明は、刈取部の前側を開放して容易
にメンテナンスができるようにしたものである。 【0005】 【課題を解決するための手段】本発明は、機体1から前
方に伸びる上下回動自在の縦支持筒6の先端に刈取部5
の左右方向の下部伝動横筒7を取付け、該下部伝動横筒
7の左右いずれか一側に上方に起立する側部伝動縦筒8
を設け、前記下部伝動横筒7の左右いずれか他側に上方
に起立する伝動機構を有しない側部支持フレーム9を設
け、前記側部伝動縦筒8および側部支持フレーム9の上
部を左右方向の上部伝動筒10により連結し、各引起装
置15a、15bは前記上部伝動筒10より垂下する下
向き伝動筒27a、27bの下部に取付け前記上部伝動
筒10の回転が下向き伝動筒27a、27bより伝動さ
れて駆動し、中間下向き伝動筒27bに伝動機構部28
を介して縦支持筒29の上部を取付け、該縦支持筒29
に前側上部穂先搬送装置21および前側下部穂先搬送装
置22を取付け、前記下向き伝動筒27a、27bのう
ち左右側の端側下向き伝動筒27aは前記上部伝動筒1
0に固定し、前記端側下向き伝動筒27aの間に配置さ
れる中間下向き伝動筒27bの基部は前記上部伝動筒1
0に回動自在に取付け、前記中間下向き伝動筒27bは
正面からみて逆T型形状に形成して二つの中間引起装置
15bを取付け、前記中間下向き伝動筒27bに取付け
た縦支持筒29には前側上部穂先搬送装置21および前
側下部穂先搬送装置22を取付け、二つの中間引起装置
15bおよび前側穂先搬送装置21、22が前記上部伝
動筒10中心に前側上方回動するように構成し、前記中
間下向き伝動筒27bは、逆T型形状の外にL型形状の
ものを並設して、前記逆T型形状およびL型形状の中間
下向き伝動筒27bを組合わせるように構成し、前記二
つの中間引起装置15bは連結部材30により連結し、
前記引起装置15bと前記前側下部穂先搬送装置22と
の間に補強用連結部材31を設け、前記各中間引起装置
15bは前記前側穂先搬送装置21、22ごと回動して
上方に引き上げられ、かつ支持具33により夫々引き上
げたままとなしうる構成としたコンバインの刈取部とし
たものである。 【0006】 【実施例】本発明の実施例を図により説明すると、1は
機体、2は該機体1の下方位置に設けた走行装置、3は
前記機体1の上方位置に設けた脱穀装置、4は操縦部、
5は刈取部である。該刈取部5は、機体1から前方に伸
びる上下回動自在の縦支持筒6の先端に取付け、該縦支
持筒6の基部を前記機体1に回動自在に取付けることに
より、上下動自在に構成され、前記縦支持筒6内に設け
た伝動機構により機体側からの駆動が伝達される。 【0007】前記縦支持筒6の先端には前記刈取部5の
左右方向の下部伝動横筒7を取付け、該下部伝動横筒7
の左右いずれか一側(左側)には上方に起立する側部伝
動縦筒8を設け、前記下部伝動横筒7の左右いずれか他
側(右側)には上方に起立する伝動機構を有しない側部
支持フレーム9を設け、前記側部伝動縦筒8および側部
支持フレーム9の上部を左右方向の上部伝動筒10によ
り連結する。11は前記下部伝動横筒7に基部を固定し
た前後方向の取付杆、12は取付杆11、11の先端に
基部を固定した刈刃フレームであり、刈刃フレーム12
には複数の前後方向の分草杆13の基部を左右に所定間
隔を置いて固定し、前記各分草杆13の先端には前記刈
取部5の最前方位置に位置する分草体14をそれぞれ固
定する。 【0008】前記分草体14のうち左右側の分草体14
の後方には端側引起装置15aを、左右側の分草体14
の間の分草体14の後方には中間引起装置15bをそれ
ぞれ設け、前記各引起装置15a、15bの後方下部に
はラグ式掻込装置16およびスターホイル17をそれぞ
れ設け、前記スターホイル17の下方には穀稈の根部を
切断する刈刃18を設ける。前記刈刃18の上方には切
断された穀稈の根部を後方に挾持搬送する搬送チエンと
挾扼杆(図省略)とからなる前側株元搬送装置19を設
け、該前側株元搬送装置19の上方には上下二段構成に
したラグ式の前側上部穂先搬送装置21および前側下部
穂先搬送装置22を設ける(上下一段構成にすることも
ある。)。23は脱穀装置3の脱穀室に穀稈を供給する
穀稈供給装置24に穀稈の株元を引継ぐ株元引継搬送装
置、25は穂先を穀稈供給装置24に引継ぐ穂先引継搬
送装置である。 【0009】しかして、前記各引起装置15a、15b
は前記上部伝動筒10より垂下する下向き伝動筒27
a、27bの下部に取付け、下向き伝動筒27a、27
bより前記上部伝動筒10の回転が伝動されて駆動す
る。即ち、左右両側の端側引起装置15aは前記上部伝
動筒10の左右端側より垂下する端側下向き伝動筒27
aの下部に取付け、前記中間引起装置15bは前記上部
伝動筒10の左右中間に垂下する中間下向き伝動筒27
bの下部に取付ける。そして、中間下向き伝動筒27b
には伝動機構部28を介して縦支持筒29の上部を取付
け、縦支持筒29には前側上部穂先搬送装置21および
前側下部穂先搬送装置22を取付け、前記下向き伝動筒
27a、27bのうち左右側の端側下向き伝動筒27a
は前記上部伝動筒10に固定するが、前記端側下向き伝
動筒27aの間に配置される中間下向き伝動筒27bは
その基部を前記上部伝動筒10に回動自在に取付け、前
記中間引起装置15bおよび前側穂先搬送装置21、2
2が上部伝動筒10中心に前向き上方回動するように構
成し、刈取部5の前側を開放しうるようにする。 【0010】即ち、図1〜図3は4条刈の実施例であ
り、前記中間下向き伝動筒27bは正面からみて逆T型
形状に形成して二つの中間引起装置15bを取付け、中
間下向き伝動筒27bに取付けた縦支持筒29には前側
上部穂先搬送装置21および前側下部穂先搬送装置22
を取付け、二つの中間引起装置15bおよび前側穂先搬
送装置21、22が前記上部伝動筒10中心に前側上方
回動するように構成している。なお、前記各引起装置1
5a、15bの下部は、前記分草杆13側に固定する
が、中間引起装置15bの下部は着脱自在に固定する。
30は前記二つの中間引起装置15bを連結する連結部
材、31は前記引起装置15bと前記前側下部穂先搬送
装置22との間に設けた補強用連結部材、32は前側上
部穂先搬送装置21と前側下部穂先搬送装置22とを取
付けるフレーム、33は支持具であり、上部は前記前側
下部穂先搬送装置22に係合させ、下部は分草杆13側
に係合させて前記上方回動させた引起装置15b等を支
持する。 【0011】しかして、図4〜図6は、5条刈以上の多
条刈の刈取部5の実施例であり、前記下向き伝動筒27
a、27bのうち中間下向き伝動筒27bは、4条刈の
実施例と同様の逆T型形状の外にL型形状のものを並設
するが、このL型形状の下向き伝動筒27bに取付けた
縦支持筒29には4条刈の実施例と同様に前側穂先搬送
装置21、22を取付けて、二つの中間引起装置15b
と前側穂先搬送装置21、22とが上部伝動筒10中心
に前向き上方回動するように構成する。しかし、形状は
4条刈の実施例と同様である逆T型形状の下向き伝動筒
27bの縦支持筒29には前側穂先搬送装置21、22
の他に前側株元搬送装置19とラグ式掻込装置16とス
ターホイル17とを取付け、二つの中間引起装置15b
および前側穂先搬送装置21、22のみならず前側株元
搬送装置19とラグ式掻込装置16とスターホイル17
とが、一体的に上方回動するように構成する。即ち、多
条刈になると、前記下向き伝動筒27bに取付けたフレ
ーム32の下部を延長して側方からみてU型形状の取付
フレーム35に一体的に形成し、該取付フレーム35に
前側穂先搬送装置21、22のみならず前側株元搬送装
置19とラグ式掻込装置16とスターホイル17とを取
付けて、容易に一体的に上方回動するように構成してい
る。なお、5条刈以上の刈取部5は前記逆T型形状およ
びL型形状の中間下向き伝動筒27bを組合わせて前記
上部伝動筒10に配置すればよい。 【0012】34は前記縦支持筒29の下部に設けた中
間の前側株元搬送装置19の駆動歯車、36は前記各前
側株元搬送装置19と前記各前側上部穂先搬送装置21
および前側下部穂先搬送装置22の搬送通路の後側に設
けた、前記各前側株元搬送装置19と前記各前側上部穂
先搬送装置21とにより搬送された穀稈を前記株元引継
搬送装置23と穂先引継搬送装置25にまで搬送する後
側集束装置である。図7〜図10は、他の多条刈の刈取
部5の実施例であり、中間引起装置15bの上部は中間
下向き伝動筒27bに設けた上下方向の上側縦軸37に
回動自在に取付け、引起装置15bの下部を前記分草杆
13側に設けた左右方向の支持腕38に取付けた上下方
向の下側縦軸39により回動自在に取付け、引起装置1
5bの上部および下部を上側縦軸37および下側縦軸3
9中心に回動させて、刈取部5の前側に開口部を形成す
る。40は下向き伝動筒27bより突出する伝動軸の先
端に形成した係合部であり、係合部40を引起装置15
bの入力軸41に形成した係合凹部42に着脱自在に嵌
合係合させて、回転を伝達する。 【0013】(作用) 次に作用を述べる。機体1を前進させると、各分草体1
4により分草し、分草された穀稈は、引起装置15a、
15bにより引起され、ラグ式掻込装置16およびスタ
ーホイル17により後方に掻込まれ、掻込まれた穀稈の
根部は前側株元搬送装置19により引継がれて挾持搬送
され、この穀稈は前側穂先搬送装置21、22により搬
送されて(穀稈の中間部は前側下部穂先搬送装置22に
より、また穀稈の穂先側は前側上部穂先搬送装置21に
より搬送)、株元引継搬送装置23及び穂先引継搬送装
置25に引継がれ、該株元引継搬送装置23及び穂先引
継搬送装置25により脱穀室の側部の穀稈供給装置24
に引継がれ、該穀稈供給装置24により脱穀室に供給さ
れて脱穀される。 【0014】しかして、前記各引起装置15a、15b
は前記上部伝動筒10より垂下する下向き伝動筒27
a、27bの下部に取付けられるが、下向き伝動筒27
a、27bのうち中間の下向き伝動筒27bには伝動機
構部28を介して縦支持筒29の上部を取付け、縦支持
筒29には前側上部穂先搬送装置21および前側下部穂
先搬送装置22を取付け、前記下向き伝動筒27bの基
部を前記上部伝動筒10に回動自在に取付けているか
ら、中間引起装置15bの下部を分草杆13側から外し
て持ち上げると、中間引起装置15bは上部伝動筒10
中心に上方回動し、中間引起装置15bの上方回動に伴
なって前側穂先搬送装置21、22も上部伝動筒10中
心に前向き上方回動し、この状態で、支持具33の上部
を前記前側下部穂先搬送装置22に係合させ、下部を分
草杆13側に係合させて前記上方回動させた引起装置1
5b等を支持すると、刈取部5の前側を開放する。した
がって、左右側の前側穂先搬送装置21、22や、掻込
装置16の掃除等のメンテナンスを容易に行なえるだけ
でなく、上方回動させた中間引起装置15bや前側穂先
搬送装置21、22の周囲も開放されるので、全体のメ
ンテナンスが容易になる。 【0015】この場合、図1〜図3の4条刈の実施例で
は、中央の逆T型形状の下向き伝動筒27bに二つの中
間引起装置15bを取付け、下向き伝動筒27bに取付
けた縦支持筒29には前側上部穂先搬送装置21および
前側下部穂先搬送装置22を取付ているので、二つの中
間引起装置15bおよび該引起装置15bの後方にある
前側穂先搬送装置21、22を上部伝動筒10中心に前
向き上方回動させる。また、図4〜図6の5条刈以上の
多条刈の刈取部5の実施例では、前記下向き伝動筒27
bは左右両側の下向き伝動筒27aの間に二つ設けら
れ、このうち一方の中間下向き伝動筒27bには引起装
置15bおよび該引起装置15bの後方にある前側穂先
搬送装置21、22を取付けて、これらを前記4条刈と
同様に上部伝動筒10中心に前向き上方回動させるが、
他方の中間下向き伝動筒27bには前側穂先搬送装置2
1、22の他に中間の前側株元搬送装置19を取付けて
いるから、中間引起装置15bおよび前側穂先搬送装置
21、22ならびに前側株元搬送装置19を上部伝動筒
10中心に前向き上方回動させることができ、刈取部5
の前側を広く開放して、掃除等のメンテナンスを容易に
行なえる。 【0016】また、中間下向き伝動筒27bと中間引起
装置15bの間に設けた取付フレーム35に前側穂先搬
送装置21、22のみならず前側株元搬送装置19とラ
グ式掻込装置16とスターホイル17とを取付けると、
引起装置15bと、前側穂先搬送装置21、22と、前
側株元搬送装置19と、ラグ式掻込装置16と、スター
ホイル17とを、中間引起装置15bを持ち上げて上方
回動させるだけで、容易に一体的に上方回動させること
ができる。また、図7〜図10の他の多条刈の刈取部5
の実施例では、引起装置15bを上側縦軸37および下
側縦軸39中心に回動させると、引起装置15bは縦向
きになって左右幅が狭くなるので、引起装置15bの取
付構造を複雑にすることなく引起装置15bの横に広い
隙間でき、この隙間から掃除等のメンテナンスを容易に
行なえる。 【0017】 【効果】本発明は、機体1から前方に伸びる上下回動自
在の縦支持筒6の先端に刈取部5の左右方向の下部伝動
横筒7を取付け、該下部伝動横筒7の左右いずれか一側
に上方に起立する側部伝動縦筒8を設け、前記下部伝動
横筒7の左右いずれか他側に上方に起立する伝動機構を
有しない側部支持フレーム9を設け、前記側部伝動縦筒
8および側部支持フレーム9の上部を左右方向の上部伝
動筒10により連結し、各引起装置15a、15bは前
記上部伝動筒10より垂下する下向き伝動筒27a、2
7bの下部に取付け前記上部伝動筒10の回転が下向き
伝動筒27a、27bより伝動されて駆動し、中間下向
き伝動筒27bに伝動機構部28を介して縦支持筒29
の上部を取付け、該縦支持筒29に前側上部穂先搬送装
置21および前側下部穂先搬送装置22を取付け、前記
下向き伝動筒27a、27bのうち左右側の端側下向き
伝動筒27aは前記上部伝動筒10に固定し、前記端側
下向き伝動筒27aの間に配置される中間下向き伝動筒
27bの基部は前記上部伝動筒10に回動自在に取付
け、前記中間下向き伝動筒27bは正面からみて逆T型
形状に形成して二つの中間引起装置15bを取付け、前
記中間下向き伝動筒27bに取付けた縦支持筒29には
前側上部穂先搬送装置21および前側下部穂先搬送装置
22を取付け、二つの中間引起装置15bおよび前側穂
先搬送装置21、22が前記上部伝動筒10中心に前側
上方回動するように構成し、前記中間下向き伝動筒27
bは、逆T型形状の外にL型形状のものを並設して、前
記逆T型形状およびL型形状の中間下向き伝動筒27b
を組合わせるように構成し、前記二つの中間引起装置1
5bは連結部材30により連結し、前記引起装置15b
と前記前側下部穂先搬送装置22との間に補強用連結部
材31を設け、前記各中間引起装置15bは前記前側穂
先搬送装置21、22ごと回動して上方に引き上げら
れ、かつ支持具33により夫々引き上げたままとなしう
る構成としたコンバインの刈取部としたものであるか
ら、中間引起装置15bを前記前側穂先搬送装置21、
22ごと回動させると、刈取部5の前側に大きな開口部
を形成し、左右側の前側穂先搬送装置21、22や他の
構成部分の掃除等のメンテナンスを容易に行なえるだけ
でなく、上方回動させた中間引起装置15bや前側穂先
搬送装置21、22の周囲も開放できるので、全体のメ
ンテナンスが容易になるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】 【図1】 コンバインの刈取部の側面図。 【図2】 要部平面図。 【図3】 作用状態平面図。 【図4】 第2実施例の平面図。 【図5】 同作用状態側面図。 【図6】 同作用状態平面図。 【図7】 他の実施例の平面図。 【図8】 同側面図。 【図9】 同作用状態平面図。 【図10】 同伝動機構部の斜視図。 【符号の説明】 1…機体、2…走行装置、3…脱穀装置、4…操縦部、
5…刈取部、6…縦支持筒、7…下部伝動横筒、8…側
部伝動縦筒、9…側部支持フレーム、10…上部伝動
筒、11…取付杆、12…刈刃フレーム、13…分草
杆、14…分草体、15a、15b…引起装置、16…
ラグ式掻込装置、17…スターホイル、18…刈刃、1
9…前側株元搬送装置、21、22…前側穂先搬送装
置、23…株元引継搬送装置、24…穀稈供給装置、2
7a、27b…下向き伝動筒、28…伝動機構部、29
…縦支持筒、30…連結部材、31…補強用連結部材、
32…フレーム、33…支持具、34…駆動歯車、35
…取付フレーム、36…後側集束装置、37…上側縦
軸、38…支持腕、39…下側縦軸、40…係合部、4
1…入力軸、42…係合凹部。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−181923(JP,A) 実開 昭59−16330(JP,U) 実開 昭64−13931(JP,U) 実開 平4−3533(JP,U) 実開 平4−33323(JP,U) 実公 昭50−3446(JP,Y1) 実公 昭53−48765(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A01D 57/22 A01D 67/00

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 機体1から前方に伸びる上下回動自在の
    縦支持筒6の先端に刈取部5の左右方向の下部伝動横筒
    7を取付け、該下部伝動横筒7の左右いずれか一側に上
    方に起立する側部伝動縦筒8を設け、前記下部伝動横筒
    7の左右いずれか他側に上方に起立する伝動機構を有し
    ない側部支持フレーム9を設け、前記側部伝動縦筒8お
    よび側部支持フレーム9の上部を左右方向の上部伝動筒
    10により連結し、各引起装置15a、15bは前記上
    部伝動筒10より垂下する下向き伝動筒27a、27b
    の下部に取付け前記上部伝動筒10の回転が下向き伝動
    筒27a、27bより伝動されて駆動し、中間下向き伝
    動筒27bに伝動機構部28を介して縦支持筒29の上
    部を取付け、該縦支持筒29に前側上部穂先搬送装置2
    1および前側下部穂先搬送装置22を取付け、前記下向
    き伝動筒27a、27bのうち左右側の端側下向き伝動
    筒27aは前記上部伝動筒10に固定し、前記端側下向
    き伝動筒27aの間に配置される中間下向き伝動筒27
    bの基部は前記上部伝動筒10に回動自在に取付け、前
    記中間下向き伝動筒27bは正面からみて逆T型形状に
    形成して二つの中間引起装置15bを取付け、前記中間
    下向き伝動筒27bに取付けた縦支持筒29には前側上
    部穂先搬送装置21および前側下部穂先搬送装置22を
    取付け、二つの中間引起装置15bおよび前側穂先搬送
    装置21、22が前記上部伝動筒10中心に前側上方回
    動するように構成し、前記中間下向き伝動筒27bは、
    逆T型形状の外にL型形状のものを並設して、前記逆T
    型形状およびL型形状の中間下向き伝動筒27bを組合
    わせるように構成し、前記二つの中間引起装置15bは
    連結部材30により連結し、前記引起装置15bと前記
    前側下部穂先搬送装置22との間に補強用連結部材31
    を設け、前記各中間引起装置15bは前記前側穂先搬送
    装置21、22ごと回動して上方に引き上げられ、かつ
    支持具33により夫々引き上げたままとなしうる構成と
    したコンバインの刈取部
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