JP3500564B2 - 半導体装置の製造方法 - Google Patents
半導体装置の製造方法Info
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Description
法に関するものであり、特に、Cuメッキ層をCMP
(Chemical Mechanical Poli
shing)法によって凹部内に埋め込んだ埋込配線層
のエレクトロマイグレーション耐性を向上させる熱処理
工程に特徴のある半導体装置の製造方法に関するもので
ある。
にAl合金による配線層が用いられているが、配線層の
微細化に伴う抵抗の増加、及び、配線層の寿命の問題を
解決するために、Alより低抵抗で且つエレクトロマイ
グレーション耐性に優れたCuの使用が検討されてい
る。
する場合、微細加工に必要なドライエッチング方法にお
いて、Cuを下地となる絶縁膜に対して高い選択比でエ
ッチングする適当なガスが存在しないため、ダマシン
(Damascene)法によって埋込配線層構造を形
成することが主流になっている。
溝或いはビアホール等の凹部を設け、全面に、電解メッ
キ法、或いは、Cu(hfac)TMVS等を用いたC
VD法によって厚いCu層を堆積させたのち、CMP法
を用いて凹部以外の領域に堆積したCu層を除去して、
凹部に埋め込まれたCu埋込配線層を形成するものであ
る。なお、厚いCu層を形成する方法としては、スパッ
タリング法によってCu層を堆積させたのち、リフロー
する方法も提案されている。
だ顕在化していない問題が多くあり、例えば、成膜した
Cu層の中に製法に起因する不純物が含まれ、グレイン
(結晶粒)の成長が不十分であるためグレインが小さ
く、且つ、三重点が多く存在し、そのためにエレクトロ
マイグレーションに起因してCu埋込配線層の寿命が短
くなるという問題がある。
堆積させた場合、Cu層の中には水分やメッキ浴の成分
が混入し、また、CVD法でCu層を堆積させた場合に
はCu(hfac)TMVS等に起因する有機物等が混
入し、或いは、スパッタリング法で堆積させた場合には
Ar等の雰囲気成分が混入することになる。
イグレーション耐性を向上するために、Cu層の堆積後
にアニール処理を施すことによってグレインサイズを大
きくすることを試みたので、図12を参照して説明す
る。なお、図12は、配線層の延長方向に垂直な面で切
った概略的断面図である。
学気相成長法)によって下地酸化膜72となるLTO
(低温成長SiO2 膜)を堆積したのち、同じく、PC
VD法を用いてエッチングストッパー層となるSiN膜
73及び配線層分離酸化膜となるSiO2 膜74を堆積
し、次いで、レジストパターン(図示せず)をマスクと
してRIE(反応性イオンエッチング)によってSiN
膜73に達する凹部を形成したのち、レジストパターン
及び露出したSiN膜73を除去することによって配線
層用溝75を形成する。
アメタルとなるTaN膜76を堆積させたのち、電解メ
ッキ工程におけるシードとなるCuシード膜77を同じ
くスパッタリング法によって堆積させ、次いで、電解メ
ッキ法を用いて厚いCuメッキ層78を堆積させる。
理を行ってCuメッキ層78のグレインサイズを大きく
する。
出するまで研磨を行い、配線層用溝75以外の領域に堆
積したCuメッキ層78、Cuシード膜77、及び、T
aN膜76を除去して、Cu埋込配線層79を形成す
る。
線層との接続を取るためのCuプラグに対しても行うこ
とによって、Cu埋込配線層による多層配線構造を形成
することができる。
法においては、熱処理によりボイドが発生したり、或い
は、グレインの成長が充分ではなく、依然としてグレイ
ンサイズが小さいためエレクトロマイグレーション耐性
が低いという問題があり、Cu埋込配線層の信頼性が低
いという問題がある。
容量のCuメッキ層78が存在するCMP工程の前に熱
処理を行っているのが原因の一つであるとの結論に至っ
たので、図13及び図14を参照してこの事情を説明す
る。
メッキ層78からの各脱ガス成分の放出量をTDS(T
hermal Desorption Spectro
scopy)分析法によって信号強度として測定したも
のであり、図13(b)は比較のためにスパッタリング
法によって堆積させたCu層からの各脱ガス成分の放出
量を示したものであり、上記の図12(b)の熱処理工
程を300℃以上で行うことによって、水分(H2 O)
及び水素(H2 )の放出量が再び増加しており、Cuメ
ッキ層78におけるグレインの成長とともに、内部に含
まれていた水分及び水素等が放出されたものと考えられ
る。なお、二酸化炭素(CO2 )は、メッキ浴に含まれ
る有機成分に由来し、水素は強度曲線の相似性からみ
て、水分に起因するものと考えられる。
法の場合にも堆積条件に起因する不純物は脱離するもの
の、放出量は少なく、且つ、温度が上昇しても放出量は
殆ど増加しない。なお、各脱ガス成分の放出量は、測定
装置の感度が各ガス成分によって異なるので、図におけ
る相対的な比較はあまり意味を成さず、且つ、各ガス成
分の総量を表すことになる真空度も、各ガス成分の図に
示した放出量の総計を意味するものではない。
に、CMP法により研磨した場合の配線層の延長方向に
垂直な面で切った概略的断面図であり、また、図14
(b)は配線層の延長方向に沿った概略的断面図であ
る。大容量のCuメッキ層が存在するCMP工程の前に
熱処理を行った場合、グレイン82の成長は、Cuメッ
キ層の表面とTaN膜76に接する底部との両方から進
行するためグレイン82の成長が不十分で、且つ、その
接触点である粒界81の一部において三つのグレイン8
2が重なる三重点83が発生することになる。
3(a)に示すようにメッキ浴の成分に由来する水(H
2 O)、二酸化炭素(CO2 )、或いは、その他の不純
物が含有されており、これらの不純物による非常に微細
なボイドが粒界81を経由し、集中することによって1
4(a)に示す箇所にボイド80が発生するものと考え
られる。また、Cuメッキ層の表面から底部までグレイ
ン成長が進行した場合には、底部の側にボイド80が発
生するのが見られる。
の発生には、熱処理条件も関与していることが明らかに
なり、300℃以上の熱処理において発生することが多
く、特に、昇温速度が速い程発生頻度が高いことが明ら
かになった。
シード膜との密着性が高いほどボイド80が発生しにく
いこと、及び、シード膜の被覆率が高いほどボイド80
が発生しにくいことが明らかになり、さらに、配線層用
溝或いはビアホール以外の領域に堆積した大容量のCu
メッキ層の応力もボイド80の成長促進に影響を与えて
いるものと考えられる。
幅、或いは、ビアホールの径にも依存することが明らか
になり、例えば、幅或いは径が1.0μm以下のCu埋
込配線層或いはCuプラグにおいて、ボイド80の発生
が見られた。
いはCuプラグにおけるボイドの発生を防止するととも
に、グレインサイズを大きくして、エレクトロマイグレ
ーション耐性の高め、配線層構造の信頼性を高めること
を目的とする。
成の説明図であり、この図1を参照して本発明における
課題を解決するための手段を説明する。なお、図は、配
線層の延長方向に垂直な面で切った概略的断面図であ
る。 図1(a)乃至(c)参照 (1)本発明は、基板1上に形成された絶縁膜2に配線
層或いはプラグを形成するための凹部3を設け、この凹
部3に下地導電膜4を介してCu層5を充填し、化学機
械研磨法によって不要なCu層5を除去することにより
Cu埋込層6を形成したのち、Cu埋込層6中の不純物
を脱離させるための熱処理を行う半導体装置の製造方法
において、Cu埋込層6の幅或いは直径が、1.0μm
以上であるとともに、熱処理をCu埋込層6上に絶縁膜
を形成する前に行うことを特徴とする。
ち、即ち、CMP工程の後に熱処理を行うことによっ
て、熱処理工程において、凹部3以外に堆積した大容量
のCu層5による応力の影響を受けないので、下地導電
膜4との密着性が良好になりボイドの発生が抑制され、
エレクトロマイグレーション耐性が向上する。なお、下
地導電膜4とは、バリアメタル、或いは、バリアメタル
/シード膜を意味する。
えば、Cu埋込配線層或いはCuプラグという比較的狭
い領域で行われるため、大きなサイズのグレインに成り
やすく、且つ、三重点の発生もほとんど無くなるので、
エレクトロマイグレーション耐性が向上する。
いは直径が1.0μm以上の場合には、Cu埋込層6上
に絶縁膜、例えば、層間絶縁膜を形成する前に行うもの
であり、絶縁膜の形成前に熱処理を行うことによって、
グレインサイズ(平均結晶粒径)をより大きく、例え
ば、2.0μm程度のグレインサイズにすることができ
る。
された絶縁膜2に配線層或いはプラグを形成するための
凹部3を設け、この凹部3に下地導電膜4を介してCu
層5を充填し、化学機械研磨法によって不要なCu層5
を除去することによりCu埋込層6を形成したのち、C
u埋込層6中の不純物を脱離させるための熱処理を行う
半導体装置の製造方法において、Cu埋込層6の幅或い
は直径が、1.0μm以下であるとともに、熱処理をC
u埋込層6上に絶縁膜を形成した後に行うことを特徴と
する。
が1.0μm以下の場合には、熱処理をCu埋込層6上
に絶縁膜を形成した後に行うものであり、絶縁膜の形成
後に熱処理を行うことによって、グレインサイズはCu
埋込層6の幅或いは直径に規制されてそれ程大きくなら
ないものの、ボイドが発生しなくなり、Cu埋込層6の
寿命が向上する。
された絶縁膜2に配線層或いはプラグを形成するための
凹部3を設け、この凹部3に下地導電膜4を介してCu
層5を充填し、化学機械研磨法によって不要なCu層5
を除去することによりCu埋込層6を形成したのち、C
u埋込層6中の不純物を脱離させるための熱処理を行う
半導体装置の製造方法において、Cu埋込層6が、幅或
いは直径が1.0μm以上のCu埋込層と、幅或いは直
径が1.0μm以下のCu埋込層とを含むとともに、熱
処理をCu埋込層6上に絶縁膜を形成した後に行い、幅
或いは直径が1.0μm以上のCu埋込層における平均
結晶粒径が幅或いは直径が1.0μm以下のCu埋込層
における平均結晶粒径より大きくすることを特徴とす
る。
のCu埋込層6と、幅が1.0μm以下のCu埋込層6
とが混在する場合には、ボイドの発生の抑制を優先し
て、絶縁膜の形成後に熱処理を行うことも有効であり、
その場合には、幅或いは直径が1.0μm以上のCu埋
込層6における平均結晶粒径(グレインサイズ)を、幅
或いは直径が1.0μm以下のCu埋込層6における平
均結晶粒径より大きくすることができる。
(3)のいずれかにおいて、Cu層5を、電解メッキ法
によって堆積させることを特徴とする。
パッタリング法等のPVD(物理気相成長)法、CVD
法、無電解メッキ法、或いは、電解メッキ法等のいずれ
の方法で堆積した場合にも有効であるが、Cu層5に混
入する不純物の量が多い電解メッキ法の場合に特に有効
である。
いて、Cu埋込層6中の不純物を脱離させるための熱処
理工程において、基板1を300℃以下の温度の熱処理
室に導入した後、20℃/分以下の昇温速度で基板1を
昇温することを特徴とする。
発生するので、300℃以下の低温の熱処理室に導入し
たのち、20℃/分以下の遅い昇温速度で基板1を昇温
することが望ましい。
いて、熱処理工程における熱処理温度を、Cu埋込層6
形成後の処理工程における温度以上で、且つ、300〜
500℃とすることを特徴とする。
は、Cu埋込層6形成後の処理工程の温度以下である場
合には、Cu埋込層6形成後の処理工程、例えば、絶縁
膜の成膜工程においてグレインが再成長するとともに、
ボイドが発生する可能性があるため、それ以上の温度に
する必要があり、且つ、Cu層5からの不純物、例え
ば、水分、水素、或いは、二酸化炭素の脱離状況、即
ち、脱ガスの温度特性からは、300〜500℃とする
ことが望ましく、500℃を越えるとCuの拡散が問題
となる。但し、絶縁膜2として、FSG(フッ素含有S
iO2 膜)、無機系SOG(スピンオングラス)である
HSQ、或いは、有機系絶縁膜等の低誘電率膜を用いた
場合には、耐熱性の観点から450℃以下が望ましい。
いて、熱処理工程において、最高温度に達している時間
を、5〜2000秒とすることを特徴とする。
5〜2000秒の範囲が望ましく、5秒以上行わないと
グレインの成長が不十分であり、一方、2000秒以上
の場合には、Cu埋込層6における突起の発生や、Cu
の拡散が問題となる。
(7)のいずれかにおいて、熱処理工程における雰囲気
を、水素雰囲気としたことを特徴とする。
CMP工程におけるダメージ層の回復と、Cu埋込層6
の表面の酸化を防止するために、水素雰囲気、即ち、還
元性の雰囲気で行うことが望ましい。
(7)のいずれかにおいて、熱処理工程における雰囲気
の酸素濃度を、100ppm以下にしたことを特徴とす
る。
えば、水素雰囲気、窒素雰囲気、或いは、アルゴン雰囲
気の酸素濃度は、Cu埋込層6の表面の酸化を防止する
ために、100ppm以下であることが望ましく、特
に、水素雰囲気であることが望ましい。
て、本発明の第1の実施の形態であるCu埋込配線層の
形成工程を説明するが、説明を簡単にするためにシリコ
ン基板に形成する素子領域や素子分離領域等の構成は図
示を省略する。なお、各図は、配線層の延長方向に垂直
な面で切った概略的断面図である。
CVD法を用いて、例えば、厚さ700nmのLTO
(低温成長SiO2 膜)を成長させて下地酸化膜12と
し、次いで、同じく、PCVD法を用いてエッチングス
トッパー層となる厚さが、例えば、50nmのSiN膜
13及び配線層分離酸化膜となるLTOからなる厚さ
が、例えば、700nmのSiO2 膜14を堆積する。
マスクとして、C4 F8 +CO+Arからなる混合ガス
を用いたRIEによってSiN膜13に達する凹部を形
成したのち、レジストパターン及び露出したSiN膜1
3を除去することによって、幅が1.0μm以上、例え
ば、10.0μmの配線層用溝15を形成する。
TaN膜16を、例えば、20nm堆積させたのち、真
空を破らず引き続いて、スパッタリング法によって、電
解メッキ工程におけるシードとなるCuシード膜17
を、例えば、100nm堆積させて下地導電膜を形成す
る。なお、この場合のスパッタリング条件は、2×10
-3TorrのArガス雰囲気において、直径290mm
の平行平板電極に、12kWの直流電力を印加して行っ
た。
ち、一度大気中に暴露してしまうと、TaN膜16と次
に堆積させるCuシード膜17との間に自然酸化膜が成
長し、界面の密着性が低下するので、TaN膜16とC
uシード膜17とを連続して成膜することが望ましい。
さが、例えば、1000nm(1μm)となる厚いCu
メッキ層18を堆積させる。なお、この場合の電解メッ
キ条件は、硫酸浴を用い、2.5A/(10cm)2 の
電流密度で100msサイクルのパルス電流を用いて行
い、成長速度は400nm/分であった。
出するまで研磨を行い、配線層用溝15以外の領域に堆
積したCuメッキ層18、Cuシード膜17、及び、T
aN膜16を除去して、Cu埋込配線層19を形成す
る。
00Torrの100%のH2 ガスで満たされた熱処理
室にシリコン基板11を導入し、昇温速度を20℃/分
以下、例えば、6℃/分として、300〜500℃、例
えば、390℃まで昇温し、5〜2000秒、例えば、
120秒間(2分間)保持することによって熱処理を行
い、Cu埋込配線層19に含まれている水分、水素、二
酸化炭素等を除去すると共に、Cu埋込配線層19のグ
レインサイズを大きくする。
いては、CMP工程の後で、且つ、上層の層間絶縁膜等
を形成する前に熱処理を行っているので、Cu埋込配線
層19のグレインサイズを大きくすることができ、それ
によって3重点の発生を抑制することができ、また、熱
処理条件を上記の適正な範囲に設定しているので、ボイ
ドの発生を抑制することができ、エレクトロマイグレー
ション耐性を向上することができる。
iN膜に置き換えても良いものであり、本発明の第1の
実施の形態の効果を確認するために、バリアメタルとし
てTiN膜を用い、10μmの幅の配線層を形成し、各
種の熱処理条件を用いて実験を行った。
合のCu埋込配線層における平均結晶粒径(グレインサ
イズ)が0.9μmであったのに対して、第1の実施の
形態の様に、絶縁膜を堆積する前に熱処理を行った場合
には、グレインサイズは2.0μmと2倍程度になって
いた。なお、熱処理は、350℃において2分間行っ
た。
400℃において30分間の熱処理を行った場合には、
グレインサイズは1.1μm程度にしか増加せず、本発
明の効果は明らかである。
において2分間の熱処理を行ったのち、さらに、絶縁膜
の堆積後に、400℃において30分間の熱処理を行っ
た場合には、グレインが再生成長し、グレインサイズは
2.2μmになっているのが確認され、少なくとも絶縁
膜を堆積する前に熱処理を行うことが有効であることが
確認された。
施の形態の変形例を説明する。図4(a)参照上記の第
1の実施の形態で説明したように、Cuシード膜17を
スパッタリング法によって成膜した場合には、図に示す
ように庇部20やエッジ状凹部21が形成されやすく、
この様な庇部20やエッジ状凹部21が過度に生じた場
合には、電解メッキ法によってCuメッキ層18を堆積
させる場合、Cuメッキ層18を配線層用溝15内に十
分充填することができず、ボイドの発生を助長すること
になる。
の不活性ガス中で逆スパッタ、即ち、スパッタエッチン
グを行うことによって、庇部20やエッジ状凹部21を
なくし、図4(b)に示すような形状にすることが望ま
しい。
第2の実施の形態であるCuプラグの形成工程を説明す
るが、説明を簡単にするためにシリコン基板に形成する
素子領域や素子分離領域、或いは、Cuプラグに接続す
る下層配線層等は図示を省略する。 図5(a)参照 まず、上記の第1の実施の形態と同様に、所定の素子等
を形成したシリコン基板11に、PCVD法を用いて、
例えば、厚さ700nmのLTO膜を成長させて下地酸
化膜12とし、次いで、同じく、PCVD法を用いてエ
ッチングストッパー層となる厚さが、例えば、50nm
のSiN膜13及び層間絶縁膜となるLTO膜からなる
厚さが、例えば、700nmのSiO2 膜14を堆積す
る。
マスクとして、C4 F8 +CO+Arからなる混合ガス
を用いたRIEによってSiN膜13に達する凹部を形
成したのち、レジストパターン及び露出したSiN膜1
3を除去することによって、直径が1.0μm以下、例
えば、0.6μmのビアホール22を形成する。
TiN膜23を、例えば、50nm堆積させたのち、真
空を破らず引き続いてスパッタリング法によって、電解
メッキ工程におけるシードとなるCuシード膜17を、
例えば、200nm堆積させて下地導電膜を形成する。
なお、この場合のスパッタリング条件も、2×10-3T
orrのArガス雰囲気において、直径290mmの平
行平板電極に、12kWの直流電力を印加して行った。
さが、例えば、1000nm(1μm)となる厚いCu
メッキ層18を堆積させる。なお、この場合の電解メッ
キ条件も、硫酸浴を用い、2.5A/(10cm)2 の
電流密度で100msサイクルのパルス電流を用いて行
い、成長速度は400nm/分であった。
出するまで研磨を行い、配線層用溝15以外の領域に堆
積したCuメッキ層18、Cuシード膜17、及び、T
iN膜23を除去して、Cuプラグ24を形成する。
ー層となる厚さが、例えば、50nmのSiN膜25及
び配線層分離酸化膜等となるLTO膜からなる厚さが、
例えば、700nmのSiO2 膜26を堆積する。
00Torrの100%のH2 ガスで満たされた熱処理
室にシリコン基板11を導入し、昇温速度を20℃/分
以下、例えば、6℃/分として、300〜500℃、例
えば、390℃まで昇温し、30〜2000秒、例え
ば、120秒間(2分間)保持することによって熱処理
を行い、Cuプラグ24に含まれている水分、水素、二
酸化炭素等を除去すると共に、グレインサイズを大きく
する。
いては、CMP工程の後で、且つ、上層の層間絶縁膜等
を形成した後に熱処理を行っているので、直径が1.0
μm以下のCuプラグ24の熱処理に際してボイドが発
生することがない。
処理は、幅が1.0μm以下の微細なCu埋込配線層に
対しても有効であり、この場合のグレインサイズはCu
埋込配線層の幅に規制され、幅程度の粒径以上にはなり
にくいものの、ボイドが発生することがなく、エレクト
ロマイグレーション耐性が向上する。
を確認するために、0.35μmの幅の配線層を形成
し、各種の熱処理条件を用いて実験を行った結果、この
様な微細な配線層においては、グレインサイズは配線幅
に規制されるため、グレインサイズはどれもほとんど同
じであったが、ボイドの発生状況が全く異なり、したが
って、250℃における6MA/cm2 の通電試験によ
るエレクトロマイグレーション寿命に大きな差が生じ
た。
合のCu埋込配線層においては、当然ボイドが発生して
おらず、50%不良に到る時間は1180時間であった
の対して、第2の実施の形態の様に、絶縁膜の堆積後に
熱処理を行った場合には、ボイドは発生せず、且つ、5
0%不良に到る時間は1550時間であり、30%以上
の改善が得られた。なお、熱処理は、昇温速度を20℃
/分とし、400℃において30分間行った。
昇温速度を60℃/分とし、350℃において2分間の
熱処理を行った場合には、ボイドの発生が見られ、50
%不良に到る時間は103時間であり、熱処理を全く行
わない場合の1/10以下に低下した。
を60℃/分とし、350℃において2分間の熱処理を
行ったのち、さらに、絶縁膜の堆積後に、昇温速度を2
0℃/分とし、400℃において30分間の熱処理を行
った場合にも、ボイドの発生が見られ、50%不良に到
る時間は147時間であり、熱処理を全く行わない場合
の1/8以下に低下するのが確認され、配線層の幅、或
いは、プラグの直径が1.0μm以下の場合には、少な
くとも絶縁膜を堆積させた後に熱処理を行うことが有効
であることが確認された。
の第3の実施の形態であるCu埋込配線層及びCuプラ
グを利用した多層配線層構造の製造工程を説明するが、
基本的には、上記の第1の実施の形態と第2の実施の形
態の繰り返しであり、説明を簡単にするために2層配線
層構造で説明する。 図7(a)参照 まず、所定の素子等を形成したシリコン基板31に、P
CVD法を用いて、例えば、厚さ700nmのLTO膜
を成長させて下地酸化膜32とし、次いで、同じく、P
CVD法を用いてエッチングストッパー層となる厚さ
が、例えば、50nmのSiN膜33及び配線層分離酸
化膜となりLTO膜からなる厚さが、例えば、700n
mのSiO2 膜34を堆積する。
マスクとして、C4 F8 +CO+Arからなる混合ガス
を用いたRIEによってSiN膜33に達する凹部を形
成したのち、レジストパターン及び露出したSiN膜3
3を除去することによって、幅が1.0μm以上、例え
ば、1.2μmの配線層用溝35を形成する。
TiN膜36を、例えば、50nm堆積させたのち、真
空を破らず引き続いてスパッタリング法によって、電解
メッキ工程におけるシードとなるCuシード膜37を、
例えば、200nm堆積させて下地導電膜を形成する。
さが、例えば、1000nm(1μm)となる厚いCu
メッキ層38を堆積させる。
出するまで研磨を行い、配線層用溝35以外の領域に堆
積したCuメッキ層38、Cuシード膜37、及び、T
iN膜36を除去して、Cu埋込配線層39を形成す
る。
00Torrの100%のH2 ガスで満たされた熱処理
室にシリコン基板31を導入し、昇温速度を20℃/分
以下、例えば、6℃/分として、300〜500℃、例
えば、390℃まで昇温し、30〜2000秒、例え
ば、120秒間(2分間)保持することによって熱処理
を行い、Cu埋込配線層39に含まれている水分、水
素、二酸化炭素等を除去すると共に、Cu埋込配線層3
9のグレインサイズを大きくする。
パー層となる厚さが、例えば、50nmのSiN膜40
及び層間絶縁膜となるLTO膜からなる厚さが、例え
ば、700nmのSiO2 膜41を堆積させたのち、レ
ジストパターン(図示せず)をマスクとして、C4 F8
+CO+Arからなる混合ガスを用いたRIEによって
SiN膜40に達する凹部を形成したのち、レジストパ
ターン及び露出したSiN膜40を除去することによっ
て、直径が1.0μm以下、例えば、0.6μmのビア
ホール42,43を形成する。
TiN膜44を、例えば、50nm堆積させたのち、真
空を破らず引き続いてスパッタリング法によって、電解
メッキ工程におけるシードとなるCuシード膜45を、
例えば、200nm堆積させて下地導電膜を形成する。
いて、SiO2 膜41上の厚さが、例えば、1000n
m(1μm)となる厚いCuメッキ層46を堆積させ
る。
出するまで研磨を行い、ビアホール42,43以外の領
域に堆積したCuメッキ層46、Cuシード膜45、及
び、TiN膜44を除去して、Cuプラグ47,48を
形成する。
ー層となる厚さが、例えば、50nmのSiN膜49及
び配線層分離酸化膜等となるLTO膜からなる厚さが、
例えば、700nmのSiO2 膜50を堆積する。
せず)をマスクとして、C4 F8 +CO+Arからなる
混合ガスを用いたRIEによってSiN膜49に達する
凹部を形成したのち、レジストパターン及び露出したS
iN膜49を除去することによって、幅が0.2〜10
μmの範囲の各種の配線層用溝51、及び、必要に応じ
て、直径が1.0μm以下、例えば、0.6μmのビア
ホール52を形成する。なお、Cuプラグ48に対する
凹部はビアホール52ではなく、幅が1.0μm以下、
例えば、0.6μmの配線層用溝であっても良い。
アメタルとなるTiN膜53を、例えば、50nm堆積
させたのち、真空を破らず引き続いてスパッタリング法
によって、電解メッキ工程におけるシードとなるCuシ
ード膜54を、例えば、200nm堆積させて下地導電
膜を形成し、次いで、図7(c)の工程と同様に、電解
メッキ法を用いて、SiO2 膜50上の厚さが、例え
ば、1000nm(1μm)となる厚いCuメッキ層
(図示せず)を堆積させる。
0の表面が露出するまで研磨を行い、配線層用溝51及
びビアホール52以外の領域に堆積したCuメッキ層、
Cuシード膜54、及び、TiN膜53を除去して、C
u埋込配線層55及びCuプラグ56を形成する。
えば、50nmのSiN膜57を堆積させたのち、温度
が、300℃以下、例えば、150℃で100Torr
の3%のN2 を混入したH2 ガスで満たされた熱処理室
にシリコン基板11を導入し、昇温速度を20℃/分以
下、例えば、6℃/分として、300〜500℃、例え
ば、400℃まで昇温し、5〜2000秒、例えば、3
0分間(1800秒間)保持することによって熱処理を
行い、Cu埋込配線層55、Cuプラグ56、及び、下
層のCuプラグ47,48のグレインサイズを大きくす
る。
配線層39は再度の熱処理を受けるため、第1の実施の
形態の効果の説明において説明したように、グレインが
再成長し、グレインサイズがより大きくなり、エレクト
ロマイグレーション耐性が高まる。
態を模式的に説明するための図であり、図11(a)
は、最終的な配線層の延長方向に垂直な面で切った概略
的断面図であり、また、図11(b)は配線層、即ち、
Cu埋込配線層55の延長方向に沿った概略的断面図で
ある。
なり、粒界58がCu埋込配線層55の延長方向に垂直
な方向に並んだ三重点のないバンブー構造(竹節構造)
を示し、エレクトロマイグレーション耐性が向上するこ
とが理解される。
幅、及び、全てのビアホールの直径を1.0μm以下に
した場合には、全ての熱処理工程を最後に一括して行え
ば良く、熱処理工程が簡素化される。
が、本発明は、実施の形態に記載した構成に限られるも
のではなく、各種の変更が可能である。例えば、バリア
メタルは、TaN膜に代わりにTiN膜、或いは、Ti
N膜の代わりにTaN膜を用いても良く、バリア特性の
点ではTaN膜が優れており、さらには、WN膜或いは
TiSiN膜を用いても良いものである。
は、TiN膜等のバリアメタルをスパッタリング法によ
って堆積させているが、スパッタリング法に限られるも
のではなく、MOCVD法(有機金属気相成長法)を用
いても良いものである。
ては、Cuシード膜をスパッタリング法によって堆積さ
せているが、スパッタリング法に限られるものではな
く、MOCVD法或いは無電解メッキ法によって堆積さ
せても良いものである。
膜との密着性はボイドの発生に影響するので、バリアメ
タルとシード膜との密着性を高めるために、バリアメタ
ルとシード膜との間に、20nm程度のAl、Ti、T
a、Zr、或いは、Wを成膜することが有効である。
は、Cuシード膜として純粋なCuを用いているが、純
粋なCuに限られるものではなく、CuにMg、Sn、
Zr、Ti、Al、或いは、Wの少なくとも一種を5重
量%以下混入しても良く、これらの元素を混入すること
によってCuを動きにくくして結晶粒径の肥大を抑制
し、密着性を改善することが可能になる。
ては、Cu埋込層を電解メッキ法によって堆積させてい
るが、電解メッキ法に限られるものではなく、Cu(h
fac)TMVSを用いたMOCVD法、スパッタリン
グ法等のPVD法、或いは、無電解メッキ法によって堆
積させても良いものであり、これらの場合には、Cuシ
ード膜は必ずしも必要でなくなる。
る場合には、25℃の硫酸銅と還元剤となるホルコリン
酸の中に、或いは、60℃程度のEDTA(エチレンジ
アミン四酢酸)とホルムアルデヒドを含む硫酸第二銅の
中にディッピング(dipping)することによって
成膜すれば良い。
法に起因してCu埋込層中に不純物、例えば、MOCV
D法に伴う有機成分、スパッタリング法に伴うAr等の
雰囲気ガス、或いは、メッキ浴に伴う水分等が含まれる
ので、グレインサイズの増大のためには熱処理が有効に
なる。
は、層間絶縁膜、或いは、配線層分離膜として、Cu埋
込層に与える影響を考慮して、低温で成膜するLTO膜
を用いているが、LTO膜に限られるものではなく、F
SG(フッ素含有SiO2 膜)、水素を含む無機系のS
OGであるHSQ、或いは、有機系絶縁膜等の低誘電率
膜を用いても良いものであり、この様な低誘電率膜を用
いることによって、配線層間の寄生容量を低減すること
ができ、それによって動作速度の遅延を防止することが
できる。但し、この様な低誘電率膜を用いた場合、特
に、HSQ或いは有機系絶縁膜を用いた場合には、低誘
電率膜の耐熱性の観点から、熱処理温度は450℃以下
にすることが望ましい。
配線構造を形成する場合には、層間絶縁膜の形成工程に
おける加熱温度により、既に形成したCu埋込配線層の
グレインが必要以上に再成長し、ボイドが発生すること
があるので、出来るかぎり低温での成膜が望ましく、C
u埋込配線層の脱ガスのための熱処理温度以下、例え
ば、300℃程度で成膜することが望ましい。
2 雰囲気、或いは、3%のN2 を含んだH2 雰囲気中で
行っているが、他の雰囲気、例えば、N2 雰囲気或いは
Ar雰囲気等の不活性ガス雰囲気中で行っても良く、い
ずれの場合にもCu埋込層の表面の酸化を防止するため
に、雰囲気中の酸素濃度は100ppm以下にすること
が望ましい。
uプラグをCMP法によって形成する際に、CMP法に
よって余分なCu層を除去したのち熱処理を行っている
ので、Cu埋込配線層及びCuプラグにボイドが発生す
ることがなく、且つ、Cu埋込配線層及びCuプラグの
グレインサイズを大きくして三重点を減少させることが
できるのでエレクトロマイグレーション耐性が向上し、
それによって、低抵抗なCuを配線層として用いた高速
・高集積度の半導体集積回路装置の信頼性を向上するこ
とができる。
程の説明図である。
程の説明図である。
ある。
程の説明図である。
程の説明図である。
程の説明図である。
での製造工程の説明図である。
での製造工程の説明図である。
工程の説明図である。
明図である。
る。
る。
Claims (9)
- 【請求項1】 基板上に形成された絶縁膜に配線層或い
はプラグを形成するための凹部を設け、前記凹部に下地
導電膜を介してCu層を充填し、化学機械研磨法によっ
て不要なCu層を除去することによりCu埋込層を形成
したのち、前記Cu埋込層中の不純物を脱離させるため
の熱処理を行う半導体装置の製造方法において、前記C
u埋込層の幅或いは直径が、1.0μm以上であるとと
もに、前記熱処理を前記Cu埋込層上に絶縁膜を形成す
る前に行うことを特徴とする半導体装置の製造方法。 - 【請求項2】 基板上に形成された絶縁膜に配線層或い
はプラグを形成するための凹部を設け、前記凹部に下地
導電膜を介してCu層を充填し、化学機械研磨法によっ
て不要なCu層を除去することによりCu埋込層を形成
したのち、前記Cu埋込層中の不純物を脱離させるため
の熱処理を行う半導体装置の製造方法において、前記C
u埋込層の幅或いは直径が、1.0μm以下であるとと
もに、前記熱処理を前記Cu埋込層上に絶縁膜を形成し
た後に行うことを特徴とする半導体装置の製造方法。 - 【請求項3】 基板上に形成された絶縁膜に配線層或い
はプラグを形成するための凹部を設け、前記凹部に下地
導電膜を介してCu層を充填し、化学機械研磨法によっ
て不要なCu層を除去することによりCu埋込層を形成
したのち、前記Cu埋込層中の不純物を脱離させるため
の熱処理を行う半導体装置の製造方法において、前記C
u埋込層が、幅或いは直径が1.0μm以上のCu埋込
層と、幅或いは直径が1.0μm以下のCu埋込層とを
含むとともに、前記熱処理を前記Cu埋込層上に絶縁膜
を形成した後に行い、前記幅或いは直径が1.0μm以
上のCu埋込層における平均結晶粒径が前記幅或いは直
径が1.0μm以下のCu埋込層における平均結晶粒径
より大きくすることを特徴とする半導体装置の製造方
法。 - 【請求項4】 上記Cu層を、電解メッキ法によって堆
積させることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1
項に記載の半導体装置の製造方法。 - 【請求項5】 上記Cu埋込層中の不純物を脱離させる
ための熱処理工程において、上記基板を300℃以下の
温度の熱処理室に導入したのち、20℃/分以下の昇温
速度で前記基板を昇温することを特徴とする請求項4記
載の半導体装置の製造方法。 - 【請求項6】 上記熱処理工程における熱処理温度を、
それ以降の処理工程における温度以上で、且つ、300
〜500℃とすることを特徴とする請求項5記載の半導
体装置の製造方法。 - 【請求項7】 上記熱処理工程において、最高温度に達
している時間を、5〜2000秒とすることを特徴とす
る請求項6記載の半導体装置の製造方法。 - 【請求項8】 上記熱処理工程における雰囲気を、水素
雰囲気としたことを特徴とする請求項5乃至7のいずれ
か1項に記載の半導体装置の製造方法。 - 【請求項9】 上記熱処理工程における雰囲気の酸素濃
度を、100ppm以下にしたことを特徴とする請求項
5乃至7のいずれか1項に記載の半導体装置の製造方
法。
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