JP4149620B2 - 基板銅めっき処理方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は半導体ウエハ等の表面に配線用の微細な溝や穴が形成された被めっき基板に銅めっき処理を施し、該溝や穴を銅めっきで埋め込む基板銅めっき処理方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、半導体ウエハ等の表面に形成された配線用の微細な溝や穴を銅めっき処理により埋め込む技術が開発されている。この銅めっきとして硫酸銅電解めっきがある。この銅めっきの前処理として行われているスパッタ(又はCVD)によるCuシード層の形成は、被めっき基板(ウエハ)の面積効率を考えた場合、その表面全体に施される傾向にある。即ち、図9に示すように、被めっき基板13の表面からエッジ部Eにかけてバリア層80を形成し、該バリア層80を形成した被めっき基板13の表面にCuシード層81を形成する。
【0003】
しかしながら、被めっき基板13の表面全体に例えば100nmの厚さのCuシード層81をスパッタによって形成した場合、実際には被めっき基板13の表面側だけでなく、図10に示すように被めっき基板13のエッジ部Eにも薄いCuのスパッタ層が形成されてしまう。
【0004】
一方、被めっき基板13のCuめっき層82の形成は、被めっき基板13の裏面にめっき液を付着させないように、被めっき基板13の表面の外周部をシールして行うことにより、Cuめっき層82は図9に示すように、被めっき基板13の表面にのみ形成できる。このためエッジ部E及びエッジ部Eの近傍には薄い層のシード層のままCuが残る。そしてこの残った部分のCuがめっき処理後又はCMP処理後の被めっき基板13の搬送中又は後処理中に剥離、離脱することにより、Cu汚染(クロスコンタミ)が生じる可能性が高い。
【0005】
また、上記硫酸銅電解めっきで得られたCuめっき膜は、室温で放置するだけでアニールが進行し、Cuめっき膜の比抵抗が減少する。この比抵抗の減少する勾配は、めっき条件、薬品の組成、下地条件によって異なり、めっき後早いもので24時間、遅いもので300時間放置することでCuバルク(塊)の比抵抗に近い値に安定する。
【0006】
比抵抗が減少するということはCuめっき膜の結晶が徐々に粗大化していることであり、体積はそれによって微小ながら減少しているといえる。めっき処理工程の次工程であるCMP処理を行うときには、Cuめっき膜の体積の減少が停止されていなければならない。Cuめっき膜の減少が安定化するまでの時間に、めっき条件、下地の状態により差があるということは、次工程であるCMP処理をするまでは、Cuめっき処理の終了した被めっき基板を安定化するまでの最長時間は放置する必要があるということになる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上述の点に鑑みてなされたもので、銅めっき処理により形成された被めっき基板のエッジ部及びエッジ部の近傍に残るCu層を完全に除去し、次工程であるCMP処理後中又は被めっき基板の搬送中に該Cu層が剥離、離脱することにより、Cu汚染(クロスコンタミ)が生じる恐れのない基板銅めっき処理方法を提供することを目的とする。
【0008】
また、銅めっき処理後、次工程であるCMP処理まで安定化最長時間は放置する必要がなく、短時間で次工程であるCMP処理が実施できる基板銅めっき処理方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため請求項1に記載の発明は、表面に配線用の溝や穴が形成された被めっき基板に銅めっき膜を形成するめっき処理工程と、該めっき処理工程で銅めっき膜が形成された被めっき基板を洗浄処理する洗浄処理工程と、該洗浄処理工程で洗浄された基板をCMP処理するCMP処理工程を有する基板銅めっき処理方法において、めっき処理工程と前記洗浄処理工程の間に、めっき処理工程で銅めっき膜が形成された被めっき基板の外周部のシード膜及び薄く形成された銅めっき膜を、薬液を使用してエッチング除去するエッチング処理工程と、洗浄処理工程で洗浄処理した後の被めっき基板を常圧下で温度70℃〜90℃で5分〜30分間の加熱を行うことにより該被めっき基板上に形成された銅めっき膜を安定化させるアニール処理工程を有し、該アニール処理工程で銅めっき膜が安定化した被めっき基板をCMP処理工程でCMP処理することを特徴とする。
【0011】
請求項に記載の発明は、請求項1に記載の基板銅めっき処理方法において、アニール処理工程は、銅めっき膜が形成された被めっき基板を1枚ずつ加熱する枚葉式のアニール処理工程であることを特徴とする。
【0012】
請求項に記載の発明は、請求項1に記載の基板銅めっき処理方法において、アニール処理工程は、H2を含んだN2雰囲気下で銅めっき膜が形成された被めっき基板を加熱するアニール処理工程であることを特徴とする。
【0013】
請求項4に記載の発明は、表面に配線用の溝や穴が形成された被めっき基板に銅めっき膜を形成するめっき処理工程と、該めっき処理工程で銅めっき膜が形成された被めっき基板を洗浄処理する洗浄処理工程と、該洗浄処理工程で洗浄された基板をCMP処理するCMP処理工程を有する基板銅めっき処理方法において、めっき処理工程と洗浄処理工程の間に、めっき処理工程で銅めっき膜が形成された被めっき基板の外周部のシード膜及び薄く形成された銅めっき膜を、薬液を使用してエッチング除去するエッチング処理工程と、洗浄処理工程で洗浄処理した後の被めっき基板を1〜10-6torrの圧力下で温度250℃〜350℃で5分〜30分間の加熱を行うことにより該被めっき基板上に形成された銅めっき膜を安定化させるアニール処理工程を有し、該アニール処理工程で銅めっき膜が安定化した被めっき基板をCMP処理工程でCMP処理することを特徴とする。
【0025】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態例を図面に基づいて説明する。図1は本発明の銅めっき装置の処理工程の流れを示す図である。図示するように、本銅めっき装置では、半導体ウエハ等の表面に配線用の微細な溝や穴が形成された被めっき基板に硫酸銅電解めっきで銅めっき処理を施す銅めっき処理(ステップST1)と、該銅めっき処理後の被めっき基板を薬液で洗浄すると共に被めっき基板の外周部に薄く形成された銅薄膜を薬液を使用してエッチング除去する薬液洗浄・外周エッチング処理(ステップST2)と、該薬液洗浄・外周エッチング処理した後の被めっき基板を純水で洗浄する純水洗浄処理(ステップST3)と、該純水洗浄処理で洗浄した被めっき基板を乾燥する乾燥処理(ステップST4)と、該乾燥処理した被めっき基板を加熱してアニールするアニール処理(ステップST5)とからなる。
【0026】
図2は上記各処理を実施する銅めっき装置の平面配置構成例を示す図である。図示するように、本銅めっき装置100はロード部101、アンロード部102、アニール処理部103、104、純水洗浄・乾燥処理部105、106、薬液洗浄・外周エッチング処理部107、108、仮置部109、110、銅めっき処理部111〜114、更に搬送機構115、搬送機構116が配置されて構成されている。
【0027】
上記構成の銅めっき装置において、銅めっきを施すべき複数枚の被めっき基板を収容したカセットがロード部101に搬入される。ロボット等の搬送機構115は該ロード部101に載置されたカセットから被めっき基板を一枚ずつ取り出し、仮置部109に搬送して載置する。ロボット等の搬送機構116は該仮置部109から被めっき基板を取り出し、銅めっき処理部111〜114のいずれかに搬入し、ここで所定の時間電解めっきを行い被めっき基板に銅めっき処理を施す。
【0028】
銅めっき処理の施された被めっき基板は搬送機構116により取り出され、仮置部110に搬送され載置される。搬送機構115は仮置部110に載置された被めっき基板を薬液洗浄・外周エッチング処理部107又は108に搬入し、ここで後に詳述するように被めっき基板の薬液洗浄と外周部に形成された銅薄膜をエッチング除去する薬液洗浄・外周エッチング処理が行われる。該薬液洗浄・外周エッチング処理の終了した被めっき基板は、搬送機構115で純水洗浄・乾燥処理部105又は106に搬入されここで洗浄・乾燥処理が行われる。
【0029】
上記洗浄・乾燥処理の終了した被めっき基板は搬送機構115により、アニール処理部103又は104に搬入され、ここで加熱され、強制的にアニール処理される。アニール処理の終了した被めっき基板は搬送機構115でアンロード部102のカセットに収容され、該アンロード部102から次の処理工程に移送される。以下、本銅めっき装置100を構成する主な各部の詳細を説明する。
【0030】
図3は銅めっき処理部111の構成を示す図である。なお、他の銅めっき処理部112乃至114も同一構成であるのでその説明は省略する。銅めっき処理部111はめっき槽10を具備し、めっき槽10はめっき槽本体11内に被めっき基板13を保持するための基板保持体12が収容されている。該基板保持体12は基板保持部12−1とシャフト部12−2とからなり、該シャフト部12−2は円筒状のガイド部材14の内壁に軸受15、15を介して回転自在に支持されている。そして該ガイド部材14と基板保持体12はめっき槽本体11の頂部に設けられたシリンダ16により上下に所定ストロークで昇降できるようになっている。
【0031】
また、基板保持体12はガイド部材14の内部上方に設けられたモータ18により、シャフト部12−2を介して矢印A方向に回転できるようになっている。また、基板保持体12の内部には基板押え部17−1及びシャフト部17−2からなる基板押え部材17を収納する空間Cが設けられており、該基板押え部材17は基板保持体12のシャフト部12−2内の上部に設けられたシリンダ19により上下に所定ストロークで昇降できるようになっている。
【0032】
基板保持体12の基板保持部12−1の下方には空間Cに連通する開口12−1aが設けられ、開口12−1aの上部には、図4に示すように被めっき基板13の縁部が載置される段部12−1bが形成されている。該段部12−1bに被めっき基板13の縁部を載置し、被めっき基板13の上面を基板押え部材17の基板押え部17−1で押圧することにより、被めっき基板13の縁部は基板押え部17−1と段部12−1bの間に挟持される。そして被めっき基板13の下面(めっき面)は開口12−1aに露出する。なお、図4は図3のB部分の拡大図である。
【0033】
めっき槽本体11の基板保持部12−1の下方、即ち開口12−1aに露出する被めっき基板13のめっき面の下方にはめっき液室20が設けられ、めっき液は複数の導入ノズル21より中心に向かって噴射される。また、めっき液室20の外側には該めっき液室20をオーバーフローしためっき液Qを捕集する捕集樋23が設けられている。
【0034】
捕集樋23で回収されためっき液Qはめっき液タンク24に戻るようになっている。めっき液タンク24内のめっき液Qはポンプ25により、めっき液室20の外周方向から水平方向に導入される。めっき液室20の外周方向から導入されためっき液Qは被めっき基板13が回転されることで被めっき基板13に対し、均一な垂直方向の流れが生じ、被めっき基板13のめっき面に当接する。めっき液室20をオーバーフローしためっき液Qは捕集樋23で回収され、めっき液タンク24に流れ込む。即ち、めっき液Qはめっき槽本体11のめっき液室20とめっき液タンク24の間を循環するようになっている。
【0035】
めっき液室20のめっき液面レベルLQは被めっき基板13のめっき液面レベルLWより若干ΔLだけ高くなっており、被めっき基板13のめっき面の全面はめっき液Qに接触している。
【0036】
基板保持体12の基板保持部12−1の段部12−1bは被めっき基板13の導電部と電気的に導通する電気接点27が設けられ、該電気接点27はブラシ26を介して外部のめっき電源(図示せず)の陰極に接続されるようになっている。また、めっき槽本体11のめっき液室20の底部には被めっき基板13と対向して陽極電極28が設けられ、該陽極電極28はめっき電源(図示せず)の陽極に接続されるようになっている。めっき槽本体11の壁面の所定位置には例えばロボットアーム等の基板搬出入治具で被めっき基板13を出し入れする搬出入スリット29が設けられている。
【0037】
上記構成の銅めっき処理部111において、めっきを行うに際しては、先ずシリンダ16を動作させ、基板保持体12をガイド部材14ごと所定量(基板保持部12−1に保持された被めっき基板13が搬出入スリット29に対応する位置まで)上昇させると共に、シリンダ19を作動させて基板押え部材17を所定量(基板押え部17−1が搬出入スリット29の上部に達する位置まで)上昇させる。この状態でロボットアーム等の基板搬出入治具で被めっき基板13を基板保持体12の空間Cに搬入し、該被めっき基板13をそのめっき面が下向きになるように段部12−1bに載置する。この状態でシリンダ19を作動させて基板押え部17−1の下面が被めっき基板13の上面に当接するまで下降させ、基板押え部17−1と段部12−1bの間に被めっき基板13の縁部を挟持する。
【0038】
この状態でシリンダ16を作動させ、基板保持体12をガイド部材14ごと被めっき基板13のめっき面がめっき液室20のめっき液Qに接触するまで(めっき液面レベルLQより上記ΔLだけ低い位置まで)下降させる。この時、モータ18を起動し、基板保持体12と被めっき基板13を低速で回転させながら下降させる。めっき液室20にはめっき液が充満している。この状態で陽極電極28と上記電気接点27の間にめっき電源から所定の電圧を印加すると陽極電極28から被めっき基板13へとめっき電流が流れ、被めっき基板13のめっき面にめっき膜が形成される。
【0039】
上記めっき中はモータ18を運転し、基板保持体12と被めっき基板13を低速で回転させる。この低速回転はめっき液室20内のめっき液Qの垂直噴流を乱すことなく、被めっき基板13のめっき面に均一な膜厚のめっき膜を形成できるように設定する。
【0040】
めっきが終了するとシリンダ16を作動させ、基板保持体12と被めっき基板13を上昇させ、基板保持部12−1の下面がめっき液面レベルLQより上になったら、モータ18を高速で回転させ、遠心力で被めっき基板13のめっき面及び基板保持部12−1の下面に付着しためっき液を振り切る。めっき液を振り切ったら、被めっき基板13を搬出入スリット29の位置まで上昇させ、ここでシリンダ19を作動させ、基板押え部17−1を上昇させると被めっき基板13は解放され、基板保持部12−1の段部12−1bに載置された状態になる。この状態でロボットアーム等の基板搬送治具を搬出入スリット29から、基板保持体12の空間Cに侵入させ、被めっき基板13をピックアップして外部に搬出する。
【0041】
図5は薬液洗浄・外周エッチング処理部107の構成を示す図である。なお、薬液洗浄・外周エッチング処理部108は同じ構成であるのでその説明は省略する。本薬液洗浄・外周エッチング処理部107は、被めっき基板13を保持して回転する回転機構30と、2つの洗浄ノズル31、33と1つのエッチング用ノズル35を具備する構成である。
【0042】
回転機構30は、モータ36の動力をプーリー37、39とベルト38を介して回転機構30に伝達してこれを回転駆動するように構成されている。被めっき基板支持部材32は、図では2本示すが実際には4〜8本程度が回転機構30に設けられており、被めっき基板13の外周を該被めっき基板13が水平になるように保持するように構成されている。
【0043】
洗浄ノズル31は、被めっき基板13の表面側、即ちめっき処理を施した面側に接近した位置にあって、薬液洗浄液aが被めっき基板13の表面中央部に噴射されるように配置されている。洗浄ノズル31から噴射される薬液洗浄液aとしては、銅めっき膜をエッチングせず、メタル汚染、パーティクル汚染に有効な薬液洗浄液を用いる。即ち、例えば必要に応じて希硫酸、又は希フッ酸(DHF)、又はイオン水、又はオゾン水と希フッ酸の2段処理、又は過酸化水素(H22)と希フッ酸の2段処理のいずれかを使用する。
【0044】
洗浄ノズル33は、被めっき基板13の裏面側、即ちめっき処理がなされていない面側の下部中央の位置に設置されている。洗浄ノズル33は薬液洗浄液bが円錐状の飛散形状に噴射される構造のものである。洗浄ノズル33から噴射される薬液洗浄液bは、被めっき基板13の基体である例えば半導体ウエハのシリコンに吸着したCuを除去することも可能な薬液洗浄液を用いる。例えば、必要に応じて希硫酸、又は希フッ酸(DHF)、又はイオン水、又はオゾン水と希フッ酸の2段処理、又は過酸化水素(H22)と希フッ酸の2段処理のいずれかを使用する。
【0045】
エッチング用ノズル35は、図6に示すように、被めっき基板13のエッジ部から5mm以下の所定寸法k(k≦5mm)の所にノズルの噴出口の位置を合わせ、エッチング用ノズル35の先端の噴出口の中心線lの向きが被めっき基板13の面に対して垂直(θ1=90°)にセットされている。
【0046】
なお、エッチング用ノズル35の向きは、図7に示すように、被めっき基板13のエッジ部から5mm以下の所定寸法k(k≦5mm)の所にエッチング用ノズル35の噴出口の位置を合わせ、該エッチング用ノズル35先端の噴出口の中心線lの向きが被めっき基板13の面に対して垂直よりも外周方向に向くように所定角度θ2(θ<90°)だけ傾けてセットしても良い。
【0047】
また、上記実施形態例では、エッチングノズル35は1個のみ設置されているが、複数個設置してもよい。エッチング用ノズル35から噴射される液流は、極力細く収束していることがエッチング境界がシャープになり好ましい。そしてこのエッチング用ノズル35から噴射されるエッチング液cとしては、銅薄膜エッチングを目的としたものを使用する。即ち、例えば必要に応じて硫酸と過酸化水素の混合液、フッ酸と硝酸の混合液、又は過酸化ナトリウム、又は硫酸、又は硝酸、又はイオン水、又はオゾン水と希フッ酸の2段処理のいずれかを使用する。
【0048】
次に、上記構成の薬液洗浄・外周エッチング処理部107の動作を説明する。即ち、銅めっき処理後の被めっき基板13を図5に示すように銅めっき処理を施した面(表面側)を上にして被めっき基板支持部材32に保持させ、モータ36を起動して被めっき基板13を回転させる。そして両洗浄ノズル31、33から薬液洗浄液を噴射すると同時にエッチング用ノズル35からエッチング液cを噴射する。又はエッチング用ノズル35からのみ、初期的に所定の時間、エッチング液を噴射し、その後洗浄ノズル31、33から薬液洗浄液a、bを噴射する。
【0049】
洗浄ノズル31から噴射された薬液洗浄液aは、被めっき基板13表面の中央部に当接した後、被めっき基板13が回転することにより被めっき基板13全面に広がり、これによって被めっき基板13の表面側のメタル汚染、パーティクル汚染が洗浄されて清浄化される。
【0050】
洗浄ノズル33から噴射された薬液洗浄液bは円錐形飛散形状となって被めっき基板13の裏面に当接した後、被めっき基板13の回転により被めっき基板13下面全面に均一に付着し、これによって被めっき基板13の裏面側のメタル汚染、パーティクル汚染が洗浄されて清浄化される。
【0051】
エッチング用ノズル35から噴出されたエッチング液cは、図6に示す矢印で示すように被めっき基板13の表面に垂直に当るが、被めっき基板13は回転しているため、遠心力によってエッチング液cは当った位置より外周側に流れ、外周部のみに付着する。これによって図8に示すようにエッチング液cが付着した外周部のみが選択的にエッチングされる。つまりこの選択的エッチングによって、図9に示す被めっき基板13のエッジ部Eにスパッタなどによって付着した不要な薄いCu層やめっき施工時に生じたパッキン際の不完全なめっき膜が除去できる。なお、薬液洗浄液a、b及びエッチング液cの排液は排出口34から排出される。
【0052】
図11は純水洗浄・乾燥処理部105の構成例を示す図である。なお、純水洗浄・乾燥処理部106の構成も同じであるのでその説明は省略する。本純水洗浄・乾燥処理部105は、被めっき基板13を保持して回転する回転機構40と、2つの洗浄ノズル42、43を具備する構成である。
【0053】
回転機構40は、モータ45の動力をプーリー46、48とベルト47を介して回転機構40に伝達してこれを回転駆動するように構成されている。被めっき基板支持部材41は、図では2本示すが実際には4〜8本程度が回転機構40に設けられており、被めっき基板13の外周を該被めっき基板13が水平になるように保持するように構成されている。洗浄ノズル42、43はそれぞれ純水洗浄液dが円錐状の飛散形状に噴射される構造のもので、被めっき基板13の上下面(表裏面)に純水洗浄液dを噴射する。
【0054】
上記構成の純水洗浄・乾燥処理部105において、薬液洗浄・外周エッチング処理部107又は108で外周エッジ部のCuのエッチング除去及び薬液洗浄された被めっき基板13は搬送機構115で純水洗浄・乾燥処理部105に移送され、その外周を被めっき基板支持部材41で挟持され保持される。この状態でモータ45を起動して、被めっき基板13を回転させると同時に洗浄ノズル42、43から純水洗浄液を噴射して、該被めっき基板の上下面を洗浄する。洗浄した排出液は排出口49から排出される。
【0055】
純水洗浄液による洗浄が終了したら、モータ45を高速回転で運転し、回転機構40と被めっき基板13を高速回転させる。これにより被めっき基板支持部材41や被めっき基板13に付着した純水洗浄液dを遠心力で飛散させ、乾燥させる。
【0056】
図12はアニール処理部103の外観を示す図で、図13はその一部断面図である。なお、アニール処理部104もアニール処理部103と同じ構成であるのでその説明は省略する。図示するように、アニール処理部103は複数個(図では4個)の加熱炉50を積み重ねたような構成である。各加熱炉50は内部に図12に示すように上下に所定の間隔を設けてヒータ52、53が配置され、下側のヒータ52の上面には被めっき基板13を載置するためのピン54が複数本設けられている。本図は熱源であるヒータ52、53を被めっき基板13の上下に設けた輻射型の加熱であるが、熱板の上に被めっき基板を置くホットプレート型加熱でもよい。
【0057】
各加熱炉50の全面には被めっき基板13を搬出入するための搬出入口51が設けられ、内側には該搬出入口51を開閉するためのシャッター55が設けられている。純水洗浄・乾燥処理部105又は106で純水洗浄及び乾燥処理の終了した被めっき基板13は、搬送機構115のハンド115aで搬出入口51から加熱炉50内に搬入され、ピン54上に載置され、上下のヒータ52、53により所定の温度で所定時間加熱されアニール処理される。アニール処理の終了した被めっき基板13はハンド115aで搬出入口51を通って加熱炉50の外に搬出される。
【0058】
上記アニール処理は、常圧下で温度70°〜90°で5〜30分行う。この場合、H2を含んだN2雰囲気中で行うと、Cuめっき膜の表面酸化が抑えられる。また、減圧下(1〜10-6torr)では、温度250℃〜350℃で5〜30分のアニール処理でも良い。インラインアニールの場合、装置の大きさ、熱排気を考えると低温でアニールした方が好ましい。
【0059】
上記銅めっき処理部111、薬液洗浄・外周エッチング処理部107、純水洗浄・乾燥処理部105及びアニール処理部103の構成は一例であり、本発明の銅めっき装置を構成する各処理部の構成はこれに限定されるものではない。要はは銅めっき処理、薬液洗浄・外周エッチング処理、純水洗浄処理、乾燥処理、アニール処理ができるものであれば、その具体的構成は問わない。
【0060】
【発明の効果】
以上、説明したように各請求項に記載の発明によれば、下記のような優れた効果が期待できる。
【0061】
請求項1乃至に記載の発明によれば、銅めっき膜を形成し洗浄乾燥した被めっき基板を加熱し強制的にアニール処理するので、銅めっき膜を形成した被めっき基板を銅めっき膜が安定化するまでの安定化最長時間は被めっき基板を放置する必要がなく、次工程のCMP処理が実施できる。また、銅めっき処理装置がめっき処理工程と洗浄処理工程の間にエッチング処理工程を具備するので、めっき処理工程で銅めっき膜が形成された被めっき基板の外周部の薄く形成された銅薄膜が除去され、次工程であるCMP処理後中又は被めっき基板の搬送中に該銅薄膜が剥離、離脱することにより銅汚染(クロスコンタミ)が生じる恐れがなくなる。
【0063】
請求項3、4に記載の各発明によれば、アニールを酸化防止雰囲気中で行うので、被めっき基板に形成された銅めっき膜の酸化を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る銅めっき装置の処理工程の流れを示す図である。
【図2】 本発明に係る銅めっき装置の各処理部の平面配置構成例を示す図である。
【図3】 本発明に係る銅めっき装置の銅めっき処理部の構成例を示す図である。
【図4】 図3のB部分の拡大図である。
【図5】 本発明に係る銅めっき装置の薬液洗浄・外周エッチング処理部の構成例を示す図である。
【図6】 エッチング用ノズルの配置状態例を示す図である。
【図7】 エッチング用ノズルの配置状態例を示す図である。
【図8】 被めっき基板がエッチングされる状態を示す要部拡大図である。
【図9】 被めっき基板の要部拡大図である。
【図10】 被めっき基板の要部拡大図である。
【図11】 本発明に係る銅めっき装置の純水洗浄・乾燥処理部の構成例を示す図である。
【図12】 本発明に係る銅めっき装置のアニール処理部の外観構成例を示す図である。
【図13】 本発明に係る銅めっき装置のアニール処理部の断面構成例を示す図である。
【符号の説明】
100 銅めっき装置
101 ロード部
102 アンロード部
103 アニール処理部
104 アニール処理部
105 純水洗浄・乾燥処理部
106 純水洗浄・乾燥処理部
107 薬液洗浄・外周エッチング処理部
108 薬液洗浄・外周エッチング処理部
109 仮置部
110 仮置部
111 銅めっき処理部
112 銅めっき処理部
113 銅めっき処理部
114 銅めっき処理部
115 搬送機構
116 搬送機構

Claims (4)

  1. 表面に配線用の溝や穴が形成された被めっき基板に銅めっき膜を形成するめっき処理工程と、該めっき処理工程で銅めっき膜が形成された被めっき基板を洗浄処理する洗浄処理工程と、該洗浄処理工程で洗浄された基板をCMP処理するCMP処理工程を有する基板銅めっき処理方法において、
    前記めっき処理工程と前記洗浄処理工程の間に、前記めっき処理工程で銅めっき膜が形成された被めっき基板の外周部のシード膜及び薄く形成された銅めっき膜を、薬液を使用してエッチング除去するエッチング処理工程と、前記洗浄処理工程で洗浄処理した後の前記被めっき基板を常圧下で温度70℃〜90℃で5分〜30分間の加熱を行うことにより該被めっき基板上に形成された銅めっき膜を安定化させるアニール処理工程を有し、該アニール処理工程で銅めっき膜が安定化した被めっき基板を前記CMP処理工程でCMP処理することを特徴とする基板銅めっき処理方法。
  2. 請求項1に記載の基板銅めっき処理方法において、
    前記アニール処理工程は、前記銅めっき膜が形成された被めっき基板を1枚ずつ加熱する枚葉式のアニール処理工程であることを特徴とする基板銅めっき処理方法。
  3. 請求項1に記載の基板銅めっき処理方法において、
    前記アニール処理工程は、H2を含んだN2雰囲気下で前記銅めっき膜が形成された被めっき基板を加熱するアニール処理工程であることを特徴とする基板銅めっき処理方法。
  4. 表面に配線用の溝や穴が形成された被めっき基板に銅めっき膜を形成するめっき処理工程と、該めっき処理工程で銅めっき膜が形成された被めっき基板を洗浄処理する洗浄処理工程と、該洗浄処理工程で洗浄された基板をCMP処理するCMP処理工程を有する基板銅めっき処理方法において、
    前記めっき処理工程と前記洗浄処理工程の間に、前記めっき処理工程で銅めっき膜が形成された被めっき基板の外周部のシード膜及び薄く形成された銅めっき膜を、薬液を使用してエッチング除去するエッチング処理工程と、前記洗浄処理工程で洗浄処理した後の前記被めっき基板を1〜10-6torrの圧力下で温度250℃〜350℃で5分〜30分間の加熱を行うことにより該被めっき基板上に形成された銅めっき膜を安定化させるアニール処理工程を有し、該アニール処理工程で銅めっき膜が安定化した被めっき基板を前記CMP処理工程でCMP処理することを特徴とする基板銅めっき処理方法。
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