JP3500175B2 - ミシン装置 - Google Patents

ミシン装置

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JP3500175B2 JP33675393A JP33675393A JP3500175B2 JP 3500175 B2 JP3500175 B2 JP 3500175B2 JP 33675393 A JP33675393 A JP 33675393A JP 33675393 A JP33675393 A JP 33675393A JP 3500175 B2 JP3500175 B2 JP 3500175B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明はミシン装置、特に所定の
入力手段から入力された形状情報に基づき自由曲線形状
データを作成し、この自由曲線形状データに基づき所定
の針落点情報の集合であるミシン駆動データを作成する
ミシン装置に関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来より、工業用電子サイクルミシンの
入力装置において、自由曲線形状に沿って移動するミシ
ン駆動データを作成するものが知られている。 【0003】この種の装置では、キーボードなどから入
力した複数の点により規定される自由曲線形状に沿って
移動するミシン駆動データを作成することが可能であ
る。たとえば、所望の複数点の座標を指定することによ
り、その各点を結ぶスプライン曲線を発生し、このスプ
ライン曲線上の各点のデータを所望の縫い目長さで分割
することにより、ミシン駆動データを発生できるように
なっている。この場合、得られるミシン駆動データは針
落点の座標データ、あるいはある針落点から次の針落点
へのxおよびy軸方向の距離(差分)の集合である。 【0004】また、いったん自由曲線形状データを作成
しておけば、この自由曲線形状に沿って移動するミシン
駆動データを再作成する、たとえば、縫い目長さを変更
して再度ミシン駆動データを作成することができる。こ
れは、自由曲線形状を規定する点と、変更縫い目長さを
与えてミシン駆動データを再度作成する再演算を行なう
ことによって実現されている。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】さらに、このようにし
て得たミシン駆動データは、前述のように針落点の座標
データ、あるいはある針落点から次の針落点へのxおよ
びy軸方向の距離(差分)の集合であるから、この一部
にユーザの希望に応じて削除、移動、追加などの編集を
加えることができる。 【0006】しかしながら、従来技術の入力装置では、
自由曲線形状に沿って移動するミシン駆動データに対し
てその一部でも削除、移動、追加を行うと、元の複数点
から規定される自由曲線形状データからミシン駆動デー
タが外れる、つまり、自由曲線形状データとミシン駆動
データの対応がなくなり、両者が無関係なものになって
しまうため、元の自由曲線形状からミシン駆動データを
再演算することが不可能となるという問題点があった。 【0007】すなわち、ミシン駆動データに対してその
一部でも削除、移動、追加を行うと、この変更を残した
まま他の部分について自由曲線形状データを作成しなお
したり、残っている自由曲線形状データを元に全体の縫
い目長さを変更したりする再演算が行なえないという不
都合があった。 【0008】本発明の課題は、以上の問題を解決し、自
由曲線形状データに基づきミシン駆動データを作成する
場合、その一部をミシン駆動データのレベルで変更して
も、自由曲線形状データに基づく縫い目長さの変更など
を可能なかぎり自由に行なえるミシン装置を提供するこ
とにある。 【0009】 【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
めに、本発明においては、ユーザが入力した指定点列か
らなる形状情報に基づき自由曲線形状データを作成する
自由曲線形状作成手段と、前記自由曲線形状作成手段が
作成した自由曲線形状データおよび縫い目長さに基づ
針落点情報の集合から成るミシン駆動データを演算によ
作成するミシン駆動データ作成手段と、前記形状情報
前記ミシン駆動データをミシン制御情報として格納す
る記憶手段と、前記ミシン制御情報のうち、前記ミシン
駆動データを構成する針落点情報の一部を変更する操作
をユーザが行なうための入力手段とを有し、前記変更操
が行なわれた場合、この変更された針落点情報の一部
が含まれる区間のみをミシン駆動データを再演算を行な
うことができない区間として扱うよう他の区間から分割
するとともに、前記変更が行なわれていない区間は形状
情報から自由曲線形状データを再度発生し、この自由曲
線形状データおよび縫い目長さに基づき前記ミシン駆動
データ作成手段によりミシン駆動データを再演算する構
成を採用した。 【0010】 【作用】以上の構成によれば、入力手段によりミシン制
御情報のうちミシン駆動データを構成する針落点情報の
一部を変更するための操作が行なわれた場合、該針落点
情報の一部が含まれる区間のみをミシン駆動データを再
演算を行なうことができない区間として扱うよう他の区
間から分割して区間ごとに管理するようにしたので、ミ
シン駆動データを構成する針落点情報の変更が行なわれ
ていない区間については必要に応じて形状情報から自由
曲線形状データを再度発生し、この自由曲線形状データ
および縫い目長さに基づきミシン駆動データ作成手段に
よりミシン駆動データを再演算することができる。 【0011】 【実施例】以下、図面に示す実施例に基づき、本発明を
詳細に説明する。 【0012】図1は、本発明の一実施例を示す入力装置
の装置構成図である。図1において、符号11は制御プ
ログラムや縫製制御データの記憶に用いられるFDDド
ライブ、12は液晶表示器などからなる表示部、13は
カーソルキーや各種ファンクションキーから成り、自由
曲線形状データを構成する各点を入力したり、ミシン駆
動データを訂正したりする操作を介してミシン駆動部の
動作をプログラムするために構成された入力部である。 【0013】符号14はxy方向に移動可能な刺繍枠を
持つミシン駆動部、15はRAM、16はプログラム格
納メモリ(ROM)、17は装置全体の動作を制御する
CPUである。 【0014】図2〜図4は、図1の装置におけるミシン
駆動データの作成処理の基本部分を示している。図2
は、CPU17のプログラムにより構成される演算処理
手段を示しており、ここでは、自由曲線形状データ作成
手段31、区間抽出手段32、近似点検索手段33、お
よびミシン駆動データ作成手段34が示されている。 【0015】自由曲線形状データ作成手段31は入力部
13でキー入力や、刺繍枠を実際に移動させて選択キー
を操作するなどの方法により入力された指定点列35か
ら、この指定点列35上を通る自由曲線形状データを構
成する点列37を作成する。 【0016】区間抽出手段32はこの自由曲線形状デー
タ点列37中の指定点列35における開始点および終了
点に近似する座標38を近似点検索手段33に検索さ
せ、この座標38に基づき開始点および終了点に相当す
る区間を特定し、ミシン駆動データの作成に必要な点列
39を得る。 【0017】ミシン駆動データ作成手段34は、点列3
9に基づきミシン駆動データ310を作成する。 【0018】図3、図4は上記の処理を詳細に示したも
ので、図3の符号35b〜35eは入力部13から入力
される指定点列35をそれぞれ示している。ここで、3
5a、35dは自由曲線形状データ作成手段31により
後述の処理により近似される自由曲線上の任意の点で、
針修正点である。 【0019】また、図4はミシン駆動データ作成処理の
フローチャートを示しており、入力部13による機能選
択(ステップS1)および縫い種の選択(ステップS
2)の後入力された指定点列35に基づきスプライン曲
線を発生し、ミシン駆動データを生成するスプライン縫
い処理が選択されると、ステップS3以降において上述
の処理を行なう。 【0020】まず、ステップS3では、所望の縫い目長
さ(たとえばmm単位)を入力し、ステップS4で入力部
13から指定点列35が入力される。 【0021】ここで、図3の指定点列35b、35c、
35eが入力されたとすると、ステップS5において自
由曲線形状データ作成手段31の処理により指定点列3
5b、35c、35eの3点から、これらの点の近傍を
通るスプライン曲線(図3の実線および破線)を所定の
関数演算により発生する。 【0022】この演算により発生された自由曲線形状デ
ータ37は、図4の右側に示すようなxy(絶対)座標
値の集合である。 【0023】次に、ステップS6において、近似点検索
手段33により、指定点列35aと35dの近似点が検
索され、開始点35aおよび終了点35dまでの区間に
相当する自由曲線形状データの点列39aが特定され
る。この段階では点列39aは絶対座標である。 【0024】ステップS7では、区間抽出手段32によ
り開始点35aおよび終了点35dまでの区間に相当す
る自由曲線形状データの点列39bが抽出される。この
段階で、点列39bは点列37中の開始点35aおよび
終了点35dの近似点を開始点35aおよび終了点35
dに置き換え、各点の座標を平行移動した上、開始点3
5aからの相対座標に置き換えたものになる。ここで、
開始点35a(32,44)について見てみると、点列
37における近似点は(39,48)であって、これら
の差分が点列39bの先頭データ(7,4)となってい
ることがわかる。 【0025】さらに、この段階では、曲線の原点(0、
0)から最後の入力点35eまでの各入力点から次の入
力点までが区間K1〜K3(図3)として認識される。
つまり、発生された曲線の原点から最後の入力点までが
1つの全体区間であり、これらを区切る入力点から次の
入力点までに区間番号がつく。 【0026】この区間情報は従来では用いられていなか
ったもので、後述の区間分割処理で役立てられる。すな
わち、後述の分割処理で分割されたデータ部分がもとの
曲線のどの部分に相当しているのかを識別するために、
利用される。この場合、全体の区間は開始座標(32、
44)、終了座標(132、15)、開始区間K1(区
間番号1)、終了区間K3(区間番号3)となる。 【0027】ステップS8では、ミシン駆動データ作成
手段34により、抽出された点列39bに基づき、ミシ
ン駆動データ310が作成される。このデータ列は、点
列39bとの比較から明らかなように、次の針落点への
xy座標の差分により表現されている。 【0028】作成されたミシン駆動データは、上記の区
間を特定する区間情報および、入力された指定点列35
(35b〜35e)とともに、RAM15に格納され
る。ここで、区間情報は、たとえばその区間の自由曲線
形状データおよびミシン駆動データへのポインタデータ
として構成すればよい。 【0029】自由曲線形状データである自由曲線形状デ
ータ点列37ないし39は、いったんミシン駆動データ
310を作成したら捨ててしまい、メモリ領域を開放し
てしまえばよい。というのは、指定点列35のみ残して
おけば、再度これらのデータを作成することができるか
らである。 【0030】このように、本発明では、入力部13から
入力された指定点列35の1つの点から次の点まで(あ
るいは、図3の開始点35a〜35bを1つの区間とし
て扱ってもよいが)を1つの区間として認識し、自由曲
線形状データおよびミシン駆動データを区間ごとに記憶
する点に特徴がある。 【0031】この区間情報は、従来では用いられていな
かったものであり、このように自由曲線形状データおよ
びミシン駆動データを区間ごとに分けて区間情報を介し
てアクセスすることにより、一部の領域のミシン駆動デ
ータを変更しても、従来のように縫製区間全体が再演算
不能となることがなく、変更を行なった区間のみミシン
駆動データとしての扱いに変更し、他の区間は自由曲線
形状データを用いて再演算を行ない、たとえば縫い目長
さを変更するなどの処理が可能になる。 【0032】図5は、ミシン駆動データ21、区間情報
22、形状情報23から成る1つのミシン制御データK
をある点で分割し、ミシン制御データK’およびK”に
分割する様子を示している。ここで、形状情報とは、図
2の指定点列35(図3の35b〜35e)に相当し、
この情報に基づいて自由曲線形状データを再度作成でき
るものである。 【0033】このようなデータ分割には、CPU17の
プログラムにより構成されたミシン駆動データ分割手段
210、形状情報付加手段211、および区間特定手段
212が使用される。 【0034】ある区間の制御データKが任意の1つの分
割点で分割されると、その区間は、前半の区間K’およ
び後半の区間K”に分割される。したがって、区間特定
手段212は、区間K’、K”のために、それぞれの区
間情報を作成する。つまり、区間K’の開始点は区間K
の開始点、その終了点は分割点であり、また、区間K”
の開始点は分割点、その終了点は区間Kの終了点である
から、このような区間情報25、28を作成し、区間
K’、K”に付与する。 【0035】なお、後述の例のように、区間情報には同
時に区間番号を付与してもよい。たとえば、図3では区
間K1〜K3が全体の区間を構成するが、これらの下位
の区間K1およびK3の番号(つまり1と3)をその開
始区間番号および終了区間番号として記憶するようにし
てもよい。 【0036】ミシン駆動データ分割手段210は、分割
点の座標に応じて一連のミシン駆動データ21をミシン
駆動データ24、27に分割する。 【0037】また、区間特定手段212は、形状情報を
分割する。形状情報は前記のように入力された指定点列
であるが、ここでは、元の指定点列35がそのまま各区
間の形状情報としてコピーされる。これは、たとえば図
3の区間K3のみについてミシン駆動データの再演算を
行ないたい場合であっても、区間K3の曲線は指定点列
35b〜35eをすべて与えなければ同一の曲線を再生
することができないためである。 【0038】図6、図7および図8は、図3、図4の例
において、区間K2の針落点CをAに移動したい場合、
どのような区間分割が行なわれるかを示したものであ
る。ここでは、図3の区間K2〜K3全体を1つの区間
として扱い、上記のようにこの全体区間の区間情報内に
は、これらの下位の区間番号が開始区間番号および終了
区間番号として記憶される。また、ここでは、便宜上、
図示のようにO、A〜Fの符号を指定点列に付し、これ
らに対応する図3の符号と座標値も合せて記載してあ
る。 【0039】図6の例では、針落点CをAに移動する操
作が行なわれている。この移動操作は図7のステップS
12〜S13において、入力部13を所定の手順で操作
する、たとえば、カーソルキーなどを用いていったん作
成したミシン駆動データに従ってミシン駆動部14の刺
繍枠をステップ移動させ、所望の針落点で針を移動させ
る操作をすることにより行なわれる。 【0040】CPU17は、この針落点CをAに移動す
る操作により、全体区間をいくつに分割しなければなら
ないかを決定する。分割数を求めるアルゴリズムは適当
なものを採用してよい。 【0041】たとえば、ここでは、この点CからAへの
移動により、ミシン駆動データ中の直前の針落点Bから
針落点Cまで、および針落点Cから直後の針落点Dまで
の縫い線が影響を受け、図6の破線のように移動されな
ければならないから、区間をBおよびDの少なくとも2
点で分割し、最終的に3つの区間を得ることを決定する
ものとする。 【0042】 その後、ステップS15で所定の分割数
の分割を行なったかどうかを判定しながら、ステップS
16(図のミシン駆動データ分割手段210の処
理)、ステップS17(図の形状情報付加手段211
の処理)、およびステップS16(図の区間特定手段
212の処理)においてそれぞれミシン駆動データの分
割、形状情報の付加、および分割された各区間への区間
情報の付与を行なう。 【0043】図8は、上記の処理により、全体の区間K
(下位の区間K2〜K3:針落点E〜F)をまず針落点
Bにおいて一回分割し、区間EB(点E〜Bの区間)お
よび区間BF(点B〜Fの区間)に分割し、さらにこの
分割により得られた後半の区間BFを区間BD(点B〜
Dの区間)および区間DF(点D〜Fの区間)に分割す
る処理を示している。 【0044】まず左端は全体区間を示しており、形状情
報、区間情報、ミシン駆動データは図示のような値を有
している。これが、まず1回めのステップS16〜S1
8のループで区間EBとBFに分割される。 【0045】これらの区間の制御情報は、同様に形状情
報、区間情報、ミシン駆動データから成るが、分割後も
元スプライン曲線と同じ曲線を再生し、これに基づきミ
シン駆動データを再演算できるように、形状情報は全体
区間Kの元のものと同じである(以下の分割においても
同じ)。すなわち、形状情報付加手段211は形状情報
については2つに分割された区間に、その親の区間の形
状情報を単にコピーする。 【0046】また、ミシン駆動データについては、B点
においてデータを分割し区間EBとBFに振り分ける処
理を行なう。 【0047】区間情報は、開始および終了区間番号が分
割点Bがどの区間にあるか(この場合区間K2:区間番
号2)に応じて決定される(ここでは区間EBが開始区
間1、終了区間2、また区間BFの開始区間2、終了区
間3である)。区間情報のうち、開始および終了点の座
標は、針落点の座標が用いられる。たとえば区間EBの
開始点座標は元の全体区間Kと同じ(50,50)、終
了点座標は点Bの座標(64,42)である。区間BF
の開始点座標は点Bの座標(64,42)、終了点座標
は、元の全体区間Kと同じ(150,50)である。 【0048】さらに、2回めのステップS16〜S18
のループで区間BFを、区間BDおよびDFに分割する
が、このときの処理は上記と全く同じである。 【0049】このようにして全体区間Kが針落点Bおよ
びDにおいて3つの区間EB、BD、およびDFに分割
される。 【0050】そして、上記分割後、区間BDについて
は、針落点CをAに移動するが、針落点CをAに移動後
は形状情報とは無関係の点データ(ビットマップと考え
ればよい)になっているために、形状情報から自由曲線
を再生して、ミシン駆動データの再演算を行なうことが
できなくなる。 【0051】しかし、従来では区間に分割して処理を行
っていなかったので、1つの点の移動により全体の制御
データが形状情報と無関係になってしまったのに対し
て、本発明によれば、分割されたデータに区間情報とし
て、その分割されたデータがもとの曲線のどの区間に属
しているか、またその開始、および終了座標はどこかを
示す情報が保存されるので、分割された区間EB、およ
びDFについては、分割前と同様に、形状情報からミシ
ン駆動データの再演算を自由に行なった上でスプライン
縫いが可能である。 【0052】すなわち、区間EB、およびDFについて
は、針落点を移動していないので、それぞれの形状情報
(最初にユーザが入力した指定点列)から図3、図4に
示した処理を行ない自由曲線形状データを再生し、これ
に基いて縫い目の長さ変更を自由に行なうことができ
る。これは、自由曲線形状データに基づき得た曲線の一
部を自由に補正できることを意味し、ミシン制御データ
の編集、変更の自由度が従来に比して極めて高くなる。 【0053】 【発明の効果】以上から明らかなように、本発明によれ
ば、入力手段によりミシン制御情報のうちミシン駆動デ
ータを構成する針落点情報の一部を変更するための操作
が行なわれた場合、該針落点情報の一部が含まれる区間
のみをミシン駆動データを再演算を行なうことができな
い区間として扱うよう他の区間から分割して区間ごとに
管理するようにしたので、ミシン駆動データを構成する
針落点情報の変更が行なわれていない区間については必
要に応じて形状情報から自由曲線形状データを再度発生
し、この自由曲線形状データおよび縫い目長さに基づき
ミシン駆動データ作成手段によりミシン駆動データを再
演算することができ、ミシン駆動データを構成する針落
点情報の変更が行なわれていない区間については形状情
報に基いて縫い目の長さの変更自由に行なうことがで
きるようになり、自由曲線形状データに基づき得たミシ
ン制御情報の一部を自由に補正できるミシン制御デー
タの編集、変更の自由度が高い優れたミシン装置を提供
することができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明を採用したミシン装置のブロック図であ
る。 【図2】図1の装置のCPUのミシン制御データ作成処
理を概念的に示した説明図である。 【図3】図1の装置で処理される縫い線の軌跡を示した
線図である。 【図4】図1の装置におけるミシン制御データ作成の基
本部分を示したフローチャート図である。 【図5】図1の装置のCPUのミシン制御データの分割
処理を概念的に示した説明図である。 【図6】図1の装置で分割処理される縫い線の軌跡を示
した線図である。 【図7】図1の装置におけるミシン制御データ分割処理
を示したフローチャート図である。 【図8】図1の装置におけるミシン制御データ分割処理
を示した説明図である。 【符号の説明】 11 FDDドライブ 12 表示部 13 入力部 14 ミシン駆動部 15 RAM 16 ROM 17 CPU 21 ミシン駆動データ 22 区間情報 23 形状情報 25 区間情報 28 区間情報 31 自由曲線形状データ作成手段 32 区間抽出手段 33 近似点検索手段 34 ミシン駆動データ作成手段 35 指定点列 37 自由曲線形状データ点列 210 ミシン駆動データ分割手段 211 形状情報付加手段 212 区間特定手段
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−282188(JP,A) 特開 平4−26443(JP,A) 特開 平4−242690(JP,A) 特開 平4−240474(JP,A) 特開 平3−77579(JP,A) 特開 平4−300579(JP,A) 特開 平3−244491(JP,A) 特開 平4−282187(JP,A) 特開 平6−23165(JP,A) 特開 昭63−113672(JP,A) 特公 平4−12999(JP,B2) 特公 昭61−59755(JP,B1) 特公 昭63−17472(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) D05B 19/00 - 21/00

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 ユーザが入力した指定点列からなる形状
    情報に基づき自由曲線形状データを作成する自由曲線形
    状作成手段と、前記自由曲線形状作成手段が作成した 自由曲線形状デー
    および縫い目長さに基づ針落点情報の集合から成る
    ミシン駆動データを演算により作成するミシン駆動デー
    タ作成手段と、 前記形状情報と前記ミシン駆動データをミシン制御情報
    として格納する記憶手段と、前記ミシン制御情報のうち、前記ミシン駆動データを構
    成する針落点情報の一部を変更する操作をユーザが行な
    うための入力手段と を有し、前記変更操作 が行なわれた場合、この変更された針落点
    情報の一部が含まれる区間のみをミシン駆動データを再
    演算を行なうことができない区間として扱うよう他の区
    間から分割するとともに、前記 変更が行なわれていない区間は形状情報から自由曲
    線形状データを再度発生し、この自由曲線形状データお
    よび縫い目長さに基づき前記ミシン駆動データ作成手段
    によりミシン駆動データを再演算することを特徴とする
    ミシン装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006093116A1 (ja) * 2005-03-04 2006-09-08 Shima Seiki Manufacturing, Ltd. 刺繍データの作成装置と作成方法およびそのプログラム

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006093116A1 (ja) * 2005-03-04 2006-09-08 Shima Seiki Manufacturing, Ltd. 刺繍データの作成装置と作成方法およびそのプログラム

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