JP3499197B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、画像が転写され
る用紙としてロール紙を使用する画像形成装置に関し、
特に、複数のロール紙を収容できる画像形成装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】画像形成装置として複写機を例にとって
説明すると、日本工業規格A列0番(A0),A列1番
(A1)サイズ等の大きな用紙に画像をコピーする複写
機においては、従来より、コピー用紙にロール紙が使用
されている。保持軸に巻かれたロール紙は、コピーの際
に引き出され、所定の長さに切断され、その切断された
用紙に画像がコピーされる。
【0003】コピー用紙は、通常、同一サイズの同一種
類のものだけが使われるわけではなく、その目的や用途
に応じ、異なるサイズ(たとえばA0サイズやA1サイ
ズ)が使われたり、異なる種類(たとえば普通紙やトレ
ーシングペーパ)が使われる。そこでこの種の画像形成
装置には、複数のロール紙を収容するための複数のロー
ル紙収容部を有しているものがあり、使用するロール紙
を必要に応じて選択的に切換えている。
【0004】ところで、ロール紙収容部は複数備えられ
ているが、各ロール紙収容部から引き出されたロール紙
が搬送される搬送経路は、最終的に画像形成機構に用紙
を搬送するように共通化されている。そしてこの共通の
搬送経路にロール紙を切断するカッタ機構が備えられて
いる。このため、ある収容部から引き出されたロール紙
は、別の収容部からロール紙が引き出される際に邪魔に
ならないように、ロール紙収容部に巻き戻す必要があ
る。
【0005】そこで、ロール紙収容部には、従来、図6
に示すような巻き戻し機構が備えられていた。図6は、
ロール紙を使用する画像形成装置の従来の巻き戻し機構
の構造を示す図解図である。ロール紙51a(図6に二
点鎖線で示す)には、保持軸52が挿通されている。保
持軸52はロール紙収容部50の一方の側板から他方の
側板に渡る長さを持ち、装着可能な最も幅の広いロール
紙に差し込むことが可能である。保持軸52の長さは一
定であり、より幅の短いロール紙51b(図6に一点鎖
線で示す)を使用するときは、ロール紙の位置を保持軸
52の中央部にあわせる。すなわち、幅の短いロール紙
を使うときは、保持軸52の長さは、ロール紙を保持す
るためには過剰に長いものとなる。
【0006】また、保持軸52は、一方の端部に従動ギ
ア53を備えており、ロール紙収容部50の一方の側端
で、この従動ギア53は、複数のギアを含む駆動力伝達
機構56を介して駆動源57に連結している。したがっ
て、駆動源57からの駆動力により保持軸52を回転さ
せ、それに嵌められたロール紙51aやロール紙51b
を回転させることができ、ロール紙51aやロール紙5
1bの巻き戻しなどを行うことができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来の巻き戻し機構を
有する画像形成装置においては、ロール紙を交換するた
めには、長くて重い保持軸を取り出し、その保持軸に対
して幅の広いロール紙(軸長が約1mにもなる)を嵌め
なけらばならなかった。ロール紙自体かなりの重量を持
つので、この作業は非常に時間と労力を要するものであ
った。特に、幅の短いロール紙を取り付けるとき、ロー
ル紙の幅に対してかなり長い保持軸をロール紙に嵌めな
ければならず、作業性が悪かった。
【0008】そこでこの発明の目的は、複数のサイズや
種類のロール紙を扱うことができ、ロール紙の交換が容
易な、巻き戻し機構を有する画像形成装置を提供するこ
とである。
【0009】
【課題を解決するための手段および発明の効果】上記の
目的を達成するための請求項1記載の発明は、複数のロ
ール紙収容部を有し、収容されたロール紙を選択的に引
き出し、所定長さに切断してその上に画像を転写する画
像形成装置において各ロール紙収容部には、ロール紙の
一端に嵌められて、ロール紙を回転自在に保持する第1
の保持フランジと、駆動力が伝達される従動ギアと、こ
の従動ギアに連結され、この従動ギアの回転力をロール
紙に伝達する伝達部材とを含み、ロール紙の他端に嵌め
られて、ロール紙を回転自在に保持する第2の保持フラ
ンジと、ロール紙の軸方向と平行にのび、画像形成装置
に備えられた駆動源からの駆動力で回転される回転軸
と、この回転軸に備えられこの回転軸の軸方向に摺動可
能でこの回転軸の軸方向の所定の位置に停止でき、前記
第2の保持フランジの前記従動ギアと歯合して、前記回
転軸とともに回転する駆動力伝達ギアとを含む駆動力伝
達手段と、を備えることを特徴とする画像形成装置であ
る。
【0010】この画像形成装置において、ロール紙は、
両端から第1の保持フランジおよび第2の保持フランジ
が嵌められて保持される。したがって、長尺の保持軸を
ロール紙に嵌める必要はないで、ロール紙の交換作業が
容易である。ロール紙は、第1の保持フランジおよび第
2の保持フランジにより、回転自在に保持されているの
で、コピー時等用紙使用時にはロール紙は自在に引き出
される。画像形成装置に備えられた駆動源は、回転軸と
駆動力伝達ギアとを含む駆動力伝達手段、第2の保持フ
ランジに備えられた従動ギア、伝達部材を介してロール
紙に回転力を与えることができる。これにより、複数の
ロール紙収容部から選択されて搬送経路に引き出された
ロール紙が、別のロール紙収容部からロール紙が引き出
される際に邪魔にならないように、ロール紙収容部に巻
き戻すことが可能である。ロール紙の幅により、第1の
保持フランジおよび第2の保持フランジの位置は変わっ
てくるが、駆動力伝達ギアは、ロール紙の軸方向と平行
にのびた回転軸の軸方向に摺動可能であるので、第2の
保持フランジの位置にあわせて移動させ、第2の保持フ
ランジに備えられた従動ギアと歯合させることが可能で
ある。すなわち、各ロール紙収容部は、異なるサイズの
ロール紙を収容でき、収容したロール紙に対して上記の
巻き戻しを行うことが可能である。
【0011】請求項2記載の発明は、前記各ロール紙収
容部が、前記第1の保持フランジおよび前記第2の保持
フランジを位置決めして固定するための被係合部が備え
られたケースを有し、前記第1の保持フランジおよび前
記第2の保持フランジには、それぞれ前記被係合部と係
合し得る係合部が備えられていることを特徴とする請求
項1に記載の画像形成装置である。第1の保持フランジ
および第2の保持フランジに備えられた係合部、ならび
にロール紙収容部に備えられた被係合部が係合すること
により、第1の保持フランジおよび第2の保持フランジ
は、ロール紙収容部の所定の位置に固定することができ
る。ロール紙収容部には、ロール紙の幅にあわせて複数
の組の被係合部を設けることが可能である。これによ
り、1つのロール紙収容部で複数種類の幅のロール紙を
使い分けて収容することが可能である。
【0012】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の一実施形態に係
る画像形成装置である複写機の全体的な構造を示す図解
的な断面図である。複写機1は、ロール紙を収容するた
めのロール紙収容部2、用紙を画像形成機構5へと給紙
するための搬送機構3、原稿を読み取るための光学系
4、光学系4から与えられる光に基づいて画像を形成し
その画像を用紙に転写するための画像形成機構5、およ
び用紙に転写された画像を定着するための定着装置6な
どを備えている。
【0013】ロール紙収容部2は3段構成であり、上段
のロール紙収容部2A、中段のロール紙収容部2B、下
段のロール紙収容部2Cからなる。この例においては、
たとえば上段より下段に向かって、A0サイズ用普通
紙、A1サイズ用普通紙、A0サイズ用トレーシングペ
ーパが収容されている。それぞれのロール紙収容部2
A,2B,2Cの底部からはロール紙が引き出され、そ
の先端がそれぞれ搬送経路D1A,D1B,D1Cの途
中にある搬送ローラ7A,7B,7Cに挟まれて保持さ
れている。搬送ローラ7A,7B,7Cに対して、ロー
ル紙収容部2A,2B,2Cがある側とは逆側には、上
下方向にのびる搬送経路D2が設けられており、搬送経
路D1A,D1B,D1Cは、搬送経路D2と、それぞ
れ合流点JA,JB,JCで合流する。搬送経路D2の
上部には、搬送ローラ9が設けられている。合流点JA
と搬送ローラ9との間には、ロール紙を切断するための
カッタ機構10が設けられている。
【0014】画像形成時、たとえばロール紙収容部2B
に収容されたA1サイズ用普通紙のロール紙を使用する
際、先端が搬送ローラ7Bまで引き出されているロール
紙は、搬送ローラ7Bにより給紙され、合流点JBより
搬送経路D2に至り上方へと運ばれる。搬送ローラ9を
経て、必要部分が画像形成機構5へと給紙されると、ロ
ール紙はカッタ機構10により切断される。切り離され
画像形成機構5で画像が形成された用紙は、定着装置6
を経て複写機1外へと搬出される。複写機1内に残った
A1サイズ用普通紙のロール紙は、巻き戻し機構により
ロール紙収容部2Bの方へと戻され、このロール紙の先
端が合流点JBと搬送ローラ7Bとの間にくるように調
整される。
【0015】次に、ロール紙収容部2Cに収容されたA
0サイズ用トレーシングペーパのロール紙を使用する場
合、ロール紙収容部2Cから搬送経路D1Cに引き出さ
れているA0サイズ用トレーシングペーパのロール紙
は、搬送ローラ7Cにより給紙され、合流点JCより搬
送経路D2に至り上方へと運ばれる。搬送ローラ9を経
て、必要部分が画像形成機構5へと給紙されると、ロー
ル紙はカッタ機構10により切断される。切り離され画
像形成機構5で画像が形成された用紙は、定着装置6を
経て複写機1外へと搬出される。複写機1内に残ったA
0サイズ用トレーシングペーパのロール紙は、巻き戻し
機構によりロール紙収容部2Cの方へと戻され、このロ
ール紙の先端が合流点JCと搬送ローラ7Cとの間にく
るように調整される。
【0016】もしもA1サイズ用普通紙のロール紙を使
用後、巻き戻しを行わなかった場合、ロール紙収容部2
Bからカッタ機構10に至る搬送経路D1B,D2に
は、A1サイズ用普通紙が存在することになる。この
際、合流点JBより上の搬送経路D2に存在するA1サ
イズ用普通紙のロール紙は、次のA0サイズ用トレーシ
ングペーパのロール紙が給紙される際に邪魔になる。す
なわち、搬送経路D2において合流点JBより上は、A
1サイズ用普通紙のロール紙とA0サイズ用トレーシン
グペーパのロール紙とが共通に使用する部分であるの
で、一方を使用後、この部分にロール紙が存在しない状
態にしてから、他方を使用する必要がある。同様に、搬
送経路D2における合流点JAより上の部分は、A0サ
イズ用普通紙のロール紙、A1サイズ用普通紙のロール
紙、およびA0サイズ用トレーシングペーパのロール紙
が共通に使用する部分であり、使用する用紙のサイズや
種類を変更する際は、前に使った用紙が存在しない状態
にしてから次に使用する用紙を給紙せねばならない。こ
のような理由で、それぞれのロール紙収容部2A,2
B,2Cには、収容されたロール紙の巻き戻し機構が必
要である。
【0017】図2は、図1の複写機1に備えられたロー
ル紙の巻き戻し機構を説明するための図解図である。ロ
ール紙21a(図2において二点鎖線で示す。)は、右
方の第1の保持フランジ22と左方の第2の保持フラン
ジ23とに挟まれている。第1の保持フランジ22は、
平板状の側板22aと回転自在で円筒状の支持部22b
とを備える。第2の保持フランジ23は、平板状の側板
23aと回転自在で円筒状の支持部23bとを備える。
支持部22bと支持部23bとがロール紙21aに両側
より嵌められ、ロール紙21aの両側端が側板22aと
側板23aに当接する状態で、ロール紙21aは回転自
在に支持される。
【0018】第2の保持フランジ23は、さらに従動ギ
ア25および従動ギア25の回転力をロール紙21aに
伝える伝達部材24を備える。従動ギア25は、ロール
紙収容部2内に設けられた駆動力伝達ギア26に連結し
ている。駆動力伝達ギア26は、回転軸27に備えられ
ており、回転軸27の軸方向に摺動可能である。回転軸
27は、ロール紙収容部2外に設けられた複数のギアを
含む駆動力伝達機構28に連結している。駆動力伝達機
構28を構成するギアの1つは、複写機内に備えられた
駆動源29に連結している。したがって、駆動力伝達ギ
ア26、回転軸27、および駆動力伝達機構28は、駆
動源29の駆動力を第2の保持フランジ23の従動ギア
25に伝える駆動力伝達手段をなしている。これによ
り、駆動源29から駆動力を与えることにより、ロール
紙21aの回転を制御することができ、ロール紙21a
の巻き戻しなどを行うことができる。
【0019】ロール紙21aは、第1の保持フランジ2
2および第2の保持フランジ23によって両端から嵌め
られて保持される。したがって、長尺の保持軸をロール
紙に嵌める必要はないので、ロール紙の交換作業が容易
である。異なった幅のロール紙を用いる場合、ロール紙
の中心が常に同じ位置にくるように取り付けられる。図
2に、より幅の狭いロール紙21bを用いる場合の配置
を一点鎖線で示している。幅の狭いロール紙21bの中
心位置は、幅の広いロール紙21aを用いた場合のロー
ル紙21aの中心位置と同じである。ロール紙の幅が狭
くなった分、第1の保持フランジ22と第2の保持フラ
ンジ23とは、それらの間隔を狭めて固定される。第2
の保持フランジ23の位置の変更に伴い、駆動力伝達ギ
ア26は、回転軸27上を摺動して第2の保持フランジ
23の従動ギア25と歯合するように位置をあわせられ
る。
【0020】図3は、図1の複写機1の巻き戻し機構を
構成する第1の保持フランジ22の構造を示す図解的な
斜視図である。側板22aのほぼ中央部には、回転自在
なほぼ円筒状の支持部22bが設けられている。側板2
2aの底部には2つの突起状の係合部22cが設けられ
ている。側板22aの一方側端には下を向いた鉤形の突
起である補助係合部22dが設けられている。側板22
aの上部には、穴が設けられることにより、取っ手22
eが形成されている。
【0021】図4は、図1の複写機1の巻き戻し機構を
構成する第2の保持フランジ23の構造を示す図解的な
斜視図である。側板23aのほぼ中央部には、回転自在
なほぼ円筒状の支持部23bが設けられている。側板2
3aの底部には2つの突起状の係合部23cが設けられ
ている。側板22aの一方側端には下を向いた鉤形の突
起である補助係合部23dが設けられている。側板23
aの上部には、穴が設けられることにより、取っ手23
eが形成されている。側板23aの支持部23bとは逆
側には、2つの伝達ギア24a,24bを備える伝達部
材24が設けられている。伝達ギア24aは、側板22
aのほぼ中央部に設けられており、伝達ギア24bは、
伝達ギア24aの斜め下(補助係合部23dが存在する
側端側)に位置する。伝達部材24は、さらに側板23
aを貫通して支持部23bと伝達ギア24aとを連結す
る回転軸24cを備えている。伝達ギア24bのさらに
斜め下(補助係合部23dが存在する側端側)には、従
動ギア25が設けられている。従動ギア25の下端は、
側板23aの下端より下に存在する。伝達ギア24aと
伝達ギア24bとは歯合しており、伝達ギア24bと従
動ギア25とは歯合している。
【0022】図5は、図1の複写機1のロール紙収容部
2の構造を示す図解的な斜視図である。ロール紙収容部
2の底部には、ロール紙収容部2の長手方向に2列に並
んだ複数の穴である被係合部31が設けられている。被
係合部31を構成する個々の穴は、ロール紙収容部2の
長手方向と垂直な面内に存在する2つの穴が1組をな
し、これらが複数組形成されてなる。図5に示された側
端とは逆の側端側にも、同様な被係合部が形成されてい
る。
【0023】ロール紙収容部2底部前面端近傍には、ロ
ール紙収容部2の長手方向と平行に、回転軸27が設け
られている。回転軸27には、軸方向に摺動可能で、回
転軸の所定の位置に停止できる駆動力伝達ギア26が備
えられている。ロール紙収容部2の側板2aには、駆動
力伝達機構28が設けられている。駆動力伝達機構28
は、側板2a下方前部近傍から上部奥側へと並んで歯合
する4つの伝達ギア28a,28b,28c,28dを
備える。回転軸27は、側板2aを貫通して伝達ギア2
8aに連結している。回転軸27の上方には、ロール紙
収容部2の一側端から他側端までのびる係合補助板32
が上下方向を向いて配置されている。
【0024】ロール紙を取り付けるときは、ロール紙の
両端に第1の保持フランジ22の支持部22bと、第2
の保持フランジ23の支持部23bとを嵌めた状態で、
第2の保持フランジ23の係合部23cを、ロール紙収
容部2の被係合部31に係合させる。このとき、ロール
紙は、第2の保持フランジ23に対して、ロール紙収容
部2の側板2a側とは逆側に位置する。同時に補助係合
部23dを、ロール紙収容部2の係合補助板32に係合
させる。
【0025】同様に、ロール紙収容部2の図5に図示さ
れた側端とは逆の側端側で、第1の保持フランジ22の
係合部22cを、ロール紙収容部2の被係合部に係合さ
せ、補助係合部22dを係合補助板32に係合させる。
これらの作業は、第1の保持フランジ22の取っ手22
eや、第2の保持フランジ23の取っ手23eを持って
行うことができる。これによりロール紙はロール紙収容
部2の長手方向に平行に、ロール紙収容部2の所定位置
に、回転自在に保持される。この際、駆動力伝達ギア2
6は、第2の保持フランジ23の従動ギア25と歯合す
るように位置合わせされる。
【0026】被係合部31の穴は、ロール紙の幅に対応
する所定の組のものが選ばれる。これにより、1つのロ
ール紙収容部で複数のサイズのロール紙を使い分けて収
容することが可能である。複写機1に備えられた駆動源
29から、伝達ギア28dに駆動力が加えられると、駆
動力は駆動力伝達機構28、回転軸27,駆動力伝達ギ
ア26、第2の保持フランジ23の従動ギア25、およ
び伝達部材24を介してロール紙に伝えられる。すなわ
ち、回転軸27、駆動力伝達ギア26、および伝達ギア
28a,28b,28c,28dは、駆動源29からの
駆動力を第2の保持フランジ23の従動ギア25に伝え
る駆動力伝達手段をなしている。したがって、駆動源2
9からの駆動力によりロール紙の回転を制御することが
でき、ロール紙の巻き戻しなどを行うことができる。ま
た、上述のように駆動力伝達ギア26は、所定の位置に
あわせることが可能なので、複数種類の幅のロール紙に
対して、同様にロール紙の回転を制御することができ、
巻き戻しなどを行うことができる。
【0027】以上は本発明の実施形態の例であり、特許
請求の範囲に記載された事項の範囲で種々の設計変更を
施すことが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る複写機の全体的な構
造を示す図解的な断面図である。
【図2】本発明の一実施形態に係る複写機のロール紙の
巻き戻し機構を説明するための図解図である。
【図3】上記図1の複写機の巻き戻し機構を構成する第
1の保持フランジの構造を示す図解的な斜視図である。
【図4】上記図1の複写機の巻き戻し機構を構成する第
2の保持フランジの構造を示す図解的な斜視図である。
【図5】上記図1の複写機のロール紙収容部の構造を示
す図解的な斜視図である。
【図6】ロール紙を使用する画像形成装置の従来の巻き
戻し機構の構造を示す図解図である。
【符号の説明】
1 複写機 2 ロール紙収容部 21a,21b ロール紙 22 第1の保持フランジ 22a 係合部 23 第2の保持フランジ 23a 係合部 24 伝達部材 25 従動ギア 26 駆動力伝達ギア 27 回転軸 28 駆動力伝達機構 29 駆動源 31 被係合部

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のロール紙収容部を有し、収容された
    ロール紙を選択的に引き出し、所定長さに切断してその
    上に画像を転写する画像形成装置において各ロール紙収
    容部には、 ロール紙の一端に嵌められて、ロール紙を回転自在に保
    持する第1の保持フランジと、 駆動力が伝達される従動ギアと、この従動ギアに連結さ
    れ、この従動ギアの回転力をロール紙に伝達する伝達部
    材とを含み、ロール紙の他端に嵌められて、ロール紙を
    回転自在に保持する第2の保持フランジと、 ロール紙の軸方向と平行にのび、画像形成装置に備えら
    れた駆動源からの駆動力で回転される回転軸と、この回
    転軸に備えられこの回転軸の軸方向に摺動可能でこの回
    転軸の軸方向の所定の位置に停止でき、前記第2の保持
    フランジの前記従動ギアと歯合して、前記回転軸ととも
    に回転する駆動力伝達ギアとを含む駆動力伝達手段と、
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】前記各ロール紙収容部が、前記第1の保持
    フランジおよび前記第2の保持フランジを位置決めして
    固定するための被係合部が備えられたケースを有し、 前記第1の保持フランジおよび前記第2の保持フランジ
    には、それぞれ前記被係合部と係合し得る係合部が備え
    られていることを特徴とする請求項1に記載の画像形成
    装置。
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