JPH0210057B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0210057B2
JPH0210057B2 JP60161672A JP16167285A JPH0210057B2 JP H0210057 B2 JPH0210057 B2 JP H0210057B2 JP 60161672 A JP60161672 A JP 60161672A JP 16167285 A JP16167285 A JP 16167285A JP H0210057 B2 JPH0210057 B2 JP H0210057B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
paper
continuous
section
continuous paper
conveyance
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP60161672A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6221659A (ja
Inventor
Kyomasa Kobayashi
Hideho Ishikawa
Eiichi Sugizaki
Hideaki Sano
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP16167285A priority Critical patent/JPS6221659A/ja
Publication of JPS6221659A publication Critical patent/JPS6221659A/ja
Publication of JPH0210057B2 publication Critical patent/JPH0210057B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Handling Of Continuous Sheets Of Paper (AREA)
  • Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
  • Registering, Tensioning, Guiding Webs, And Rollers Therefor (AREA)
  • Controlling Rewinding, Feeding, Winding, Or Abnormalities Of Webs (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔目次〕 ●概要 ●産業上の利用分野 ●従来技術 ●発明が解決しようとする問題点 ●問題点を解決するための手段 ●作用 ●実施例 ●効果 〔概要〕 本発明は、同期駆動される複数の搬送手段間を
案内部材無しの状態で長尺の連続用紙を搬送する
用紙搬送装置において、該長尺の連続用紙に複数
方向に揺動可能に支持された回転ローラを当接す
るように設け、連続用紙に発生する縦皺等による
用紙ジヤムや破れ等を防止するようにしたもので
ある。
〔産業上の利用分野〕
本考案は、例えば電子写真式印刷装置等におい
て使用される送り孔付連続折畳用紙を当該装置等
に搬送して供給するための用紙搬送装置に関する
ものである。
第7図は、前述したような送り孔付連続折畳用
紙を使用して印刷を行なう電子写真式印刷装置で
あるレーザプリンタの概略説明図である。
図において、1は感光ドラム、2は初期帯電
器、3は上位装置からの印刷すべき情報に応じた
静電潜像を形成するためのレーザ光学系、4は静
電潜像をトナーによりトナー像化するための現像
装置、5はトナー像を送り孔付連続折畳用紙11
に転写するための転写帯電器、6は除電ランプ、
7はクリーニング機構、8は送り孔付連続折畳用
紙11上に転写されたトナー像を定着するための
フラツシユ定着器、9は送り孔付連続折畳用紙1
1を収納するホツパ、10は定着終了後の送り孔
付連続折畳用紙11を折畳んで収納するスタツ
カ、15は送り孔付連続折畳用紙11の送り孔と
係合するトラクタピンを備え、該トラクタピンに
より該用紙を搬送するためのトラクタである。
以上説明したような構成のレーザプリンタにお
いては、印刷を行なうにつれて送り孔付連続折畳
用紙11が使用に供され、所定のシート数(1箱
が約2000〜3000シート)の使用が終了すると、当
然の如く、次の新しい送り孔付連続折畳用紙11
を供給する必要がある。
従つて、レーザプリンタは、その用紙終端(後
端)が用紙後端検出センサ12により検出される
と、検出時点で印刷出力中の1頁の出力が終了し
た後に印刷を停止させて、オペレータに用紙終了
を警告(アラーム出力)して用紙接続を促す。
尚、このとき、用紙後端は、用紙接続のための
スプライステーブル14上に停止するようにセン
サ12からスプライステーブル14上までの距離
が設定されており、用紙接続の操作を簡便化がな
されている。
そして、オペレータは、新しい送り孔付連続折
畳用紙をホツパ9にセツトし、スプライステーブ
ル14上にある送り孔付連続折畳用紙の後端とホ
ツパ9にセツトされた新しい用紙の先端とをスプ
ライシングテープにより接続する。
しかしながら、このような用紙の後端と先端の
接続操作は非常に面倒であり、接続操作に習熟し
たオペレータでも数分を要すること、更には、近
年レーザプリンタは超高速化されており、前述し
た1箱の用紙を12〜13分程度で使用してしまうた
め、用紙接続操作の頻度がきわめて高くなつてお
り、送り孔付連続折畳用紙を長時間連続して供給
することができる装置の開発が要望されている。
〔従来技術〕
前述した要望を解決するため、レーザプリンタ
内に連続用紙を収納していたのでは、長時間にわ
たる連続用紙の連続供給を行なうことができない
ことと、長時間連続して出力される連続用紙を、
人手によりジヨブ単位で区分けしたり、一枚毎に
切断したりすることは不可能であることに鑑み、
超長尺の連続用紙を作成し、これを数時間連続し
て供給する用紙供給装置と出力された用紙を一枚
毎に切断し、且つジヨブ単位に区分けするための
用紙後処理装置とをレーザプリンタに接続する用
紙処理システムが考えられた。
そして、この用紙処理システムは、各装置(レ
ーザプリンタも含む)に連続用紙を搬送するため
の搬送手段(トラクタ、モータ、モータドライバ
等)を設け、そして、各モータドライバにレーザ
プリンタの印刷を制御する主制御部からの紙送り
指示信号を供給することによつて、各装置内の搬
送手段の同期をとつて印刷出力を行なうよう構成
することが考慮された。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、レーザプリンタに単に用紙供給
装置と用紙後処理装置を接続しただけでは、各装
置間に必ず案内部材なしの状態で用紙が搬送され
る状態が生じるため、案内部材なしの部分で用紙
の縦皺が発生することがあつた。
このため、装置間に用紙バツフアを設けること
も考えられたが、案内部材なしの状態が長過ぎる
とかえつて用紙の搬送力により該用紙がばたつい
たり、ゆらいだりすることで用紙に縦皺が発生し
て用紙ジヤムを発生することがあつた。
また、極端に長くすると用紙同志が接触し、相
互の摩擦力により負荷が加わつて用紙の破れが発
生することがあつた。
さらには、用紙バツフア内における用紙上に、
用紙の全幅に渡る長さの棒を載置し、該棒の位置
を光電センサ等で検知し、常に一定のたるみ量と
なるように、用紙の搬送、停止を繰り返すことも
考えられたが、用紙の搬送、停止を繰り返すこと
は、印刷出力に時間を要することとなり、またこ
れを制御するための制御回路がきわめて複雑にな
り、装置が高価になるといつた欠点があつた。
更に、この棒は上下方向のみ移動可能に設けら
れているものであり、用紙の縦皺等による左右方
向の力に対して逃げることができないので、棒と
の接触による摩擦力が大となり、用紙の破れが発
生するといつた問題があつた。
本発明は、前述した従来の欠点に鑑み、安価な
装置構成で、用紙に発生する縦皺を防止して用紙
ジヤムや破れ等の発生を防止することのできる用
紙搬送装置の提供を目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
第1図は、本発明に係る用紙搬送装置の原理ブ
ロツク図である。
図において、11は連続用紙であり、例えばミ
シン目を有する送り孔付連続折畳用紙であり、後
述する複数の搬送手段により図示しない用紙収納
部から図示しない用紙処理部へ搬送されるもの、
22,23は夫々第1、第2の搬送手段であり、
連続用紙11と係合することによつて該連続用紙
11を搬送するもの、24は駆動手段であり、第
1、第2の搬送手段22,23を夫々同期して駆
動することによつて、連続用紙11を搬送(正転
or逆転)させるもの、25は回転ローラであり、
第1、第2の搬送手段により搬送される連続用紙
11の幅方向の全幅に渡つて当接するように設け
られており、例えば鎖等の細長い支持部材26に
よつて装置筐体に支持され、X,Y,Z方向に揺
動可能に支持されていると共に、Y軸周りに回転
可能に支持されているものである。
〔作用〕
前記用紙搬送装置は、連続用紙11を同期して
駆動される第1、第2の搬送手段22,23によ
り搬送を行なつているので、連続用紙11のたる
み過ぎ、連続用紙11同志の接触による摩擦力が
発生しないので、安定した用紙搬送を行なうこと
ができる。
また、常に回転ローラ25は連続用紙11の全
幅に渡つて当接しているので、連続用紙11に縦
皺を発生させようとするときの力が該回転ローラ
25に吸収されて縦皺が未然に防止され、また、
縦皺を発生させようとするときの力を、特にX,
Z方向に移動しつつ吸収するので、連続用紙11
の搬送の負荷とならない。
従つて、回転ローラ25を当接させていること
によつて用紙ジヤムや破れ等が発生することはな
い。
〔実施例〕 第2図は本発明にかかる用紙搬送装置が適用さ
れる用紙処理システムのシステム概念図、第3図
は第2図に示す用紙処理システムの概略構成図で
ある。
図において、30はレーザプリンタであり、第
7図を用いて説明した構成と同様であり、同図と
同一部分には同一番号を付すことにより説明を省
略する他、連続用紙11を転写帯電器5、フラツ
シユ定着装置8、後述する中間スリツタ等へ搬送
するためのトラクタ15を回転駆動するためのモ
ータ16を有する。
更に、ホツパ部9には1箱の連続用紙が載置さ
れず、使用に供される超長尺の連続用紙11が後
述する用紙供給装置からスタツカ10の下方を通
り、フリーの回転ローラ31,32により案内さ
れて供給され、後述するバツフアローラ部を通つ
てトラクタ15へ供給される。また、定着済みの
連続用紙11はスタツカ10へは収納されず、後
述するバツフアローラ部を経由して、ターンオー
バ部と中間スリツタ部とバツフアローラ部と丁
合、裁断部と区分け部とから成る用紙後処理装置
へ搬送される。
33は用紙供給装置であり、例えば標準の用紙
(B4)の折畳み長さを長さLとするとき、3倍程
度の折畳み長さ(3L)を有し、且つ高さ約1m程
度に積み上げられた長さ約10000m程度の超長尺
の送り孔付連続折畳用紙11(以下端に連続用紙
と称する)を、レーザプリンタ30に供給するた
めのものであり、連続用紙11の送り孔と係合し
て連続用紙11を搬送するためのトラクタ34、
トラクタ34を回転駆動するためのモータ29、
連続用紙11をレーザプリンタ30に搬送するた
めの送りローラ35、送りローラ35と当接する
ように設けられるピンチローラ36、送りローラ
35を回転駆動するためのモータ37、新しい連
続用紙の先端と装置に装着されている連続用紙の
後端とを接続するための図示しないスプライス機
構等を有するものである。
38は用紙後処理装置であり、中間スリツタ部
40(“ベーベ7101”中間スリツタ装置、ベーベ
社:西独製)と、丁合部41、裁断部42(“ベ
ーベ325”バースタ、ベーベ社:西独製)と、区
分け部43と、コンベアスタツカ部44とを有す
るものであり、中間スリツタ部40は、レーザプ
リンタ30より排出された連続用紙11の方向を
90度方向転換して後述する中間スリツタへ案内す
るための案内板から成るターンオーバ部39、連
続用紙11の送り孔と係合して該用紙11を搬送
するためのトラクタ45、トラクタ45を回転駆
動するためのモータ46、連続用紙11をその中
間部で半分に切断するための中間スリツタ47及
び中間スリツタ47により切断された連続用紙1
1の一方と他方を夫々重り合うように案内するた
めの段差ガイド66を有し、丁合部41は、中間
スリツタ部40により切断された連続用紙11の
一方及び他方が夫々係合し、且つ両者間が切断前
の連続用紙11の幅の約半分となるように設定さ
れたトラクタ48a及び48b、トラクタ48a
及び48bを回転駆動するモータ49、連続用紙
11の耳を切断するためにその両端に設けられた
両端スリツタ50を有し、裁断部42は、回転速
度が低く設定された回転ローラ51、回転ローラ
51より回転速度が高く設定された回転ローラ5
2、夫々共通の図示しないアーム部材に支持さ
れ、該アーム部材の上下動に伴つて上下動するこ
とによつて回転ローラ51と52に当接する当接
位置と離間した離間位置とに位置付けられ、回転
ローラ51と52に当接することによつて連続用
紙11に張力を付与してミシン目の位置で切断さ
せるためのローラ53,54、ローラ53,54
の当接位置への動作に伴なつて上方へ移動して連
続用紙11のミシン目位置を押し上げる切断刃5
5を有し、区分け部43はレーザプリンタ30の
主制御部からのジヨブ単位毎にあるいは継目部が
到来する毎に入力される区分け指示に基づいて動
作し、後述するコンベアスタツカ部を横方向に移
動させて切断された用紙11の収納位置を区分け
するための機構を有し、コンベアスタツカ部44
は、2つのプーリ間で回転駆動され、切断された
用紙11を搬送するベルト56、ベルト56によ
り搬送されてくる用紙11を受け止めるガイド5
7とを有する。
以上説明した構成において、連続用紙11は二
点鎖線で示す矢印のように搬送される。
このとき、連続用紙11を搬送するためのトラ
クタ及びモータは同期をとつて駆動する必要があ
る。
つまり、各トラクタ、モータが非同期で動作し
た場合、各部での処理速度が異なることとなり、
用紙バツフアを設けたとしても、直ちにバツフア
部内の用紙がなくなるため、用紙を引つ張ろうと
する過大な張力が付与されて用紙破れ等が発生し
たり、逆に用紙バツフア内に多量の用紙が充満す
ることにより相互の摩擦力により用紙破れが発生
したりする。
第4図は各装置を同期をとつて駆動制御するた
めの制御ブロツク図を示す図である。
図において、第1図、第2図と同一部分には同
一番号を付し、説明を省略する他、58,59,
60は夫々用紙供給装置34、レーザプリンタ3
0、用紙後処理装置38に設けられた駆動制御部
であり、各装置に設けられたモータを駆動制御す
るもの、61は発振器であり、各制御部を制御す
るための基準クロツクを発振するものであり、図
示しないMPUの制御に基づいて紙送り動作時に
各駆動制御部58,59,60へ基準クロツクを
供給するものである。
以上説明した構成とすることにより各装置は、
夫々同期をとつて駆動されるため、連続用紙11
のたるみや進みが生じることなく、搬送される。
尚、前述したように一つの発振器からの基準ク
ロツクを利用するのは、個々に内蔵する発振器を
使用すると各装置の発振器間で微妙に基準クロツ
クの周期が相違しているので、長時間に渡つて動
作すると、ずれが拡大されて各装置間で搬送量が
ずれるため、用紙ジヤム等が発生することになる
からである。しかしながら、かならずしも、共通
の発振器を利用して同期をとる必要はない。
尚、第4図において、太線は連続用紙11を示
している。
次に、バツフアローラ部の構成について説明す
る。
第5図は、バツフアローラ部の説明図である。
図において、61は図示しない筐体のフレーム
に支持された金具、62は金具61に固定される
鎖、63は鎖62と後述する回転ローラとを接続
する接続部材、64は接続部材63に対して回転
可能に支持された回転ローラであり、中空で、且
つ肉厚が極めて薄く、連続用紙11に当接してい
るときの重さが約40〜60gとなるように設定され
ているものである。尚、40g以下では、用紙の縦
皺の発生を防止できず、また60gを越えると用紙
の縦皺の発生を防止できるものの、過負荷となり
用紙の破れ等が発生する。
このように回転ローラ64は鎖62によつて支
持されているので、該回転ローラ64に外力が作
用した場合、X,Y,Z方向に揺動する。
このようなバツフアローラ部の配置例を以下に
説明する。
第3図において、部分A,B,Cが夫々バツフ
アローラ部であり、部分Aは、レーザプリンタ3
0内のスプライステーブル14と回転ローラ32
との間の用紙搬送経路であり、部分Bはレーザプ
リンタ30のフラツシユ定着装置8とターンオー
バ部39との間の用紙搬送経路であり、部分Cは
中間スリツタ部40と丁合部41との間の用紙搬
送経路である。
まず、部分Aについて説明する。
部分Aは、本来は、1箱の連続用紙11がセツ
トされる部分であるため、用紙供給装置33から
の連続用紙11を案内するための案内部材を設け
ることができない。従つて、この部分Aでは、案
内部材なしで空間上を搬送させる必要がある。
しかしながら、回転ローラ32からスプライス
テーブル14までの距離が長いため、回転ローラ
32やスプライステーブル14のガイド面におけ
るフリクシヨンが相違によつて用紙の線速度が異
なり、搬送時に連続用紙がばたついたり、ゆらい
だりして縦皺が発生しやすい。
従つて、部分Aにバツフアローラ部を設けるこ
とによつて縦皺の発生を防止できる。
次に部分Bについて説明する。
部分Bは、レーザプリンタ30が印刷停止後、
連続用紙11を1インチ分逆転してから印刷を行
なう(印刷停止時及び開始時の助走期間が必要で
ある)のに対し、中間スリツタ部40ではコスト
低減のため、連続用紙11を逆転させるための制
御回路を備えていないので、この1インチ分の連
続用紙11の搬送量の差を吸収するために設ける
必要がある。
尚、1インチ程度の搬送量の差は印刷開始時に
中間スリツタ部40での搬送開始を後らせること
により吸収するよう構成しているので、実際の印
刷出力中は何等問題なく動作可能であり、また、
この程度のずれ量では、用紙ジヤム等は発生しな
い。
しかしながら、この部分は、フラツシユ定着装
置8とターンオーバ部39との間であり、定速度
で排出される連続用紙11をターンオーバ部39
で安定に方向転換させるため、微小な所定のたる
み量を維持した状態で連続用紙11をターンオー
バ部39に沿つて搬送させる必要があり、レーザ
プリンタ30とターンオーバ部39間の距離が短
く設定してあるので、ターンオーバ部39におけ
るフリクシヨンのちよつとした変化(例えば、ミ
シン目の山と谷に部分で接触状態が変化する)に
より、連続用紙11が振動することにより縦皺が
発生しやすい。
また、ミシン目の山あるいは谷の部分の衝突に
より連続用紙11が振動してフラツシユ定着部8
における連続用紙11まで伝播して印字を乱すと
いう問題があつた。
従つて、部分Bにバツフアローラ部を設けるこ
とによつて連続用紙11の縦皺の発生を防止する
ことができると共に、ミシン目が回転ローラ64
に衝突したとしても、回転ローラ64は鎖62に
より支持されているので、X,Z方向に揺動して
衝突力を吸収し、振動がフラツシユ定着部8まで
伝播することはない。
部分Cは、中間スリツタ部40と丁合部41と
の間の用紙搬送経路であり、半分に切断された連
続用紙11の丁合を安定で且つ確実に行なうた
め、用紙同志の接触による負荷が発生しない程度
に搬送距離を充分に長くする必要がある。
従つて、中間スリツタ部40により半分に切断
された連続用紙11は空中に無造作に排出される
だけとなるため、切断された連続用紙11の端面
同志が衝突した場合に逃げがなく、縦皺が発生し
やすい。切断された連続用紙11の両者は重ね合
わせを行なうため、用紙の排出角度が異なり、そ
の挙動が相違するので、特に縦皺が発生しやす
い。
このため、回転ローラ64を、部分Bのように
最下部で自重をかけるように配置すると、この自
重により用紙同志が接触して負荷となり、更に、
縦皺が発生した場合は、回転ローラ64をはね上
げる力が殆ど作用しないので、回転ローラ64と
段差ガイド66間で縦皺の発生力の逃げる部分が
ないため、用紙ジヤムとなる。
従つて、部分Cにおいては、第6図に示すよう
に、回転ローラ64を連続用紙11の中間部で当
接するように設ける。尚、第6図において、第2
図と同一部分には同一番号を付す他、66は段差
ガイドであり、中間スリツタにより切断された連
続用紙11の一方を案内するガイド66aと他方
を案内するガイド66bとから構成され、両用紙
を重ね合わせるようにするものである。
これにより、回転ローラ64の自重による用紙
同志の接触力が増すこともなく、また、縦皺が発
生しようとする力はX,Z方向に揺動して吸収す
ることができる。
〔効果〕
以上説明したように、本発明によれば、安価な
装置構成で、用紙に発生する縦皺を防止して用紙
ジヤムや破れ等の発生を防止することのできる用
紙搬送装置が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明にかかる用紙搬送装置の原理ブ
ロツク図、第2図は本発明が適用される用紙処理
システムの概念図、第3図は第2図に示す用紙処
理システムの概略構成図、第4図は第2図に示す
用紙処理システムの制御ブロツク図、第5図はバ
ツフアローラ部の説明図、第6図はバツフアロー
ラ部の適用例の説明図、第7図はレーザプリンタ
の説明図である。 図において、11は連続用紙、22,23は
夫々第1、第2の搬送手段、24は駆動手段、2
5は回転ローラ、26は支持部材である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 長尺の連続用紙と係合して当該用紙を搬送す
    る複数の搬送手段と、 該複数の搬送手段間における該用紙が所定のた
    るみ量を維持した状態で搬送されるよう当該複数
    の搬送手段を同期して駆動する駆動手段と、 該複数の搬送手段間で搬送される前記用紙に当
    接するように設けられる回転ローラと、 固定端と自由端とを有し、前記自由端側で前記
    回転ローラの端部で当該回転ローラを回転自在に
    支持して成ると共に、前記自由端の前記固定端に
    対する距離が変動可能な支持部材と、を備え、 前記回転ローラが複数方向に揺動自在となるよ
    う構成されてなること、 を特徴とする用紙搬送装置。
JP16167285A 1985-07-22 1985-07-22 用紙搬送装置 Granted JPS6221659A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16167285A JPS6221659A (ja) 1985-07-22 1985-07-22 用紙搬送装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16167285A JPS6221659A (ja) 1985-07-22 1985-07-22 用紙搬送装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6221659A JPS6221659A (ja) 1987-01-30
JPH0210057B2 true JPH0210057B2 (ja) 1990-03-06

Family

ID=15739647

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16167285A Granted JPS6221659A (ja) 1985-07-22 1985-07-22 用紙搬送装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6221659A (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10197262T5 (de) * 2001-07-23 2004-07-22 Fuji Xerox Co., Ltd. Transportvorrichtung und -verfahren und Abbildungsvorrichtung
JP6804837B2 (ja) * 2015-11-19 2020-12-23 セイコーエプソン株式会社 シート製造装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57141341A (en) * 1981-02-23 1982-09-01 Fuji Xerox Co Ltd Continuous paper winder

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57141341A (en) * 1981-02-23 1982-09-01 Fuji Xerox Co Ltd Continuous paper winder

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6221659A (ja) 1987-01-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5818470A (en) System and method for directly feeding paper to printing devices
JP3413434B2 (ja) 用紙処理装置および用紙処理機能をもつ印刷装置
JP3309566B2 (ja) 用紙搬送装置
JPH0210057B2 (ja)
JP3106726B2 (ja) 画像形成装置の記録紙処理装置
JP3140153B2 (ja) シート搬送装置の制御方法
JP3299585B2 (ja) 給紙装置
JP2000272791A (ja) プリンタ装置
JP2516010Y2 (ja) カット紙搬送装置
JPH0551156A (ja) ロールシート装填装置
JPS6221660A (ja) 用紙搬送装置
JPH08175703A (ja) 用紙幅寄せ装置
JP2593270Y2 (ja) 画像形成装置
JPH08119495A (ja) 用紙斜行補正方法
JP2003034059A (ja) ウエブ搬送装置
JPH0412057Y2 (ja)
JP3136360B2 (ja) 電子写真装置、及びその感光体への用紙の巻き付き防止方法
JPH06156817A (ja) 画像形成装置の給紙装置
JP2001147597A (ja) 印刷装置の転写装置
JPS62121163A (ja) 用紙接続方法
JPH07251999A (ja) 用紙排出機構とそれを用いる印刷装置
JPS62216776A (ja) 印刷処理装置
JPH08119496A (ja) 用紙斜行補正装置
JP2001019233A (ja) 画像形成装置
JPH05201595A (ja) プリンタ装置