JP2001147597A - 印刷装置の転写装置 - Google Patents

印刷装置の転写装置

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JP2001147597A
JP2001147597A JP32891399A JP32891399A JP2001147597A JP 2001147597 A JP2001147597 A JP 2001147597A JP 32891399 A JP32891399 A JP 32891399A JP 32891399 A JP32891399 A JP 32891399A JP 2001147597 A JP2001147597 A JP 2001147597A
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JP32891399A
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Inventor
Akitomo Kuwabara
章友 桑原
Hideho Yokogawa
秀穂 横川
Isao Nakajima
勇夫 中嶋
Yukio Otome
幸雄 乙▲め▼
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Koki Holdings Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Koki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】記録用紙の速度変動が要因となって発生する感
光体からから記録用紙へのトナー画像の転写時に発生す
る印刷位置ずれやトナー飛散を低減した印刷装置の転写
装置を提供する。 【解決手段】ロアセパレータ(27)およびアッパセパレー
タ(28)に吸引機構を備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、像担持体上に形成
された現像像を記録材に転写させる印刷装置の転写装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】本発明の従来技術として例えば実開昭6
0−107862号公報が知られている。実開昭60−
107862号公報によれば、像担持体として回転可能
に支持された感光体が示されており、感光体表面に対向
して設けられた転写器と、感光体および転写器間に向け
て記録材(印刷用紙)を搬送し、感光体および転写器間
を抜けた印刷用紙を後段へ搬送するトラクタと、転写器
に対し用紙搬送方向上流側および下流側に設けられたロ
アセパレータおよびアッパセパレータと、前記ロアセパ
レータおよびアッパセパレータを感光体表面に対し接近
/離間させる機構とが示されており、前記トラクタによ
り搬送される用紙を前記ロアセパレータとアッパセパレ
ータとで感光体表面へ接触させた状態で前記転写器によ
り感光体上に形成されたトナー像を用紙に転写させるよ
うにしたレーザビーム型プリンタが示されている。
【0003】この種の印刷装置において、用紙ホッパに
配置される印刷前の印刷用紙は、通常、ミシン目等の切
れ目に沿って折り畳まれ、また、湿気による用紙しわを
防止するためにビニール等で梱包された状態でホッパ内
に収納されている。このため、用紙がホッパから出る時
に前記ビニールや梱包箱の縁に接触し、印刷用紙に負荷
がかかる。また、使用される記録材は一種類に限らず、
用紙サイス゛は多種多様にあり、また、薄紙であったり厚紙
であったり種々選択して用いられる。
【0004】上記従来構成においては、ロアセパレータ
及びアッパセパレータはトナー像担持体との距離を一定
に保つための単なるガイド機能であった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、連続した記
録材を使用する電子写真方式の印刷装置の搬送手段とし
て、送り穴に継合するヒ゜ンを有するトラクタ搬送方式を使用
した場合、送り穴の形状は直径4.0±0.1mm(JI
S X6195)と規定され、トラクタピンの直径は送
り穴にダメージを加えない大きさである外略3.9mm
以下であるため、送り穴とトラクタピンに平均0.2m
mのガタ分がある。また、トラクタピンが送り穴を外れ
る瞬間はピンと記録用紙の送り穴の継合する断面長さが
長くなるため、引っ掛りにより用紙搬送に外乱が加わ
り、用紙の速度変動が発生する。
【0006】前述した速度変動が要因となり、画像記録
部の転写時において、トナーの飛び散りや印刷位置ずれ
の問題が発生し、画質の悪化を招く結果となる。また、
転写手段を通過するまでの用紙搬送経路において、ミシ
ン目の折り癖部分と上述した搬送経路上の用紙案内部と
の衝突や摩擦の変化等による負荷変動、さらには記録用
紙が用紙ホッパを出る時に発生する用紙張力変動のた
め、記録用紙に速度変動が発生し、これらに起因する振
動が給紙部側の記録用紙から転写側の記録用紙へと順次
伝達され、転写部で感光体との周速差を生じ、印刷画質
を悪化させる問題があった。
【0007】従って、本発明の目的は記録用紙の速度変
動が要因となって発生する感光体からから記録用紙への
トナー画像の転写時に発生する印刷位置ずれやトナー飛
散を低減した印刷装置の転写装置を提供することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的は、無端移動可
能に支持された像担持体と、前記像担持体表面に対向し
て設けられた転写手段と、前記像担持体および転写手段
間に向けて記録材を搬送する第1搬送手段と、前記像担
持体および転写手段間を抜けた記録材を後段へ搬送する
第2搬送手段と、前記転写手段に対し記録材搬送方向上
流側および下流側に設けられ、前記像担持体表面に対し
接近/離間可能に支持されたロアセパレータおよびアッ
パセパレータである記録材案内手段とを備え、前記第1
および第2搬送手段により搬送される記録材を前記記録
材案内手段により像担持体表面へ接触させるとともに、
前記転写手段により像担持体上に形成された現像像を記
録材に転写させる印刷装置の転写装置において、ロアセ
パレータおよびアッパセパレータである記録材案内手段
に吸引機構を備えることにより達成される。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を図面を
用いて詳細に説明する。
【0010】はじめに本発明が適用される印刷装置の全
体構成を図4を参照しながら説明する。図4において、
1は印刷装置となるレーザビームプリンタであり、その
コントローラ22からの印刷動作開始信号に基づいて感
光体21が矢印方向に回転を始める。感光体21は、レ
ーザビームプリンタ1の印刷速度に相当する速度で回転
し、印刷動作が終了するまで回転を続ける。感光体21
が回転を開始すると、コロナ帯電器2に高電圧が印加さ
れ、感光体21表面に例えば正の電荷が均一に帯電され
る。
【0011】回転多面鏡3は、レーザビームプリンタ1
に電源が投入されると直ちに回転を開始し、電源が投入
されている間、高精度に定速回転が維持される。半導体
レーザや発光ダイオードなどで構成された光源4から出
力した光は、回転多面鏡3で反射し、fθレンズ5を通
じて感光ドラム21上を走査しながら照射する。
【0012】ドットイメージに変換された文字データや
図形データがレーザビームのオン/オフ信号としてコン
トローラ22からレーザビームプリンタ1に送られる
と、感光体21の表面にレーザビームが照射される部分
と照射されない部分とが形成され、いわゆる静電潜像が
形成される。この静電潜像を保持した感光体領域が現像
装置6と対向する位置に到達すると、静電潜像にトナー
が供給され、レーザビームの照射により感光体21上の
電荷が消失した部分に、例えば正電荷に帯電したトナー
が静電気により吸引されて感光体21上にトナー像が形
成される。
【0013】用紙ホッパ11に収納された連続した用紙
7は、用紙搬送トラクタ8によって、感光体21上に形
成された印刷データのトナー像が転写位置に到達するタ
イミングと同期させて、感光体21と転写器10の間に
向けて搬送される。
【0014】感光体21上に形成されたトナー像は、用
紙7の背面側にトナー像と逆極性の電荷を付与する転写
器10の作用によって用紙7上に吸引される。
【0015】このようにして、用紙ホッパ11にセット
されていた用紙7は、用紙搬送トラクタ8、転写器1
0、用紙搬送トラクタ9およびバッファプレート24を
経て定着装置12に搬送される。定着装置12に到達し
た用紙7は、プレヒータ13で予熱された後、ヒータラ
ンプ25を備えた加熱ローラ14と加圧ローラ15から
なる一対の定着ローラによって形成されるニップ部によ
って加熱加圧されながら挟持搬送され、トナー像が用紙
7に溶融定着される。
【0016】加熱ローラ14と加圧ローラ15によって
送り出されてきた用紙7は、用紙送出しローラ16によ
ってスタッカテーブル19側へ送り出されるとともに、
スイングフィン17の揺動動作によってミシン目に沿っ
て交互に折り分けられ、さらに、回転するパドル18で
折りたたみ状態が整えられながら、スタッカテーブル1
9上に積み重ねられて行く。感光ドラム21の転写位置
を通過した領域は、清掃装置20で清掃され、次の印刷
動作に備えられる。
【0017】なお、図4において、23は印刷動作中の
レーザビームプリンタ1の状態に基づく情報を表示した
りする表示画面である。また、上述のバッファプレート
24は、用紙搬送トラクタ9および定着ローラ14,1
5間で用紙搬送速度差が生じた場合に、用紙7に発生す
るたるみ、あるいは張りを吸収するためのものである。
また、26は加熱ローラ14表面に接触可能に、且つ巻
取り可能に設けられたウェブ部材を示しており、加熱ロ
ーラ14表面の清掃ならびに加熱ローラ14表面への離
型剤の塗布を行うためのものである。
【0018】次に、図1〜図3を用いて本発明となる転
写装置の詳細構成を説明する。
【0019】図1は本発明の概略図を示す転写部の断面
図、図2は転写部の概略を示す斜視図である。
【0020】ここで、本発明による転写機構部の動作に
ついて説明する。記録用紙7は第一搬送手段であるトラ
クタ8により転写部に搬送され、転写部において、感光
体21上のトナー像38を転写器10により記録用紙7
上に転写され、第2搬送手段であるトラクタ9により記
録用紙7を後段に搬送させ、転写行程が完了する。転写
機構を構成するロアセパレータ27およびアッパセパレ
ータ28、前記セパレータを支持する転写フレーム3
1、転写器10と前記転写器10を支持するガイドレー
ル30は連結部材32を介し、モータ33により、印刷
開始時には感光体21に対し接近し、印刷停止時には離
間する動作を行なう。
【0021】この間、転写器に対し用紙搬送方向上流側
および下流側に設けられた記録材案内部材であるロアセ
パレータ27およびアッパセパレータ28は記録用紙7
と感光体21との距離を一定とするためのガイドである
が、本発明では前記ロアセパレータ27およびアッパセ
パレータ28をエア吸引可能な構成とした。前記ロアセ
パレータ27およびアッパセパレータ28を中空の構成
とし、記録用紙との接触面に無数の穴(図中A面)を設
け、更にエア吸引口であるパイプ34を設け、ホース等
の部材等を介してブロア等(図示せず)のエア吸引装置
からエアを供給する。
【0022】これにより、ロアセパレータ27およびア
ッパセパレータ28のA面部分で記録用紙が吸引される
ことにより、前述したトラクタピンの引っ掛りによる振
動やホッパからのミシン目衝突による振動を転写部前後
で遮断することができ、印刷位置ずれや転写振れ等の問
題を解決することが可能となる。
【0023】また、図3は転写部を上面からみた断面図
である。ロアセパレータ27およびアッパセパレータ2
8の内部には記録用紙の用紙サイズに合わせて移動可能
なシャッタ35が設けられており、本実施例ではシャッ
タ35の移動にはシール36を介してチョウボルト37
を動かし、所定の位置で固定するような構成をとってい
る。この移動手段に関しては、モータ等の駆動源を持た
せた構成でも良いし、また、トラクタ部材の移動に合わ
せて連動するような構成にしても良い。
【0024】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、記
録用紙の速度変動が要因となって発生する感光体からか
ら記録用紙へのトナー画像の転写時に発生する印刷位置
ずれやトナー飛散を低減した印刷装置の転写装置を提供
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の印刷装置の転写部の構成を示す断面
図。
【図2】本発明の転写部の構成を示す斜視図。
【図3】本発明の転写部の上面断面図。
【図4】本発明を適用した印刷装置の全体構成図。
【符号の説明】
7…記録用紙、8,9…トラクタ、10…転写器、21
…感光体、27…ロアセパレータ、28…アッパセパレ
ータ、29…サポートシャフト、30…ガイドレール、
31…転写フレーム、32…連結部材、33…モータ、
34…パイプ、35…シャッタ、36…シール、37…
チョウボルト。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 乙▲め▼ 幸雄 茨城県ひたちなか市武田1060番地 日立工 機株式会社内 Fターム(参考) 2H032 AA02 BA05 BA19 BA23

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】無端移動可能に支持された像担持体と、前
    記像担持体表面に対向して設けられた転写手段と、前記
    像担持体および転写手段間に向けて記録材を搬送する第
    1搬送手段と、前記像担持体および転写手段間を抜けた
    記録材を後段へ搬送する第2搬送手段と、前記転写手段
    に対し記録材搬送方向上流側および下流側に設けられ、
    前記像担持体表面に対し接近/離間可能に支持された記
    録材案内手段とを備え、前記第1および第2搬送手段に
    より搬送される記録材を前記記録材案内手段により像担
    持体表面へ接触させるとともに、前記転写手段により像
    担持体上に形成された現像像を記録材に転写させる印刷
    装置の転写装置において、前記記録材案内手段に吸引機
    構を備えたことを特徴とする印刷装置の転写装置。
  2. 【請求項2】前記転写手段に対し記録材搬送方向上流側
    及び下流側に設けられた前記記録材案内部材の内部に印
    刷幅に応じて可変可能なシャッタ機構を設けたことを特
    徴とする請求項1記載の印刷装置の転写装置。
JP32891399A 1999-11-19 1999-11-19 印刷装置の転写装置 Pending JP2001147597A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007279639A (ja) * 2006-04-12 2007-10-25 Ricoh Printing Systems Ltd 転写機構及びそれを用いた画像形成装置
JP2008134518A (ja) * 2006-11-29 2008-06-12 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成装置

Cited By (2)

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JP2007279639A (ja) * 2006-04-12 2007-10-25 Ricoh Printing Systems Ltd 転写機構及びそれを用いた画像形成装置
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