JPH05201595A - プリンタ装置 - Google Patents

プリンタ装置

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JPH05201595A
JPH05201595A JP1543392A JP1543392A JPH05201595A JP H05201595 A JPH05201595 A JP H05201595A JP 1543392 A JP1543392 A JP 1543392A JP 1543392 A JP1543392 A JP 1543392A JP H05201595 A JPH05201595 A JP H05201595A
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JP
Japan
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paper
continuous paper
sheet
paddle
tractor
Prior art date
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JP1543392A
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Inventor
Yasuhiro Muto
安弘 武藤
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NEC Office Systems Ltd
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NEC Office Systems Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 連続用紙の用紙孔の周囲の用紙部分がめくれ
ても、この連続用紙のスタックを支障なく行えるように
する。 【構成】 連続用紙15の用紙孔59と噛み合うトラク
タピンを備えた連続用紙搬送用のトラクタと、このトラ
クタを通過した連続用紙15を折り畳んだ状態で収容す
るスタッカ24と、用紙孔59とトラクタピンの位置ず
れによる用紙孔の周囲の用紙部分のめくれをレーザ変位
センサ62の出力レベルがレベル“A”を越えるかどう
かによって判別する制御部53と、用紙孔59がめくれ
たときスタッカ24に折り畳んだ状態で収容される連続
用紙15を上からより強く押さえるパドル34とを備え
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は連続用紙を記録媒体とす
るプリンタ装置に係わり、詳細にはトラクタピンを用い
て印刷用紙を高速搬送させると共に、定着の終了した印
刷用紙を折り畳むようにしたプリンタ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータの出力するデータを印字す
るプリンタ装置では、一般に膨大なデータを迅速に処理
する必要がある。このため、電子写真方式を採用して印
刷速度を向上させると共に、記録媒体としての印刷用紙
に連続用紙を使用することが多い。このようなプリンタ
装置では印刷用紙を高速印刷の下で安定して走行させる
必要がある。そこで、印刷用紙の端部に設けられている
用紙孔をトラクタ部の搬送ベルト上のピンに固定して走
行させるようになっている。
【0003】図5はこのように従来から用いられている
プリンタ装置の一般的な構成を表わしたものである。装
置本体11の図で上部右半分には感光体ドラム12を中
心とした電子写真部13が配置されている。装置本体1
1の底部にはホッパ部14が配置されており、ここには
連続用紙15が折り畳まれている。電子写真部13にお
ける感光体ドラム12の上部には搬送ベルトをエンドレ
スな形状に配置したトラクタ部17が配置されている。
搬送ベルト上にはトラクタピン18が突出しており、こ
れがホッパ部14から繰り出された連続用紙15の図示
しない用紙孔に噛み合ってその搬送が行われるようにな
っている。
【0004】ホッパ部14から繰り出された連続用紙1
5は、このトラクタ部17を搬送されるとき、感光体ド
ラム12の上端部とトランスファコロトロン19の作用
で静電的に接触する。感光体ドラム12には図示しない
機構によって画像情報に応じた静電潜像が形成されてお
り、これを基にしてトナー像が作成されている。このト
ナー像がトランスファコロトロン19の作用によって連
続用紙15に転写される。
【0005】連続用紙15はこの後、装置本体11の図
で上部左半分の部分に搬入され、この入口部分に設けら
れた定着装置21を通過するときにトナー像の定着が行
われる。定着の終了した連続用紙15は一対のフィード
ローラ22によって下方に向けて搬送され、除電ブラシ
23によって静電気を除去された後、スタッカ部24の
受け台25上に排出される。このとき、元々折り目がつ
いた連続用紙15は、次に説明するパドルによって押さ
えられ、これらの折り目を境にして折り畳まれることに
なる。
【0006】図6は、従来使用されたプリンタ装置にお
けるスタッカ部を具体的に表わしたものである。スタッ
カ部24の受け台25はダウンモータ31によって上下
動自在に配置されている。受け台25の上方には、一端
をパドルモータ32の回転軸に接続したパドル軸33が
これと平行(水平)に配置されている。パドル軸33に
は、所定の間隔を置いてパドル34が複数個配置されて
いる。また、その本体を回転自在に配置したパドルモー
タ32とフレーム35の間にはスプリング36がかけわ
たされている。通常の状態では、このスプリング36の
張力によってパドルモータ32の本体自体の回転は阻止
されており、パドル軸33の方が回転してパドル34が
連続用紙15の押さえつけを行うようになっている。
【0007】パドルモータ32の本体近傍にはマイクロ
スイッチ38が配置されている。マイクロスイッチ38
のアクチェータは、パドル34の回転に所定以上の負荷
がかかり、スプリング33に抗してパドルモータ32の
本体の方が所定角度以上回転するようになると、その外
形部分によって押され、これを検出するようになってい
る。
【0008】図6に示した従来のスタッカ部分での制御
動作を次に説明する。パドルモータ32は電源部41に
接続されており、連続用紙15がスタッカ部24に繰り
込まれている状態で一定の電圧を印加されパドル軸33
を回転させるようになっている。これにより、パドル3
4が回転し連続用紙15を押さえつけて、これを折り畳
んでいく。
【0009】受け台25が定位置で停止している状態で
連続用紙15の折り畳み量が増加していくと、その最上
部が次第にパドル軸33に接近するようになり、パドル
34の押さえ力にかかる負荷が増加していく。この負荷
が増加していくと、次第にパドル34の回転が行われに
くくなる。パドルモータ32はこれに伴いパドル軸33
を本来回転させる力で自身をその反対方向に回転させ
る。パドルモータ32がスプリング36の張力に抗して
所定角度以上回転すると、その角張った外形部分がマイ
クロスイッチ37のアクチェータを押し検知信号を発生
させる。
【0010】マイクロスイッチ37は、電源部41の制
御を行う制御部42に接続されている。制御部42はマ
イクロスイッチ37の検知信号を入力するとダウンモー
タ31を制御して受け台25を下降させる。これによ
り、マイクロスイッチ37からの検知信号は停止し、パ
ドル34が再び正常に回転するようになる。以上のよう
にマイクロスイッチ37が検知信号を発生させるたびに
受け台25の下降制御が行われることになる。したがっ
て、連続用紙15の折り畳みの性能は、パドルモータ3
2に取りつけられるスプリング36の張力によって決定
されることになる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】このようなプリンタ装
置では、記録媒体としての連続用紙15を図5で示した
トラクタ部17に正確にセットしなかったり連続用紙1
5が不良品であったりすると、トラクタピン18と連続
用紙15の用紙孔とがうまく噛み合わなくなり、位置ず
れを発生させる。このような位置ずれが生じると、連続
用紙15の走行中に用紙孔の周囲の用紙部分がめくれあ
がってしまう現象が発生する。定着装置21としてヒー
トロールを使用している場合には、連続用紙15がこれ
に加熱圧接される結果として元の状態に戻される。
【0012】ところが印刷の高速化に伴ってフラッシュ
ランプを用いたフラッシュ定着方式を採用するようにな
ると、連続用紙15はその面を圧接されることなく定着
装置21を通過することになる。したがって用紙孔の周
囲の用紙部分がめくれあがった状態で連続用紙15はス
タッカ部24に繰り込まれることになる。この結果、ス
タッカ部24で折り畳まれた連続用紙15の端部が盛り
上がり、十分な量のスタックができなくなるばかりでな
く、スタック時にジャム(紙詰まり)を発生させる原因
ともなった。
【0013】そこで本発明の目的は、用紙孔の周囲の用
紙部分がめくれても、スタッカ部における連続用紙のス
タックを支障なく行うことのできるプリンタ装置を提供
することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、端部に用紙孔を配置した連続用紙の前記用紙孔と噛
み合うトラクタピンを備えた連続用紙搬送用のトラクタ
と、このトラクタを通過した連続用紙を折り畳んだ状態
で収容するスタッカと、用紙孔とトラクタピンの位置ず
れによる用紙孔の周囲の用紙部分のめくれの有無を監視
する監視手段と、用紙孔の周囲の用紙部分がめくれたと
きスタッカに折り畳んだ状態で収容される際の連続用紙
を上から押さえる力を増加させる圧力制御手段とをプリ
ンタ装置に具備させる。
【0015】すなわち請求項1記載の発明では、監視手
段によって用紙孔の周囲の用紙部分のめくれの有無を監
視し、めくれている場合にはスタッカに折り畳んだ状態
で収容される際の連続用紙を上から押さえる力を増加す
ることにして、スタックを安定して行わせ、前記した目
的を達成する。
【0016】請求項2記載の発明では、請求項1に記載
した監視手段を、レーザ光によって用紙端部の変位を測
定するレーザ変位センサと、このレーザ変位センサの出
力によって用紙端部の変位が所定値以上であると判別さ
れたとき用紙孔の周囲の用紙部分がめくれたと判別する
判別手段とを具備するものとしている。
【0017】また、請求項3記載の発明では請求項1に
記載した押圧力制御手段を、スタッカ部において折り畳
んだ状態で収容される連続用紙を上から押さえつけるパ
ドルと、パドルを取りつけたパドル軸と、パドル軸を回
転させるパドルモータと、監視手段の監視結果に応じて
スタッカ部における連続用紙の最上部とパドル軸との間
隔を制御する間隔制御手段とを具備するものとしてい
る。
【0018】
【実施例】以下実施例につき本発明を詳細に説明する。
【0019】図1は本発明の一実施例におけるプリンタ
装置の要部を表わしたものである。本実施例のプリンタ
装置は、この図1に示したスタッカ部24およびトラク
タ部17ならびにこれらの制御を行う回路部分の相違点
を除けば図5に示した構成と同一となっている。そこ
で、図1における図6と同一部分には同一の符号を付し
ており、これらの説明を適宜省略することにする。
【0020】図1に示した本実施例のプリンタ装置のス
タッカ部24では、一端をパドルモータ32に取りつけ
たスプリング36の他端を、アーム51の先端に取りつ
けている。アーム51の基部は図示しない取付け具によ
って同じく図示しないフレームに固定されたソレノイド
52の軸に取りつけられている。ソレノイド52とマイ
クロスイッチ37は制御部53の図示しない入出力ポー
トに接続されている。制御部53はこの入出力ポートの
他に、同じく図示しないCPU(中央処理装置)、RO
M(リード・オンリ・メモリ)、RAM(ランダム・ア
クセス・メモリ)から構成されており、連続用紙15の
折り畳みに関する制御を行うようになっている。
【0021】制御部53の入出力ポートは電源部55と
も接続されている。電源部55はCPUの制御によって
ダウンモータ31およびパドルモータ32に個別に電源
の供給を行い、これらの駆動制御を行うようになってい
る。このうちダウンモータ31は受け台25の下降制御
を行うためのモータである。本実施例ではソレノイド5
2の励磁と解磁の2つの状態によってアーム51が矢印
56方向に移動するので、これによってダウンモータ3
1の下降制御が異なることになる。
【0022】図1の上の部分には連続用紙15の搬送を
行うトラクタ部17の一部も示している。トラクタ部1
7では、1対のトラクタピンカバー581 、582 によ
って押さえつけられた連続用紙15が、その用紙孔59
を図示しない搬送ベルト上に配置された同じく図示しな
いトラクタピンと噛み合わされることによって、矢印6
1方向に搬送されるようになっている。両トラクタピン
カバー581 、582 の出口側にはそれぞれレーザ変位
センサ621 、622 が配置されており、連続用紙15
の端部の変位を検出するようになっている。これらレー
ザ変位センサ621 、622 の検出出力も制御部53の
前記した入出力ポートに入力されるようになっている。
【0023】(正常搬送時の制御)
【0024】図2は、このような構成のプリンタ装置で
連続用紙の搬送が位置ずれを生じることなく行われてい
る場合のレーザ変位センサの検出出力と連続用紙の関係
を表わしたものである。同図(a)は用紙厚tとレーザ
変位センサ62の出力としての検出された変位との関係
を表わしており、同図(b)は連続用紙15の断面をこ
れに対応させて表わしている。同図(b)で斜線を付し
ていない部分が直径Dの用紙孔59に対応している。こ
の図2では用紙孔59に面した用紙部分はめくれあがっ
ていない。この図2(a)で用紙厚が“0”とは、レー
ザ変位センサ62によって検出された変位がちょうど連
続用紙15の表面の高さ(0レベル)であることを意味
している。用紙孔59の部分では、この高さがマイナス
方向となっている。
【0025】このように連続用紙15が正常に搬送され
るとき、プリンタ装置はスタッカ部24(図1)におけ
る折り畳みの制御を従来と同様に行う。すなわち、制御
部53は電源部55から一定電圧をパドルモータ32に
印加させ、連続用紙15がスタッカ部24に繰り込まれ
ている状態でパドル34が回転し連続用紙15を押さえ
つけて、これを折り畳んでいく。
【0026】受け台25が定位置で停止している状態で
連続用紙15の折り畳み量が増加していくと、その最上
部が次第にパドル軸33に接近するようになり、パドル
34の押さえ力にかかる負荷が増加していく。この負荷
が増加していくと、次第にパドル34の回転が行われに
くくなる。パドルモータ32はこれに伴いパドル軸33
を本来回転させる力で自身をその反対方向に回転させ
る。パドルモータ32がスプリング36の張力に抗して
所定角度以上回転すると、その角張った外形部分がマイ
クロスイッチ37のアクチェータを押し検知信号を発生
させる。
【0027】制御部53はマイクロスイッチ37の検知
信号を入力するとダウンモータ31を制御して受け台2
5を下降させる。これにより、マイクロスイッチ37か
らの検知信号は停止し、パドル34が再び正常に回転す
るようになる。以上のようにマイクロスイッチ37が検
知信号を発生させるたびに受け台25の下降制御が行わ
れることになる。
【0028】(上側にめくれあがった場合の制御)
【0029】図3は用紙孔の周囲の用紙部分に上方向の
めくれあがりが生じた場合を表わしたものであり、同図
(a)は用紙厚tとレーザ変位センサ62の出力として
の検出された変位との関係を表わしており、同図(b)
は連続用紙15の断面をこれに対応させて表わしてい
る。この例では、連続用紙15のめくれあがりの部分1
5Aでレーザ変位センサ62の出力レベルがピークとな
っている。
【0030】制御部53は、レーザ変位センサ62の出
力レベルを監視している。そして、これがレベル“A”
を越える状態が発生すると、その都度、連続用紙15に
めくれあがりが発生したと判別する。そしてそのたびに
ソレノイド52を所定時間にわたって励磁する。したが
って、めくれあがりの検出が所定の頻度以上で行われて
いるような場合には、ソレノイド52は連続的に励磁さ
れることになる。
【0031】ソレノイド52が励磁されると、そのアー
ム51がスプリング36の長さを伸ばす方向に所定角度
だけ回転する。これにより、パドルモータ32自身はよ
り回転しにくい状態に置かれる。すなわち、連続用紙1
5がスタッカ部24に繰り込まれていってその折り畳ま
れた最上層の位置が上昇し、パドル34に対する負荷が
次第に大きくなっても、パドルモータ32はその本体側
をなかなか回転させない。パドルモータ32がスプリン
グ36に抗して回転を開始させ、マイクロスイッチ37
をアクチェートするのは、ソレノイド52が励磁されて
いなかったときよりも、連続用紙15の折り畳まれた最
上層の位置がより上昇した時点となる。
【0032】マイクロスイッチ37がアクチェートする
と、すでに説明したように制御部53は検知信号が出力
されなくなるまでダウンモータ31を制御して受け台2
5を下降させる。受け台25が下降を停止した位置は、
ソレノイド52が励磁されていなかったときよりもパド
ル軸33に接近している。
【0033】このように連続用紙15が上側にめくれあ
がった場合には、アーム51の先端がパドルモータ32
から遠ざかる結果として、パドル34はより負荷がかか
った状態で回転する。これにより、パドル34は折り畳
まれる連続用紙15を上からより強い力で押さえつける
ことになり、用紙孔59の周囲の用紙部分のめくれあが
りによる連続用紙15のスタック時の障害を取り除くこ
とができる。
【0034】(下側にめくれた場合の制御)
【0035】図4は用紙孔の周囲の用紙部分に下方向の
めくれが生じた場合を表わしたものであり、同図(a)
は用紙厚tとレーザ変位センサ62の出力としての検出
された変位との関係を表わしており、同図(b)は連続
用紙15の断面をこれに対応させて表わしている。
【0036】この例では、用紙穴59の周囲に下方向に
めくれた用紙部分15Bが存在し、これが連続用紙15
の他の部分を上方に突き上げている。この結果、直径D
の用紙孔59とその近傍を除いた他の用紙部分でレーザ
変位センサ62の出力レベルがレベル“A”を越えるよ
うになっている。制御部53(図1)はこれを検知し、
先の連続用紙15のめくれあがりの場合と同様に、この
状況の下でソレノイド52を連続的に励磁するようにな
っている。
【0037】したがって、この場合にもパドル34は折
り畳まれる連続用紙15を上から通常時よりも強い力で
押さえつけることになり、用紙孔59の周囲の用紙部分
のめくれによる連続用紙15のスタック時の障害を取り
除くことができる。
【0038】なお、以上説明した実施例では連続用紙1
5の端部の変位をレーザ変位センサによって検出し用紙
孔の周囲の用紙部分のめくれを検出したが、他の同様な
変位センサを用いてもよいことは当然である。更にこの
用紙部分の変位以外の方法、例えば連続用紙の反射率の
変化を用いてめくれの有無を検出するようにしてもよ
い。
【0039】また実施例ではスプリングの他端の取付け
位置の切り換えをソレノイドとアームによって行った
が、例えばモータ等の他の駆動源とこれによってスプリ
ングの他端の位置を変える部品を用いて同様の制御を行
うことも可能である。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように請求項1記載の発明
では、トラクタを通過した連続用紙の用紙孔の周囲にお
ける用紙部分のめくれの有無を監視手段によって監視
し、めくれた場合にはスタッカに折り畳んだ状態で収容
される際の連続用紙を上から押さえる力を増加させるこ
とにした。このように、用紙がめくれている場合とそう
でない場合とで押さえる力を加減することにしたので、
スタッカ部におけるジャムの発生を防いだり、スタック
する量を安定化させることができるばかりでなく、パド
ルモータ等の部品に常に無理をかけることがない。
【0041】また請求項2記載の発明によれば、レーザ
変位センサを用いて連続用紙の端部の変位を検出したの
で、測定を正確に行うことができ、連続用紙の周囲の用
紙部分のめくれの程度に応じて押圧力を複数段階に制御
することも可能になる。
【0042】更に請求項3記載の発明によれば、パドル
によって用紙の折り畳みの制御を行うので、連続用紙に
無理な力を加えることがないという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるプリンタ装置の要部
を表わした斜視図である。
【図2】本実施例で連続用紙の搬送が位置ずれを生じる
ことなく行われている場合のレーザ変位センサの検出出
力と連続用紙の関係を表わした説明図である。
【図3】本実施例で連続用紙の用紙孔の周囲の用紙部分
が上側にめくれた場合のレーザ変位センサの検出出力と
連続用紙の関係を表わした説明図である。
【図4】本実施例で連続用紙の用紙孔の周囲の用紙部分
が下側にめくれた場合のレーザ変位センサの検出出力と
連続用紙の関係を表わした説明図である。
【図5】プリンタ装置の一般的な構成の概要を表わした
概略構成図である。
【図6】従来のプリンタ装置の要部を表わした斜視図で
ある。
【符号の説明】
15 連続用紙 15A めくれあがりの部分 15B 下方向にめくれた用紙部分 17 トラクタ部 24 スタッカ部 25 受け台 31 ダウンモータ 32 パドルモータ 33 パドル軸 34 パドル 36 スプリング 51 アーム 52 ソレノイド 53 制御部 55 電源部 58 トラクタピンカバー 59 用紙孔 62 レーザ変位センサ t 用紙厚 A (スレッショルド)レベル

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 端部に用紙孔を配置した連続用紙の前記
    用紙孔と噛み合うトラクタピンを備えた連続用紙搬送用
    のトラクタと、 このトラクタを通過した連続用紙を折り畳んだ状態で収
    容するスタッカと、 前記用紙孔とトラクタピンの位置ずれによる用紙孔の周
    囲の用紙部分のめくれの有無を監視する監視手段と、 用紙孔の周囲の用紙部分がめくれたとき前記スタッカに
    折り畳んだ状態で収容される際の連続用紙を上から押さ
    える力を増加させる圧力制御手段とを具備することを特
    徴とするプリンタ装置。
  2. 【請求項2】 前記監視手段は、レーザ光によって用紙
    端部の変位を測定するレーザ変位センサと、このレーザ
    変位センサの出力によって用紙端部の変位が所定値以上
    であると判別されたとき前記用紙孔の周囲の用紙部分が
    めくれたと判別する判別手段とを具備することを特徴と
    する請求項1記載のプリンタ装置。
  3. 【請求項3】 前記押圧力制御手段はスタッカ部におい
    て折り畳んだ状態で収容される連続用紙を上から押さえ
    つけるパドルと、パドルを取りつけたパドル軸と、パド
    ル軸を回転させるパドルモータと、前記監視手段の監視
    結果に応じてスタッカ部における連続用紙の最上部とパ
    ドル軸との間隔を制御する間隔制御手段とを具備するこ
    とを特徴とする請求項1記載のプリンタ装置。
JP1543392A 1992-01-30 1992-01-30 プリンタ装置 Pending JPH05201595A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7320663B2 (en) 2001-08-20 2008-01-22 Fuji Xerox Co., Ltd. Continuous medium folding device and continuous medium printing apparatus having thereof
CN104044360A (zh) * 2013-03-12 2014-09-17 柯尼卡美能达美国研究所有限公司 用于校准纸传感器以虑及介质孔的方法和装置

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