JP2003054789A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

Info

Publication number
JP2003054789A
JP2003054789A JP2001242226A JP2001242226A JP2003054789A JP 2003054789 A JP2003054789 A JP 2003054789A JP 2001242226 A JP2001242226 A JP 2001242226A JP 2001242226 A JP2001242226 A JP 2001242226A JP 2003054789 A JP2003054789 A JP 2003054789A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
paper
sheet
feeding direction
image forming
long
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001242226A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Kusumoto
弘 楠本
Yasuhiro Kami
靖寛 上
Kiyonori Yamamoto
清典 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Document Solutions Inc
Original Assignee
Kyocera Mita Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyocera Mita Corp filed Critical Kyocera Mita Corp
Priority to JP2001242226A priority Critical patent/JP2003054789A/ja
Publication of JP2003054789A publication Critical patent/JP2003054789A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)
  • Manual Feeding Of Sheets (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】用紙が斜行しても、用紙がカーソルに引っかか
って用紙が破損したり、あるいは搬送経路の途中で用紙
が供給路の幅を超えた位置に配置された軸受けやギヤ等
の部品にかみ込む等のトラブルを防止できる 【解決手段】一対のカーソル18、18のそれぞれは、
基部18aと、手差しトレイ15上の用紙の端縁に対応
する位置で給紙方向に亘って該基部18aから上方に直
立する直立部18bと、該直立部18bの上端から該手
差しトレイ15上の用紙の端縁部を覆う方向に折れ曲が
る折曲部18cとで構成されている。また、直立部18
bは給紙方向下流側が給紙方向上流側に比べて低くなっ
ており、また折曲部18cは給紙方向上流側から給紙方
向下流側に向かって用紙の端縁部を覆う方向へ傾斜して
いる。これら直立部18b及び折曲部18cによって折
込機構が構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、ファクシ
ミリ、プリンタ等の画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】複写機やプリンタ等の画像形成装置に
は、従来より、定形用紙、小サイズの葉書や封筒等が主
として用いられていたが、最近、家庭用の複写機等にお
いて、長尺用紙が用いられることが多くなってきてい
る。
【0003】ところで、一般的な画像形成装置は、用い
られる最大幅の用紙に準じて用紙の供給路の幅寸法が決
められて設計されている。つまり、最大幅の用紙が供給
されたとしてもJAM(紙詰まり)等のトラブルが生じ
ないように、この供給路の幅寸法は用紙の最大幅よりも
広くなっている。例えば、定形用紙に対しては、装置の
コンパクト性等も考慮して、30〜40mm(幅の中心
に対して片側で15〜20mm)程度広くなっていれば
十分である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、長尺用紙が用
いられた場合は状況が異なってくる。この様子を図8に
基づき以下に説明する。図8は、長尺用紙が供給路に対
して斜めに供給された状態(以下、「斜行」と記すこと
がある)が示されている。110は、供給路120上に
備えられ長尺用紙115の搬送を司る代表的な搬送ロー
ラであり、円筒状のローラパッド111とその両端に軸
部112、112を有している。この搬送ローラ110
は軸部112、112に設けられた一対の軸受け11
3、113を介して不図示の装置本体に対して回転自在
に取り付けられている。114は、搬送ローラ110を
回転させるためのギヤであり、一つの軸部112に固定
され不図示の駆動機構に連結されている。なお、供給路
120の外側には、図示していないが、搬送ローラ11
0を支持する支持部材や、供給路120に向けて突出す
るような部材が存在している。
【0005】今、供給路120の幅Wをローラパッド1
11の幅とほぼ等しく定め、長尺用紙115が斜行して
供給されている。長尺用紙115は、その供給方向Fに
長いため、一旦斜行して長尺用紙115の供給が進行す
ると、その後端部にいくに従い供給路120の幅Wの領
域を超える度合いが大きくなっていく。すると、供給路
120の幅Wの領域を超えた長尺用紙115の端縁部分
は、軸受け113やギヤ114に噛み込んでしまった
り、搬送ローラ110を支持する支持部材や、供給路1
20に向けて突出するような部材と干渉してしまったり
してトラブルが生じる。
【0006】このように長尺用紙の場合は、定形用紙で
はトラブルにつながらない程度の軽微な斜行であって
も、供給路の幅を超えた位置に配置された軸受けやギヤ
等の部品に用紙が噛み込んでしまう等のトラブルが生じ
易い。また、軸受けやギヤに噛み込んだ用紙は、特に取
り除くことが困難であるため、この用紙を取り除く際に
用紙がちぎれることが多く、仮に、そのちぎれた用紙が
装置の内部に残存すると、再度装置を作動させたときに
トラブルや破損を引き起こしかねない。このような問題
を防ぐには、供給路の幅をより広く定めることが容易に
考えられるが、装置の大型化を伴うことになり、しか
も、供給路に向けて突出するような部材に対してはより
悪化するので得策ではない。
【0007】そこで、本発明は、上記の問題に鑑みてな
されたものであり、供給路の幅を超えた位置に配置され
た部品に長尺用紙が噛み込んだり干渉したりするという
トラブルを未然に防ぐことができる画像形成装置を提供
することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載の画像形成装置は、用紙を載置する
トレイと、該トレイ上の用紙の幅を規制するために該幅
方向にスライド可能に該トレイ上に設けられた一対のカ
ーソルとを備えた画像形成装置において、該一対のカー
ソルの給紙方向下流側には用紙が斜行したときに、該用
紙の領域外に突出した部分を領域内に折り込む折込機構
が備えられていることを特徴とする画像形成装置であ
る。
【0009】この発明によれば、トレイ上に設けられた
一対のカーソルの給紙方向下流側に折込機構が備えられ
ているので、用紙が斜行したときに、用紙の領域外に突
出した部分を領域内に折り込むので、搬送経路の途中で
用紙が供給路の幅を超えた位置に配置された軸受けやギ
ヤ等の部品にかみ込む等のトラブルを防止できる。ま
た、織り込まれた用紙は、排出部まで自動排出できるの
で、用紙の取り出しも非常に楽である。
【0010】また、請求項2に記載の発明によれば、前
記折込機構は一対のカーソルのそれぞれに一体的に設け
られている請求項1に記載の画像形成装置である。
【0011】この発明によれば、前記折込機構が一対の
カーソルのそれぞれと一体に構成されているので、構成
が簡単で、コンパクトになるので、装置の小型化につな
がる。
【0012】また、請求項3に記載の発明によれば、前
記カーソルはトレイ上の用紙の端縁に対応する位置で給
紙方向に亘って上方に直立する直立部と、該直立部の上
端から該トレイ上の用紙の端縁部を覆う方向に折れ曲が
る折曲部とを有し、前記折込機構は、該直立部の給紙方
向下流側が給紙方向上流側に比べて低くなっており、少
なくとも直立部の給紙方向下流側上端部に該折曲部を設
けてなることを特徴とする請求項2に記載の画像形成装
置である。
【0013】この発明によれば、前記折込機構の構成
が、直立部の給紙方向下流側が給紙方向上流側に比べて
低くなっており、少なくとも直立部の給紙方向下流側上
端部に該折曲部を設けてなるようにしたので、従来のカ
ーソルの形状を若干変更するのみでよいので簡単に本願
発明を実施することが可能となる。
【0014】また、請求項4に記載の発明によれば、前
記折曲部は、給紙方向上流側から給紙方向下流側に向か
って用紙の端縁部を覆う方向に傾斜していることを特徴
とする請求項3に記載の画像形成装置である。
【0015】この発明によれば、前記折曲部は、給紙方
向上流側から給紙方向下流側に向かって用紙の端縁部を
覆う方向に傾斜しているので、より確実に用紙の領域外
に突出した部分を領域内に折り込むことができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の具体的な実施形
態を図面を参照しながら説明する。図1、2は本発明の
一実施形態である画像形成装置の外観斜視図、図3は本
実施形態の画像形成装置の要部縦断面図、図4は長尺用
紙モードの設定手順を示すフローチャート、図5は手差
し給紙部を示す拡大斜視図、図6は長尺用紙が斜行した
場合の折り込み動作を示す図、図7は手差し給紙部を示
す概略上面図である。
【0017】この画像形成装置は複写機であって、図
1、2において、1は画像形成装置本体で、上面に複写
原稿が載置されるコンタクトガラス2を有している。3
は自動原稿搬送装置(ADF)で、後端側がヒンジ機構
4、4を介して画像形成装置本体1に回動自在に取り付
けられていて、図2に示すように、コンタクトガラス2
から離れた状態で静止できるようになっている。自動原
稿搬送装置3は搬送部90を備えていて、91は複写原
稿を載せる原稿載置台、92は複写原稿を搬送方向と直
交する方向に規制するガイドである。また、コンタクト
ガラス2の側方にはADF用コンタクトガラス93が設
けられている。そして、自動原稿搬送装置3の底面でA
DF用コンタクトガラス93に対応する位置にはスリッ
ト94が設けられており、原稿がこのスリット94を通
過するときに図示しない露光光学系によって原稿が読み
取られるようになっている。また、スリット94の側方
で、コンタクトガラス2に対応する位置には原稿マット
95が設けられている。5は複写情報等を入力するため
の操作パネルである。
【0018】6は前カバーで、下端側がヒンジ機構7、
7を介して画像形成装置本体1に回動自在に取り付けら
れていて、手前側に開くと前方に向けてほぼ水平に突出
した状態で保持されるようになっている。8はトナーカ
ートリッジ、9はトナー回収タンクである。
【0019】前カバー6の下方には上下二段の給紙カセ
ット10、11が設けられている。これらは所定サイズ
にカットされた定形の用紙を自動給紙するためのもの
で、画像形成装置本体1に対して前後方向に出入り自在
に取り付けられている。また、前カバー6の上方には、
排出部12から排出された複写物を貯留するためのコピ
ー収納部13が設けられている。
【0020】14は手差し給紙部で、手差しトレイ15
を有している。手差しトレイ15は基端部の支軸(不図
示)を介して画像形成装置本体1に回動自在に取り付け
られていて、図1に示すように側方に向けてほぼ水平に
突出した状態と、ほぼ垂直に起立して画像形成装置本体
1の側面に密着した状態とをとることができるようにな
っている。
【0021】長尺用紙17は、手差しトレイ15を介し
て給紙口25に供給されるようになっている。この長尺
用紙17は、あらかじめ適当な長さにカットされたもの
である。また、該手差しトレイ15上には一対のカーソ
ル18、18が備えられている。図5を参照して、該一
対のカーソル18、18は手差しトレイ15上を用紙の
幅方向にスライド可能になっている。また、該一対のカ
ーソル18、18のそれぞれは左右対称になっている。
それぞれのカーソル18は、基部18aと、手差しトレ
イ15上の用紙の端縁に対応する位置で給紙方向に亘っ
て該基部18aから上方に直立する直立部18bと、該
直立部18bの上端から該手差しトレイ15上の用紙の
端縁部を覆う方向に折れ曲がる折曲部18cとで構成さ
れている。また、直立部18bは給紙方向下流側が給紙
方向上流側に比べて低くなっており、また折曲部18c
の自由端は給紙方向上流側から給紙方向下流側に向かっ
て用紙の端縁部を覆う方向へ傾斜している。これら直立
部18b及び折曲部18cによって折込機構が構成され
ている。よって、手差しトレイ15に載置された長尺用
紙17の幅に応じて該一対のカーソル18、18をスラ
イドさせ、長尺用紙17の両側端縁に一対のカーソル1
8、18の直立部18B、18bをそれぞれを当接させ
て、給紙時の該長尺用紙17の幅を規制している。
【0022】図3を再び参照して、また、手差しトレイ
15にはスイッチ19が設けられており、該手差しトレ
イ15上に用紙を載置すると、該スイッチ19がONさ
れる構成となっている。このスイッチ19は図外の制御
手段に電気的に接続されている。
【0023】手差し給紙部14の給紙口25には給紙コ
ロ26が設けられ、その下方にはリフト板27が設けら
れている。該リフト板27の搬送方向下流側にはさばき
機構としての摩擦パッド29が設けられている。
【0024】摩擦パッド29は摩擦係数の高い材料によ
り形成され、図示しないバネを介して給紙コロ26に接
する方向に付勢されている。
【0025】該摩擦パッド29によって、手差しトレイ
15に複数の用紙がセットされていても、複数枚の用紙
が重なって給紙(重送)されないようになっている。
【0026】摩擦パッド29の上方にはレジストローラ
36、37が設けられていて、これらは用紙の搬送経路
を挟むように対向配置され、図示しない駆動機構により
ローラ36が回転駆動されるようになっている。そし
て、これらの下方には用紙の通過を検知するレジストス
イッチ38が設けられていて、制御回路は、このレジス
トスイッチ38から与えられる信号に応じてレジストロ
ーラ36を駆動する。
【0027】レジストローラ36、37の上方には画像
形成部39が設けられている。画像形成部39は、表面
にトナー像が形成される感光体ドラム40と、その周囲
に回転方向に沿って配設されたクリーニングユニット4
1、帯電器42、現像ユニット43、転写ローラ44等
を有している。
【0028】画像形成部39の上方には定着部45が設
けられている。この定着部45は、用紙の搬送経路を挟
むように対向配置された一対のローラ46、47を有し
ており、これらの間に用紙を挟み込んで加圧するととも
に加熱し、用紙上に転写されたトナー像を溶融せしめて
用紙上に定着させる。
【0029】定着部45の上方には前記排出部12が設
けられている。この排出部12は、用紙の搬送経路を挟
むように対向配置された一対の排出ローラ48、49を
有しており、定着部45を通過した用紙を排出ローラ4
8、49で挟み込んでコピー収納部13内に排出する。
【0030】また、本実施形態では、手差しトレイ15
上に用紙がセットされると、センサー19がそれを検知
し、長尺用紙モードに自動的に移行するようになってい
る。これは、本実施形態では長尺用紙にコピーする場合
は、手差しトレイ15を用いて行われるからである。こ
の長尺用紙モードの内容は、具体的には、レジストス
イッチ38を用いたJAMの検知を行わないか検知時間
を長くする、画像メモリを分割しない、という2つの
要素から成っている。これらについて、以下に詳細に説
明する。
【0031】まず、について説明する。用紙の搬送方
向先端部がレジストスイッチ38に達するとレジストス
イッチ38がONとなり、その用紙の搬送方向後端部が
レジストスイッチ38を通過するとレジストスイッチ3
8がOFFとなる。このONからOFFまでの時間は用
紙のサイズによって決まり、制御回路は、この時間が所
定時間を超えると重送が生じていると判定して運転を停
止する。定形用紙を連続して搬送する場合には、用紙間
に隙間が生じるため、このような処理が可能であるが、
長尺用紙は連続しているため、カットされない限りレジ
ストスイッチ38はONのままで、定形用紙の場合と同
じ長さの時間で判定すると誤動作となる。そこで、長尺
用紙モードにおいては、このような処理を行わないか、
または検知時間を長くして誤動作を防ぐようにしてい
る。
【0032】次に、について説明する。定形用紙に画
像形成を行う場合、制御回路のCPUは、スキャナーか
ら読み込んだデータを一旦ビットマップメモリーに展開
する。このビットマップメモリーでは、原稿のデータを
ページ毎に領域を確保して展開しているが、長尺用紙モ
ードでは、CPUは、このページ毎の領域の区切りを無
くし、メモリ全体を一つの領域として確保するようにし
ている。
【0033】なお、長尺用紙17が手差しトレイ15上
にセットされた場合であっても、ユーザが操作パネル5
で給紙カセット10、11を選択した場合には、長尺用
紙モードに移行せず、給紙カセット10、11からの給
紙が行われるようになっている。すなわち、図4に示す
ように、長尺用紙17が手差しトレイ15にセットされ
(ステップ#10)、センサー19がONになると(ス
テップ#20)、CPUは、操作パネル5で給紙カセッ
ト10、11が選択入力されているか否かを読み込む
(ステップ#30)。
【0034】給紙カセット10、11が選択されている
場合には、CPUはカセット給紙の処理手順を選択し
(ステップ#40)、コピーをスタートする(ステップ
#70)。ステップ#30で給紙カセット10、11が
選択されていない場合には、CPUは手差し給紙の処理
手順を選択し(ステップ#50)、次いで、上述した長
尺用紙モードに移行せしめ(ステップ#60)、コピー
をスタートする(ステップ#70)。そして、コピーが
終了すると(ステップ#80)、このフローが終了す
る。
【0035】次に、実際にコピーを行う場合について説
明する。まず、あらかじめカットされた長尺用紙17を
手差しトレイ15上にセットする。セットに際しては、
長尺用紙17の先端部は給紙口25に差し込まれ、長尺
用紙17の両側端縁は一対のカーソル18、18の直立
部18b、18bに当接することで、長尺用紙17の幅
方向が規制される。そして、原稿載置台91に長尺の複
写原稿をセットして操作パネル5のプリントボタンを押
すと、複写原稿が長さ方向に送られ、ADF用コンタク
トガラス93の下方に載置された露光光学系で原稿の画
像が読み取られる。また、リフト板27が上方に回動し
て長尺用紙17を給紙コロ26に押し付けるとともに給
紙コロ26が回転して長尺用紙17の先端部を画像形成
装置本体1内に引き込む。
【0036】長尺用紙17の先端部は搬送経路内を上昇
し、レジストスイッチ38を通過してレジストローラ3
6、37間に突き当たって停止する。また、画像形成部
39では、帯電器42によって感光体ドラム40の表面
が帯電され、感光体ドラム40が回転し、前記露光光学
系で読み取られた複写原稿の画像の反射光が感光体ドラ
ム40の表面に照射され、感光体ドラム40の表面にこ
の画像の静電潜像が形成される。そして、現像ユニット
43が感光体ドラム40の表面にトナーを付着させてこ
の静電潜像を現像する。
【0037】長尺用紙17が停止して所定時間経過する
と、レジストローラ36、37が回転して長尺用紙17
が再び上昇する。そして感光体ドラム40と転写ローラ
44の間を通る際に感光体ドラム40の表面のトナー像
が長尺用紙17上に転写される。そして、長尺用紙17
は定着部45に至り、ローラ46、47間で加圧される
とともに加熱され、これによってトナー像が溶融して長
尺用紙17上に定着する。そして、画像が形成された長
尺用紙17は排出部12に至り、排出ローラ48、49
によりコピー収納部13に排出される。
【0038】そして、原稿載置台91に新しい複写原稿
をセットしてプリントボタンを押すと、上述した動作が
繰り返されて次のコピーが行われる。
【0039】一方、図6及び図7を参照して、長尺用紙
17が斜行をはじめると、長尺用紙17の後端部が用紙
の領域外に突出しようとする(図7の一点鎖線で示すの
状態)。このまま給紙が続けられ、用紙の領域外に突出
した部分は折込機構、即ち、直立部18b及び折曲部1
8cによって、図6に示すように、用紙の領域外に突出
した部分が領域内に折り込まれる。これは、該直立部1
8bの給紙方向下流側が給紙方向上流側に比べて低くな
っており、この低くなっている給紙方向下流側の上端に
折曲部18cを設けているためであり、これによって確
実に用紙の領域外に突出した部分は領域内へと折り込ま
れることとなる。その後、折り込まれた長尺用紙17は
搬送を続け、該折り込まれた部分が給紙コロ26と摩擦
ぱパッド29との間を通過することによって、長尺用紙
17は完全に折り込まれることとなる。これによって、
折り込まれた長尺用紙17であっても搬送経路を搬送す
ることが可能となる。その後、折り込まれた長尺用紙1
7は搬送を続け、排出部13から排出されることとな
る。したがって、長尺用紙17が斜行しても、用紙がカ
ーソルに引っかかって用紙が破損したり、あるいは搬送
経路の途中で用紙が供給路の幅を超えた位置に配置され
た軸受けやギヤ等の部品にかみ込む等のトラブルを防止
できる。また、折り込まれた用紙は、排出部まで自動排
出できるので、用紙の取り出しも非常に楽である。
【0040】尚,上記折曲部18cは給紙方向上流側か
ら給紙方向下流側にかけて長尺用紙17の端縁部を覆う
方向に傾斜しているので、該長尺用紙17のスムーズな
折り曲げが可能となる。
【0041】無論、本発明は上述した実施形態に限定さ
れるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で上
述した実施形態に種々の変形を施すことができる。例え
ば、センサー19によって長尺用紙の手差しトレイへの
セットを検知し長尺用紙モードへ移行するようにした
が、これに代えて、ユーザが操作パネル5でONを入力
しても同様の効果を得ることができる。
【0042】また、折込機構は一対のカーソルと別体で
あってもかまわない。さらに、折曲部は給紙方向上流側
から給紙方向下流側の全てに亘って設けてもかまわない
し、また給紙方向上流側から給紙方向下流側に向かう形
状はどのような形状であってもかまわない。また、直立
部の形状は基部から折曲部に亘って直立する形状であっ
てもよいし、基部から折曲部に亘って用紙の領域外へ膨
らむような湾曲形状であってもかまわない。
【0043】また、折り込み機構によって用紙が折り込
まれた場合にはそれを検知して、感光体ドラム上へトナ
ー像を形成せず、用紙の搬送のみを行うようにしてもか
まわない。これによって、用紙が折り込まれた場合はミ
スコピーと判断して、トナーを消費しないようにするこ
とができる。
【0044】
【発明の効果】以上説明した通り本発明によれば、トレ
イ上に設けられた一対のカーソルの給紙方向下流側に折
込機構が備えられているので、用紙が斜行したときに、
用紙の領域外に突出した部分を領域内に折り込むので、
搬送経路の途中で用紙が供給路の幅を超えた位置に配置
された軸受けやギヤ等の部品にかみ込む等のトラブルを
防止できる。また、織り込まれた用紙は、排出部まで自
動排出できるので、用紙の取り出しも非常に楽である。
【0045】
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態である画像形成装置の
外観斜視図。
【図2】 本発明の一実施形態である画像形成装置の
外観斜視図。
【図3】 図1、2の画像形成装置の要部縦断面図。
【図4】 長尺用紙モードの設定手順を示すフローチ
ャート図。
【図5】 手差し給紙部を示す拡大斜視図。
【図6】 長尺用紙が斜行した場合の折り込み動作を
示す図。
【図7】 手差し給紙部を示す概略上面図。
【図8】 長尺用紙が斜行して供給されたときの状態
を示す図。
【符号の説明】
1 画像形成装置本体 14 手差し給紙部 15 手差しトレイ 17 長尺用紙 18 カーソル 18b 直立部 18c 折曲部 26 給紙コロ 36、37 レジストローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H071 AA35 AA37 3F063 AA01 BA04 BA08 BC02 CA04

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 用紙を載置するトレイと、該トレイ上の
    用紙の幅を規制するために該幅方向にスライド可能に該
    トレイ上に設けられた一対のカーソルとを備えた画像形
    成装置において、 該一対のカーソルの給紙方向下流側には用紙が斜行した
    ときに、該用紙の領域外に突出した部分を領域内に折り
    込む折込機構が備えられていることを特徴とする画像形
    成装置。
  2. 【請求項2】 前記折込機構は一対のカーソルのそれぞ
    れに一体的に設けられている請求項1に記載の画像形成
    装置。
  3. 【請求項3】 前記カーソルはトレイ上の用紙の端縁に
    対応する位置で給紙方向に亘って上方に直立する直立部
    と、該直立部の上端から該トレイ上の用紙の端縁部を覆
    う方向に折れ曲がる折曲部とを有し、 前記折込機構は、該直立部の給紙方向下流側が給紙方向
    上流側に比べて低くなっており、少なくとも直立部の給
    紙方向下流側上端部に該折曲部を設けてなることを特徴
    とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記折曲部は、給紙方向上流側から給紙
    方向下流側に向かって用紙の端縁部を覆う方向に傾斜し
    ていることを特徴とする請求項3に記載の画像形成装
    置。
JP2001242226A 2001-08-09 2001-08-09 画像形成装置 Pending JP2003054789A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001242226A JP2003054789A (ja) 2001-08-09 2001-08-09 画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001242226A JP2003054789A (ja) 2001-08-09 2001-08-09 画像形成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003054789A true JP2003054789A (ja) 2003-02-26

Family

ID=19072537

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001242226A Pending JP2003054789A (ja) 2001-08-09 2001-08-09 画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003054789A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016008137A (ja) * 2014-06-26 2016-01-18 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 給紙装置及び画像形成装置
JP2017013939A (ja) * 2015-06-30 2017-01-19 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 シート載置装置およびこれを備える画像形成装置
JP2017156683A (ja) * 2016-03-04 2017-09-07 コニカミノルタ株式会社 画像形成装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016008137A (ja) * 2014-06-26 2016-01-18 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 給紙装置及び画像形成装置
US9586772B2 (en) 2014-06-26 2017-03-07 Kyocera Document Solutions Inc. Sheet feeder and image forming apparatus
JP2017013939A (ja) * 2015-06-30 2017-01-19 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 シート載置装置およびこれを備える画像形成装置
JP2017156683A (ja) * 2016-03-04 2017-09-07 コニカミノルタ株式会社 画像形成装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2008280121A (ja) シート給送装置、画像読取装置及び画像形成装置
JP2004354422A (ja) 用紙搬送装置及び画像形成装置
JP2003054789A (ja) 画像形成装置
JP3693595B2 (ja) 画像形成装置
JP3611539B2 (ja) 画像形成装置
JP2003012167A (ja) 画像形成装置
US7177588B2 (en) Sheet post-process apparatus and waiting tray
JP3714888B2 (ja) 画像形成装置
JP3666652B2 (ja) 画像形成装置
JP2003029480A (ja) 画像形成装置
JP3756083B2 (ja) 画像形成装置
JP7540217B2 (ja) 給送装置及び画像形成装置
JP4007487B2 (ja) 画像形成装置
US20210377407A1 (en) Image reading apparatus and image forming apparatus
JP4037296B2 (ja) 原稿給送装置
JP2001063898A (ja) 画像形成装置
JP2004138682A (ja) 画像形成装置
JP6801228B2 (ja) シート給送装置、画像形成装置及び画像読取装置
JPH02175553A (ja) シート材給送装置
JP3593324B2 (ja) 画像形成装置
JPH11139651A (ja) 画像形成装置
JPH101240A (ja) 印刷装置
JPH11291574A (ja) ロール紙ユニット
JP2005024715A (ja) 画像形成装置
JP2001026346A (ja) 画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040907

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20050201