JPH02175553A - シート材給送装置 - Google Patents

シート材給送装置

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JPH02175553A
JPH02175553A JP63328292A JP32829288A JPH02175553A JP H02175553 A JPH02175553 A JP H02175553A JP 63328292 A JP63328292 A JP 63328292A JP 32829288 A JP32829288 A JP 32829288A JP H02175553 A JPH02175553 A JP H02175553A
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clamping pressure
conveying
feeding
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秀樹 多田
Ichiro Yoshida
一郎 吉田
Masanori Abe
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はレーザビームプリンタ・複写機・ワトプロセッ
サ・ファクシミリ等の画像形成装置、その他シート材を
供給して使用する装置類のシート材受給部に対してシー
ト材を供給するシート材給送装置に関する。
上記においてシート材受給部は画像形成装置についてい
えば各種方式の画像形成手段部、例えば転写式又は直接
式の電子写真複写機構・静電記録(印刷)機構・磁気記
録機構、感熱記録機構、インパクト型又はノンインパク
ト型等の印字機構など従来公知の各種の作像原理・方式
の作像手段部である。
又シート材は転写紙・感光紙・静電記録紙・磁気記録紙
・印字用紙・印刷用紙等である。
更に詳しくは本発明は、シート材として一般にロール巻
にした(又は折畳まれた)長尺のものを収納部にセット
し、その長尺シート材の自由端部側を圧接搬送手段(一
般には圧接回転搬送ローラ対)で挟持して間欠的に順次
に繰出し搬送させ、該圧接搬送手段で繰出されたシート
材部分な該圧接搬送手段よりもシート材搬送方向下流側
に配設したカッタ手段で所要長さのカットシート材とし
て切断させ、そのカットシート材は引続いてシート材受
給部へ給送するサイクルを繰返してシート材受給部へシ
ート材を順次に供給する方式のシート材給送装置に関す
る。
(従来の技術) 上記のように長尺シート材を順次に繰出して切断して給
送する方式のシート材給送装置自体は公知てあり、予め
定尺に裁断されているカットシート材(枚葉紙)を収納
部に積載セットし、その積載シート材を1枚宛順次に分
離給送する方式のシート材給送装置と共に、画像形成装
置等に具備させる自動式のシート材順次給送装置として
広く活用されている。
(発明が解決しようとする問題点) 従来のこの種のシート材給送装置においてはシート材非
給送の待機時もカッタ手段よりもシート材給送方向上流
側のシート材部分が圧接搬送手段の対向圧接部材間に所
定の比較的大きな挟持力で挟み込み状態にある。以下こ
の圧接搬送手段を一般的である搬送ローラ対と記す。
ところがシート材非給送の待機状態が長時間に及んだと
き、或いは比較的短時間でも環境湿度か高いときなどは
、回転停止状態にある搬送ローラ対のニップ部間に挟み
込まれているシート材部分Sa (第7図(a))の両
脇部に吸湿によるシート材S1の伸びで波打ちしわ部S
、が生じやすい。更には場合によっては第7図(b)の
符号SCのように該搬送ローラ対13(a’−b)とシ
ート材S、のロール巻部分との間のシート材展張部に縦
帯状の波打ちしわ部を生じやすい。上記のように生じた
シート材S1の波打ちしわ部S、・Soは次にシート材
給送が実行されたときも自然には解消・消失することな
く実質そのままシート材受給部へ給送される。そのため
シート材受給部が例えば画像形成装置の画像転写部であ
るときはそのしわ部分S、やScに画像転写抜けが発生
する。
その対策の1つとしてロール巻シート材S1の近傍等に
ヒータを配設して機内を暖めて相対湿度を下げることに
よりシート材S1の吸湿伸びを押さえて上記のようなし
わ部5b−3Cの発生を防止するものがあるが、ヒータ
を常時オンする必要があり速効性かない、また装置のコ
ストアップになる。
本発明はより合理的な手段構成によフて、シート材非給
送の待機状態が長時間に及んでも又は環境湿度が高い場
合でも、シート材S1に上記のようなしわ部S、・Sc
を発生させないようにしたものを提供することを目的と
する。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、 ロール巻等の長尺のシート材をその自由端側を挟持して
間欠的に順次に繰出し搬送する圧接搬送手段と、 該圧接搬送手段よりもシート材搬送方向下流側に配設さ
れ、該圧接搬送手段で繰出されたシート材部分を所要長
さのカットシート材として切断するカッタ手段と、 該カッタ手段で切断されたカットシート材をシート材受
給部へ引続き搬送する手段と、のシート材給送開始信号
に基づいてシート材の繰出し搬送・切断が実行された後
、次のシート材給送開始信号が制御系に入力されるまで
に所定のタイマ時間が経過したとき動作して前記圧接搬
送手段のシート材挟持圧力を解除もしくは低減し、次の
シート材給送開始信号が人力されたときは該圧接搬送手
段を所定のシート材挟持圧力状態に復帰させる挟持圧力
可変手段と、 少なくとも、該挟持圧力可変手段で前記圧接搬送手段の
シート材挟持圧力が解除もしくは低減されたときには、
該圧接搬送手段とカッタ手段に介在して搬送停止状態の
シート材部分をこれに軽く接触して挟持圧力の解除もし
くは低減前の位置状態にシート材の自重やバックテンシ
ョンに抗して不動に保持するシート材保持手段と、 を有することを特徴とするシート材給送装置である。
(作用) シート材非給送の待機時には圧接搬送手段はそのシート
材挟持圧力が解除もしくは低減された状態に保持される
ので、前述の従来装置の場合のようにシート材が圧接搬
送手段で強く挟み込まれた状態のまま待機することによ
るシート材に対するしわ部の発生現象を生し得ない。
この場合圧接搬送手段の挟持圧力か解除もしくは低減さ
れて該圧接搬送手段によるシート材保持力がなくなって
も又は低下しても、シート材はそれに軽く接触するシー
ト材保持手段の作用によって圧接搬送手段の挟持圧力の
解除もしくは低減前の位置状態にシート材の自重やバッ
クテンションに抗して不動に保持されるので、各回のシ
ート材搬送サイクルにおけるシート材給送開始時のシー
ト材先端位置は一定となり、各シート材給送サイクルで
シート材搬送長さにバラツキを生じない。
又シート材保持手段はシート材の自重やバックテンショ
ンに抗してシート材の移動を阻止するだけの軽い接触圧
力もので足りるので、該シート材保持手段によるシート
材に対するしわ部の発生現象は実際上束じない。
(実施例) 第5図は本発明に従う一実施例のシート材給送装置を具
備させた画像形成装置の一例の概略構成図である。
本例の画像形成装置は転写式電子写真機構を用いたレー
ザービームプリンタ(LBP)である。
(1)LBPの概略構成 1は支軸1aを中心に矢示の時計方向に所定の周速度で
回転駆動されるドラム型の電子写真感光体(以下ドラム
と記す)である。
該ドラム1はその回転過程でその周面にコロナ帯電器2
による正極性又は負極性の−様な帯電を受け、次いでそ
の帯電面にレーザーど−ムスキャナ3による目的画像情
報に対応したレーザービーム走査露光りを受ける。これ
によりドラム周面に画像情報に静電潜像が順次に形成さ
れている。
その潜像は現像器4により順次にトナー像として顕画さ
れ、そのトナー像、か転写用放電器5の位置で該放電器
5とドラム1との間(転写部)に対して後述する給送装
置から給送されたシート材(転写用シート)に順次に転
写されていく。
転写部を通過してトナー像転写を受けたシート材は分離
用放電器6でドラム1面から分離され、搬送装置7てト
ナー像定着器8へ導入されてトナー像の定着を受け、排
出ローラ対9で機外の排紙トレイ10に画像形成物とし
て排出される。
トナー像転写後のドラム1面はクリーニング器11て転
写残りのトナーやその他の付着汚染物の除去を受けて清
浄面化されて繰返して画像形成に供される。
レーザスキャナ3はコンピュータ・ワードプロセッサ・
画像読取り装置等の不図示のホスト装置から目的画像情
報の時系列電気デジタル画素信号の人力を受け、該入力
信号に対応して変調されたレーザービームLを出力し、
このレーザービームなドラム1の母線方向を主走査方向
として振ることでドラム1面を走査露光する。上記のホ
スト装置とLB、P装置は、両者側の制御系が互いに電
気的に連絡していて信号の授受がなされ連係している。
(2)シート材給送装置 本例のものは、本発明に従うロール巻シート材の順次繰
出し・切断給送方式のシート材自動給送手段部と、シー
ト材手差し給送手段部を具備している。
a)シート材自動給送手段部 Slは長尺ロール巻の転写用のシート材であり、装置の
底板側に設けた支軸Oに回転自由に装着されている。1
2〜20はこのロール巻シート材S、の装着部から装置
内上方のドラム1と転写用の放電器5との間の転写部ま
でを結ぶ上向き経路をシート材搬送経路として該経路上
に順次に配列した、ガイド板(12)、シート材圧接搬
送部材としての第1搬送ローラ対(13)、シート材保
持部材(14)、ロータリカッタ(15)、カイト板(
16) 、第2搬送ローラ対(17)・カイト板(18
)・レジストローラ対(19)・カイト板(20)であ
る。
ロール巻シート材S、のセットは装置の前面ドア30を
開けることにより装置内を開放し、支軸0にロール巻シ
ート材S、を装着し、シート材S、の先端側を少し巻き
戻してガイド板12の外面に沿わせてシート材先端を第
1搬送口」う対13のニップ部に下から突き当てて第1
搬送ローラ対13を主動ノブ13e(第1図示)でシー
ト材給送方向へ回転走査することによりシート材先端部
をニップ部を通過させてニップ部の上側へ送り出させ、
引続き主動ノブを回してシート材先端部をシート材挟持
部材14の対向部材14a・14b間を通過させ、更に
ロータリカッタ15の固定刃15aと可動刃15bとの
隙間を通過させてシート材先端部をカッタ15内に進入
させた状態にすることで初期セットかなされる。
本例装置の場合は、次いで制御回路系のリセット釦(不
図示)を押し、装置の前面ドア3oを閉じ込むとドアス
イッチ(不図示)か閉じその信号でロータリカッタ15
が1回作動してカッタ15内に進入させであるシート材
先端部か切断処理される。次いでその切断路r信号にも
とすいて第1搬送ローラ対13が所定の一定回転角だけ
回転して再び停止する。このローラ対の一定回転角の回
転により切断後のシート材先端部か所定の長さの分たけ
カッタ15内に進入して待機状態となる。
この初期セット時のシート材先端部の上記切断処理は使
用始めのロール巻シート材の先端不整縁を除去するため
になされる。切断されたロール巻シート材の不必要な先
端部ストリップはカッタ15の作動に伴ないカッタ内か
ら外へ排除され1す る。
シート材押え部材14の対向部材14a・14bは第2
図の横断面図に示すように本例装置のものは夫々その内
面側に適度に弾性剛性を有する短繊維(モノフィラメン
ト)14Cをシート材搬送方向に順方向に傾斜させてケ
バ立ち的に具備させたもので(例えば商品名工チケット
ブラシ(ゴミ取りブラシ)の表面のようなもの)、シー
ト材が搬送されているときには実質的に搬送抵抗(摩擦
抵抗が小さい)とならずシート材のスムーズな搬送移動
を許容するが、シート材搬送方向とは逆方向のシート材
の移動に対しては逆止作用(摩擦抵抗が大きい)してシ
ート材の戻り抜けを防止する役目をする。
シート材圧接搬送手段としての第1搬送ローラ対13は
本例装置の場合は、ドアスイッチが閉じられた後、制御
回路にプリント開始信号が人力されないまま所定のタイ
マ時間が経過した後、またのプリント動作が実行されて
その終了後に次のプリント開始信号が制御回路に入力さ
れることなく所定のタイマ時間が経過した後は、シート
材挟み込み圧力を自動的に解除する、又はその圧力を自
動的に低減する機構構成となっており、シート材がロー
ラ対13間に挟み込まれて搬送が停止していることによ
りシート材に挟圧跡やシワ付きを生じるのを防止するよ
うにしである。この機構構成は後記b)項で詳述する。
なお、ローラ対13によるシート材s1の挟み込み圧力
が解除もしくは低減されてもシート材S1は前述のシー
ト材押え部材14に逆止されて戻り抜は防止がなされ、
先端部がカッタ15内に所定の長さα分だけ進入した状
態のままに安定に保持される。該シート材保持部材14
にょフてはシート材S1に挟圧跡やシワ付きを生しない
プリント開始信号に基づくシート材給送開始信号が発信
されると第1搬送ローラ対13はシート材挟み込み圧力
が解除もしくは低減されているときは所定のシート材挟
み込み圧力状態に復帰され、シート材搬送方向へ回転駆
動される。第2搬送ローラ対17もシート材搬送方向へ
回転駆動される。
第1搬送ローラ対13の回転によりロール巻シート材S
、か引張られて繰出されその先端部がカッタ15内から
カイト16、第2搬送ローラ対17のニップ部間、カイ
ト板18を経てレジストローラ対19へ到達する。
レジストローラ対19はこの時点では回転停止の状態に
保持されていて搬送シート材S1の先端辺は該ローラ対
19のニップ部に突き当たって受は止められ、その後も
シート材の搬送は続行されることによりレジストローラ
対19と第2搬送ローラ17との間のシート材部分にた
わみループ部か形成される。この形成ループ部のたわみ
弾性反力によりシート材S1の先端辺の全長部がレジス
トローラ対19のニップ部長手に並行に押し付けられ、
これによりシート材S、の斜行取りがなされる。
40は第2搬送ローラ対17のシート材進入側近傍に設
けたシート材先端・後端検知センサである。該センサの
アクチュエータ40aが搬送シート材S、の先端で蹴ら
れることによりシート材先端の到達が検知され、シート
材後端が通過することによるアクチュエータ40aの復
帰でシート材後端の通過検知される。シート材先端が該
センサ40により検知されてから所定のタイマ時間が経
過した時点からレジストローラ対19のシート材搬送方
向への回転駆動が所定の周速度て開始される。なおこの
タイマ時間においてシート材の先端はレジストローラ対
19のニップ部に到達して上記のループ部の形成が十分
になされている。レジストローラ対19の回転駆動によ
りシート材S1は方イド板20を通電て前述ドラム1と
転写用放電器5との間の転写部に同期給送されてトナー
像の転写を順次に受ける。
方シート材S1のは所定長さ分の搬送がなされると第1
搬送ローラ対13の回転駆動が停止されると同時にロー
タリカッタ15が1回だけ動作してカットシート材とし
て後続のシート材部分と切断される。カットシート材と
して切断されたシート材の後端がセンサ40により検知
されてから所定のタイマ時間が経過するとレジストロー
ラ対19及び第2搬送ローラ対17の回転駆動が停止さ
れる。又ロータリカッタ15によるシート材の切断終了
信号にもとすいて第1搬送ローラ対13が所定の一定回
転角たけ回転して再び停止する。このローラ対の一定回
転角の回転より切断後の後続のシート材先端部が所定の
長さα分だけカッタ15内に進入して待機状態となる。
従フて各シート材給送サイクルにおける給送シート材先
端の給送スタート位置は一定化される。
かくしてプリント開始信号にもとすくシート材給送開始
信号が発信される毎に上記のようなロール巻シート材S
1の繰出し搬送・切断のサイクルか実行されて画像形成
部に対するシート材の自動給送がなされる。
b)第1搬送ローラ対13の圧接解除手段第1図におい
て、13c・13dは第1搬送ローラ13の固定側ロー
ラ13aの軸と、可動側のローラ13bの軸とに夫々対
向させて設けた円形円座である。固定側と可動側のロー
ラ13a・13bは互に不図示の引き寄せばね部材で常
時所定の圧接力をもって圧接付勢させである。64は上
記2つの円形円座13c・13d間に対するクサビ部材
であり、このクサビ部材64の基部はロータリンレノイ
ド60の軸61に一体に設けたし八−62の先端側にビ
ン63で揺動自由に支持しである。
上記ロータリソレノイド60に対する通電はシート材S
、の繰出し搬送・切断の実行過程では非通電であり、こ
れによりクサビ部材64か円座13c・13d間から退
避していてローラ対13a・13b間には所定の相互圧
接力が作用した状態に保持される。
のシート材給送開始信号に基づいてシート材の繰出し搬
送・切断が実行された後、次のシート材給送開始信号が
制御系に入力されるまでに所定のタイマ時間が経過した
ときはロータリソレノイド60に対する通電がオンにな
る。これによりクサビ部材64の先端が円座13c・1
3dの間に割り込んだ状態になり、ローラ13a・13
b間が相互引き寄せ付勢ばね部材に抗して開き、相互圧
接力即ちシート材挟持圧力が解除状態もしくは低減状態
(リトラクト状態)に保持される。
従って前述したようにシート材S1かローラ13a・1
3b間に強く挟み込まれた状態のまま待機することによ
るシート材に対するしわ部の発生が防止される。又ロー
ラ13a・13bによる挟み込み力が解除又は低減され
たシート材S、はシート材保持部材14でそのまま引き
続き安定に保持されるので、シート材SIの抜は落ちは
生じない。
次のシート材給送開始信号が入力されたときはそれにも
とすいてロータリソレノイド60に対する通電がオフに
なり、クサビ部材64が円座13c・13d間から抜は
動作して退避することによりローラ13a・13bは元
の相互圧接状態に復帰する。
尚本例装置ではロール巻のシート材S1の装着等のため
に装置の前面ドア30を開けたときはそれに連動して上
記ローラ13a・13bのリトラクト状態は解除される
ようにしである。
第3図はシート材保持部材14について一方の部材14
aを他方の部材14bに対して弾性部材14dで適度の
押圧力をもって常時押し付けた構成のものを示している
。第4図はシート材保持部材14を比較的腰のある2枚
のポリエステルシート材(商品名マイラー)を合掌状に
突き合わせたもので構成したものを示している。
シート材保持部材14(a−b)は常時はシート材S1
に非接触の位置に保持させ、第1搬送ローラ対13(a
−b)がリトラクト状態に切り換えられたとき、同時に
シート材S1に接してシート材を保持する可動式のもの
にすることもできる。
C)手差し給送手段部 第5図において、21はLBP正面壁に開口させたシー
ト材手差し口、22は下辺側ヒンジ軸22aを中心にL
BP正面壁の外側に略水平に倒し開くでことができる、
手差しシート載置滑らしガイド板を兼ねさせた手差し口
開閉蓋板である。
該蓋板22を2点鎖線示のように起こし回動させてLB
P正面壁に閉じ込むことにより手差し口21が閉塞され
る。手差し給送を行なうときは実線示のように倒し開き
状態にする。
23は手差し口21から差し込み供給されたシート材S
2を第2搬送ローラ対17のニップ部へ案内するガイド
板、24は手差し口21から第2搬送ローラ対17へ至
るシート材経路の途中に配設した、該経路を遮断・開放
するシャッタ部材である。木実施例の該シャッタ部材2
4はロータリソレノイド60(第6図)で回動される回
動軸25に取付は支持させてあり、ソレノイド26に対
する通電がオフのときは第5図実線示のように自重で下
向き垂下の回転角姿勢になってシート材経路を遮断して
いる。ソレノイドに対する通電がオンのときは通電がな
されている限り第5図2点鎖線示のようにシート材経路
外に逃げた回転角姿勢に保持されてシート材経路を解放
している。
27は、シート材手差し口21からシャッタ部材24へ
至るシート材経路において上側ガイド板の下面の左右2
ケ所部に下向きの凹部な設けその各下向き凹部内に回転
自由に嵌入した鋼球であり、その鋼球下面は下側ガイド
板の上面に接触している。手差し口21からシート材経
路内にシート材S2を差し込むと、シート材S2は下側
ガイド板の上面と鋼球27の間を通ってシート材経路に
進入していく。その進入させたシート材S2は鋼球27
の自重で下側ガイド板に適度に押えられてシート材S2
からその後手をはなしても抜は止めされて手差し口21
内に差し込み状態に保持され、抜は外れて板22上から
落下することが防止される。この抜は止め手段は手差し
シート材S2が例えばA1版サイズのような大サイズの
ものであるときにその落下防止に効果がある。
第6図において、51はコンピュータ・ワードプロセッ
サ等のホスト装置側の制御回路系、52はLBP側の制
御回路系であり、該量制御回路等は相互に連絡されてい
る。53は本例装置の場合ホスト装置側の制御回路系に
具備させたシート材手差し給送モード選択指定手段とし
ての選択釦である。LBP側に設けてもよい。
釦53が押されず、即ちシート材手差し給送モードが選
択されていないときは、ロータリソレノイド26への通
電はオフに保持されていて、従って手差し給送用のシー
ト材経路はシャッタ部材24で遮断状態に保持されてい
る。この状態において手差し口21から不用意にシート
材S2を差し込み供給してもその先端はシャッタ部材2
4で受は止められて第2搬送ローラ対17へ至ることが
なく、シート材自動給送手段側の給送シート材S、と合
流してしまうことによる問題・不具合を生じることが防
止される。
モード選択釦53によりシート材手差し給送モードか選
択されたときは、ロータリソレノイド26への通電がオ
ンになり、従ってシャッタ部材24が手差し給送経路か
ら退げ回動位置に移動して該経路が解放された状態に保
持される。又同時に手差しモード選択表示器(ランプ等
)54がその旨の表示状態になる。これにより語手差し
モードが優先状態になる。
そこで手差し口21からシート材S2をその先端部か第
2の搬送ローラ対17のニップ部に突き当るまで十分に
差し込むと、その先端かセンサ40により検知され、そ
の検知信号にもとづいて該第2搬送ローラ対17がシー
ト材搬送方向に回転駆動して差し込みシート材S2が装
置内へ引き込み搬送されていく。以後は前述のシート材
自動給送手段のときと同様に回転停止状態のレジストロ
ーラ対19のニップ部に搬送シート材S2の先端が一旦
受は止められ、該ローラ対19と第2搬送ローラ対17
との間にシート材のループ形成がなされ、センサ40に
よるシート材先端検知時点から所定のタイマ時間経過時
点でレジストローラ対19の回転駆動が開始されて該シ
ート材S2か画像形成部(転写部)へ同期給送されてい
く。そして該シート材S2の後端がセンサ40により検
知された後の所定のタイマ時間経過後にレジストローラ
対19・第2搬送ローラ対17の回転駆動が停止され、
次のシート材が手差し供給されるまで待機状態となる。
モード選択釦53を再度押すことによりシート材手差し
モードの選択指定は解除され、表示器54の表示も解除
される。
(発明の効果) 以上のように本発明に依れば、ロール巻等の長尺シート
材を圧接搬送手段で順次に繰出してカッタ手段で切断し
てシート材受給部へ給送する方式の装置において、シー
ト材非給送の待機状態か長時間に及んでも又は環境湿度
が高い場合でも、シート材が圧接搬送手段に強く挟持さ
れたままとなることによるしわ部の発生を厳に防止でき
るもので、所期の目的がよく達成される。
【図面の簡単な説明】
図面は一実施例のシート材給送装置を示すもので、第1
図は要部の斜視図、第2図はシート材保持部材の拡大横
断面図、第3図・第4図は同部材の他の例の斜視図又は
側面図、第5図は該シート材給送装置を組み込んだ画像
形成装置の一例(LBP)の概略構成図、第6図は手差
し給紙手段部の制御系のブロック図、第7図(a)(b
)はシート材に発生したしわ部を示す斜視図である。 1は回転ドラム型の電子写真感光体、5は転写用放電器
、Slはロール巻のシート材、13・17は第1及び第
2のシート材搬送ローラ対、14はシート材保持部材、
15はロータリカッタ、21はシート材手差し口、S2
は手差しシート材。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ロール巻等の長尺のシート材をその自由端側を挟
    持して間欠的に順次に繰出し搬送する圧接搬送手段と、 該圧接搬送手段よりもシート材搬送方向下流側に配設さ
    れ、該圧接搬送手段で繰出されたシート材部分を所要長
    さのカットシート材として切断するカッタ手段と、 該カッタ手段で切断されたカットシート材をシート材受
    給部へ引続き搬送する手段と、 一のシート材給送開始信号に基づいてシート材の繰出し
    搬送・切断が実行された後、次のシート材給送開始信号
    が制御系に入力されるまでに所定のタイマ時間が経過し
    たとき動作して前記圧接搬送手段のシート材挟持圧力を
    解除もしくは低減し、次のシート材給送開始信号が入力
    されたときは該圧接搬送手段を所定のシート材挟持圧力
    状態に復帰させる挟持圧力可変手段と、 少なくとも、該挟持圧力可変手段で前記圧接搬送手段の
    シート材挟持圧力が解除もしくは低減されたときには、
    該圧接搬送手段とカッタ手段に介在して搬送停止状態の
    シート材部分をこれに軽く接触して挟持圧力の解除もし
    くは低減前の位置状態にシート材の自重やバックテンシ
    ョンに抗して不動に保持するシート材保持手段と、 を有することを特徴とするシート材給送装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH08245026A (ja) * 1995-03-14 1996-09-24 Koenig & Bauer Albert Ag ウエブつかみ装置
JP2015083517A (ja) * 2014-12-22 2015-04-30 セイコーエプソン株式会社 記録装置
CN111717708A (zh) * 2020-07-13 2020-09-29 湖南欣龙非织造材料有限公司 一种用于收卷非织造布的高速收卷机

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