JPH10186738A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH10186738A
JPH10186738A JP8344094A JP34409496A JPH10186738A JP H10186738 A JPH10186738 A JP H10186738A JP 8344094 A JP8344094 A JP 8344094A JP 34409496 A JP34409496 A JP 34409496A JP H10186738 A JPH10186738 A JP H10186738A
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JP
Japan
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sheet material
image forming
sheet
forming apparatus
image
Prior art date
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Application number
JP8344094A
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English (en)
Inventor
Shohei Takeda
昌平 武田
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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  • Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
  • Separation, Sorting, Adjustment, Or Bending Of Sheets To Be Conveyed (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】シート材の排出を確実にすると共に、両面モー
ド時におけるシート材の斜行を防止する。 【解決手段】シート材を排紙トレイ404へ排出する場
合には、センサーフラッグ901の先端部を搬送路B1
に突出させておき、シート材を波形に変形させて、該シ
ート材に腰を与え、シート材の排出を確実にする。ま
た、両面モードの場合には、片面に画像の形成されたシ
ート材は、一部が装置外部に突出した状態で停止され、
フラッパー401が切り換えられた状態で排出ローラ4
02が逆回転されるが、このとき、センサーフラッグ9
01の先端部を搬送路B1から退避させておく。したが
って、シート材の搬送抵抗が軽減され、シート材の斜行
が防止される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般的には、シー
ト材の両面に画像形成が可能な画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、シート材の両面に画像形成が
可能な画像形成装置は種々提案されている。
【0003】このような画像形成装置においては、シー
ト材の反転は装置内部で行うのが一般的であるが、装置
の小型化の観点から、機外反転タイプの画像形成装置が
提案されている。
【0004】図1は、そのような画像形成装置の構造を
示す図である。
【0005】この画像形成装置G0は、シート材の片面
にのみ画像形成を行うモード(以下、“通常モード”と
する)、両面に画像形成を行うモード(以下、“両面モ
ード”とする)、及び片面に繰り返し画像形成を行うモ
ード(以下、“多重モード”とする)を実行できるよう
になっている。
【0006】この画像形成装置G0は、原稿を載置する
プラテン50と、原稿の画像情報を読み取る光学読み取
り部100と、該読み取り部100にて読み取られた画
像をシート材に形成する画像形成部200と、画像形成
部200にシート材を1枚ずつ搬送するシート材給送部
600と、画像の形成されたシート材の定着を行う定着
部300と、を備えている。
【0007】また、上述した画像形成部200からは、
装置外部に開口するようにシート搬送路B1が形成され
ており、このシート搬送路B1からはシート搬送路B2
が分岐されて、シート材を画像形成部200に再び搬送
するように構成されている。なお、シート搬送路B2に
は中間トレイ500が配置されており、この中間トレイ
500によってシート材Pを一度積載し、画像形成部2
00へ1枚づつ再度搬送するようになっている。
【0008】さらに、上述した搬送路B1,B2の分岐
部Aの近傍には排紙・反転部400が配置されており、
コピーモード(通常モード、両面モード、多重モード
等)に応じてシート材の搬送経路及び搬送方向を変更で
きるようになっている。
【0009】また、排紙・反転部400は、搬送路B
1,B2の分岐部Aに回転自在に支持されたフラッパー
401と、該フラッパー401を切り換えるフラッパー
駆動手段(不図示)と、を有している。
【0010】さらに、上述した搬送路B1の開口部(排
出口)には排出ローラ412と従動ローラ413とが配
置されている。これらの排出ローラ412及び従動ロー
ラ413は、互いに対向するように、かつ複数組配置さ
れており、しかも、排出ローラ412は、不図示のモー
タによって正逆転駆動が可能なように構成されている。
【0011】そして、シート材の両面に画像を形成する
両面モードにおいては、片面にのみ画像が形成された状
態ではシート材Pの排出は行わず、シート材Pの一部が
排出口から突出した状態(後端部がフラッパー401を
通過した状態)で排出ローラ412の駆動を停止し、そ
の後、フラッパー401の切り換えと排出ローラ412
の逆回転駆動とを行って、シート材Pを搬送路B2(中
間トレイ500)を経由させて画像形成部200に再搬
送する。画像形成部200に再搬送されたシート材P
は、裏面に画像が形成され、排紙トレイ404に排出さ
れる。
【0012】ところで、上述のように両面に画像を形成
するか否かを問わず、画像形成後のシート材を排紙トレ
イ404に確実に排出する必要がある。そのため、排出
ローラー402の端部にフランジと呼ばれる凸部を設け
ると共に、従動ローラ413は、フランジ以外の部分で
排出ローラ412と接するようにしておき、排出するシ
ート材を波形に変形させて、該シート材に腰を与えるよ
うにしていた。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来例
においては、両面モードにおけるシート材の搬送路B2
(中間トレイ500)への搬送は、排出ローラ412を
逆回転させることにより行うが、排出ローラ412に形
成されたフランジが搬送抵抗となるため、大きなトルク
でシート材を搬送する必要がある。したがって、ローラ
間でトルク差が生じた場合にはシート材の斜行が発生し
易くなるという問題があった。
【0014】また、このような斜行を防止する方法とし
て、排出ローラ412を逆回転させる場合に従動ローラ
413の押圧を解除する方法があるが、従動ローラ41
3は多数あることから、その解除機構が複雑かつ高価と
なるという問題があった。
【0015】そこで、本発明は、シート材の排出を確実
に行う画像形成装置を提供することを目的とするもので
ある。
【0016】また、本発明は、シート材の両面に画像を
形成する場合において斜行を防止する画像形成装置を提
供することを目的とするものである。
【0017】さらに、本発明は、大型化並びに高価格化
を防止する画像形成装置を提供することを目的とするも
のである。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述事情に鑑
みなされたものであって、シート材に画像を形成する画
像形成部と、該画像形成部から装置外部に開口するよう
に形成された第1シート搬送路と、該第1シート搬送路
の開口部近傍に配置されてシート材を搬送する排出用回
転体と、該排出用回転体の近傍に設けられてシート材の
通過を検知するシート材検知手段と、前記第1シート搬
送路から分岐するように形成されて前記画像形成部にシ
ート材を搬送する第2シート搬送路と、前記第1シート
搬送路と前記第2シート搬送路とを切り換える搬送路切
換え手段と、を備え、かつ、前記排出用回転体の逆転及
び前記搬送路切換え手段による搬送路の切り換えを行
い、片面に画像が形成されているシート材を前記第2シ
ート搬送路を経由させて前記画像形成部に搬送してシー
ト材の両面に画像を形成する画像形成装置において、前
記シート材検知手段を、移動自在に支持された接触型検
知部材と、該接触型検知部材を前記第1シート搬送路中
に突出させる付勢手段と、によって構成し、かつ、前記
排出用回転体と前記接触型検知部材とによってシート材
を波形に変形させる、ことを特徴とする。
【0019】この場合、前記接触型検知部材を前記第1
シート搬送路から退避させる退避手段、を備え、かつ、
シート材を前記第2シート搬送路に搬送する場合に、前
記退避手段を駆動して、前記接触型検知部材を前記第1
シート搬送路から退避させる、ようにすると好ましい。
【0020】また、前記搬送路切換え手段が、前記第1
シート搬送路と前記第2シート搬送路との分岐部に回転
自在に配置されたフラッパーと、該フラッパーを駆動す
るフラッパー駆動手段と、を有する、ようにしてもよ
い。
【0021】さらに、前記退避手段が、前記接触型検知
部材に干渉するように、かつ移動自在に支持された位置
規制部材と、該位置規制部材を移動させる移動手段と、
を有する、ようにしてもよい。
【0022】この場合、前記移動手段が、前記位置規制
部材を押圧する位置に移動自在に配置された押圧部材
と、該押圧部材を移動させる押圧部材駆動手段と、を有
し、前記押圧部材駆動手段によって前記押圧部材を移動
させることに基づき、前記位置規制部材を移動させる、
ようにしてもよい。
【0023】また、前記移動手段が前記フラッパー駆動
手段である、ようにしてもよい。
【0024】なお、以上構成に基づき、シート材は、画
像形成部にて画像が形成された後に第1シート搬送路を
搬送される。
【0025】ここで、シート材を排出する場合には、前
記排出用回転体を所定方向に回転させる。このとき、第
1シート搬送路中には接触型検知部材が突出されている
ため、前記排出用回転体と前記接触型検知部材とによっ
てシート材は波形に変形され、シート材の腰付けがなさ
れる。
【0026】一方、シート材を排出せず、該シート材の
両面に画像を形成する場合には、シート材検知手段によ
ってシート材の通過を検知してから一定時間経過後に前
記排出用回転体の回転を止める。そして、前記搬送路切
換え手段による搬送路の切り換えを行い、前記排出用回
転体を逆方向に回転させる。これにより、片面に既に画
像が形成されているシート材は、反転された状態で前記
第2シート搬送路を経由して前記画像形成部に再搬送さ
れ、該画像形成部にて画像の形成を受ける。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、図面に沿って、本発明の実
施の形態について説明する。
【0028】まず、本発明の第1の実施の形態につい
て、図2乃至図6に沿って説明する。
【0029】図2は、本実施の形態に係る画像形成装置
の全体構成を示す断面図である。
【0030】この画像形成装置G1は、シート材の片面
にのみ画像形成を行うモード(以下、“通常モード”と
する)、両面に画像形成を行うモード(以下、“両面モ
ード”とする)、及び片面に繰り返し画像形成を行うモ
ード(以下、“多重モード”とする)を実行できるよう
になっている。
【0031】この画像形成装置G1は、原稿を載置する
プラテン50と、原稿の情報を読み取る光学読み取り部
100と、該読み取り部100にて読み取られた画像を
シート材に形成する画像形成部200と、画像形成部2
00にシート材を1枚ずつ搬送するシート材給送部60
0と、画像の形成されたシート材の定着を行う定着部3
00と、を備えている。
【0032】また、上述した画像形成部200からは、
装置外部に開口するようにシート搬送路B1が形成され
ており、このシート搬送路B1からはシート搬送路B2
が分岐されて、シート材を画像形成部200に再び搬送
するように構成されている。なお、シート搬送路B2に
は中間トレイ500が配置されており、この中間トレイ
500によってシート材Pを一度積載し、画像形成部2
00へ1枚づつ再度搬送するようになっている。
【0033】さらに、上述した搬送路B1,B2の分岐
部A近傍には排紙・反転部410が配置されており、コ
ピーモード(通常モード、両面モード、多重モード等)
に応じてシート材の搬送経路及び搬送方向を変更できる
ようになっている。
【0034】ところで、上述した光学読み取り部100
は、原稿を照明する光源101と、原稿からの反射光を
画像形成部200に導くミラー群102と、を有してい
る。
【0035】また、画像形成部200は、回転駆動され
る感光ドラム203と、該ドラムの表面を一様に帯電す
る一次帯電器205と、ドラム表面に形成された静電潜
像を現像する現像器202と、現像器202によって現
像されたトナー像をシート材に転写する転写ローラ20
4等とを有している。
【0036】さらに、シート材給送部600は、多数の
シート材を収納するカセット601と、該カセット60
1からシート材を給送する給紙ローラ602と、シート
材の分離のための分離パット603と、必要に応じて異
なるサイズのシート材を供給するための手差しトレイ7
00と、これらカセット601及び手差しトレイ700
から画像形成部200へシート材を搬送する縦搬送路B
3と、を有している。なお、上記カセット601にはサ
イズ検知ユニット(不図示)が配置されており、シート
材のサイズを検知するようになっている。また、画像形
成部200の手前側(シート搬送方向上流側)にはレジ
前ローラ対201が配置されており、画像形成部200
における画像形成のタイミングに同期させてシート材を
搬送するようになっている。
【0037】またさらに、定着部300は、シート材に
圧力と温度とを加えてトナー像の定着を行う定着ローラ
301と、定着ローラ301の下流側に配置されてシー
ト材のカール取りを行うカール取りローラ302等と、
を有している。
【0038】また、排紙・反転部410は、搬送路B
1,B2の分岐部Aに回転自在に支持されたフラッパー
401と、該フラッパー401を切り換えるフラッパー
駆動手段(不図示)と、を有している。つまり、本実施
の形態においては、これらフラッパー401とフラッパ
ー駆動手段とによって搬送路切換え手段を構成し、コピ
ーモード(通常モード、両面モード、多重モード)に応
じてシート材の搬送経路を切り換えるようになってい
る。
【0039】さらに、上述した搬送路B1の開口部(排
出口)には排出ローラ402と従動ローラ403とが配
置されている。これらの排出ローラ402及び従動ロー
ラ403は、互いに対向するように、かつ複数組配置さ
れており、排出ローラ402は、不図示のモータによっ
て正逆転駆動が可能なように構成されている。
【0040】ところで、この排出ローラ402の近傍に
はシート材検知装置900が設けられており、シート材
の通過(換言すれば、シート材が遅延していないか、或
は滞留していないか)を検知するようになっている。
【0041】このシート材検知装置900は、図3
(a)に詳示するように、回転自在に支持されたセンサ
ーフラッグ901を有している。このセンサーフラッグ
901は、図4に示すように、排出ローラ402に対向
しない位置(隣接する排出ローラ402と排出ローラ4
02との間)に配置されると共にバネ902によって付
勢されてその先端部が搬送路B1中に突出されている。
なお、この先端部には、ローラ903が回転自在に支持
されている。
【0042】また、センサーフラッグ901の他端部近
傍には光センサー906が配置されており、このセンサ
ー906は、センサーフラッグ901の他端部によって
遮蔽されることに基づき制御回路(不図示)にオン信号
を送信するようになっている。
【0043】一方、このシート材検知装置900の近傍
には、図3(a)に詳示するように、センサーフラッグ
901の先端部を搬送路B1から退避させる退避装置9
10が配置されている。
【0044】この退避装置910は、回転自在に支持さ
れたストッパー911を有しており、このストッパー9
11には、センサーフラッグ901と干渉する突起部9
11a,911bが形成されている。また、このストッ
パー911の上方には、ストッパー911を移動させる
ための移動手段として、シーソ部材912とソレノイド
913とが配置されている。このうち、シーソ部材91
2は、ストッパー910に干渉するように回転自在に支
持されており、ソレノイド913は、シーソ部材912
の一端部に連結されて、シーソ部材912を回転させる
ように構成されている。
【0045】次に、通常モードにおける作用について説
明する。
【0046】いま、ユーザが、原稿をプラテン50にセ
ットし、初期設定を行い、コピースタートボタン(不図
示)を押すと、図2に示す給紙ローラ602等が回転
し、シート材Pは、給紙カセット部600から縦搬送路
B3を通ってレジ前ローラ対201に搬送される。
【0047】一方、光学読み取り部100は原稿をスキ
ャンし、その反射光は感光ドラム203を走査し、該ド
ラム203の表面には静電潜像が形成される。この静電
潜像は現像器202によってトナー像とされる。
【0048】そして、レジ前ローラ対201が回転し
て、シート材は感光ドラム203と転写ローラ204と
のニップ部に搬送され、トナー像の転写を受ける。その
後、シート材Pは、搬送部800によって定着部300
に搬送され、定着ローラ301によってトナー像の定着
を受け、カール取りローラ302によってカール取りが
行われる。
【0049】ここで、フラッパー401は図3(a)に
示す位置に保持されているため、シート材Pは、定着ロ
ーラ301と排出ローラ402等とによって排出され、
排紙トレイ404上へ積載される(図5(a)参照)。
【0050】なお、センサーフラッグ901は、シート
材通過前には図5(a)の点線で示す位置(符号(イ)
の位置)に保持されている。したがって、排出されるシ
ート材は、センサーフラッグ901と排出ローラ402
とによって波状に変形されて腰付けされることとなる。
【0051】また、上述のようにシート材が搬送されて
くると、センサーフラッグ901は、その先端部(すな
わち、ローラ903)が押し上げられて時計回りの方向
に回転する。この回転によって、センサー906は、そ
の光路を遮蔽されて、制御回路(不図示)にオン信号を
送信する。
【0052】次に、両面モードの場合の作用について説
明する。
【0053】上述した通常モードの場合と同様に、シー
ト材は、トナー像の転写と定着を受け、排紙・反転部4
10にまで搬送されてくる(図5(a)及び図6(a)
参照)。なお、フラッパー401の位置、及びセンサー
フラッグ901の位置は、上述の通常モードと同様であ
る。
【0054】そして、センサーフラッグ901の回転に
伴ってセンサー906がオン信号を出力するが、排出ロ
ーラ402は、センサー906のオンから所定時間だけ
経過した時点でその駆動を止める。なお、排出ローラ4
02の駆動を止めるまでの時間は、上記サイズ検知ユニ
ットからのサイズ信号に応じて規定される時間であり、
その結果、シート材Pは、排出ローラ402等によって
挟持され、かつ後端部がフラッパー401を通過した状
態(先端部は装置外部に突出した状態)で一旦停止され
ることとなる。
【0055】その後、図5(b)及び図6(b)に示す
ように、フラッパー401が切り換えられると共に排出
ローラ402が時計回りに逆回転され、シート材Pは、
搬送路B2(中間トレイ500)を経由して画像形成部
200に再搬送される。なお、フラッパー401の切り
換えは、排出ローラ402の回転停止と同時、又はその
逆回転と同時に行う。
【0056】ところで、排出ローラ402の回転を停止
してからシート材を搬送路B2に搬送するまでの間、退
避装置910を駆動して、センサーフラッグ901を搬
送路B1から退避させる。
【0057】具体的には、上述のようにフラッパー40
1を切り換えると同時に、ソレノイド913を駆動する
(図3(b)参照)。これにより、シーソ部材912が
時計回りの方向に回転し、ストッパー911を同方向に
回転させ、さらに、センサーフラッグ901を同方向に
回転させる。その結果、センサーフラッグ901の先端
部は搬送路B1から退避される。
【0058】一方、画像形成部200に再搬送されたシ
ート材Pは、裏面に画像が形成され、上述した通常モー
ド時と同様の作用によって排紙トレイ404に排出され
る。
【0059】次に、多重モードの場合の作用について説
明する。
【0060】本モードの場合は、フラッパー401は、
予め図5(c)に示す位置に切り換えられている。
【0061】したがって、トナー像の転写・定着を受け
たシート材Pは、排出ローラ402の方へは搬送され
ず、搬送路B2を介して中間トレイ500に搬送され
る。
【0062】そして、中間トレイ500に搬送されたシ
ート材Pは、再び感光ドラム203に搬送され、トナー
像の転写(多重転写)を受け、上述した通常モードと同
様の方法で排紙トレイ404上に排出される。
【0063】次に、本実施の形態の効果について説明す
る。
【0064】本実施の形態によれば、シート材を排出す
る場合には排出ローラ402とセンサーフラッグ901
とによってシート材の腰付けがなされる。したがって、
シート材を確実に排紙トレイ404に排出することがで
きる。
【0065】また、シート材を排出せずに搬送路B2に
搬送する場合には、退避装置910を駆動して、センサ
ーフラッグ901を搬送路B1から退避させる。したが
って、シート材の搬送抵抗を少なくすることができ、シ
ート材の引っ張りなどに伴う斜行等を防止することがで
きる。
【0066】さらに、本実施の形態によれば、排出ロー
ラ402と搬送路切換え手段(フラッパー401等)と
によって、シート材の一部を外部に突出させた状態でそ
の反転を行うようにしたため、装置の小型化を図ること
ができる。
【0067】ついで、図7に沿って、本発明の他の実施
の形態について説明する。
【0068】本実施の形態に係る画像形成装置は、上述
した画像形成装置G1と同様、シート材の片面にのみ画
像形成を行うモード(以下、“通常モード”とする)、
両面に画像形成を行うモード(以下、“両面モード”と
する)、及び片面に繰り返し画像形成を行うモード(以
下、“多重モード”とする)を実行できるようになって
いる。
【0069】また、本実施の形態に係る画像形成装置
は、原稿を載置するプラテン50と、原稿の情報を読み
取る光学読み取り部100と、該読み取り部100にて
読み取られた画像をシート材に形成する画像形成部20
0と、画像形成部200にシート材を1枚ずつ搬送する
シート材給送部600と、画像の形成されたシート材の
定着を行う定着部300と、を備えている。
【0070】さらに、上述した画像形成部200から
は、装置外部に開口するようにシート搬送路B1が形成
されており、このシート搬送路B1からはシート搬送路
B2が分岐されて、シート材を画像形成部200に再び
搬送するように構成されている。なお、シート搬送路B
2には中間トレイ500が配置されており、この中間ト
レイ500によってシート材Pを一度積載し、画像形成
部200へ1枚づつ再度搬送するようになっている。
【0071】またさらに、上述した搬送路B1,B2の
分岐部A近傍には排紙・反転部420が配置されてお
り、コピーモード(通常モード、両面モード、多重モー
ド等)に応じてシート材の搬送経路及び搬送方向を変更
できるようになっている。
【0072】また、上述した搬送路B1の開口部(排出
口)には排出ローラ402と従動ローラ403とが配置
されている。これらの排出ローラ402及び従動ローラ
403は、互いに対向するように、かつ複数組配置され
ており、排出ローラ402は、不図示のモータによって
正逆転駆動が可能なように構成されている。
【0073】ところで、排紙・反転部420は、上述し
た実施の形態と同様にフラッパー401を複数有してい
る。これら複数のフラッパー401は、図7(a)に示
すように、軸502に一体的に固定されて、軸502を
中心に回転するように構成されている。また、この軸5
02の端部にはリンク部材503が固着されており、該
リンク部材503は軸502と直交する方向に延設され
ている。そして、このリンク部材503にはバネ504
が取り付けられており、フラッパー401は図示(x)
方向に付勢されている。また、このリンク部材503に
はソレノイド507が取り付けられており、このソレノ
イド507によってフラッパー401を駆動するように
なっている。つまり、本実施の形態においては、これら
フラッパー401とソレノイド507とによって搬送路
切換え手段を構成し、シート材の搬送経路を切り換える
ようになっている。
【0074】さらに、このフラッパー401の近傍には
シート材検知装置930が設けられており、シート材の
通過(換言すれば、シート材が遅延していないか、或は
滞留していないか)を検知するようになっている。
【0075】このシート材検知装置930は、上述した
光センサー906と、この光センサー906を支持する
センサー台506と、を有している。
【0076】また、センサー台506には、センサーフ
ラッグ931が回転自在に支持されており、センサーフ
ラッグ931は、バネ932によって図示(x)方向に
付勢されている。なお、このセンサーフラッグ931
は、上述した実施の形態と同様に、排出ローラ402に
対向しない位置に配置されて、搬送路中に突出されてい
る。また、センサーフラッグ901の他端部は、上述し
た実施の形態と同様にセンサー906を遮蔽するように
なっている。
【0077】一方、センサーフラッグ931は縦壁部9
31aを有しており、この縦壁部931aには長穴93
1bが形成されている。なお、この長穴931bは、軸
502を中心にした円弧の形に形成されている。
【0078】また、上述したリンク部材503の端部か
らは、軸505がリンク部材503と直交する方向(軸
502に平行な方向)に延設されており、該軸505
は、ソレノイド507の駆動に伴い軸502を中心にし
て回転するようになっている。
【0079】そして、この軸505は、上述した長穴9
31bに挿通されており、軸505を移動させることに
よって、センサーフラッグ931を搬送路B1から退避
させるように構成されている。
【0080】つまり、本実施の形態においては、軸50
5は、センサーフラッグ931に干渉するように移動自
在に支持された位置規制部材として機能し、上述したソ
レノイド507は、この軸505を移動させる移動手段
として機能することとなる。また、センサーフラッグ9
31の長穴931bと、軸505と、ソレノイド507
とによって退避装置430を構成している。
【0081】なお、センサー台506の端部506aは
折り曲げられており、該端部506aには、軸505が
挿通される円弧状の長穴506bが形成されている。こ
の長穴506bは、軸502を中心にした円弧の形に形
成されており、軸505のガイドとして機能している。
【0082】次に、両面モードの場合の作用について説
明する。
【0083】シート材が、図7(b)に示すように、排
紙・反転部420にまで搬送されてくると、センサーフ
ラッグ931がバネ932の付勢力に抗して(y)方向
に回転し、それに伴ってセンサー906がオン信号を出
力する。
【0084】すると、排出ローラ402は、センサー9
06のオンから所定時間だけ経過した時点でその駆動を
止める。なお、排出ローラ402の駆動を止めるまでの
時間は、サイズ検知ユニットからのサイズ信号に応じて
規定される時間であり、その結果、シート材Pは、排出
ローラ402等によって挟持され、かつ後端部がフラッ
パー401を通過した状態(先端部は装置外部に突出し
た状態)で一端停止されることとなる。
【0085】その後、図7(c)に示すように、ソレノ
イド507がオンされ、リンク部材503(すなわち、
フラッパー401及び軸505)を軸502を中心にし
て回転させる。したがって、フラッパー401の回転に
よってシート材の搬送経路が切り換えられ、軸505の
回転によってセンサーフラッグ931が搬送路B1から
退避される。
【0086】次に、排出ローラ402が逆回転され、シ
ート材Pは、搬送路B2(中間トレイ500)を経由し
て画像形成部200に再搬送される。
【0087】なお、画像形成部200に再搬送されたシ
ート材Pは、裏面に画像が形成され、排紙トレイ404
に排出される。
【0088】なお、いずれのモードにおいても、シート
材が排出される場合には、搬送されるシート材は、セン
サーフラッグ931と排出ローラ402とによって波状
に変形されて腰付けされることとなり、排紙トレイ40
4上へ積載されることとなる。
【0089】次に、本実施の形態の効果について説明す
る。
【0090】本実施の形態によれば、センサーフラッグ
931の搬送路B1からの退避、並びにフラッパー40
1の切り換えは、共通のソレノイド507によって行
う。したがって、別々の駆動手段を用いる場合に比べて
構造が簡単となり、その分コストを低減できる。
【0091】また、本実施の形態によれば、上述した第
1の実施の形態と同様の効果を奏する。すなわち、シー
ト材を確実に排紙トレイ404に排出することができ、
両面モードにおいてシート材の斜行を防止できる。さら
に、排出ローラ402と搬送路切換え手段(フラッパー
401等)とによって、シート材の一部を外部に突出さ
せた状態でその反転を行うようにしたため、装置の小型
化を図ることができる。
【0092】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によると、
シート材を排出する場合には排出用回転体と接触型検知
部材とによってシート材の腰付けがなされる。したがっ
て、シート材を確実に排出することができる。
【0093】また、シート材を排出せず、第2シート搬
送路に搬送する場合には、退避手段を駆動して、前記接
触型検知部材を前記第1シート搬送路から退避させる。
したがって、シート材の搬送抵抗を少なくすることがで
き、シート材の引っ張りなどに伴う斜行等を防止するこ
とができる。この場合、接触型検知部材の退避は比較的
簡単な構成の装置にて実現できるため、画像形成装置全
体のコンパクト化並びに低コスト化を図ることができ
る。
【0094】さらに、本発明によれば、排出用回転体と
搬送路切換え手段とによってシート材の反転を行うよう
にしたため、装置の小型化を図ることができる。
【0095】またさらに、接触型検知部材の駆動とフラ
ッパーの駆動とを共通の駆動手段によって行うようにし
た場合には、構造が簡単となり、装置の価格を低減する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の画像形成装置の全体構造を説明するため
の図。
【図2】本発明に係る画像形成装置の全体構造を説明す
るための図。
【図3】排紙・反転部の詳細構造を説明するための図で
あり、(a)はシート材排出時の様子を示す図、(b)
は両面モード時の様子を示す図。
【図4】排紙・反転部の詳細構造を説明するための斜視
図。
【図5】(a)はシート材排出時の状態を示す図、
(b)は両面モード時の状態を示す図、(c)は多重モ
ード時の状態を示す図。
【図6】(a)はシート材排出時の状態を示す図、
(b)は両面モード時の状態を示す図。
【図7】他の実施の形態を説明するための図。
【符号の説明】
200 画像形成部 401 フラッパー(搬送路切換え手段) 402 排出ローラ(排出用回転体) 403 従動ローラ(排出用回転体) 430 退避装置(退避手段) 507 ソレノイド(フラッパー駆動手段、搬送路
切換え手段) 900 シート材検知装置(シート材検知手段) 901 センサーフラッグ(接触型検知部材) 902 バネ(付勢手段) 910 退避装置(退避手段) 911 ストッパー(位置規制部材) 912 シーソ部材(押圧部材、移動手段) 913 ソレノイド(押圧部材駆動手段、移動手
段) 931 センサーフラッグ(接触型検知部材) A 分岐部 B1 シート搬送路(第1シート搬送路) B2 シート搬送路(第2シート搬送路) G1 画像形成装置 P シート材

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シート材に画像を形成する画像形成部
    と、該画像形成部から装置外部に開口するように形成さ
    れた第1シート搬送路と、該第1シート搬送路の開口部
    近傍に配置されてシート材を搬送する排出用回転体と、
    該排出用回転体の近傍に設けられてシート材の通過を検
    知するシート材検知手段と、前記第1シート搬送路から
    分岐するように形成されて前記画像形成部にシート材を
    搬送する第2シート搬送路と、前記第1シート搬送路と
    前記第2シート搬送路とを切り換える搬送路切換え手段
    と、を備え、かつ、前記排出用回転体の逆転及び前記搬
    送路切換え手段による搬送路の切り換えを行い、片面に
    画像が形成されているシート材を前記第2シート搬送路
    を経由させて前記画像形成部に搬送してシート材の両面
    に画像を形成する画像形成装置において、 前記シート材検知手段を、移動自在に支持された接触型
    検知部材と、該接触型検知部材を前記第1シート搬送路
    中に突出させる付勢手段と、によって構成し、かつ、 前記排出用回転体と前記接触型検知部材とによってシー
    ト材を波形に変形させる、 ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記接触型検知部材を前記第1シート搬
    送路から退避させる退避手段、を備え、かつ、 シート材を前記第2シート搬送路に搬送する場合に、前
    記退避手段を駆動して、前記接触型検知部材を前記第1
    シート搬送路から退避させる、 ことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記搬送路切換え手段が、前記第1シー
    ト搬送路と前記第2シート搬送路との分岐部に回転自在
    に配置されたフラッパーと、該フラッパーを駆動するフ
    ラッパー駆動手段と、を有する、 ことを特徴とする請求項1又は2記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記退避手段が、前記接触型検知部材に
    干渉するように、かつ移動自在に支持された位置規制部
    材と、該位置規制部材を移動させる移動手段と、を有す
    る、 ことを特徴とする請求項2又は3記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記移動手段が、前記位置規制部材を押
    圧する位置に移動自在に配置された押圧部材と、該押圧
    部材を移動させる押圧部材駆動手段と、を有し、 前記押圧部材駆動手段によって前記押圧部材を移動させ
    ることに基づき、前記位置規制部材を移動させる、 ことを特徴とする請求項4記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記移動手段が前記フラッパー駆動手段
    である、 ことを特徴とする請求項4記載の画像形成装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8282099B2 (en) 2005-02-03 2012-10-09 Fuji Xerox Co., Ltd. Delivery mechanism, fixing device and image forming apparatus
US20150375956A1 (en) * 2014-06-26 2015-12-31 Kyocera Document Solutions Inc. Sheet ejecting device and image forming apparatus
JP2016117539A (ja) * 2014-12-18 2016-06-30 キヤノン株式会社 シート搬送装置及び画像形成装置
US9817354B2 (en) 2015-06-29 2017-11-14 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus and sheet accommodation unit

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