JP3714888B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、所定のサイズにカットされた定形用紙よりも長い長尺用紙が供給されて画像形成処理を行う画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
複写機やプリンタ等の画像形成装置には、従来より、定形用紙、小サイズの葉書や封筒等が主として用いられていたが、最近、家庭用の複写機等において、長尺用紙が用いられることが多くなってきている。
【0003】
ところで、一般的な画像形成装置は、用いられる最大幅の用紙に準じて用紙の供給路の幅寸法が決められて設計されている。つまり、最大幅の用紙が供給されたとしてもJAM(紙詰まり)等のトラブルが生じないように、この供給路の幅寸法は用紙の最大幅よりも広くなっている。例えば、定形用紙に対しては、装置のコンパクト性等も考慮して、30〜40mm(幅の中心に対して片側で15〜20mm)程度広くなっていれば十分である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、長尺用紙が用いられた場合は状況が異なってくる。この様子を図7に基づき以下に説明する。図7は、長尺用紙が供給路に対して斜めに供給された状態(以下、「斜行」と記すことがある)が示されている。110は、供給路120上に備えられ長尺用紙115の搬送を司る代表的な搬送ローラであり、円筒状のローラパッド111とその両端に軸部112、112を有している。この搬送ローラ110は軸部112、112に設けられた一対の軸受け113、113を介して不図示の装置本体に対して回転自在に取り付けられている。114は、搬送ローラ110を回転させるためのギヤであり、一つの軸部112に固定され不図示の駆動機構に連結されている。なお、供給路120の外側には、図示していないが、搬送ローラ110を支持する支持部材が存在している
【0005】
今、供給路120の幅Wをローラパッド111の幅とほぼ等しく定め、長尺用紙115が斜行して供給されている。長尺用紙115は、その供給方向Fに長いため、一旦斜行して長尺用紙115の供給が進行すると、その後端部にいくに従い供給路120の幅Wの領域を超える度合いが大きくなっていく。すると、供給路120の幅Wの領域を超えた長尺用紙115の側縁部分は、軸受け113やギヤ114に噛み込んでしまったり、搬送ローラ110を支持する支持部材と干渉してしまったりしてトラブルが生じる。
【0006】
このように長尺用紙の場合は、定形用紙ではトラブルにつながらない程度の軽微な斜行であっても、供給路の幅を超えた位置に配置された軸受けやギヤ等の部品に用紙が噛み込んでしまう等のトラブルが生じ易い。また、軸受けやギヤに噛み込んだ用紙は、特に取り除くことが困難であるため、この用紙を取り除く際に用紙がちぎれることが多く、仮に、そのちぎれた用紙が装置の内部に残存すると、再度装置を作動させたときにトラブルや破損を引き起こしかねない。このような問題を防ぐには、供給路の幅をより広く定めることが容易に考えられるが、装置の大型化を伴うことになるので得策ではない。
【0007】
そこで、本発明は、上記の問題に鑑みてなされたものであり、供給路の幅を超えた位置に配置された部品に長尺用紙が噛み込んだり干渉したりするというトラブルを未然に防ぐことができる画像形成装置を提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明による画像形成装置は、定形用紙よりも長い長尺用紙が供給されて画像形成処理を行う画像形成装置において、長尺用紙がその供給路の所定位置で幅方向に定められた領域を超えて供給されたときに反応するセンサーと、このセンサーが反応すると装置の駆動が停止するように制御する制御手段と、前記供給路に備えられ画像形成処理が行われる画像形成部に向けて前記長尺用紙を送出する送出手段と、前記供給路を横断して前記長尺用紙を幅方向にカットするカッターと、を備えたものである。ここで、前記送出手段の上流側に前記カッターが備えられ、このカッターの上流側近傍に前記センサーが備えられていて、前記センサーは、前記供給路の両側部に備えられたPIセンサーであり、前記領域を超えた前記長尺用紙の側縁に反応するようになっている。
【0009】
また、上記目的を達成するための本発明による画像形成装置は、源が互いに別の定形用紙、及び定形用紙よりも長い長尺用紙が選択的に供給されて画像形成処理を行う画像形成装置において、前記定形用紙及び前記長尺用紙がその供給路の所定位置で幅方向に定められた領域を超えて供給されたときに反応するセンサーと、前記センサーが反応すると装置の駆動が停止するように制御する制御手段と、合流後の前記供給路に備えられ画像形成処理が行われる画像形成部に向けて前記定形用紙及び前記長尺用紙を送出する送出手段と、を備えたものである。ここで、前記センサーは、前記送出手段の上流側にあって合流後の前記供給路の両側部に備えられたPIセンサーであり、前記領域を超えた前記定形用紙及び前記長尺用紙の側縁に反応するようになっている。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の具体的な実施形態を図面を参照しながら説明する。図1、2は本発明の一実施形態である画像形成装置の外観斜視図、図3は本実施形態の画像形成装置の要部縦断面図、図4は長尺用紙モードの設定手順を示すフローチャート、図5は長尺用紙の斜行を検知するセンサーの配置を示す図、図6は図5を下方から見た図である。
【0013】
この画像形成装置は複写機であって、図1、2において、1は画像形成装置本体で、上面に複写原稿が載置されるコンタクトガラス2を有している。3は自動原稿搬送装置(ADF)で、後端側がヒンジ機構4、4を介して画像形成装置本体1に回動自在に取り付けられていて、図2に示すように、コンタクトガラス2から離れた状態で静止できるようになっている。自動原稿搬送装置3は搬送部90を備えていて、91は複写原稿を載せる原稿載置台、92は複写原稿を搬送方向と直交する方向に規制するガイドである。また、コンタクトガラス2の側方にはADF用コンタクトガラス93が設けられている。そして、自動原稿搬送装置3の底面でADF用コンタクトガラス93に対応する位置にはスリット94が設けられており、原稿がこのスリット94を通過するときに図示しない露光光学系によって原稿が読み取られるようになっている。また、スリット94の側方で、コンタクトガラス2に対応する位置には原稿マット95が設けられている。5は複写情報等を入力するための操作パネルである。
【0014】
6は前カバーで、下端側がヒンジ機構7、7を介して画像形成装置本体1に回動自在に取り付けられていて、手前側に開くと前方に向けてほぼ水平に突出した状態で保持されるようになっている。8はトナーカートリッジ、9はトナー回収タンクである。
【0015】
前カバー6の下方には上下二段の給紙カセット10、11が設けられている。これらは所定サイズにカットされた定形の用紙を自動給紙するためのもので、画像形成装置本体1に対して前後方向に出入り自在に取り付けられている。また、前カバー6の上方には、排出部12から排出された複写物を貯留するためのコピー収納部13が設けられている。
【0016】
14は手差し給紙部で、手差しトレイ15を有している。手差しトレイ15は基端部の支軸(不図示)を介して画像形成装置本体1に回動自在に取り付けられていて、図1に示すように側方に向けてほぼ水平に突出した状態と、ほぼ垂直に起立して画像形成装置本体1の側面に密着した状態とをとることができるようになっている。
【0017】
長尺用紙17は、手差しトレイ15を介して給紙口25に供給されるようになっている。この長尺用紙17は、適当な長さにカットされたものでも、長さ方向にロール状に巻かれたものでも構わない。なお、長尺用紙17が取り付けられた際、その取り付けを検知する不図示のセンサー23が設けられていて、このセンサー23は画像形成装置本体1の制御回路(不図示)に接続されている。
【0018】
図3に基づき説明を続ける。手差し給紙部14の給紙口25には給紙コロ26が設けられ、その下方にはリフト板27及びさばき機構28が設けられている。リフト板27は図示しない駆動機構により図の左側の端部を支点として回動し、給紙コロ26の外周部に対して接離するようになっている。さばき機構28は、摩擦パッド29、ソレノイド30、及びこれらを連結するリンク31等から成っている。
【0019】
摩擦パッド29は摩擦係数の高い材料により形成され、一端が支軸32を介して画像形成装置本体1に回動自在に取り付けられていて、給紙コロ26の外周部に対して接離するようになっている。なお、摩擦パッド29は、図示しないバネを介して給紙コロ26に接する方向に付勢されている。
【0020】
摩擦パッド29の他端には支持部33が設けられていて、この支持部33にはピン34を介してリンク31の一端が回動自在に取り付けられている。ソレノイド30は可動鉄心30aを上方に向けて画像形成装置本体1に固定されていて、可動鉄心30aにはピン35を介してリンク31の他端が回動自在に取り付けられている。ソレノイド30に通電すると可動鉄心30aが引き込まれ、リンク31が摩擦パッド29を給紙コロ26から離れる方向に回動させる。
【0021】
摩擦パッド29の上方には、長尺用紙17を切断するカッター50が設けられている。このカッター50は、円盤状の刃を中心点まわりに回転自在に支持した移動体が長尺用紙17の幅方向に走行して長尺用紙17を同方向に切断するものである。このカッター50の上方にはレジストローラ36、37が設けられていて、これらは用紙の搬送経路を挟むように対向配置され、図示しない駆動機構によりローラ36が回転駆動されるようになっている。そして、これらの下方には用紙の通過を検知するレジストスイッチ38が設けられていて、制御回路は、このレジストスイッチ38から与えられる信号に応じてレジストローラ36を駆動する。
【0022】
ここで、本実施形態では、図5、6に示すように、給紙コロ26とレジストローラ36、37との間における長尺用紙17の供給路80の両側部に、長尺用紙17の斜行を検知するPIセンサー等の斜行検知センサー81、82が一対設けられている。今、供給路80の幅Wをレジストローラ36、37の幅とほぼ等しく定め、長尺用紙17の側縁がこの供給路80の幅Wを超えて供給方向Fに供給されたとき、斜行検知センサー81、82がその長尺用紙17の側縁に反応して、長尺用紙17の斜行が検知されるようになっている
【0023】
また、このように斜行検知センサー81、82を長尺用紙17の供給方向Fに対してレジストローラ36、37の上流側に設けているのは、長尺用紙17の斜行が生じても、レジストローラ36、37の両端に通常設けられている軸受けやギヤに長尺用紙17が噛み込む前にその斜行を検知するためである。
【0024】
なお、供給路80の外側には、図5、6に図示していないが、レジストローラ36、37を支持する支持部材が存在している
【0025】
図3に戻って説明を続ける。レジストローラ36、37の上方には画像形成部39が設けられている。画像形成部39は、表面にトナー像が形成される感光体ドラム40と、その周囲に回転方向に沿って配設されたクリーニングユニット41、帯電器42、現像ユニット43、転写ローラ44等を有している。
【0026】
画像形成部39の上方には定着部45が設けられている。この定着部45は、用紙の搬送経路を挟むように対向配置された一対のローラ46、47を有しており、これらの間に用紙を挟み込んで加圧するとともに加熱し、用紙上に転写されたトナー像を溶融せしめて用紙上に定着させる。
【0027】
定着部45の上方には前記排出部12が設けられている。この排出部12は、用紙の搬送経路を挟むように対向配置された一対の排出ローラ48、49を有しており、定着部45を通過した用紙を排出ローラ48、49で挟み込んでコピー収納部13内に排出する。
【0028】
また、本実施形態では、長尺用紙17が取り付けられた際、その取り付けを不図示のセンサー23が検知すると、長尺用紙に対する画像形成処理に適した長尺用紙モードに自動的に移行するようになっている。この長尺用紙モードの内容は、具体的には、▲1▼レジストスイッチ38を用いたJAMの検知を行わないか検知時間を長くする、▲2▼画像メモリを分割しない、▲3▼さばき機構28が動作しない、という三つの要素から成っている。これらについて、以下に詳細に説明する。
【0029】
まず、▲1▼について説明する。用紙の搬送方向先端部がレジストスイッチ38に達するとレジストスイッチ38がONとなり、その用紙の搬送方向後端部がレジストスイッチ38を通過するとレジストスイッチ38がOFFとなる。このONからOFFまでの時間は用紙のサイズによって決まり、制御回路は、この時間が所定時間を超えると重送が生じていると判定して運転を停止する。定形用紙を連続して搬送する場合には、用紙間に隙間が生じるため、このような処理が可能であるが、長尺用紙は連続しているため、カットされない限りレジストスイッチ38はONのままで、定形用紙の場合と同じ長さの時間で判定すると誤動作となる。そこで、長尺用紙モードにおいては、このような処理を行わないか、または検知時間を長くして誤動作を防ぐようにしている。
【0030】
次に、▲2▼について説明する。定形用紙に画像形成を行う場合、制御回路のCPUは、スキャナーから読み込んだデータを一旦ビットマップメモリーに展開する。このビットマップメモリーでは、原稿のデータをページ毎に領域を確保して展開しているが、長尺用紙モードでは、CPUは、このページ毎の領域の区切りを無くし、メモリ全体を一つの領域として確保するようにしている。
【0031】
次に、▲3▼について説明する。さばき機構28は、摩擦パッド29で給紙コロ26との間に重なり合った用紙を挟圧し、摩擦係数の高い摩擦パッド29の作用により摩擦パッド29に接している用紙の搬送を阻止し、これによって重なり合った二枚の用紙を分離するものである。長尺用紙の場合には、重送が生じないため、長尺用紙モードにおいては摩擦パッド29が給紙コロ26から離れるようになっている。
【0032】
なお、長尺用紙17が取り付けられた場合であっても、ユーザが操作パネル5で給紙カセット10、11を選択した場合には、長尺用紙モードに移行せず、給紙カセット10、11からの給紙が行われるようになっている。すなわち、図4に示すように、長尺用紙17が取り付けられ(ステップ#10)、センサー23がONになると(ステップ#20)、CPUは、操作パネル5で給紙カセット10、11が選択入力されているか否かを読み込む(ステップ#30)。
【0033】
給紙カセット10、11が選択されている場合には、CPUはカセット給紙の処理手順を選択し(ステップ#40)、コピーをスタートする(ステップ#70)。ステップ#30で給紙カセット10、11が選択されていない場合には、CPUは手差し給紙の処理手順を選択し(ステップ#50)、次いで、上述した長尺用紙モードに移行せしめ(ステップ#60)、コピーをスタートする(ステップ#70)。
【0034】
コピー動作がスタートして、ステップ#72で斜行検知センサー81、82が長尺用紙17の斜行を検知した場合には、直ちに装置の駆動(コピー動作)を停止させて操作パネル5上にJAM表示を行う(ステップ#74)。そして、ユーザにより所定のカバーが開かれて斜行した用紙が取り除かれ、その後、カバーが閉じられてリセットを行い(ステップ#76)、ステップ#10に戻り再度コピー動作が行われる。一方、ステップ#72で斜行検知センサー81、82が長尺用紙17の斜行を検知しなかった場合には、そのままコピー動作が進行してコピーが終了し(ステップ#80)、このフローが終了する。
【0035】
次に、実際にコピーを行う場合について説明する。まず、長尺用紙17を取り付け手差しトレイ15を介してその先端部を給紙口25に差し込む。そして、原稿載置台91に長尺の複写原稿をセットして操作パネル5のプリントボタンを押すと、複写原稿が長さ方向に送られ、ADF用コンタクトガラス93の下方に載置された露光光学系で原稿の画像が読み取られる。また、リフト板27が上方に回動して長尺用紙17を給紙コロ26に押し付けるとともに給紙コロ26が回転して長尺用紙17の先端部を画像形成装置本体1内に引き込む。このとき、摩擦パッド29は給紙コロ26から離れている。
【0036】
長尺用紙17の先端部は搬送経路内を上昇し、レジストスイッチ38を通過してレジストローラ36、37間に突き当たって停止する。また、画像形成部39では、帯電器42によって感光体ドラム40の表面が帯電され、感光体ドラム40が回転し、前記露光光学系で読み取られた複写原稿の画像の反射光が感光体ドラム40の表面に照射され、感光体ドラム40の表面にこの画像の静電潜像が形成される。そして、現像ユニット43が感光体ドラム40の表面にトナーを付着させてこの静電潜像を現像する。
【0037】
長尺用紙17が停止して所定時間経過すると、レジストローラ36、37が回転して長尺用紙17が再び上昇する。そして感光体ドラム40と転写ローラ44の間を通る際に感光体ドラム40の表面のトナー像が長尺用紙17上に転写される。そして、長尺用紙17は定着部45に至り、ローラ46、47間で加圧されるとともに加熱され、これによってトナー像が溶融して長尺用紙17上に定着する。そして、画像が形成された長尺用紙17は排出部12に至り、排出ローラ48、49によりコピー収納部13に排出される。
【0038】
なお、長尺用紙17は、所定の長さだけ搬送された時点でカッター50により幅方向に切断される。そして、原稿載置台91に新しい複写原稿をセットしてプリントボタンを押すと、上述した動作が繰り返されて次のコピーが行われる。
【0039】
一方、コピー動作中に斜行検知センサー81、82が長尺用紙17の斜行を検知した場合には、直ちに装置の駆動(コピー動作)が停止し、操作パネル5上にJAM表示がなされ、ユーザが所定のカバーを開いて斜行した長尺用紙17を取り除く。この際、レジストローラ36、37の両端に設けられている軸受けやギヤに長尺用紙17が噛み込んでいることはないが、コピーがある程度進行していて斜行した長尺用紙17の取り除きが困難な場合は、その長尺用紙17を途中でカットして取り除けばよい。そして、開いたカバーを閉じた後、長尺用紙17をセッティングし、上述した動作が繰り返されて再度コピーが行われる。
【0040】
なお、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で上述した実施形態に種々の変形を施すことができる。例えば、長尺用紙の斜行を検知するセンサー81は、レジストローラ36、37の上流側で長尺用紙の斜行を検知できる限りその供給路のいずれの場所に配置されても構わないし、センサー23によって長尺用紙の取り付けを検知しONされる自動の動作の代わりに、ユーザが操作パネル5でONを入力しても同様の効果を得ることができる。
【0041】
【発明の効果】
以上説明した通り本発明によれば、定形用紙よりも長い長尺用紙が供給されて画像形成処理を行う画像形成装置において、長尺用紙がその供給路の所定位置で幅方向に定められた領域を超えて供給されたときに反応するセンサーと、このセンサーが反応すると装置の駆動が停止するように制御する制御手段と、前記供給路に備えられ画像形成処理が行われる画像形成部に向けて前記長尺用紙を送出する送出手段と、前記供給路を横断して前記長尺用紙を幅方向にカットするカッターと、を備えたものである。ここで、前記送出手段の上流側に前記カッターが備えられ、このカッターの上流側近傍に前記センサーが備えられていて、前記センサーは、前記供給路の両側部に備えられたPIセンサーであり、前記領域を超えた前記長尺用紙の側縁に反応するようになっているので、前記領域を超えた位置に配置された部品、すなわち送出手段を構成するレジストローラの軸受けやギヤに長尺用紙が噛み込んでしまうというトラブルを未然に防ぐことができる。しかも、仮にセンサーが反応して装置の駆動が停止したとしても、長尺用紙を取り除く作業は簡単である。
【0042】
これに加えて、センサーによる検知が確実に行えるし、長尺用紙の斜行を早期に検知することができ、用紙やトナーの無駄な使用を極力抑えることが可能となる。また、長尺用紙が斜行したとき、レジストローラを支持する支持部材と干渉することはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態である画像形成装置の外観斜視図。
【図2】 本発明の一実施形態である画像形成装置の外観斜視図。
【図3】 図1、2の画像形成装置の要部縦断面図。
【図4】 長尺用紙モードの設定手順を示すフローチャート図。
【図5】 長尺用紙の斜行を検知するセンサーの配置を示す図。
【図6】 図5を下方から見た図。
【図7】 長尺用紙が斜行して供給されたときの状態を示す図。
【符号の説明】
1 画像形成装置本体
14 手差し給紙部
15 手差しトレイ
17 長尺用紙
26 給紙コロ
36、37 レジストローラ
80 供給路
81、82 斜行検知センサー
F 長尺用紙17の供給方向
W 供給路80の幅

Claims (2)

  1. 定形用紙よりも長い長尺用紙が供給されて画像形成処理を行う画像形成装置において、
    前記長尺用紙がその供給路の所定位置で幅方向に定められた領域を超えて供給されたときに反応するセンサーと、前記センサーが反応すると装置の駆動が停止するように制御する制御手段と、前記供給路に備えられ画像形成処理が行われる画像形成部に向けて前記長尺用紙を送出する送出手段と、前記供給路を横断して前記長尺用紙を幅方向にカットするカッターと、を備えたものであって、
    前記送出手段の上流側に前記カッターが備えられ、このカッターの上流側近傍に前記センサーが備えられていて、
    前記センサーは、前記供給路の両側部に備えられたPIセンサーであり、前記領域を超えた前記長尺用紙の側縁に反応することを特徴とする画像形成装置。
  2. 源が互いに別の定形用紙、及び定形用紙よりも長い長尺用紙が選択的に供給されて画像形成処理を行う画像形成装置において、
    前記定形用紙及び前記長尺用紙がその供給路の所定位置で幅方向に定められた領域を超えて供給されたときに反応するセンサーと、前記センサーが反応すると装置の駆動が停止するように制御する制御手段と、合流後の前記供給路に備えられ画像形成処理が行われる画像形成部に向けて前記定形用紙及び前記長尺用紙を送出する送出手段と、を備えたものであって、
    前記センサーは、前記送出手段の上流側にあって合流後の前記供給路の両側部に備えられたPIセンサーであり、前記領域を超えた前記定形用紙及び前記長尺用紙の側縁に反応することを特徴とする画像形成装置。
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