JP2722202B2 - 画像記録装置 - Google Patents
画像記録装置Info
- Publication number
- JP2722202B2 JP2722202B2 JP63134415A JP13441588A JP2722202B2 JP 2722202 B2 JP2722202 B2 JP 2722202B2 JP 63134415 A JP63134415 A JP 63134415A JP 13441588 A JP13441588 A JP 13441588A JP 2722202 B2 JP2722202 B2 JP 2722202B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sheet
- paper
- reversing
- unit
- transport
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Conveyance By Endless Belt Conveyors (AREA)
- Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)
- Counters In Electrophotography And Two-Sided Copying (AREA)
- Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
- Separation, Sorting, Adjustment, Or Bending Of Sheets To Be Conveyed (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、用紙の画面又は片面に選択的に画像を記
録する画像記録装置に関する。
録する画像記録装置に関する。
従来、複写機やプリンタ等の画像記録装置において、
用紙の両面に画像を記録する場合には、例えば特開昭62
−56234号に示されているように、画像形成手段の転写
部において像担持体から用紙の一方の面に画像を転写し
定着したのち、用紙を再び転写部まで搬送する用紙経路
中に、用紙の搬送方向を逆方向に切り換える手段(スイ
ッチバック手段)を設け、該切換手段により一方の面に
画像を転写した用紙の搬送方向を反転させて、再び転写
部へ用紙を給送してその裏面に画像を転写記録するよう
に構成されている。
用紙の両面に画像を記録する場合には、例えば特開昭62
−56234号に示されているように、画像形成手段の転写
部において像担持体から用紙の一方の面に画像を転写し
定着したのち、用紙を再び転写部まで搬送する用紙経路
中に、用紙の搬送方向を逆方向に切り換える手段(スイ
ッチバック手段)を設け、該切換手段により一方の面に
画像を転写した用紙の搬送方向を反転させて、再び転写
部へ用紙を給送してその裏面に画像を転写記録するよう
に構成されている。
ところで、従来の両画面像記録装置においては、専用
の用紙搬送方向切換手段を要するため、装置の大型化が
避けられなかった。
の用紙搬送方向切換手段を要するため、装置の大型化が
避けられなかった。
この問題点を解決するものとして、本件出願人は、先
に、専用の用紙搬送方向切換手段を設けずに、第1の給
紙手段の他に第2の給紙手段を設け、この第2の給紙手
段に用紙搬送方向切換手段としての機能をもたせるよう
に構成した両面画像記録装置を提案した(実願昭62−19
2826号)。
に、専用の用紙搬送方向切換手段を設けずに、第1の給
紙手段の他に第2の給紙手段を設け、この第2の給紙手
段に用紙搬送方向切換手段としての機能をもたせるよう
に構成した両面画像記録装置を提案した(実願昭62−19
2826号)。
しかしながら、このように第2の給紙手段に用紙搬送
方向切換手段としての機能をもたらせた構成の画面画像
記録装置は、上記問題点を解決するものとして有効なも
のであるけれども、画面記録モード動作時に、第2の給
紙手段に用紙が存在していると、画面記録用の片面記録
済みの用紙が搬送方向を切り換えられて搬送されると
き、第2の給紙手段に存在している用紙が片面記録済み
の用紙と共に重送され、ジャムが発生するおそれがあ
る。
方向切換手段としての機能をもたらせた構成の画面画像
記録装置は、上記問題点を解決するものとして有効なも
のであるけれども、画面記録モード動作時に、第2の給
紙手段に用紙が存在していると、画面記録用の片面記録
済みの用紙が搬送方向を切り換えられて搬送されると
き、第2の給紙手段に存在している用紙が片面記録済み
の用紙と共に重送され、ジャムが発生するおそれがあ
る。
本発明は、第2の給紙手段を設け該手段に用紙搬送方
向切換手段としての機能をもたらせた構成の両画面像記
録装置における上記問題点を解決するためになされたも
ので、第2の給紙手段に存在する用紙の重送を阻止し、
ジャムの発生を防止できるようにした画像記録装置を提
供することを目的とする。
向切換手段としての機能をもたらせた構成の両画面像記
録装置における上記問題点を解決するためになされたも
ので、第2の給紙手段に存在する用紙の重送を阻止し、
ジャムの発生を防止できるようにした画像記録装置を提
供することを目的とする。
上記問題点を解決するため、本発明は、像担持体上に
形成されたトナー像を第1給紙手段より供給された用紙
に転写する転写手段と、該転写手段によってトナー像を
転写された用紙を排紙トレーに向けて搬送する第1搬送
手段と、該第1搬送手段による用紙の搬送路上に設けら
れ用紙の搬送方向を切り換える切換手段と、該搬送方向
切換手段によって排紙トレー方向から切り換えられた用
紙を他の方向へ搬送する第2搬送手段と、該第2搬送手
段によって搬送された用紙を用紙反転部に受け入れて、
その搬送方向を反転させると共に前記転写手段に向けて
用紙を供給する反転給紙手段と、片面記録モード又は両
面記録モードの選択に応じて用紙の片面又は両面に画像
記録を行う制御手段とを有する画像記録装置において、
前記反転給紙手段の用紙反転部に設けられ、用紙の存在
を検出する検出手段を有し、前記制御手段は、前記反転
給紙手段を第2給紙手段として前記用紙反転部に載置し
た用紙を前記転写手段に向けて供給し該用紙の片面に画
像記録を行って排出する第2給紙モードの選択にも応じ
て上記各手段の制御を行うものであり、且つ両面記録モ
ードによる記録動作中に前記検出手段が、前記反転給紙
手段による用紙反転動作期間を除いて用紙の存在を検出
すると、警報手段を動作するように構成するものであ
る。
形成されたトナー像を第1給紙手段より供給された用紙
に転写する転写手段と、該転写手段によってトナー像を
転写された用紙を排紙トレーに向けて搬送する第1搬送
手段と、該第1搬送手段による用紙の搬送路上に設けら
れ用紙の搬送方向を切り換える切換手段と、該搬送方向
切換手段によって排紙トレー方向から切り換えられた用
紙を他の方向へ搬送する第2搬送手段と、該第2搬送手
段によって搬送された用紙を用紙反転部に受け入れて、
その搬送方向を反転させると共に前記転写手段に向けて
用紙を供給する反転給紙手段と、片面記録モード又は両
面記録モードの選択に応じて用紙の片面又は両面に画像
記録を行う制御手段とを有する画像記録装置において、
前記反転給紙手段の用紙反転部に設けられ、用紙の存在
を検出する検出手段を有し、前記制御手段は、前記反転
給紙手段を第2給紙手段として前記用紙反転部に載置し
た用紙を前記転写手段に向けて供給し該用紙の片面に画
像記録を行って排出する第2給紙モードの選択にも応じ
て上記各手段の制御を行うものであり、且つ両面記録モ
ードによる記録動作中に前記検出手段が、前記反転給紙
手段による用紙反転動作期間を除いて用紙の存在を検出
すると、警報手段を動作するように構成するものであ
る。
また、上記画像記録装置において、前記検出手段を有
し、制御手段は、前記反転給紙手段を第2給紙手段とし
て前記用紙反転部に載置した用紙を前記転写手段に向け
て供給し該用紙の片面に画像記録を行って排出する第2
給紙モードの選択にも応じて上記各手段の制御を行うも
のであり、且つ両面記録モードによる記録動作中に前記
検出手段が、前記反転給紙手段による用紙反転動作期間
に至るまで用紙の存在を検出し続けると、装置内に存在
する用紙を排出したのち装置の動作を停止するように構
成するものである。
し、制御手段は、前記反転給紙手段を第2給紙手段とし
て前記用紙反転部に載置した用紙を前記転写手段に向け
て供給し該用紙の片面に画像記録を行って排出する第2
給紙モードの選択にも応じて上記各手段の制御を行うも
のであり、且つ両面記録モードによる記録動作中に前記
検出手段が、前記反転給紙手段による用紙反転動作期間
に至るまで用紙の存在を検出し続けると、装置内に存在
する用紙を排出したのち装置の動作を停止するように構
成するものである。
このように構成した画像形成装置においては、両面記
録モードによる記録動作中に、用紙を反転させるための
反転給紙手段が反転動作を行っている期間を除いた期間
において、用紙反転部に用紙が載置される場合が発生す
ると、用紙検出手段により検出され、その検出信号に基
づいて警報を発生し、重層によるジャムの発生を未然に
防止させる。
録モードによる記録動作中に、用紙を反転させるための
反転給紙手段が反転動作を行っている期間を除いた期間
において、用紙反転部に用紙が載置される場合が発生す
ると、用紙検出手段により検出され、その検出信号に基
づいて警報を発生し、重層によるジャムの発生を未然に
防止させる。
また、両面記録モードによる記録動作中に、用紙を反
転させるための反転給紙手段が反転動作を開始するま
で、用紙反転部に用紙が除去されず存在する場合には、
装置内における記録中の用紙は装置外に排出して、装置
の動作を停止し、重送によるジャムの発生を阻止する。
転させるための反転給紙手段が反転動作を開始するま
で、用紙反転部に用紙が除去されず存在する場合には、
装置内における記録中の用紙は装置外に排出して、装置
の動作を停止し、重送によるジャムの発生を阻止する。
以下実施例について説明する。第1図は、本発明に係
る画像記録装置の実施例の構成を正面から見た断面図
で、斜線部は図面において手前のフレームと奥のフレー
ムとを連結している部分を示している。図においては、
1は画像記録装置全体を示し、2は像担持体等を構成す
るベルトユニット、3は定着ローラユニット、4は潜像
を現像する現像ユニット、5は用紙搬送ユニット、6は
潜像を形成する印字ヘッド、7はモータ、8は電源ユニ
ットを示している。
る画像記録装置の実施例の構成を正面から見た断面図
で、斜線部は図面において手前のフレームと奥のフレー
ムとを連結している部分を示している。図においては、
1は画像記録装置全体を示し、2は像担持体等を構成す
るベルトユニット、3は定着ローラユニット、4は潜像
を現像する現像ユニット、5は用紙搬送ユニット、6は
潜像を形成する印字ヘッド、7はモータ、8は電源ユニ
ットを示している。
上面カバー48は、回転支軸47を中心として回動し、90
゜開くことができるように構成されている。そして該上
面カバー48の内側には、用紙搬送ユニット5が支点34で
緩く嵌合支持され且つバネ35で保持されており、上面カ
バー48と共に上方に回動されて装置本体より開くように
なっている。また用紙搬送方向変換機能を備えた用紙反
転部として兼用される用紙手差し給紙部14の一部を構成
している手差しローラ22のピンチローラ23も、前記上面
カバー48の内側先端部に設けられており、同様に上面カ
バー48と共に上方に回動されて開くように構成されてい
る。
゜開くことができるように構成されている。そして該上
面カバー48の内側には、用紙搬送ユニット5が支点34で
緩く嵌合支持され且つバネ35で保持されており、上面カ
バー48と共に上方に回動されて装置本体より開くように
なっている。また用紙搬送方向変換機能を備えた用紙反
転部として兼用される用紙手差し給紙部14の一部を構成
している手差しローラ22のピンチローラ23も、前記上面
カバー48の内側先端部に設けられており、同様に上面カ
バー48と共に上方に回動されて開くように構成されてい
る。
本体フレームはモールド一体成形で構成されており、
鉄板のベース81に固定されている。またベース81には導
電性箱体であるシールドケース82が溶接されており、そ
してベース81はプラスチック製底カバー83に固定される
ようになっている。
鉄板のベース81に固定されている。またベース81には導
電性箱体であるシールドケース82が溶接されており、そ
してベース81はプラスチック製底カバー83に固定される
ようになっている。
フレーム間に支持されている給紙ローラ24には、バネ
21によって用紙分離板20が付勢されている。中板15は支
点17を中心に揺動可能で、先端下面に設けられたバネ18
によって給紙ローラ24に向けて付勢されるようになって
いる。用紙9はその後部をトレー11上に載置し、先端部
は中板15の両側に設けられたサイドガイド16に挟まれ、
且つ後端部はトレー11上にスライド可能に設けた後端規
制板12で位置決めされるようになっている。そして用紙
先端はバネ18の付勢力によって中板15を介して給紙ロー
ラ24に圧接されており、後端規制板12の位置は用紙サイ
ズセンサ13により検知されるようになっている。
21によって用紙分離板20が付勢されている。中板15は支
点17を中心に揺動可能で、先端下面に設けられたバネ18
によって給紙ローラ24に向けて付勢されるようになって
いる。用紙9はその後部をトレー11上に載置し、先端部
は中板15の両側に設けられたサイドガイド16に挟まれ、
且つ後端部はトレー11上にスライド可能に設けた後端規
制板12で位置決めされるようになっている。そして用紙
先端はバネ18の付勢力によって中板15を介して給紙ロー
ラ24に圧接されており、後端規制板12の位置は用紙サイ
ズセンサ13により検知されるようになっている。
防湿カバー10は用紙9をトレー11と共に囲むように配
置され、フレームに設けられた支軸84を中心に、開閉可
能に構成されている。そして防湿カバー10上には、用紙
を手差し給紙するための用紙幅方向位置決め用手差しガ
イド14aが設けられている。
置され、フレームに設けられた支軸84を中心に、開閉可
能に構成されている。そして防湿カバー10上には、用紙
を手差し給紙するための用紙幅方向位置決め用手差しガ
イド14aが設けられている。
給紙ローラ24の上方には、前記手差しローラ22とピン
チローラ23とが配置されており、手差しローラ22はフレ
ームに回転可能に支持されていて、ステッピングモータ
により回転方向及び速度の切り換えが行われるようにな
っている。一方ピンチローラ23は、先に述べたように、
上面カバー48に支持されていて、上面カバー48を閉じた
状態ではピンチローラ23は手差しローラ22に付勢される
ようになっている。
チローラ23とが配置されており、手差しローラ22はフレ
ームに回転可能に支持されていて、ステッピングモータ
により回転方向及び速度の切り換えが行われるようにな
っている。一方ピンチローラ23は、先に述べたように、
上面カバー48に支持されていて、上面カバー48を閉じた
状態ではピンチローラ23は手差しローラ22に付勢される
ようになっている。
手差しローラ22と手差しガイド14aとの間の手差し挿
入紙経路63には手差し用紙センサ19が設けられており、
用紙がセンサ19を押圧することにより用紙の存在を検知
するようになっている。紙ガイド25等で形成されている
手差し紙経路65と、トレー11から給紙ローラ24により給
送される用紙の紙経路64とは、それらの下流側に配置さ
れた搬送ローラ28とそのピンチローラ29の近傍で合流す
るようになっている。そしてその合流点には、レジスト
センサ26が配置されており、用紙が押圧することで検知
するようになっている。
入紙経路63には手差し用紙センサ19が設けられており、
用紙がセンサ19を押圧することにより用紙の存在を検知
するようになっている。紙ガイド25等で形成されている
手差し紙経路65と、トレー11から給紙ローラ24により給
送される用紙の紙経路64とは、それらの下流側に配置さ
れた搬送ローラ28とそのピンチローラ29の近傍で合流す
るようになっている。そしてその合流点には、レジスト
センサ26が配置されており、用紙が押圧することで検知
するようになっている。
前記搬送ローラ28のニップ部よりも給紙側には、紙経
路を遮断するように突出したり、また紙経路から退避で
きるようにソレノイドにより駆動されるゲート板27が設
けられている。また搬送ローラ28の下流側には上側紙ガ
イド30と下側紙ガイド31によって紙経路66が形成されて
いる。そしてこの紙経路66より定着ユニット3側には、
ベルトユニット2の像担持ベルト50の最上部に対向して
コロナ転写器32が設けられており、更に定着ユニット3
側には、下面に用紙を吸引するスリット穴を設けたバキ
ュームダクト33が配置されている。そしてこれらの搬送
ローラ28とそのピンチローラ29,レジストセンサ26,ゲー
ト板27,コロナ転写器32及びバキュームダクト33によっ
て前記用紙搬送ユニット5が構成されている。
路を遮断するように突出したり、また紙経路から退避で
きるようにソレノイドにより駆動されるゲート板27が設
けられている。また搬送ローラ28の下流側には上側紙ガ
イド30と下側紙ガイド31によって紙経路66が形成されて
いる。そしてこの紙経路66より定着ユニット3側には、
ベルトユニット2の像担持ベルト50の最上部に対向して
コロナ転写器32が設けられており、更に定着ユニット3
側には、下面に用紙を吸引するスリット穴を設けたバキ
ュームダクト33が配置されている。そしてこれらの搬送
ローラ28とそのピンチローラ29,レジストセンサ26,ゲー
ト板27,コロナ転写器32及びバキュームダクト33によっ
て前記用紙搬送ユニット5が構成されている。
ベルトユニット2は、像担持ベルト50と、該ベルト50
を掛け渡して駆動する駆動ローラ51,テンションローラ5
2,バックアップローラとなるコロナシャフト56,ヘッド
シャフト57からなる駆動系と、クリーニングブレード55
及びオーガ等からなるブレードクリーニング機構54と、
スコロトロン帯電器58を含み、印字ヘッド6のフレーム
62に支持されたセルフォックレンズ61,現像ユニット4
のスリーブ76,コロナ転写器32及び除電ランプ60にそれ
ぞれ対応した開口部を有するユニットフレームとカバー
59によって覆われた一体的なカートリッジ構造になって
いる。
を掛け渡して駆動する駆動ローラ51,テンションローラ5
2,バックアップローラとなるコロナシャフト56,ヘッド
シャフト57からなる駆動系と、クリーニングブレード55
及びオーガ等からなるブレードクリーニング機構54と、
スコロトロン帯電器58を含み、印字ヘッド6のフレーム
62に支持されたセルフォックレンズ61,現像ユニット4
のスリーブ76,コロナ転写器32及び除電ランプ60にそれ
ぞれ対応した開口部を有するユニットフレームとカバー
59によって覆われた一体的なカートリッジ構造になって
いる。
定着ユニット3は熱を発生する下側のヒートローラ40
と、該ヒートローラ40に強い力で押圧されている上側の
プレッシャローラ41とで構成されている。そしてこの定
着ユニット3のニップ部を挟んで、ベルトユニット2側
には紙経路70,排出ローラ44側には紙経路71が形成され
ている。排出ローラ44はフレームに回転可能に支持され
ており、そのピンチローラ45は排出ローラ44に圧接され
ている。排出ローラ44の下流側に配置したゲート46は、
回動して2つの位置をとれるように構成されており、第
1図において実線で示した位置では、用紙を反転紙経路
69へ、2点鎖線で示した位置では、排出紙経路72方向へ
方向変換する機能を備えている。排出紙経路72は装置本
体の外部へ延長され、用紙を収納する排紙トレー49で終
わるようになっている。
と、該ヒートローラ40に強い力で押圧されている上側の
プレッシャローラ41とで構成されている。そしてこの定
着ユニット3のニップ部を挟んで、ベルトユニット2側
には紙経路70,排出ローラ44側には紙経路71が形成され
ている。排出ローラ44はフレームに回転可能に支持され
ており、そのピンチローラ45は排出ローラ44に圧接され
ている。排出ローラ44の下流側に配置したゲート46は、
回動して2つの位置をとれるように構成されており、第
1図において実線で示した位置では、用紙を反転紙経路
69へ、2点鎖線で示した位置では、排出紙経路72方向へ
方向変換する機能を備えている。排出紙経路72は装置本
体の外部へ延長され、用紙を収納する排紙トレー49で終
わるようになっている。
前記反転紙経路69はUターンして、上面カバー48と定
着ユニット3の最上部に固定されたプラスチック製紙ガ
イド43によって形成される紙経路68に連絡されている。
そして該紙経路68の延長上には、上面カバー48に固定さ
れた搬送ローラ38と、該搬送ローラ38に付勢されるピン
チローラ39が配置されている。前記紙経路68の右側下流
方向には、上面カバー48と用紙搬送ユニット5のフレー
ムにより形成される紙経路67が続いて形成されており、
該紙経路67には搬送センサ36が設けられていて、用紙が
該センサ36を押すことによって用紙の有無を検知するよ
うになっている。そして紙経路67は前記手差し下流側紙
経路65に合流するように構成されている。なお、37は紙
経路67を保持するための板バネである。
着ユニット3の最上部に固定されたプラスチック製紙ガ
イド43によって形成される紙経路68に連絡されている。
そして該紙経路68の延長上には、上面カバー48に固定さ
れた搬送ローラ38と、該搬送ローラ38に付勢されるピン
チローラ39が配置されている。前記紙経路68の右側下流
方向には、上面カバー48と用紙搬送ユニット5のフレー
ムにより形成される紙経路67が続いて形成されており、
該紙経路67には搬送センサ36が設けられていて、用紙が
該センサ36を押すことによって用紙の有無を検知するよ
うになっている。そして紙経路67は前記手差し下流側紙
経路65に合流するように構成されている。なお、37は紙
経路67を保持するための板バネである。
電源ユニット8と本体フレームとベース81とによって
囲まれた空間チャンバー85にはモータ7が配置されてお
り、また該チャンバー85を囲んでいるフレームの連結部
には穴86a,86b,86cが形成されている。電源ユニット8
中には、フレームのほぼ中央部近くにファン73が内蔵さ
れており、チャンバー85内の空気を吸引して、オゾンフ
ィルター74を通して機外へ排出するようになっている。
なお第1図において、78はフロッピーデスクドライブ、
79はコントロールボード、80はメモリーカードコネクタ
を示している。
囲まれた空間チャンバー85にはモータ7が配置されてお
り、また該チャンバー85を囲んでいるフレームの連結部
には穴86a,86b,86cが形成されている。電源ユニット8
中には、フレームのほぼ中央部近くにファン73が内蔵さ
れており、チャンバー85内の空気を吸引して、オゾンフ
ィルター74を通して機外へ排出するようになっている。
なお第1図において、78はフロッピーデスクドライブ、
79はコントロールボード、80はメモリーカードコネクタ
を示している。
次にこのように構成した画像記録装置における両面記
録動作について説明する。給紙ローラ24と手差しローラ
22を除いた、他の搬送ローラ28,排出ローラ44,搬送ロー
ラ38,定着ユニット3のヒートローラ40は、記録動作開
始と共に常に、例えば90mm/secの一定の搬送速度で回転
するようになっている。記録動作が開始されると、像担
持ベルト50の継ぎ目を検出する図示しないシームセンサ
からの検出信号に基づく駆動信号により、給紙ローラ24
が回転を開始し、トレー11より用紙9が一枚ずつ転写部
に向けて給送される。
録動作について説明する。給紙ローラ24と手差しローラ
22を除いた、他の搬送ローラ28,排出ローラ44,搬送ロー
ラ38,定着ユニット3のヒートローラ40は、記録動作開
始と共に常に、例えば90mm/secの一定の搬送速度で回転
するようになっている。記録動作が開始されると、像担
持ベルト50の継ぎ目を検出する図示しないシームセンサ
からの検出信号に基づく駆動信号により、給紙ローラ24
が回転を開始し、トレー11より用紙9が一枚ずつ転写部
に向けて給送される。
用紙先端が紙経路64を通りレジストセンサ26で検出さ
れると、給紙ローラ24が回転が停止され、用紙先端がゲ
ート板27に突き当たった状態で停止する。ゲート板27が
退避されると、用途先端は搬送ローラ28とそのピンチロ
ーラ29にくわえ込まれ、像担持ベルト50上に形成された
トナー像と同期して転写部へ向けて搬送される。転写部
において下面にトナー像が転写された用紙9は定着ユニ
ット3において定着された後、排出ローラ44で搬送さ
れ、実線位置に切り換られているゲート46に沿って上方
へ向けられ、反転紙経路69と両面記録用紙経路68を通っ
て搬送ローラ38へ向けて搬送される。次いで搬送ローラ
38により紙経路67を通って手差しローラ22に向けて搬送
される。
れると、給紙ローラ24が回転が停止され、用紙先端がゲ
ート板27に突き当たった状態で停止する。ゲート板27が
退避されると、用途先端は搬送ローラ28とそのピンチロ
ーラ29にくわえ込まれ、像担持ベルト50上に形成された
トナー像と同期して転写部へ向けて搬送される。転写部
において下面にトナー像が転写された用紙9は定着ユニ
ット3において定着された後、排出ローラ44で搬送さ
れ、実線位置に切り換られているゲート46に沿って上方
へ向けられ、反転紙経路69と両面記録用紙経路68を通っ
て搬送ローラ38へ向けて搬送される。次いで搬送ローラ
38により紙経路67を通って手差しローラ22に向けて搬送
される。
この実施例においては、1枚目の用紙9の一面への転
写,定着に引き続いて、シームセンサの検出信号に同期
して2枚目の用紙9がトレー11より転写部へ向けて給紙
が開始され、同様にして転写,定着が行われるようにな
っている。
写,定着に引き続いて、シームセンサの検出信号に同期
して2枚目の用紙9がトレー11より転写部へ向けて給紙
が開始され、同様にして転写,定着が行われるようにな
っている。
ところで1枚目の用紙9が、手差しローラ22に近づい
た時点において、搬送センサ36の検出信号に基づく所定
タイミングで手差しローラ22が、所定の例えば360mm/se
cの高速v1で、手差し給紙の場合とは逆方向(排出方
向)の回転が開始され、一枚目の用紙先端が手差しロー
ラ22に達すると急速に手差し挿入紙経路63部分へ搬入さ
れる。用紙後端が紙経路67に配置されている搬送センサ
36により検出されると所定時間経過後に、手差しローラ
22の回転が停止される。この時点で手差し給紙部14は両
面画像記録用の用紙反転部として機能し、該手差し給紙
部14へ搬入された用紙は一時的に保持される。そしてこ
の給紙部14に保持されている用紙を観察することにより
用紙への画像形成状態を確認することができる。
た時点において、搬送センサ36の検出信号に基づく所定
タイミングで手差しローラ22が、所定の例えば360mm/se
cの高速v1で、手差し給紙の場合とは逆方向(排出方
向)の回転が開始され、一枚目の用紙先端が手差しロー
ラ22に達すると急速に手差し挿入紙経路63部分へ搬入さ
れる。用紙後端が紙経路67に配置されている搬送センサ
36により検出されると所定時間経過後に、手差しローラ
22の回転が停止される。この時点で手差し給紙部14は両
面画像記録用の用紙反転部として機能し、該手差し給紙
部14へ搬入された用紙は一時的に保持される。そしてこ
の給紙部14に保持されている用紙を観察することにより
用紙への画像形成状態を確認することができる。
続いてシームセンサの検出信号に同期して手差しロー
ラ22の正方向の回転が、例えば180mm/secの搬送速度v2
で開始される。これにより手差し挿入紙経路63内に搬入
され、その後端部を手差しローラ22とピンチローラ23で
挟持された状態で一旦停止していた1枚目の用紙9は、
搬送方向が反転され紙経路65を通って再び搬送ローラ28
に向けて搬送が開始される。そして同様な工程で用紙の
裏面にトナー像の転写,定着が行われ、鎖線で示すよう
に切り換えられたゲート46を介して排出紙経路72を通っ
て、機外の排紙トレー49へ排出されるようになってい
る。
ラ22の正方向の回転が、例えば180mm/secの搬送速度v2
で開始される。これにより手差し挿入紙経路63内に搬入
され、その後端部を手差しローラ22とピンチローラ23で
挟持された状態で一旦停止していた1枚目の用紙9は、
搬送方向が反転され紙経路65を通って再び搬送ローラ28
に向けて搬送が開始される。そして同様な工程で用紙の
裏面にトナー像の転写,定着が行われ、鎖線で示すよう
に切り換えられたゲート46を介して排出紙経路72を通っ
て、機外の排紙トレー49へ排出されるようになってい
る。
このように手差し給紙部14を用紙搬送方向転換機能を
備えた用紙反転部として用いる場合に、手差しローラ22
の搬送速度を他の搬送ローラ等の搬送速度より大として
いるのは、引き続く2枚目の用紙の搬送に支障を与えな
いように、1枚目の用紙を速やかに反転させて裏面への
トナー像の記録を行うようにするためであり、手差しロ
ーラ22を本来の手差し給紙を行うために用いる場合に
は、他の搬送ローラと同一の搬送速度とすることができ
るようになっている。なお、搬送ローラ38はワンウェイ
クラッチを介して駆動されるように構成されており、用
紙が搬送速度の大きい手差しローラ22により搬送される
とき、その搬送に支障を与えないようになっている。
備えた用紙反転部として用いる場合に、手差しローラ22
の搬送速度を他の搬送ローラ等の搬送速度より大として
いるのは、引き続く2枚目の用紙の搬送に支障を与えな
いように、1枚目の用紙を速やかに反転させて裏面への
トナー像の記録を行うようにするためであり、手差しロ
ーラ22を本来の手差し給紙を行うために用いる場合に
は、他の搬送ローラと同一の搬送速度とすることができ
るようになっている。なお、搬送ローラ38はワンウェイ
クラッチを介して駆動されるように構成されており、用
紙が搬送速度の大きい手差しローラ22により搬送される
とき、その搬送に支障を与えないようになっている。
第2図に、両面記録動作時における、手差しローラ2
2,ゲート板27の駆動用ソレノイド,搬送センサ36,手差
し用紙センサ19,レジストセンサ26の各動作を表すタイ
ミングチャートを示す。図において、v1は手差しローラ
22の逆方向回転時における周速、v2は手差しローラ22の
用紙反転搬送時における周速、taは搬送センサ36が用紙
を検知したのち手差しローラ22の回転開始までの時間、
tbは用紙の後端が搬送センサ36を通過したのち手差しロ
ーラ22の回転を停止させるまでの時間、tcは手差しロー
ラ22により反転搬送された用紙がレジストセンサ26で検
出されたのち、その先端がゲート板27に突き当たって若
干弯曲して停止するように、手差しローラ22の回転を停
止させるまでの時間を、それぞれ示している。
2,ゲート板27の駆動用ソレノイド,搬送センサ36,手差
し用紙センサ19,レジストセンサ26の各動作を表すタイ
ミングチャートを示す。図において、v1は手差しローラ
22の逆方向回転時における周速、v2は手差しローラ22の
用紙反転搬送時における周速、taは搬送センサ36が用紙
を検知したのち手差しローラ22の回転開始までの時間、
tbは用紙の後端が搬送センサ36を通過したのち手差しロ
ーラ22の回転を停止させるまでの時間、tcは手差しロー
ラ22により反転搬送された用紙がレジストセンサ26で検
出されたのち、その先端がゲート板27に突き当たって若
干弯曲して停止するように、手差しローラ22の回転を停
止させるまでの時間を、それぞれ示している。
次に、各記録モードをすなわち両面記録モード,片面
記録モード,手差しモードの選択と、手差し給紙部14に
設けられた手差し用紙センサ19による用紙の検知との関
連に基づく制御手段モード設定等の動作態様を、第3図
に示すフローチャートに基づいて説明する。第3図は、
モード選択,設定に関する制御手段の動作態様を示すフ
ローチャートで、まずステップ101で手差し用紙センサ1
9がONかOFFかの判断が行われ、該用紙センサ19がONの場
合には、ステップ107へ進み図示しないコントロールパ
ネルより記録モード選択データを読み込む。次いでステ
ップ108,109へ進み、各ステップにおいてそれぞれ両面
記録モード,手差しモードが選択されているか否かの判
断が行われ、それぞれYESならばステップ111へ進み、ア
ラームによる警告を行うと共にコントロールパネルにエ
ラーコードの表示を行う。ステップ108,109における判
断が、それぞれONならばステップ110に進み、以前に発
していたアラームとエラーコード表示を解除する。そし
てステップ110及び111からステップ106へ進み、ステッ
プ106において片面記録モードに設定する。
記録モード,手差しモードの選択と、手差し給紙部14に
設けられた手差し用紙センサ19による用紙の検知との関
連に基づく制御手段モード設定等の動作態様を、第3図
に示すフローチャートに基づいて説明する。第3図は、
モード選択,設定に関する制御手段の動作態様を示すフ
ローチャートで、まずステップ101で手差し用紙センサ1
9がONかOFFかの判断が行われ、該用紙センサ19がONの場
合には、ステップ107へ進み図示しないコントロールパ
ネルより記録モード選択データを読み込む。次いでステ
ップ108,109へ進み、各ステップにおいてそれぞれ両面
記録モード,手差しモードが選択されているか否かの判
断が行われ、それぞれYESならばステップ111へ進み、ア
ラームによる警告を行うと共にコントロールパネルにエ
ラーコードの表示を行う。ステップ108,109における判
断が、それぞれONならばステップ110に進み、以前に発
していたアラームとエラーコード表示を解除する。そし
てステップ110及び111からステップ106へ進み、ステッ
プ106において片面記録モードに設定する。
次に前記ステップ101における手差し用紙センサ19のO
N,OFFの判断において、用紙センサがOFFの場合、ステッ
プ102へ進み記録モード選択データを読み込む。但し記
録モード選択がなされない場合には設定済みモードとす
る。次いでステップ103,104へ進み、各ステップにおい
て両面記録モード,手差しモードが選択されているか否
かの判断が行われる。そしてそれぞれのステップ103,10
4の判断がYESならば、それぞれステップ113,112に進
み、両面記録モード,手差しモードの各モードにそれぞ
れ設定され、一方ステップ104,103における判断がそれ
ぞれNOの場合には、ステップ105へ進み、以前のアラー
ムによる警告及びエラーコード表示が解除され、ステッ
プ106で片面記録モードが設定される。
N,OFFの判断において、用紙センサがOFFの場合、ステッ
プ102へ進み記録モード選択データを読み込む。但し記
録モード選択がなされない場合には設定済みモードとす
る。次いでステップ103,104へ進み、各ステップにおい
て両面記録モード,手差しモードが選択されているか否
かの判断が行われる。そしてそれぞれのステップ103,10
4の判断がYESならば、それぞれステップ113,112に進
み、両面記録モード,手差しモードの各モードにそれぞ
れ設定され、一方ステップ104,103における判断がそれ
ぞれNOの場合には、ステップ105へ進み、以前のアラー
ムによる警告及びエラーコード表示が解除され、ステッ
プ106で片面記録モードが設定される。
前記ステップ113において、両面記録モードに設定さ
れたのち、ステップ114において手差しセンサ19がONかO
FFかの判断が行われ、ONならばステップ116へ進み記録
動作の禁止,エラーコード表示及びアラームによる警告
を行う。一方、ステップ114における判断がOFFならば、
ステップ115へ進みそれらの動作を全て解除する。
れたのち、ステップ114において手差しセンサ19がONかO
FFかの判断が行われ、ONならばステップ116へ進み記録
動作の禁止,エラーコード表示及びアラームによる警告
を行う。一方、ステップ114における判断がOFFならば、
ステップ115へ進みそれらの動作を全て解除する。
このような制御手段の動作により、手差し給紙部14に
用紙が存在するときには手差しセンサ19で検出され、両
面記録モード,手差しモードに切り換わることはでき
ず、したがってそれらのモードへの設定は阻止され、ま
たアラームにより警告し、エラーコードの表示により手
差し給紙部14に用紙が存在することを示す。また両面記
録モード設定後は、手差し給紙部14に用紙を載置するこ
とをアラームとエラーコードの表示による警告により防
止すると共に、用紙が手差し給紙部14に存在する場合
は、記録動作は開始されないようになる。なお、上記第
3図に示したフローチャートは、記録動作停止時のみ有
効なもので、その時点において記録モードの変更が可能
となるものである。
用紙が存在するときには手差しセンサ19で検出され、両
面記録モード,手差しモードに切り換わることはでき
ず、したがってそれらのモードへの設定は阻止され、ま
たアラームにより警告し、エラーコードの表示により手
差し給紙部14に用紙が存在することを示す。また両面記
録モード設定後は、手差し給紙部14に用紙を載置するこ
とをアラームとエラーコードの表示による警告により防
止すると共に、用紙が手差し給紙部14に存在する場合
は、記録動作は開始されないようになる。なお、上記第
3図に示したフローチャートは、記録動作停止時のみ有
効なもので、その時点において記録モードの変更が可能
となるものである。
第4図は、両面記録動作中における制御手段の動作態
様を示すフローチャートである。両面記録動作(ステッ
プ201)中においては、ステップ202において手差し用紙
センサ19がONかOFFかの判断が行われる。手差し給紙部1
4に用紙が載置され手差し用紙センサ19がONとなると、
ステップ203に進みアラームにより警告を発し、コント
ロールパネルにエラーコードを表示する。ステップ202
において手差しセンサ19がOFFの判断が行われると、ス
テップ207に進み、以前になされたエラーコードの表示
とアラームを解除してステップ201に戻り、両面記録動
作を継続する。
様を示すフローチャートである。両面記録動作(ステッ
プ201)中においては、ステップ202において手差し用紙
センサ19がONかOFFかの判断が行われる。手差し給紙部1
4に用紙が載置され手差し用紙センサ19がONとなると、
ステップ203に進みアラームにより警告を発し、コント
ロールパネルにエラーコードを表示する。ステップ202
において手差しセンサ19がOFFの判断が行われると、ス
テップ207に進み、以前になされたエラーコードの表示
とアラームを解除してステップ201に戻り、両面記録動
作を継続する。
ステップ203においてアラームで警告を発しエラーコ
ードを表示したのち、ステップ204へ進み、手差しロー
ラ22が用紙の搬送方向反転動作を行うため排出方向に回
転を開始しているか否かの判断が行われる。そして回転
を開始していない場合には、ステップ201に戻り両面印
字動作が継続され、再び手差しセンサのON,OFFの判断が
行われる。一方、手差しローラ22が排出方向に回転を開
始している場合には、ステップ205へ進み、給紙トレー1
1からの給紙を停止し、装置内の用紙を装置外に排出し
たのち、記録動作を停止する。この際、用紙が給紙開始
から両面記録用紙経路を経て手差しローラ22の手前まで
の経路中に位置している場合は、用紙は全て手差し給紙
部14上に排出される。また片面記録後に用紙搬送方向の
反転動作を受け、既に手差しローラ22から抜け出ている
片面記録済み用紙は、そのまま裏面への記録が行われた
のち、排紙トレー49上に排出される。すなわち、両面記
録の完了したものが排紙トレー49上に排出され、片面記
録のみで記録未完了のものは手差し給紙部14に排出され
るようになっている。
ードを表示したのち、ステップ204へ進み、手差しロー
ラ22が用紙の搬送方向反転動作を行うため排出方向に回
転を開始しているか否かの判断が行われる。そして回転
を開始していない場合には、ステップ201に戻り両面印
字動作が継続され、再び手差しセンサのON,OFFの判断が
行われる。一方、手差しローラ22が排出方向に回転を開
始している場合には、ステップ205へ進み、給紙トレー1
1からの給紙を停止し、装置内の用紙を装置外に排出し
たのち、記録動作を停止する。この際、用紙が給紙開始
から両面記録用紙経路を経て手差しローラ22の手前まで
の経路中に位置している場合は、用紙は全て手差し給紙
部14上に排出される。また片面記録後に用紙搬送方向の
反転動作を受け、既に手差しローラ22から抜け出ている
片面記録済み用紙は、そのまま裏面への記録が行われた
のち、排紙トレー49上に排出される。すなわち、両面記
録の完了したものが排紙トレー49上に排出され、片面記
録のみで記録未完了のものは手差し給紙部14に排出され
るようになっている。
そして本実施例においては、画像データ3画面分のメ
モリをバックアップ用に備えており、前記ステップ205
において記録動作を停止したのち、手差し給紙部14の用
紙を取り除き、次のステップ206において、手差しセン
サ19のOFF動作が判断されると、ステップ201へ戻って再
び両面記録動作が開始され、これにより未完成用紙に記
録された画像データ及び像担持ベルト50上に一旦潜像と
して形成された画像データから記録が開始される。
モリをバックアップ用に備えており、前記ステップ205
において記録動作を停止したのち、手差し給紙部14の用
紙を取り除き、次のステップ206において、手差しセン
サ19のOFF動作が判断されると、ステップ201へ戻って再
び両面記録動作が開始され、これにより未完成用紙に記
録された画像データ及び像担持ベルト50上に一旦潜像と
して形成された画像データから記録が開始される。
なお、両面記録モードによる記録動作中において、片
面記録済み用紙の搬送方向反転動作による手差しセンサ
のON動作は無視するように構成されている。すなわち、
第2図に示した両面記録動作時のタイムチャートにおい
て、手差しローラ22の手差し給紙時とは反対方向の回転
の開始(時点A)と同時に、手差しセンサONに基づくア
ラームによる警告及び一連の処理にマスクをかけてそれ
らの制御動作が行われないようにし、手差しローラの手
差し給紙方向の回転により、一旦手差し給紙部に保持さ
れた用紙が手差しセンサ配置位置から抜け出るまでに要
する時間TMが経過した時点Bにおいて、マスクを解除す
る。なお本実施例においては、2枚目の用紙へ画像記録
動作が引き続いて行われるため、時点Bにおいて再びマ
スク期間に入り、2枚目の用紙が手差しセンサから抜け
出た時点で実質的にマスクが解除される。
面記録済み用紙の搬送方向反転動作による手差しセンサ
のON動作は無視するように構成されている。すなわち、
第2図に示した両面記録動作時のタイムチャートにおい
て、手差しローラ22の手差し給紙時とは反対方向の回転
の開始(時点A)と同時に、手差しセンサONに基づくア
ラームによる警告及び一連の処理にマスクをかけてそれ
らの制御動作が行われないようにし、手差しローラの手
差し給紙方向の回転により、一旦手差し給紙部に保持さ
れた用紙が手差しセンサ配置位置から抜け出るまでに要
する時間TMが経過した時点Bにおいて、マスクを解除す
る。なお本実施例においては、2枚目の用紙へ画像記録
動作が引き続いて行われるため、時点Bにおいて再びマ
スク期間に入り、2枚目の用紙が手差しセンサから抜け
出た時点で実質的にマスクが解除される。
このような両面記録動作中における制御手段の動作に
より、片面記録済み用紙の手差し給紙部における搬送方
向反転動作時の特定の期間を除いて、手差し給紙部に用
紙が存在するときには、アラームにより警告し、エラー
コードの表示により手差し給紙部に用紙が存在すること
を示す。そして更に手差しローラが用紙の搬送方向反転
動作を行うため排出方向に回転を開始するまでに、手差
しセンサがONのままでOFFにならない場合は、装置内に
存在する用紙を装置外に排出したのち記録動作が停止さ
れ、したがって重送によるジャムの発生が確実に防止さ
れる。
より、片面記録済み用紙の手差し給紙部における搬送方
向反転動作時の特定の期間を除いて、手差し給紙部に用
紙が存在するときには、アラームにより警告し、エラー
コードの表示により手差し給紙部に用紙が存在すること
を示す。そして更に手差しローラが用紙の搬送方向反転
動作を行うため排出方向に回転を開始するまでに、手差
しセンサがONのままでOFFにならない場合は、装置内に
存在する用紙を装置外に排出したのち記録動作が停止さ
れ、したがって重送によるジャムの発生が確実に防止さ
れる。
本発明によれば、両面記録モードによる記録動作中
に、反転給紙手段が反転動作を行っている期間以外にお
いて、用紙反転部に用紙が載置されると、警報を発生す
るように構成されているので、重送によるジャムの発生
を未然に防止することが可能となる。
に、反転給紙手段が反転動作を行っている期間以外にお
いて、用紙反転部に用紙が載置されると、警報を発生す
るように構成されているので、重送によるジャムの発生
を未然に防止することが可能となる。
また、両面記録モードによる記録動作中に、反転給紙
手段が反転動作を開始するまで、用紙反転部に用紙が除
去されず存在するときは、装置内における記録中の用紙
は用紙反転部あるいは排紙トレーに排出し、装置の動作
を停止するように構成されているので、重送によるジャ
ムの発生は確実に阻止することができる。
手段が反転動作を開始するまで、用紙反転部に用紙が除
去されず存在するときは、装置内における記録中の用紙
は用紙反転部あるいは排紙トレーに排出し、装置の動作
を停止するように構成されているので、重送によるジャ
ムの発生は確実に阻止することができる。
第1図は、本発明に係る画像記録装置の実施例の構成を
示す断面図、第2図は、両面記録動作時における各部の
動作を示すタイムチャート、第3図は、記録動作停止時
における記録モード選択,設定に関する制御手段による
制御態様を示すフローチャート、第4図は、両面記録動
作中における制御手段による制御態様を示すフローチャ
ートである。 図において、1は画像記録装置、2はベルトユニット、
3は定着ローラユニット、4は現像ユニット、5は用紙
搬送ユニット、11はトレー、14は手差し給紙部、19は手
差し用紙センサ、22は手差しローラ、24は給紙ローラ、
46はゲート、67,68は紙経路、69は反転紙経路を示す。
示す断面図、第2図は、両面記録動作時における各部の
動作を示すタイムチャート、第3図は、記録動作停止時
における記録モード選択,設定に関する制御手段による
制御態様を示すフローチャート、第4図は、両面記録動
作中における制御手段による制御態様を示すフローチャ
ートである。 図において、1は画像記録装置、2はベルトユニット、
3は定着ローラユニット、4は現像ユニット、5は用紙
搬送ユニット、11はトレー、14は手差し給紙部、19は手
差し用紙センサ、22は手差しローラ、24は給紙ローラ、
46はゲート、67,68は紙経路、69は反転紙経路を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G03G 21/00 386 G03G 21/00 386 500 500
Claims (2)
- 【請求項1】像担持体上に形成されたトナー像を第1給
紙手段より供給された用紙に転写する転写手段と、該転
写手段によってトナー像を転写された用紙を排紙トレー
に向けて搬送する第1搬送手段と、該第1搬送手段によ
る用紙の搬送路上に設けられ用紙の搬送方向を切り換え
る切換手段と、該搬送方向切換手段によって排紙トレー
方向から切り換えられた用紙を他の方向へ搬送する第2
搬送手段と、該第2搬送手段によって搬送された用紙を
用紙反転部に受け入れて、その搬送方向を反転させると
共に前記転写手段に向けて用紙を供給する反転給紙手段
と、片面記録モード又は両面記録モードの選択に応じて
用紙の片面又は両面に画像記録を行う制御手段とを有す
る画像記録装置において、前記反転給紙手段の用紙反転
部に設けられ、用紙の存在を検出する検出手段を有し、
前記制御手段は、前記反転給紙手段を第2給紙手段とし
て前記用紙反転部に載置した用紙を前記転写手段に向け
て供給し該用紙の片面に画像記録を行って排出する第2
給紙モードの選択にも応じて上記各手段の制御を行うも
のであり、且つ両面記録モードによる記録動作中に前記
検出手段が、前記反転給紙手段による用紙反転動作期間
を除いて用紙の存在を検出すると、警報手段を動作する
ように構成されていることを特徴とする画像記録装置 - 【請求項2】像担持体上に形成されたトナー像を第1給
紙手段より供給された用紙に転写する転写手段と、該転
写手段によってトナー像を転写された用紙を排紙トレー
に向けて搬送する第1搬送手段と、該第1搬送手段によ
る用紙の搬送路上に設けられ用紙の搬送方向を切り換え
る切換手段と、該搬送方向切換手段によって排紙トレー
方向から切り換えられた用紙を他の方向へ搬送する第2
搬送手段と、該第2搬送手段によって搬送された用紙を
用紙反転部に受け入れて、その搬送方向を反転させると
共に前記転写手段に向けて用紙を供給する反転給紙手段
と、片面記録モード又は両面記録モードの選択に応じて
用紙の片面又は両面に画像記録を行う制御手段とを有す
る画像記録装置において、前記反転給紙手段の用紙反転
部に設けられ、用紙の存在を検出する検出手段を有し、
前記制御手段は、前記反転給紙手段を第2給紙手段とし
て前記用紙反転部に載置した用紙を前記転写手段に向け
て供給し該用紙の片面に画像記録を行って排出する第2
給紙モードの選択にも応じて上記各手段の制御を行うも
のであり、且つ両面記録モードによる記録動作中に前記
検出手段が、前記反転給紙手段による用紙反転動作期間
に至るまで用紙の存在を検出し続けると、装置内に存在
する用紙を排出したのち装置の動作を停止するように構
成されていることを特徴とする画像記録装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63134415A JP2722202B2 (ja) | 1988-06-02 | 1988-06-02 | 画像記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63134415A JP2722202B2 (ja) | 1988-06-02 | 1988-06-02 | 画像記録装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01308323A JPH01308323A (ja) | 1989-12-13 |
JP2722202B2 true JP2722202B2 (ja) | 1998-03-04 |
Family
ID=15127849
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63134415A Expired - Lifetime JP2722202B2 (ja) | 1988-06-02 | 1988-06-02 | 画像記録装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2722202B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06628B2 (ja) * | 1985-08-29 | 1994-01-05 | キヤノン株式会社 | 手差し可能な両面又は多重画像形成装置 |
-
1988
- 1988-06-02 JP JP63134415A patent/JP2722202B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01308323A (ja) | 1989-12-13 |
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