JP3925440B2 - 画像形成装置及びそれに装着可能な反転搬送ユニット - Google Patents

画像形成装置及びそれに装着可能な反転搬送ユニット Download PDF

Info

Publication number
JP3925440B2
JP3925440B2 JP2003063024A JP2003063024A JP3925440B2 JP 3925440 B2 JP3925440 B2 JP 3925440B2 JP 2003063024 A JP2003063024 A JP 2003063024A JP 2003063024 A JP2003063024 A JP 2003063024A JP 3925440 B2 JP3925440 B2 JP 3925440B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
paper
unit
image forming
clutch
forming apparatus
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2003063024A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2004269173A (ja
Inventor
茂夫 南野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Machinery Ltd
Original Assignee
Murata Machinery Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Murata Machinery Ltd filed Critical Murata Machinery Ltd
Priority to JP2003063024A priority Critical patent/JP3925440B2/ja
Publication of JP2004269173A publication Critical patent/JP2004269173A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3925440B2 publication Critical patent/JP3925440B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Separation, Sorting, Adjustment, Or Bending Of Sheets To Be Conveyed (AREA)
  • Conveyance By Endless Belt Conveyors (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複写機、ファクシミリ装置などの画像形成装置において、用紙の両面に画像形成を行うために用いられる反転搬送部を備えた画像形成装置及びその反転搬送部を着脱自在に構成した反転搬送ユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】
画像形成装置において、装置本体内に駆動源としてモータを設け、画像形成を行う感光体ドラム等を備える記録部、搬送ローラ等を備える用紙搬送部を駆動するようにしている。こうした画像形成装置において、用紙の両面に画像形成する場合に、用紙の一方の面に画像形成した後用紙を反転させるために排紙ローラを逆回転して反転搬送路に用紙を搬入することが行われている。ところが、画像形成動作中に、感光体ドラムを逆回転又は停止させることはできないので、1つのモータで感光体ドラム及び排紙ローラの正逆回転を制御することはできない。
【0003】
こうした課題の解決方法として、例えば、特許文献1では、両面ユニットを装着していない場合には、装置本体内のメインモータで排紙ローラを回転駆動し、両面ユニット装着時には、ユニット内のモータにより排紙ローラを正逆回転駆動して用紙の排出及びユニット内への用紙の搬入を行うようにした点が記載されている。また、特許文献2では、画像形成装置本体内及び両面搬送ユニット内にそれぞれモータを設け、用紙を排紙方向に搬送するときには装置本体内のモータが排紙ローラを正方向に回転駆動し、用紙を反転方向に搬送するときにはユニット内のモータが排紙ローラを逆転方向に回転駆動する点が記載されている。
【0004】
【特許文献1】
特開平9−136772号公報
【特許文献2】
特開2002−154727号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
特許文献1では、両面ユニットを装着していない場合には、装置本体側のメインモータにより排紙ローラ制御を行い、両面ユニットを装着した場合には、ユニット側のモータにより排紙ローラ制御を行うようにしている。したがって、用紙の片面記録を行う場合には、ユニット非装着時のメインモータ制御とユニット装着時のモータ制御の2通りの制御を設定しておかなければならず、制御シーケンスの設計が複雑なものとなっている。
【0006】
また、特許文献2では、両面ユニットを装着した場合には、片面記録を行う場合にユニット側の電磁クラッチを主モータの正回転時に合せて制御することが新たに必要となる。つまり、ユニット装着時の片面記録動作の制御と、ユニット非装着時の片面記録動作の制御とを異ならせる必要がある。
【0007】
そこで、本発明は、片面記録を行う際の駆動制御を反転搬送部の有無に関係なく同じ制御を行うようにした画像形成装置を提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る画像形成装置は、給紙部から搬入された用紙を記録部に搬送して排紙トレイに搬出する用紙搬送部と、前記用紙搬送部の用紙搬送経路において前記記録部の下流側から搬入された用紙を前記記録部の上流側に搬出する反転搬送部とを備えた画像形成装置において、前記用紙搬送部の第一駆動源の駆動力を前記用紙搬送部の排紙ローラに伝達する駆動伝達経路に配設された第一クラッチ手段と、前記反転搬送部の第二駆動源の駆動力を前記排紙ローラに伝達する駆動伝達経路に配設された第二クラッチ手段と、片面記録指令信号に応答して前記第一クラッチ手段を接続状態とし前記第二クラッチ手段を切断状態として第一駆動源を駆動して前記排紙ローラを排紙動作させるとともに両面記録指令信号に応答して前記第一クラッチ手段を切断状態とし前記第二クラッチ手段を接続状態として第二駆動源を駆動して前記排紙ローラを排紙動作及び反転搬送動作させる駆動制御手段とを備えていることを特徴とする。さらに、前記第二クラッチ手段は、前記第二駆動源の駆動力を前記反転搬送部の搬送手段に伝達する駆動伝達経路も接続又は切断することを特徴とする。さらに、前記第一及び第二クラッチ手段は、電磁クラッチであることを特徴とする。
【0009】
また、本発明に係る反転搬送ユニットは、上記の画像形成装置における反転搬送部を着脱自在に構成したことを特徴とする。
【0010】
上記のような構成を有することで、片面記録指令信号が出力された場合には反転搬送部の有無に関係なく第一クラッチ手段が接続されて第一駆動源により排紙ローラが回転されて排紙動作を行うようになり、片面記録の際の駆動制御が単純化されて装置設計が容易になる。反転搬送部が設けられている場合には、第二クラッチ手段を切断状態とするように制御されるため、第二駆動源に影響が及ぶことは避けられる。
【0011】
また、両面記録指令信号が出力された場合には第二クラッチ手段が接続状態とされて第二駆動源により排紙ローラが回転されて反転搬送部への用紙の搬入動作及び排紙動作を行うようになり、第一クラッチ手段が切断状態とされるため、第一駆動源へ影響が及ぶことはない。以上のように、片面記録及び両面記録の2通りの駆動制御について設計すればよく、装置設計が容易になる。
【0012】
また、第二駆動源の駆動力を反転搬送部の搬送手段に伝達する駆動伝達経路が第二クラッチ手段により接続又は切断するようにすることで、反転搬送部から用紙が搬入されて用紙搬送部による搬送を行う場合に反転搬送部の搬送手段に用紙の後端部が挟持されていても第二クラッチ手段が切断状態とすることで搬送手段に負荷がかからないようになる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る実施形態について詳しく説明する。図1は、本発明に係る画像形成装置全体の概略断面図である。画像形成装置1の上部には原稿読取部2が配置され、その下部には、底面から給紙部3、記録部4が配されている。
【0014】
原稿読取部2では、原稿カバー10設けられた原稿トレイ11に載置された原稿が原稿搬送装置12により図示しない読取手段に対向する位置に搬送されて原稿読取動作が行われ、原稿排紙トレイ13に排出される。書籍等を読み取る場合には、原稿カバー10を上方に回動してフラットベッドプラテン14に書籍等の被読取部分を配置し読取手段により読取動作が行われる。以上の構成は、いわゆるADF及びフラットベッドタイプと称される従来の原稿読取装置と同様のものである。
【0015】
給紙部3では、給紙カセット15が配置されており、フラッパ16に所定のサイズの用紙が複数枚積載されている。給紙カセット15の端部(図1において右端部)には、ピックアップローラ17が配置されている。そして、フラッパ16は、積載された用紙の上面がピックアップローラ17に圧接するように上方に付勢されている。この状態でピックアップローラ17が回転駆動すると、摩擦力により用紙が1枚ずつ用紙搬送路に給紙されるようになる。
【0016】
給紙された用紙は、まずフィードローラ18及びプレスローラ19により記録部4に搬送される。記録部4では、搬送された用紙に記録するために、トナー容器20、メモリ除去ブラシ21、コロナ帯電器22、感光体ドラム23、転写用のコロトロンワイヤ24、露光ヘッド25及び定着ローラ26が備えられている。まず、感光体ドラム23の表面をメモリ除去ブラシ21及び帯電ブラシ22を用いて一様に帯電させ、帯電された感光体ドラム23に露光ヘッド25で画像記録信号に応じて露光することで静電潜像を形成する。次に、トナー容器20内のトナーを供給ローラ27から現像ローラ28を介して感光体ドラム23に形成された静電潜像に転移させて可視像化し、コロトロンワイヤ24により感光体ドラム23表面に形成されたトナー像を用紙に転写する。そして、転写されたトナー像は、定着ローラ26及びプレスローラ29によって挟持されて加熱・プレスされ用紙に定着される。定着された用紙は、排紙ローラ30及びプレスローラ31の間に挟持されて用紙排出トレイ32に搬出される。
【0017】
図1において、給紙部3から用紙排出トレイ32までを一点鎖線で示したのが、用紙搬送路である。そして、用紙搬送路に沿って配設された搬送ローラ及び用紙ガイドが用紙搬送部を構成している。
【0018】
また、装置本体の側面には、反転搬送ユニット40が着脱自在に装着されており、その装着側面には、用紙搬出口41及び用紙搬入口42が形成されている。搬送ユニット40内には、フィードローラ43及びプレスローラ44、フィードローラ45及びプレスローラ46の2対の搬送ローラが上下に配設されている。そして、図1の二点鎖線で示すように反転搬送路が、排紙ローラ30と定着ローラ26との間の用紙搬送路から分岐して、2対の搬送ローラ43及び44、45及び46の間を通り、ローラ対18及び19とピックアップローラ17との間の用紙搬送路に合流するように形成される。そして、反転搬送路に沿って配設された搬送ローラ及び用紙ガイドが反転搬送部を構成している。
【0019】
用紙搬送路には、排紙ローラ30と記録部4の定着ローラ26との間に用紙検知センサ33が配置されており、ローラ対18及び19とピックアップローラ17との間にも用紙検知センサ34が配置されている。
【0020】
図2は、用紙搬送部及び反転搬送部の駆動伝達機構に関する概略図である。装置本体側には、駆動源として第一モータ50が配設されており、第一モータ50の回転駆動は、図示しない駆動伝達機構によりピックアップローラ17、レジストローラとして機能するフィードローラ18及び排紙ローラ30に伝達される。そして、排紙ローラ30と第一モータ50との間の駆動伝達経路には、第一クラッチ手段としての排紙用電磁クラッチ51が設けられており、フィードローラ18との間の駆動伝達経路には搬送用電磁クラッチ52が、ピックアップローラ17との間の駆動伝達経路には給紙用電磁クラッチ53がそれぞれ設けられている。
【0021】
また、反転搬送ユニット40側には、駆動源として第二モータ54が配設されており、第二モータ54の回転駆動は、図示しない駆動伝達機構により排紙ローラ30、フィードローラ43及び45に伝達される。そして、各ローラとの間の駆動伝達経路には第二クラッチ手段としての反転用電磁クラッチ55が共通して設けられている。
【0022】
図5には、駆動制御を行うためのブロック図を示す。駆動制御に関する情報処理は、装置本体側に設けられたCPU60で行い、CPU60には、用紙検知センサ33及び34からの信号を検知する用紙検知回路61が接続されている。また、CPU60には、第一モータ50を駆動制御するドライバ回路62、クラッチ51、52及び53を駆動制御するドライバ回路63が接続されている。一方、反転搬送ユニット40には、第二モータ54を駆動制御するドライバ回路64、クラッチ55を駆動制御するドライバ回路65が設けられており、いずれもCPU60に接続されている。
【0023】
次に、図3及び図4に基づいて駆動制御フローについて説明する。記録動作の指令信号が出力されると、まず第一モータ50が回転駆動を開始する(S100)。そして、指令信号が両面記録モードに関するものか否かチェックして(S101)、両面記録モードでない−すなわち片面記録モードであるときは、クラッチ51をオンして排紙ローラ30の排紙動作を開始する。また、クラッチ53をオンしてピックアップローラ17の給紙動作を開始する。クラッチ55はオフの状態としておき、第二モータ54と排紙ローラ30との間の駆動伝達経路は切断状態となる(S102)。
【0024】
ピックアップローラ17の給紙動作により用紙が給紙されていき、検知センサ34がオンしたかどうかがチェックされる(S103)。検知センサ34が用紙の先端を検知してオン状態になるとタイマT1がスタートし(S104)、タイマT1の設定時間の間に用紙の先端がフィードローラ18に突き当てられて用紙の先端位置が整合される。タイマT1がタイムアップすると(S105)、クラッチ52をオンしてフィードローラ18が搬送を開始し、クラッチ53をオフしてピックアップローラ17の給紙動作は終了する(S106)。
【0025】
フィードローラ18の用紙搬送がなされ、検知センサ34がオフしたかどうかがチェックされる(S107)。検知センサ34がオフ状態となって用紙の後端が検知されると、タイマT2がスタートし(S108)、タイマT2の設定時間の間に用紙の後端がフィードローラ18から離れていき、タイマT2のタイムアップで(S109)クラッチ52がオフしてフィードローラ18の搬送動作が終了する(S110)。用紙は、記録部4で片面記録が行われて、排紙動作を行っている排紙ローラ30により排紙トレイ32に排出される。
【0026】
次のページの記録データがあるか否かチェックされ(S111)、ある場合にはS102に戻り、再度片面記録を行う。ない場合には、モータ50及び54がオフ状態とされ、クラッチ51、52、53及び55がオフ状態とされて終了する。なお、以上の片面記録モードでは、クラッチ51がオン状態のため排紙ローラ30はその間排紙動作を行うようになっている。
【0027】
次に、S101で両面記録モードである場合には、図4に示す制御フローに移行する。まず、クラッチ51がオフとなり、第一モータ50と排紙ローラ30との間の駆動伝達経路は切断され、クラッチ55をオンして第二モータ54と排紙ローラ30との間の駆動伝達経路が接続される。そして、第二モータ54が回転駆動されて排紙ローラ30は排紙動作を開始する。また、クラッチ53をオンしてピックアップローラ17の給紙動作が開始される(S200)。
【0028】
ピックアップローラ17の給紙動作により用紙が給紙されていき、検知センサ34がオンしたかどうかがチェックされる(S201)。検知センサ34が用紙の先端を検知してオン状態になるとタイマT1がスタートし(S202)、タイマT1の設定時間の間に用紙の先端がフィードローラ18に突き当てられて用紙の先端位置が整合される。タイマT1がタイムアップすると(S203)、クラッチ52をオンしてフィードローラ18が搬送を開始し、クラッチ53をオフしてピックアップローラ17の給紙動作は終了する(S204)。
【0029】
フィードローラ18の用紙搬送がなされ、検知センサ34がオフしたかどうかがチェックされる(S205)。検知センサ34がオフ状態となって用紙の後端が検知されると、タイマT2がスタートし(S206)、タイマT2の設定時間の間に用紙の後端がフィードローラ18から離れていき、タイマT2のタイムアップで(S207)クラッチ52がオフしてフィードローラ18の搬送動作が終了する(S208)。
【0030】
用紙が記録部4で片面記録されてさらに搬送され、検知センサ33がオフしたかどうかチェックされる(S209)。排紙動作を行っている排紙ローラ30により用紙が搬送されると、検知センサ33が用紙の後端を検知してオフ状態となりタイマT3がスタートする(S210)。タイマT3の設定時間の間に用紙の後端が反転搬送路へ用紙を搬入する合流点付近に来るようになり、タイマT3のタイプアップで(S211)第二モータ54はこれまでと逆方向に回転駆動を開始する(S212)。したがって、排紙ローラ30は挟持している用紙の後端から反転搬送路に向けて搬送を行うようになり、また、フィードローラ43及び45も反転搬送動作を開始する。
【0031】
反転搬送動作により用紙が反転搬送ユニット内を搬送されて再び装置本体内に搬入されていき、検知センサ34がオンしたかどうかがチェックされる(S213)。検知センサ34が用紙の先端を検知してオン状態になるとタイマT1がスタートし(S214)、タイマT1の設定時間の間に用紙の先端がフィードローラ18に突き当てられて用紙の先端位置が整合される。タイマT1がタイムアップすると(S215)、クラッチ52をオンしてフィードローラ18が搬送を開始する(S216)。
【0032】
用紙は記録部4で残りの面を記録されてさらに搬送され、検知センサ33がオンしたかどうかがチェックされる(S217)。検知センサ33が用紙の先端を検知してオン状態となると、モータ54は元の方向に回転駆動を開始して排紙ローラ30は排紙動作を行う(S218)。
【0033】
そして、フィードローラ18の用紙搬送がなされていき、検知センサ34がオフしたかどうかがチェックされる(S219)。検知センサ34がオフ状態となって用紙の後端が検知されると、タイマT2がスタートし(S220)、タイマT2の設定時間の間に用紙の後端がフィードローラ18から離れていき、タイマT2のタイムアップで(S221)クラッチ52がオフしてフィードローラ18の搬送動作が終了する(S222)。
【0034】
次のページの記録データがあるか否かチェックされ(S223)、ある場合にはS200に戻り、再度両面記録を行う。ない場合には、S112に戻り、モータ50及び54がオフ状態とされ、クラッチ51、52、53及び55がオフ状態とされて終了する。
【0035】
以上のように、反転搬送ユニットが装着された状態でも片面記録モードの場合には、第一モータ50により排紙ローラ30を駆動するようにしているので、反転搬送ユニットが装着されていない場合と同様の制御を行うようにされている。
【0036】
【発明の効果】
以上に説明したとおり、本発明では、片面記録指令信号が出力された場合には反転搬送部の有無に関係なく第一クラッチ手段が接続されて第一駆動源により排紙ローラが回転されて排紙動作を行うようになり、片面記録の際の駆動制御が単純化されて装置設計が容易になる。反転搬送部が設けられている場合には、第二クラッチ手段を切断状態とするように制御されるため、第二駆動源に影響が及ぶことは避けられる。
【0037】
また、両面記録指令信号が出力された場合には第二クラッチ手段が接続状態とされて第二駆動源により排紙ローラが回転されて反転搬送部への用紙の搬入動作及び排紙動作を行うようになり、第一クラッチ手段が切断状態とされるため、第一駆動源へ影響が及ぶことはない。 以上のように、片面記録及び両面記録の2通りの駆動制御について設計すればよく、装置設計が容易になる。
【0038】
また、第二駆動源の駆動力を反転搬送部の搬送手段に伝達する駆動伝達経路が第二クラッチ手段により接続又は切断するようにすることで、反転搬送部から用紙が搬入されて用紙搬送部による搬送を行う場合に反転搬送部の搬送手段に用紙の後端部が挟持されていても第二クラッチ手段が切断状態とすることで搬送手段に負荷がかからないようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る実施形態に関する画像形成装置全体の概略断面図である。
【図2】用紙搬送部及び反転搬送部の駆動伝達機構に関する概略図である。
【図3】片面記録モードに関する駆動制御フロー図である。
【図4】両面記録モードに関する駆動制御フロー図である。
【図5】駆動制御に関するブロック図である。
【符号の説明】
1 画像形成装置
2 原稿読取部
3 給紙部
4 記録送部
17 ピックアップローラ
18 フィードローラ
19 プレスローラ
30 排紙ローラ
31 プレスローラ
33 用紙検知センサ
34 用紙検知センサ
40 反転搬送ユニット
41 用紙搬入口
42 用紙搬出口
43 フィードローラ
44 プレスローラ
45 フィードローラ
46 プレスローラ
50 第一モータ
51 排紙用電磁クラッチ
52 搬送用電磁クラッチ
53 給紙用電磁クラッチ
54 第二モータ
55 反転用電磁クラッチ

Claims (4)

  1. 給紙部から搬入された用紙を記録部に搬送して排紙トレイに搬出する用紙搬送部と、前記用紙搬送部の用紙搬送経路において前記記録部の下流側から搬入された用紙を前記記録部の上流側に搬出する反転搬送部とを備えた画像形成装置において、前記用紙搬送部の第一駆動源の駆動力を前記用紙搬送部の排紙ローラに伝達する駆動伝達経路に配設された第一クラッチ手段と、前記反転搬送部の第二駆動源の駆動力を前記排紙ローラに伝達する駆動伝達経路に配設された第二クラッチ手段と、片面記録指令信号に応答して前記第一クラッチ手段を接続状態とし前記第二クラッチ手段を切断状態として第一駆動源を駆動して前記排紙ローラを排紙動作させるとともに両面記録指令信号に応答して前記第一クラッチ手段を切断状態とし前記第二クラッチ手段を接続状態として第二駆動源を駆動して前記排紙ローラを排紙動作及び反転搬送動作させる駆動制御手段とを備えていることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記第二クラッチ手段は、前記第二駆動源の駆動力を前記反転搬送部の搬送手段に伝達する駆動伝達経路も接続又は切断することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記第一及び第二クラッチ手段は、電磁クラッチであることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 請求項1から3のいずれかに記載の画像形成装置における反転搬送部を着脱自在に構成したことを特徴とする反転搬送ユニット。
JP2003063024A 2003-03-10 2003-03-10 画像形成装置及びそれに装着可能な反転搬送ユニット Expired - Fee Related JP3925440B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003063024A JP3925440B2 (ja) 2003-03-10 2003-03-10 画像形成装置及びそれに装着可能な反転搬送ユニット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003063024A JP3925440B2 (ja) 2003-03-10 2003-03-10 画像形成装置及びそれに装着可能な反転搬送ユニット

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2004269173A JP2004269173A (ja) 2004-09-30
JP3925440B2 true JP3925440B2 (ja) 2007-06-06

Family

ID=33124720

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003063024A Expired - Fee Related JP3925440B2 (ja) 2003-03-10 2003-03-10 画像形成装置及びそれに装着可能な反転搬送ユニット

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3925440B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4677263B2 (ja) * 2005-03-25 2011-04-27 キヤノン株式会社 画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2004269173A (ja) 2004-09-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4283316B2 (ja) 画像形成装置の用紙搬送路
JP3892411B2 (ja) 画像形成装置
JP4446002B2 (ja) 用紙搬送装置、これを備えた画像形成装置、用紙搬送方法、用紙搬送プログラム、及びこのプログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体
US6920296B2 (en) Image forming apparatus
JP3925440B2 (ja) 画像形成装置及びそれに装着可能な反転搬送ユニット
JP2006347645A (ja) 画像形成装置
JP4647463B2 (ja) 画像形成装置
JP3913317B2 (ja) 画像形成装置
JP2004307174A (ja) 画像形成装置及びそれに装着可能な反転搬送ユニット
JP4818050B2 (ja) 用紙搬送装置及びこれを用いた画像形成装置
JP3638104B2 (ja) 画像形成装置
JP4193548B2 (ja) 画像形成装置及びそれに装着可能な反転搬送ユニット
JP2006111390A (ja) 画像形成装置
JP2006062851A (ja) 画像形成装置
US5237380A (en) Image forming apparatus
JP2010152087A (ja) 画像形成装置
JP4429243B2 (ja) 画像形成装置
JP2722202B2 (ja) 画像記録装置
JP4569271B2 (ja) 画像形成装置及びレジスト位置調整方法
JP2817204B2 (ja) ファクシミリ装置
JP2002211794A (ja) 画像形成装置
JP3964277B2 (ja) 画像読取装置
JP3215563B2 (ja) 両面印刷装置
JP2006330647A (ja) 画像形成装置
JP2003305914A (ja) 画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060301

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060620

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060810

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070206

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070219

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110309

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120309

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120309

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130309

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130309

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140309

Year of fee payment: 7

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees