JP2003305914A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2003305914A
JP2003305914A JP2002114433A JP2002114433A JP2003305914A JP 2003305914 A JP2003305914 A JP 2003305914A JP 2002114433 A JP2002114433 A JP 2002114433A JP 2002114433 A JP2002114433 A JP 2002114433A JP 2003305914 A JP2003305914 A JP 2003305914A
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Akihiro Takada
晃宏 高田
Shinya Aono
信也 青野
Yuichiro Takemura
雄一郎 竹村
Hiroshi Kageyama
浩 陰山
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Kyocera Mita Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像幅が記録紙幅より小さい場合であって
も、画像が記録された記録紙の余剰部を縮小し、記録紙
の消費長を削減し得る画像形成装置を提供する。 【解決手段】 記録紙2に画像を記録する画像形成手段
と、上記画像形成手段を制御する制御手段とを有し、上
記制御手段は、記録すべき原画像1を編集画像3に画像
変換可能であって、その編集画像3は上記原画像1を上
記記録紙2の記録紙幅Wに応じて長さ方向に分割し、9
0度回転し、上記記録紙2の搬送方向に順次並べて配列
するものとする。更に必要に応じて、のりしろ4及び切
り取り線5を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、静電複写機、レー
ザプリンタなどの画像形成装置であって、用紙に長尺の
画像を記録することが出来る画像形成装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、長尺の画像を記録することが出来
る画像形成装置、例えばロール紙を内蔵する静電複写機
は、画像を記録紙に記録するとともに、その画像の長さ
に応じて記録紙をカットして出力するものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
このような画像形成装置では、画像の画像幅によっては
記録紙の無駄が大きくなるという問題が有った。画像幅
が記録紙幅より小さい場合、記録紙には画像の転写され
ない余剰部が生じるが、用紙幅と画像幅との差が大きい
とその余剰部は大きく、特に画像長が大きい場合には余
剰部は更に大きくなり、記録紙の無駄が増大する(図5
(ロ)参照)。この問題に対し、幅の異なる用紙を複数
セットし、画像幅に応じて適宜用紙を選択することによ
り、用紙の無駄を削減する試みもなされているが、画像
の幅は任意であり、用紙の無駄を削減する効果は十分で
はなかった。
【0004】本発明は、かかる事情に鑑み、画像幅が記
録紙幅より小さい場合であっても、画像が記録された記
録紙の余剰部を縮小し、記録紙の消費長を削減し得る画
像形成装置を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、記録
紙に画像を記録する画像形成手段と、上記画像形成手段
を制御する制御手段とを有し、上記制御手段は、記録す
べき原画像を編集画像に画像変換可能であって、その編
集画像は上記原画像を上記記録紙の記録紙幅に応じて長
さ方向に分割し、90度回転し、上記記録紙の搬送方向
に順次並べて配列したものであることを特徴とする画像
形成装置である。
【0006】ここで、原画像とは、本発明に係る画像変
換を行う場合において、その画像変換を行う前の画像を
指し、編集画像とは、その画像変換を行った後の画像を
指すものとする。画像には、原画像および編集画像が含
まれるとする。
【0007】この発明によれば、長尺の原画像を記録紙
幅に応じて長さ方向に分割し、90度回転(方向は問わ
ない)し、更にその分割、回転した画像を記録紙の搬送
方向に順次並べて配列した編集画像は、記録紙幅のほぼ
全幅に亘って画像を記録できるため、従来の画像に比べ
て記録紙の余剰部を縮小し、用紙の消費長を削減するこ
とが出来る。なお、原画像の分割は、記録紙幅に応じて
なされるので、必ずしも行う必要はない。例えば原画像
長が記録紙幅に満たない場合は、90度回転しても編集
画像が記録紙からはみ出すことがないので、分割しなく
ても良い。
【0008】請求項2の発明は、請求項1記載の画像形
成装置において、上記制御手段は、上記原画像の画像幅
と上記記録紙幅とが略等しい場合には上記画像変換を行
わないことを特徴とする。
【0009】この発明によれば、原画像幅と記録紙幅と
が略等しい場合には、上記画像処理を行わず、通常の転
写形態をとる。原画像幅と記録紙幅とが略等しい場合、
上記画像処理を行わなくても余剰部は小さいため、出力
後の用紙の切断、接合を伴わない通常の転写形態をとる
方が望ましい。
【0010】請求項3の発明は、請求項1または2記載
の画像形成装置において、上記制御手段は、上記原画像
の画像長が上記原画像の画像幅以下である場合には上記
画像変換を行わないことを特徴とする。
【0011】この発明によれば、原画像長が原画像幅以
下である横長の原画像に対しては、上記画像処理を行わ
ず、通常の転写形態をとる。横長の原画像に対して上記
画像処理を行うと、縦長の編集画像となり、逆に記録紙
の消費長が大きくなる。そのため、このような場合には
通常の転写形態をとる方が望ましい。
【0012】請求項4の発明は、請求項1乃至3のいず
れかに記載の画像形成装置において、上記制御手段は、
上記画像変換において、上記原画像の分割境界部に所定
ののりしろ部が形成されるように変換することを特徴と
する。
【0013】この発明によれば、編集画像内に配列され
た原画像の分割境界部に、のりしろ部が形成される。こ
の装置の使用者は、編集画像が記録された記録紙を、分
割された原画像の配列境界部で切断し、原画像の分割境
界部で接合することにより、求める画像を得ることが出
来る。原画像の分割境界部で接合する際、のりしろ部に
よって原画像の分割境界部での接合を容易にすることが
出来る。
【0014】請求項5の発明は、請求項1乃至4のいず
れかに記載の画像形成装置において、上記制御手段は、
上記画像変換において、上記原画像の配列境界部に切り
取り線が設けられるように変換することを特徴とする。
【0015】この発明によれば、編集画像内に配列され
た原画像の配列境界部に、切り取り線が設けられる。こ
の装置の使用者は、編集画像が記録された記録紙を、分
割された原画像の配列境界部で切断し、原画像の分割境
界部で接合することにより、求める画像を得ることが出
来る。切り取り線によって、分割された原画像の配列境
界部での切断を容易にすることが出来る。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態に係る
画像形成装置について図面を参照して説明する。図1は
本発明に係る画像形成装置の構成を示す説明図である。
図1に示すように、この複写機100(画像形成装置の
一例)は、ほぼ直方体をなす複写機本体102を備えて
いる。複写機本体102の上端面には原稿搬送路12が
形成され、原稿搬送路12には原稿搬送装置103が備
えられている。原稿搬送路12の上流端部(図1におい
て右方端部)には、原稿載置テーブル10が複写機本体
102から複写機本体102の前方に張り出している。
原稿搬送装置103の上流端部には原稿挿入口105が
原稿搬送路12と協働して形成されている。原稿搬送装
置103には、原稿搬送路12の上流から下流に向かっ
て、搬入ローラ対103a、原稿押えローラ103b及
び排出ローラ103cが、この順に配設されている。複
写機本体102内の上流部であって、原稿押えローラ1
03bの直下方位置には、撮像デバイス、本実施形態に
おいては密着型イメージセンサ104が配設されてい
る。
【0017】密着型イメージセンサ104の下方には、
画像形成手段106が配設されている。画像形成手段1
06は、感光体ドラム108を備えている。感光体ドラ
ム108は、駆動源である電動モータ109によって反
時計方向に回転駆動される。感光体ドラム108の周囲
には、感光体ドラム108の表面を一様に帯電させるメ
インチャージャ110、密着型イメージセンサ104に
よって読み取られて出力される(光電変換されて出力さ
れる)原稿の画像の電気信号を、光に変換して感光体ド
ラム108の表面に照射して静電潜像化するためのデバ
イス、本実施形態においてはLEDプリントヘッド11
2、感光体ドラム108の表面に形成された静電潜像を
トナー画像に現像するための現像装置114、感光体ド
ラム108の表面に形成されたトナー画像を普通紙等の
用紙に転写するための転写装置116、感光体ドラム1
08の表面に残留するトナーを払拭して回収するための
クリーニング装置118などが配設されている。感光体
ドラム108及び感光体ドラム108の周囲に配設され
た、メインチャージャ110、LEDプリントヘッド1
12及び現像装置114などは、画像形成手段106を
構成する。原稿載置テーブル10、原稿搬送路12、原
稿搬送装置103及び密着型イメージセンサ104など
は、複写機100に備えられた原稿読取装置を構成す
る。
【0018】複写機本体102内の下方位置には、用紙
収容部120が設けられている。本実施形態では、用紙
収容部120は上段用紙ドラム120a及び下段用紙ド
ラム120bからなる。これらの用紙ドラムの用紙サイ
ズは、適宜選択可能となっている。用紙収容部120の
背面には、用紙を画像形成手段106の転写域に搬送す
るための用紙搬送路122が配設されている。用紙搬送
路122はほぼ上下方向に延在している。用紙搬送路1
22には、用紙収容部120において巻き掛けられた用
紙を用紙搬送路122に送る図外の給紙ローラ、用紙搬
送路122に給紙された用紙を用紙搬送路122を通し
て搬送するための搬送ローラ対124、126及び転写
前ローラ対128がこの順に上流から下流に向かって配
設されている。用紙搬送路122における、搬送ローラ
対124と126との間には、用紙を適宜の長さに切断
するためのカッタ機構129が配設されている。搬送ロ
ーラ対124及び126は、共通の駆動源である電動モ
ータ123により回転駆動されるよう、図外のクラッチ
を介して駆動連結されている。転写前ローラ対128
は、駆動源である電動モータ115により回転駆動され
るよう、図外のワンウェイクラッチを介して駆動連結さ
れている。用紙搬送路122における、搬送ローラ対1
26と転写前ローラ対128との間には、用紙の先端の
到達を検出し、かつ用紙の後端の通過を検出するための
用紙検出スイッチ127が配設されている。
【0019】転写装置116及び感光体ドラム108の
下流側には、転写装置116によってトナー画像が転写
された用紙を搬送するための用紙搬送路130が備えら
れている。用紙搬送路130は、感光体ドラム108の
下流側から複写機本体102の前面102aに向かって
ほぼ水平に延在している。用紙搬送路130の下流位置
には定着装置140が配設され、定着装置140の下流
側には排出ローラ対150が備えられている。定着装置
140は熱ローラと圧ローラからなる定着ローラ対14
2を備えている。定着ローラ対142は、駆動源である
電動モータ143により回転駆動されるよう、それぞれ
ギヤなどの動力伝達機構を介して電動連結されている。
用紙搬送路130における、感光体ドラム108と定着
ローラ対142との間の下面側には、搬送される用紙が
用紙搬送路130に沿って定着ローラ対142に向かっ
て好適に搬送されるよう、吸引ファン132が配設され
ている。用紙搬送路130における、定着ローラ対14
2と排出ローラ対150との間には、用紙の先端の到達
を検出し、かつ用紙の後端の通過を検出するための用紙
検出スイッチ145が配設されている。
【0020】排出ローラ対150の下流側には、用紙排
出口152が複写機本体102の前面102aに開口す
るように配設されている。複写機本体102内には、用
紙搬送路130の下方に間隔をおいてほぼ水平方向に延
在するバイパス給紙路160が配設されている。バイパ
ス給紙路160の上流側は、複写機本体102の前面1
02aであって、用紙排出口152よりも下方位置に開
口するバイパス給紙口162に接続され、バイパス給紙
路160の下流側は、用紙搬送路122の下流領域であ
って転写装置116よりも上流側、本実施形態では搬送
ローラ対126と転写前ローラ対128との間に接続さ
れている。バイパス給紙路160には、図外の摩擦板が
当接される分離ローラ164及びレジストローラ対16
6などが配設されている。複写機本体102の前面10
2aにおける、バイパス給紙口162の下方位置には、
排出トレイ(ポケット)170が備えられている。
【0021】なお、図1には示していないが、複写機本
体102の側方部には電源のオンオフを行うためのメイ
ンスイッチ190が配設され、上方部には、コピー開始
キーや各種モード選択キーなどを備える操作部192及
び操作内容や装置の稼動状況を表示する表示部194が
配設され、更に内部には、各部への入出力情報を制御す
る制御装置180(制御手段)が配設されている。(図
2参照)。
【0022】次に、複写機100の作用を説明する。原
稿載置テーブル10から原稿挿入口105に挿入された
原稿は、原稿搬送装置103内を搬入ローラ対103
a、原稿押えローラ103b、排出ローラ対103cと
送られる過程で、密着型イメージセンサ104によって
読み取られる。一方、画像形成手段106において、感
光体ドラム108は電動モータ109によって図中反時
計回りに回転しつつ、メインチャージャ110によって
一様に帯電される。続いて密着型イメージセンサ104
で読み取られた原稿画像に基づき、LEDプリントヘッ
ド112により感光体ドラム108上に静電潜像が形成
される。この際、通常モードや自動変倍モードでは、原
稿の読み取り方向と同方向であり、連続的な静電潜像が
形成されるが、自動回転モードでは、読み取った画像を
長さ方向に分割し、90度回転し、記録紙の搬送方向に
順次並べて配列する処理がなされた画像の静電潜像が形
成される。(本発明の特徴部分。詳細は後述する)。続
いて現像装置114により静電潜像にトナーが付着して
トナー像が形成される。トナー像が形成された感光体ド
ラム108に向けて、用紙が用紙収容部120から用紙
搬送路122、搬送ローラ対124、126及び転送前
ローラ対128を経由して搬送され、感光体ドラム10
8の表面のトナー像が転写装置116で記録紙に転写さ
れる。転写を終えた感光体ドラム108は、クリーニン
グ装置118で残留トナー等が除去され、次の転写に備
える。そして、トナー像が転写された記録紙は感光体ド
ラム108から分離されて用紙搬送路130を経由して
定着装置140に搬送される。定着装置140では、定
着ローラ対142によってトナー画像が記録紙に定着す
る。トナー画像が定着した用紙は、排出ローラ対150
によって用紙排出口152を経て170排出トレイに排
出される。なお、用紙収容部120から搬送される用紙
はカッタ機構129により適宜のタイミングで所定の長
さに切断される。
【0023】上記の各部動作に対する入出力は、制御装
置180によりなされる。また、本発明の特徴部分であ
る、画像処理も制御装置180で行われる。図2は、複
写機100の主要な制御構造を示すブロック図である。
制御装置180への主な入力は、メインスイッチ19
0、操作部192、密着型イメージセンサ104、用紙
検出スイッチ127、145よりなされる。制御装置1
80では、これらの情報に基き、所定の演算を行い、各
操作部に駆動信号を出力する。図2には主な出力先とし
て、原稿搬送装置103、表示部194、画像形成手段
106、電動モータ109,115及び123、定着装
置140、カッタ機構129、排出ローラ対150を示
す。
【0024】図3は、制御装置180の本実施形態にか
かる画像処理制御フローを示すフローチャートである。
特に図3では、本発明の特徴部分である、自動回転モー
ドを中心に示す。S1では、操作部192において作業
者による入力が行われる。ここでは、縮倍率やコピーモ
ード、付加機能設定等、必要な情報の入力が行われる。
コピーモードとしては、通常モード、自動変倍モード
(用紙幅に合わせて自動的に縮倍率を決定する)及び自
動回転モードから選択する。また、自動回転モードを選
択した場合、付加機能設定も行う。付加機能は、分割さ
れた原画像が複数列に亘って転写された場合、分割され
た原画像の境界部の処理を選択するものである。具体的
には、のりしろの要否及び切り取り線の要否である。本
実施形態では、更にのりしろとして空白部とするか、画
像重複部とするかを選択する。
【0025】S1での入力が完了し、スタートボタンが
押されるとS2でスタートし、S3へ移行する。S3で
はモード判定が行われ、自動回転モードであると判定さ
れればS4へ、それ以外であればS10へ移行し、通常
コピー、或いは自動変倍コピーがなされる。S4では、
原画像の幅及び長さを決定する。これらは、原稿幅及び
原稿長に縮倍率を乗じたものである。次のS5では原画
像幅と記録紙幅との比較が行われる。S5でYESと判
定され、原画像幅と記録紙幅とが略等しい場合、通常コ
ピーであっても記録紙の余剰部は小さいので、S10へ
移行し、通常コピーを行う。S5でNOと判定されれば
S6へ移行する。S6では原画像幅と原画像長との比較
が行われる。S6でNOと判定され、原画像幅が原画像
長以上である横長画像の場合、原画像を90度回転する
と縦長画像となって逆に記録紙の余剰部が増加するの
で、S10へ移行し、通常コピーを行う。S6でYES
と判定されれば、S7へ移行する。このとき、その原画
像は、幅が狭く縦長の長尺画像であることを意味し本発
明の画像処理対象となる。S7では原画像長と記録紙幅
との比較が行われる。S7でNOと判定され、原画像長
が記録紙幅以下の場合、この原画像を90度回転して
も、その幅が記録紙幅を超えることがないので、原画像
を分割する必要がない。そこでS9に移行し、90度回
転の1列コピーを行う。S7でYESと判定され、原画
像長が記録紙幅を越える場合、この原画像を90度回転
すると、その幅が記録紙幅を超えるので、適宜分割する
必要がある。そこでS8に移行し、90度回転の複数列
コピーを行う。S8では、原画像の分割は、記録紙幅に
応じて行われる。例えば、付加機能としてのりしろを設
けない場合、原画像は先端から順に記録紙幅に等しい長
さづつ分割される。また、のりしろを設ける場合は、2
列目以降の分割長は、記録紙幅からのりしろの長さを減
じたものとなる。そして、これら分割された原画像は、
それぞれ90度回転され、記録紙の搬送方向に順次並べ
て配列されて編集画像となる。また、付加機能として切
り取り線を設定している場合は、配列された原画像の間
に、切り取り線を転写する。
【0026】図4は、本実施形態により長尺原稿を等倍
コピーした場合の記録状態を示す説明図である。図4
(イ)に示す原画像1は、幅X、長さYの長尺原稿を読
み取ったもので、原稿と同サイズである。転写の向きを
わかり易くするため、原稿、即ち原画像1には図示のよ
うにAからPまでのアルファベット文字が記載されてい
るとする。図4(ロ)は、原画像1を画像変換した編集
画像3を記録紙2に記録したものである。記録紙幅をW
で示す。ここで、原画像幅X≠記録紙幅W、原画像幅X
<原画像長Y、原画像長Y>記録紙幅Wなので、図3に
示したフローに従って、90度回転複数列コピーが選択
されている。また、付加機能として、原画像1の分割境
界部4にはのりしろ4aを、配列境界部5には切り取り
線5aを設けている。図は、のりしろ4aとして画像重
複部を選択した場合である。編集画像3の三列目の右端
には、斜線で示す幅Z、長さXの余剰部6が生じてい
る。余剰部6の大きさは、原画像幅X、原画像長Y及び
記録紙幅Wとの関係で変動するが、(原画像幅X)×
(記録紙幅W)を超えることはない。この余剰部6の大
きさを通常コピーの場合の余剰部(後述する図5(ロ)の
余剰部9)と比較すると、大幅に縮小されており、記録
紙2の消費長Lは、原画像長Yよりも小さくなっている
(本実施形態では約四分の一)。このため、記録紙2の
消費量が削減される上、出力された記録紙2の取り扱い
が容易になっている。
【0027】図5は、従来の通常コピーにより長尺原稿
を等倍コピーした場合の記録状態を示す説明図である。
図5(イ)は、幅X、長さYの長尺原稿7である。図5
(ロ)は、原稿1の画像を通常コピーにより記録紙幅W
の記録紙2に記録したものである。記録紙2には、原稿
1と同形の通常コピーの画像8が記録されていると共
に、斜線で示す大きな余剰部9が生じており、記録紙2
の消費長Yは原稿長Yと等しくなっている。余剰部9の
大きさは、((記録紙幅W)−(原稿幅X))×(原稿
長Y)であり、原稿幅Xが小さいほど、また原稿長Yが
大きいほど余剰部9の大きさが増大する。
【0028】上記の実施形態では等倍コピーの例を示し
たが、縮小あるいは拡大コピーの場合は、原稿サイズに
縮倍率を乗じたものを原画像のサイズとして画像処理を
行えばよい。
【0029】上記の実施形態においては、自動回転モー
ドにおいて回転の有無を含めて適当なコピー形態を選択
するようにしたが、操作部192からの入力により90
度回転コピーを選択できるうにしても良い。
【0030】のりしろ4aは、空白部、画像重複部以外
の任意の転写形態であっても良い。
【0031】本発明は、上記実施形態に示す複写機の他
に、レーザプリンタ等、他の画像形成装置にも適用可能
である。また、トレイ給紙にも適用可能である。
【0032】
【発明の効果】以上説明したことから明らかなように、
本発明の画像形成装置は、記録紙に画像を記録する画像
形成手段と、上記画像形成手段を制御する制御手段とを
有し、上記制御手段は、記録すべき原画像を編集画像に
画像変換可能であって、その編集画像は上記原画像を上
記記録紙の記録紙幅に応じて長さ方向に分割し、90度
回転し、上記記録紙の搬送方向に順次並べて配列したも
のであることを特徴とするので、長尺画像を記録紙に記
録する際、画像が記録された記録紙の余剰部を縮小し、
記録紙の消費長を削減することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態にかかる複写機(画像形成
装置)の構成を示す説明図である。
【図2】本実施形態の主要な制御構造を示すブロック図
である。
【図3】本実施形態の制御フローを示すフローチャート
である。
【図4】本実施形態の、長尺原稿を等倍コピーした場合
の記録状態を示す説明図である。
【図5】従来技術の、長尺原稿を等倍コピーした場合の
記録状態を示す説明図である。
【符号の説明】
1 原画像 2 記録紙 3 編集画像 4 原画像の分割境界部 4a のりしろ 5 原画像の配列境界部 5a 切り取り線 6,9 余剰部 7 原稿 8 通常コピーの画像 10 原稿載置テーブル 12 原稿搬送路 100 複写機(画像形成装置) 102 複写機本体 103 原稿搬送装置 104 密着型イメージセンサ 105 原稿挿入口 106 画像形成手段 120 用紙収容部 140 定着装置 180 制御装置(制御手段) 192 操作部 X 原画像幅(原稿幅) Y 原画像長(原稿長) W 記録紙幅 L 記録紙の消費長
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 竹村 雄一郎 大阪市中央区玉造1丁目2番28号 京セラ ミタ株式会社内 (72)発明者 陰山 浩 大阪市中央区玉造1丁目2番28号 京セラ ミタ株式会社内 Fターム(参考) 2C187 AG05 DB09 DB13 DB31 DB33 2H027 DB09 DC10 DE02 DE07 EC06 EF09 FA06 FA30 FA35 FC03 FD01 FD08 FD10 ZA07 5C074 BB04 BB22 DD15 EE08 5C076 AA14 AA17 AA24 AA36 AA37 BA05 CA10

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録紙に画像を記録する画像形成手段
    と、上記画像形成手段を制御する制御手段とを有し、上
    記制御手段は、記録すべき原画像を編集画像に画像変換
    可能であって、その編集画像は上記原画像を上記記録紙
    の記録紙幅に応じて長さ方向に分割し、90度回転し、
    上記記録紙の搬送方向に順次並べて配列したものである
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 上記制御手段は、上記原画像の画像幅と
    上記記録紙幅とが略等しい場合には上記画像変換を行わ
    ないことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 上記制御手段は、上記原画像の画像長が
    上記原画像の画像幅以下である場合には上記画像変換を
    行わないことを特徴とする請求項1または2記載の画像
    形成装置。
  4. 【請求項4】 上記制御手段は、上記画像変換におい
    て、上記原画像の分割境界部に所定ののりしろ部が形成
    されるように変換することを特徴とする請求項1乃至3
    のいずれかに記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 上記制御手段は、上記画像変換におい
    て、上記原画像の配列境界部に切り取り線が設けられる
    ように変換することを特徴とする請求項1乃至4のいず
    れかに記載の画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7480482B2 (en) * 2004-11-03 2009-01-20 Avisian Inc. Printing device capable of increasing a printing speed
JP2013063618A (ja) * 2011-09-20 2013-04-11 Casio Computer Co Ltd 印字装置、印字方法、及びプログラム

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