JP2000250361A - 複写装置 - Google Patents

複写装置

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JP2000250361A
JP2000250361A JP11052419A JP5241999A JP2000250361A JP 2000250361 A JP2000250361 A JP 2000250361A JP 11052419 A JP11052419 A JP 11052419A JP 5241999 A JP5241999 A JP 5241999A JP 2000250361 A JP2000250361 A JP 2000250361A
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JP11052419A
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Tadashi Kobayashi
正 小林
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Minolta Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 読み込みの完了した原稿や記録済み記録紙の
取り忘れを適時に警告する複写装置を提供する。 【解決手段】 自動原稿搬送装置50の原稿排出トレイ
52には読取り済みの原稿の有無を検出する原稿排出セ
ンサ52aが、複写機の排出トレイ39には記録済み記
録紙の有無を検出する記録紙排出センサ39aが設けら
れる。画像形成動作の完了したとき、読取り済みの原稿
が残されている場合は記録済みの記録紙を取り除いた
後、所定時間経過後に原稿の取り忘れが警告され、記録
済みの記録紙が残されている場合は読取り済み原稿を取
り除いた後、所定時間経過後に記録済み記録紙の取り忘
れが警告される。記録済み記録紙の排出完了前に原稿を
取り除いた場合は、画像形成動作の完了から所定時間経
過後に、記録済み記録紙が取り除かれていない場合に記
録紙の取り忘れが警告される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、自動原稿搬送装
置を備えた複写装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の複写装置には、複写動作が終了し
た後所定時間が経過しても原稿や複写済みの記録紙が取
り除かれない時、警告を発するように構成されたものが
あり、原稿や複写済みの記録紙の取り忘れの防止に効果
があつた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、最近は複写
装置のデジタル化が急速に進み、また、両面コピーや2
枚の原稿を1枚の記録紙に記録する2in1モード、4枚
の原稿を1枚の記録紙に記録する4in1モードのように
複数枚の原稿を1枚の記録紙に記録したり、ブツクモー
ドのように特殊な綴じ合わせに対応することができるデ
ジタル複写装置が使用されるようになつた。
【0004】このようなデジタル複写装置では、複数枚
の原稿を読み込み、その画像データを記憶装置に格納し
た後、画像編集を行つてから記録紙に複写するから、読
み込んだ全ての原稿が排出される排出完了時期と、全て
の記録済み記録紙が排出される複写動作完了時期とが大
きくずれるようになつた。
【0005】また、原稿の読み込みは、原稿を搬送しな
がら読み込むシートスルータイプと呼ばれる方式が主流
になり、原稿給紙トレイと原稿排出トレイ(原稿排出
台)とが複写装置に対して同一の側に上下2段に配置さ
れるようになり、原稿排出トレイが使用者にとつて見ず
らい位置に来るので、読み込みの完了した原稿の取り忘
れが生じやすくなつてきている。
【0006】さらに、記録済み記録紙の排出トレイ(排
出台)についても、ブツクモードコピーなどに対応して
排出トレイが大容量化し、排出トレイも使用者にとつて
見ずらい位置に来るため、複写動作の完了から記録済み
の記録紙を取り除くまでに要する時間が長くなる傾向に
ある。
【0007】このため、従来の複写装置のように、複写
動作が終了した後所定時間が経過してたとき警告を発す
る構成では、使用者が記録済みの記録紙を取り除いてい
る最中に警告が出されたり、使用者が複写装置を離れた
後に警告が出される等の不都合があつた。この発明は、
上記不都合を解決し、必要のない警告を発することがな
く、使用者が複写装置の近くにいるときに必要な警告を
発する複写装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は上記課題を解
決するもので、請求項1の発明は、原稿台上の読取位置
に搬送された原稿を読取り記録媒体上に画像を記録する
画像形成手段と、記録媒体を画像形成手段に向けて給送
する記録媒体給送手段と、記録済み記録媒体を排出台に
排出する記録媒体排出手段を備えた複写機と、前記複写
機の原稿台上に載置され、原稿を原稿台上の読取位置に
搬送し読取り済み原稿を原稿排出台に排出する原稿搬送
手段を備えた自動原稿搬送装置と、前記複写機の動作及
び自動原稿搬送装置の動作を制御する制御手段とを備え
た複写装置において、前記複写機の記録媒体排出手段は
排出台上の記録済み記録媒体の有無を示す記録媒体検出
信号を前記制御手段に出力する記録媒体検出手段を備
え、前記自動原稿搬送装置は原稿排出台上の読取り済み
原稿の有無を示す原稿検出信号を前記制御手段に出力す
る原稿検出手段を備え、前記制御手段は、全ての画像形
成動作が完了した後、前記記録媒体検出信号が記録媒体
有りを示す信号から無しを示す信号に切り替わつた後、
所定時間が経過しても前記原稿検出信号が原稿の有りを
示す信号であるとき、警告信号を出力することを特徴と
するものである。
【0009】請求項2の発明は、原稿台上の読取位置に
搬送された原稿を読取り記録媒体上に画像を記録する画
像形成手段と、記録媒体を画像形成手段に向けて給送す
る記録媒体給送手段と、記録済み記録媒体を排出台に排
出する記録媒体排出手段を備えた複写機と、前記複写機
の原稿台上に載置され、原稿を原稿台上の読取位置に搬
送し読取り済み原稿を原稿排出台に排出する原稿搬送手
段を備えた自動原稿搬送装置と、前記複写機の動作及び
自動原稿搬送装置の動作を制御する制御手段とを備えた
複写装置において、前記複写機の記録媒体排出手段は排
出台上の記録済み記録媒体の有無を示す記録媒体検出信
号を前記制御手段に出力する記録媒体検出手段を備え、
前記自動原稿搬送装置は原稿排出台上の読取り済み原稿
の有無を示す原稿検出信号を前記制御手段に出力する原
稿検出手段を備え、前記制御手段は、全ての画像形成動
作が完了した後、前記原稿検出信号が原稿有りを示す信
号から無しを示す信号に切り替わつた後、所定時間が経
過しても前記記録媒体検出信号が記録媒体の有りを示す
信号であるとき、警告信号を出力することを特徴とする
ものである。
【0010】請求項3の発明は、請求項1又は請求項2
の発明において、複写機の記録媒体排出手段は、複数の
排出台と、それぞれの排出台上の記録済み記録媒体の有
無を示す記録媒体検出信号を前記制御手段に出力する記
録媒体検出手段を備え、制御手段は、設定された動作モ
ードにおいて使用される排出台の記録媒体検出信号のみ
を監視することを特徴とするものである。
【0011】請求項4の発明は、請求項2の発明におい
て、自動原稿搬送装置は、複数の原稿排出台と、それぞ
れの原稿排出台上の読取り済み原稿の有無を示す原稿検
出信号を前記制御手段に出力する原稿検出手段を備え、
制御手段は、設定された動作モードにおいて使用される
原稿排出台の原稿検出信号のみを監視することを特徴と
するものである。
【0012】請求項5の発明は、請求項1の発明におい
て、制御手段は、全ての画像形成動作が完了する前に、
前記原稿検出信号が原稿有りを示す信号から無しを示す
信号に切り替わつた場合、全ての画像形成動作が完了し
た後、所定時間が経過しても前記記録媒体検出信号が記
録媒体有りを示す信号であるとき、警告信号を出力する
ことを特徴とするものである。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を説
明する。
【0014】図1は、この発明の実施の形態の複写装置
の構成を示す断面図で、複写装置は複写機10と、複写
機10の原稿台17の上に設置された自動原稿搬送装置
50とから構成される。以下、その構成及び動作の概略
を簡単に説明する。
【0015】まず、複写機10から説明する。複写機1
0は、光学系11、原稿台17、画像処理部21及び給
紙部40から構成される。
【0016】光学系11はスキヤナ12、第1ミラー1
3、第2ミラー14、投影レンズ15、CCDセンサ1
6から構成される。スキヤナ12は、自動原稿搬送装置
50を使用しない場合は、原稿台17の下側を、図1で
右側から左側に移動して原稿を走査する。また、自動原
稿搬送装置50を使用する場合は、原稿台17の、図1
で右側端部に近い位置に形成されたスリットガラス18
の下に固定され、自動原稿搬送装置50により搬送さ
れ、スリットガラス18の上を通過していく原稿を走査
する。
【0017】スキヤナ12は露光ランプ12aとミラー
12bから構成され、露光ランプ12aで照射された原
稿からの反射光は、ミラー12b、第1ミラー13、第
2ミラー14、投影レンズ15を経てCCDセンサ16
に入射し、原稿の画像を表す電気信号に変換される。こ
の電気信号を以下、画像データと呼ぶ。
【0018】画像処理部21は、CCDセンサ16から
出力された画像データを受信する。受信された画像デー
タは、信号処理部22で所定の補正処理を行うと共に所
望の画像編集等プリント出力のための編集処理がなさ
れ、記憶装置22aに格納される。
【0019】記憶装置22aに格納された画像データは
レーザダイオードを備えたレーザ発光装置23に出力さ
れ、レーザ発光装置23から出力されるレーザ光は画像
データで変調される。変調されたレーザ光は、ポリゴン
ミラー24、fθレンズ25、ミラー26、27、28
を経て感光体ドラム31の上に投影され、画像潜像が形
成される。
【0020】感光体ドラム31の下方には、給紙部40
が配置されており、給紙カセツト45、46、47が設
備されている。なお、48は手差し給紙台で、記録紙を
手差しで給紙するときに使用するものである。
【0021】画像形成動作において指定されたサイズの
記録媒体、例えば記録紙が給紙カセツト45乃至47の
いずれかのカセツト或いは手差し給紙台48から給紙さ
れ、タイミングローラ36まで搬送される。感光体ドラ
ム31の上の画像潜像が転写位置に来るタイミングに合
わせてタイミングローラ36は作動を開始し、記録紙を
転写位置に搬送するように構成されている。
【0022】感光体ドラム31の周囲には、感光体ドラ
ム31に電荷を与える帯電チヤージヤ32のほか、現像
器33、転写チヤージヤ34、分離チヤージヤ35など
が配置されている。感光体ドラム31上に形成された画
像潜像は現像器33のトナーにより現像され、形成され
たトナー像は転写チヤージヤ34の位置において、搬送
されてきた記録紙に転写され、トナー像の転写された記
録紙は分離チヤージヤ35で感光体ドラム31から分離
される。
【0023】この後、記録紙上に転写されたトナー像は
定着ローラ37、38で定着処理され、画像が形成され
た記録済みの記録紙は排出トレイ(排出台)39に排出
される。
【0024】次に、自動原稿搬送装置50について説明
する。自動原稿搬送装置50は、原稿給紙トレイ51と
原稿排出トレイ(原稿排出台)52とを備えており、原
稿給紙トレイ51の上に置かれた原稿は、1枚づつ原稿
台の上に連続して搬送され、先に説明したように、原稿
台17のスリットガラス18の上を通過し、複写機のス
キヤナ12により走査される。スリットガラス18の上
を通過した読取り済みの原稿はさらに搬送され、原稿排
出トレイ52の上に排出される。自動原稿搬送装置50
の動作は、複写機側の制御装置により制御される。
【0025】以上説明した、デジタル方式の複写機の構
成及び動作、並びに自動原稿搬送装置の構成及び動作は
公知のものである。
【0026】次に、この発明の実施の形態の複写装置の
特徴部分の構成と制御動作を説明する。まず、自動原稿
搬送装置50の原稿排出トレイ52には、読取り済みの
原稿がトレイ52の上に存在するか否かを検出する原稿
排出センサ52aが設けられている。
【0027】また、複写機の排出トレイ39には、記録
済みの記録紙が排出トレイ39の上に存在するか否かを
検出する記録紙排出センサ39aが設けられている。
【0028】これらのセンサは、原稿や記録紙に検出光
を投射し、その反射光を検出する反射型のセンサ、その
他の形式のセンサを使用することができる。
【0029】図2は、この発明の実施の形態の複写機及
び自動原稿搬送装置の動作を制御する制御回路の構成の
概略を示すブロツク図である。
【0030】制御回路はCPU61を中心に構成されて
おり、CPU61の入力ポートには、原稿排出センサ5
2a、記録紙排出センサ39aが接続される。また、出
力ポートには、警告表示装置62、例えば警報ブザー及
び警報ランプが接続される。このほか、CPU61の入
出力ポートには、自動原稿搬送装置50、複写機の光学
系11、画像処理部21、給紙部40の駆動要素が接続
されており、CPU61により制御されるが、これらの
制御動作の詳細は説明を省略する。
【0031】以下、CPU61で実行される読取り済み
の原稿の取り忘れ、記録済みの記録紙の取り忘れの検出
と警告表示動作について、図3及び図4のフローチヤー
トを参照して説明する。
【0032】まず、画像形成動作の完了を判定する(ス
テツプP1)。これは、画像形成動作の開始前に設定さ
れた原稿枚数及び複写部数と、読み取り処理された原稿
枚数及び画像処理された記録紙枚数とを比較することで
判定することができる。
【0033】ステツプP1の判定で、画像形成動作が完
了している場合は、原稿排出センサ52aの状態を調
べ、原稿排出トレイ52上の読取り済みの原稿の有無を
判定する(ステツプP2)。ステツプP1の判定で、画
像形成動作が完了していない場合は、主ルーチンに戻
り、画像形成動作の完了を待つ。
【0034】ステツプP2の判定で、原稿排出トレイ5
2に読取り済みの原稿がない場合は、既に読取り済みの
原稿が取り除かれていることを意味するから、ステツプ
P11に移り、記録紙排出センサ39aの状態を調べ、
複写機の排出トレイ39に記録済みの記録紙があるか否
かを判定する。
【0035】記録紙がある場合は、タイマ2をセツトし
て計時を開始し、その計時終了を待って(ステツプP1
2、P13)、再度記録紙排出センサ39aの状態を調
べ、複写機の排出トレイ39に記録済みの記録紙がある
か否かを判定する(ステツプP14)。
【0036】ステツプP14の判定で、記録済みの記録
紙がある場合は記録紙の取り忘れを意味するから警告表
示装置を作動させ(ステツプP15)、主ルーチンに戻
る。ステツプP14の判定で、記録済みの記録紙が残つ
ていない場合は警告の必要がないので直ちに主ルーチン
に戻る。ステツプP11の判定で記録済みの記録紙が残
つていない場合も警告の必要がないので主ルーチンに戻
る。
【0037】ステツプP2の判定で、原稿排出トレイ5
2に読取り済みの原稿がある場合は、記録紙排出センサ
39aの状態を調べ、複写機の排出トレイ39に記録済
みの記録紙があるか否かを判定する(ステツプP3)。
【0038】ステツプP3の判定で、排出トレイ39に
記録済みの記録紙がない場合は、既に記録済みの記録紙
が取り除かれていることを意味するから、ステツプP2
1に移り、タイマ1をセツトして計時を開始し、その計
時終了を待つて(ステツプP21、P22)、原稿排出
センサ52aの状態を調べ、原稿排出トレイ52に読取
り済みの原稿の有無を判定する(ステツプP23)。
【0039】ステツプP23の判定で、原稿排出トレイ
52に読取り済みの原稿が残つている場合は原稿の取り
忘れを意味するから警告表示装置を作動させ(ステツプ
P24)、主ルーチンに戻る。ステツプP23の判定
で、読取り済みの原稿が残つていない場合は警告の必要
がないので直ちに主ルーチンに戻る。
【0040】ステツプP3の判定で、排出トレイ39に
記録済みの記録紙がある場合は、原稿及び記録紙の取り
忘れの可能性があるから、タイマ3をセツトして計時を
開始し、その計時終了を待つて(ステツプP4、P
5)、再度複写機の排出トレイ39に記録済みの記録紙
があるか否かを判定する(ステツプP6)。
【0041】ステツプP6の判定で、排出トレイ39に
記録済みの記録紙がない場合は、既に記録済みの記録紙
が取り除かれていることを意味するから、前記したステ
ツプP21以降の処理に移り、原稿の取り忘れの判定と
警告処理等を行う。
【0042】ステツプP6の判定で、排出トレイ39に
記録済みの記録紙がある場合は、さらに原稿排出センサ
52aの状態を調べ、原稿排出トレイ52に読取り済み
の原稿の有無を判定する(ステツプP7)。ステツプP
7の判定で、原稿排出トレイ52に読取り済みの原稿が
残つている場合は記録紙及び原稿の両方の取り忘れを意
味するから警告表示装置を作動させ(ステツプP8)、
主ルーチンに戻る。
【0043】ステツプP7の判定で、原稿排出トレイ5
2に読取り済みの原稿が残つていない場合は、既に読取
り済みの原稿が取り除かれていることを意味するから、
前記したステツプP11以降の処理に移り、記録済みの
記録紙の取り忘れの判定と警告処理等を行う。
【0044】前記したタイマ1に設定する時間は使用者
が排出トレイ39から記録済み記録紙を取り除いてから
原稿排出トレイ52上の読取り済みの原稿を取り除くま
でに要する時間であり、1〜3秒程度が望ましい。ま
た、タイマ2に設定する時間は使用者が原稿排出トレイ
52から読取り済みの原稿を取り除いてから排出トレイ
39上の記録済み記録紙を取り除くまでに要する時間で
あり、1〜3秒程度が望ましい。
【0045】また、タイマ3に設定する時間は記録紙及
び原稿の両方の取り忘れを検出するための時間で、使用
者が排出トレイ39から記録済み記録紙を取り除いてか
ら原稿排出トレイ52上の読取り済みの原稿を取り除く
までに要する時間とする。
【0046】これは、画像形成動作が終了したときは記
録済み記録紙が全て排出されており、この時点では、処
理が先行する読取り済みの原稿の排出も完了していると
予測されるから、タイマ3に記録済み記録紙を取り除い
てから読取り済みの原稿を取り除くまでに要する時間を
設定することで、記録済み記録紙の取り除き時点から所
定時間(タイマ3の設定時間)後の、読取り済みの原稿
の取り忘れの警告を判断することができる。この場合
は、記録済み記録紙の取り忘れも予測されるから、記録
紙の取り忘れの警告も判断する。
【0047】読取り済みの原稿の取り忘れや記録済み記
録紙の取り忘れを警告するとき、警告表示装置の警報ブ
ザーの吹鳴回数や時間を異なるようにすれば、いずれの
警告かを識別することができる。また、警告表示装置と
しては、原稿の取り忘れの警告と、記録済み記録紙の取
り忘れの警告とのそれぞれについて別々の警報ランプな
どを設けるようにすることもできる。警報ランプは複写
機の操作パネル、その他適当な場所に設置することがで
きる。また、警報ランプとしては、LEDその他の適宜
の表示素子を使用できることは言うまでもない。
【0048】以上の処理によれば、原稿排出トレイに読
取り済みの原稿が残されている場合は、記録紙排出トレ
イの全ての記録済みの記録紙を取り除いた後でも、所定
時間が経過すると原稿の取り忘れが警告され、また、記
録紙排出トレイに記録済みの記録紙が残されている場合
は、読取り済みの原稿を取り除いた後でも、所定時間が
経過すると記録紙の取り忘れが警告される。
【0049】また、全ての記録済みの記録紙の排出が完
了する前に原稿排出トレイの読取り済みの原稿を取り除
いた場合でも、全ての記録済みの記録紙の排出が完了し
た時点でタイマ2が設定され、所定時間が経過後に記録
済みの記録紙が取り除かれていない場合には、記録済み
の記録紙の取り忘れが警告される。
【0050】以上の説明では、記録済みの記録紙の排出
先は排出トレイ39であつたが、この種の複写装置で
は、複写装置に記録済みの記録紙を綴じるステープル処
理その他の後処理を行う後処理装置が接続される場合が
ある。
【0051】図5は、複写装置に接続して使用される後
処理装置80の構成の一例を示す断面図である。図5に
おいて、81は記録済みの記録紙Pの搬入口、82はパ
ンチ処理部、85は第1排出トレイ、86は第1集積
部、87は第2集積部、88はステープル処理部、89
は紙折部を示す。
【0052】記録紙Pの搬送路には、その途中に搬送路
切替え爪83、及び搬送路切替え爪84が設けられてお
り、搬送路は搬送路切替え爪83により第1排出トレイ
85側と第2集積部87側のいずれかに切替えられ、さ
らに、搬送路切替え爪84により第1排出トレイ85側
と第1集積部86側のいずれかに切替えられる。
【0053】記録紙をステープル処理しない場合は、記
録紙搬送路切替え爪83を第1排出トレイ85側に設定
し、記録紙Pを第1排出トレイ85に搬送する。記録紙
搬送路切替え爪83を第2集積部87側に設定し、第2
集積部87に搬送することもできる。
【0054】また、記録紙Pを紙折処理する場合は、紙
折部89の入口の設けられている搬送路切替え爪89a
が紙折部89へ記録紙Pを搬送するように切替えられ
る。紙折処理をしない場合は、搬送路切替え爪89aは
記録紙Pをパンチ処理部82側に搬送するように設定さ
れる。
【0055】第1集積部86に搬送された記録紙Pは、
この後、ローラ対91により束ねられ、ステープル処理
部88で綴じられた後、第2集積部87に搬送される。
したがつて、第2集積部87には、ステープル処理した
記録紙と、ステープル処理しない記録紙との両方が搬送
されることになる。
【0056】ステープル処理しないモードが設定された
ときは、記録紙Pは第1排出トレイ85に排出される
が、第1排出トレイ85の集積限界容量に達したとき
は、第2集積部87に排出される。
【0057】第1排出トレイ85、第1集積部86、第
2集積部87には、それぞれ記録紙の有無を検出する排
出センサ85a、86a、87aが設けられており、先
に説明した記録紙の取り忘れの警告処理に使用される
が、例えば、ステープル処理しないモードが設定された
ときは、第1排出トレイ85と第2集積部87しか使用
されないから、このモードの場合は排出センサ85aと
排出センサ87aの出力のみを監視して警告処理のため
の判断を行なえばよい。
【0058】このように、設定されたモードに応じて監
視する排出センサを選択することで、例えば、上記の場
合には、仮に第1集積部86に取り忘れの記録紙が残つ
ていた場合でも、必要のない警告を発することを回避す
ることができる。
【0059】後処理装置に排出トレイや集積部が3個以
上備えられている場合も全く同様に対応し、処理するこ
とができる。また、自動原稿搬送装置においても複数の
原稿排出トレイが備えられているものがあるが、このよ
うな構成の装置にも、全く同様に対応し、必要のない警
告を発することを回避することができる。
【0060】なお、画像形成処理の開始前に、排出トレ
イ上に取り忘れられた記録紙が残つている場合も予想さ
れるが、このような場合も排出センサを使用して記録紙
の取り忘れを警告したり、使用しない排出トレイの場合
には警告をしないようにすることも可能である。
【0061】なお、上記した後処理装置のパンチ処理部
による記録紙への綴じ穴の形成や、紙折部89による記
録紙の折り畳み処理は、公知の技術であるのでここでは
説明を省略した。
【0062】
【発明の効果】以上説明した通り、この発明は、複写機
とこれに接続されて使用される自動原稿搬送装置からな
る複写装置において、全ての画像形成動作が完了し、記
録済み記録媒体が排出台から取り除かれた場合に、所定
時間が経過しても読取り済みの原稿が原稿排出台に残つ
ていると判断されたとき、或いは全ての画像形成動作が
完了し、読取り済みの原稿が原稿排出台から取り除かれ
た場合に、所定時間が経過しても記録媒体が排出台に残
つていると判断されたとき、警告信号を出力するもので
ある。
【0063】また、全ての画像形成動作が完了する前に
読取り済みの原稿が原稿排出台から取り除かれたとき
は、画像形成動作の完了後、所定時間が経過しても記録
済みの記録媒体が排出台に残つていると判断されたとき
に警告信号を出力するものである。
【0064】これにより、記録済みの記録媒体や読取り
済みの原稿の取り忘れを防止することができる。特に、
警告信号の出力時期を、記録済み記録媒体或いは読取り
済み原稿のいずれかが取り除かれた後、取り除き作業に
必要な所定時間が経過した後に警告されるので、多数部
数の複写作業などでも、記録済み記録媒体或いは読取り
済み原稿の取り除き作業の最中に警告が発せられること
が殆どなく、不必要な警告による騒音を防止し、使用者
に不快感を与えることがない。
【0065】さらに、警告信号は、記録済み記録媒体或
いは読取り済み原稿のいずれかを取り除いた後、取り除
き作業に必要な所定時間の経過した直後に発せられるか
ら、記録済みの記録媒体や読取り済み原稿の取り忘れが
あつても、使用者は複写装置の近くにいる間に発せられ
る警告信号でその取り忘れに気付くから、使用者に無駄
な時間を浪費させることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態の複写装置の構成を示す
断面図。
【図2】複写装置の制御回路の構成の概略を示すブロツ
ク図。
【図3】制御回路の制御動作を説明するフローチヤート
(その1)。
【図4】制御回路の制御動作を説明するフローチヤート
(その2)。
【図5】複写装置に接続して使用される後処理装置の構
成を示す断面図。
【符号の説明】
10 複写機 11 光学系 21 画像処理部 39 排出トレイ 39a 記録紙排出センサ 40 給紙部 50 自動原稿搬送装置 51 原稿給紙トレイ 52 原稿排出トレイ 52a 原稿排出センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H027 DA33 DA38 DB03 DC12 FA22 GA30 2H072 AA12 AA17 AA27 AB28 2H076 BA76 BB02 3F048 AA02 AB02 BA14 DA01 DA09 DC13 EA11

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿台上の読取位置に搬送された原稿を
    読取り記録媒体上に画像を記録する画像形成手段と、記
    録媒体を画像形成手段に向けて給送する記録媒体給送手
    段と、記録済み記録媒体を排出台に排出する記録媒体排
    出手段を備えた複写機と、 前記複写機の原稿台上に載置され、原稿を原稿台上の読
    取位置に搬送し読取り済み原稿を原稿排出台に排出する
    原稿搬送手段を備えた自動原稿搬送装置と、 前記複写機の動作及び自動原稿搬送装置の動作を制御す
    る制御手段とを備えた複写装置において、 前記複写機の記録媒体排出手段は排出台上の記録済み記
    録媒体の有無を示す記録媒体検出信号を前記制御手段に
    出力する記録媒体検出手段を備え、 前記自動原稿搬送装置は原稿排出台上の読取り済み原稿
    の有無を示す原稿検出信号を前記制御手段に出力する原
    稿検出手段を備え、 前記制御手段は、全ての画像形成動作が完了した後、前
    記記録媒体検出信号が記録媒体有りを示す信号から無し
    を示す信号に切り替わつた後、所定時間が経過しても前
    記原稿検出信号が原稿の有りを示す信号であるとき、警
    告信号を出力することを特徴とする複写装置。
  2. 【請求項2】 原稿台上の読取位置に搬送された原稿を
    読取り記録媒体上に画像を記録する画像形成手段と、記
    録媒体を画像形成手段に向けて給送する記録媒体給送手
    段と、記録済み記録媒体を排出台に排出する記録媒体排
    出手段を備えた複写機と、 前記複写機の原稿台上に載置され、原稿を原稿台上の読
    取位置に搬送し読取り済み原稿を原稿排出台に排出する
    原稿搬送手段を備えた自動原稿搬送装置と、 前記複写機の動作及び自動原稿搬送装置の動作を制御す
    る制御手段とを備えた複写装置において、 前記複写機の記録媒体排出手段は排出台上の記録済み記
    録媒体の有無を示す記録媒体検出信号を前記制御手段に
    出力する記録媒体検出手段を備え、 前記自動原稿搬送装置は原稿排出台上の読取り済み原稿
    の有無を示す原稿検出信号を前記制御手段に出力する原
    稿検出手段を備え、 前記制御手段は、全ての画像形成動作が完了した後、前
    記原稿検出信号が原稿有りを示す信号から無しを示す信
    号に切り替わつた後、所定時間が経過しても前記記録媒
    体検出信号が記録媒体の有りを示す信号であるとき、警
    告信号を出力することを特徴とする複写装置。
  3. 【請求項3】 前記複写機の記録媒体排出手段は、複数
    の排出台と、それぞれの排出台上の記録済み記録媒体の
    有無を示す記録媒体検出信号を前記制御手段に出力する
    記録媒体検出手段を備え、 前記制御手段は、設定された動作モードにおいて使用さ
    れる排出台の記録媒体検出信号のみを監視することを特
    徴とする請求項1又は請求項2記載の複写装置。
  4. 【請求項4】 前記自動原稿搬送装置は、複数の原稿排
    出台と、それぞれの原稿排出台上の読取り済み原稿の有
    無を示す原稿検出信号を前記制御手段に出力する原稿検
    出手段を備え、 前記制御手段は、設定された動作モードにおいて使用さ
    れる原稿排出台の原稿検出信号のみを監視することを特
    徴とする請求項2記載の複写装置。
  5. 【請求項5】 前記制御手段は、全ての画像形成動作が
    完了する前に、前記原稿検出信号が原稿有りを示す信号
    から無しを示す信号に切り替わつた場合、全ての画像形
    成動作が完了した後、所定時間が経過しても前記記録媒
    体検出信号が記録媒体有りを示す信号であるとき、警告
    信号を出力することを特徴とする請求項1記載の複写装
    置。
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