JP2017013939A - シート載置装置およびこれを備える画像形成装置 - Google Patents

シート載置装置およびこれを備える画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】トレイの誤った位置にシートがセットされることを防止するシート載置装置等を提供する。【解決手段】本発明のシート載置装置5は、画像形成部11(供給先)に向けて手差し搬送路8を搬送されるシートS1が載置される手差しトレイ30と、手差しトレイ30上でシートS1の搬送方向下流側に配置されると共に搬送方向に直交する幅方向に移動可能に設けられる手差しカーソル31と、を備え、手差しカーソル31は、手差しトレイ30上のシートS1の幅方向端部に当接可能な当接面41aを有するカーソル本体41と、当接面41aから幅方向に延出し、手差し搬送路8の上流端部に開口する供給口27に対応して手差しカーソル31上に積載されるシートS1の積載数を規制するシート押え部42と、シート押え部42と供給口27の縁部27aとの間に形成される隙間G1を塞ぐ閉塞部43と、を含んで構成されている。【選択図】図3

Description

本発明は、複写機やプリンター等に好適に用いられるシート載置装置およびこれを備える画像形成装置に関する。
複写機等の画像形成装置は、用紙を載置するためのトレイを備えている。トレイ上には、用紙の幅を揃えるための一対の幅合せカーソルが設けられている。
例えば、特許文献1に記載の画像形成装置は、手差しトレイ上で幅方向にスライドする一対のカーソルを備えている。各カーソルは、基部と、直立部と、折曲部と、を有している。直立部は、手差しトレイ上の用紙の端縁に当接するように基部から上方に直立している。直立部は、給紙方向上流側から下流側に向けて低く形成されている。折曲部は、直立部の上端から手差しトレイ上の用紙を覆う方向に折れ曲がっている。折曲部は、給紙方向上流側から下流側に向かって用紙の端縁部を覆う方向に傾斜している。用紙は、一対のカーソルの基部と折曲部との間に挿入することで手差しトレイ上にセットされる。用紙は、給紙口から装置本体内の画像形成部に供給される。
特開2003−054789号公報
しかしながら、特許文献1に記載の画像形成装置では、ユーザーが、誤って各折曲部の上側から用紙をセットしてしまうことがあった。すなわち、用紙の給紙方向下流側は、一対の折曲部の上側から給紙口内に挿入される。この状態で用紙の搬送を実行すると、用紙の斜行や用紙詰り(ジャム)等の用紙搬送不良が発生することがあった。
本発明は、上記のような課題を解決するため、トレイの誤った位置にシートがセットされることを防止するシート載置装置およびこれを備える画像形成装置を提供する。
上記した目的を達成するため、本発明のシート載置装置は、供給先に向けて搬送路を搬送されるシートが載置されるトレイと、前記トレイ上で前記シートの搬送方向下流側に配置されると共に前記シートの搬送方向に直交する幅方向に移動可能に設けられ、前記トレイ上の前記シートの幅方向の位置を規制するカーソルと、を備え、前記カーソルは、前記トレイ上に起立姿勢で設けられ、前記トレイ上の前記シートの幅方向端部に当接可能な当接面を有するカーソル本体と、前記当接面から幅方向に延出し、前記搬送路の上流端部に開口する供給口に対応して前記トレイ上に積載される前記シートの積載数を規制するシート押え部と、前記シート押え部と前記供給口の縁部との間に形成される隙間を塞ぐ閉塞部と、を含んで構成されている。
この構成によれば、閉塞部がシート押え部と供給口の縁部との隙間を塞いでいる。したがって、当該隙間から供給口にシートを差し込むことが禁止されるため、ユーザーは、自ずと、トレイとシート押え部との間にシートをセットすることになる。これにより、トレイの誤った位置にシートがセットされることを防止することができる。そして、適切なシート搬送を担保することができる。
この場合、前記閉塞部は、前記カーソル本体またはシート押え部に着脱可能に取り付けられていることが好ましい。
この構成によれば、閉塞部を着脱可能な別部材として形成することで、既存のシート載置装置のカーソルに閉塞部を簡単に追加することができる。
この場合、前記閉塞部は、前記シート押え部の上面から前記供給口の縁部に向けて上り勾配となるように形成されていることが好ましい。
この構成によれば、仮に、ユーザーがシート押え部の上側から供給口にシートを差し込もうとすると、シートは、閉塞部に当接し、閉塞部の傾斜に沿って上方に曲げられる。これにより、シートのセット位置が間違っていることをユーザーに認識させることができる。
この場合、前記カーソルは、幅方向に対向して一対設けられ、前記一対のカーソルは、前記シートの幅方向中央から均等に移動させる連動機構に接続されていることが好ましい。
この構成によれば、一方のカーソルを移動させると、連動機構を介して、他方のカーソルも同期して移動する。これにより、一対のカーソルの位置調整を一度の操作で行うことができるため、当該調整にかかる操作性を向上させることができる。また、一対のカーソルは、シートの幅方向の中央を基準として均等に振り分けられるため、少ない移動量で上記の調整を行うことができる。
この場合、前記トレイを支持するカバーフレームには、前記搬送路の前記供給口が開口し、前記供給口の縁部には、前記シートの幅方向のサイズを示すサイズ表示部が形成され、前記閉塞部は、透過性を有する材料によって形成されていることが好ましい。
この構成によれば、例えば、閉塞部を供給口の縁部に重ねた状態でも、ユーザーは、透明な閉塞部の上からサイズ表示部を目視することができる。これにより、閉塞部がシート押え部と縁部との隙間を有効に塞ぐことができると共に、サイズ表示部の良好な視認性を維持することができる。
この場合、前記トレイは、回転軸を中心に回動可能に設けられ、前記閉塞部は、前記カーソル本体または前記シート押え部に回動可能に取り付けられていることが好ましい。
この構成によれば、トレイを回動させると、これに応じて閉塞部も回動する。これにより、閉塞部が邪魔になることがなく、トレイを適切に開閉することができる。
上記した目的を達成するため、本発明の画像形成装置は、上記のいずれかに記載のシート載置装置と、前記トレイを回動可能に支持する装置本体と、前記装置本体に内設される前記搬送路に向けて前記トレイ上の前記シートを送り出す搬送部と、前記搬送部によって搬送される前記シートに画像形成処理を行う前記供給先としての画像形成部と、を備えている。
この構成によれば、閉塞部がシート押え部と供給口の縁部との隙間を塞ぐことで、当該隙間にシートを差し込むことが禁止される。これにより、トレイの誤った位置にシートがセットされることが防止され、適切なシート搬送を担保することができる。
本発明によれば、トレイの誤った位置にシートがセットされることを防止することができる。
本発明の一実施形態に係る複合機の内部構造を模式的に示す正面図である。 本発明の一実施形態に係るシート載置装置の斜視図である。 図2のIII−III断面図である。 本発明の一実施形態に係るシート載置装置の手差しカーソルおよび連動機構を示す斜視図である。 本発明の一実施形態に係るシート載置装置の作用を説明する断面図である。 本発明の一実施形態に係るシート載置装置を収納姿勢に変位させた状態を示す断面図である。 本発明の一実施形態に係る原稿送り装置を示す斜視図である。 本発明の一実施形態に係る原稿送り装置を示す断面図である。 本発明の一実施形態の変形例に係るシート載置装置等の閉塞部を模式的に示す断面図である。 本発明の一実施形態の他の変形例に係るシート載置装置等の閉塞部を模式的に示す断面図である。
以下、添付の図面を参照しつつ、本発明の好適な実施形態について説明する。なお、以下、図1の紙面手前側を正面(前面)とし、その他、各図に示す方向を基準に説明する。
なお、以下の説明では、「搬送方向」との用語は、シートS1および原稿S2(以下、「シートS1等」ともいう。)の搬送方向を指し、「幅方向」との用語は、搬送方向に直交するシートS1等の幅方向を指す(図2参照)。また、「上流」および「下流」並びにこれらに類する用語は、搬送方向の「上流」および「下流」並びにこれらに類する概念を指す。
図1を参照して、本実施形態に係る画像形成装置としての複合機1の全体構成について説明する。図1は複合機1の内部構造を模式的に示す正面図である。
複合機1は、プリント装置1Aと、スキャナー装置1Bと、を備えている。プリント装置1Aは、電子写真方式でシートS1に画像を形成する。画像読取装置としてのスキャナー装置1Bは、プリント装置1Aの上部に設けられている。
プリント装置1Aは、装置本体2と、給紙カセット3と、排紙トレイ4と、シート載置装置5と、を備えている。装置本体2は、略箱型形状に形成されている。給紙カセット3は、装置本体2の下部に着脱可能に設けられている。排紙トレイ4は、スキャナー装置1Bと装置本体2の上面との間に設けられている。シート載置装置5は、装置本体2の右側面に設けられている。
装置本体2の内部には、主搬送路6と、反転搬送路7と、手差し搬送路8と、が形成されている。主搬送路6は、給紙カセット3から排紙トレイ4まで延設されている。反転搬送路7は、主搬送路6の上流と下流とを連通させるように形成されている。手差し搬送路8は、シート載置装置5から反転搬送路7の下流端部まで延設されている。
また、プリント装置1Aは、給紙部10と、画像形成部11と、定着装置12と、シート搬送部13と、を装置本体2の内部に備えている。給紙部10は、主搬送路6の上流側に設けられている。画像形成部11は、主搬送路6の中間部に設けられている。定着装置12は、主搬送路6の下流側に設けられている。シート搬送部13(搬送部)は、手差し搬送路8の上流側に設けられている。
画像形成部11は、4つのトナーコンテナ15と、中間転写ベルト16と、4つのドラムユニット17と、光走査装置18と、を含んで構成されている。4つのトナーコンテナ15は、排紙トレイ4の下側で左右方向に並設されている。中間転写ベルト16は、各トナーコンテナ15の下側で白抜き矢印方向に走行可能に設けられている。4つのドラムユニット17は、中間転写ベルト16の下側で左右方向に並設されている。光走査装置18は、各ドラムユニット17の下側に配設されている。
4つのトナーコンテナ15は、4色(イエロー,マゼンタ,シアン,ブラック)のトナー(現像剤)を収容している。4つのドラムユニット17は、各色のトナーに対応して設けられている。なお、4つのドラムユニット17は略同一構造であるため、以下、1つのドラムユニット17について説明する。
ドラムユニット17は、感光体ドラム20と、帯電装置21と、現像装置22と、一次転写ローラー23と、クリーニング装置24と、を含んで構成されている。感光体ドラム20は、中間転写ベルト16を挟んで一次転写ローラー23の下側に配置されている。帯電装置21、現像装置22、一次転写ローラー23およびクリーニング装置24は、感光体ドラム20の周囲に転写プロセス順に配置されている。中間転写ベルト16の右側には、二次転写ニップ部25aを形成する二次転写ローラー25が配置されている。二次転写ニップ部25aの上流側には、主搬送路6を搬送されるシートS1を一時的に塞き止めて先端位置を揃えるレジストローラー対26が設けられている。
シート載置装置5は、装置本体2の右側面に凹設される凹部2aに配設されている。詳細は後述するが、シート載置装置5は、シートS1(の束)を載置するための手差しトレイ30を含んでいる。シート搬送部13は、手差し搬送路8の上流端部に配置される搬送ローラー13aを含んで構成されている。搬送ローラー13aは、手差し搬送路8の上面側に配置され、駆動源(図示せず)によって回転駆動される。手差し搬送路8は、給紙部10とレジストローラー対26との間において主搬送路6に合流している。手差し搬送路8の上流端部は、凹部2a内で開口する供給口27を形成している(図3参照)。シート搬送部13(搬送ローラー13a)は、装置本体2に内設される手差し搬送路8に向けて手差しトレイ30上のシートS1を送り出す。シート搬送部13によって搬送されるシートS1は、手差し搬送路8から主搬送路6を通って画像形成部11(二次転写ニップ部25a)に供給される。
ここで、プリント装置1Aの動作について説明する。制御装置(図示せず)は、入力された画像データに基づいて、以下のように画像形成処理を実行する。
各帯電装置21は、各感光体ドラム20の表面を帯電させる。光走査装置18は、各感光体ドラム20に向けて画像データに対応した露光(図1の破線矢印参照)を行う。各現像装置22は、各感光体ドラム20の表面に形成された静電潜像をトナー像に現像する。各感光体ドラム20に担持された4つのトナー像は、一次転写バイアスを印加された一次転写ローラー23によって、走行する中間転写ベルト16に順番に一次転写される。これにより、中間転写ベルト16の表面にはフルカラーのトナー像が形成される。
一方、給紙カセット3(またはシート載置装置5)から供給されたシートS1は、主搬送路6を搬送されて二次転写ニップ部25aを通過する。フルカラーのトナー像は、二次転写バイアスが印加された二次転写ローラー25によってシートS1に二次転写される。定着装置12は、シートS1にトナー像を定着させる。定着処理後のシートS1は、排紙トレイ4に排出される。各クリーニング装置24は、転写後に各感光体ドラム20の表面に残ったトナーを除去する。
次に、図2ないし図4を参照して、シート載置装置5について説明する。図2はシート載置装置5の斜視図である。図3は、図2のIII−III断面図である。図4は手差しカーソル31および連動機構45を示す斜視図である。
図2および図3に示すように、シート載置装置5は、手差しトレイ30と、前後一対の手差しカーソル31と、を含んで構成されている。手差しトレイ30(トレイ)は、供給先としての画像形成部11に向けて手差し搬送路8を搬送されるシートS1を載置するために設けられている。前後一対の手差しカーソル31は、手差しトレイ30上のシートS1の幅方向の位置を規制するために設けられている。
手差しトレイ30は、中空の略矩形厚板状に形成されている。手差しトレイ30の下流端部(左端部)には、凹部2aの軸受部(図示せず)に軸支される前後一対のトレイ回転軸30aが突設されている(図1も参照)。手差しトレイ30は、各トレイ回転軸30aを中心に回動するように装置本体2に支持されている。手差しトレイ30は、凹部2aに収容されることで装置本体2の右側面の一部を成す収納姿勢P1になる(図1参照)。一方、手差しトレイ30は、外方に回動することで凹部2aから右斜め上方に延出する手差し姿勢P2になる(図3参照)。なお、以下、手差しトレイ30を手差し姿勢P2にした状態を基準に説明する。
手差しトレイ30の上面には、シートS1を載置するためのシート載置面35が形成されている。シート載置面35の下流側(左側)には、プレート凹部35a(図3参照)が凹設されている。プレート凹部35aには、上流側から順に、支持プレート36と、リフトプレート37と、が配設されている。支持プレート36およびリフトプレート37は、平面視で略矩形板状に形成されている。シートS1は、各プレート36,37の上面からシート載置面35に亘る範囲に載置される(図2参照)。リフトプレート37の下流端は、供給口27から手差し搬送路8内に進入している(図3参照)。リフトプレート37の下流端の幅方向中央には、ゴム製のパッド37aが設けられている。パッド37aは、搬送ローラー13aの下方に配置されている。支持プレート36には、前後方向(幅方向)に延びるガイド溝38が形成されている(図2参照)。
リフトプレート37の上流端部(右端部)には、プレート凹部35aの軸受部(図示せず)に軸支される前後一対のプレート回転軸37bが突設されている(図2参照)。リフトプレート37は、各プレート回転軸37bを中心に回動するように手差しトレイ30に支持されている。なお、シート載置装置5は、各プレート回転軸37bを中心にリフトプレート37の下流側(左側)を上下方向に回動させる昇降装置(図示せず)を有している。昇降装置を駆動することで、リフトプレート37は、シート載置面35(支持プレート36)と略同一平面になる退避位置P11と、シート載置面35から上方に離間した搬送位置P12と、の間で昇降する(図5参照)。
図2に示すように、前後一対の手差しカーソル31は、幅方向に対向して配置され、各ガイド溝38に沿って移動可能に構成されている。したがって、各手差しカーソル31は、手差しトレイ30上で下流側に配置されると共に幅方向に移動可能に設けられている。
前後一対の手差しカーソル31は、それぞれ、摺動部40と、カーソル本体41と、シート押え部42と、閉塞部43と、を含んで構成されている。なお、摺動部40、カーソル本体41およびシート押え部42は、例えば、合成樹脂製で一体に形成されている。
各摺動部40は、平面視で略矩形板状に形成され、支持プレート36と平行を成す姿勢で設けられている。各摺動部40の下面には、ガイド溝38に摺動可能に嵌合する摺動凸部40aが突設されている(図4参照)。
図2および図3に示すように、各カーソル本体41は、正面視で搬送方向に長い略台形の板状に形成されている。各カーソル本体41は、各摺動部40の前後両外端部に立設されている。すなわち、各カーソル本体41は、手差しトレイ30(支持プレート36)上に起立姿勢で設けられている。一対のカーソル本体41の対向面には、手差しトレイ30上のシートS1の幅方向端部に当接可能な当接面41aが形成されている。
各シート押え部42は、各当接面41aの下流側上部から幅方向内側に向けて延設されている。なお、前後一対の手差しカーソル31は、円滑な移動を担保すると共に操作性を考慮して、手差し搬送路8の供給口27から上流側に離間した位置に設けられている(図3参照)。このため、各シート押え部42の上面と供給口27の縁部27aとの間には、隙間G1が形成されている。
各閉塞部43は、例えば、透過性または不透過性を有する合成樹脂材料によって、平面視で略矩形板状に形成されている。各閉塞部43は、各シート押え部42から下流側に延設されている。各閉塞部43は、各シート押え部42の下流端部に回動軸43aを介して回動可能に取り付けられている(図3参照)。なお、各閉塞部43は、各カーソル本体41に回動可能に取り付けられていてもよい。この場合、各閉塞部43は、シートS1に接触しない位置に取り付けることが好ましい。
図3に示すように、各閉塞部43は、各シート押え部42と供給口27の縁部27aとの間に形成される隙間G1を塞ぐように配設されている。各閉塞部43は、各シート押え部42の上面から供給口27の縁部27aに向けて上り勾配となるように形成されている。詳細には、各閉塞部43は、その先端部を凹部2a内の右側面に当接させて、上流側から下流側に向けて上方に傾斜する姿勢で配置されている。
図3および図4に示すように、前後一対の手差しカーソル31は、幅方向中央から均等に移動させる連動機構45に接続されている。連動機構45は、支持プレート36の下側に配設されている。連動機構45は、前後一対の連動ラックギア46と、ピニオンギア47と、を有している。
前後一対の連動ラックギア46は、各手差しカーソル31の摺動凸部40aから幅方向内側に向かって延設されている。ピニオンギア47は、支持プレート36の幅方向中央で、支持プレート36の下面に突出したギア軸47aに回転可能に支持されている(図3参照)。ピニオンギア47は、一対の連動ラックギア46の間に配置され、各連動ラックギア46に噛合している。
次に、図2、図5および図6を参照して、シート載置装置5の作用について説明する。図5はシート載置装置5の作用を説明する断面図である。図6はシート載置装置5を収納姿勢P1に変位させた状態を示す断面図である。
図2に示すように、ユーザーは、シートS1(またはシートS1の束)を手差しトレイ30上に載置する。具体的には、シートS1の先端部(下流側)は、支持プレート36の上面と各シート押え部42の下面との間に挿入される。したがって、各シート押え部42によって、セット可能なシートS1の枚数が規制される。このように、各シート押え部42は、手差し搬送路8の上流端部に開口する供給口27(の高さ)に対応して手差しトレイ30上に積載されるシートS1の積載数を規制する。
ところで、ユーザーが誤って各シート押え部42の上側から手差しトレイ30上にシートS1を載置しようとすることがある。このように、ユーザーが各シート押え部42の上側から供給口27にシートS1を差し込もうとすると、シートS1(の先端部)は、各閉塞部43に当接し、各閉塞部43の傾斜に沿って上方に曲げられる。これにより、シートS1のセット位置が間違っていることをユーザーに認識させることができる。
次に、ユーザーは、一対の手差しカーソル31によってシートS1の位置決めを行う。例えば、ユーザーが前側の手差しカーソル31(前側の連動ラックギア46)を後方に移動させると、ピニオンギア47が、回転して、後側の手差しカーソル31(後側の連動ラックギア46)を前方に移動させる。つまり、前後一対の手差しカーソル31は、連動機構45の作用によって、幅方向中央を基準に同期して同一距離だけ移動(接近・離間)する。各カーソル本体41の当接面41aをシートS1の幅方向両端に当接させることで、シートS1は、幅方向中央に整合(セット)される。
以上のように、前後一対の手差しカーソル31の位置調整を一度の操作で行うことができるため、当該位置調整にかかる操作性を向上させることができる。また、前後一対の手差しカーソル31は、幅方向中央を基準として均等に振り分けられるため、少ない移動量で上記の位置調整を行うことができる。
次に、図5に示すように、シートS1の供給(給紙)を行わない場合、リフトプレート37は、退避位置P11に変位している。一方、シートS1の供給(給紙)を行う場合、制御装置は、昇降装置を駆動制御して、リフトプレート37を退避位置P11から搬送位置P12に上昇させる。このとき、リフトプレート37上のシートS1は、搬送ローラー13aに当接する。搬送ローラー13aは、制御装置によって回転制御され、シートS1を手差し搬送路8に送り出す。シートS1は、手差し搬送路8から主搬送路6を通って二次転写ニップ部25aに向けて搬送される(図1参照)。なお、シートS1の供給が終了すると、制御装置は、再び昇降装置を駆動制御して、リフトプレート37を退避位置P11に下降させる。
以上の本実施形態に係るシート載置装置5によれば、各閉塞部43がシート押え部42と供給口27の縁部27aとの隙間を塞いでいる。したがって、当該隙間G1から供給口27にシートS1を差し込むことが禁止されるため、ユーザーは、自ずと、手差しトレイ30(支持プレート36)と各シート押え部42との間にシートS1をセットすることになる。これにより、手差しトレイ30の誤った位置にシートS1がセットされることを防止することができる。そして、適切なシートS1搬送を担保することができる。
ここで、シート載置装置5を使用しない場合、手差しトレイ30は、図3に示す手差し姿勢P2から図6に示す収納姿勢P1に姿勢変形される。この際、手差しトレイ30がトレイ回転軸30aを中心に図3で反時計回りに回動すると、各閉塞部43は、凹部2a内の右側面に押されて、回動軸43aを中心に図3で時計周りに回動する。手差しトレイ30が収納姿勢P1になった状態で、各閉塞部43は、手差しトレイ30に略平行となる姿勢に変位している(図6参照)。なお、手差しトレイ30を収納姿勢P1から手差し姿勢P2に姿勢変形する場合は、上記とは逆方向に回動する。
この構成によれば、各閉塞部43は、手差しトレイ30の回動(開閉)に連動して回動する。これにより、各閉塞部43が邪魔になることがなく、手差しトレイ30を適切に開閉することができる。
次に、図1に示すように、スキャナー装置1Bは、画像読取部50と、原稿送り装置60と、を備えている。画像読取部50は、原稿S2(シート)に形成された画像情報を光学的に読み取る。原稿送り装置60は、画像読取部50の読取り位置Hに原稿S2を一枚ずつ自動的に送り込む。
画像読取部50は、読取部本体51と、コンタクトガラス52と、プラテンガラス53と、を含んで構成されている。読取部本体51は、排紙トレイ4との間に空間を挟んで装置本体2の上部に固定されている。コンタクトガラス52およびプラテンガラス53は、読取部本体51の上面に固定されている。
また、画像読取部50は、光学走査ユニット54と、反射ユニット55と、集光レンズ56と、イメージセンサー57と、を読取部本体51の内部に備えている。光学走査ユニット54は、各ガラス52,53上に載置された原稿S2に向かって光を照射し、原稿S2で反射した光を反射ユニット55に向ける。反射ユニット55で反射した光は、集光レンズ56を介してイメージセンサー57に入力される。これにより、イメージセンサー57は、原稿S2上の画像情報を電気信号に変換する。光電変換された画像データは、画像読取部50からプリント装置1A(の制御装置)に出力される。これにより、当該画像データに基づく上記した画像形成処理が実行される。
光学走査ユニット54は、読取り位置Hに固定された状態で、原稿送り装置60によってコンタクトガラス52上を通過する原稿S2(の画像)を読み取ることができる。また、光学走査ユニット54は、読取り位置Hから図1の右方向に走査してプラテンガラス53上に載置された原稿S2(の画像)を読み取ることもできる。なお、この際、原稿S2から集光レンズ56までの光路長が常に一定となるように、反射ユニット55は、光学走査ユニット54と同一方向に移動する。
次に、図7および図8を参照して、原稿送り装置60について説明する。図7は原稿送り装置60の斜視図である。図8は原稿送り装置60の断面図である。
原稿送り装置60は、所謂ADF(Auto Document Feefer)であって、画像読取部50の上部背面側の一辺を中心に回動可能に取り付けられている。原稿送り装置60の正面側を上方に持ち上げるように回動させることで、コンタクトガラス52およびプラテンガラス53の上面が露出するように構成されている(図1参照)。
図7および図8に示すように、原稿送り装置60は、カバーフレーム61と、原稿搬送部62と、原稿載置装置63と、排出トレイ64と、を備えている。カバーフレーム61は、略箱形状に形成されている。原稿搬送部62(搬送部)は、カバーフレーム61の内部に設けられている。原稿載置装置63(シート載置装置)は、シート状の原稿S2(の束)を載置するための供給トレイ80を含んでいる。排出トレイ64は、原稿載置装置63の下側に設けられている。
カバーフレーム61は、読取部本体51の左側に配置され、原稿載置装置63(供給トレイ80)を支持している(図1参照)。カバーフレーム61の右側面には、供給口65と排出口66とが供給トレイ80を挟んで形成されている。カバーフレーム61の下面には、コンタクトガラス52に臨む下面開口67(図8参照)が形成されている。カバーフレーム61の内部には、供給口65と排出口66とを連通させる略U字状の原稿搬送路68が形成されている(図8参照)。原稿搬送路68は、供給口65から下方に折り返されて、下面開口67を経由して排出口66まで延設されている。
供給口65の縁部65a(カバーフレーム61の上面)には、原稿S2の幅方向のサイズを示すサイズ表示部69が形成されている。図示は省略するが、サイズ表示部69は、「A4」や「B5」等のサイズを示す文字やこれに対応する指示線(いずれも図示せず)を含んでいる。
図8に示すように、原稿搬送部62は、ピックアップ部70と、搬送ローラー対71と、排出ローラー対72と、を含んで構成されている。原稿搬送部62は、カバーフレーム61に内設される原稿搬送路68に向けて供給トレイ80上の原稿S2を送り出す。
ピックアップ部70は、供給口65の近傍に設けられている。ピックアップ部70は、左右一対のローラー70a,70bを連結ギア70cで接続して構成されている。ピックアップ部70は、左側のローラー70aの軸心を中心に上下方向に回動する。搬送ローラー対71は、下面開口67の上流側に設けられている。排出ローラー対72は、排出口66の近傍に設けられている。下面開口67には、コイルバネ74によって下方に付勢される押圧部材73が設けられている。
図7および図8に示すように、原稿載置装置63は、供給トレイ80と、前後一対の原稿カーソル81と、を含んで構成されている。供給トレイ80は、供給先としての画像読取部50(コンタクトガラス52)に向けて原稿搬送路68を搬送される原稿S2を載置するために設けられている。前後一対の原稿カーソル81は、供給トレイ80上の原稿S2の幅方向の位置を規制するために設けられている。
供給トレイ80は、中空の略矩形厚板状に形成されている。供給トレイ80は、カバーフレーム61に向けて僅かに下方に傾斜する姿勢で設けられている。供給トレイ80の下流端部(左端部)には、カバーフレーム61の軸受部(図示せず)に軸支される前後一対の回転軸(図示せず)が突設されている。供給トレイ80は、各回動軸を中心に回動するようにカバーフレーム61に支持されている。
供給トレイ80の上面には、原稿S2を載置するための原稿載置面82が形成されている。供給トレイ80の下流端部(左端部)は、供給口65から原稿搬送路68内に進入している(図8参照)。供給トレイ80には、前後方向(幅方向)に延びる左右一対のガイド溝(図示せず)が形成されている。各ガイド溝は、原稿搬送路68の供給口65よりも上流側に形成されている。
前後一対の原稿カーソル81は、供給トレイ80上で下流側に配置されると共に幅方向に対向して配置されている。なお、前後一対の原稿カーソル81は、上記した前後一対の手差しカーソル31と略同一であるため、同様の構成についての説明は省略する。
前後一対の原稿カーソル81は、それぞれ、摺動部90と、カーソル本体91と、シート押え部92と、閉塞部93と、を含んで構成されている。なお、摺動部90、カーソル本体91およびシート押え部92は、例えば、合成樹脂製で一体に形成されている。
各摺動部90は、各ガイド溝に摺動可能に係合している。これにより、各原稿カーソル81は、供給トレイ80上で幅方向に移動可能に設けられている。各カーソル本体91は、供給トレイ80上に起立姿勢で設けられ、供給トレイ80上の原稿S2の幅方向端部に当接可能な当接面91aを有している。
各シート押え部92は、各当接面91aの下流側下部から幅方向内側に向けて延設されている。図8に示すように、各シート押え部92は、押えガイド部92aと、押え水平部92bと、を有している。各押えガイド部92aは、正面視で上流端部から下流側に向けて下り勾配に形成されている。各押え水平部92bは、各押えガイド部92aの下流端部から下流側に向けて延設されている。各押え水平部92bは、各摺動部90と略平行に形成されている。なお、前後一対の手差しカーソル31は、原稿搬送路68の供給口65から上流側に僅かに離間した位置に設けられている。このため、各シート押え部92の上面と供給口65の縁部65aとの間には、隙間G2が形成されている。
各閉塞部93は、固定部93aと、傾斜部93bと、を有している。各閉塞部93は、例えば、ポリカーボネイト等の透過性を有する合成樹脂材料によって一体に形成されている。なお、各閉塞部93は、不透過性となる合成樹脂材料で形成されていてもよい。
各固定部93aは、平面視で略矩形板状に形成され、押え水平部92bの上面に接着剤や両面テープ等によって固定されている。なお、各固定部93aは、ネジ止めされていてもよい。なお、各固定部93aは、各カーソル本体91に固定されていてもよい。これらの場合、各固定部93aは、原稿S2に接触しない位置に固定することが好ましい。
各傾斜部93bは、各固定部93aの下流端部から下流側に向けて斜め上方に延設されている。各傾斜部93b(各閉塞部93)は、各シート押え部92の上面から供給口65の縁部65aに向けて上り勾配となるように形成されている。すなわち、各閉塞部93は、各シート押え部92と供給口65の縁部65aとの間に形成される隙間G2を塞ぐように配設されている。
各傾斜部93bの先端部は、供給口65の縁部65aに形成されたサイズ表示部69に僅かに重なっている。このように、各閉塞部93を供給口65の縁部65aに重ねた状態でも、ユーザーは、透明な各閉塞部93の上からサイズ表示部69を目視することができる。これにより、各閉塞部93が各シート押え部92と縁部65aとの隙間G2を有効に塞ぐことができると共に、サイズ表示部69の良好な視認性を維持することができる。
図8に示すように、前後一対の原稿カーソル81は、幅方向中央から均等に移動させる連動機構95に接続されている。連動機構95は、供給トレイ80に内設される前後一対の連動ラックギア96とピニオンギア97とを有している。なお、連動機構95は、上記した各手差しカーソル31の連動機構45と略同一であるため、その説明は省略する。
図7および図8に示すように、排出トレイ64は、供給トレイ80の下方に配置され、カバーフレーム61の排出口66の右方に延設されている。排出トレイ64は、排出口66から排出される原稿S2を受ける。
次に、原稿載置装置63の作用について説明する。なお、シート載置装置5の作用と同様の説明は省略する。
図7に示すように、ユーザーは、原稿S2(または原稿S2の束)を供給トレイ80上に載置する。具体的には、シートS1の先端部(下流側)は、原稿載置面82と各原稿カーソル81の各シート押え部92との間に挿入される。各シート押え部92は、供給口65(の高さ)に対応して供給トレイ80上に積載されるシートS1の積載数を規制する。この際、各シート押え部92の各押えガイド部92aの上流側が広くなっているため、ユーザーは、原稿S2を容易にセットすることができる。
ところで、ユーザーが誤って各シート押え部92の上側から供給口65に原稿S2を差し込もうとすると、原稿S2(の先端部)は、各閉塞部93の傾斜部93bに当接し、各傾斜部93bに沿って上方に曲げられる。これにより、原稿S2のセット位置が間違っていることをユーザーに認識させることができる。
次に、ユーザーは、前後一対の原稿カーソル81を移動させ、各カーソル本体91の当接面91aを原稿S2の幅方向両端に当接させる。前後一対の原稿カーソル81は、連動機構95の作用によって、幅方向中央を基準に同期して同一距離だけ移動する。これにより、シートS1は、幅方向中央に整合(セット)される。
次に、供給トレイ80にセットされた原稿S2は、画像読取部50(コンタクトガラス52)に向けて供給される。まず、図8に示すように、ピックアップ部70は、下降して供給トレイ80にセットされた原稿S2(の最上層)に接触し、原稿S2を1枚ずつ送り出す。この原稿S2は、搬送ローラー対71の間を通過し、押圧部材73によってコンタクトガラス52(図1参照)に軽く押し付けられながら下流側に搬送される。上記した画像読取部50(光学走査ユニット54)は、コンタクトガラス52上を搬送される原稿S2に形成された画像を読み取る。画像読取後の原稿S2は、排出ローラー対72によって排出口66から排出トレイ64に排出される。
以上の本実施形態に係る原稿載置装置63によれば、各閉塞部93がシート押え部92と供給口65の縁部65aとの隙間を塞いでいる。したがって、当該隙間G2から供給口65に原稿S2を差し込むことが禁止されるため、ユーザーは、自ずと、供給トレイ80と各シート押え部92との間に原稿S2をセットすることになる。これにより、供給トレイ80の誤った位置に原稿S2がセットされることを防止することができる。そして、適切な原稿S2搬送を担保することができる。
なお、本実施形態に係るシート載置装置5および原稿載置装置63(以下、「シート載置装置5等」ともいう。)は、各シート押え部42,92に各閉塞部43,93を着脱不能に取り付けていたが、本発明はこれに限定されない。各閉塞部43,93は、カーソル本体41,91またはシート押え部42,92(以下、「カーソル本体41等」ともいう。)に着脱可能に取り付けられていてもよい。例えば、図9に示すように、各閉塞部43,93は、カーソル本体41等を挟み込むクリップ部100を備えていることが好ましい。また、例えば、図10に示すように、各閉塞部43,93とカーソル本体41等とが、互いにスライド係合する凹凸部101レールを備えていてもよい。
以上のように、各閉塞部43,93を着脱可能な別部材として形成することで、既存のシート載置装置のカーソルに各閉塞部43,93を簡単に追加することができる。
なお、上記実施形態の説明は、本発明に係るシート載置装置およびこれを備える画像形成装置における一態様を示すものであって、本発明の技術範囲は、上記実施形態に限定されるものではない。上記実施形態における構成要素は、適宜、既存の構成要素等との置き換えや組み合わせが可能であって、上記実施形態の記載をもって、特許請求の範囲に記載された発明の内容を限定するものではない。
1 複合機(画像形成装置)
2 装置本体
5 シート載置装置
8 手差し搬送路(搬送路)
11 画像形成部(供給先)
13 シート搬送部(搬送部)
27,65 供給口
27a,65a 縁部
30 手差しトレイ(トレイ)
31 手差しカーソル(カーソル)
41,91 カーソル本体
41a,91a 当接面
42,92 シート押え部
43,93 閉塞部
45,95 連動機構
50 画像読取部(供給先)
61 カバーフレーム
62 原稿搬送部(搬送部)
63 原稿載置装置
68 原稿搬送路(搬送路)
69 サイズ表示部
80 供給トレイ(トレイ)
81 原稿カーソル(カーソル)
G1,G2 隙間
S1 シート
S2 原稿

Claims (7)

  1. 供給先に向けて搬送路を搬送されるシートが載置されるトレイと、
    前記トレイ上で前記シートの搬送方向下流側に配置されると共に前記シートの搬送方向に直交する幅方向に移動可能に設けられ、前記トレイ上の前記シートの幅方向の位置を規制するカーソルと、を備え、
    前記カーソルは、
    前記トレイ上に起立姿勢で設けられ、前記トレイ上の前記シートの幅方向端部に当接可能な当接面を有するカーソル本体と、
    前記当接面から幅方向に延出し、前記搬送路の上流端部に開口する供給口に対応して前記トレイ上に積載される前記シートの積載数を規制するシート押え部と、
    前記シート押え部と前記供給口の縁部との間に形成される隙間を塞ぐ閉塞部と、を含んで構成されていることを特徴とするシート載置装置。
  2. 前記閉塞部は、前記カーソル本体またはシート押え部に着脱可能に取り付けられていることを特徴とする請求項1に記載のシート載置装置。
  3. 前記閉塞部は、前記シート押え部の上面から前記供給口の縁部に向けて上り勾配となるように形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載のシート載置装置。
  4. 前記カーソルは、幅方向に対向して一対設けられ、
    前記一対のカーソルは、前記シートの幅方向中央から均等に移動させる連動機構に接続されていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載のシート載置装置。
  5. 前記トレイを支持するカバーフレームには、前記搬送路の前記供給口が開口し、
    前記供給口の縁部には、前記シートの幅方向のサイズを示すサイズ表示部が形成され、
    前記閉塞部は、透過性を有する材料によって形成されていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載のシート載置装置。
  6. 前記トレイは、回転軸を中心に回動可能に設けられ、
    前記閉塞部は、前記カーソル本体または前記シート押え部に回動可能に取り付けられていることを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載のシート載置装置。
  7. 請求項1ないし6のいずれかに記載のシート載置装置と、
    前記トレイを回動可能に支持する装置本体と、
    前記装置本体に内設される前記搬送路に向けて前記トレイ上の前記シートを送り出す搬送部と、
    前記搬送部によって搬送される前記シートに画像形成処理を行う前記供給先としての画像形成部と、を備えていることを特徴とする画像形成装置。
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