JP3496386B2 - 熱線感知式自動スイッチ - Google Patents

熱線感知式自動スイッチ

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JP3496386B2
JP3496386B2 JP02829296A JP2829296A JP3496386B2 JP 3496386 B2 JP3496386 B2 JP 3496386B2 JP 02829296 A JP02829296 A JP 02829296A JP 2829296 A JP2829296 A JP 2829296A JP 3496386 B2 JP3496386 B2 JP 3496386B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、人体から放射され
る熱線を検知して、照明器具等の負荷をオン/オフさせ
る熱線感知式自動スイッチに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、この種の熱線感知式自動スイ
ッチとしては、人体から放射される熱線を検知する熱線
センサと、所定の検知領域からの熱線を熱線センサに集
光させるレンズと、熱線センサの検知信号を増幅する増
幅手段と、増幅手段によって増幅された熱線センサの検
知信号に基づいてスイッチをオン/オフ制御する制御手
段とを備えたものがあり、例えば、玄関等の壁面に埋め
込まれ、人の出入りを検知して、スイッチに接続された
照明器具を自動的に点/消灯させるのに用いられるもの
があった。
【0003】また、制御盤等の外部装置で各検知場所に
於ける人体検知信号を集中的に監視するために、人体検
知信号を外部装置に出力するための信号出力部を備えた
ものもあった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記構成の熱線感知式
自動スイッチは、熱線の検知領域を制限する機能を備え
ていないので、熱線感知式自動スイッチの取付位置に応
じて検知領域を制限することができず、不要な領域から
の熱線の入射によって熱線感知式自動スイッチが誤動作
するという問題点があった。
【0005】また、焦電素子は、検知領域に於ける人の
存否による温度変化を検出して、検知信号を出力してい
るが、周囲温度が季節によって変動するために、焦電素
子の検知信号も季節によって変動する。したがって、焦
電素子の検知信号を増幅する増幅手段のゲインが一定の
場合、ゲイン設定が難しく、熱線感知式自動スイッチが
誤動作するという問題点もあった。
【0006】さらに、焦電素子が突発性のノイズを発生
した場合、この熱線感知式自動スイッチの人体検知信号
を集中的に監視している制御盤等の外部装置が誤動作す
るという問題点もあった。本発明は上記問題点に鑑みて
為されたものであり、請求項1の発明は、熱線の検知領
域を制限でき且つ外部装置の誤動作を低減した熱線感知
式自動スイッチを提供することを目的とする。
【0007】請求項2の発明は、増幅手段のゲインを調
整可能として、誤動作を防止した熱線感知式自動スイッ
チを提供することを目的とする。請求項3の発明は、壁
面からなる造営面に埋設されるとともに、熱線の検知領
域を制限できる熱線感知式自動スイッチを提供すること
を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明では、上
記目的を達成するために、人体から放射される熱線を検
知する熱線センサと、熱線センサに検知領域からの熱線
を集光させるレンズと、熱線センサの検知信号を増幅す
る増幅手段と、増幅手段によって増幅された熱線センサ
の検知信号に基づいてスイッチをオン/オフさせる制御
手段と、熱線センサレンズ増幅手段び制御手段
を収納するとともに造営面に埋設されるケースとを備
え、ケースに収納されたレンズの両側から出し入れ自在
に引き出されレンズの表面を覆って熱線の検知領域を
制限する熱線遮蔽用のカバーを設けた熱線感知式自動ス
イッチであって、熱線センサは第1の焦電素子からな
り、制御手段は増幅手段で増幅された第1の焦電素子の
出力に基づいてスイッチをオン/オフしており、第1の
焦電素子よりも低感度の第2の焦電素子を設け、第1及
び第2の焦電素子が共に検知状態になった場合のみ外部
装置用の人体検知信号を発生する信号発生手段を設けた
ことを特徴とし、レンズの表面を覆って熱線の検知領域
を制限する熱線遮蔽用のカバーを設けているので、不要
な検知領域からの熱線を遮蔽できる。さらに、2個の焦
電素子が共に検知状態になった場合のみ外部装置用の人
体検知信号を発生する信号発生手段を設けているので、
照明器具等の負荷を高感度に点/消灯できるとともに、
外部装置用の人体検知信号を誤って出力するのを防止で
きる。
【0009】請求項2の発明では、請求項1の発明にお
いて、増幅手段のゲインを調整可能としているので、増
幅手段のゲインを適宜調整できる
【0010】請求項の発明では、請求項1の発明にお
いて、ケースが、壁面からなる造営面に埋設するための
取付枠に取付可能な寸法に形成され、ケースに取付枠に
取着するための取付部を設けているので、不要な検知領
域からの熱線を遮蔽できる熱線感知式自動スイッチを、
壁面からなる造営面に配設することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面を参照
して説明する。 (基本構成本発明に係る熱線感知式自動スイッチの基本構成につい
て説明する。熱 線感知式自動スイッチは、図1乃至図7
に示すように、合成樹脂成形品よりなるボディ10とカ
バー20とを結合して形成されたケース1と、ボディ1
0に回動自在に装着された回動枠30と、回動枠30内
に装着され,人体から放射される熱線を検知するための
熱線センサとしての焦電素子82が実装された第3のプ
リント基板44と、回動枠30の前面に装着され,焦電
素子82に所定領域からの熱線を集光させるレンズとし
てのフレネルレンズ60と、フレネルレンズ60の表面
に略密着するように配置され,赤外線に対して透明なレ
ンズカバー64と、所定の領域から焦電素子82に入射
する熱線を遮蔽するためにレンズカバー64の表面を回
動自在に覆う領域制限カバー66,66とを備えてい
る。
【0012】ケース1は、JIS規格に定められた配線
器具の大角形3個モジュールに相当する寸法を有し、配
線器具工業会の工業会規格に定められた金属製取付枠や
合成樹脂製取付枠に取着できるように取付部が形成され
ている。これらの取付枠は、スイッチボックス等の埋込
ボックスに取り付けられるようになっている。取付部は
カバー20の両側面に夫々形成されており、金属製取付
枠91に対しては、カバー20の左右両側面に夫々一対
ずつ穿設された係止孔(図示せず)に金属製取付枠91
の突片(図示せず)を挿入することによって結合されて
いる。一方、合成樹脂製取付枠に対しては、カバー20
の両側縁にそれぞれ4個ずつ突設された係止爪22を合
成樹脂製取付枠に形成された保持孔に挿入することによ
って結合される。カバー20の下面の左右両側縁と後側
縁とにはそれぞれフック23が1個ずつ突設され、フッ
ク23はボディ10の周壁に形成された嵌合孔11にボ
ディ10の周壁の内側から嵌合して、ボディ10とカバ
ー20とを結合する。
【0013】ボディ10内は、仕切リブ12により回路
部収納室13と一対の端子収納室14とに分離されてお
り、回路部収納室13の左右両側壁の内周面には各一対
の保持リブ15,15が突設されて、保持リブ15,1
5間の溝に回動枠支持板16の左右両端部が保持される
ようになっている。回動枠支持板16は左右の中間部が
上方に突出する略T形に形成され、縦片の側縁に段部
(図示せず)が形成されている。回動枠支持板16に対
向してボディ10の後壁の内周部には回動枠支持リブ1
7が形成されている。回動枠支持板16及び回動枠支持
リブ17の上面には、中央部が凹んだ弧状の回転面16
a,17a が夫々形成されており、回動枠支持板16と回
動枠支持リブ17との上面間に回動枠30が回動自在に
支持される。
【0014】回動枠30は、円盤状に形成され互いに離
間して対向する一対の回転板31a,31b を、互いに平
行な一対の側枠(図示せず)で連結した枠状に形成され
ていて、熱線センサとしての焦電素子82およびその周
辺回路部を実装した第3のプリント基板44が装着され
る。回転板31a,31b が回転面17a,16a 上に載置
されることで、回動枠30がボディ10に対して回動自
在に装着されているのである。図4に示すように、第3
のプリント基板44の一辺には固定用切欠45が形成さ
れ、この一辺に対向する一辺には固定用突片46が突設
されている。回動枠30の一方の回転板31a には内側
面に沿う形で固定用切欠45に対応するボス33が形成
されており、また他方の回転板31b には固定用突片4
6が嵌合する支持孔34が形成される。したがって、図
2(b)に示すように、固定用突片46を支持孔34に
嵌合させ、固定用切欠45を通して固定ねじ35をボス
33に螺合させることにより、第3のプリント基板44
が回動枠30に対して固定されるのである。一方の回転
板31a の周面には回動枠30のボディ10に対する角
度を調節する際に操作するハンドル36が突設される。
また、両回転板31a,31b の外側面にはカバー20の
内周面に当接することにより回動枠30の回動範囲を規
制するストッパ(図示せず)がそれぞれ突設されてい
る。
【0015】ところで、第3のプリント基板44に実装
された焦電素子82は、回動枠30の両側枠の間で図1
中の前面側が検知面となるように配置されており、焦電
素子82の検知面の前方には、検知領域を設定するため
のフレネルレンズ60が配設される。フレネルレンズ6
0は、高密度ポリエチレン等の赤外線が透過する材料か
ら平板状に形成されており、かまぼこ形に湾曲した形で
回動枠30に保持されている。フレネルレンズ60は複
数の領域で構成されており、各領域毎の焦点は焦電素子
82の検知面に設定されている。フレネルレンズ60を
回動枠30に装着した状態で、焦電素子82は回動枠3
0の回動軸に略直交する平面内に於いては略90°の範
囲を検知領域としている。
【0016】カバー20の上面には、回動枠30の回転
板31a,31b をそれぞれ保持する一対の回動枠保持板
24a,24b が突設される。回動枠保持板24a,24b
はそれぞれ周壁を有し、周壁の内周面に沿って回転板3
1a,31b が回動する。すなわち、回転板31a,31b
は、回動枠保持板24a,24b の周壁内周面と、回動枠
支持板16および回動枠保持リブ17の回転面16a,1
7a との間に挟持された形で回動するわけである。回動
枠30の回動範囲は上述したようにストッパがカバー2
0の内周面に当接することで規制されており、例えば、
回動枠30の回動範囲は左右に略40°に設定されてい
る。すなわち、回動枠30を固定している状態での検知
領域は略90°であるから、回動枠30を回動させるこ
とにより、検知領域を170°の範囲で調節できるので
ある。
【0017】ここで、カバー20の回動枠保持板24a,
24b 間には、赤外線に対して透明な合成樹脂成型品よ
りなるレンズカバー64が装着されるとともに、赤外線
を透過しない領域遮蔽カバー66,66がレンズカバー
64の外周面に沿って回動自在に取り付けられ、フレネ
ルレンズ60の左右両側のカバー20内に収納されてい
る。領域遮蔽カバー66の一端には、領域遮蔽カバー6
6を開閉するための操作つまみ67が設けられており、
操作つまみ67を用いてフレネルレンズ60の左右両側
から領域遮蔽カバー66を引き出すことができる。
【0018】回動枠30を固定した状態で、図5(a)
に示すように、領域遮蔽カバー66,66をフレネルレ
ンズ60の左右両側のカバー20内に収納した場合、焦
電素子82に入射する熱線の検知領域は最大となる。一
方、図6(b)又は図7(b)に示すように、領域遮蔽
カバー66,66をフレネルレンズ60の左右両側から
引き出してフレネルレンズ60の一部を覆うことによ
り、焦電素子82に入射する熱線の検知領域を制限する
ことができるので、領域遮蔽カバー66,66の位置を
調整することにより、不要な検知領域からの熱線を遮蔽
することができる。
【0019】レンズカバー64は、フレネルレンズ60
の外側面に略密着するように配置されるのであって、フ
レネルレンズ60に直接手が触れるのを防止し、フレネ
ルレンズ60の汚れによる検知感度の変化が防止できる
ようにしている。ここに、フレネルレンズ60は薄肉で
撓みやすいものであり、汚れが付着するとふきとりにく
いものであるが、レンズカバー64は表面が滑らかであ
って、汚れが付着しにくく、しかも硬質であるから多少
の汚れは簡単にふきとることができるのであり、フレネ
ルレンズ60の汚れによる検知感度の変化を防止できる
のである。また、本構成では、レンズカバー64をカバ
ー20と別体に形成しているが、2色形成により、レン
ズカバー64をカバー20と一体に形成すれば、組立性
が向上するものである。さらに、レンズカバー64は赤
外線に対して透明であればよいから、可視光に対しては
不透明な材料を用いることができるのであり、回路部等
が外部から見えないようにして使用者に不安感を起こさ
せないようにする効果もある。
【0020】また、ボディ10内には電源回路部が実装
された第1のプリント基板40が納装される。第1のプ
リント基板40には、回動枠支持板16の回転面16a
と回動枠支持リブ17の回転面17a とを露出させる切
欠部41a,41b がそれぞれ形成されている。この第1
のプリント基板40は、仕切リブ12,回動枠支持板1
6の段部等の上に載置され、ボディ10の内底面と第1
のプリント基板40との間に空間が形成されるのであっ
て、第1のプリント基板40に実装された回路部品がこ
の空間内に納装されるようになっている。とくに、回路
部収納室13に対応する部位には、第1のプリント基板
40上の主要な回路部品が納装されることになる。ま
た、回路部収納室13には、ボディ10の内底面からボ
ス18が突設され、このボス18に螺合する固定ねじ1
9により第2のプリント基板42が保持される。第2の
プリント基板42上にはスライド自在の操作ハンドル7
2を有した焦電素子82の感度調整用の可変抵抗器VR
が実装される。第1のプリント基板40の周縁には可変
抵抗器VRの操作ハンドル72が突出する切欠部41c
が形成される。
【0021】各端子収納室14にはそれぞれ一対の端子
50a 〜50d が納装される。端子50a 〜50d は、
それぞれ、端子板51と、端子板51に向かうばね力を
有した鎖錠ばね52と、鎖錠ばね52をばね力に抗して
押圧できる解除釦53とを有し、速結端子として周知の
構造を有している。1つの端子収納室14には一対の端
子板51と一対の鎖錠ばね52とが納装されており、解
除釦53は両鎖錠ばね52に共用されるように配設され
る。ボディ10の底壁には各鎖錠ばね52に対応して電
線挿通孔55が穿設されており、また、解除釦53の一
部が露出してドライバ等の治具によって鎖錠ばね52の
ばね力に抗して解除釦53を押圧できるようになってい
る。ここに、端子50a 〜50d は一般住宅配線用の直
径1. 6mm、あるいは2. 0mmの銅単線が接続できるよ
うに構成される。端子板51の一所には接続片54が上
方に向かって突設されており、この接続片54が第1の
プリント基板40に半田固定されて、端子50a 〜50
d と第1のプリント基板40上の回路部とが電気的に接
続される。
【0022】第1〜第3のプリント基板40, 42, 4
4は、ジャンパ線47を介して互いに接続されている。
ボディ10内の第1のプリント基板40および第2のプ
リント基板42と回動枠30内の第3のプリント基板4
4とを接続するジャンパ線47は、第1のプリント基板
40に形成された切欠部41a に挿通されるようになっ
ており、回動枠30が回動する際に断線することがない
ように回動枠30の回動可能な長さよりも余裕を持たせ
るように設定されている。第1のプリント基板40の上
面には絶縁シート48が配設されており、第3のプリン
ト基板44の回路部と短絡しないようになっている。
【0023】カバー20の前面で、回動枠保持板24a,
24b とは異なる部位には、この熱線感知式自動スイッ
チの接点状態を常時閉,常時開,自動に手動で切り換え
るスイッチSW1 を操作するためのハンドル71が露出
するハンドル挿通孔25、CdS素子を用いた光導電型
センサからなる照度センサ81が露出する受光孔26、
発光ダイオードよりなる表示素子LDが露出する表示孔
27がそれぞれ形成される。ハンドル挿通孔25、受光
孔26、表示孔27に跨がる部位には銘板28が配設さ
れる。ここで、銘板28は、ハンドル挿通孔25に対応
する部位に透孔28a を有し、受光孔26および表示孔
27に対応する部位にそれぞれ透光部28b,28c を有
している。カバー20の一方の側面の中央部には、可変
抵抗器VRの操作ハンドル72が露出するハンドル露出
孔29が形成される。この部位は、ケース1を取付枠に
装着しJIS規格のフラッシュプレートをケース1の前
面側に配設したときに、フラッシュプレートによって覆
われる部位であって、施工者以外の人が操作ハンドル7
2に誤って触れることがないようにしている。
【0024】この熱線感知式自動スイッチでは、フレネ
ルレンズ60によって検知領域が設定されているので、
検知領域の異なる製品を得る場合には、フレネルレンズ
60のみを交換すればよく、経済的に設計変更が行なえ
るのである。また、上述のように平板状のフレネルレン
ズ60を湾曲させているので、製造も容易であり、その
点でも低コスト化できるものである。
【0025】ところで、この熱線感知式自動スイッチ
は、図10に示すようなシステムに用いられており、熱
線感知式自動スイッチ2と制御盤等の外部装置92とが
端子87a,87bを介して接続されている。外部装置
92は、熱線感知式自動スイッチ2から端子87a,8
7bを介して入力された人体検知信号を監視している。
この熱線感知式自動スイッチの回路部は、図8及び図9
に示すように、検知領域から入射した熱線を検知する焦
電素子82と、焦電素子82の検知信号を増幅するアン
プ83と、アンプ83のゲインを外部から調整するため
のゲイン調整手段としての可変抵抗器Rf2と、照度セン
サ81と、アンプ83及び照度センサ81の出力信号に
基づいて第1及び第2の開閉制御素子87,88のオン
/オフを制御する制御回路84と、端子86a,86b
に入力された電源から各部の動作電源を供給する電源回
路86とから構成されている。ここで、第1の開閉制御
素子87の端子87a,87bには制御盤等の外部装置
が接続され、第2の開閉制御素子88の端子88a,8
8bには照明器具等の負荷が接続されている。
【0026】本構成では、アンプ83と制御回路84と
を含む回路部分85が、図9に示すように、集積回路I
に周辺部品を外付けして構成されており、出力端
子OUT1には照明器具等の負荷が接続され、出力端子OUT2
には制御盤等の外部装置が接続されている。ここで、焦
電素子82が人体から放射された熱線を検知すると、集
積回路ICの出力端子OUT1の出力レベルは一定時間
ハイレベルとなり、出力端子OUT2の出力レベルは焦電素
子82が検知状態にある間のみハイレベルとなるように
設定されている。出力端子OUT1の出力レベルがハイレベ
ルとなる時間は、集積回路ICの端子に接続される
外付けの可変抵抗器(図示せず)を用いて、例えば、約
10秒から約6分までというように設定することができ
る。また、集積回路ICのイネーブル端子ENA に
は、照度センサ81が接続されており、照度センサ81
の検知領域が所定の照度よりも明るくなると、集積回路
ICの動作が停止するように設定されている。した
がって、検知領域が所定の照度よりも明るい場合は、照
明器具を点灯させることがなく、消費電力を低減するこ
とができる。
【0027】ところで、焦電素子82は検知領域に於け
る温度変化を検知しているが、季節によって検知領域に
於ける温度が異なるために、焦電素子82の検知信号も
変動する。ここで、可変抵抗器Rf2を用いてアンプとし
ての集積回路IC1 のゲインを調整することができるの
で、季節の変化によって発生する焦電素子82の検出信
号の変動を補正することができ、熱線感知式自動スイッ
チの誤動作を低減することができる。
【0028】尚、熱線センサ及び照度センサを構成する
センサ素子は本構成のものに限定するものではなく、同
様の機能を有する他のセンサ素子であってもよい。 (実施形態) 本実施形態では、基本構成の熱線感知式自動スイッチに
図11及び図12に示すような回路部を用いている。こ
の回路部は、検知領域に於ける人の存否を夫々検出する
第1及び第2の焦電素子82a,82bと、第1の焦電
素子82aの検出信号を増幅する第1のアンプ83a
と、第2の焦電素子82bの検出信号を増幅する第2の
アンプ83bと、第1及び第2のアンプ83a,83b
の出力信号を2値信号にそれぞれ変換する第1及び第2
の信号処理回路89a,89bと、第1及び第2の信号
処理回路89a,89bの出力信号を入力とするAND
ゲート90と、制御盤等の外部装置が接続される端子8
7a,87bを備えた第1の開閉制御素子87と、照明
器具が接続される端子88a,88bを備えた第2の開
閉制御素子88と、ANDゲート90の出力信号に基づ
いて第1の開閉制御素子87のオン/オフを制御する第
1の制御回路84aと、第2の信号処理回路89bの出
力信号に基づいて第2の開閉制御素子88のオン/オフ
を制御する第2の制御回路84bと、各部の動作電源を
供給する電源回路86とを備えている。
【0029】さらに、この回路部を、図12の具体回路
図を用いて説明する。第2の信号処理回路89bは、コ
ンパレータA1 からなり、第2の焦電素子82bの出力
信号がしきい値を越えると、第2の信号処理回路89b
の出力信号がハイレベルとなる。センサユニットIC2
は照度センサを備えており、AUX端子に入力された第
2の信号処理回路89bの出力信号と、照度センサの検
知信号とに基づいて、OUT端子から出力信号を出力し
て、第1のスイッチング素子Q1 をオン/オフさせてい
る。センサユニットIC2 は検知領域の照度が所定のし
きい値よりも暗い場合のみ出力信号を出力するように設
定されており、センサユニットIC2 のVRD端子に接
続されたスイッチSW2 を切り換えることによって、照
度のしきい値を調節できるようになっている。
【0030】また、第2の制御回路84bは、センサユ
ニットIC2 の出力信号によってオン/オフされる第1
のスイッチング素子Q1 と、NORゲートIC3 ,IC
4 ,IC5 ,IC6 と、ラッチインリレーからなる第2
の開閉制御素子88のセットコイルを励磁する第2のス
イッチング素子Q2 と、第2の開閉制御素子88のリセ
ットコイルを励磁する第3のスイッチング素子Q3 とを
備えている。
【0031】ここで、図12の接点状態では、A点の電
位はハイレベルとなっているので、NORゲートIC3
の端子IC3bにはA点の電位がNORゲートIC5 によ
って反転されたローレベルの信号が、NORゲートIC
4 の端子IC4bにはハイレベルの信号が入力されてい
る。検知領域の照度がしきい値よりも暗い場合、第2の
焦電素子82bが人体を検知して、第2の信号処理回路
89bがハイレベルの信号を出力すると、センサユニッ
トIC2 がハイレベルの出力信号を出力して、第1のス
イッチング素子Q1 をオンし、NORゲートIC3 の端
子IC3aにはローレベルの信号が、NORゲートIC4
の端子IC4aにはNORゲートIC6 によって反転され
たハイレベルの信号が入力される。したがって、NOR
ゲートIC 3 の出力信号はハイレベル,NORゲートI
4 の出力信号はローレベルとなり、第2の開閉制御素
子88のセットコイルが励磁されて、リレー接点88c
とリレー補助接点88dとが閉じ、第2の開閉制御素子
88の端子88a,88bに接続された照明器具が点灯
される。この時、A点の電位はローレベルとなるので、
NORゲートIC3 の端子IC3bにはA点の電位がNO
RゲートIC5 によって反転されたハイレベルの信号
が、NORゲートIC4 の端子IC4bにはローレベルの
信号が入力される。NORゲートIC3 の端子IC3b
信号レベルがハイレベルとなるので、NORゲートIC
3 の出力信号はローレベルとなり、第2のスイッチング
素子Q2 はセットコイルの励磁を停止する。
【0032】その後、第2の焦電素子82bが非検知状
態となり、第2の信号処理回路89bがローレベルの出
力信号を出力すると、センサユニットIC2 はローレベ
ルの出力信号を出力して、第1のスイッチング素子Q1
をオフし、NORゲートIC 3 の端子IC3aにはハイレ
ベルの信号が、NORゲートIC4 の端子IC4aにはN
ORゲートIC6 によって反転されたローレベルの信号
が入力される。この時、NORゲートIC3 の端子IC
3bの信号レベルはハイレベル、NORゲートIC4 の端
子IC4bの信号レベルはローレベルとなっているので、
NORゲートIC3 の出力信号はローレベル,NORゲ
ートIC4 の出力信号はハイレベルとなり、第2の開閉
制御素子88のリセットコイルが励磁されて、リレー接
点88cとリレー補助接点88dとが開となり、照明器
具が消灯される。この時、A点の電位はハイレベルとな
る。
【0033】ここで、スイッチSW1 を切り換えること
により、A点の電位をハイレベル,ローレベルに切り換
えることができ、第1及び第2の開閉制御素子87,8
8の接点状態を常時開,常時閉に設定することができ
る。ところで、第1の焦電素子82aの感度が低感度,
第2の焦電素子82bの感度が高感度となるように、第
1及び第2のアンプ83a,83bのゲインが夫々設定
されており、図13のタイムチャートを用いて回路部の
動作を説明すると、図13の区間E−F,区間H−I,
区間J−Kでは、高感度の第2の焦電素子82bのみが
検知信号を出力している(図13のA)。また、区間F
−G,区間K−Lでは、低感度の第1の焦電素子82a
(図13のB)と高感度の第2の焦電素子82bが共に
検知信号を出力している。この時、時刻E,時刻H,又
は,時刻Jで、第2の焦電素子82bが検知信号を出力
すると、照明器具が接続される第2の開閉制御素子88
(図13のC)の出力信号はハイレベルとなり、照明器
具が点灯される。また、時刻G,時刻I,又は,時刻L
で第2の焦電素子82bが非検知状態となってから一定
時間Tが経過すると、第2の開閉制御素子88の出力信
号はローレベルとなり、照明器具が消灯される。一方、
外部装置が接続される第1の開閉制御素子87(図13
のD)の出力信号は、区間F−G,区間K−Lで、第1
及び第2の焦電素子82a,82bが共に検知信号を出
力している間のみハイレベルとなり、外部装置に人体検
知信号を出力している。
【0034】上述のように、照明器具は高感度の第2の
焦電素子82bの検知信号に基づいて点灯されるので、
照明器具が点灯するまでの時間を短縮することができ
る。また、低感度の第1の焦電素子82aと高感度の第
2の焦電素子82bとが共に検知信号を発生した場合の
み、外部装置に人体検知信号を出力しているので、焦電
素子の誤検知による外部装置の誤動作を低減することが
できる。
【0035】尚、回路部以外は基本構成と同様であるの
でその説明は省略する。 (参考例1) 実施形態1又は基本構成の回路部は、壁面からなる造営
面に埋設される大角形3個モジュールに用いられている
が、この回路部を天井からなる造営面に配設される熱線
感知式自動スイッチに用いた参考例について以下に説明
する。
【0036】この熱線感知式自動スイッチでは、図14
に示すように、ケース93が、外形形状が円板状である
フランジ96を下端部に有したボディ94と、ボディ9
4の上面に被着されるカバー95とで構成される。ボデ
ィ94の上縁には同図(c)に示すように図中右方に向
かって複数個(4個)の組立片94aが突設され、組立
片94aに開口する係合孔94bに対して、カバー95
の下部周面に設けた組立爪95aを係合させることによ
って、ボディ94とカバー95とが結合される。ボディ
94およびカバー95には、実施形態1又は基本構成
説明した回路部の構成部品を実装したプリント基板がそ
れぞれ収納され、ボディ94の中には、焦電素子から成
る熱線センサと、CdS素子から成る照度センサ33と
を近接して実装した回路基板を収納するとともに検知領
域からの熱線を熱線センサ及び照度センサに集光するフ
レネルレンズ99を備えた球状の可動体98が収納され
ており、可動体98の向きを変えることができるように
なっている。ボディ94の下面にはボディ94の内外に
貫通する円形の窓孔94cが形成されており、窓孔94
cを通して可動体98の下面に取着されたフレネルレン
ズ99の略全部が露出するように、窓孔94cの寸法が
設定されている。
【0037】フランジ96の両端部には埋込ボックスや
天井材への直付けのための2個の取付孔103,103
が穿設され、また両側部の上面にフランジ96との間で
天井材を挟持するための取付金具105を着脱自在に装
着する装着部104が設けられている。さらに、フラン
ジ96の下面は中央部を除いて化粧プレート106で覆
われる。また、ケース93の上面には端子カバー110
が着脱自在に取着され、端子部111を保護するように
なっている。
【0038】取付金具105は、天井材に穿孔した取付
孔にケース93の上部を挿入し、天井材の下面にフラン
ジ96の上面を当接させた形でケース93を天井材に固
定するものであって、一側面が開口した縦長の金具本体
107と、金具本体107の底部を下方から貫通し先端
を金具本体107の天井部に回転自在に保持させたねじ
体108と、ねじ体108のねじ部をねじ孔に螺入させ
た金属製の挟持体109とで構成される。
【0039】ここで、フランジ96の表面には、熱線セ
ンサの感度調整用の操作ハンドル72と、熱線センサが
非検知状態になってから照明器具の点灯状態を保持する
時間を設定するための時間調整用ハンドル73と、周囲
照度のしきい値を調整するしきい値調整用ハンドル74
と、接点部の状態を手動で切り換えるための操作ハンド
ル71が取り付けられている。
【0040】尚、この熱線感知式自動スイッチの回路部
は、実施形態1又は基本構成の回路部と同様であるの
で、その説明は省略する。 (参考例2) 本参考例では、実施形態1又は基本構成の回路部を、図
15に示すような、天井からなる造営面に配設される熱
線感知式自動スイッチに用いている。
【0041】参考例1では、半球状のフレネルレンズが
化粧プレートに形成された窓孔から露出していたが、
参考例では、フレネルレンズ(図示せず)が平板状に形
成されており、化粧プレート106から突出することが
なく、熱線感知式自動スイッチの外観を美化することが
できた。尚、フレネルレンズ以外の熱線感知式自動スイ
ッチの構成は、参考例1と同様であるので、その説明は
省略する。
【0042】また、この熱線感知式自動スイッチの回路
部は、実施形態1又は基本構成の回路部と同様であるの
で、その説明は省略する。
【0043】
【発明の効果】請求項1の発明は、上述のように、人体
から放射される熱線を検知する熱線センサと、熱線セン
サに検知領域からの熱線を集光させるレンズと、熱線セ
ンサの検知信号を増幅する増幅手段と、増幅手段によっ
て増幅された熱線センサの検知信号に基づいてスイッチ
をオン/オフさせる制御手段と、熱線センサレンズ
増幅手段び制御手段を収納するとともに造営面に埋
設されるケースとを備え、ケースに収納されたレンズの
両側から出し入れ自在に引き出されレンズの表面を覆
って熱線の検知領域を制限する熱線遮蔽用のカバーを設
た熱線感知式自動スイッチであって、熱線センサは第
1の焦電素子からなり、制御手段は増幅手段で増幅され
た第1の焦電素子の出力に基づいてスイッチをオン/オ
フしており、第1の焦電素子よりも低感度の第2の焦電
素子を設け、第1及び第2の焦電素子が共に検知状態に
なった場合のみ外部装置用の人体検知信号を発生する信
号発生手段を設けたことを特徴とし、レンズの表面を覆
って熱線の検知領域を制限する熱線遮蔽用のカバーを設
けているので、不要な領域からの熱線を遮蔽することが
できるので、熱線の検知領域を制限できるという効果が
ある。さらに、2個の焦電素子が共に検知状態になった
場合のみ外部装置用の人体検知信号を発生する信号発生
手段を設けており、照明器具等の負荷を高感度に点/消
灯できるとともに、外部装置用の人体検知信号が誤って
発生されるのを低減できるので、外部装置の誤動作が低
減するという効果もある。
【0044】請求項2の発明は、増幅手段のゲインを調
整可能としており、増幅手段のゲインを適宜調整できる
ので、熱線感知式自動スイッチの誤動作を防止できると
いう効果がある
【0045】請求項の発明は、ケースが、壁面からな
る造営面に埋設するための取付枠に取付可能な寸法に形
成され、ケースに取付枠に取着するための取付部を設け
ているので、壁面に配設する熱線感知式自動スイッチに
おいて、熱線の検知領域を制限できるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】基本構成の熱線感知式自動スイッチを示し、
(a)は正面図,(b)は右側面図,(c)は裏面図で
ある。
【図2】同上の熱線感知式自動スイッチを示し、(a)
は側断面図,(b)は分解断面図である。
【図3】同上の熱線感知式自動スイッチを示す横断面図
である。
【図4】同上の第3のプリント基板を示す一部省略せる
外観図である。
【図5】同上の領域遮蔽カバーの開閉状態を示し、
(a)は正面図,(b)は横断面図である。
【図6】同上の領域遮蔽カバーの別の開閉状態を示し、
(a)は正面図,(b)は横断面図である。
【図7】同上の領域遮蔽カバーのまた別の開閉状態を示
し、(a)は正面図,(b)は横断面図である。
【図8】同上の熱線感知式自動スイッチの回路構成を示
すブロック図である。
【図9】同上の回路図である。
【図10】同上の熱線感知式自動スイッチを用いるシス
テムを示すブロック図である。
【図11】実施形態の熱線感知式自動スイッチの回路
構成を示すブロック図である。
【図12】同上の回路図である。
【図13】同上の回路の動作を示すタイムチャートであ
る。
【図14】参考例1の熱線感知式自動スイッチを示し、
(a)は上面図,(b)は一部省略せる正面図,(c)
は右側面図,(d)は裏面図である。
【図15】参考例2の熱線感知式自動スイッチを示し、
(a)は上面図,(b)は正面図,(c)は右側面図,
(d)は外観斜視図である。
【符号の説明】 1 ケース 10 カバー 20 ボディ 60 フレネルレンズ 64 レンズカバー 66 領域遮蔽カバー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平9−50749(JP,A) 特開 平6−20568(JP,A) 特開 昭63−120394(JP,A) 実開 平2−33331(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01H 35/00 G01V 8/10 - 8/26 H03K 17/78 - 17/795

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】人体から放射される熱線を検知する熱線セ
    ンサと、前記熱線センサに検知領域からの熱線を集光さ
    せるレンズと、前記熱線センサの検知信号を増幅する増
    幅手段と、前記増幅手段によって増幅された前記熱線セ
    ンサの検知信号に基づいてスイッチをオン/オフさせる
    制御手段と、前記熱線センサレンズ増幅手段
    御手段を収納するとともに造営面に埋設されるケース
    とを備え、前記ケースに収納された前記レンズの両側か
    ら出し入れ自在に引き出され前記レンズの表面を覆っ
    て熱線の検知領域を制限する熱線遮蔽用のカバーを設け
    た熱線感知式自動スイッチであって、前記熱線センサは
    第1の焦電素子からなり、前記制御手段は前記増幅手段
    で増幅された第1の焦電素子の出力に基づいてスイッチ
    をオン/オフしており、第1の焦電素子よりも低感度の
    第2の焦電素子を設け、第1及び第2の焦電素子が共に
    検知状態になった場合のみ外部装置用の人体検知信号を
    発生する信号発生手段を設けたことを特徴とする熱線感
    知式自動スイッチ。
  2. 【請求項2】前記増幅手段のゲインを調整するゲイン調
    整手段を備えて成ることを特徴とする請求項1記載の熱
    線感知式自動スイッチ。
  3. 【請求項3】前記ケースが、壁面からなる造営面に埋設
    するための取付枠に取付可能な寸法に形成され、前記ケ
    ースに前記取付枠に取着するための取付部を設けたこと
    を特徴とする請求項1記載の熱線感知式自動スイッチ
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