JPH1064384A - 熱線感知式自動スイッチ - Google Patents

熱線感知式自動スイッチ

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JPH1064384A
JPH1064384A JP21464596A JP21464596A JPH1064384A JP H1064384 A JPH1064384 A JP H1064384A JP 21464596 A JP21464596 A JP 21464596A JP 21464596 A JP21464596 A JP 21464596A JP H1064384 A JPH1064384 A JP H1064384A
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JP
Japan
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case
mode
switch
lid
heat ray
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JP21464596A
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English (en)
Inventor
Takahiro Yamauchi
隆宏 山内
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】モード切替スイッチが不用意に操作されること
を防止できる熱線感知式自動スイッチを提供する。 【解決手段】ケース1内に、人体から放射される熱線を
検知する熱線センサ、前記熱線センサの出力に基づいて
人体の存否に対応するようにオン・オフされるスイッチ
要素、前記スイッチ要素への制御信号を発生する信号処
理回路、等を実装した回路基板41、42、43が納装
されている。ケース1の前面では、前記熱線センサの出
力に基づいて負荷を制御する自動モード、前記負荷を強
制的にオンにするオンモード、前記負荷を強制的にオフ
にするオフモードとのいずれかを選択するモード切替ス
イッチSWの操作部48が、凹所80に形成された露出
孔81から露出している。凹所80や操作部48等はケ
ース1に取着された蓋6により覆われている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、人体等から放射さ
れる熱線を検知することによって負荷を自動的にオン・
オフする熱線感知式自動スイッチに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、この種の熱線感知式自動スイ
ッチは、室内での人の存否に応じて照明を自動的に点滅
させたりするなどの目的で使用されている。したがっ
て、熱線感知式自動スイッチのケースは、壁や天井に直
付けするように構成されているのが一般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来構
成では、ケース内に、熱線センサの出力信号に基づいて
負荷を制御する自動モードと、負荷を強制的にオンする
オンモードと、負荷を強制的にオフするオフモードとの
いずれかを選択するモード切替スイッチが納装され、モ
ード切替スイッチの操作部がケースの前面に露出させて
ある。
【0004】このため、モード切替スイッチが不用意に
操作されてしまうことがあり、本来自動モードになって
いたのをオンモードに切替えられると消費電力が大きく
なってしまい、逆にオフモードに切替えられると人が入
って来ても照明が点灯しないという不具合があった。本
発明は上記事由に鑑みて為されたものであり、その目的
は、モード切替スイッチが不用意に操作されることを防
止できる熱線感知式自動スイッチを提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、上記
目的を達成するために、人体から放射される熱線を検知
する熱線センサと、前記熱線センサの出力に基づいて人
体の存否に対応するようにオン・オフされるスイッチ要
素と、前記スイッチ要素への制御信号を発生する信号処
理回路と、前記熱線センサの出力に基づいて負荷を制御
する自動モード、前記負荷を強制的にオンにするオンモ
ード、前記負荷を強制的にオフにするオフモードとのい
ずれかを選択するモード切替スイッチと、前記熱線セン
サ及び前記スイッチ要素及び前記信号処理回路及び前記
モード切替えスイッチを設けたケースとを備え、前記ケ
ースには前記モード切替スイッチの操作部が露出する露
出部が前面に形成され、前記露出部及び前記操作部を覆
う蓋が設けられて成ることを特徴とするものであり、蓋
を開けなければモード切替スイッチを操作することがで
きないから、モード切替スイッチが不用意に操作される
のを防止することができる。また、蓋を開けた状態では
モード切替スイッチの操作部がケースの前面に露出する
ので、施工業者等によるモード切替スイッチの操作がし
やすい。
【0006】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、前記蓋の所定部位に係止爪を設け、前記ケースに前
記係止爪が係止する係止孔を設けたので、蓋をケースに
容易に取り付けることができる。請求項3の発明は、請
求項1の発明において、前記蓋の一側縁が前記ケースに
枢着されているので、蓋を開けた時に蓋が紛失するのを
防止することができる。
【0007】請求項4の発明は、請求項1乃至請求項3
の発明において、周囲照度を検出する受光素子と、前記
受光素子から前記信号処理回路へ入力される信号レベル
を調整する動作レベル調整器とを備え、前記信号処理回
路が、前記受光素子により検出された周囲照度が設定さ
れた照度値以下の時に作動するものであって、前記受光
素子が前記露出部に配設され、前記蓋には前記受光素子
に対応する部位に透光部が形成されているので、周囲の
照度が所定の照度値よりも大きい時は負荷の自動制御が
行われないようにすることができるから、消費電力を少
なくすることができ、また、蓋によって受光素子を保護
することができる。
【0008】請求項5の発明は、請求項4の発明におい
て、前記動作レベル調整器の操作部が前記露出部に配設
され、前記蓋に覆われているので、信号処理回路へ入力
される信号レベルを調整する動作レベル調整器が不用意
に操作されるのを防止することができる。また、蓋を開
けた状態では前記動作レベル調整器の操作部がケースの
前面に露出するので、施工業者等による動作レベル調整
器の操作がしやすい。
【0009】請求項6の発明は、請求項1乃至請求項5
の発明において、前記ケースが、規格化された配線器具
を最大3個まで取り付けることができるように規格化さ
れている配線器具用の取付枠に取り付けることができる
取付部を備えるとともに、前記配線器具の3個分に相当
する寸法に形成されているので、コンセントやスイッチ
等の配線器具と同じ施工法で施工することができ、施工
業者にとって施工作業が容易になる。
【0010】
【発明の実施の形態】図1乃至図4に示すように、ケー
ス1は、合成樹脂成形品よりなり、ボディ10とカバー
20とを結合して形成される。ケース1は、JIS規格
や日本配線器具工業会で規格化されている大角形3個用
の取付枠60(図6参照)に最大3個まで取り付けるこ
とができる配線器具寸法(以下、単位寸法と称する)の
3倍に相当する寸法に形成されている。したがって、大
角形3個用の取付枠60に1個だけケース1を取り付け
ることができるのである。
【0011】ケース1には、前記取付枠60への取付部
として、金属製取付枠の保持爪が係合する取付孔21
と、合成樹脂製取付枠の保持孔に係合する取付爪22と
が、それぞれカバー20の両側面に形成されている(図
3参照)。カバー20の背面には、先端部に結合爪23
aを備えた結合脚23が3箇所で突設され、各結合脚2
3がボディ10の周部に穿孔された結合孔11に挿入さ
れて結合爪23aが結合孔11の周縁に係止されること
によって、ボディ10にカバー20が結合されるのであ
る(図8参照)。
【0012】ボディ10内には、回路部収納室12と端
子収納室13とが形成されている。また、ボディ10の
底面には先端面が弧状となった一対の支持リブ14が突
設されている。回路部収納室12には、電源回路部が実
装された第1の回路基板41や可変抵抗器VR等を実装
した第2の回路基板42が納装される。第1の回路基板
41の表面には絶縁シート49が積層される。端子収納
室13には、速結端子よりなる端子50が納装される。
端子50は、鎖錠ばね51と端子板52と解除釦53と
からなり、ボディ10の底面に穿孔された電線挿通孔1
5より挿入された電線を、鎖錠ばね51のばね力により
鎖錠ばね51と端子板52との間に挟持することによっ
て保持する。また、ボディ10の底面に穿孔された釦操
作孔16よりドライバ等の治具を挿入して解除釦53を
操作することによって、鎖錠ばね51を撓ませて鎖錠ば
ね51を端子板52から離し、電線が容易に抜けるよう
にする。端子板52は、第1の回路基板41に対して半
田付けされている。
【0013】回動枠30は、円板状に形成された一対の
端板31を一対の側枠32で連結した枠状に形成されて
いる。回動枠30の各端板31は、カバー20の前面に
突設された半円状の保持板24の周壁の内周面と、支持
リブ14の先端面との間で、支持リブ14の先端面に摺
接して回動自在となるように保持される。回動枠30の
一部には方向調節つまみ30aが突設され、方向調節つ
まみ30aを手で操作することにより、回動枠30を回
動させることができるようにしているのである。回動枠
30において側枠32の後方には第3の回路基板43が
取着されている。
【0014】第3の回路基板43には、焦電素子よりな
る熱線センサ2、熱線センサ2の出力信号に基づいて人
の存否を判定する集積回路よりなる信号処理回路3が実
装されている。また、回動枠30において側枠32より
も前面側にはフレネルレンズよりなるレンズ33が端板
31の周面に沿うように湾曲した形で装着されている。
レンズ33は、熱線が透過しやすいように高密度ポリエ
チレン等の材料によって形成されており、複数の焦点を
有していて熱線センサ2の検知領域を複数の領域に分割
するようになっている。すなわち、熱線センサ2である
焦電素子は微分型センサであって、入射する熱線量に変
化が生じた時にしか出力信号が得られないから、感熱素
子2の検知領域を複数の小さな領域に分割することによ
り、人のわずかな動きを検出して出力を連続的に得るよ
うにしているのである。ここで、レンズ33は薄肉であ
るから、レンズ33の前面にはレンズ33を覆う保護カ
バー34が装着される。保護カバー34は、赤外線が透
過すればよいから通常は着色されており、回動枠30の
内部を見えないようにする目隠しの機能も有している。
保護カバー34は、レンズ33と同様に赤外線が透過し
やすいように、高密度ポリエチレン等の材料で形成され
る。
【0015】回路基板41〜43に実装された回路部
は、図5のような構成を有している。すなわち、外部回
路に接続される端子50は4個であって、そのうちの2
個の端子50は照明等の負荷Lに接続される。また、残
りの2個の端子50は商用電源ACに接続される。とこ
ろで、第1の回路基板41に実装されたモード切替スイ
ッチSWは、熱線センサ2の出力に基づいて負荷Lを自
動制御する自動モードと、負荷Lを強制的にオンにする
オンモードと、負荷Lを強制的にオフにするオフモード
とが選択できる3接点のスイッチであって、モード切替
スイッチSWの共通接点はスイッチ素子Qであるトラン
ジスタのベースに接続され、他の接点のうちオンモード
用の接点は定電圧回路45の正出力端に、オフモード用
の接点は定電圧回路45の負出力端に、自動モード用の
接点は信号処理回路3の出力端OUTに、それぞれ接続
されている。
【0016】商用電源ACは、電源回路44で整流平滑
化され、定電圧回路45で安定化されることになる。定
電圧回路45の出力である直流電源により、熱線センサ
2が接続される信号処理回路3への給電がなされる。信
号処理回路3は、集積回路に周辺部品を外付けして構成
され、熱線センサ2により人体から放射される熱線が検
知されると出力端子OUTの出力レベルをハイレベル
(H)にし、熱線センサ2により人体から放射される熱
線が検知されなくなると、出力端子OUTの出力レベル
を一定時間後にローレベル(L)にするように構成され
ている。この時間は、第2の回路基板42に実装された
可変抵抗器VRを調整することにより変更できるように
なっている。また、信号処理回路3のイネーブル端子E
NAには、CdSよりなる受光素子PDが接続されてお
り、受光素子PDにより検出される受光光量が所定量を
超えると、信号処理回路3の動作が停止するようになっ
ている。さらに、第1の回路基板41には、例えば受光
素子PDに直列接続され受光素子PDから信号処理回路
3へ入力される信号レベルを調整する可変抵抗器等より
なる動作レベル調整器70が実装されている。リレー制
御回路46は、トランジスタよりなるスイッチ素子Q
と、リレーRyと、発光ダイオードよりなる表示素子L
EDとの直列回路を電源回路45の両端間に接続したも
のであって、スイッチ素子Qの制御端子(ベース)がハ
イレベルである間、リレーRyの接点rが閉じ、表示素
子LEDが点灯するようになっている。ここで、表示素
子LEDは、ケース1の前面の適宜位置に配設される。
【0017】モード切替スイッチSWにより自動モード
が選択されている場合、信号処理回路3の出力端子OU
Tは、リレー制御回路46に接続されている。したがっ
て、自動モードのときには、熱線センサ2により人体か
ら放射される熱線が検出されると、リレーRyの接点r
がオンになり、接点rがオンになれば、商用電源ACが
接点rを介して負荷Lに接続され、負荷Lがオンになる
のである。その後、熱線センサ2による熱線の検出が無
くなると、一定時間後に接点rがオフになり、負荷Lが
オフになるのである。これに対し、モード切替スイッチ
SWによりオンモードが選択されているときには、常に
リレーRyの接点rがオンになっているので、商用電源
ACが接点rを介して負荷Lに接続されており、負荷L
がオン状態を維持する。また、モード切替スイッチSW
によりオフモードが選択されると、リレーRyの接点r
がオフになるので、商用電源ACが、負荷Lから切り離
され、負荷Lがオフになるのである。
【0018】なお、回路基板41〜43に実装する回路
部は、図9のような構成でもよい。図9の回路では、モ
ード切替スイッチSWの共通接点はスイッチ素子Qであ
るトランジスタのベースに接続され、他の接点のうちオ
ンモード用の接点は信号処理回路3の電源端子VDDに、
オフモード用の接点はアースに、自動モード用の接点は
信号処理回路3の出力端OUTに、それぞれ接続されて
いる。図9の回路構成では、4つの端子50のうち2つ
の端子50の間に商用電源ACと負荷Lとの直列回路が
接続されている。信号処理回路3は、集積回路に周辺部
品を外付けして構成され、熱線センサ2により人体から
放射される熱線が検知されると出力端子OUTの出力レ
ベルをハイレベル(H)にし、熱線センサ2により人体
から放射される熱線が検知されなくなると、出力端子O
UTの出力レベルを一定時間後にローレベル(L)にす
るように構成されている。この図9の回路では、スイッ
チ素子Qの制御端子(ベース)がハイレベルである間、
フォトカプラPC2 がオンしており、表示素子LEDが
点灯するとともにサイリスタSCRのゲートに信号が与
えられるようになっている。なお、残りの2つの端子5
0の間には手動スイッチ90が接続されており、手動ス
イッチ90のオン・オフによってフォトカプラPC1
オン・オフされるようになっている。図9の回路では、
図5のようなリレーRyを設ける替わりにフォトカプラ
PC1 ,PC2 を設けたので、負荷L側のノイズが信号
処理回路3等の他の回路の動作に与える影響を抑制する
ことができる。
【0019】ところで、モード切替スイッチSWの操作
部48、動作レベル調整器70の操作部71は、図6
(b)に示すように、回動枠30よりも下方でケース1
の凹所80の底面に形成された露出孔81、82を通し
てケース1の前面に露出する。また、ケース1の凹所8
0の近傍には受光素子PDが配設されている。ここで、
受光素子PD、前記各操作部48、71及び凹所80
は、図6(a)及び図1に示すように蓋6によって覆わ
れている。蓋6は、合成樹脂等により形成されていて前
記各操作部48、71等が外側から見えないようになっ
ているが、受光素子PDの受光部に対応する所要箇所に
は透光性を有する材料で形成された透光部6aが形成さ
れており、受光素子PDが周囲の照度を検出できるよう
にしてある。このため、蓋6によって受光素子PDを保
護することができる。
【0020】蓋6は、その側面の所定部位(3箇所)に
係止爪(図示せず)が一体形成されており、蓋6をケー
ス1に形成された係止孔83に嵌め込むことによりケー
ス1と結合されるよういなっているので、ケース1に容
易に取り付けることができる。ここで、蓋6はケース1
の前面から突出しないでケース1に取着されるようにな
っている。また、蓋6の所定部位には切欠孔が設けられ
ていて、切欠孔にドライバ等の治具を挿入してその治具
を所定方向へ傾けることにより蓋6をケース1から取り
外すことができるようになっている。このため、モード
切替スイッチSWや動作レベル調整器70等の設定を切
り替える場合は、蓋6をケース1から取り外して、その
後、操作部48、71を操作することによって切り替え
ればよい。
【0021】ケース1への蓋6の取着構造は上記構造に
限定するものであはなく、例えば、蓋6をケース1に対
して左右方向にスライド自在となるように挟持するよう
な構造にしてもよい。また、蓋6の一側縁をケース1に
枢着するような取着構造にすれば、蓋6を開けた時に蓋
6が紛失するのを防止することができる。以上の構成に
よれば、モード切替スイッチSWや動作レベル調整器7
0が不用意に操作されるのを防止することができるので
ある。また、蓋6を取り外したり開けたりした状態では
モード切替スイッチSW及び動作レベル調整器70の操
作部48、71がケース1の前面に露出するので、施工
業者等によるモード切替スイッチSWや動作レベル調整
器70の操作がしやすいのである。
【0022】なお、モード切替スイッチSWは押釦スイ
ッチ又はロータリスイッチ等で構成すればよい。また、
可変抵抗器VRのハンドル47はケース1の側部でケー
ス1の前面に露出する。ところで、壁面等への施工時に
は、ケース1は、配線器具用の取付枠60に取着され
る。例えば、金属製の取付枠60は、図7及び図8に示
すように、一対の側片61a,61bの両端をそれぞれ
取付片62により連結した枠状に形成されており、各側
片61a,61bには、ケース1の側面に形成された取
付孔21に挿入される保持爪(図示せず)が突設され、
一方の側片61aにおける保持爪に対応する部位には切
欠孔63が穿孔され、切欠孔63にドライバ等の治具を
挿入してこじることで、保持爪が取付孔21内に挿入さ
れるように側枠61aの一部を塑性変形させることがで
きるようになっている。各取付片62には、取付枠60
をスイッチボックス等の埋込ボックスに取り付けること
ができるように、ボックスねじを挿入する長孔64が穿
孔され、また、取付枠60の前面を覆う化粧プレートが
取り付けられるように、プレートねじが螺合するねじ孔
65が形成されている。さらに、取付枠60との間で壁
パネル等を挟持する周知のはさみ金具が取り付けられる
ように、金具取付孔66が穿設されている。
【0023】
【発明の効果】請求項1の発明は、人体から放射される
熱線を検知する熱線センサと、前記熱線センサの出力に
基づいて人体の存否に対応するようにオン・オフされる
スイッチ要素と、前記スイッチ要素への制御信号を発生
する信号処理回路と、前記熱線センサの出力に基づいて
負荷を制御する自動モード、前記負荷を強制的にオンに
するオンモード、前記負荷を強制的にオフにするオフモ
ードとのいずれかを選択するモード切替スイッチと、前
記熱線センサ及び前記スイッチ要素及び前記信号処理回
路及び前記モード切替えスイッチを設けたケースとを備
え、前記ケースには前記モード切替スイッチの操作部が
露出する露出部が前面に形成され、前記露出部及び前記
操作部を覆う蓋が設けられているので、蓋を開けなけれ
ばモード切替スイッチを操作することができないから、
モード切替スイッチが不用意に操作されるのを防止する
ことができるという効果がある。また、蓋を開けた状態
ではモード切替スイッチの操作部がケースの前面に露出
するので、施工業者等によるモード切替スイッチの操作
がしやすい。
【0024】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、前記蓋の所定部位に係止爪を設け、前記ケースに前
記係止爪が係止する係止孔を設けたので、蓋をケースに
容易に取り付けることができるという効果がある。請求
項3の発明は、請求項1の発明において、前記蓋の一側
縁が前記ケースに枢着されているので、蓋を開けた時に
蓋が紛失するのを防止することができるという効果があ
る。
【0025】請求項4の発明は、請求項1乃至請求項3
の発明において、周囲照度を検出する受光素子と、前記
受光素子から前記信号処理回路へ入力される信号レベル
を調整する動作レベル調整器とを備え、前記信号処理回
路が、前記受光素子により検出された周囲照度が設定さ
れた照度値以下の時に作動するものであって、前記受光
素子が前記露出部に配設され、前記蓋には前記受光素子
に対応する部位に透光部が形成されているので、周囲の
照度が所定の照度値よりも大きい時は負荷の自動制御が
行われないようにすることができるから、消費電力を少
なくすることができ、また、蓋によって受光素子を保護
することができるという効果がある。
【0026】請求項5の発明は、請求項4の発明におい
て、前記動作レベル調整器の操作部が前記露出部に配設
され、前記蓋に覆われているので、信号処理回路へ入力
される信号レベルを調整する動作レベル調整器が不用意
に操作されるのを防止することができるという効果があ
る。また、蓋を開けた状態では前記動作レベル調整器の
操作部がケースの前面に露出するので、施工業者等によ
る動作レベル調整器の操作がしやすい。
【0027】請求項6の発明は、請求項1乃至請求項5
の発明において、前記ケースが、規格化された配線器具
を最大3個まで取り付けることができるように規格化さ
れている配線器具用の取付枠に取り付けることができる
取付部を備えるとともに、前記配線器具の3個分に相当
する寸法に形成されているので、コンセントやスイッチ
等の配線器具と同じ施工法で施工することができ、施工
業者にとって施工作業が容易になるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態を示す縦断面図である。
【図2】同上のカバーを外した正面図である。
【図3】同上の断面図である。
【図4】同上の背面図である。
【図5】同上に用いる回路部の回路図である。
【図6】(a)は同上の正面図である。(b)は同上の
蓋が開いている時の正面図である。
【図7】同上を取付枠に取着した時の正面図である。
【図8】同上を取付枠に取着した時の側面図である。
【図9】同上に用いる回路部の他の回路図である。
【符号の説明】
1 ケース 6 蓋 10 ボディ 20 カバー 48 操作部 SW モード切替スイッチ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 人体から放射される熱線を検知する熱線
    センサと、前記熱線センサの出力に基づいて人体の存否
    に対応するようにオン・オフされるスイッチ要素と、前
    記スイッチ要素への制御信号を発生する信号処理回路
    と、前記熱線センサの出力に基づいて負荷を制御する自
    動モード、前記負荷を強制的にオンにするオンモード、
    前記負荷を強制的にオフにするオフモードとのいずれか
    を選択するモード切替スイッチと、前記熱線センサ及び
    前記スイッチ要素及び前記信号処理回路及び前記モード
    切替えスイッチを設けたケースとを備え、前記ケースに
    は前記モード切替スイッチの操作部が露出する露出部が
    前面に形成され、前記露出部及び前記操作部を覆う蓋が
    設けられて成ることを特徴とする熱線感知式自動スイッ
    チ。
  2. 【請求項2】 前記蓋の所定部位に係止爪を設け、前記
    ケースに前記係止爪が係止する係止孔を設けたことを特
    徴とする請求項1記載の熱線感知式自動スイッチ。
  3. 【請求項3】 前記蓋は、前記ケースに一側縁が枢着さ
    れて成ることを特徴とする請求項1記載の熱線感知式自
    動スイッチ。
  4. 【請求項4】 周囲照度を検出する受光素子と、前記受
    光素子から前記信号処理回路へ入力される信号レベルを
    調整する動作レベル調整器とを備え、前記信号処理回路
    が、前記受光素子により検出された周囲照度が設定され
    た照度値以下の時に作動するものであって、前記受光素
    子が前記露出部に配設され、前記蓋には前記受光素子に
    対応する部位に透光部が形成されて成ることを特徴とす
    る請求項1乃至請求項3記載の熱線感知式自動スイッ
    チ。
  5. 【請求項5】 前記動作レベル調整器の操作部が前記露
    出部に配設され、前記蓋に覆われて成ることを特徴とす
    る請求項4記載の熱線感知式自動スイッチ。
  6. 【請求項6】 前記ケースは、規格化された配線器具を
    最大3個まで取り付けることができるように規格化され
    ている配線器具用の取付枠に取り付けることができる取
    付部を備えるとともに、前記配線器具の3個分に相当す
    る寸法に形成されて成ることを特徴とする請求項1乃至
    請求項5記載の熱線感知式自動スイッチ。
JP21464596A 1996-08-14 1996-08-14 熱線感知式自動スイッチ Withdrawn JPH1064384A (ja)

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JP21464596A JPH1064384A (ja) 1996-08-14 1996-08-14 熱線感知式自動スイッチ

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GB2351149A (en) * 1999-06-15 2000-12-20 Matsushita Electric Works Ltd Automatic gang switch having a heat ray sensor

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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GB2351149A (en) * 1999-06-15 2000-12-20 Matsushita Electric Works Ltd Automatic gang switch having a heat ray sensor
GB2351149B (en) * 1999-06-15 2001-05-23 Matsushita Electric Works Ltd Automatic gang switch having a heat ray sensor

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