JPH10199384A - 熱線感知式自動スイッチ - Google Patents

熱線感知式自動スイッチ

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JPH10199384A
JPH10199384A JP508197A JP508197A JPH10199384A JP H10199384 A JPH10199384 A JP H10199384A JP 508197 A JP508197 A JP 508197A JP 508197 A JP508197 A JP 508197A JP H10199384 A JPH10199384 A JP H10199384A
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JP
Japan
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sensor
heat ray
cover
automatic switch
type automatic
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Application number
JP508197A
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English (en)
Inventor
Mototsugu Kawamata
基嗣 川又
Toshiyuki Masuda
敏行 増田
Seiji Fukushima
政治 福島
Tatsuya Abe
達也 阿部
Takahiro Yamauchi
隆宏 山内
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】組み立てが容易で低コスト化が可能な熱線感知
式自動スイッチを提供する。 【解決手段】センサユニットFは、ケース1の前面に対
して回動自在な回動枠30と、回動枠30と一体に回動
するセンサブロックBと、回動枠30に装着されたレン
ズ33とを有する。センサブロックBの前面には、熱線
センサ2、熱線センサ2により人体が検知された時に点
灯する検知表示用素子たる発光ダイオードLED等がレ
ンズ33に臨むように配設されている。センサユニット
Fは、支持体たる支持棒77によってカバー20に挟持
される。支持棒77は、ばね性を有する金属製の棒状体
であって、カバー20の両側壁の内周面に設けられた穴
またはリブに両端部が差し込まれてカバー20に固定さ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、人体等から放射さ
れる熱線を検知することによって負荷を自動的にオン・
オフする熱線感知式自動スイッチに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、この種の熱線感知式自動スイ
ッチとして、人体等から放射される熱線を検知する焦電
素子よりなる熱線センサが納装され熱線センサの検知面
の前方にレンズを設けたセンサユニットを、ボディとカ
バーとを結合して形成されるケースの前面側に取り付け
たものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
熱線感知式自動スイッチでは、ボディに形成された回路
部収納室の左右両側壁の内周面に各一対の保持リブを突
設し、保持リブ間の溝に、左右の中間部が前方に突出す
る略T形に形成された樹脂製の回動枠支持板の左右両端
部を差し込んで保持して、回動枠支持板の突出した部位
の先端面にセンサユニットを載置した後に、カバーをボ
ディに嵌合させている。
【0004】したがって、上記従来構成では、センサユ
ニットを固定するために上述の保持リブをボディ内に形
成する必要があり、保持リブや回動枠支持枠を設けるこ
とによって回路部収納室が狭くなってまうという不具合
があった。また、上記従来構成では、ボディやカバーと
は別に回動枠支持板を成形する型が必要となってしまい
コストが高くなる、カバーをボディに嵌合させるまでセ
ンサユニットが固定できないため組み立てにくい、等の
不具合があった。
【0005】本発明は上記事由に鑑みて為されたもので
あり、その目的は、組み立てが容易で低コスト化が可能
な熱線感知式自動スイッチを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、上記
目的を達成するために、ボディとカバーとを結合して形
成されるケースの前面に対して回動自在な回動枠及び前
記回動枠の中に前記回動枠と一体に回動するように納装
された熱線センサ及び前記熱線センサの前方で前記回動
枠に装着されたレンズを有するセンサユニットと、負荷
への給電路に挿入されるスイッチ要素と、前記熱線セン
サの出力に基づいて人体の存否に対応するように前記ス
イッチ要素をオン・オフさせる信号処理回路と、前記カ
バーに取り付けられて前記カバーの内周側面との間に前
記センサユニットを挟持する支持体とを備えて成ること
を特徴とするものであり、前記センサユニットを前記支
持体によって前記カバーに挟持するので、従来のような
カバーとボディとを結合するまでセンサユニットが固定
できない構成に比べて組み立てが容易になり、また、前
記ボディに従来のような回動枠支持板や回動枠支持枠を
保持する保持リブを設ける必要がないから、前記ボディ
内に収納する回路基板や回路部品等の収納スペースを大
きくすることができる。
【0007】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、前記支持体が、ばね性を有する棒状体なので、従来
のような回動枠支持板を成形する型が不要となり、低コ
スト化を図ることができる。請求項3の発明は、請求項
1又は請求項2の発明において、周囲照度を検出する照
度センサが前記センサユニット内に前記レンズに臨むよ
うに配設され、前記信号処理回路は、前記照度センサに
より検出した周囲照度が基準値を越えると前記熱線セン
サにて熱線を検知しても前記スイッチ要素をオフに保つ
ので、前記負荷を照明負荷としている場合において、周
囲が明るく前記照明負荷の点灯が不要であるときには前
記熱線センサの検知結果にかかわらず前記照明負荷を消
灯させておくことが可能になり、無駄な電力消費を抑制
できる。また、前記センサユニットに前記照度センサが
設けられているので、前記熱線センサの検知エリア方向
の照度を検出することができ、前記回動枠を回動させて
前記熱線センサの検知エリア方向の照度を常に検出する
ことができる。
【0008】請求項4の発明は、請求項3の発明におい
て、前記基準値を調整する動作レベル調整器を備えてい
るので、設置場所等に応じて前記基準値を調整できる。
請求項5の発明は、請求項1乃至請求項4の発明におい
て、前記熱線センサにより人体が検知された時に点灯す
る検知表示用素子が前記センサユニット内に前記レンズ
に臨むように配設されているので、前記熱線センサによ
り人体が検知された時には前記検知表示用素子が点灯す
るから、前記検知表示用素子が点灯しているか否かをセ
ンサユニットの部分で確認することができ、前記回動枠
を回転させて検知エリアを変更する際などに施工業者等
にとって前記熱線センサが人体を検知しているかどうか
を確認する作業が容易になり、前記熱線センサの検知エ
リアの設定が容易になる。
【0009】請求項6の発明は、請求項4の発明におい
て、少なくとも前記動作レベル調整器の操作部を覆うよ
うな扉を前記ケースの前面に設けたので、前記動作レベ
ル調整器が不用意に操作されるのを防止することができ
る。また、前記扉を開けた状態では前記動作レベル調整
器の操作部が前記ケースの前面に露出するので、施工業
者等による動作レベル調整器の操作がしやすい。
【0010】請求項7の発明は、請求項6の発明におい
て、前記信号処理回路が前記熱線センサにより人体が検
出されなくなってから一定時間が経過するまで前記スイ
ッチ要素のオンを保持させる機能を有するとともに、前
記ケースに前記一定時間を調整する動作保持時間調整部
を備え、前記動作保持時間調整部が前記扉により覆われ
ているので、前記動作保持時間調整部が不用意に操作さ
れるのを防止することができる。また、前記扉を開けた
状態では前記動作保持時間調整部が前記ケースの前面に
露出するので、施工業者等による前記動作保持時間調整
部の操作がしやすい。
【0011】請求項8の発明は、請求項7の発明におい
て、前記熱線センサの出力に基づいて負荷を制御する自
動モード、負荷を強制的にオンにするオンモード、負荷
を強制的にオフにするオフモードのいずれかを選択する
モード切替スイッチを備え、前記扉に前記モード切替ス
イッチの操作部を突出させるための露出部を設けたの
で、前記モード切替スイッチの前記操作部が突出してい
るから操作性が向上する。また、前記モード切替スイッ
チの前記操作部を前記扉から離れた部位に設ける必要が
ないから、前記操作部を大きくすることができ、前記操
作部の操作性が向上する。
【0012】請求項9の発明は、請求項8の発明におい
て、前記カバーには前記モード切替スイッチに対応する
部位に露出孔が設けられ、前記操作部には前記露出孔に
挿入され前記露出孔の周縁に係止する係止爪を備えた結
合脚が突設されているので、前記カバーと前記ボディと
を結合させた後で前記操作部を取り付けることができ、
組み立てが容易になる。
【0013】請求項10の発明は、請求項1乃至請求項
9の発明において、前記ケースが、JIS規格で規格化
されている大角形連用配線器具の取付枠に取り付けるこ
とができる取付部を備えるとともに、大角形連用配線器
具の3個モジュールの寸法に形成されているので、コン
セントやスイッチ等の配線器具と同じ施工法で施工する
ことができ、施工業者にとって施工作業が容易になる。
【0014】
【発明の実施の形態】図1乃至図3に示すように、ケー
ス1は、合成樹脂成形品よりなり、ボディ10とカバー
20とを結合して形成される。ケース1は、JIS規格
で規格化されている大角形連用配線器具の3個用の取付
枠60に取り付けることができる大角形連用配線器具の
3個モジュールの寸法に形成されている。
【0015】ケース1には、前記取付枠60への取付部
として、金属製取付枠の保持爪が係合する取付孔21
と、合成樹脂製取付枠の保持孔に係合する取付爪22と
が、それぞれカバー20の両側面に形成されている。し
たがって、前記取付枠60に1個だけケース1を取り付
けることができるのである。カバー20の背面には、先
端部に結合爪23aを備えた結合脚23が3箇所で突設
され、各結合脚23がボディ10の周部に穿孔された結
合孔11に挿入されて結合爪23aが結合孔11の周縁
に係止されることによって、ボディ10にカバー20が
結合されるのである。
【0016】ボディ10内には、回路部収納室12と端
子収納室13とが形成されている。また、ボディ10の
底面には先端面が弧状となった支持リブ14が突設され
ている。回路部収納室12には、後述の定電圧回路46
や可変抵抗器VR等を実装した第1の回路基板41が納
装される。端子収納室13には、速結端子よりなる端子
50が納装される。端子50は、鎖錠ばね51と端子板
52と解除釦53とからなり、ボディ10の底面に穿孔
された電線挿通孔15(図16参照)より挿入された電
線を、鎖錠ばね51のばね力により鎖錠ばね51と端子
板52との間に挟持することによって保持する。また、
ボディ10の底面に穿孔された釦操作孔16(図16参
照)よりドライバ等の治具を挿入して解除釦53を操作
することによって、鎖錠ばね51を撓ませて鎖錠ばね5
1を端子板52から離し、電線が容易に抜けるようにす
る。端子板52は、第1の回路基板41に対して半田付
けされている。
【0017】回動枠30は、円板状に形成された一対の
端板31を一対の側枠32で連結した枠状に形成されて
いる。回動枠30の一方の端板31は、カバー20の前
面に突設された半円状の保持板24の周壁の内周面と、
支持リブ14の先端面との間で、支持リブ14の先端面
に摺接して回動自在となるように保持される。他方の端
板31は、保持板24の周壁の内周面と、カバー20の
両側壁の内周面間に軸着されたばね性を有する金属製の
支持体たる支持棒77との間で挟持される(図4及び図
5参照)。ここで、支持棒77は、カバー20の両側壁
の内周面に設けられた穴またはリブに両端部が差し込ま
れて固定される。したがって、ボディ10に従来例で説
明した保持リブを形成する必要がなく、回動枠支持板を
別途用意する必要もないので、ボディ10に収納する第
1の回路基板41の収納スペースや第1の回路基板41
に実装される部品の実装スペースを大きくすることがで
きる。しかも、センサユニットFを支持棒77によって
カバー20に固定するので、カバー20をボディ10に
嵌合させなくてもセンサユニットFをカバーに固定する
ことができ、従来に比べて組み立てが容易になる。ま
た、従来のような回動枠支持板を成形する型が不要にな
るから、コストを安くすることも可能になる。
【0018】回動枠30の一部には方向調節つまみ30
aが突設され、方向調節つまみ30aを手で操作するこ
とにより、回動枠30を回動させることができるように
しているのである。回動枠30において側枠32の後方
には第2の回路基板43が取着される。第2の回路基板
43の一辺には固定用切欠43b(図5参照)が形成さ
れ、この一辺に対向する一辺には固定用突片43aが突
設されている。回動枠30の一方の回転板31aには内
側面に沿う形で固定用切欠43bに対応するねじ孔が形
成されており、また他方の回転板31bには固定用突片
43aが嵌合する支持孔35が形成されている。したが
って、固定用突片43aを支持孔35に嵌合させ、固定
用切欠43bを通して固定ねじ36(図2参照)を前記
ねじ孔に螺合させることにより、第2の回路基板43が
回動枠30に対して固定されるのである。つまり、第2
の回路基板43は回動枠30と一体に回動するようにな
っている。ここで、上述した各回路基板41,43はジ
ャンパ線44を介して互いに接続されている。ボディ1
0内の第1の回路基板41と回動枠30内の第2の回路
基板43とを接続するジャンパ線44は、第1の回路基
板41に形成された切欠41aを通して接続されてい
る。
【0019】第2の回路基板43には、焦電素子よりな
る熱線センサ2、熱線センサ2の出力信号に基づいて人
の存否を判定する集積回路よりなる信号処理回路3a、
熱線センサ2により人体が検知された時に点灯する検知
表示用素子たる発光ダイオードLED、CdS等よりな
る受光素子PD等が実装され、例えば図7に示すセンサ
回路3のように接続されている。ここで、熱線センサ
2、発光ダイオードLED、及び受光素子PDは第2の
回路基板43の前面に実装されている(図11参照)。
ここに、信号処理回路3aは、外付けされた熱線センサ
2からの出力信号がP1+端子に入力される。信号処理
回路3aでは、この出力信号が増幅されてコンパレータ
等によって検知信号であるか否かの判定が行われ、検知
信号であると判定されると、コンパレータ出力端子CM
Pにハイレベルの信号が出力され、外付けのトランジス
タTr2 がオンして、検知表示用素子たる発光ダイオー
ドLEDに電流が流れて、発光ダイオードLEDが発光
する。なお、受光素子PDが、周囲の照度を検出する照
度センサを構成している。ここで、第2の回路基板43
及びセンサ回路3によりセンサブロックB(図1参照)
を構成している。
【0020】ところで、従来の熱線感知式自動スイッチ
ではCdS等の照度センサがセンサブロック以外の部位
に設けられているため、回動枠30を回動させて熱線セ
ンサ2の検知エリアを変えても照度センサの検知エリア
は一定であって熱線センサ2の検知エリア方向の照度を
検出することができないという不具合があった。これに
対し、本実施形態では、受光素子PDが熱線センサ2と
同じ第2の回路基板43の前面に実装されているので、
熱線センサ2の検知エリア方向の照度を照度センサたる
受光素子PDにより検出することができる。
【0021】また、回動枠30において側枠32よりも
前面側にはフレネルレンズよりなるレンズ33が端板3
1の周面に沿うように湾曲した形で装着されている。レ
ンズ33は、熱線が透過しやすく更に発光ダイオードL
EDが点灯しているか否かを外部から確認できるように
透光性を有する高密度ポリエチレン等の材料によって形
成されており、複数の焦点を有していて熱線センサ2の
検知領域を複数の領域に分割するようになっている。す
なわち、熱線センサ2である焦電素子は微分型センサで
あって、入射する熱線量に変化が生じた時にしか出力信
号が得られないから、熱線センサ2の検知領域を複数の
小さな領域に分割することにより、人のわずかな動きを
検出して出力を連続的に得るようにしているのである。
ここで、レンズ33は薄肉であるから、レンズ33の前
面にはレンズ33を覆う保護カバー34が装着される。
【0022】保護カバー34は、赤外線が透過すればよ
いから通常は着色されており、回動枠30の内部を見え
ないようにする目隠しの機能も有している。ここに、保
護カバー34は、レンズ33と同様に赤外線が透過しや
すく更に発光ダイオードLEDが点灯しているか否かを
外部から確認できるように透光性を有する高密度ポリエ
チレン等の材料で形成される。ところで、従来の熱線感
知式自動スイッチでは、熱線センサ自体が正常に人体を
検知しているか否かを外部から確認することができなか
ったが、本実施形態では、熱線センサ2が人体を検知す
ると、発光ダイオードLEDが点灯し、発光ダイオード
LEDが点灯していることを外部から確認することがで
きるので、施工業者等にとって熱線センサ2が人体を検
知しているかどうかをチェックする作業がしやすくなっ
ている。このため、施工業者が回動枠30を回動させて
熱線センサ2の検知エリアの設定を行う際には、発光ダ
イオードLEDが点灯するか否かで検知エリアの確認を
容易に行うことができるから、熱線センサ2の検知エリ
アの設定が容易になる。ここに、回動枠30、レンズ3
3、センサブロックB等でセンサユニットF(図1及び
図6参照)を構成しており、センサユニットFはケース
1の前面に取り付られる。
【0023】回路基板41,43に実装された回路部
は、図8に示すような構成であって、その具体回路の一
例を図9に示す。外部回路に接続される端子50は4個
であって、そのうちの2個の端子50は照明等の負荷L
に接続される。また、残りの2個の端子50は商用電源
ACに接続される。ところで、第1の回路基板41に実
装されたモード切替スイッチSWは、熱線センサ2の出
力信号に基づいて負荷Lを自動制御する自動モードと、
熱線センサ2の出力信号とは無関係に負荷Lを常時オン
にするオンモード(連続入モード)と、熱線センサ2の
出力信号とは無関係に負荷Lを常時オフにするオフモー
ド(切モード)とが選択できる3接点のスイッチであっ
て、モード切替スイッチSWの共通接点はスイッチ素子
Qであるトランジスタのベースに接続され、他の接点の
うちオンモード用の接点は定電圧回路45の負出力端
に、自動モード用の接点はセンサ回路3の出力端OUT
に、それぞれ接続されている。
【0024】商用電源ACは、電源回路45で整流平滑
され、定電圧回路46で安定化されることになる。な
お、電源回路45及び定電圧回路46で図8の直流安定
化電源90を構成している。定電圧回路46の出力であ
る直流電源は、センサ回路3に給電される。センサ回路
3は、上述のように集積回路よりなる信号処理回路3a
に周辺部品を外付けして構成され、熱線センサ2により
人体から放射される熱線が検知されると出力端子OUT
の出力レベルを一定時間だけハイレベルにするように構
成されており、上述のように人のわずかな動きを検出し
て出力を連続的に得るようにしているので、熱線センサ
2により人体から放射される熱線が検知されなくなる
と、出力端子OUTの出力レベルが一定時間後にローレ
ベルになるのである。この一定時間は、第1の回路基板
41に実装された可変抵抗器VRを調整することにより
変更できるようになっている。ここで、可変抵抗器VR
の操作部71が動作保持時間調整部を構成している。
【0025】また、センサ回路3は、上述の受光素子P
Dにより検出される受光光量が所定量を超えると、セン
サ回路3の動作が停止するようになっている(熱線セン
サ2により人体から放射される熱線が検知されても出力
端子OUTの出力レベルはハイレベルにならない)。こ
の所定量は、従来の熱線感知式自動スイッチでは固定値
であったために周囲が明るくて照明等の負荷Lを点灯さ
せる必要がなくても負荷Lを点灯させたり、周囲が暗く
なって負荷Lを点灯させる必要があるにもかかわらず負
荷Lが点灯しないことがあるという不具合があった。こ
れに対し、本実施形態では、この所定量を、第1の回路
基板41に実装された動作レベル調整器72により調整
できるようになっている。動作レベル調整器72は、上
述の所定量が例えば40(lx)の暗モードと、所定量
が例えば100(lx)の明モードと、受光素子PDの
受光光量とは無関係に熱線センサ2の出力信号に基づい
て負荷Lを自動制御させるための点検モードとが選択で
きる3接点のスイッチである。したがって負荷Lを照明
負荷としている場合において、周囲が明るく照明負荷の
点灯が不要であるときには熱線センサ2の検知結果にか
かわらず照明負荷を消灯させておくことが可能になり、
無駄な電力消費を抑制できるのである。
【0026】センサ回路3の出力端子OUTは、リレー
制御回路47に接続されている。リレー制御回路47
は、トランジスタよりなるスイッチ素子Qと、リレーR
yとの直列回路を電源回路45の両端間に接続したもの
であって、スイッチ素子Qの制御端子(ベース)がハイ
レベルである間、リレーRyの接点rがオンするように
なっている。
【0027】モード切替スイッチSWにより自動モード
が選択されている場合、センサ回路3の出力端子OUT
は、リレー制御回路47に接続されている。したがっ
て、自動モードのときには、熱線センサ2により人体か
ら放射される熱線が検出されると、リレーRyの接点r
がオンになり、接点rがオンになれば、商用電源ACが
接点rを介して負荷Lに接続され、負荷Lがオンになる
のである。その後、熱線センサ2による熱線の検出が無
くなると、一定時間後に接点rがオフになり、負荷Lが
オフになるのである。これに対し、モード切替スイッチ
SWによりオンモードが選択されているときには、リレ
ーRyの接点rが常にオンになっているので、商用電源
ACが接点rを介して負荷Lに接続されており、負荷L
がオン状態を維持する。また、モード切替スイッチSW
によりオフモードが選択されると、リレーRyの接点r
がオフになるので、商用電源ACが、負荷Lから切り離
され、負荷Lがオフになるのである。なお、リレーRy
の接点rが図8の開閉素子93を構成しており、リレー
制御回路47及びセンサ回路3等によって図8の制御回
路91、増幅回路92、受光素子PD、及び焦電素子よ
りなる熱線センサ2を構成している。
【0028】回路基板41,43に実装する回路部は、
図10のような回路構成でもよい。図10の回路では、
モード切替スイッチSWの共通接点はスイッチ素子Qで
あるトランジスタのベースに接続され、他の接点のうち
オンモード用の接点はセンサ回路3の電源端子VDDに、
オフモード用の接点はアースに、自動モード用の接点は
センサ回路3の出力端子OUTに、それぞれ接続されて
いる。図10の回路構成では、4つの端子50のうち2
つの端子50の間に商用電源ACと負荷Lとの直列回路
が接続されている。センサ回路3の構成は図7の構成と
同じであって、熱線センサ2により人体から放射される
熱線が検知されると出力端子OUTの出力レベルを一定
時間だけハイレベルにするように構成されているが、上
述のように人のわずかな動きを検出して出力を連続的に
得るようにしているので、熱線センサ2により人体から
放射される熱線が検知されなくなると、出力端子OUT
の出力レベルが一定時間後にローレベルになるのであ
る。この図10の回路では、スイッチ素子Qの制御端子
(ベース)がハイレベルである間、フォトカプラPC 2
がオンしており、サイリスタSCRのゲートに信号が与
えられるようになっている。なお、残りの2つの端子5
0の間には手動スイッチ100が接続されており、手動
スイッチ100のオン・オフによってフォトカプラPC
1 がオン・オフされるようになっている。図10の回路
では、図9のようなリレーRyを設ける替わりにフォト
カプラPC1 ,PC2 を設けたので、負荷L側のノイズ
がセンサ回路3等の他の回路の動作に与える影響を抑制
することができる。
【0029】ところで、従来の熱線感知式自動スイッチ
は、上述の可変抵抗器VRの操作部がケースの側面に設
けられているため、ケースを設置した後に可変抵抗器V
Rの操作部の操作が行いにくいという不具合があった。
これに対し、本実施形態では、可変抵抗器VRの操作部
71、動作レベル調整器72の操作部73、及びモード
切替スイッチSWの操作部48は、回動枠30よりも下
方でカバー20の凹所80の底面に形成された露出孔8
2、83、81を通してカバー20の前面に露出する
(図1、図5、及び図12参照)。ここで、可変抵抗器
VRの操作部71及び動作レベル調整器72の操作部7
3及び凹所80は、カバー20の前面に開閉自在に取り
付けられる扉6によって覆われ、モード切替スイッチS
Wの操作部48は、扉6の切欠部6dからケース1の前
方に突出している。したがって、操作頻度の低い可変抵
抗器VRの操作部71及び動作レベル調整器72の操作
部73が不用意に操作されるのを防ぐとともに、操作頻
度の高いモード切替スイッチSWの操作部48は扉6を
開けなくても操作できるようになっている。しかも、扉
6に切欠部6dを設け、切欠部6dから操作部48を露
出させているので、操作部48を露出させるためのスペ
ースを扉6と別途に用意する必要がないから、操作部4
8を大きくして操作部48の操作性を向上させることが
できる。
【0030】扉6は、合成樹脂等により形成されていて
一端側の両側部に突設された突出部6cが凹所80の溝
部85の両側において係止されており、扉6をカバー2
0の前面に対して略直角になるように開いた状態で溝部
85からカバー20の内側に扉6を押し込むことができ
るようになっている。また、従来の熱線感知式自動スイ
ッチにおいては、モード切替スイッチSWに操作部(ハ
ンドル)をはめ込み、カバーとボディとを嵌合させてい
るので、操作部をカバーに設けられた開口部に位置合わ
せをいながらカバーとボディとを嵌合させる必要があ
り、組み立てにくいという不具合があった。これに対
し、本実施形態のモード切替スイッチSWの操作部48
の背面には端部に係止爪を備えた結合脚48aが2箇所
で突設され(図13(a)参照)、各結合脚48aが凹
所80の底面に形成された露出孔81に挿入されて(図
13(b)参照)、係止爪が露出孔81の周縁に係止さ
れる(図13(c)参照)ことによって取り付けられ
る。したがって、本実施形態では、カバー20とボディ
10とを結合させた後で操作部48を取り付けることが
でき、組み立てが容易になる。なお、図13(d)は操
作部48の概略形状の説明図である。
【0031】ところで、壁面等への施工時には、ケース
1は、上述の取付枠60に取着される。例えば、金属製
の取付枠60は、図1及び図14乃至図16に示すよう
に、一対の側片61a,61bの両端をそれぞれ取付片
62により連結した枠状に形成されており、各側片61
a,61bには、ケース1の側面に形成された取付孔2
1に挿入される保持爪(図示せず)が突設され、一方の
側片61aにおける保持爪に対応する部位には切欠孔6
3が穿孔され、切欠孔63にドライバ等の治具を挿入し
てこじることで、保持爪が取付孔21内に挿入されるよ
うに側枠61aの一部を塑性変形させることができるよ
うになっている。各取付片62には、取付枠60をスイ
ッチボックス等の埋込ボックスに取り付けることができ
るように、ボックスねじを挿入する長孔64が穿孔さ
れ、また、取付枠60の前面を覆う化粧プレートが取り
付けられるように、プレートねじが螺合するねじ孔65
が形成されている。さらに、取付枠60との間で壁パネ
ル等を挟持する周知のはさみ金具が取り付けられるよう
に、金具取付孔66が穿設されている。
【0032】なお、上記実施形態では、端子50が4個
のものについて説明したが、端子50は4個に限定する
ものではなく、例えば2個であってもよく、この場合
は、図17に示すように、2つの端子50の間に商用電
源ACと負荷Lとの直列回路を接続し、この直列回路と
並列に開閉素子93を接続すればよい。
【0033】
【発明の効果】請求項1の発明は、ボディとカバーとを
結合して形成されるケースの前面に対して回動自在な回
動枠及び前記回動枠の中に前記回動枠と一体に回動する
ように納装された熱線センサ及び前記熱線センサの前方
で前記回動枠に装着されたレンズを有するセンサユニッ
トと、負荷への給電路に挿入されるスイッチ要素と、前
記熱線センサの出力に基づいて人体の存否に対応するよ
うに前記スイッチ要素をオン・オフさせる信号処理回路
と、前記カバーに取り付けられて前記カバーの内周側面
との間に前記センサユニットを挟持する支持体とを備え
ているので、前記センサユニットを前記支持体によって
前記カバーに挟持するから、従来のようなカバーとボデ
ィとを結合するまでセンサユニットが固定できない構成
に比べて組み立てが容易になり、また、前記ボディに従
来のような回動枠支持板や回動枠支持枠を保持する保持
リブを設ける必要がないから、前記ボディ内に収納する
回路基板や回路部品等の収納スペースを大きくすること
ができるという効果がある。
【0034】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、前記支持体が、ばね性を有する棒状体なので、従来
のような回動枠支持板を成形する型が不要となり、低コ
スト化を図ることができるという効果がある。請求項3
の発明は、請求項1又は請求項2の発明において、周囲
照度を検出する照度センサが前記センサユニット内に前
記レンズに臨むように配設され、前記信号処理回路は、
前記照度センサにより検出した周囲照度が基準値を越え
ると前記熱線センサにて熱線を検知しても前記スイッチ
要素をオフに保つので、前記負荷を照明負荷としている
場合において、周囲が明るく前記照明負荷の点灯が不要
であるときには前記熱線センサの検知結果にかかわらず
前記照明負荷を消灯させておくことが可能になり、無駄
な電力消費を抑制できるという効果がある。また、前記
センサユニットに前記照度センサが設けられているの
で、前記熱線センサの検知エリア方向の照度を検出する
ことができ、前記回動枠を回動させて前記熱線センサの
検知エリア方向の照度を常に検出することができるとい
う効果がある。
【0035】請求項4の発明は、請求項3の発明におい
て、前記基準値を調整する動作レベル調整器を備えてい
るので、設置場所等に応じて前記基準値を調整できると
いう効果がある。請求項5の発明は、請求項1乃至請求
項4の発明において、前記熱線センサにより人体が検知
された時に点灯する検知表示用素子が前記センサユニッ
ト内に前記レンズに臨むように配設されているので、前
記熱線センサにより人体が検知された時には前記検知表
示用素子が点灯するから、前記検知表示用素子が点灯し
ているか否かをセンサユニットの部分で確認することが
でき、前記回動枠を回転させて検知エリアを変更する際
などに施工業者等にとって前記熱線センサが人体を検知
しているかどうかを確認する作業が容易になり、前記熱
線センサの検知エリアの設定が容易になるという効果が
ある。
【0036】請求項6の発明は、請求項4の発明におい
て、少なくとも前記動作レベル調整器の操作部を覆うよ
うな扉を前記ケースの前面に設けたので、前記動作レベ
ル調整器が不用意に操作されるのを防止することができ
るという効果がある。また、前記扉を開けた状態では前
記動作レベル調整器の操作部が前記ケースの前面に露出
するので、施工業者等による動作レベル調整器の操作が
しやすいという効果がある。
【0037】請求項7の発明は、請求項6の発明におい
て、前記信号処理回路が前記熱線センサにより人体が検
出されなくなってから一定時間が経過するまで前記スイ
ッチ要素のオンを保持させる機能を有するとともに、前
記ケースに前記一定時間を調整する動作保持時間調整部
を備え、前記動作保持時間調整部が前記扉により覆われ
ているので、前記動作保持時間調整部が不用意に操作さ
れるのを防止することができるという効果がある。ま
た、前記扉を開けた状態では前記動作保持時間調整部が
前記ケースの前面に露出するので、施工業者等による前
記動作保持時間調整部の操作がしやすいという効果があ
る。
【0038】請求項8の発明は、請求項7の発明におい
て、前記熱線センサの出力に基づいて負荷を制御する自
動モード、負荷を強制的にオンにするオンモード、負荷
を強制的にオフにするオフモードのいずれかを選択する
モード切替スイッチを備え、前記扉に前記モード切替ス
イッチの操作部を突出させるための露出部を設けたの
で、前記モード切替スイッチの前記操作部が突出してい
るから操作性が向上する。また、前記モード切替スイッ
チの前記操作部を前記扉から離れた部位に設ける必要が
ないから、前記操作部を大きくすることができ、前記操
作部の操作性が向上するという効果がある。
【0039】請求項9の発明は、請求項8の発明におい
て、前記カバーには前記モード切替スイッチに対応する
部位に露出孔が設けられ、前記操作部には前記露出孔に
挿入され前記露出孔の周縁に係止する係止爪を備えた結
合脚が突設されているので、前記カバーと前記ボディと
を結合させた後で前記操作部を取り付けることができ、
組み立てが容易になるという効果がある。
【0040】請求項10の発明は、請求項1乃至請求項
9の発明において、前記ケースが、JIS規格で規格化
されている大角形連用配線器具の取付枠に取り付けるこ
とができる取付部を備えるとともに、大角形連用配線器
具の3個モジュールの寸法に形成されているので、コン
セントやスイッチ等の配線器具と同じ施工法で施工する
ことができ、施工業者にとって施工作業が容易になると
いう効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態を示す分解斜視図である。
【図2】同上の縦断面図である。
【図3】同上の断面図である。
【図4】同上を示し、図2の要部Aの拡大図である。
【図5】同上を示し、ボディを取り外した状態の背面図
である。
【図6】同上を示し、センサユニットの縦断面図であ
る。
【図7】同上を示し、センサブロックの回路図である。
【図8】同上に用いる回路部の概略構成図である。
【図9】同上に用いる回路部の回路図である。
【図10】同上に用いる回路部の他の回路図である。
【図11】同上のセンサブロックの概略正面図である。
【図12】同上の扉を開いた状態の要部正面図である。
【図13】同上のモード切替スイッチの操作部の取付方
の説明図である。
【図14】同上を取付枠に取着した時の正面図である。
【図15】同上を取付枠に取着した時の側面図である。
【図16】同上を取付枠に取着した時の背面図である。
【図17】同上に用いる回路部の他の概略構成図であ
る。
【符号の説明】
1 ケース 2 熱線センサ 10 ボディ 20 カバー 60 取付枠 77 支持棒 PD 受光素子 B センサブロック F センサユニット
フロントページの続き (72)発明者 阿部 達也 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 山内 隆宏 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ボディとカバーとを結合して形成される
    ケースの前面に対して回動自在な回動枠及び前記回動枠
    の中に前記回動枠と一体に回動するように納装された熱
    線センサ及び前記熱線センサの前方で前記回動枠に装着
    されたレンズを有するセンサユニットと、負荷への給電
    路に挿入されるスイッチ要素と、前記熱線センサの出力
    に基づいて人体の存否に対応するように前記スイッチ要
    素をオン・オフさせる信号処理回路と、前記カバーに取
    り付けられて前記カバーの内周側面との間に前記センサ
    ユニットを挟持する支持体とを備えて成ることを特徴と
    する熱線感知式自動スイッチ。
  2. 【請求項2】 前記支持体は、ばね性を有する棒状体で
    あることを特徴とする請求項1記載の熱線感知式自動ス
    イッチ。
  3. 【請求項3】 周囲照度を検出する照度センサが前記セ
    ンサユニット内に前記レンズに臨むように配設され、前
    記信号処理回路は、前記照度センサにより検出した周囲
    照度が基準値を越えると前記熱線センサにて熱線を検知
    しても前記スイッチ要素をオフに保つことを特徴とする
    請求項1又は請求項2記載の熱線感知式自動スイッチ。
  4. 【請求項4】 前記基準値を調整する動作レベル調整器
    を備えて成ることを特徴とする請求項3記載の熱線感知
    式自動スイッチ。
  5. 【請求項5】 前記熱線センサにより人体が検知された
    時に点灯する検知表示用素子が前記センサユニット内に
    前記レンズに臨むように配設されて成ることを特徴とす
    る請求項1乃至請求項4記載の熱線感知式自動スイッ
    チ。
  6. 【請求項6】 少なくとも前記動作レベル調整器の操作
    部を覆うような扉を前記ケースの前面に設けたことを特
    徴とする請求項4記載の熱線感知式自動スイッチ。
  7. 【請求項7】 前記信号処理回路が前記熱線センサによ
    り人体が検出されなくなってから一定時間が経過するま
    で前記スイッチ要素のオンを保持させる機能を有すると
    ともに、前記ケースに前記一定時間を調整する動作保持
    時間調整部を備え、前記動作保持時間調整部が前記扉に
    より覆われて成ることを特徴とする請求項6記載の熱線
    感知式自動スイッチ。
  8. 【請求項8】 前記熱線センサの出力に基づいて負荷を
    制御する自動モード、負荷を強制的にオンにするオンモ
    ード、負荷を強制的にオフにするオフモードのいずれか
    を選択するモード切替スイッチを備え、前記扉に前記モ
    ード切替スイッチの操作部を突出させるための露出部を
    設けたことを特徴とする請求項6又は請求項7記載の熱
    線感知式自動スイッチ。
  9. 【請求項9】 前記カバーには前記モード切替スイッチ
    に対応する部位に露出孔が設けられ、前記操作部には前
    記露出孔に挿入され前記露出孔の周縁に係止する係止爪
    を備えた結合脚が突設されて成ることを特徴とする請求
    項8記載の熱線感知式自動スイッチ。
  10. 【請求項10】 前記ケースは、JIS規格で規格化さ
    れている大角形連用配線器具の取付枠に取り付けること
    ができる取付部を備えるとともに、大角形連用配線器具
    の3個モジュールの寸法に形成されてなることを特徴と
    する請求項1乃至請求項9記載の熱線感知式自動スイッ
    チ。
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