JP3495582B2 - ディジタルカメラ - Google Patents
ディジタルカメラInfo
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Description
し、特にたとえば動画像および静止画像を記録する、デ
ィジタルカメラに関する。
は、動画像の撮影時に、その動画像の1フレーム目に含
まれる静止画像をインデックス画像として記録するもの
があった。
ィジタルカメラでは、動画像の撮影開始時に被写体を捉
えていなければ、インデックス画像から動画像の内容を
推測するのは難しかった。つまり、動画像撮影モードで
は、オペレータは撮影開始時に床や空などを撮影してい
る場合が多く、その結果、記録した動画像の内容をイン
デックス画像から判別するのは困難であった。
録した動画像の内容を容易に把握することができる、新
規なディジタルカメラを提供することである。
示に応答して被写体の動画像を撮影する動画撮影手段、
動画撮影手段による撮影が終了した後に静止画撮影指示
を受け付ける受付手段、受付手段によって受け付けた静
止画撮影指示に応答して被写体の静止画像を撮影する静
止画撮影手段、および静止画撮影指示に基づく静止画像
を動画撮影指示に基づく動画像に関連付ける関連付け手
段を備える、ディジタルカメラである。
された動画像ファイルがハードディスクに作成される。
動画像の記録を終了した後、オペレータが所望の被写体
をフレーミングしシャッタボタンを押せば、所望の被写
体の静止画像が動画像ファイルの先頭に格納される。つ
まり、この静止画像が動画像ファイルのインデックス画
像となる。
応じて所望の静止画像を動画像に関連付けるようにした
ため、静止画像から動画像の内容を容易に把握すること
ができる。この発明の上述の目的,その他の目的,特徴
および利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳細
な説明から一層明らかとなろう。
メラ10はレンズ12を含み、このレンズ12から入射
された光像が、図示しない補色フィルタを介してCCD
イメージャ14に照射される。撮影モードでは、CCD
イメージャ14は、プログレッシブスキャン(画素順次
走査)に従って各画素の電気信号(プログレッシブスキ
ャン信号)を出力する。CCDイメージャ14からのプ
ログレッシブスキャン信号は、CDS/AGC回路16
に与えられる。CDS/AGC回路16は、プログレッ
シブスキャン信号に周知のノイズ除去およびレベル調整
を施し、このような処理が施されたプログレッシブスキ
ャン信号は、A/D変換器18によってディジタルデー
タ(画像データ)に変換される。第1信号処理回路20
は、A/D変換器18から出力された画像データに周知
の白バランス調整およびガンマ補正を施し、その後画像
データをバス22を介して第2DRAM24に与える。
mory Access)によって画像データを第2DRAM24に
書き込み、その後この画像データをインタレーススキャ
ンによって読み出す。したがって、第2DRAM24か
ら奇数フィールド画像データおよび偶数フィールド画像
データが交互に出力される。第2信号処理回路28は、
入力される画像データに色補間などの処理を施し、第2
信号処理回路28から出力された画像データは、スイッ
チSW1を介してD/A変換器32に与えられ5。D/
A変換器32は、画像データをアナログ信号(画像信
号)に変換し、画像信号を出力端子34を介して出力す
るとともに、LCD36に与える。このため、LCD3
6にリアルタイムの動画像が表示される。なお、スイッ
チSW1がキャラクタジェネレータ30側に接続される
と、LCD36には所定のメニュー画面が表示される。
作に応じて、まず動画像が記録され、次に、記録された
動画像の内容を示唆するインデックス画像としての静止
画像が記録される。具体的には、オペレータがモード切
換スイッチ60を撮影側に切り換えると、まず動画像記
録モードが設定され、オペレータがシャッタボタン58
を1回押せば、CPU40はJPEG圧縮/伸長用のI
C42を能動化する。これによって、第1信号処理回路
20から出力された画像データがJPEGフォーマット
に従って圧縮され、圧縮データが変復調回路44によっ
て変調される。そして、変調データがMS−DOSフォ
ーマットに従ってハードディスク50に記録される。シ
ャッタボタン58が再度押されると、CPU40はIC
42を不能化する。したがって、シャッタボタン58の
最初の操作から2回目の操作までの間に撮影された動画
像が、ハードディスク50に記録される。この間の連続
する動画像は、1つの動画像ファイルに格納される。
ロール回路46によって駆動され、モータコントロール
回路46はCPU40によって制御される。また、IC
42としては、川崎製鉄株式会社製の集積回路“710
06A”を用いることができる。動画像の記録が完了す
ると、CPU40はスイッチSW1をキャラクタジェネ
レータ30側に接続する。これによって、図2に示すよ
うなメニュー画面“インデックス画像を記録しますか?
YES NO”がLCD36に表示され、“YES”お
よび“NO”の一方にカーソルが合わせられる。オペレ
ータがカーソルキー56を操作してカーソルを“YE
S”に合わせ、決定ボタン64を押すと、静止画記録モ
ードが設定される。
8が押された時点で、第1信号処理回路20から出力さ
れた静止画像データ(所望の静止画像データ)が、CP
U40によって第1DRAM38に一時的に書き込まれ
る。CPU40は第1DRAM38に保持されている静
止画像データに間引き処理を施し、縮小されたサムネイ
ル画像データを生成する。このサムネイル画像がインデ
ックス画像である。そして、IC42を能動化するとと
もにサムネイル画像データをIC42に入力する。サム
ネイル画像の圧縮データが得られた時点で、CPU40
はIC42を不能化し、さらに変復調回路44から出力
されたサムネイル画像の変調データを、動画像記録モー
ドで作成された動画像ファイルの先頭に格納する。
タン58の操作に応じて動画像の記録が開始されるが、
記録される動画像の第1フレームにおける静止画像デー
タ(初期画像データ)もまた、第1DRAM38に保持
される。図2に示すメニュー画面が表示されたときに
“YES”が選択されれば、初期画像データは静止画記
録モードにおいて撮影された静止画データによって更新
されるが、メニュー画面において“NO”が選択されれ
ば、動画像ファイルが作成された後に上述と同様の処理
が実行され、初期画像のサムネイル画像が、インデック
ス画像として動画像ファイルの先頭に格納される。CP
U40は動画像ファイルの作成時にファイルの先頭にサ
ムネイル画像を格納する格納エリアを予め形成してお
り、サムネイル画像の変調データはこの格納エリアに格
納される。なお、初期画像データが所定画像データであ
る。
示すフロー図を処理する。つまり、まずステップS1で
スイッチSW1を第2信号処理回路28に接続する。こ
のときから動画像記録モードが開始され、リアルタイム
の動画像がLCD36に表示される。次にステップS3
でシャッタボタン58がオンされたかどうか判断し、
“YES”であれば、ステップS5で初期画像データを
第1DRAM38に保持し、ステップS7でIC42を
能動化する。続いて、ステップS8で動画像ファイルを
作成してファイルの先頭にサムネイル画像の格納エリア
を形成し、さらにステップS9で格納エリアに続いて画
像データを記録する。ステップS11ではシャッタボタ
ン58が押されたかどうか判断し、“NO”であればス
テップS9に戻って画像データの記録を継続するが、
“YES”であれば、ステップS13でIC42を不能
化し、ステップS15で画像データの記録を中止する。
この時点で1つの動画像ファイルの作成が完了し、動画
像記録モードが終了する。
イッチSW1をキャラクタジェネレータ30側に切り換
え、図2に示すメニュー画面をLCD36に表示する。
オペレータがカーソルキー56を“NO”に合わせ、決
定ボタン64を押せば、CPU40はステップS19で
“NO”と判断し、ステップS29に移行する。つま
り、第1DRAM38に保持されている初期画像データ
のサムネイル画像データを作成し、ステップS31でそ
のサムネイル画像データを動画像ファイルの格納エリア
に格納し、そして処理を終了する。
面の“YES”を選択すれば、CPU40はステップS
21でスイッチSW1を第2信号処理回路28側に戻
し、動画像をLCD36から出力する。この時点から静
止画記録モードが開始される。したがって、オペレータ
によってシャッタボタン58が押されると、CPUはス
テップS23で“YES”と判断し、ステップS25
で、シャッタボタン58が押された時点で第1信号処理
回路20から出力された1フレーム分の画像データを第
1DRAM38に書き込む。つまり、動画像の記録開始
時に第1DRAM38に保持された初期画像が、オペレ
ータが撮影した所望の静止画像によって更新される。C
PU40はその後、ステップS27でCCDイメージャ
14を不能化し、LCD36にシャッタオン時点のフリ
ーズ画を出力する。そしてステップS29に進む。
インデックス画像としてのサムネイル画像が記録され、
サムネイル画像と動画像とが互いに関連付けられる。再
生モードは、オペレータがモード切換スイッチ60を再
生側に切り換えることによって設定される。すると、ハ
ードディスク50に最後に記録された動画像ファイルか
らサムネイル画像が再生され、変復調回路44による復
調処理およびIC42による伸長処理が施される。IC
42によって伸長されたサムネイル画像データはバス2
2を介して第2DRAM24に書き込まれる。これ以降
は撮影モードと同様の処理が実行され、これによって、
LCD36の右下に図5に示すようにサムネイル画像が
表示される。このときオペレータが再生ボタン54を押
せば、表示されているサムネイル画像に関連する動画像
がハードディスク50から再生され、IC42から出力
された動画像データが第2DRAM24に書き込まれ
る。これ以降も上述と同様の処理が行われ、LCD36
に動画像が再生される。
画像が表示されているときに、オペレータがマルチ表示
ボタン62を操作すれば、ハードディスク50に記録さ
れている9つの動画像ファイルからサムネイル画像が再
生され、LCD36には図6に示すように9つのサムネ
イル画像がマルチ表示される。いずれかのサムネイル画
像の上にはカーソルが表示されており、オペレータがカ
ーソルキー56を操作すれば、カーソルが移動する。カ
ーソルが所望のサムネイル画像を示したときにオペレー
タが再生ボタン54を押せば、カーソルが示すサムネイ
ル画像に関連する動画像が再生される。
ータが静止画記録モードを選択しなかったときは、動画
像ファイルには初期画像が記録される。つまり、動画像
の記録開始時にオペレータが空をフレーミングしていた
にも拘わらず静止画記録モードを選択しなければ、図6
の最下段中央に示すような雲だけが映ったサムネイル画
像が記録されてしまう。また、川岸で地面をフレーミン
グした状態で動画像の記録を開始し、その後静止画を撮
影しなければ、図6の最上段中央に示すような川と地面
だけが映ったサムネイル画像が記録されてしまう。
所望の画像を見つけ、シャッタボタン58を押せばよ
い。すると、シャッタボタン58が押された時点でIC
42から出力された静止画像データ(所望の静止画像デ
ータ)が第1DRAM38に取り込まれ、動画像の再生
が終了した後に、第1DRAM38に保持された静止画
像のサムネイル画像が動画像ファイルに記録される。つ
まり、雲や地面が映っているサムネイル画像が、所望の
サムネイル画像によって更新される。
9に示すフロー図を処理する。つまり、まずステップS
41で最新の動画像ファイルからサムネイル画像を再生
し、次にステップS43で再生ボタン54が押されたか
どうか判断する。ここで“YES”であれば、ステップ
S47で現在表示されているサムネイル画像に関連する
動画像を再生し、次にステップS49でシャッタボタン
58が押されたかどうか判断する。ここで“NO”であ
れば、直接ステップS55に進むが、“YES”であれ
ばステップS51で、再生された1フレームの画像デー
タを第1DRAM38に取り込み、ステップS53でフ
ラグ40aをセットし、そしてステップS55に進む。
たかどうか判断し、“NO”であればステップS47に
戻るが、“YES”であれば、ステップS57でフラグ
40aがセットされているかどうか判断する。ここで
“NO”であればそのまま処理を終了するが、“YE
S”であれば、第1DRAM38に静止画像が保持され
ているため、ステップS59でこの静止画像のサムネイ
ル画像データを生成する。そしてステップS61で、再
生された動画像が収納されている動画像ファイルの格納
エリアに生成したサムネイル画像データを記録する。こ
れによって、格納エリアのサムネイル画像が更新され
る。その後、ステップS63でフラグ40aをリセット
し、処理を終了する。
ように、動画像の再生中にシャッタボタン58を2回以
上押せば、最後のシャッタボタン58の操作時に再生さ
れた静止画像データが第1DRAM38に取り込まれ
る。つまり、動画像の再生中に、第1DRAM38に保
持する静止画像を何度も更新することができる。このよ
うに、動画像の再生中にシャッタボタン58を操作する
ことによって、動画像に含まれる所望の静止画像とその
動画像とを互いに関連付けることができる。
生モードのいずれのモードにおいても、シャッタボタン
58を操作することによって動画像ファイルに所望の静
止画像が関連付けられるため、静止画像を再生すること
によって動画像の内容を容易に把握することができる。
なお、この実施例では動画像もJPEG伸長/処理用の
ICによって圧縮するようにしたが、動画像に対する圧
縮処理はモーションJPEGと呼ばれる手法であり、連
続する複数のJPEG圧縮データを伸長することによっ
て動画像を再生することができる。また、この実施例で
は動画像ファイルにサムネイル画像を格納するようにし
たが、お互いが関連付けられる限り、サムネイル画像と
動画像ファイルとを異なるエリアに記録するようにして
もよい。また、サムネイル画像を手掛かりに動画像を再
生するには、サムネイル画像と動画像ファイルとを相互
に関連付ける必要はない。つまり、動画像ファイルを示
すポインタをサムネイル画像データに付加するなどし
て、サムネイル画像を動画像ファイルに関連付けるだけ
でよい。さらに、動画像の圧縮伸長処理のために、上述
のモーションJPEGの代わりにMPEGフォーマット
を用いてもよいことはもちろんである。
フロー図である。
示すフロー図である。
す図解図である。
例を示す図解図である。
フロー図である。
示すフロー図である。
部を示すフロー図である。
Claims (5)
- 【請求項1】動画撮影指示に応答して被写体の動画像を
撮影する動画撮影手段、 前記動画撮影手段による撮影が終了した後に静止画撮影
指示を受け付ける受付手段、 前記受付手段によって受け付けた静止画撮影指示に応答
して被写体の静止画像を撮影する静止画撮影手段、およ
び前記静止画撮影指示に基づく静止画像を前記動画撮影
指示に基づく動画像に関連付ける関連付け手段を備え
る、ディジタルカメラ。 - 【請求項2】前記動画像撮影指示に基づく動画像から所
定静止画像を抽出する抽出手段をさらに備え、 前記関連付け手段は前記静止画撮影指示の入力が中止さ
れたとき前記所定静止画像を前記動画像に関連付ける、
請求項1記載のディジタルカメラ。 - 【請求項3】前記抽出手段は前記所定静止画像を内部メ
モリに書き込み、 前記静止画撮影手段は前記静止画撮影指示に基づく静止
画像を前記内部メモリに格納された前記所定静止画像に
上書きし、 前記関連付け手段は前記内部メモリに格納された静止画
像を前記動画像に関連付ける、請求項2記載のディジタ
ルカメラ。 - 【請求項4】前記動画像が格納された動画像ファイルを
作成する作成手段をさらに備え、 前記関連付け手段は前記静止画像信号を前記画像ファイ
ルに格納する、請求項1ないし3のいずれかに記載のデ
ィジタルカメラ。 - 【請求項5】前記作成手段は前記静止画像を格納する格
納エリアを前記動画像ファイルの所定位置に確保する確
保手段を含む、請求項4記載のディジタルカメラ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33877197A JP3495582B2 (ja) | 1997-12-09 | 1997-12-09 | ディジタルカメラ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33877197A JP3495582B2 (ja) | 1997-12-09 | 1997-12-09 | ディジタルカメラ |
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JPH11177861A JPH11177861A (ja) | 1999-07-02 |
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Family
ID=18321320
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33877197A Expired - Fee Related JP3495582B2 (ja) | 1997-12-09 | 1997-12-09 | ディジタルカメラ |
Country Status (1)
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US20060077263A1 (en) | 2004-09-29 | 2006-04-13 | Casio Computer Co., Ltd. | Method of capturing still image during capture of moving image and image capture apparatus |
JP5511739B2 (ja) * | 2011-06-23 | 2014-06-04 | キヤノン株式会社 | 記録装置及び記録方法 |
-
1997
- 1997-12-09 JP JP33877197A patent/JP3495582B2/ja not_active Expired - Fee Related
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