JP3253538B2 - 画像処理装置及びその画像処理方法 - Google Patents

画像処理装置及びその画像処理方法

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JP3253538B2
JP3253538B2 JP27638696A JP27638696A JP3253538B2 JP 3253538 B2 JP3253538 B2 JP 3253538B2 JP 27638696 A JP27638696 A JP 27638696A JP 27638696 A JP27638696 A JP 27638696A JP 3253538 B2 JP3253538 B2 JP 3253538B2
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重朗 山本
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Sanyo Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、連写機能を備えた
電子スチルカメラにて撮影された複数の静止画を縮小し
1枚の静止画面上に合成した静止画ファイルより縮小静
止画を切り出して、これらの縮小静止画をモニター上で
疑似動画として映出させる為の画像処理を実行する処理
装置、処理方法及びこれらの処理方法を実現するプログ
ラムを記録してなる記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】現行の電子スチルカメラでは、1画面分
の画像データの信号処理及び画像圧縮に数秒を要し、フ
ィルムを用いた銀塩カメラのように迅速な連続撮影は困
難である。そこで、1画面分の静止画像の画像データを
垂直及び水平方向に間引いて画像サイズを小さくして処
理対象のデータ量を大幅に減少させ、連写により得られ
た小画面サイズの複数の画像を1枚の画面上に合成し
て、例えば1画面に4×4の16画面を張り付けた画面
を作成し、この1画面を通常の静止画面と同様に画像圧
縮して記録媒体に記憶し、更にパソコンに転送してモニ
ター上でこの16枚の小画面で構成される1枚の静止画
を映出する、いわゆるマルチ画面再生を実現する方法が
特開平5−167976号公報(H04N5/91)等
に提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来例では、連写
によって得られる画像は、1枚の静止画面上に複数枚が
連写の順番に並んで映出されるに過ぎず、これらの複数
の画像が連続的に撮影されたという性質を十分に生かし
た独特の再生は為されていない。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、撮像装置での
連写により得られた複数の静止画を1枚の静止画面上に
合成して得られた1枚の静止画用画像ファイルを受け取
り、該静止画用画像ファイルより前記複数の静止画を1
枚ずつ切り出して得られた個々の静止画を前記連写時の
撮影順に映出できるように動画用画像ファイルに変換す
ることを特徴とする。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、図面に従って本発明の一実
施例について説明する。尚、図1は本実施例装置のパー
ソナルコンピュータ(PC)側のブロック図、図2はデ
ィジタルスチルカメラ側のブロック図である。
【0006】図1において、30はPCであり、後述す
る種々の処理を実行するマイクロコンピュータ31(マ
イコン)と、このマイコン31とデータのやりとりを行
う第2、第3、第4RAM32、33、34及びマイコ
ン31で処理を所望するアプリケーションのプログラム
を保管するプログラムメモリ35を含み、PC30には
表示手段として表示用メモリ37及びモニター36が接
続されている。
【0007】一方、図2において、1は入射光を光電変
換して撮像信号として出力するCCDイメージャであ
り、有効画素として水平方向×垂直方向で640×48
0の画素を有すし、タイミングジェネレータ(TG)7
から出力されるクロックパルスをタイミング信号として
作動し、クロックパルスに同期して画素毎の撮像信号が
出力される。2は撮像信号に対して周知のノイズ除去及
びレベル調整を施すCDS/AGC回路、3はCDS/
AGC回路2出力をA/D変換するA/D変換器、4は
A/D変換器3出力に対して周知の白バランス調整及び
ガンマ補正を施す信号処理回路、6は信号処理回路4出
力を水平及び垂直方向にそれぞれ1/4にデータを間引
いて1/16に面積を縮小させる間引き処理回路、5は
信号処理回路4出力または間引き処理回路6出力を択一
的に選択するスイッチ、8は撮影者の手動操作によりス
イッチ5の切換制御を為すモード信号を出力するモード
選択スイッチ、9はスイッチ5出力である画像データを
格納するDRAM、10は画像データのDRAM9への
書き込み及び読み出しを制御する書込読出制御回路、1
1はDRAM9から読み出された画像データを受け取り
後述の色分離処理及び画像圧縮処理をソフトウエア的に
実行するマイクロコンピュータ(マイコン)、12は色
分離処理結果を格納する第1RAM、13は圧縮画像デ
ータを格納するフラッシュメモリである。
【0008】この図2の各部の動作を次に説明する。図
示省略のレリーズボタンの操作によりCCDイメージャ
1から出力される撮像信号は、後段のCDS/AGC回
路2で周知のノイズ除去及びレベル調整が施された上
で、A/D変換器3に入力されてディジタルデータに変
換され、このディジタルデータが信号処理回路4にて周
知の白バランス調整及びガンマ補正等の処理が施された
後に、直接に固定接点5aにあるいは間引き処理回路6
を介して固定接点5bに入力される。
【0009】ところで、CCDイメージャ1の受光部の
前面には、図3に示すようにR、G、Bの色フィルタが
モザイク状に配置され、各画素にはR、G、Bのいずれ
かが対応して配置されることになる。
【0010】間引き処理回路6では、入力される各画素
の画像データの中の水平及び垂直方向に連続する8画素
中の連続する2画素のみを周期的に取り出して残りの6
画素分の画像データを廃棄することで、水平及び垂直方
向共に1/4に間引くことになる。具体的には、CCD
イメージャ1を駆動する駆動タイミング信号である水平
転送クロックパルスをカウントし垂直転送クロックパル
スにてリセットされる水平カウンタと、垂直転送クロッ
クパルスをカウントする垂直カウンタを内蔵し、両カウ
ンタのカウント値を基に間引き処理回路6に入力される
データがCCDイメージャ1のいずれの画素のデータで
あるかを判断し、図4の斜線に示すように左上端のR及
びGでの画素の画像データを抽出した後に、これ以降の
水平方向の6画素分の画像データを廃棄し、次いでR、
Gの2画素の画像データを取りだし、次の6画素を廃棄
することで1ライン分の画像データの水平方向の間引き
を終え、次いで次のラインでも同様にR、Gの有効とし
た画素の下側に位置するG、Bの2画素の画像データを
取り出し、次いで6画素分を廃棄して、次の2画素の
G、Bの画像データを取りだし、次の6画素分の画像デ
ータを廃棄する作業を繰り返す。更に、次のラインから
6ライン分については全ての画素の画像データを廃棄し
て垂直方向の間引きを終え、この下のラインではR、G
の画像データを8画素中に2画素取り出す前述と同様の
処理を実行し、次のラインでもG、Bの画像データを8
画素中に2画素取り出す処理を繰り返し、更に次のライ
ンから6ライン分については全て廃棄する処理を継続す
る。
【0011】以下、この動作を繰り返すことで、結局、
図4の斜線で示すようにCCDイメージャ1の1個のR
フィルタでの出力と、このRフィルタの右及び下側の2
個のGフィルタでの出力と、Rフィルタに斜め右下側に
位置する1個のBフィルタの4個の画素を1個の画素領
域Cij(i、j:整数)として抽出でき、結果的にC
CDイメージャ1で撮影された1画面分の静止画は水平
及び垂直方向共に1/4に間引き処理されて、面積にお
いて1/16に縮小されることになる。こうして間引き
処理された画像データは、固定接点5b側に出力され
る。
【0012】スイッチ5はカメラのキャビネットに配置
された手動スイッチであるモード選択スイッチ8からの
モード信号により固定接点5a、5bに択一的に切り換
えられるもので、通常撮影モードを選択すると固定接点
5aが選択され、逆に連写モードを選択すると固定接点
5bに択一的に切り換えられる。ここで、連写モードで
は、CCDイメージャ1は、所定の時間、例えば1/1
0秒毎に1回の撮影を行い、16枚の静止画像を連続的
に自動撮影するモードである。
【0013】スイッチ5を介して出力される画像データ
は、書込読出制御回路10による書き込み制御によりD
RAM9に格納される。このDRAM9には1画面分の
全画素の画像データが格納できる容量があり、1画素当
たりにCCDイメージャ1の色フィルタに対応したR、
G、Bのいずれか1つの色のデータが格納されることに
なる。ここで、書込読出制御回路10には、モード選択
スイッチ8からのモード信号及びタイミングジェネレー
タ7からのクロック信号が入力される。
【0014】通常撮影モードが選択されていると、信号
処理回路4からの出力が順次そのままDRAM9に格納
される。ここで、説明を簡略化する為に、CCDイメー
ジャ1の画素位置(x,y)の画素データはDRAM9
の格納アドレスADR(x,y)に格納されるものとす
る。
【0015】一方、連写モードが選択されると、間引き
処理にて画像データ量が1/16となり、連写モードに
て最初の撮影により得られる第1静止画は水平方向に1
60画素、垂直方向に120ラインの画面サイズに縮小
された、間引き処理回路6からの出力が格納されるが、
この格納に際して連写により得られる16画面分の間引
き処理された画像データは図5に示すように予め指定さ
れた格納領域に静止画毎に格納される。
【0016】より詳細に説明すると、書込読出制御回路
10は、図6に示すフローチャートに沿って、間引き処
理回路6から順次供給されるデータをDRAM9に格納
する。即ち、まず何枚目の静止画であるかを示す静止画
番号nを「1」に初期設定し、この静止画番号nが4m
+1(m:整数)か、4m+2か、4m+3か、4mか
をステップ62、63、64にて判定し、n=4m+1
であればDRAM9の水平方向のアドレスxを「0」
に、n=4m+2であればx=160、n=4m+3で
あればx=320、n=4mであればx=480にステ
ップ65〜68にて初期設定する。
【0017】更に静止画番号nが1〜4、5〜8、9〜
12、13〜16のいずれであるかをステップ69〜7
1にて判定し、1〜4の場合にはDRAM9の垂直方向
のアドレスyを「0」に、5〜8の場合にはy=12
0、9〜12の場合にはy=240、13〜16の場合
にはy=360にステップ72、73、74、75にて
初期設定する。
【0018】こうして水平及び垂直方向のアドレスの初
期設定が為されると、水平及び垂直用のカウント値P、
Qを共に「1」に初期設定した(ステップ82)上で、
DRAM9に入力される間引き処理後の画像データを、
ADR(x、y)で決定される格納アドレスに格納する
(ステップ76)。即ち、最初の画像データは第1静止
画の画像データであるためにn=1であり、格納アドレ
スの初期値はADR(0、0)から入力データが格納を
開始され、1番目のデータが格納されると、ステップ7
7にて水平方向のアドレスx及び水平方向のカウント値
Pがインクリメントされた上で2番目のデータがADR
(1、0)に格納され、ステップ78にて160個の画
素分のデータが入力されるまで水平方向のアドレスをイ
ンクリメントした位置に順次画像データが格納される。
【0019】そして、161番目のデータについては、
P=161となるので、水平方向のアドレスxを初期値
に戻し、代わりに垂直方向のアドレスy及び垂直方向の
カウント値Qをインクリメントし(ステップ79)、ス
テップ80にてQが120を越えたと判定されるまでは
同様の格納処理を繰り返す。
【0020】間引き処理により得られる1枚の静止画で
のデータ数は、水平×垂直方向で160×120個の画
素数のデータであるので、Qが120に達すると1静止
画分の間引き出力が全てDRAM9に格納されたことに
なる。こうして第1静止画の格納が完了すると、第2静
止画の間引きデータが入力されることになるので静止画
番号nを2にインクリメントし(ステップ80)、格納
アドレスの初期値としてADR(160、0)より格納
が開始され、この初期アドレスより水平方向×垂直方向
で160×120個のアドレスを用いて第2静止画の間
引きデータが格納される。こうして図6のフローチャー
トをステップ83にてn>16と判断されるまで実行す
ることにより、図5に示すように第1〜第4静止画が水
平方向に1列に並び、2列目に第5〜第8静止画、3列
目に第9〜第12静止画、4列目に第13〜第16静止
画が並ぶ様に格納されることになる。
【0021】従って、この連写モードにおいてDRAM
9に格納されたデータは、通常撮影モードにおいて間引
き処理されることなしに格納された1枚の静止画と同一
のデータ量であり、データの読み出しを図5の左上から
水平方向に順次実行し、1ライン分の読み出しを終える
と1ライン下のデータを水平方向に読み出すことで、図
5の16枚の縮小静止画を1枚の静止画に合成すること
が可能になる。
【0022】マイコン11は、DRAM9に格納された
1画面分の画像データより色分離処理及び画像圧縮処理
の一連の処理を図8に沿ってソフトウエア的に実行す
る。
【0023】このマイコン11の処理を通常撮影モード
と連写モード毎に説明する。まず、ステップ91にて通
常撮影モードと判断される場合には、DRAM9内に格
納されたある画素及びその周辺の画素のデータを読み出
して、各画素毎に欠落したR、G、Bの内の2色の色信
号のデータを周辺の同一色の色フィルタの画素の色信号
データの平均値で補間する色分離処理を実行する。例え
ば、R色の色フィルタが装着された画素については、G
及びB信号を作成する必要があり、それぞれ近傍に配置
されたG及びBの色フィルタが装着された複数の画素の
色信号データを平均することで補間が実現する。以下、
同様の作業を実行し、Gの色フィルタが装着された画素
の各々について、R及びBのデータを、またBの色フィ
ルタが装着された画素の各々について、R及びGのデー
タを作成する。このような通常の色分離動作(ステップ
92)により、各画素についてR、G、Bの3色の色信
号データを持たせることが可能になる。
【0024】こうして得られた各画素のRGBデータ
は、次に数1により輝度(Y)信号データ、色差B−Y
(=U)信号データ及び色差R−Y(=V)信号データ
のY、U、Vのデータに変換される(ステップ98)。
【0025】
【数1】
【0026】数1にて算出された各画素のYUVデータ
は、ステップ94に示すように、画素毎に第1RAM1
2に格納される。このデータ格納に際して、人間の目が
輝度の変化には敏感であるが、色の変化には比較的鈍感
であるという特性を有していることに着目して、できる
限りデータ量を削減する為に、U及びV信号データにつ
いて水平方向に1/2に間引き処理を実行することが一
般的である。具体的には、U及びV信号データを2画素
に1画素の割合で抜き出して第1RAM12に格納する
ように書き込みを制御する。この場合、後述する画像圧
縮及び伸長時にはY信号データについては1ブロック単
位で8×8の画素のデータが処理できるが、U及びV信
号データについては水平方向に1/2に間引き処理され
ているので水平方向に隣接する2ブロック分で得られる
8×8の画素のデータを圧縮及び伸長の対象となる。
【0027】以上の色分離処理から第1メモリ12への
格納作業までの一連の処理が、所定の画素分だけ繰り返
される。この所定の画素数とは8ライン分の全有効画素
数に設定されており、1ラインの有効画素数を640画
素とすると、8×640の画素分だけ上述の一連の処理
が繰り返される。尚、第1メモリ12のメモリサイズと
しては、8ライン分の全有効画素でのRGBデータを格
納できる大きさに設定されている。
【0028】ここで ステップ95にて、8ライン分に
わたって一連の処理が完了したと判断され、第1メモリ
12に8ライン分の全画素でのRGBデータの格納が完
了すると、マイコン11は色分離処理から格納作業まで
の一連の処理を終了して、第1メモリ12からYUVデ
ータを読み出して画像圧縮処理を実行する(ステップ9
6)。
【0029】この画像圧縮処理では、第1メモリに格納
されている8ライン分のYUVデータに対応する画素
を、垂直方向×水平方向=8×8画素から成る複数のブ
ロックBLij(i,j;整数)に分割し、ブロック毎
のY、U、Vの信号データについてJPEGの規格に沿
った画像圧縮が実行される。このJPEGの画像圧縮
は、8×8画素を1ブロックとしてブロック化し、この
ブロック単位で2次元のDCT(離散コサイン変換)、
量子化及び2次元のハフマン符号化の一連の処理にて構
成され、この画像処理により最終的に得られる圧縮画像
データがブロック順次で且つYUVの順に後段のフラッ
シュメモリ13に格納される。
【0030】こうして、第1メモリ12に格納された8
ライン分のYUVデータが全て画像圧縮されてフラッシ
ュメモリ13に格納される(ステップ97)と、マイコ
ン11は画像圧縮処理を一旦終了し、再び次の8ライン
分について色分離処理及び格納の処理を再開し、これら
の一連の処理が終了して次の8ライン分の全画素のYU
Vデータが第1メモリ12に格納されると、これらのY
UVデータに対してブロック単位での画像圧縮を実行
し、以下同様の動作を繰り返し、ステップ97を経て最
終的に1画面分の圧縮画像データがフラッシュメモリ1
3に格納されることになる。
【0031】一方、連写モードが選択されている場合に
は、マイコン11は前述のような通常の色分離処理は実
行せず、図4の斜線で示した1画素のR、1画素のB及
び2画素のGの4画素からなる一単位領域での画像デー
タにより色分離処理を実行する(ステップ93)。即
ち、連写モードでは、間引き処理によりDRAM9に格
納された画像データは、図7に示すように、4画素から
なる一単位領域のみがCCDイメージャ1での近傍位置
にあり、単位領域以外は空間的に離れた位置となるの
で、色分離処理に際しては通常撮影のように単純に周囲
の同一色の画素の平均での補間では対処できず、一単位
領域内でのみ色分離用の補間を実行しなければならな
い。
【0032】そこで、Rフィルタの画素でのG信号の補
間は、一単位領域中の2画素のG信号の平均値を用い、
B信号は斜め右下の画素のB信号を用いる。また、G信
号の画素では、隣接する画素のR及びB信号を用いる。
また、Bフィルタの画素でのG信号の補間は2画素のG
信号の平均値を用い、R信号は斜め左上の画素のR信号
を用いる。
【0033】こうして色分離処理された後は、前述の通
常撮影モードと同様に格納の作業を実行し、8ライン分
の処理が完了して第1メモリ12に格納される、即ち図
5の第1〜第4静止画の上から8ライン分の格納が完了
すると、JPEGにより画像圧縮作業が実行され、次い
で、次の8ライン分の色分離、格納の作業が完了する
と、再び画像圧縮を実行して、これを繰り返すことで、
図5の1枚の静止画の圧縮画像ファイル(JPEGファ
イル)がフラッシュメモリ13に格納されることにな
る。
【0034】尚、JPEGの画像圧縮により得られるJ
PEGファイルのヘッド部には、通常マイコン11にて
通常撮影により得られたファイルか、連写モードにより
得られたファイルかを識別する識別データが付加され
る。
【0035】次に、こうしてフラッシュメモリ13に格
納された圧縮画像データをパソコン30側で画像処理す
る手順について、図9のフローチャートを参照にして説
明する。尚、マイコン31が図9のフローチャートに沿
った処理を実行するためのプログラムは、フロッピーデ
ィスクあるいはCD−ROM等の記録媒体(図示省略)
に記憶されており、パソコン30での画像処理を実行す
る際には、上述の記録媒体をパソコン30に装着してプ
ログラム用メモリ35に予めプログラムをインストール
しておく。
【0036】また、フラッシュメモリ13は通常はメモ
リカードに内蔵され、このメモリカードをカメラから取
り外してパソコン30のカード装着部に装着して、カー
ドからパソコン30へのデータ転送を指示すると、カー
ド内のフラッシュメモリ13からパソコン30側のマイ
コン31に1番目のブロックのY信号の圧縮画像データ
が順次読み出されてハフマン復号化され第2RAM32
に8×8の64個のマトリクス状の復号化データが一旦
格納され、この復号化が完了して第2RAM32への格
納が完了すると、これらの復号化データに対して、逆量
子化及び逆DCTがソフトウエア的に実行されて、画像
伸長が完了する(ステップ51)。この画像伸長により
まず1ブロックを構成する64画素分のY信号データ
は、第3RAM33の1番目のブロックの64画素分の
格納領域に画素毎に格納される。次に1番目のブロック
の水平方向に隣接する2番目のブロックのY信号の圧縮
画像データが同様の処理により画像伸長されて2番目の
ブロックの64画素分のデータの格納領域に画素毎に格
納される。
【0037】次に1番目のブロックと2番目のブロック
を合わせた2ブロック分での64画素のV信号データの
画像圧縮を実行し、各画素毎に第4RAM34に格納さ
れる。ここで、U信号は水平方向に2画素に1画素が間
引かれているので、この伸長データをそのまま第4RA
M34に格納すると、2画素に1画素が欠落してしま
う。そこで、欠落した画素については、データ格納後に
水平方向に隣接する2画素の平均値をマイコン31にて
算出し、これを該当する画素のデータに代用して格納す
ることで全画素のデータが得られる。
【0038】次に同様に1番目のブロックと2番目のブ
ロックを合わせた2ブロック分での64画素のV信号デ
ータの画像圧縮を実行し、各画素毎に第5RAM38に
格納される。ここで、V信号も水平方向に2画素に1画
素が間引かれているので、この伸長データをそのまま第
5RAM38に格納すると、2画素に1画素が欠落して
しまう。そこで、欠落した画素については、データ格納
後に水平方向に隣接する2画素の平均値をマイコン31
にて算出し、これを該当する画素のデータに代用して格
納することで全画素のデータが得られる。
【0039】このようにYデータを1ブロック分を2
回、またU及びVデータは2ブロック分を1回ずつ順次
画像伸長を繰り返すことにより、第3RAM33、第4
RAM34、第5RAM38にはそれぞれ1画面分の全
画素(水平方向×垂直方向で640×480)のY信号
データ、U信号データ、V信号データが格納され(ステ
ップ52)、この場合のデータのRAMへの格納では、
図5の全く同様に水平×垂直方向で640×480のア
ドレスを第3RAM33、第4RAM34、第5RAM
38に用意して、各画素に対応する格納アドレス先にY
UVデータを格納するようにデータの管理が為される。
尚、YUVデータの各RAMへの画素毎の格納作業
は、通常の電子スチルカメラからパソコンへのデータ転
送において広く行われていることで、周知のものであ
る。
【0040】次にステップ53にて、撮影が通常撮影モ
ードであれば、これ以上の処理は為されないが、撮影が
連写モードで実行された静止画像であるとマイコン31
にて識別データにより判別された場合には、第3乃至第
5RAM33、34、38に格納された画像データを順
次読み出して、ステップ54以降の処理を順次実行し
て、1枚の静止画から16枚の小サイズの静止画を抽出
する作業を実行する。
【0041】即ち、図5のように格納された画像データ
を図10のフローチャートに沿って静止画番号順に切り
出す。まず第1静止画については静止画番号nが1であ
るので、ステップ165及び172にて読み出しの開始
アドレスがADR(0、0)と設定され、ステップ18
2にてカウント値P、Qを初期化した上で、設定された
格納アドレスから画像データを読み出す。次いでステッ
プ178からステップ176への復帰を繰り返し、水平
アドレスx及び水平カウント値Pをステップ177でイ
ンクリメントしつつ水平方向に160画素分の画像デー
タが順次読み出され、次いでステップ179にて水平ア
ドレスを元に戻して垂直方向のアドレスy及び垂直カウ
ント値Qをインクリメントしつつステップ180からス
テップ176への復帰を繰り返すことで、水平方向に1
60画素分の画像データを読み出しながら垂直方向に1
20ライン分の画像データを読み出す。こうして160
×120画素分の画像データの読み出しが完了すると、
ステップ181にて静止画番号nがインクリメントさ
れ、ステップ162〜175のステップにて次の第2静
止画の読み出し開始アドレスの決定が為され、これ以
降、160×120画素分の画像データが読み出され、
ステップ183にて16枚の静止画共に読み出しが完了
したと判断されるまで同様の処理を実行する。
【0042】このメモリからの160×120画素分の
画像データの読み出しは、第3RAM33からのY信号
データの読み出し、第4RAM34からのU信号データ
の読み出し、第5RAM38からのV信号データの読み
出しに同様に適用され、マイコン31はステップ54及
び55のように第1静止画から切り出しが開始され、切
り出された第1静止画のYUVデータを再生時間情報を
付加して、ステップ56にて動画用画像ファイルに変換
する。尚、再生時間情報は、使用者が予め任意に設定可
能である。
【0043】この動画用画像ファイルとは、例えばマイ
クロソフト社製のWINDOWS用の標準動画データ形
式として周知のAVI(Audio Video In
terleaved)形式ファイルやMAC用のQTM
(Quick Time Movie)形式ファイルに
変換されて、第6RAM39に格納される。
【0044】このような静止画切り出し、ファイル変
換、第6RAMへの格納をステップ57及び58により
静止画番号をインクリメントしながら第16静止画まで
繰り返すことで16枚の静止画の動画用画像ファイルへ
の変更が完了する。
【0045】第3乃至第5RAM33、34、38に静
止画用画像ファイルが格納され、第6RAM39に動画
用画像ファイルが格納された状態で、静止画再生を指示
するアプリケーションを作動させると、第3乃至第5R
AM33、34、38の画像データは左上端の画素から
順次読み出されてマイコン31にてRGBデータに変換
されて表示用メモリ37に格納され、この表示用メモリ
37の記憶内容がモニター36に静止画面として映出さ
れる。従って、撮影が通常撮影モードで実行されて得ら
れた画像データを再生した場合には、1回の撮影の静止
画がモニター36に映出されることになる。一方、撮影
が連写モードで実行された場合には、16回の撮影によ
り得られた16枚の静止画の縮小静止画が1枚の静止画
面となって、図5のように配置されて映出されることに
なる。
【0046】一方、動画再生を実現する市販のアプリケ
ーションを作動させると、第6RAM38の16枚の動
画用画像ファイルが読み出されてモニター36に映出さ
れる。即ち、第1静止画から第16静止画までの16枚
の静止画の画像データにて静止画番号順に所定の時間間
隔で表示用メモリ37の内容が順次更新されて表示さ
れ、再生時間が5fps(frame per se
c)の場合には、3.2秒の動画再生が実現され、10
fpsの場合には、より高速の1.6秒の動画再生が実
現される。
【0047】前記実施例では、CCDイメージャ1の有
効画素毎にR、G、B信号の一つを取り出し、色分離処
理により欠落する2色の色信号の補間を行う方式を例に
挙げて説明したが、本件出願人が先に特願平7−386
32号にて提案しているように、色分離処理の際にCC
Dイメージャの画素の欠落色信号を補間するのに代え
て、各画素を水平及び垂直方向に半画素分ずらせた位置
でのR、G、Bの3原色信号を周囲の画素の色信号から
作成して、これ以後の信号処理に際して、この半画素ず
れた位置を画素と見なして扱うことも可能である。
【0048】また、前記実施例では、CCDイメージャ
1に装着された色フィルタは、R、G、Bの原色フィル
タをモザイク状に配置したものを用いたが、特にモザイ
ク状に配置するものに限定されることはない。また、原
色フィルタに代えて補色フィルタを用いることも可能で
あることはいうまでもない。
【0049】前記両実施例では、フラッシュメモリ8に
格納される圧縮画像データは、YUV信号データを用い
ているが、これに限定されるものではなく、例えば色分
離処理により得られるRGBデータ自体を画像圧縮して
パソコンに転送する構成でもよい。更に、フラッシュメ
モリ13の内容を一旦パソコン側の圧縮データのままで
パソコン側のハードディスク等の記憶装置に転送してか
ら同様の処理を実行するように構成することも可能であ
る。また、前記実施例では連写時に16枚の静止画デー
タを1枚の静止画に合成したが、これに限定されるもの
ではなく、9枚あるいは4枚の静止画を合成することも
可能であることはいうまでもない。
【0050】
【発明の効果】上述の如く本発明によると、連写モード
において撮影された複数の静止画を合成して1枚の静止
画面上に配置して作成した静止画を再生する際に、複数
の静止画の各々を切り出して動画用画像ファイルに変換
し、連写の撮影順に順次所定の間隔で映出して疑似動画
として見ることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のパソコン側のブロック図で
ある。
【図2】本発明の一実施例のディジタルスチルカメラの
ブロック図である。
【図3】本発明の一実施例のディジタルスチルカメラの
CCDイメージャに装着された色フィルタの配列を説明
する図である。
【図4】本発明の一実施例に係わり、間引き処理回路で
の間引き処理を説明する図である。
【図5】本発明の一実施例に係わり、連写モードで得ら
れる16枚の静止画をDRAMに格納する際の格納領域
を説明する図である。
【図6】本発明の一実施例に係わり、連写モードでの画
像データのDRAMへの格納手順を説明するフローチャ
ートである。
【図7】本発明の一実施例に係わり、間引き処理後の色
分離処理を説明する為の図である。
【図8】本発明の一実施例に係わり、マイコン9での処
理を説明するフローチャートである。
【図9】本発明の一実施例に係わり、マイコン31での
処理を説明するフローチャートである。
【図10】本発明の一実施例に係わり、16枚の静止画
を切り出す際のマイコン9での処理を説明するフローチ
ャートである。
【符号の説明】
36 モニター 11 マイコン 13 フラッシュメモリ 33 第3RAM 34 第4RAM 31 マイコン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 5/76 - 5/956 H04N 5/225 - 5/243

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮像装置での連写にて得られた複数の静
    止画を夫々縮小して作成された複数の縮小画を単一の静
    止画に合成して得られた単一の静止画用画像ファイルを
    受けて、該静止画用画像ファイルより前記複数の縮小画
    を1枚ずつ切り出して前記連写時の撮影順にモニターに
    表示させる画像処理装置
  2. 【請求項2】 撮像装置での連写にて得られた複数の静
    止画を夫々縮小して作成された複数の縮小画を単一の静
    止画に合成して得られた単一の静止画用画像ファイルを
    受けて、該静止画用画像ファイルより前記複数の縮小画
    を1枚ずつ切り出して動画用画像ファイルに変換する画
    像処理装置。
  3. 【請求項3】 撮像装置での連写にて得られた複数の静
    止画を夫々縮小して作成された複数の縮小画を単一の静
    止画に合成して得られた単一の静止画用画像ファイルよ
    り前記複数の縮小画を1枚ずつ切り出して前記連写時の
    撮影順にモニターに表示させる画像処理方法
  4. 【請求項4】 撮像装置での連写にて得られた複数の静
    止画を夫々縮小して作成された複数の縮小画を単一の静
    止画に合成して得られた単一の静止画用画像ファイルよ
    り前記複数の縮小画を1枚ずつ切り出して動画用画像フ
    ァイルに変換する画像処理方法。
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