JP3493674B2 - ターンシグナルスイッチのキャンセル装置 - Google Patents
ターンシグナルスイッチのキャンセル装置Info
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Description
ナルスイッチ(方向指示器)に係り、特に操作レバーを
中立位置に自動復帰させるためのキャンセル装置に関す
るものである。
イッチにより説明する。
有するステアリングシャフトであり、3は支点2を中心
にベース部材7に揺動自在装着されたプラスチック製の
可動部材であり、7aはベース部材7の壁部に設けられ
た段部であり、4は可動部材3に装着された操作レバー
であり、可動部材3を中立位置から右折方向位置または
左折方向位置に揺動させるものである。
フト1側にはカム体5が前後移動可能に装着されてお
り、ベース7に装着されたバネ8によりステアリングシ
ャフト1側に先端部5aを偏奇するとともに、可動部材
3の中立位置において、後方に偏奇されていたカム体5
がこの可動部材3を左右に揺動した時、前方に移動して
このカム体5の先端部5aがステアリングシャフト1の
突部1aの回転軌跡内に位置するように構成している。
ついて説明すると、まず、操作レバー4を左折方向に回
動させると、可動部材3は下方に揺動し、可動部材3に
設けた弾性変形可能な腕部6a,6bに設けた係止片6
c,6dを他の段部7aに係止させて操作レバー4を左
折方向位置に保持するとともに、カム体5を前方に移動
させ、先端部5aをステアリングシャフト1の突部1a
を回転軌跡内の位置まで突出させる。
ると、突部1aと先端部5aは当接するが、先端部5a
は揺動して逃げる。
ると、突部1aと先端部5aは当接し、先端部5aは揺
動して当接を回避しようとするが、カム体5の後部5b
が腕部6aに当接しているので、先端部5aと突部1a
の当接状態は回避されない。
ようとすると、カム体5の後部5bが腕部6aを弾性変
形させ、係止片6cおよび6dと段部7aとの係止位置
を元の中立位置に戻し、ターンシグナルスイッチをキャ
ンセルさせることとなる。
た時には、上記と同様の操作でステアリングシャフト1
を左回転させることによってターンシグナルスイッチを
キャンセルすることができる。
従来の構成では、2本の腕部6a,6bが操作レバー4
の左折・右折操作時やキャンセル時に弾性変形するよう
に形成されているため、くり返し動作するうちに腕部6
a,6bが折損したり、変形によって不作動の危険性も
考えられ、さらに高温状態においては、プラスチック製
の腕部6a,6bが軟化しその変形量が増大し、この結
果、更に経時変化も加わって、ターンシグナルスイッチ
のキャンセル装置の信頼性を低いものとしていた。
で、耐久性を向上させ、高性能なターンシグナルスイッ
チのキャンセル装置を提供することを目的とするもので
ある。
に本発明のターンシグナルスイッチのキャンセル装置
は、ステアリングシャフトの回転に連動し、周囲に突部
を有するキャンセルカムと、操作レバーにより中立位置
を介して第1または第2の動作位置に回動されるスイッ
チ作動体と、このスイッチ作動体を第1または第2の動
作位置に保持する節度機構と、前記スイッチ作動体の上
面に設けられ前記スイッチ作動体が第1または第2の動
作位置にある時、前記キャンセルカムの周囲に設けられ
た突部と係合可能位置に前進し、前記スイッチ作動体が
中立位置にある時に該突部と非係合位置に後退するカム
体と、前記スイッチ作動体に設けられた左右に拡がる傾
斜部と該傾斜部の交点位置に形成された凹部を持つスラ
イダー保持部と、スプリングおよび球体を介してスライ
ド運動可能にこのスライダー保持部に装着され、左右端
に前記スイッチ作動体の第1または第2の動作位置で前
記カム体と当接する突起部を設けたスライダーとで構成
し、このスライダーが、第1または第2の動作位置のス
イッチ作動体を前記キャンセルカムの動作により、前記
カム体を介して駆動されるようにしたものである。ま
た、前記スイッチ作動体にこのスイッチ作動体の第1及
び第2の動作位置で、前記スライダーと当接した前記カ
ム体の後部に前記スライダーのスライド動作をさまたげ
ることのない突起を設けると共に、一定の抗力により前
記スライダーが動作した時、前記カム体が前記スイッチ
作動体に設けた突起をはずれ後退するよう前記カム体に
凹部を設けたものである。
たは第2の動作位置にスイッチ作動体が回動され節度機
構により保持されるとともに、カム体の先端部がキャン
セルカムの突部の回動軌跡内に位置し、カム体の基端部
と前記スイッチ作動体に凹部にスプリングと球体を介し
て装着されたスライダーの左右端のいずれかの突起部と
が当接するようになる。そしてキャンセルカムが同方向
に回転した場合にはカム体の基端部がスライダーの突起
部間で揺動して、作動体はその位置に保持されたままと
なり、キャンセルカムが反対方向に回転された場合に
は、カム体の基端部がスライダーのいずれか一方の突起
部を押し、スイッチ作動体を節度機構の保持力に抗して
中立位置に復帰させるものであり、従来技術で説明した
ような構成部品の弾性変形を利用するものではないので
信頼性の高いターンシグナルスイッチのキャンセル装置
を提供できるものである。また、スイッチ作動体を、右
折方向又は左折方向に回動した時にこのスイッチ作動体
にカム体の後部コーナ部と当接しうる略三角形状の突起
を設けたものにあっては、カム体の後退を防止したの
で、キャンセル機構の信頼性を一層向上させ得るという
効果を有すものであり、またさらにカム体の後部には前
記略三角形状の突起より高さの高い凹溝を設けたものに
あっては、操作レバーを手などでロックした状態におけ
るキャンセルカムの反対方向回動時のスライダーの移動
量を制限し、カム体を後退させる構成としたので、スイ
ッチ全体の幅方向の寸法を小さくすることができ小形化
が図れるという効果を有するものである。
ンセル装置の一実施例について、図面を参照しながら説
明する。図1は本発明の第1の実施例を示すターンシグ
ナルスイッチの要部の分解斜視図、図2は、そのターン
シグナルスイッチをステアリング装置に取付けた状態を
示す要部平面図である。
いステアリングシャフトの回転に連動するキャンセルカ
ムで、外周部に2ヶ所の突部11aが形成されている。
12はキャンセルカム11の周縁部に配設された上面が
開口したスイッチケースで、この上面開口部を閉塞する
ようにカバー13が取付けられている。
ケース12内に収容され、上下に設けられたピン14
a,14bがスイッチケース12の孔12aとカバー1
3の孔13aに嵌合されることにより揺動可能となって
いる。15は操作レバーで、スイッチ作動体14にピン
16により一体に取付けられている。17はスイッチ作
動体14の先端部に形成された孔で、バネ18により外
方へ付勢された節度ピン19が挿入されている。20は
スイッチケース12の先端部内面に形成された節度凹凸
部で、この節度凹凸部20に、前記節度ピン19が嵌合
するようになっている。
a,21bを設けている。又このスライダー21の下面
部には凹溝22が形成されており、スイッチ作動体14
のスライダー収納溝23内の突状壁24に嵌合してい
る。さらにこのスライダー21の後方突起部25には孔
25aが設けられており、スプリング26、球体27を
収容し、スイッチ作動体14のスライダー収納溝23内
の左右に拡がる傾斜部28の交点位置に設けた凹部29
にこの球体27を位置するように配置して、このスライ
ダー21をスイッチ作動体14に組み込んでいる。
られたカム体31の動作範囲を規制するスイッチ作動体
14の中心線上に位置するV字状突起32を備えた凹部
であり、カム体31は下面に凹溝33を、上下に回転支
点となるピン31a,31bを形成しており、カバー1
3の両端のバネ係止片34に両端のフック部35a,3
5bを係止した引張りコイルバネ35の胴部を前記凹溝
33に挿通して、前記ピン31aをカバー13の長孔3
6に、ピン31bを前記スイッチ作動体14の凹部30
内のV字状突起32にそうよう組み込まれる。37はス
イッチケース12内に設けられたスイッチ作動体14の
回動角度を規制するストッパーである。カバー13はス
イッチケース12にねじなどの固定手段により固定され
ている。
イッチについて、図3〜図5を加えてその動作について
説明すると、まず、操作レバー15が図2に示す中立位
置にある場合には、節度ピン19が節度凹凸部20の中
央の凹部に嵌合して、スイッチ作動体14及び操作レバ
ー15が中立位置に保持されている。又カム体31はピ
ン31bがスイッチ作動体14のV字状突起32の頂点
部に位置するため、引張りコイルバネ35の弾発力に抗
してキャンセルカム11から離反する方向へ位置するこ
とになる。この結果、カム体31の先端部31cが二点
鎖線で示すキャンセルカム11の突部11aの回転軌跡
11bの外側に位置する。従ってキャンセルカム11が
回動してもカム体31には何の影響もない。
A方向に回動されて、右折方向位置にロック保持された
状態を示す。スイッチ作動体14がストッパー37によ
り回動規制された時、節度ピン19が節度凹凸部20の
凸部を乗りこえ傾斜部に位置し、右折方向位置でロック
するものである。
ン31bがスイッチ作動体14のV字状突起32の頂点
からはずれV字状突起32の斜面32aに当接しながら
引張りコイルバネ35の弾発力によりキャンセルカム1
1方向に移動し、先端部31cが二点鎖線で示すキャン
セルカム11の突部11aの回転軌跡内11bの内側に
位置する。
に回動し、突起部21aがカム体31の胴部31dに当
接するようになっている。
から反矢印A方向へ回動されて左折方向位置に操作する
と、スイッチ作動体14が他方のストッパー37により
回動規制され、節度ピン19が節度凹凸部20の他方凸
部を乗りこえ傾斜部に位置し、左折方向位置でロックす
る。またカム体31b同様にピン31bがスイッチ作動
体14のV字状突起32の頂点からはずれV字状突起3
2の他方の斜面32bに当接しながら引張りコイルバネ
35の弾発力によりキャンセルカム11方向に移動し、
先端部31が二点鎖線で示すキャンセルカム11の突部
11aの回転軌跡内11bの内側に位置する。
に回動し他方の突起部21bがカム体31の他方の胴部
31eに当接するようになっている。
方向位置に操作された状態における作用は同様であるの
で、以下右折方向位置の場合についてのみ説明する。
向位置に操作された状態において、キャンセルカム11
が同方向即ち矢印B方向へ回転されると、キャンセルカ
ム11の突部11aがカム体31の先端部31fに当接
してカム体31の胴部31dを破線で示すようにスライ
ダー21の一方の突起部21aから離反する矢印C方向
に揺動し、キャンセルカム11の突部11aが通過する
とカム体31が元位置に復帰する。そしてスイッチ作動
体14及び操作レバー15は右折方向位置にそのまま保
持される。
ち矢印B´方向へ回転されると図4に示すようにキャン
セルカム11の突部11aがカム体31の先端部31g
に当接し、カム体31の胴部31dが矢印C´方向に揺
動されてスライダー21の突起部21aに係合してこれ
を矢印C´方向へ押圧する。
へ移動付勢されるが、その移動付勢力は、スプリング2
6及び球体27を介してスイッチ作動体14に加えられ
るので、スイッチ作動体14及び操作レバー15がスラ
イダー21の保持力に、打ちかって矢印A´方向へ回動
されて中立位置に復帰される。
レバー15が運転者の手等によりロックされた状態での
キャンセルカム11の矢印B´方向への回転時のメカニ
ズムについて説明する。
突部11aが、カム体31の先端部31gに当接し、カ
ム体31の胴部31dが、矢印C´方向へ揺動されスラ
イダー21の突起部21aに係合してこれを矢印C´方
向へ押圧する。ここでスイッチ作動体14は操作レバー
15を介してロックされているため、スライダー21が
スライダー21内のスプリング26を圧縮し、スプリン
グ26と球体27がスイッチ作動体14の凹部29から
はずれ傾斜部28に移動しながら矢印D方向に移動す
る。そしてキャンセルカム11の突部11aの先端がカ
ム体31の先端部31gを通過した時点で、スライダー
21がスプリング26及び球体27と傾斜部28により
発生する復元力により元の図4の状態に復帰する。
イダー21を移動可能に設け、このスライダー21を、
スプリング26、球体27により中立位置に保持するよ
うにしたので、スライダー21を弾性変形可能な材料で
形成する必要はなく、また従来例の腕部6のようにくり
返し応力が発生するということもなく、更に高温状態で
の軟化や経時変化に優れた信頼性の高いターンシグナル
スイッチのキャンセル装置を提供できるものである。
案であり、基本構成は前記実施例と同様であるが、スイ
ッチ作動体14には、略三角形状の突起38がスイッチ
作動体14の中心線E−E´に対し左右対称な位置に2
ヶ所設け、スライダー21には前記突起38により移動
動作が損なわれないように、凹溝39が2ヶ所設けたも
のであり、組立てられた状態において、突起38の先端
部に設けられた平面40は、スライダー21の左右の突
起部21a,21bより内側に構成されている。またカ
ム体31には、前記突起38の高さより高い凹溝41
が、カム体31の後部31hに設けられている。
する。図7は図3と同様に操作レバー15が中立位置か
ら矢印A方向に回動されて、右折方向位置にロック保持
された状態を示すもので、その動作プロセスは、上記実
施例と同様である。
転された場合においても、図7に示すように上記実施例
と同様にカム体31が矢印C方向に揺動し操作レバー1
5は右折方向位置にそのまま保持される。
回転された場合も、図8に示すように上記実施例と同様
の動作でカム体31の胴部31dがスライダー21の突
起部21aを押圧して、スイッチ作動体14と共に操作
レバー15を中立位置に復帰させる。
起部21aに当接した時、カム体31の後部コーナ部3
1iが、スイッチ作動体14の先端の平面40に当接す
るようになっており、この状態でのカム体の後退を防止
するもので、キャンセル動作中キャンセルカム11の突
部11aによりカム体31に後退する力が発生した場
合、スイッチ作動体14及び操作レバー15が中立位置
に復帰せず、カム体31のみが後退することを防止し、
キャンセルミスを防止したものである。
ー15が運転者の手等によりロックされた状態でのキャ
ンセルカム11の矢印B´方向への操作においては、図
9に示すように動作の途中までは、図1の実施例と同様
にカム体31により、スライダー21が矢印D方向に移
動する。
は、スライダー21が矢印D方向に移動し、それに応じ
カム体31が回転することにより、カム体31の凹溝4
1に対応する位置となる。
カム体31は、図10に示すように、カム体31の凹溝
41がスイッチ作動体14の突起38を覆うごとく後退
し(矢印E方向)、キャンセルカム11の回動軌跡外へ
移動する。
先端がカム体31の先端部31gを通過した時点で、カ
ム体31は、引張りコイルバネ35の復元力で、スライ
ダー21は、スプリング26及び球体27と傾斜部28
により発生する復元力により元の位置すなわち図8の状
態に復帰する。
の動作を途中で停止し、カム体31を後退させるように
構成したので上記実施例においてはスイッチ全体の幅方
向の寸法を小さくすることを可能とするものである。
施例を示すものであり、図11は、スライダー21の突
起部21a,21bと当接する面胴部31d,31eに
ゴム、スポンジ、ポリエステルエラストマー等の消音効
果を有する部材42を一体成形、ハメ込み等で、装着し
たカム体31であり、図12は、カム体31の胴部31
d,31eと当接する面42に、ゴム、スポンジ、ポリ
エステルエラストマー等の消音効果を有する部材43を
一体成形、ハメ込み等で装着したカム体31であり、上
記図11,図12のいずれもキャンセル動作時のカム体
31とスライダー21の衝突時に発生する音の軽減を図
ったものである。
その全体をゴム、ポリエステルエラストマー等で一体的
に構成しても、同様に消音効果を有するものである。
作動体14との接触部分の要部拡大図であり、図14は
球体27と接触するスイッチ作動体14の接触部分の曲
率半径とスライダー21の移動荷重との関係を示すもの
である。
を1000回移動させた処、約0.2mmの曲率半径を
有するように摩耗した。従って0.2mm以上の曲率半
径を接触部44の角に設けることにより安定したスライ
ダー21の移動荷重が得られるものであり、その移動荷
重の大きさは図13より適宜選択できるものである。
にスライダーとカム体を組み込み、キャンセルカムの回
動をカム体、スライダーを介してスイッチ作動体に伝達
するようにしたので、スライダーを従来技術のような腕
部のような弾性変形可能な材料で形成する必要がなく、
高温状態での軟化や経時変化に優れたターンシグナルス
イッチのキャンセル装置を提供できるものである。
折方向に回動した時にこのスイッチ作動体にカム体の後
部コーナ部と当接しうる略三角形状の突起を設けたもの
にあっては、カム体の後退を防止したので、キャンセル
機構の信頼性を一層向上させ得るという効果を有すもの
であり、またさらにカム体の後部には前記略三角形状の
突起より高さの高い凹溝を設けたものにあっては、操作
レバーを手などでロックした状態におけるキャンセルカ
ムの反対方向回動時のスライダーの移動量を制限し、カ
ム体を後退させる構成としたので、スイッチ全体の幅方
向の寸法を小さくすることができ小形化が図れるという
効果を有するものである。
ム等の消音効果を有する材料を組み込むか、カム体及び
スライダーそのものを消音効果を有する材料で形成した
ものにあっては、カム体とスライダーの衝突音を軽減で
き、キャンセルカム回転時の不快な音の発生を防止でき
るという効果をも有するものである。
装置の一実施例を説明するための分解斜視図
上面図
いた主要部の上面図
の初期の上面図
のカム体作動中の上面図
いた主要部の上面図
の上面図
スライダーの関係を説明する部分上面図
イダーの移動荷重との関係を示すグラフ
装置を説明する要部上面図
Claims (3)
- 【請求項1】 ステアリングシャフトの回転に連動し、
周囲に突部を有するキャンセルカムと、操作レバーによ
り中立位置を介して第1または第2の動作位置に回動さ
れるスイッチ作動体と、このスイッチ作動体を第1また
は第2の動作位置に保持する節度機構と、前記スイッチ
作動体の上面に設けられ前記スイッチ作動体が第1また
は第2の動作位置にある時、前記キャンセルカムの周囲
に設けられた突部と係合可能位置に前進し、前記スイッ
チ作動体が中立位置にある時に前記突部と非係合位置に
後退するカム体と、前記スイッチ作動体に設けられた左
右に拡がる傾斜部とこの傾斜部の交点位置に形成された
凹部を持つスライダー保持部と、スプリングおよび球体
を介してスライド運動可能にこのスライダー保持部に装
着され、左右端に前記スイッチ作動体の、第1または第
2の動作位置で前記カム体と当接する突起部を設けたス
ライダーとで構成し、このスライダーが、第1または第
2の動作位置の前記スイッチ作動体を前記キャンセルカ
ムの動作により、前記カム体を介して中立位置に復帰さ
せるターンシグナルスイッチのキャンセル装置におい
て、前記スイッチ作動体にこのスイッチ作動体の第1及
び第2の動作位置で、前記スライダーと当接した前記カ
ム体の後部に前記スライダーのスライド動作をさまたげ
ることのない突起を設けると共に、一定の抗力により前
記スライダーが動作した時、前記カム体が前記スイッチ
作動体に設けた突起をはずれ後退するよう前記カム体に
凹部を設けたターンシグナルスイッチのキャンセル装
置。 - 【請求項2】 少なくともカム体またはスライダーの当
接面のいずれか一方をゴム、スポンジ等の消音効果を有
する材料もしくは、ゴム等の消音効果を有する成分を配
合したプラスチックスで構成した請求項1記載のターン
シグナルスイッチのキャンセル装置。 - 【請求項3】 スイッチ作動体に設けられた左右に拡が
る傾斜部と該交点位置に形成された凹部のコーナ部に
0.2mm以上の半径を有する角部を設けてなる請求項
1記載のターンシグナルスイッチのキャンセル装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28571592A JP3493674B2 (ja) | 1992-10-23 | 1992-10-23 | ターンシグナルスイッチのキャンセル装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28571592A JP3493674B2 (ja) | 1992-10-23 | 1992-10-23 | ターンシグナルスイッチのキャンセル装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06127305A JPH06127305A (ja) | 1994-05-10 |
JP3493674B2 true JP3493674B2 (ja) | 2004-02-03 |
Family
ID=17695092
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28571592A Expired - Lifetime JP3493674B2 (ja) | 1992-10-23 | 1992-10-23 | ターンシグナルスイッチのキャンセル装置 |
Country Status (1)
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KR101866121B1 (ko) * | 2017-01-09 | 2018-06-11 | 엘에스오토모티브테크놀로지스 주식회사 | 차량용 멀티 펑션 스위치 유닛 |
KR101866120B1 (ko) | 2017-01-09 | 2018-06-11 | 엘에스오토모티브테크놀로지스 주식회사 | 차량용 멀티 펑션 스위치 유닛 |
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1992
- 1992-10-23 JP JP28571592A patent/JP3493674B2/ja not_active Expired - Lifetime
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