JP2502685Y2 - スイッチ装置 - Google Patents

スイッチ装置

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JP2502685Y2
JP2502685Y2 JP1991099681U JP9968191U JP2502685Y2 JP 2502685 Y2 JP2502685 Y2 JP 2502685Y2 JP 1991099681 U JP1991099681 U JP 1991099681U JP 9968191 U JP9968191 U JP 9968191U JP 2502685 Y2 JP2502685 Y2 JP 2502685Y2
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正次 近藤
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Kojima Industries Corp
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、操作ノブの操作に応じ
て接点機構を駆動するスイッチ装置に関し、特に操作ノ
ブの作動を規制する手段を備えたスイッチ装置に係る。
【0002】
【従来の技術】操作ノブの操作に応じて接点機構を駆動
するスイッチ装置として種々の形式のものが知られてお
り、例えば操作ノブの作動形態によってシーソ型、プッ
シュ・プルアップ型等に分類される。シーソ型のスイッ
チ装置は例えば実開昭52−47276号公報、実開平
2−14738号公報、実公平2−39311号公報等
に記載されており、プッシュ・プルアップ型のスイッチ
装置としては、例えば実開平3−33920号公報に記
載されたものがある。更に、節度機構を備えたスイッチ
装置が実公平2−31967号公報、実公平2−383
49号公報等に記載されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】上記公報に記載のシー
ソ型のスイッチ装置においては、何れも操作ノブの両端
の下部がハウジング(あるいは支持ベース)に直接当接
したときに操作ノブの作動が停止するように構成されて
いる。しかし、操作ノブがハウジングに当接すると高音
の操作音を発し不快感を惹起する。また、プッシュ・プ
ルアップ型のスイッチ装置においても、上記と同様操作
ノブがハウジングに当接して停止するものが多い。更
に、上記実公平2−31967号公報等に記載の二段式
スイッチにおいても、操作ノブに連動するストッパがス
イッチケースに当接して操作ノブの作動が停止するよう
に構成されており、ストッパがスイッチケースに当接し
たとき操作音を発することとなる。
【0004】これに対し、実開平3−33920号公報
に記載のスイッチ装置においては、接点機構が剛性を有
する接点と復帰用ばねで構成されているので、接点機構
自体が操作ノブの作動を規制するストッパとして機能し
得る。しかし、例えば実開昭62−142129号公報
に記載されたスイッチ装置のようにラバーコンタクトで
構成された接点機構を用いる場合には、接点機構はスト
ッパとしては機能し難いため、前述のように操作ノブは
ハウジングに当接したときに作動が停止することとな
る。このように接点機構の構成次第で、接点機構が操作
ノブに対するストッパとして機能する場合、あるいはス
トッパとして機能せず操作ノブがハウジングに当接して
操作音を発する場合が生ずる。
【0005】そこで、本考案は接点機構の構成に左右さ
れることなく、不快な操作音を発しないように操作ノブ
の作動を規制し得るスイッチ装置を提供することを目的
とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本考案は接点機構を固定するハウジングと、該ハウ
ジングに回動自在に支持する操作ノブを備え、該操作ノ
ブの操作に応じて前記接点機構を駆動するスイッチ装置
において、前記ハウジングあるいは前記操作ノブの一方
に形成した節度面に一端部が摺接すると共に、前記ハウ
ジングあるいは前記操作ノブの他方に移動可能に支持す
る節度子と、該節度子を前記節度面方向に付勢する付勢
手段を有し、前記操作ノブが前記ハウジングに当接する
前に前記節度子の他端部が前記ハウジングあるいは前記
ノブの他方に当接するように配置すると共に、前記節度
子の他端部が前記ハウジングあるいは前記操作ノブの他
方に当接したとき前記節度子の移動を阻止し、前記操作
ノブの作動を規制するように配置した節度機構を具備す
ることとしたものである。
【0007】
【作用】上記の構成になるスイッチ装置において、操作
ノブを操作すると、これに応じて接点機構が駆動され
る。このとき、例えばハウジングに移動可能に支持され
た節度機構の節度子の一端部が、これに摺接する例えば
操作ノブに形成された節度面上を付勢手段の付勢力に抗
して移動し、操作ノブに対して節度感が付与される。更
に操作ノブが操作され、節度子の他端部がハウジングに
当接すると、節度子の移動が阻止され、操作ノブの作動
が規制される。即ち、操作ノブをそれ以上同方向に操作
することができなくなる。操作ノブがこれと逆方向に操
作されたときにも、節度子の他端部がハウジングに当接
すると、操作ノブをそれ以上同方向に操作することがで
きなくなる。このように、節度機構は、操作ノブがハウ
ジングに当接する前に操作ノブの作動を規制するストッ
パとしても機能する。尚、節度子の他端部が操作ノブに
当接したときに節度子の移動が阻止されるように構成さ
れている場合にも、節度機構は上記と同様操作ノブに対
するストッパとして機能する。
【0008】
【実施例】以下、本考案のスイッチ装置の実施例を図面
を参照して説明する。図1乃至図3は本考案の一実施例
に係るスイッチ装置を示すもので、操作ノブ2の押下
(プッシュ)及び引上(プルアップ)操作により夫々ス
イッチ作動を行ない得るように構成されており、例えば
自動車のパワーウインドウスイッチに適用される。
【0009】上記プッシュ・プルアップ型の操作ノブ2
は、図3に示すようにピン2sによってハウジング1に
揺動自在に支持されている。即ち、操作ノブ2の把持部
2aを上下動することによってピン2sを中心に時計回
転方向及び反時計回転方向に回動し得るように支持され
ている。操作ノブ2は図1に示すように中空で、内側略
中央の底面(図1では上面)に節度面2bが形成されて
おり、操作ノブ2の両回転方向にリブ2c,2dが延出
形成されている。
【0010】ハウジング1は筐体で、蓋体7によって閉
空間が形成され、この閉空間に接点機構10及び20が
収容されている。即ち、蓋体7に基板6が固定され、こ
の基板6に接点機構10,20が固定されている。接点
機構10は、例えば可動接点として機能する導電ゴム接
点(図示せず)とこれに対向する固定接点(図示せず)
から成る対向接点で、固定接点は基板6に固着されてい
る。また、接点機構20も同様に構成されている。尚、
これらの接点機構10,20としては板ばねに接点を固
着した可動接点等、どのような形式のものを用いてもよ
い。
【0011】ハウジング1の上部には操作ノブ2と共に
節度機構が構成されている。即ち、ハウジング1に筒体
部1aが一体的に形成されており、その中空部に有底筒
体形状の節度子3が摺動自在に収容されている。節度子
3の一方の端部3aの頂面は球面形状に形成され、他方
の端部3bは開口端を構成し、この開口端から中空部内
に圧縮コイルスプリング3s(以下、単にスプリング3
sという)が収容されている。これにより、スプリング
3sは節度子3の内部底面と筒体部1aの内部底面との
間に介装され、節度子3の端部3aが操作ノブ2の節度
面2bに押接される方向に付勢されている。
【0012】更に、ハウジング1の上部には筒状の支持
部1b,1cが形成され、これらにリテーナ4,5が摺
動自在に支持されている。リテーナ4,5は図1に示す
ように断面略T字状の板体で、軸方向端部の大面積端面
が夫々接点機構10,20に当接するように配設されて
いる。
【0013】次に、上記の構成になるスイッチ装置の作
動を説明する。図1に示すように操作ノブ2が初期位置
にあるときには、接点機構10,20は何れも開放状態
にある。操作ノブ2を押圧操作し操作ノブ2を図1の位
置から反時計回転方向に駆動すると、図2に示すように
リブ2cによってリテーナ4が下方に駆動され、接点機
構10が閉成する。これに対し、操作ノブ2の把持部2
aに指を引掛けて引上操作し操作ノブ2を図1の時計回
転方向に駆動した場合には、リテーナ5を介して接点機
構20が閉成する。
【0014】この場合において、操作ノブ2の一方向の
作動に伴い節度機構の節度子3の端部3aが、これに摺
接する節度面2b上をスプリング3sの付勢力に抗して
移動するので、操作ノブ2に節度感が付与される。更に
操作ノブ2が同方向に作動し、図2に示すように節度子
3の端部3bが筒体部1aの内部底面に当接すると、節
度子3の摺動が阻止される。これにより、操作ノブ2を
それ以上同方向に操作できなくなる。操作ノブ2がこれ
と逆方向に操作されたときにも、節度子3の端部3bが
筒体部1aの内部底面に当接すると、操作ノブ2をそれ
以上同方向に操作できなくなる。このように、接点機構
10,20の構成に左右されることなく、節度面2b,
節度子3及びスプリング3sを備えた節度機構が操作ノ
ブ2に対しストッパとしても機能している。
【0015】図4は本考案の他の実施例に係るスイッチ
装置を示すもので、前述の実施例においては節度子3及
びスプリング3sはハウジング1に配設され、節度面2
bが操作ノブ2に形成されているのに対し、本実施例で
は逆に設けられている。即ち、ハウジング1の上方に節
度面1dが一体的に形成され、これに対向するように操
作ノブ2の内側に筒体部2eが一体的に形成されてお
り、その中空部に節度子3及びスプリング3sが収容さ
れている。このため、リブ2c,2dは筒体部2eと一
体的に形成されているが、その他の構成は図1に示す実
施例と同様である。
【0016】而して、本実施例においては、図4に示す
ように節度子3の一方の端部3aが節度面1dに押接さ
れており、操作ノブ2の操作に応じて節度感が付与され
る。そして、節度子3の他方の端部3bが筒体部2eの
内部底面に当接して節度子3の摺動が阻止されると、操
作ノブ2をそれ以上同方向に操作できなくなる。
【0017】
【考案の効果】本考案は前述のように構成されているの
で以下に記載する効果を奏する。即ち、本考案のスイッ
チ装置によれば、接点機構の構成に左右されることな
く、前述の節度子を有する節度機構を、操作ノブの作動
を規制するストッパとして機能させることができるの
で、操作ノブがハウジング等に当接して不快な操作音を
発するといったことは生じず、良好な操作性を確保する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係るスイッチ装置の断面図
である。
【図2】本考案の一実施例に係るスイッチ装置の操作ノ
ブを押圧した状態を示す断面図である。
【図3】本考案の一実施例に係るスイッチ装置の正面図
である。
【図4】本考案の他の実施例に係るスイッチ装置の断面
図である。
【符号の説明】
1 ハウジング 2 操作ノブ 2b 節度面 2c,2d リブ 3 節度子 3s スプリング 4,5 リテーナ 6 基板 10 接点機構 20 接点機構

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 接点機構を固定するハウジングと、該ハ
    ウジングに回動自在に支持する操作ノブを備え、該操作
    ノブの操作に応じて前記接点機構を駆動するスイッチ装
    置において、前記ハウジングあるいは前記操作ノブの一
    方に形成した節度面に一端部が摺接すると共に、前記ハ
    ウジングあるいは前記操作ノブの他方に移動可能に支持
    する節度子と、該節度子を前記節度面方向に付勢する付
    勢手段を有し、前記操作ノブが前記ハウジングに当接す
    る前に前記節度子の他端部が前記ハウジングあるいは前
    記ノブの他方に当接するように配置すると共に、前記節
    度子の他端部が前記ハウジングあるいは前記操作ノブの
    他方に当接したとき前記節度子の移動を阻止し、前記操
    作ノブの作動を規制するように配置した節度機構を具備
    したことを特徴とするスイッチ装置。
JP1991099681U 1991-11-07 1991-11-07 スイッチ装置 Expired - Lifetime JP2502685Y2 (ja)

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JPH0543442U JPH0543442U (ja) 1993-06-11
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JPH10162692A (ja) * 1996-11-26 1998-06-19 Niles Parts Co Ltd スイッチ装置のノブ構造

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03236124A (ja) * 1990-02-14 1991-10-22 Yazaki Corp ラバースイッチ

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JPH03236124A (ja) * 1990-02-14 1991-10-22 Yazaki Corp ラバースイッチ

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