JP2542376Y2 - スイッチ装置 - Google Patents

スイッチ装置

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JP2542376Y2
JP2542376Y2 JP10859791U JP10859791U JP2542376Y2 JP 2542376 Y2 JP2542376 Y2 JP 2542376Y2 JP 10859791 U JP10859791 U JP 10859791U JP 10859791 U JP10859791 U JP 10859791U JP 2542376 Y2 JP2542376 Y2 JP 2542376Y2
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contact
operation knob
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rubber
housing
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JP10859791U
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広幸 森
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Kojima Industries Corp
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、操作ノブの操作に応じ
てラバーコンタクトを駆動してスイッチング作動を行な
うスイッチ装置に関し、特に操作ノブの作動を規制する
手段を備えたスイッチ装置に係る。
【0002】
【従来の技術】操作ノブの操作に応じてラバーコンタク
トを駆動してスイッチング作動を行なうスイッチ装置は
種々の分野において活用されている。例えば実開平1−
106039号公報には、自動車のパワーウインドウモ
ータ制御用として、ラバーコンタクトを備えたスイッチ
装置が記載されている。その他、実開昭62−1421
29号、実開昭63−60234号等の公報にもラバー
コンタクトを備えたスイッチ装置が記載されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】上記公報に記載のラバ
ーコンタクトを備えたスイッチ装置においては、何れも
構成部品の公差等によりラバーコンタクトのストローク
にバラツキが生じ、接点間の接触圧不足による接触不良
や、過大な接触圧によるラバーコンタクトの破損等を惹
起するおそれがある。また、操作ノブの下部がハウジン
グに直接当接したときに操作ノブの作動が停止するよう
に構成した場合には、操作ノブがハウジングに当接する
度に高音の操作音を発し不快感を与えることになる。
【0004】そこで、本考案はラバーコンタクトのスト
ロークを一定にすると共に、不快な操作音を発しないよ
うに、操作ノブの作動を規制し得るスイッチ装置を提供
することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本考案は、ハウジングと、該ハウジングに移動可能
に支持する操作ノブと、該操作ノブの移動方向に配設し
固定接点を有する基板と、該基板上に配設し前記固定接
点と対向する可動接点を有するラバーコンタクトを備
え、前記操作ノブの操作に応じて前記可動接点が前記固
定接点に当接する方向に前記ラバーコンタクトを駆動す
るスイッチ装置において、前記可動接点が前記固定接点
に当接したとき前記操作ノブの作動を規制する係止部材
を前記ラバーコンタクトに設けることとしたものであ
る。
【0006】また、本考案は、ハウジングと、該ハウジ
ングに移動可能に支持する操作ノブと、該操作ノブの移
動方向に配設し固定接点を有する基板と、該基板上に配
設し前記固定接点と対向する可動接点を有するラバーコ
ンタクトと、前記ハウジングに摺動自在に支持し前記操
作ノブの操作に応じて前記可動接点が前記固定接点に当
接する方向に前記ラバーコンタクトを駆動する可動部材
とを備えたスイッチ装置において、前記可動接点が前記
固定接点に当接したとき前記可動部材の移動を阻止し、
前記操作ノブの作動を規制する係止部材を前記ラバーコ
ンタクトに設けることとするとよい。
【0007】
【作用】上記の構成になるスイッチ装置において、操作
ノブを操作すると、これに応じてラバーコンタクトが駆
動される。そして、ラバーコンタクトの可動接点が基板
の固定接点に当接しオン状態となると、ラバーコンタク
トに設けられた係止部によって操作ノブの作動が規制さ
れる。即ち、操作ノブをそれ以上同方向に操作すること
ができなくなる。
【0008】
【実施例】以下、本考案のスイッチ装置の実施例を図面
を参照して説明する。図1乃至図3は本考案の一実施例
に係るスイッチ装置を示すもので、操作ノブ2の押下
(プッシュ)及び引上(プルアップ)操作により夫々ス
イッチ作動を行ない得るように構成されており、例えば
自動車のパワーウインドウスイッチに適用される。
【0009】上記プッシュ・プルアップ型の操作ノブ2
は、図3に示すようにピン2sによってハウジング1に
揺動自在に支持されている。即ち、操作ノブ2の把持部
2aを上下動することによってピン2sを中心に時計回
転方向及び反時計回転方向に回動し得るように支持され
ている。操作ノブ2は図1に示すように中空で、内側略
中央の底面(図1では上面)に節度面2bが形成されて
おり、操作ノブ2の両回転方向にリブ2c,2dが延出
形成されている。
【0010】ハウジング1は例えば筐体で、これにプリ
ント配線基板6(以下、単に基板6という)が取り付け
られ、この基板6上にラバーコンタクト7が配設されて
いる。ラバーコンタクト7には、接点部7aと、これを
覆うスカート部7bが一体的に形成されており、接点部
7aの先端面に可動接点11が形成されている。一方、
基板6上には可動接点11と対向する固定接点12が設
けられており、従ってこれらにより対向接点方式の接点
機構10が構成されている。同様に、接点機構20が構
成され、操作ノブ2の両回転方向に夫々接点機構10,
20が配設されている。
【0011】ハウジング1の上部には操作ノブ2と共に
節度機構が構成されている。即ち、ハウジング1に筒体
部1aが一体的に形成されており、その中空部に有底筒
体形状の節度子3が摺動自在に収容されている。節度子
3の一方の端部は球面形状に形成され、他方の端部は開
口端を構成し、この開口端から中空部内に圧縮コイルス
プリング3s(以下、単にスプリング3sという)が収
容されている。これにより、スプリング3sは節度子3
の内部底面と筒体部1aの内部底面との間に介装され、
節度子3が操作ノブ2の節度面2bに押接される方向に
付勢されている。
【0012】更に、ハウジング1の上部には筒状の支持
部1b,1cが形成され、これらにリテーナ4,5が摺
動自在に支持されている。リテーナ4,5は図1に示す
ように断面略T字状の板体で、各々の軸方向端部の端面
が夫々接点機構10,20のラバーコンタクト7に当接
するように配設されている。
【0013】一方、ラバーコンタクト7には、本考案に
いう係止部材たる柱状のストッパ31,32が一体的に
突出形成されており、これらのストッパ31,32の端
面に対向するようにリテーナ4に延出部4a,4bが形
成されている。尚、本実施例では、接点機構20側につ
いてはストッパを省略したが、リテーナ5にも同様に延
出部を形成し、これに対向する位置のラバーコンタクト
7にストッパを形成することとしてもよい。
【0014】次に、上記の構成になるスイッチ装置の作
動を説明する。図1に示すように操作ノブ2が初期位置
にあるときには、ラバーコンタクト7の弾性力によって
可動接点11と固定接点12との間が一定の間隔に保持
されており、接点機構10,20は何れも開放状態にあ
る。操作ノブ2を押圧操作し操作ノブ2を図1の位置か
ら反時計回転方向に駆動すると、図2に示すようにリブ
2cによってリテーナ4が下方に駆動され、ラバーコン
タクト7の接点部7aが下方に移動して可動接点11が
固定接点12に当接し、接点機構10が閉成する。
【0015】このとき、操作ノブ2を図2のように反時
計回転方向に大きな力で駆動しても、リテーナ4を介し
て可動接点11と固定接点12が当接した後は、リテー
ナ4の延出部4a,4bが夫々ストッパ31,32に当
接するのでリテーナ4の摺動が阻止される。即ち、操作
ノブ2の作動が規制され、これ以上反時計回転方向に操
作することはできなくなる。これにより、ラバーコンタ
クト7のストロークは一定とされ、接点部7aが必要以
上に圧縮されることはなく、スカート部7bに亀裂が生
ずるおそれもない。
【0016】これに対し、操作ノブ2の把持部2aに指
を引掛けて引上操作し操作ノブ2を図1の時計回転方向
に駆動した場合には、リテーナ5を介して接点機構20
が閉成する。この場合において、リテーナ5に対しても
ラバーコンタクト7にストッパを設けることとすれば、
操作ノブ2が図1の時計回転方向に操作されたときに
も、接点機構20が閉成後は操作ノブ2をそれ以上同方
向に操作できないようにすることができる。
【0017】尚、上記操作ノブ2の両方向の作動に伴
い、節度機構の節度子3が、これに摺接する節度面2b
上をスプリング3sの付勢力に抗して移動するので、操
作ノブ2に節度感が付与される。
【0018】図4は本考案のスイッチ装置の他の実施例
を示すもので、前述の実施例においてはストッパ31,
32はラバーコンタクト7と一体の柱状に形成されてい
るのに対し、本実施例ではインサート成形により剛性大
の補強材33を内蔵することとしたものである。これに
より、前述の実施例に比しストッパ31,32の剛性が
大となり、操作ノブ2の大きな操作力にも対抗し得る。
【0019】また、図5は本発明の更に他の実施例を示
すもので、基板6に孔6aが穿設され、この孔6aを挿
通する突起1dがハウジング1に一体的に形成されてい
る。一方、ラバーコンタクト7には図5に示すように中
空部を有する有底筒体形状の膨出部7cが形成されてお
り、この膨出部7cに突起1dが挿入されてストッパ3
1,32が構成される。而して、本実施例においては、
突起1dによってストッパ31,32の剛性が大となる
というのみならず、突起1d及び孔6aにより、基板6
をハウジング1に配置する際の位置決めを容易に行なう
ことができると共に、突起1d及び膨出部7cによっ
て、ラバーコンタクト7を基板6上に配置する際の位置
決めを容易に行なうことができる。
【0020】尚、上記実施例においてはプッシュ・プル
アップ型のスイッチ装置としたが、本考案はこれに限る
ものではなくシーソ型スイッチ装置等他の形式のスイッ
チ装置にも適用可能であり、操作ノブによって直接ラバ
ーコンタクトを駆動するスイッチ装置にも適用し得る。
また、自動車のパワーウインドウスイッチ以外の種々の
用途に供し得る。
【0021】
【考案の効果】本考案は前述のように構成されているの
で以下に記載する効果を奏する。即ち、本考案のスイッ
チ装置においては基板上のラバーコンタクトに設けた係
止部材により、操作ノブの作動を規制することができる
ので、ラバーコンタクトを損なうことなく一定のストロ
ークで安定したスイッチング作動を確保することができ
る。また、操作ノブがハウジング等に当接して不快な操
作音を発するといったことは生じず、良好な操作性を確
保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係るスイッチ装置の断面図
である。
【図2】本考案の一実施例に係るスイッチ装置の操作ノ
ブを押圧した状態を示す断面図である。
【図3】本考案の一実施例に係るスイッチ装置の正面図
である。
【図4】本考案の他の実施例に係るスイッチ装置のラバ
ーコンタクト部分の断面図である。
【図5】本考案の更に他の実施例に係るスイッチ装置の
ラバーコンタクト部分の断面図である。
【符号の説明】
1 ハウジング 2 操作ノブ 2b 節度面 2c,2d リブ 3 節度子 3s スプリング 4,5 リテーナ 4a,4b 延出部 6 基板 7 ラバーコンタクト 10 接点機構 11 可動接点 12 固定接点 20 接点機構 31,32 ストッパ(係止部材)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−184725(JP,A) 特開 平2−242542(JP,A) 実開 昭62−142129(JP,U) 実開 昭62−152329(JP,U) 実開 昭63−60234(JP,U) 実開 平1−103225(JP,U) 実開 平1−106039(JP,U) 実開 平2−77829(JP,U) 実開 平4−118544(JP,U) 実開 平4−135135(JP,U) 実開 平5−2341(JP,U) 実開 平5−34633(JP,U)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハウジングと、該ハウジングに移動可能
    に支持する操作ノブと、該操作ノブの移動方向に配設し
    固定接点を有する基板と、該基板上に配設し前記固定接
    点と対向する可動接点を有するラバーコンタクトを備
    え、前記操作ノブの操作に応じて前記可動接点が前記固
    定接点に当接する方向に前記ラバーコンタクトを駆動す
    るスイッチ装置において、前記可動接点が前記固定接点
    に当接したとき前記操作ノブの作動を規制する係止部材
    を前記ラバーコンタクトに設けたことを特徴とするスイ
    ッチ装置。
JP10859791U 1991-12-05 1991-12-05 スイッチ装置 Expired - Lifetime JP2542376Y2 (ja)

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JPH0548144U JPH0548144U (ja) 1993-06-25
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US8138432B2 (en) * 2008-03-13 2012-03-20 Omron Dualtec Automotive Electronics Inc. Electrical switch assembly
JP5155199B2 (ja) * 2009-01-06 2013-02-27 アルプス電気株式会社 車載用スイッチ装置

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JPH0548144U (ja) 1993-06-25

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